JP2592497Y2 - 菓子収納容器 - Google Patents
菓子収納容器Info
- Publication number
- JP2592497Y2 JP2592497Y2 JP1993067613U JP6761393U JP2592497Y2 JP 2592497 Y2 JP2592497 Y2 JP 2592497Y2 JP 1993067613 U JP1993067613 U JP 1993067613U JP 6761393 U JP6761393 U JP 6761393U JP 2592497 Y2 JP2592497 Y2 JP 2592497Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- contents
- container
- cut grooves
- storage container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は菓子収納容器に関し、詳
しくは、プリン等のゲル状物質を主成分とする菓子,或
いはアイスクリーム等の冷菓を収納するのに好適な菓子
収納容器に関する。
しくは、プリン等のゲル状物質を主成分とする菓子,或
いはアイスクリーム等の冷菓を収納するのに好適な菓子
収納容器に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】プリン等の菓子を収納
する容器として、内容物を収納したカップ状の容器体上
端開口を、その周縁部に周縁部を剥離可能に固着させた
シート状蓋板により被覆し、また、容器体底壁に棒状の
突出部を破断可能に突設したものが知られている。
する容器として、内容物を収納したカップ状の容器体上
端開口を、その周縁部に周縁部を剥離可能に固着させた
シート状蓋板により被覆し、また、容器体底壁に棒状の
突出部を破断可能に突設したものが知られている。
【0003】これ等容器は、例えば、使用時に上記突出
部を破断除去することにより底壁に小孔をあけ、外気吸
入を可能として内容物の容器体からの離壁性を良くし、
次いで蓋板を剥がした後内容物を皿等に移して食する如
く構成したものである。
部を破断除去することにより底壁に小孔をあけ、外気吸
入を可能として内容物の容器体からの離壁性を良くし、
次いで蓋板を剥がした後内容物を皿等に移して食する如
く構成したものである。
【0004】上記容器は、棒状の突出部を除去する際
に、それが良好に除去できず底壁に小孔が開孔しない場
合があり、その結果、内容物の皿等への移替えが困難と
なる場合があった。
に、それが良好に除去できず底壁に小孔が開孔しない場
合があり、その結果、内容物の皿等への移替えが困難と
なる場合があった。
【0005】また、シール材を剥がして内容物を容器体
に収納したまま食することも出来るが、その場合には内
容物は容器体内に収納され、全体形状,色,艶等を直視
出来ないため、視覚的満足感を失われることとなるもの
である。
に収納したまま食することも出来るが、その場合には内
容物は容器体内に収納され、全体形状,色,艶等を直視
出来ないため、視覚的満足感を失われることとなるもの
である。
【0006】本考案は上記した点に鑑みなされたもの
で、内容物の取出しを確実,容易に行えるとともに、別
途皿を用意する必要もなく、しかも、内容物の全体形
状,色,艶等を楽しみながら食することの出来る優れた
容器を提案するものである。
で、内容物の取出しを確実,容易に行えるとともに、別
途皿を用意する必要もなく、しかも、内容物の全体形
状,色,艶等を楽しみながら食することの出来る優れた
容器を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案容器は上記課題を
解決するため、底板5上面周縁部より環状の係合突条6
を立設してなる底蓋2と、上記係合突条6外周に下端縁
を密嵌させた周壁7上端縁より頂壁8を延設するととも
に、両側に一対の切り溝10,10を穿設し、且つ、各切り
溝上端間に設けた薄肉ヒンジ11を中心に上方への拡開が
可能に構成させた容器体3と、上記各切り溝10を被覆し
て容器体3外面に剥離可能に固着させたシール材4とか
ら構成した。
解決するため、底板5上面周縁部より環状の係合突条6
を立設してなる底蓋2と、上記係合突条6外周に下端縁
を密嵌させた周壁7上端縁より頂壁8を延設するととも
に、両側に一対の切り溝10,10を穿設し、且つ、各切り
溝上端間に設けた薄肉ヒンジ11を中心に上方への拡開が
可能に構成させた容器体3と、上記各切り溝10を被覆し
て容器体3外面に剥離可能に固着させたシール材4とか
ら構成した。
【0008】
【作用】内容物を食する場合には、先ずシール材4を剥
がした後、容器体3の薄肉ヒンジ11両側を掴んでヒンジ
11を中心に上方へ広げる如く持ち上げれば、確実,容易
に容器体3を取り除くことが出来、また、底蓋2はその
まま皿となるため、別途皿を用意することなく食するこ
とが出来、しかも内容物の形状,色,艶等を楽しみなが
ら食することが出来る。
がした後、容器体3の薄肉ヒンジ11両側を掴んでヒンジ
11を中心に上方へ広げる如く持ち上げれば、確実,容易
に容器体3を取り除くことが出来、また、底蓋2はその
まま皿となるため、別途皿を用意することなく食するこ
とが出来、しかも内容物の形状,色,艶等を楽しみなが
ら食することが出来る。
【0009】また、内容物を食べ終わった後は、そのま
ま廃棄すれば良い為、皿を洗う手間等を省ける。
ま廃棄すれば良い為、皿を洗う手間等を省ける。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0011】図1乃至図3は本考案の一実施例を示すも
ので、図中1は菓子収納容器を示す。該容器1は、底蓋
2と、容器体3と、シール材4から構成している。
ので、図中1は菓子収納容器を示す。該容器1は、底蓋
2と、容器体3と、シール材4から構成している。
【0012】底蓋2は合成樹脂等により形成され、円板
状の底板5上面周縁部より短円筒状の係合突条6を立設
して構成している。
状の底板5上面周縁部より短円筒状の係合突条6を立設
して構成している。
【0013】容器体3は合成樹脂等により形成され、上
記係合突条6外周に密嵌可能な大きさの下端縁を有する
円筒状の周壁7上端縁より半球面板状の頂壁8を延設し
た下面開放の中空半球状をなし、周壁7下端縁からは外
方へフランジ9を延設している。また、中央を左右に横
断する部分の両側に各々切り溝10,10を穿設し、各切り
溝上端間を薄肉ヒンジ11で連結して、該ヒンジ11を中心
として前後上方へ拡開可能に構成している。
記係合突条6外周に密嵌可能な大きさの下端縁を有する
円筒状の周壁7上端縁より半球面板状の頂壁8を延設し
た下面開放の中空半球状をなし、周壁7下端縁からは外
方へフランジ9を延設している。また、中央を左右に横
断する部分の両側に各々切り溝10,10を穿設し、各切り
溝上端間を薄肉ヒンジ11で連結して、該ヒンジ11を中心
として前後上方へ拡開可能に構成している。
【0014】尚、容器体3の形状は上記中空半球状のも
のに限られず、両側切り溝上端の薄肉ヒンジを中心とし
て上方へ拡開可能な形状であればどの様な形状も採用出
来る。また、その際は必要に応じて底蓋の底板,係合突
条の形状も変更する。
のに限られず、両側切り溝上端の薄肉ヒンジを中心とし
て上方へ拡開可能な形状であればどの様な形状も採用出
来る。また、その際は必要に応じて底蓋の底板,係合突
条の形状も変更する。
【0015】シール材4は合成樹脂等より形成されたシ
ート状のもので、粘着材による貼着等の公知の固着方法
により上記各切り溝10を被覆して容器体外面に剥離可能
に固着させている。また、その少なくとも一端部を容器
体の上記フランジ9より外方へ突出させてより容易な剥
離を可能としている。
ート状のもので、粘着材による貼着等の公知の固着方法
により上記各切り溝10を被覆して容器体外面に剥離可能
に固着させている。また、その少なくとも一端部を容器
体の上記フランジ9より外方へ突出させてより容易な剥
離を可能としている。
【0016】上記の如き容器1に内容物12を収納する場
合は、例えば、シール材4の固着された倒立状態の容器
体3内に液状内容物を充填した後、底蓋2を密嵌させ、
しかる後内容物を固化することにより行われる。
合は、例えば、シール材4の固着された倒立状態の容器
体3内に液状内容物を充填した後、底蓋2を密嵌させ、
しかる後内容物を固化することにより行われる。
【0017】
【考案の効果】以上説明した如く本考案容器は、既述構
成としたことにより、シール材を剥がしてヒンジ部を中
心として容器体を拡開させれば内容物を型通りの形状で
底蓋上に露出することが出来、確実,容易に開封するこ
とが出来る。
成としたことにより、シール材を剥がしてヒンジ部を中
心として容器体を拡開させれば内容物を型通りの形状で
底蓋上に露出することが出来、確実,容易に開封するこ
とが出来る。
【0018】また、開封後は底蓋をそのまま皿として使
用することができるため、内容物の形状,色,艶等を楽
しみながら食することができ,内容物を食べ終わった後
にはそのまま廃棄すれば良く、皿を洗う手間等を省くこ
とが出来る。
用することができるため、内容物の形状,色,艶等を楽
しみながら食することができ,内容物を食べ終わった後
にはそのまま廃棄すれば良く、皿を洗う手間等を省くこ
とが出来る。
【0019】また、各切り溝上端間の薄肉ヒンジを中心
とする拡開により容器体を底蓋より取り除くことが出来
る如く構成したため、上方に容器を抜き出すことにより
取り外す如く構成した従来品と比較して、内容物を変化
に富んだ様々な形状としてもそれを崩すことなく容器体
を取り外せるという利点もある。
とする拡開により容器体を底蓋より取り除くことが出来
る如く構成したため、上方に容器を抜き出すことにより
取り外す如く構成した従来品と比較して、内容物を変化
に富んだ様々な形状としてもそれを崩すことなく容器体
を取り外せるという利点もある。
【図1】 本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】 同実施例のシール材を剥がしかけた状態の斜
視図である。
視図である。
【図3】 同実施例の容器体を取り外す状態の斜視図で
ある。
ある。
2…底蓋,3…容器体,4…シール材,5…底板,6…
係合突条,7…周壁,8…頂壁,10…切り溝,11…薄肉
ヒンジ
係合突条,7…周壁,8…頂壁,10…切り溝,11…薄肉
ヒンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 85/72 B65D 85/78
Claims (1)
- 【請求項1】 底板5上面周縁部より環状の係合突条6
を立設してなる底蓋2と、上記係合突条6外周に下端縁
を密嵌させた周壁7上端縁より頂壁8を延設するととも
に、両側に一対の切り溝10,10を穿設し、且つ、各切り
溝上端間に設けた薄肉ヒンジ11を中心に上方への拡開が
可能に構成させた容器体3と、上記各切り溝10を被覆し
て容器体3外面に剥離可能に固着させたシール材4とか
らなることを特徴とする菓子収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993067613U JP2592497Y2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 菓子収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993067613U JP2592497Y2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 菓子収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731684U JPH0731684U (ja) | 1995-06-13 |
JP2592497Y2 true JP2592497Y2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=13349988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993067613U Expired - Fee Related JP2592497Y2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 菓子収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592497Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4173450B2 (ja) * | 2004-01-30 | 2008-10-29 | 株式会社吉野工業所 | ゲル状物等収納容器 |
JP4501113B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2010-07-14 | 有限会社ボンパルク | 容器入り食品 |
KR102010231B1 (ko) * | 2018-10-02 | 2019-08-13 | 채정한 | 수평형 일회용 플라스틱 필름 몰드를 내포장재로 이용한 아이스크림 포장재 |
JP6860646B1 (ja) * | 2019-12-23 | 2021-04-21 | 株式会社プリムヴェール | ケーキ体の梱包体 |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP1993067613U patent/JP2592497Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0731684U (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |