JPH0228323A - SiO↓2膜のエッチング方法 - Google Patents

SiO↓2膜のエッチング方法

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JPH0228323A
JPH0228323A JP14712388A JP14712388A JPH0228323A JP H0228323 A JPH0228323 A JP H0228323A JP 14712388 A JP14712388 A JP 14712388A JP 14712388 A JP14712388 A JP 14712388A JP H0228323 A JPH0228323 A JP H0228323A
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JP
Japan
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sio
gas
substrate
light
film
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JP14712388A
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English (en)
Inventor
Yasuo Nara
安雄 奈良
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要] SiO□膜のエンチング方法に関し、 低温かつ基板損傷の少ないエツチング方法の提供を目的
とし、 半導体基板をシラン系ガス雰囲気にさらし、該シラン系
ガスに高エネルギーを有する光を照射することにより前
記半導体基板上のSiOア膜と反応させ、生成されるS
iOを除去することを含み構成する。
〔産業上の利用分野] 本発明は、SiOzMのエツチング方法に関する。
さらに詳しく説明すれば、シリコン基板上に自然酸化し
てできた薄いSiO2膜に対して行なう結晶成長の前処
理としてのエツチング方法に関する。
〔従来の技術〕
シリコン基板上のSiO□膜のエツチングは、通常のI
C製造プロセスでは必須のものである。特にエピタキシ
ャル成長においては、シリコン基板が自然酸化してでき
た薄いSiO□膜を除去して、清浄なSi表面を得るこ
とが重要である。
従来、半導体基板上のSiO□膜のエツチング方法とし
ては、基板を加熱して5iQzを蒸発させる方法や不活
性ガスのイオンビームを5ioJ#にぶつケチ積極的に
エツチングする方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に基板を加熱してSiO□を蒸発させるエツチング
方法は、還元性のガス雰囲気中で、たとえばH2雰囲気
またはu 、 + HCL雰囲気中でシリコン基板を高
温(900−1200″C)に加熱することにより、基
板原子のSiと被エツチング面である酸化膜分子の5i
O1とが、 Si + Si島→2SiO↑ 上記のように反応する結果、ガスとして気相中に放出さ
れるSiOを真空引きするなどして排気し、SiOガス
の放出がなくなるまで、すなわちSiO□膜が完全に除
去されるまで排気を行なって清浄なシリコン表面を得て
いた。しかし、この方法では基板を900〜1200°
Cの高温に加熱するため、素子形成後に行なう部分的な
エピタキシャル成長に対しては、すでに形成された不純
物領域の不純物分布を乱すので適用できない。
一方、不活性ガスのイオンビームを540g膜に直接ぶ
つけて積極的にエツチングする方法は、低温で行なえる
利点はあるが、イオンを基板にぶつけるために基板をt
l傷させる欠点があるので、高精度な素子形成には適さ
ない。
本発明は、低温かつ基板損傷の少ないエツチング方法の
提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は、半導体基板をシラン系ガス雰囲気にさらし
、該シラン系ガスに高エネルギーを有する光を照射する
ことにより前記半導体基板上の5iO1膜と反応させ、
生成されるSiOを除去することを特徴とする540g
膜のエツチング方法により達成される。
〔作 用〕
5iHa、 SiJ*、 Si□H1等のシラン系ガス
に光を照射すると、照射された光エネルギーに対応した
エネルギー単位にある電子が励起され、前記シラン系ガ
スの分子は解離またはイオン化する。例えば、モノシラ
ン(SiH4)にエネルギー16eVの光を照射すると
、外殻(M殻)の電子が励起されて、SiL”+ 5i
Hs”、 S+H”、 s+”″ (生成量が多い順に
列挙)が生成される。また、エネルギー115eVの光
を照射すると、内殻(L殻)の電子が励起されて、Si
’+ SiH”+ 5ilh”、 SiH”+ 5iH
z”、 Si”(生成量が多い順に列挙)が生成される
このように高エネルギーの光を照射して生成されるシリ
コンイオン(Si’ 、 Si”)は、基板上のSiO
□膜と次のように反応し、 Si” (Si”) + Sing→2SiO↑生成さ
れたSiOがガスとして気相中に放出される。
前記化学反応は、SiOの丙気圧が平衡状態に達するま
で続く。従って、生成されるSiOガスを随時除去し、
たとえば真空引きして排気してやれば、5i02膜が無
くなるまでSiOガスの放出は続き、やがて清浄なシリ
コン表面が得られる。なお、この反応は比較的低/!1
(600〜900°C程度)でも起こるので、すでにド
ープされた不純物の分布を乱すことはない。
また照射する光としては、シリコンイオン(Si’、 
Si”)を多く生成する光を使用すれば効率がよい。例
えば、前記のモノシラン(Silla)を使用する場合
では、シリコンイオン(Si”、 Si”)の生成量の
多い115eVのエネルギーを有する光を使用した方が
効果的である。
さらに、基板上の5iO1膜にも高エネルギー光が直接
照射されるので、被加工面のSiO□も励起されること
による前記化学反応の促進効果もある。
〔実施例〕
第1図は、本発明のエツチング方法に係る実施例に使用
する装置の構成図である。図において、1は反応室であ
り、反応室lは光取り入れ口1aおよび基板加熱装置1
bを備え、該基板加熱装置ibO上に試料としてのSi
基板2が設置される。
さらに反応室1にはシラン系ガスを供給するガス供給装
置3および反応室内を真空引きする排気袋W、4が接続
されている。なお、5は反応室内の圧力を測定する圧力
計である。
次に図を参照にしながら、本発明のエツチング方法につ
いて説明する。
まず、反応室1の基板加熱装置lb上に被処理面(54
0g膜)を有するシリコン基板2を設置し、ガス供給装
置3によりモノシランガスSiH4を反応室1内に送り
込むとともに、前記シランガスおよびSi基板2にシン
クロトロン放射光を照射する。
なお、照射するシンクロトロン放射光には、少なくとも
シリコンの外殻(M殻)電子を励起するエネルギー(1
6eV)の光、あるいは内殻(L殻)電子を励起するエ
ネルギー(115eV)の光を含むものを選択する。
前記シランガスSt、、にシンクロトロン放射光を照射
すると、シリコンイオン(Si” 、 Si!″)が生
成され、1亥シリコンイオン(Si” 、 Si”)は
、基板上の5iotWtと次のように反応し、Si” 
(Si”) + SiO□→2SiO↑生成されたSi
Oがガスとして気相中に放出される。
こうして生成されるSiOガスを排気装置4により随時
排気してやれば、SiO□膜が無くなるまでSiOガス
の放出は続き、やがて清浄なシリコン表面が得られる。
なお、SiOの蒸発速度を促進するために基板加熱装置
1bによりSi基板2を加熱するが、このときの温度は
St基板内の不純物分布を乱す恐れのあるときは600
°C程度を上限とし、このような心配のないときは10
00°C程度まで温度を上げてSiOの蒸発速度を速め
てエツチング時間の短縮を図ってもよい。
また、本発明ではSi基Fi2上の5toiFIにもシ
ンクロトロン放射光が直接照射され、これにより被加工
面の5rOtが励起されることによる反応促進を利用す
るので、反応室1内の反応圧力は、使用ガスの吸収係数
や光路長にも依存するが、おおむね0、IT o r 
r程度とする。
さらに本実施例では、使用ガスとしてモノシランSiJ
を使用したが、他のシラン系ガス、例えばジシラン5i
zHbやトリシラン5iJsなどを使用してもよいこと
は言うまでもない。
以上、説明したように本発明の5iQz[工・ンチング
方法では、シリコンイオン(Si” 、 Si”)を被
加工物である5i(bと反応させることにより、ガスと
して発生するSiOを排気装W4により排気するだけで
あるから、Si基板2を傷つけるようなことはなく、ま
たSiOは比較的低温でガスとして気相中に放出される
ので、プロセスの温度が低くなる。
従って、すでに形成された不純物分布を乱すことも無く
なり、素子形成後の部分的なエピタキシャル成長が可能
となり、微細素子の形成に効果がある。
〔発明の効果) 本発明によれば、シリコンイオン(Si” 、 Si”
)をSingと反応させ、生成されるSiOを排気して
SiQ□膜のエツチングを行なう0発生するStOの蒸
気圧はSiO□のそれに比べて高く、このためガスとし
て放出される量が多いので、従来に比べ、エンチングに
要する時間が短くて済む。さらにSiOは比較的低温で
ガスとして気相中に放出されるので、プロセスの温度が
低くなる。従って、すでに形成された不純物分布を乱す
ことも無くなり、素子形成後の部分的なエピタキシャル
成長が可能となり、微細素子の形成に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係るエツチング方法に使用
する装置の構成図である。 (符号の説明) 1・・・反応室、 1a・・・光取り入れ口、 ■b・・・基板加熱装置、 2・・・Si基板 3・・・ガス供給装置、 4・・・排気装置、 5・・・圧力計。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  半導体基板をシラン系ガス雰囲気にさらし、該シラン
    系ガスに高エネルギーを有する光を照射することにより
    前記半導体基板上のSiO_2膜と反応させ、生成され
    るSiOを除去することを特徴とするSiO_2膜のエ
    ッチング方法。
JP14712388A 1988-06-14 1988-06-14 SiO↓2膜のエッチング方法 Pending JPH0228323A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6862783B2 (en) 1997-09-30 2005-03-08 Seiko Epson Corporation Manufacturing method for an ink jet recording head
CN102361805A (zh) * 2009-08-27 2012-02-22 藤森修一 饭包装材料和饭包装体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6862783B2 (en) 1997-09-30 2005-03-08 Seiko Epson Corporation Manufacturing method for an ink jet recording head
US6869171B2 (en) 1997-09-30 2005-03-22 Seiko Epson Corporation Ink jet recording head
CN102361805A (zh) * 2009-08-27 2012-02-22 藤森修一 饭包装材料和饭包装体

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