JP2001031135A - 清浄タオル包装体 - Google Patents

清浄タオル包装体

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JP2001031135A
JP2001031135A JP11202963A JP20296399A JP2001031135A JP 2001031135 A JP2001031135 A JP 2001031135A JP 11202963 A JP11202963 A JP 11202963A JP 20296399 A JP20296399 A JP 20296399A JP 2001031135 A JP2001031135 A JP 2001031135A
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JP
Japan
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bag
plastic film
clean towel
superimposed
package
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Withdrawn
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JP11202963A
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English (en)
Inventor
Hisashi Sonoda
久 薗田
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SONODA KK
Nissei Kogyo KK
Original Assignee
SONODA KK
Nissei Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子レンジで簡単に加熱でき、破裂音を生じ
ないタオル包装体を提供すること。 【解決手段】 重畳する縁部で密封状態に接着したプラ
スチックフィルム製袋と、該袋の内部に収納された湿っ
た衛生タオルとよりなり、前記重畳する縁部の少なくと
も一部に、300g/cm2〜700g/cm2の接着強
度を有する弱接着部を設けたことを特徴とする電子レン
ジ加温に適した衛生タオル包装体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は清浄タオル包装体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、不織布、布等のタオルに、水
分、アルコール等で湿潤させた清浄タオルは、防菌性、
防湿性のプラスチックフィルム製袋に包装され、病院、
家庭等で、患者、老人或いは幼児等の体拭き、手拭き等
の清浄化等に使用されている。通常タオルはプラスチッ
クフィルムや不織布等で簡単に個別包装したものを複数
個まとめて防菌性、防湿性のプラスチックフィルム製袋
に収納し、或いは各タオルを個別のプラスチックフィル
ム製袋に収納し、ヒートシール等により密封したもので
ある。清浄タオルは加熱殺菌或いは滅菌し、或いは単に
加温して使用されることが多い。清浄タオルにはアルコ
ール類或いは水分を含ませることが多く、この場合、微
細孔を有するプラスチックフィルムを通してアルコール
等が漏れ出るのを防止し長期保存に耐えるようにするた
めに、アルミ箔で裏打ちしたプラスチックフィルムを包
装フィルムとして用いることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、アルミ箔で
裏打ちした包装フィルムは電子レンジで加温すると電流
がアルミニウムを通してショートして危険であるので、
スチーム、沸騰水等により加熱又は加温することが行わ
れている。しかし、この方法を使用すると時間がかかり
看護婦やその他の使用者に面倒を掛けることになる。一
方、アルミ箔を有しないプラスチックフィルム製袋にヒ
ートシールにより気密密封したしたタオル包装体を電子
レンジに掛けると、急激な加熱のためにタオルにしませ
たアルコール等が気化して袋を膨張させ、大きな破裂音
を伴って袋を破裂させるという問題があり好ましくな
く、従来使用されていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、プラスチッ
クフィルム製袋に弱接着部を形成することにより、電子
レンジを使用した加熱において、破裂音を防止すること
ができることを見いだした。即ち、本発明は、重畳する
縁部で密封状態に接着したプラスチックフィル製袋と、
該袋の内部に収納されたアルコール又は水分等により湿
した清浄タオルとよりなり、前記重畳する縁部の少なく
とも一部に、300g/cm2〜700g/cm2の接着
強度を有する弱接着部を設けたことを特徴とする電子レ
ンジ加温に適した清浄タオル包装体により、上記の課題
を解決する。本発明の清浄タオル包装体は、電子レンジ
で加温するのに適し、通常の加温温度を超えた場合にも
破裂音が無く、煮沸釜やスチームボイラといった他の加
熱装置を使用する必要が無く、短時間で簡単に所定の加
温を行うことができ、病院、家庭等の看護者等の省力化
につながる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のタオル包装体に使用され
る清浄タオルとしては、殺菌した紙、不織布、織布、タ
オル等従来から使用されているものが使用できる。
【0006】このような清浄タオルは、加温してそのま
ま使用できるように包装前に脱脂性を有するアルコール
類(プロピルアルコール、ブチルアルコール等)とか水
で湿潤しておく必要がある。又液体は電子レンジで加温
する際に加熱媒体として作用する。
【0007】液体で湿潤したタオルはそのまま本発明の
包装フィルムで包装されても良いし、或いは本包装の前
にプラスチック等で密封しない程度に個別に簡易包装を
しても良い。それにより、包装体の外装を形成する本発
明による包装フィルムから簡易包装された個別タオルを
取り出した後にも或程度の保温と清浄状態の保持を行う
ことができる
【0008】湿潤したタオルは雑菌の繁殖を防止するた
めと、アルコールや水分の蒸発を避けるために、防菌性
で防湿性のプラスチックフィルム製袋に包装される。プ
ラスチックフィルムとしては、ヒートシール性を付与し
た積層フィルムが望ましい。例えば、ポリエステルフィ
ルム(PET等)とヒートシール性を有するポリプロピ
レンフィルム(CPP)との積層体等が適している。こ
のラミネートフィルムをヒートシール性の層を内面にし
て袋状に折り込み、重畳した縁部をその一部を残して熱
接着して袋状に形成した後、タオルを収納し、残りの重
畳した縁部を互いに熱シールして密封する。ヒートシー
ル性を付与する代わりに接着剤によりフィルムの重畳し
た縁部を接着しても良い。
【0009】図1〜2は本発明の実施例によるプラスチ
ックフィルム製袋10を示す。一枚のラミネートフィル
ムを、そのヒートシール性を有する面が内面となるよう
にして二層に折り重ね、中央部で重畳する縁部を重ねて
ヒートシールする。この部分は本発明に従って弱接着部
14とする。弱接着部については後で述べる。他の重畳
する縁部は弱接着部14の接着強度よりも高い強度の強
接着部12、13とする。湿しタオルは、最終的にシー
ルされる縁部が熱接着される前に袋部11内に1つ又は
数本装入される。なお、弱接着部は図示の箇所に限らず
任意の箇所に使用しても良いし、全てのシール部分を弱
接着部としても良い。
【0010】図3〜4は本発明の他の実施例によるプラ
スチックフィルム製袋20を示す。この例では2枚のラ
ミネートフィルムを、それらのヒートシール性を有する
面が内面となるようにして二層に重ね、3つの縁部2
2、23、24でヒートシールして強接着する。残りの
重畳する縁部は一本以上の湿潤したタオルを収容部21
に収容した後、この縁部をヒートシールして弱接着部2
5とする。なお、弱接着部は図示の箇所に限らず任意の
箇所に使用しても良いし、全てのシール部分を弱接着部
としても良い。
【0011】上記の弱接着部は、300g/cm2〜7
00g/cm2の接着強度を有するように構成する必要
がある。この下限未満であると、輸送中の振動等の原因
でシールが剥がれ、防菌作用を低下する。一方この上限
を超えると、電子レンジで包装体を加熱する際に、包装
体内部の急激に膨張する蒸気を逃すことができず、袋が
急激に破裂して破裂音を発生する問題がある。このよう
な弱接着部はプラスチックフィルムの重畳接着面を構成
するCPP等の接着層の材料の選択、別個の接着剤を使
用する場合にはその種類の選択、接着部の幅の選択等、
封着温度の調節、封着圧力の調整等を併用することによ
り実現できる。
【0012】図5は第2の実施例によるタオル包装体3
0を示し、プラスチックフィルム製袋20の内部に好ま
しくはプラスチック又は不織布等で個別に簡易包装した
タオル40を数個収納し、開口部を超音波封止器による
などして熱封着したものである。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明のタオル包装体は、
その外装を形成するプラスチックフィルム袋の重畳する
縁部に300g/cm2〜700g/cm2の接着強度を
有する弱接着部を具備しているので、電子レンジで加温
するのに適し、電子レンジによる過度の加熱による内部
液体の急激な気化にも破裂音が無く、煮沸釜やスチーム
ボイラといった他の加熱装置を使用する必要が無く、短
時間で簡単に所定の加温を行うことができ、病院、家庭
等の看護者等の省力化につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用するプラスチックフィルム製袋の
斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明で使用するプラスチックフィルム製袋の
他の例を示す斜視図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】図3のプラスチックフィルム製袋を使用した包
装体の斜視図である。
【符号の説明】
10、20 プラスチックフィルム製袋 12、13、22、23、24 封着部 14、25 弱接着部 11、21 タオル収納部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 85/18 B65D 85/18 G Fターム(参考) 3E067 AA12 AA16 AB74 AC03 AC11 BA12A BB14A BB16A BB25A CA07 CA17 EA08 EA11 FA01 FC01 GA21 GC01 3E068 AA16 AA40 AB05 AC02 AC05 BB02 BB12 CC22 CE05 EE19 EE22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重畳する縁部で密封状態に接着したプラ
    スチックフィルム製袋と、該袋の内部に収納された湿っ
    た清浄タオルとよりなり、前記重畳する縁部の少なくと
    も一部に、300g/cm2〜700g/cm2の接着強
    度を有する弱接着部を設けたことを特徴とする電子レン
    ジ加温に適した清浄タオル包装体。
  2. 【請求項2】 前記重畳する縁部は袋の内側の面同士を
    突き合わせて形成されている請求項1の包装体。
  3. 【請求項3】 前記袋は前記プラスチックフィルムを2
    つに重ねた四角形の袋であり、前記重畳する縁部は前記
    四角形の面部に形成されている請求項2の包装体。
  4. 【請求項4】 前記袋は前記プラスチックフィルムを2
    つに重ねた四角形の袋であり、前記重畳する縁部は前記
    四角形の周縁部に形成されている請求項2の包装体。
  5. 【請求項5】 プラスチックフィルムは表面に接着層を
    設けた積層フィルムである請求項1ないし4のいずれか
    の包装体。
JP11202963A 1999-07-16 1999-07-16 清浄タオル包装体 Withdrawn JP2001031135A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004008929A1 (ja) * 2002-07-18 2004-01-29 Kao Corporation 身体用清拭シート
JP2011057259A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 New Est:Kk 包装食品、及びその包装食品の製造方法
JP2019026380A (ja) * 2017-08-04 2019-02-21 株式会社いしだ屋 袋入清拭布及び包装用フィルム

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