JPH0344698Y2 - - Google Patents

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JPH0344698Y2
JPH0344698Y2 JP13187186U JP13187186U JPH0344698Y2 JP H0344698 Y2 JPH0344698 Y2 JP H0344698Y2 JP 13187186 U JP13187186 U JP 13187186U JP 13187186 U JP13187186 U JP 13187186U JP H0344698 Y2 JPH0344698 Y2 JP H0344698Y2
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sheet
heat
absorbent sheet
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、シート袋状の包装体またはカツプ状
の包装体であつて、例えば食品等の比較的少量の
液体あるいは粘性体を充填した型の包装体に関す
るものである。
(考案の背景) 一般に食品等特に生鮮食料品を除く食品等の販
売形態は、商品を適当な包装材料により包装して
行なわれるのが普通である。
このような包装が施された包装体は、充填物の
使用時に包装を開封して中味を取出すようにして
取扱われる。
ところで、このような包装体にあつては中味を
取出す際に開封した袋から液体等を絞り出すよう
にするのが普通であり、該絞り出しの液体が手等
にしばしば付着することがある。このような手に
付着した液体等は場合によつては衣服、テーブル
クロス等を汚す虞れがある。
特にこのような問題は、所謂即席食品に対して
添付されている調味液,油等を開封する際にしば
しば見られ、あるいは食卓上で開封するような際
に特に問題となることが多い他、子供にあつては
上記付着した液等を衣服で拭い取る等の行為を行
なうことがあるなどのために問題となつていた。
このような問題を招く代表的な包装体として
は、例えば一回分あるいは一人用として小分け包
装された即席食品(ラーメン,みそ汁等)の調味
液包装体等、又コーヒー等に使用されているカツ
プミルク包装体、牛乳のパツク等々を挙げること
ができる。
(考案の目的) 本考案は、以上の従来に問題となつていた難を
解消するためになされたものであり、その目的
は、上記した包装体の開封時における液体等の付
着を拭い取るのに都合のよいように工夫された包
装体を提供するところにある。
(考案の概要) 而して、かかる目的の実現のためになされた本
考案よりなる吸水性シート付き包装体の特徴は、
液体又は粘性体を充填包装したシート袋状あるい
はカツプ状の少量充填型の包装体において、該包
装体の外表面の一部に吸水性シートを取着させた
構成をなすところにある。
前記構成において、吸水性シートを取着する包
装体は、その形状,構造については特に限定され
るものではないが、一般的には、シート状,カツ
プ状等のものが対象とされる。シート状包装体と
しては、例えば2方又は3方を熱シールした調味
液等の一回分あるいは一人用小分け包装体が代表
的に例示され、カツプ状包装体としてはコーヒー
用のミルクカツプが代表的に例示されるが、特に
これらに限定されるものではない。
吸水性シートとしては、包装体内容物との関係
において該内容物の吸水に適当な性質を有する材
質のシートが選択して使用されるが、一般的には
例えばコツトン不織布、レイヨン不織布、バルブ
不織布、プラステイツク不織布、混紡不織布、そ
の他エンボス不織布等のシート材料が例示され
る。
吸水性シートの形状及び包装体への取着の態様
は特に限定されるものではないが、一般的には数
cm四方程度の正方形あるいは長方形の吸水性シー
トを、接着剤を用いて包装体の表面に貼着する、
あるいは熱シール面を利用して貼着する等の方法
が好ましく採用される。特に包装体を構成するシ
ート材料が内表面に熱シール性を有するもの(例
えば一般的に使用されているナイロンを主体とし
たラミネートフイルム(例えばナイロン/ポリエ
チンの積層フイルム,ナイロン/アルミ箔/ポバ
ール/ポリエチレンの積層フイルム),ポリエス
テルを主体としたラミネートフイルム(例えばポ
リエスル/アルミ箔/ポバール/ポリエチレン/
EVAの積層フイルム)ポリプロピレを主体とし
たラミネートフイルム(例えばポリプロピレン/
ポバール/EVAの積層フイルム)等の包装シー
ト材料)である時は、これを前記吸水性シートの
取着に利用することが好ましい実施態様となる。
これによつて、包装体製造時の工程に前記吸水性
シートの貼着を組込むことも可能となるという実
用上好ましい効果が得られ、低コストな製造が実
現できるからである。このような熱シール面の利
用は、通常包装体の外表面に露出しない該熱シー
ル面を露出させることによつて与えられる。
(考案の実施例) 以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
第1図は本考案よりなる包装体の一実施例を示
した図であり、図において1はシート袋状包装体
を示し、これは基本的には公知の方法を用いて3
方熱シールされた袋形状の包装体として形成され
る。
そして本例の特徴は、両端の熱シール部2,2
に対し、側端の熱シール部3は二枚重ねとなる熱
シール部の片側一枚の包装材シートを延出させ、
通常包装体の内面側となる熱シール面4を外面に
露出させるようにしているところにある。このよ
うな露出された熱シール面4に所定の吸水性シー
ト5を加熱圧着させることで貼着せしめ、第1図
bに示した吸水性シート付きの包装体が製造され
る。
第2図は上記構成の包装体の側端熱シール部3
および吸水性シート5の断面を示している。
このような構成の吸水性シートを有する包装体
によれば、前述した包装体開封時の内容物の手等
への付着に対し、簡易な拭い取り用のシートとし
て該吸水性シートを使用することができるという
実用的な効果を得ることができる。
第3図は前記実施例の熱シール面の利用の仕方
を変更した他の実施例を示したものであり、また
熱シール面を利用する他、接着剤を使用して吸水
性シートを貼着するものであつてもよいことは言
うまでもない。
第4図は吸水性シートの包装体に対する取着位
置の他の態様を示した図である。
第5図は本考案の他の実施例を示した図であ
り、この例においては、前記第1図の片側のみ延
出して熱シール面を露出させるようにした構成に
対し、熱シール部3の外側に非熱シール部7を形
成し、しかもこの一方の延出部に熱シール面を露
出させるための開口8を形成させたという特徴を
もつている。この例においても第1図の場合と略
同様の効果が得られる。
第6図はカツプ状包装体9、第7図は牛乳パツ
クに吸水性シート10をその上面の全面又は一部
に貼着させた場合の実施例を夫々示している。
これらの例においても上記実施例と同様の効果
が得られる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案よりなる吸水性シー
ト付きの包装体においては、包装体の開封時にお
いて、手あるいは周辺等に液体が付着することが
あつても、これを拭い取るのに都合のよいように
吸水性が該包装体に取着されているため、周囲の
汚れ防止、ベタ付き感の解消等に優れた効果を発
揮し、その実用上の効果は極めて大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
図面第1図a,bは本考案よりなる吸水性シー
ト付き包装体の構成概要一例を示す図であり、a
は吸水性シート取着前の状態を示す図、bは吸水
性シート取着前の状態を示す図である。第2図
a,bは包装体の吸水性シート取着部の断面を示
した図であり、aは第1図aの対応し、bは第1
図bに対応する図である。 第3図はa〜cは熱シール面の他の利用態様を
示した図、第4図a〜fは吸水性シートの他の取
着態様を示した図、第5図は対向する包装材シー
トの重ね合い部の熱シール面外側に非熱シール帯
を形成させ、対向一方の包装材シートには熱シー
ル面を露出させるための開口を穿設形成させた状
態を示している図、第6図a,bはカツプ状包装
体に吸水性シートを取着した実施例を示した図、
第7図は牛乳パツクに吸水性シートを取着した実
施例を示す図である。 1:シート袋状包装体、2:両端熱シール部、
3:側端熱シール部、4:露出熱シール面、5:
吸水性シート、6:熱シール部、7:非熱シール
部、8:開口、9:カツプ状包装体、10:吸水
性シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液体又は粘性体を充填包装したシート袋状あ
    るいはカツプ状の少量充填型の包装体におい
    て、該包装体の外表面の一部に吸水性シートを
    取着させたことを特徴とする吸水性シート付き
    の包装体。 (2) シート袋状のヒートシール面を外表面に露出
    し、該露出表面に前記吸水性シートを貼着させ
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載の吸水性シート付きの包装体。 (3) 包装体の外表面に吸水性シートを接着剤を用
    いて貼着したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の吸水性シート付きの包装
    体。 (4) シート袋状の包装体が、食品あるいは調味液
    を充填したものであることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第(1)項又は第(3)項のいずれか
    に記載の吸水性シート付きの包装体。
JP13187186U 1986-08-28 1986-08-28 Expired JPH0344698Y2 (ja)

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JP13187186U JPH0344698Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Publication Number Publication Date
JPS6337577U JPS6337577U (ja) 1988-03-10
JPH0344698Y2 true JPH0344698Y2 (ja) 1991-09-19

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