JP3418426B2 - 電子レンジ用パウチ - Google Patents

電子レンジ用パウチ

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JP3418426B2 JP13610393A JP13610393A JP3418426B2 JP 3418426 B2 JP3418426 B2 JP 3418426B2 JP 13610393 A JP13610393 A JP 13610393A JP 13610393 A JP13610393 A JP 13610393A JP 3418426 B2 JP3418426 B2 JP 3418426B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は電子レンジ用パウチに関
し、特に、電子レンジによる高周波加熱によって袋内部
に生じる水蒸気を袋外部へ透過させる不織布を有する電
子レンジ用パウチに関する。 【0002】 【従来の技術】近年、食品加工技術および包装技術の発
達や電子レンジの普及等によって、電子レンジ用パウチ
が大量に生産され、使用されている。 【0003】ここで、電子レンジは、高周波(極超短
波)の照射によって食品に含まれる水分子等を振動さ
せ、この水分子の振動によって生じる摩擦熱で食品を加
熱するものである。この電子レンジによる高周波加熱に
伴って水蒸気が発生するが、この水蒸気によって、プラ
スチックフィルムで形成された通常の密封袋は、膨脹
し、破裂してしまう。 【0004】そこで、従来の電子レンジ用パウチにおい
ては、電子レンジの高周波加熱によって袋内部に生じる
水蒸気を袋外部へ排出するために、パウチ本体の一部を
加熱時に開封するか、パウチ本体に透孔を設けておく
か、あるいは水蒸気調節穴をあけそれを粘着シールでシ
ールし、加熱前にシールを剥がすようにするかまたは加
熱によってパウチ本体内の蒸気圧が高まると容易にシー
ル部が開くようにするか、弁が開くようにするか等して
いた。 【0005】しかし、上記電子レンジ用パウチのうち、
電子レンジにかける前にパウチ本体の一部を開封するも
のにあっては、それだけ開封するという手間がかかり、
パウチ本体に透孔を設けておくものにあっては、収納さ
れた内容物は常に外気と接触することから、保管、流通
に問題を残す。また、加熱前にシールを剥がするものに
あっては、シール部は通常一ヵ所であるため水蒸気の抜
けが不十分な場合があり、シール部の粘着剤が食品に触
れるため衛生上問題があり、シールを貼付するための特
殊な機械が必要となる。蒸気圧によってシール部が開く
ものにあっては、シールの貼付強度の調整が難しく、流
通段階において開くおそれがある。さらに、弁が開くよ
うにするものにあっては、別途弁を用意してこれを取り
付ける必要がある。 【0006】そこで、本願出願人は、電子レンジ用パウ
チとして、図11および図12に示すように、電子レン
ジの高周波加熱によって袋内部に生じる水蒸気を袋外部
へ透過させる不織布を有する電子レンジ用パウチを開発
し、実用化している(実願平3−26766号)。 【0007】図11および図12において、電子レンジ
用パウチ1は、封筒型の構造をしており、長方形のフィ
ルム2の両側縁2a,2bがやや間隔を開けて対向する
ようにフィルム2を折り重ね、この間隔を開けて対向す
るフィルムの両側縁2a,2bよりやや幅広の帯状の不
織布3を、フィルムの両側縁2a,2bの内側に配設
し、フィルム2の両側縁2a,2bと不織布3の両側縁
3a,3bをヒートシールするとともに、底面2cをヒ
ートシールして形成されている。また、電子レンジ用パ
ウチの開口部2dは冷凍食品等を収容後ヒートシールし
て密封される。 【0008】上記構成からなる従来の電子レンジ用パウ
チ1は、不織布3の部分を有しているので、電子レンジ
の高周波加熱によって袋内部に生じた水蒸気を不織布3
の部分から袋外部へ透過でき、したがって袋の膨脹によ
て袋が破裂することがない。また、不織布3は流通段階
や保存段階において細菌等を通過させない。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の不織布を有する電子レンジ用パウチは、流通段
階や保存段階において、不織布3の部分を介して袋内部
の水分が蒸発し、冷凍食品等の内容物が乾燥してしまう
という問題がある。 【0010】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
ものであり、本発明の目的は、流通段階や保存段階にお
いて、不織布部分を介して水分が蒸発することがなく、
したがって冷凍食品等の内容物が乾燥することがない電
子レンジ用パウチを提供することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る電子レンジ用パウチは、プラスチックフィ
ルムで形成された密封袋における袋の一部分を不織布で
構成してなる電子レンジ用パウチにおいて、前記パウチ
は、使用状態において前記密封袋の底面とならない位置
で、かつ前記密封袋の内面側のプラスチックフィルムに
周縁をシールされた状態で前記不織布が設けられ、当該
不織布を被覆することとなるプラスチックフィルム部位
が破断可能な構成であることにより、一体のプラスチッ
クフィルムにより形成されており、前記不織布を被覆す
ることとなるプラスチックフィルム部位が、プラスチッ
クフィルムの側縁同士が重なり合うようにイージーピー
ルシールすることによりプラスチックフィルム端面を剥
離することが可能な構成であるか、プラスチックフィル
ムの端面同士をシールするとともに該シール部分に沿う
ようにプラスチックフィルムにミシン目を設けることに
よりミシン目を引き裂いてプラスチックフィルム部位を
剥離することが可能な構成であるか、または、不織布を
プラスチックフィルムで二重に覆い該プラスチックフィ
ルムの各側縁をシールするとともに該シール部分に沿う
ようにプラスチックフィルムにミシン目を設けることに
よりミシン目を引き裂いてプラスチックフィルム部位を
剥離することが可能な構成としてある。 【0012】 【0013】 【作用】上記構成からなる第一発明に係る電子レンジ用
パウチは、不織布の外表部分をプラスチックフィルムで
被覆してあるので、流通段階や保存段階において、不織
布部分を介して水分が蒸発することがなく、したがって
冷凍食品等の内容物が乾燥することがない。また、不織
布外表部分を被覆するプラスチックフィルムは剥離可能
としてあるので、電子レンジで使用する際にプラスチッ
クフィルムを剥離し、従来同様、電子レンジの高周波加
熱によって袋内部に生じた水蒸気を不織布部分から袋外
部へ透過でき、したがって袋の膨脹によて破裂すること
がない。 【0014】また、第二発明に係る電子レンジ用パウチ
は、プラスチックフィルム内に開放可能に不織布を組込
んであるので、流通段階や保存段階において、不織布部
分を介して水分が蒸発することがなく、したがって冷凍
食品等の内容物が乾燥することがない。また、プラスチ
ックフィルム不織布開放口側を引き裂いて不織布を露出
させるようにしてあるので、電子レンジで使用する際
に、プラスチックフィルム不織布開放口側を引き裂い
て、不織布部分を外部に露出させることができ、したが
って従来同様、電子レンジの高周波加熱によって袋内部
に生じた水蒸気を不織布部分から袋外部へ透過でき、袋
の膨脹によって破裂することがない。 【0015】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。まず、第一発明に係る第一実施例について説明す
る。 【0016】図1は第一発明の電子レンジ用パウチの第
一実施例の概略を示す平面図、図2は図1のA−A線断
面図である。図1および図2に示すように、本発明の電
子レンジ用パウチ1は、袋本体をなすプラスチックフィ
ルム2、およびこのプラスチックフィルム2の接合部に
帯状に設けられた不織布3およびプラスチックフィルム
4で形成してある。 【0017】ここで、プラスチックフィルム2およびプ
ラスチックフィルム4としては、単体フィルムや多層フ
ィルムが用いられる。単体フィルムとしては、ポリエチ
レン(低密度、中密度、高密度)フィルム、線状低密度
ポリエチレンフィルム(L.L.D.P.E.)、ポリプロピレン
(延伸、無延伸)フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重
合体樹脂フィルム、エチレン−ビニルアルコ−ル共重合
体樹脂フィルム、塩化ビニリデン共重合体樹脂フィル
ム、ポリ塩化ビニルフィルム(軟質、硬質)、ポリスチ
ロールフィルム、ポリエステルフィルム、ポリアミドフ
ィルム、ポリビニルアルコールフィルム、アクリル系樹
脂フィルム、ポリカーボネートフィルム、セロハンフィ
ルム等が挙げられる。 【0018】多層フィルムとしては、PET/CPP
(無延伸ポリプロピレン),PP/CPP,Ny/CP
P等が挙げられ、より具体的には、ON15(ユニアスロ
ン:出光石油化学株社製)/LL60(SRX:大日本樹
脂株社製)等が挙げられる。 【0019】また、不織布3としては、水蒸気は透過す
るが細菌等は透過しない不織布であって、片面にヒート
シール層が形成された不織布を用いることが好ましい
が、両面ヒートシール性の不織布を用いることもでき
る。 【0020】このような不織布としては、例えば、ルク
サー(旭化成工業株社製),タイベック(デュポンジャ
パンリミテッド社製)等が挙げられる。本発明の電子レ
ンジ用パウチ1は、図1および図2に示すように、封筒
型の構造をしており、長方形のフィルム2の両側縁2
a,2bをやや間隔を開けて対向するようにフィルム2
を折り重ね、この間隔を開けて対向するフィルム2の両
側縁2a,2bよりやや幅広の帯状の不織布3を、フィ
ルムの両側縁2a,2bの内側に配設し、フィルムの両
側縁2a,2bと不織布3の両側縁3a,3bをヒート
シールしてある。なお、不織布3の幅は内容物の水蒸気
発生量に応じ適宜変更される。 【0021】また、不織布3の外側を不織布3と同程度
の幅の帯状のフィルム4で覆いフィルム4の両側縁4
a,4bをフィルム2にイージーピールシールしてあ
る。この場合、フィルム4として、フィルム4の片面に
粘着剤層を形成した粘着テープを用い、この粘着テープ
で不織布3の外表部分をシールする構成としてもよい。 【0022】さらに、底面2cをヒートシールし、冷凍
食品等を収容後開口部2dをヒートシールして密封し
て、電子レンジ用パウチを形成してある。上記構成から
なる本発明の電子レンジ用パウチ1は、電子レンジで使
用する際にプラスチックフィルム4(または粘着テープ
4)を剥離して使用される。 【0023】このように、本発明の電子レンジ用パウチ
は、不織布3の外表部分をプラスチックフィルム4で被
覆してあるので、流通段階や保存段階において、不織布
3を介して水分が蒸発することがなく、したがって冷凍
食品等の内容物が乾燥することがない。また、不織布3
の外表部分を被覆するプラスチックフィルム4は剥離可
能としてあるので、電子レンジで使用する際にプラスチ
ックフィルム4を剥離し、従来同様、電子レンジの高周
波加熱によって袋内部に生じた水蒸気を不織布3の部分
から袋外部へ透過でき、したがって袋の膨脹によって破
裂することがない。 【0024】なお、不織布は適度の気密性を有するの
で、パウチ内の蒸気圧力が高まり、内容物を蒸したよう
にふっくらと仕上げることができる。次に、第一発明の
第二実施例について説明する。 【0025】図3は第一発明に係る電子レンジ用パウチ
の第二実施例の概略を示す平面図、図4は図3のB−B
線断面図である。第二実施例に係る電子レンジ用パウチ
1は、図3および図4に示すように、封筒型の構造をし
ており、長方形のフィルム2の両側縁2a,2bがある
程度の幅で重なり合うようにフィルム2を折り重ね、帯
状の不織布3をフィルム2の内側に配設し、重ね合わさ
れたフィルムの側縁2aと不織布3の片側縁3aをヒー
トシールするとともに、不織布3の他側縁3bをフィル
ム2の内側にヒートシールしてある。この際、重ね合わ
されたフィルムの側縁2a,2b同志のヒートシール
は、イージーピールシールとすることが好ましい。ま
た、フィルムの側縁2bには引き裂き目のノッチ2eを
形成しておく。 【0026】なお、第二実施例に係る電子レンジ用パウ
チの他の構成は、上述した第一実施例と同様である。上
記構成からなる第二実施例に係る電子レンジ用パウチ
は、電子レンジで使用する際にノッチ2eを介して不織
布3を覆う部分のプラスチックフィルムを引き裂いて不
織布3の部分を露出させて使用される。したがって、上
述した第一実施例に係る電子レンジ用パウチと同様の作
用効果を奏する。 【0027】なお、プラスチックフィルム2としては、
上述した第一実施例に係るプラスチックフィルムと同様
のものを使用できるが、ノッチ2eを介して縦方向に引
き裂き容易な一軸延伸フィルムを使用することが好まし
い。一軸延伸フィルムとしては、ON15(ユニアスロ
ン:出光石油化学株社製)/LL60(SPX:大日本樹
脂株社製)等が挙げられる。 【0028】また、上記第二実施例において、不織布3
の片側縁3aは、フィルム2の両側縁2a,2bの間に
ヒートシールする構成としてもよい。この場合、不織布
3の片側縁3aとフィルム2の側縁2bとはイージーピ
ールシールとすることが好ましい。 【0029】次に、第一発明の第三実施例について説明
する。図5は第一発明に係る電子レンジ用パウチの第三
実施例の概略を示す平面図、図6は図5のC−C線断面
図である。 【0030】第三実施例に係る電子レンジ用パウチ1
は、図5および図6に示すように、封筒型の構造をして
おり、長方形のフィルム2の両側縁2a,2bが線接触
するようにフィルム2を折り重ね、帯状の不織布3をフ
ィルム2の内側に配設し、不織布3の両側縁3a,3b
をフィルム2の内側にそれぞれヒートシールするととも
に、線接触するフィルム2の側縁2a,2b同志をヒー
トシールしてある。 【0031】また、不織布3とフィルム2のヒートシー
ル部分の内側に沿ってミシン目5を形成し、電子レンジ
用パウチとしてある。なお、第三実施例に係る電子レン
ジ用パウチの他の構成は、上述した第一実施例と同様で
ある。 【0032】上記構成からなる第三実施例に係る電子レ
ンジ用パウチ1は、電子レンジで使用する際に、ミシン
目5に沿ってプラスチックフィルムを帯状に剥離し、不
織布3の部分を露出させて使用する。したがって、上述
した第一実施例に係る電子レンジ用パウチと同様の作用
効果を奏する。 【0033】次に、第一発明の第四実施例について説明
する。図7は第一発明に係る電子レンジ用パウチの第四
実施例の概略を示す平面図、図8は図7のD−D線断面
図である。 【0034】第四実施例に係る電子レンジ用パウチ1
は、図7および図8に示すように、封筒型の構造をして
おり、長方形のフィルム2の両側縁2a,2bが不織布
3と同程度の幅で重なり合うようにフィルム2を折り重
ね、帯状の不織布3を重ね合わされたフィルム2の内側
に配設し、重ね合わされたフィルム2の内側のフィルム
の内側に不織布3の両側縁3a,3bをヒートシールし
てある。 【0035】また、不織布3の両側縁3a,3bの内側
に沿って、重ね合わされた上下のフィルムにミシン目5
を形成し、電子レンジ用パウチとする。なお、第四実施
例に係る電子レンジ用パウチの他の構成は、上述した第
一実施例と同様である。 【0036】上記構成からなる第四実施例に係る電子レ
ンジ用パウチ1は、電子レンジで使用する際にミシン目
5に沿って、重ね合わされた上下のフィルムを二枚同時
に帯状に剥離して不織布3の部分を露出させて使用す
る。したがって、上述した第一実施例に係る電子レンジ
用パウチと同様の作用効果を奏する。 【0037】次に、第二発明の実施例について説明す
る。図9は第二発明に係る電子レンジ用パウチの実施例
の概略を示す平面図、図10は図9のE−E線断面図で
ある。 【0038】第二発明に係る本発明の電子レンジ用パウ
チ1は、パウチ1の側端部に二つ折りにした不織布3を
折込んだものである。第二発明に係る本発明の電子レン
ジ用パウチ1は、図9および図10に示すように、長方
形のフィルム2の接合部(パウチ1の側端部)に二つ折
りにした不織布3を組込み、不織布3の開放可能な外側
側縁3a,3bの外側面をフィルム2の内面にヒートシ
ールするとともに不織布3の側縁3a,3bの開放口の
外方に突出したフィルム2の側縁同志をヒートシールし
たものである。 【0039】なお、上記実施例に係る電子レンジ用パウ
チの他の構成は、上述した第一実施例と同様である。上
記構成からなる電子レンジ用パウチ1においては、電子
レンジで使用する際にヒートシールされたフィルム2の
両側縁2a,2bのヒートシール部分Cを引き裂くと不
織布3の部分が開いてその部分が露出される。したがっ
て、上述した第一実施例に係る電子レンジ用パウチと同
様の作用効果を奏する。 【0040】なお、本発明の電子レンジ用パウチは、上
述した実施例に限定されず、適宜変形して実施できる。
例えば、袋の片面の中央部分に不織布3が位置する必要
はなく、袋の底面部分に不織布3が位置するようにして
もよい。 【0041】また、袋のシール部分も特に限定されず、
例えば、側面シール、二方シール、三方シールとしても
よい。なお、上述した本発明の電子レンジ用パウチは、
流通段階や保存段階における密封度に優れるため、バリ
アー性が良く、したがってレトルト殺菌やボイル殺菌も
可能となる。また、常温流通やチルド流通も可能とな
る。さらに、液体を入れても漏れる心配がない。 【0042】 【発明の効果】以上に詳述したことから明らかなよう
に、本発明の電子レンジ用パウチによれば、不織布の外
表部分をプラスチックフィルムで被覆してあるので、流
通段階や保存段階において、不織布部分を介して水分が
蒸発することがない。 【0043】また、本発明の電子レンジ用パウチは、プ
ラスチックフィルム内に開放可能に不織布を組込んであ
るので、流通段階や保存段階において、不織布部分を介
して水分が蒸発することがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】第一発明に係る電子レンジ用パウチの第一実施
例を示す平面図である。 【図2】図1のA−A線断面図である。 【図3】第一発明に係る電子レンジ用パウチの第二実施
例を示す平面図である。 【図4】図3のB−B線断面図である。 【図5】第一発明に係る電子レンジ用パウチの第三実施
例を示す平面図である。 【図6】図5のC−C線断面図である。 【図7】第一発明に係る電子レンジ用パウチの第四実施
例を示す平面図である。 【図8】図7のD−D線断面図である。 【図9】第二発明に係る電子レンジ用パウチの一実施例
を示す平面図である。 【図10】図9のE−E線断面図である。 【図11】従来の電子レンジ用パウチを示す平面図であ
る。 【図12】図11のF−F線断面図である。 【符号の説明】 1…電子レンジ用パウチ 2…プラスチックフィルム 3…不織布 4…プラスチックフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−192289(JP,U) 実開 昭57−188666(JP,U) 実開 平4−115168(JP,U) 実開 平5−89273(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 81/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 プラスチックフィルムで形成された密封
    袋における袋の一部分を不織布で構成してなる電子レン
    ジ用パウチにおいて、 前記パウチは、使用状態において前記密封袋の底面とな
    らない位置で、かつ前記密封袋の内面側のプラスチック
    フィルムに周縁をシールされた状態で前記不織布が設け
    られ、当該不織布を被覆することとなるプラスチックフ
    ィルム部位が破断可能な構成であることにより、一体の
    プラスチックフィルムにより形成されており、 前記不織布を被覆することとなるプラスチックフィルム
    部位が、プラスチックフィルムの側縁同士が重なり合う
    ようにイージーピールシールすることによりプラスチッ
    クフィルム端面を剥離することが可能な構成であるか、
    プラスチックフィルムの端面同士をシールするとともに
    該シール部分に沿うようにプラスチックフィルムにミシ
    ン目を設けることによりミシン目を引き裂いてプラスチ
    ックフィルム部位を剥離することが可能な構成である
    か、または、不織布をプラスチックフィルムで二重に覆
    い該プラスチックフィルムの各側縁をシールするととも
    に該シール部分に沿うようにプラスチックフィルムにミ
    シン目を設けることによりミシン目を引き裂いてプラス
    チックフィルム部位を剥離することが可能な構成である
    ことを特徴とする電子レンジ用パウチ。
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