JPH04103496U - 寿司用の海苔 - Google Patents

寿司用の海苔

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Publication number
JPH04103496U
JPH04103496U JP1991013745U JP1374591U JPH04103496U JP H04103496 U JPH04103496 U JP H04103496U JP 1991013745 U JP1991013745 U JP 1991013745U JP 1374591 U JP1374591 U JP 1374591U JP H04103496 U JPH04103496 U JP H04103496U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seaweed
food
sushi
food storage
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP1991013745U
Other languages
English (en)
Inventor
井 勝 村
Original Assignee
株式会社村井
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社村井 filed Critical 株式会社村井
Priority to JP1991013745U priority Critical patent/JPH04103496U/ja
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  • Edible Seaweed (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 食物を収納した海苔本体を巻かずに食べるこ
とができるとともに、食物の収納時にその許容量を判断
できる寿司の海苔を提供する。また、形態保持力に優
れ、不要部の存在しない寿司の海苔を提供する。 【構成】 食物収納部3と、食物収納部3に通じる食物
挿入口2とを有する内部中空の海苔本体1を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、海苔本体に米や具を巻き込んで食べる寿司用の海苔に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3(A)は従来のこの種の海苔を示している。平面状の海苔本体100は方 形に成形されている。使用者は海苔本体100の上面101に図示しない食物( 米や具)を載せるとともに、図3(B)のように海苔本体100を巻いて寿司を 完成させてから食べる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来例には次のような問題があった。
【0004】 食物を収納した海苔本体100をいちいち手で巻かなければならない。そ のため、実際に食べるまでに多大の手間と時間がかかるし、子供や老人など不器 用な者には適切に巻けないという問題があった。
【0005】 実際に食物を載せて海苔本体100を巻いてみないと食物の収納許容量は 判断できないため、食物が多過ぎると海苔本体100を巻くことができなくなっ てしまう。この場合には、食物の量を減らしてから再度海苔本体100を巻き直 さなければならず、作業性が悪い。
【0006】 海苔本体100は辺103同志の重ね合せ部105部を手で押さえている だけであるため、形態保持力が弱い。その結果、手巻き寿司102を噛みちぎる 際の圧力で海苔本体100が外側に押し広げられて辺103同志に隙間が生じ、 その隙間(特に頂点104側)から食物が海苔本体100の外部にこぼれてしま う。
【0007】 食物の収納に無関係な三角状の不要部106が存在するため、材料が余分 に必要となりコスト高を招く。
【0008】 この考案は上記問題を解決するためのもので、食物を収納した海苔本体を巻か ずに食べることができるとともに、食物の収納時にその収納許容量を判断できる 寿司の海苔を提供することを目的としている。また、形態保持力に優れ、不要部 の存在しない寿司の海苔を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためこの考案は、食物収納部と、食物収納部に通じる食物 挿入口とを有する内部中空の海苔本体を形成したことを特徴とする。
【0010】
【作 用】
上記構成に基くこの考案の作用は、食物を食物挿入口を介して食物収納部に収 納するだけで寿司が完成する。また、食物の収納動作中にその収納許容量を判断 できる。更に、海苔本体は予め内部中空に形成されているから、形態保持力に優 れているとともに、食物の収納に無関係な不要部は存在しない。
【0011】
【実施例】
次に、図1,図2に基いて本考案を説明する。図1(A)は本考案の寿司の海 苔を示しており、海苔本体1は概略内部中空の円錐型をなしており、底面側に設 けた食物挿入口2と、食物収納部3とを有する。
【0012】 この海苔本体1は次のようにして成形した。まず、図1(B)に示すような扇 形の海苔片4を用意する。この海苔片4は図2(A)のように、平面形状が扇形 のすき型5内に、佃煮状の海苔を流し込んで乾燥(自然,強制)させて成形して もよいし、図2(B)のように平面形状が円形のすき型6内に佃煮状の海苔を流 し込んで乾燥させて図2(C)の円形の海苔片7を得、この海苔片7を扇形に切 断して海苔片4としてもよい。ここで、すき型5,6の外壁8,9は木材や樹脂 などの素材により構成されており、その底部10,11は通水性(海苔は通さな い)の布,簾等の素材により構成してある。また、図2(D)のように、方形の 海苔片12を切断して扇形の海苔片4を形成してもよい。この際、切断した残骸 片13は再利用すれば無駄にはならない。
【0013】 以上のようにして形成した海苔片4を、図1(B)の矢印のように丸めて図1 (A)のようにメガホン状にするとともに、その二辺14同志を澱粉糊等の食用 接着剤で接着すれば海苔本体1が完成する。
【0014】 次に、上記の海苔本体1により寿司を作る方法を説明する。
【0015】 まず、図1(A)のように海苔本体1をその食物挿入口2が上になるようにし て手で持つとともに、米,具などの食物を食物挿入口2を介して食物収納部3内 に収納するだけで寿司が完成し、即座に食べることができる。従って、海苔を巻 く動作と時間を省略できるし、不器用な子供や老人でも簡単に寿司を作ることが できる。また、予め形成されている食物収納部3に食物を詰め込むのであるから 、収納動作中にその収納許容量を判断できる。従って、食物の詰め込み過ぎが発 生することはない。更に、海苔本体1は予め二辺14を食用接着剤で接着せして 形態保持力を確保しているから、歯で噛みちぎった際の圧力で食物が外部にこぼ れるようなことはない。更にまた、食物挿入口2に臨む部位には不要部は存在せ ず、食物収納部2一杯に食物を収納できる。従って、コストの上昇を抑制できる 。
【0016】 なお、図示実施例では中空円錐形の海苔本体を示しているが、中空角錐形や中 空の有底円筒形状の海苔本体でもよい。
【0017】
【考案の効果】
この考案は、以上のように構成したものであるから、海苔を巻く動作と時間を 省略され、不器用な子供や老人でも簡単に寿司を作って食べることができる。ま た、食物の収納動作中にその収納許容量を判断でき、食物の詰め込み過ぎが発生 することはない。更に、海苔の形態保持力が確保されており、寿司を歯で噛みち ぎった際の圧力で食物が外部にこぼれることはない。更にまた、食物収納部一杯 に食物を収納できるから海苔に不要部は存在せず、海苔材料のコストアップが抑 制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示し、(A)は中空円錐形の
海苔本体を示す斜視図、(B)は(A)の海苔本体を形
成する前の扇形の海苔片を示す平面図。
【図2】本考案の実施例を示し、(A)は図1(B)の
海苔片を成形する扇形のすき型の斜視図、(B)は図1
(B)の扇形の海苔片にする前の円形の海苔片を成形す
るすき型の斜視図、(C)は(B)で成形した円形の海
苔片を切断して扇形の海苔片を得た平面図、(D)は方
形の海苔片を切断して扇形の海苔片を得た平面図。
【図3】(A)は従来の海苔を巻いた状態の斜視図、
(B)は(A)の海苔を巻く前の平面図。
【符号の説明】
1 海苔本体 2 食物挿入口 3 食物収納部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食物収納部と、食物収納部に通じる食物
    挿入口とを有する内部中空の海苔本体を形成したことを
    特徴とする海苔。
JP1991013745U 1991-02-19 1991-02-19 寿司用の海苔 Pending JPH04103496U (ja)

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JPH04103496U true JPH04103496U (ja) 1992-09-07

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Cited By (2)

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US20220002047A1 (en) * 2018-11-16 2022-01-06 Cj Cheiljedang Corporation Cone-shaped edible container
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970617