JPH0226834Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0226834Y2 JPH0226834Y2 JP1986144792U JP14479286U JPH0226834Y2 JP H0226834 Y2 JPH0226834 Y2 JP H0226834Y2 JP 1986144792 U JP1986144792 U JP 1986144792U JP 14479286 U JP14479286 U JP 14479286U JP H0226834 Y2 JPH0226834 Y2 JP H0226834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- nonwoven fabric
- bag
- adhesive
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、衣服、食品、果蔬菜類等の通気性や
内容物透視性等を必要とするものの包装用の袋に
関するものである。
内容物透視性等を必要とするものの包装用の袋に
関するものである。
〈従来の技術〉
近年、果菜類等の包装用袋で、特に通気性を重
要視して作られたものに、片面に透明プラスチツ
クフイルムを用い、他面に通気性、耐水性を有す
る合成樹脂不織布を用いて単に袋状にしただけの
ものがある（例えば実開昭54−67108号）。
要視して作られたものに、片面に透明プラスチツ
クフイルムを用い、他面に通気性、耐水性を有す
る合成樹脂不織布を用いて単に袋状にしただけの
ものがある（例えば実開昭54−67108号）。
〈考案が解決しようとする問題点〉
このように単に袋状にしただけと片側面を不織
布で形成した包装用袋は、内容物を入れた後の袋
の開口部の封止は従来合成樹脂フイルムだけの袋
に応用されている粘着層による封止手段（例えば
実公昭50−36007号）を採用することができず、
輪ゴムや紐等で括ることによりなされていた。そ
の理由は、不織布面に対して粘着シール層を設け
たフイルム面を押圧しても接着せず、剥がれて封
止できないからである。このために、その封止用
に括り紐等の別部材を要するという難点や、括り
紐を用いて袋の開口部寄りを括らなければならな
いという面倒な手間を要するなどの難点を有して
いた。
布で形成した包装用袋は、内容物を入れた後の袋
の開口部の封止は従来合成樹脂フイルムだけの袋
に応用されている粘着層による封止手段（例えば
実公昭50−36007号）を採用することができず、
輪ゴムや紐等で括ることによりなされていた。そ
の理由は、不織布面に対して粘着シール層を設け
たフイルム面を押圧しても接着せず、剥がれて封
止できないからである。このために、その封止用
に括り紐等の別部材を要するという難点や、括り
紐を用いて袋の開口部寄りを括らなければならな
いという面倒な手間を要するなどの難点を有して
いた。
〈問題点を解決するための手段〉
そこで本考案においては、上記従来技術の問題
点を解決するために、片面が透明フイルム１、他
面が不織布２で底縁と両側縁とを熱融着してなる
袋体の前記不織布２側における開口縁部に対して
折返し封用フイルム３を融着し、まずこの折返し
封用フイルム３の縁部付近に粘着シール層４を設
け、その粘着シール層４を覆う剥離フイルム５を
前記粘着シール層４上に付着させてなることを特
徴とする包装用袋を開発したのである。
点を解決するために、片面が透明フイルム１、他
面が不織布２で底縁と両側縁とを熱融着してなる
袋体の前記不織布２側における開口縁部に対して
折返し封用フイルム３を融着し、まずこの折返し
封用フイルム３の縁部付近に粘着シール層４を設
け、その粘着シール層４を覆う剥離フイルム５を
前記粘着シール層４上に付着させてなることを特
徴とする包装用袋を開発したのである。
本考案に用いる透明フイルム１としては、ポリ
プロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ナイ
ロン、ビニロン等の合成樹脂製フイルムが好まし
い。折返し封用フイルム３を同様である。
プロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ナイ
ロン、ビニロン等の合成樹脂製フイルムが好まし
い。折返し封用フイルム３を同様である。
不織布２としては、上記同様な合成繊維製やレ
ーヨン製で耐久性に優れ、かつ通気性良好なもの
が好ましい。また、複数材料の複合不織布とする
ことができる。
ーヨン製で耐久性に優れ、かつ通気性良好なもの
が好ましい。また、複数材料の複合不織布とする
ことができる。
粘着シール層４は両面テープ加工や酢酸ビニル
系接着剤等により形成し、剥離フイルム５として
はポリエチレン等の合成樹脂フイルムが好まし
い。
系接着剤等により形成し、剥離フイルム５として
はポリエチレン等の合成樹脂フイルムが好まし
い。
〈作用〉
上記のように、袋の片面が透明フイルム１であ
るから、この面により内容物が透視でき、他面が
不織布２であるから通気性が良い。また、粘着シ
ール層４を有する折返し封用フイルム３を不織布
２の開口縁部に延長させているから、封用フイル
ム３を袋の透明フイルム１側へ折返すことで粘着
シール層４により袋の封ができる。更に、前記粘
着シール層４には剥離フイルム５を剥離可能に接
着しているから、封止時には容易に粘着シール層
４を露出させることができ、逆に包装用として使
用しない保管や輸送時等には、袋同士の不必要な
接着を剥離フイルム５が防止する。
るから、この面により内容物が透視でき、他面が
不織布２であるから通気性が良い。また、粘着シ
ール層４を有する折返し封用フイルム３を不織布
２の開口縁部に延長させているから、封用フイル
ム３を袋の透明フイルム１側へ折返すことで粘着
シール層４により袋の封ができる。更に、前記粘
着シール層４には剥離フイルム５を剥離可能に接
着しているから、封止時には容易に粘着シール層
４を露出させることができ、逆に包装用として使
用しない保管や輸送時等には、袋同士の不必要な
接着を剥離フイルム５が防止する。
〈実施例〉
以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。
する。
第１図は本考案の包装用袋の平面図であり、第
２図は第１図中Ａ−Ａ拡大断面図であり、第３図
は同Ｂ−Ｂ拡大断面図である。第４図は第１図中
Ｃ−Ｃ断面図であり、第５図は不織布と折返し封
用フイルムとの融着部分の拡大縦断面図である。
２図は第１図中Ａ−Ａ拡大断面図であり、第３図
は同Ｂ−Ｂ拡大断面図である。第４図は第１図中
Ｃ−Ｃ断面図であり、第５図は不織布と折返し封
用フイルムとの融着部分の拡大縦断面図である。
これらの図に示すように、本考案の包装用袋の
一例は、片面が透明フイルム１、他面が不織布２
で底縁と両側縁とを熱融着してなる袋体の前記不
織布２側における開口縁部に対して折返し封用フ
イルム３を重ね融着部６（第１図参照）で全幅に
わたつて融着している。この折返し封止用フイル
ム３は第３図のように、袋体の幅と同じ幅で、袋
体の開口縁に沿つて折返して透明フイルム１の面
に充分に重なる長さで、内容物で嵩張つても封が
完全にできる大きさである。そして、折返し封用
フイルム３の袋体の開口縁から内部へ重なる部分
の両側縁は、透明フイルム１と不織布２との熱融
着の際に一緒に融着され、３重融着縁部分７（第
５図参照）を形成している。前記重ね融着部６と
この３重融着縁部分７とで折返し封用フイルム３
と袋体との一体化を完全にしている。
一例は、片面が透明フイルム１、他面が不織布２
で底縁と両側縁とを熱融着してなる袋体の前記不
織布２側における開口縁部に対して折返し封用フ
イルム３を重ね融着部６（第１図参照）で全幅に
わたつて融着している。この折返し封止用フイル
ム３は第３図のように、袋体の幅と同じ幅で、袋
体の開口縁に沿つて折返して透明フイルム１の面
に充分に重なる長さで、内容物で嵩張つても封が
完全にできる大きさである。そして、折返し封用
フイルム３の袋体の開口縁から内部へ重なる部分
の両側縁は、透明フイルム１と不織布２との熱融
着の際に一緒に融着され、３重融着縁部分７（第
５図参照）を形成している。前記重ね融着部６と
この３重融着縁部分７とで折返し封用フイルム３
と袋体との一体化を完全にしている。
折返し封用フイルム３における透明フイルム１
側の面の縁部付近には、この全幅にわたつて粘着
シール層４を設け、この粘着シール層４を保護す
るための剥離フイルム５を剥離可能に前記粘着シ
ール層４上に付着させており、内容物を入れて封
をするときに、剥離フイルム５を手で剥がして、
折返し封用フイルム３を透明フイルム１の側へ折
返すだけで、ワンタツチで封ができるのである。
側の面の縁部付近には、この全幅にわたつて粘着
シール層４を設け、この粘着シール層４を保護す
るための剥離フイルム５を剥離可能に前記粘着シ
ール層４上に付着させており、内容物を入れて封
をするときに、剥離フイルム５を手で剥がして、
折返し封用フイルム３を透明フイルム１の側へ折
返すだけで、ワンタツチで封ができるのである。
〈考案の効果〉
以上のように本考案の包装用袋は、不織布を片
側面に使用しているから、通気性がよく内容物の
保存状態を良好に維持し、また、他面の透明フイ
ルム側から内容物の状態が確認できる。更に、フ
イルムだけで製造された袋と同じように、着脱可
能なシールにより開口部の封止ができる構造であ
るから、折返し封用フイルムに設けた粘着シール
層により、ワンタツチで袋の開口部を封止できる
という有用な特徴と有する。加えて、シールによ
る封止であるから紐等により括つて封をした包装
形態より、外観上の点からみても良く、内容物で
ある製品に高級感を付与するという利点もある。
側面に使用しているから、通気性がよく内容物の
保存状態を良好に維持し、また、他面の透明フイ
ルム側から内容物の状態が確認できる。更に、フ
イルムだけで製造された袋と同じように、着脱可
能なシールにより開口部の封止ができる構造であ
るから、折返し封用フイルムに設けた粘着シール
層により、ワンタツチで袋の開口部を封止できる
という有用な特徴と有する。加えて、シールによ
る封止であるから紐等により括つて封をした包装
形態より、外観上の点からみても良く、内容物で
ある製品に高級感を付与するという利点もある。
第１図は本考案の包装用袋の平面図であり、第
２図は第１図中Ａ−Ａ拡大断面図であり、第３図
は同Ｂ−Ｂ拡大断面図である。第４図は第１図中
Ｃ−Ｃ断面図であり、第５図は不織布と折返し封
用フイルムとの融着部分の拡大縦断面図である。 １……透明フイルム、２……不織布、３……折
返し封用フイルム、４……粘着シール層、５……
剥離フイルム、６……重ね融着部。
２図は第１図中Ａ−Ａ拡大断面図であり、第３図
は同Ｂ−Ｂ拡大断面図である。第４図は第１図中
Ｃ−Ｃ断面図であり、第５図は不織布と折返し封
用フイルムとの融着部分の拡大縦断面図である。 １……透明フイルム、２……不織布、３……折
返し封用フイルム、４……粘着シール層、５……
剥離フイルム、６……重ね融着部。
Claims (1)
- 片面が透明フイルム１、他面が不織布２で底縁
と両側縁とを熱融着してなる袋体の前記不織布２
側における開口縁部に対して折返し封用フイルム
３を融着し、該折返し封用フイルム３の縁部付近
に粘着シール層４を設け、該粘着シール層４を覆
う剥離フイルム５を前記粘着シール層４上に付着
させてなることを特徴とする包装用袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986144792U JPH0226834Y2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986144792U JPH0226834Y2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6352753U JPS6352753U (ja) | 1988-04-09 |
| JPH0226834Y2 true JPH0226834Y2 (ja) | 1990-07-20 |
Family
ID=31055725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986144792U Expired JPH0226834Y2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0226834Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0619480Y2 (ja) * | 1989-09-29 | 1994-05-25 | 株式会社三景 | 収納袋 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5036007U (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-16 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5467108U (ja) * | 1977-10-20 | 1979-05-12 |
-
1986
- 1986-09-20 JP JP1986144792U patent/JPH0226834Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5036007U (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6352753U (ja) | 1988-04-09 |
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