JP2990196B1 - 包装円錐状寿司及びその包装シ―ト - Google Patents

包装円錐状寿司及びその包装シ―ト

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JP2990196B1 JP11000863A JP86399A JP2990196B1 JP 2990196 B1 JP2990196 B1 JP 2990196B1 JP 11000863 A JP11000863 A JP 11000863A JP 86399 A JP86399 A JP 86399A JP 2990196 B1 JP2990196 B1 JP 2990196B1
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Abstract

【要約】 【課題】 包装円錐状寿司の包装を寿司の形状を崩さず
に簡単に解く。 【解決する手段】 外フィルム1と内フィルム2との間
にシート状食品3を挟み、外フィルム1と内フィルム2
の外縁を熱溶着して形成され、外フィルム1及び内フィ
ルム2は、略長方形の四角シート片11、21と該シート片
11、21の長辺と同長さの一辺を長辺とする略鈍角2等辺
三角形の三角シート片12、22の夫々長辺を重ね合わせ、
外フィルム1のシート片11、12の重なり部は剥離可能に
溶着されている包装シート6によって、内フィルム2を
内側にし、飯5を包んで三角シート片12、22側が先細と
なる様に円錐状に巻き、包装シートの外端をシート片、
熱溶着によって接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手巻き風に円錐状に巻
いた包装円錐状寿司及びその包装シートに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】出願人の一人は以前に、図7に示す手巻
き風の円錐状寿司を包装シートで包装した包装円錐状寿
司を提案した(特開平7−275447)。上記包装円錐
状寿司の包装シートは、図5、図6に示す如く、矩形の
外フィルム(100)と、2枚のフィルム片(210)(220)から
なる矩形の内フィルム(200)との間にシート状食品(300)
を挟み、外フィルム(100)と内フィルム(200)の外縁を熱
溶着して形成されている。この包装シートによって、図
6に示す様に、飯(5)と具(51)を円錐状に巻き、巻付け
端をシール片(7)にて止めて包装円錐状寿司が完成す
る。
【0003】上記包装シートの内フィルム(200)は、同
長さの2枚のフィルム片(210)(220)を夫々長手方向の内
側縁を重ね合わせて長方形に形成されている。外フィル
ム(100)は1枚ものであるが、幅方向の略中央部にて長
手方向に沿う全長に亘ってカットテープ(4)が施されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】包装を解くには、外フ
ィルム(100)のカットテープ(4)を剥がし、上側のフイ
ルム片は上方に、下側のフィルム片は下方に引っ張るの
であるが、カットテープ(4)は、寿司の円錐面に沿って
先細側から拡大側へ螺旋状に延びており、シール片(7)
で閉じた位置から内側部分へは、シール(7)を外さない
限りカットテープでのフイルムの切断ができず、無理に
カットテープを引っ張ると円錐状寿司の形状が崩れてし
まう。
【0005】シール片(7)を外してしまうすと、カット
テープ(4)の引っ張りに応じて包装シートの巻き付けが
ほどけてしまい、手指が飯に触れてべとつく。又、包装
シートは矩形であり、これを円錐状に巻き付けたため、
先細部ではフィルムの重なり面積が大きくなって、フィ
ルム(120)(220)を下方に引っ張る際の抵抗が大となり、
スムーズに引っ張ることは出来ず、無理に引っ張ると円
錐状寿司の先細先端の飯が千切れてしまう。本発明は、
上記問題を解決できる円錐状寿司及びその包装シートを
明らかにするものである。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明の包装シートは、外フィ
ルム(1)と内フィルム(2)との間にシート状食品(3)を
挟み、外フィルム(1)と内フィルム(2)の外縁を熱溶着
して形成され、外フィルム(1)及び内フィルム(2)は、
略長方形の四角シート片(11)(21)と該シート片(11)(21)
の長辺と同長さの一辺を長辺とする略鈍角2等辺三角形
の三角シート片(12)(22)の夫々長辺を重ね合わせ、外フ
ィルム(1)のシート片(11)(12)の重なり部は剥離可能に
溶着されている。
【0007】本発明の包装円錐状寿司は、上記包装シー
ト(6)によって、内フィルム(2)を内側にし、飯(5)を
包んで三角シート片(12)(22)側が先細となる様に円錐状
に巻かれ、包装シートの外端をシール片(7)、熱溶着等
によって接合されている。
【0008】
【作用及び効果】円錐状寿司の包装を解くには、包装寿
司の先細側を下にして、包装シート(6)の上縁を上方に
引っ張る。内フィルム(2)は、上部の四角フィルム片(2
1)と下部の三角フィルム片(22)は最初から幅方向に2分
されており、外フィルム(1)は、上部の四角フィルム片
(11)と下部の三角フィルム片(12)は剥離可能に熱溶着さ
れているだけであるから、飯(5)を円錐状に包んだ包装
シート(6)の上縁を上方に引っ張ると、外フィルム(1)
と内フィルム(2)の夫々の四角フィルム(11)(21)は、夫
々相手三角フィルム(12)(22)から離れて持ち上がる。こ
のときシート状食品(7)は、フィルム(12)(22)と滑るだ
けであり、シート状食品(7)が一緒に持ち上がることは
ない。
【0009】次に、円錐状寿司に被さったままのシート
の下端を摘んで下方に引張ると三角フィルム(12)(22)だ
けが引き出され、シート状食品(3)は残って円錐状寿司
に直接に被さる。
【0010】円錐状寿司の先細基端側では、従来の長方
形の包装シートで包装した場合、フィルムの巻き重なり
及びシート状食品の巻き重なりが増えてフィルムの引出
し抵抗が大きくなるが、本発明では、円錐状寿司の先細
基端は三角フィルム(12)(22)で巻かれ、又、シート状食
品も対応する部分は三角形であるから、フィルム及びシ
ート状食品の巻き重なりは少なく、フィルムの引き出し
抵抗は小さくなるのでスムーズにフィルムの引き出しが
でき、フィルム引き出しの抵抗が大きすぎて、円錐状飯
の先端が千切れたり、寿司の形を崩すことを防止でき
る。
【0011】上記の様に、包装寿司を先細先端を下向き
にして、包装シートを上方と下方に引っ張るだけで、簡
単にフィルムだけを引き出して、シート状食品(3)を直
に飯に被せることができる。
【0012】又、従来の矩形の包装シートで巻いた包装
円錐状寿司のように、外フィルム(100)のカットテープ
(4)を剥がす手間は要らず、又カットテープ(4)を剥が
す際に、該テープの隠れた部分を無理に引っ張ることに
よって形が崩れることを防止できる。更に、包装シート
の巻き付けがほどけて手指が直接に飯に触れることはな
く、手がベトつく虞れもない。
【0013】
【実施例】外フィルム(1)は長さ225m、幅70mmの
四角フィルム片(11)と、長辺長さ225mm、高さ約70
mmの鈍角二等辺三角形の三角フィルム片(12)の、夫々の
長辺側を約8mm幅で重ね合わせたものであり、該重なり
部には容易に剥がれる様に、複数箇所がスポット的に弱
く熱溶着されている。
【0014】内フィルム(2)も上記外フィルム(1)と同
様にして、四角フィルム片(21)と、鈍角二等辺三角形の
三角フィルム片(22)の、夫々の長辺側を重ね合わせて、
外フィルム(1)と同じ大きさに形成されている。実施例
では、内フィル(2)の重なり部は、単に重なっているだ
けで溶着は一切されていないが、外フィルム(1)と同様
にして容易に剥離可能に溶着してもよい。
【0015】尚、四角フィルム片(11)(21)、三角フィル
ム片(12)(22)とは、角部が多少カットれていようが、ほ
ぼ長方形、ほぼ鈍角二等辺三角形であればよい。四角フ
ィルム片(11)(21)及び三角フィルム片(12)(22)は、米飯
に対してすべり易く且つ防湿性に優れたフィルムにて形
成されている。
【0016】外フィルム(1)と内フィルム(2)との間に
シート状食品(3)を挟み、両フィルム(1)(2)の外周縁
を、前記各フィルム片(11)(12)、(21)(22)の重なり部を
除いて熱溶着して包装シート(6)が形成される。
【0017】実施例のシート状食品(3)は、内、外両フ
ィルム(2)(1)よりも一回り小さい家形に裁断されたシ
ート状海苔(31)であるが、シート状海苔(31)に限ること
はなく、シート状昆布等、食することのできるシート状
食品であればよい。
【0018】上記包装シート(6)によって円錐状寿司を
包装するには、先ず包装シート(6)の内フィルム(2)上
に飯(5)を載せる。飯(5)は略円錐状に纏めて、その先
細基端が三角フィルム片(22)の鈍角側に位置する状態に
載せれば包装し易い。包装シート(6)を四角フィルム片
(11)(21)側が拡大する様に円錐状に飯に巻き付け、シー
トの外端をシール片(7)、熱溶着等にて接合する。
【0019】寿司の具(6)は、飯(5)と一緒に纏め、或
いは、円錐状に巻いてから飯(5)の上に載せてもよい。
外フィルム(2)の四角フィルム片(11)と三角フィルム片
(12)は溶着されており、包装作業中にフイル片(11)(12)
間が開くことはなく、美しく包装できる。
【0020】包装円錐状寿司の包装を解くには、包装寿
司の先細側を下にして、包装シート(6)の上縁を上方に
引っ張る。内フィルム(2)の上部の四角フィルム片(21)
と下部の三角フィルム片(22)は、最初から幅方向に2分
されており、外フィルム(1)の上部の四角フィルム片(1
1)と下部の三角フィルム片(12)は、容易に剥離可能に熱
溶着されているだけであるから、飯を円錐状に包んだ包
装シート(6)の上縁を上方に引っ張ると、外フィルム
(1)と内フィルム(2)の夫々の四角フィルム(11)(21)は
相手三角フィルム(12)(22)から離れて持ち上がる。
【0021】次に、円錐状寿司に被さったままのシート
の下端を摘んで下方に引張ると三角フィルム(12)(22)だ
けが引き出され、シート状食品(3)は、円錐状寿司に直
接に被さる。
【0022】上記の様に、包装円錐状寿司を、その先細
基端を下向きにして、包装シートを下方と上方に引っ張
るだけで、シート状海苔(31)を直に飯に被せることがで
き、従来の様に、外フィルムをカットテープ等で2分す
る手間が要らない。
【0023】又、円錐状寿司の先細基端側では、従来の
長方形の包装シートで包装した場合、フィルムの巻き重
なり及びシート状食品の巻き重なりが増えてフィルムの
引出し抵抗が大きくなるが、本発明では、円錐状寿司の
先細基端は三角フィルム(12)(22)で巻かれ、又、シート
状食品も対応する部分は三角形であるから、フィルム及
びシート状食品の巻き重なりは少なく、フィルムの引き
出し抵抗は小さくなるのでスムーズにフィルムの引き出
しができ、フィルム引き出しの抵抗が大きすぎて、円錐
状飯の先端が千切れたり、寿司の形を崩すことを防止で
きる。
【0024】本発明は、上記実施例の構成に限定される
ことはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装シートの分解斜面図である。
【図2】包装シートの斜面図である。
【図3】図2A−A線に沿う包装シートの断面図であ
る。
【図4】包装円錐状寿司の斜面図及び、引出したフィル
ム片の斜面図である。
【図5】従来の包装シートの分解斜面図である。
【図6】従来の包装シートの斜面図である。
【図7】従来の包装円錐状寿司の斜面図である。
【符号の説明】
(1) 外フィルム (11) 四角フィルム片 (12) 三角フィルム片 (2) 内フィルム (21) 四角フィルム片 (22) 三角フィルム片 (3) シート状食品 (7) シール片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/10 B65D 65/04 B65D 65/10 B65D 85/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外フィルム(1)と内フィルム(2)との間
    にシート状食品(3)を挟み、外フィルム(1)と内フィル
    ム(2)の外縁を熱溶着して形成され、外フィルム(1)及
    び内フィルム(2)は、略長方形の四角シート片(11)(21)
    と該シート片(11)(21)の長辺と略同長さの一辺を長辺と
    する略鈍角2等辺三角形の三角シート片(12)(22)の夫々
    長辺を重ね合わせ、外フィルム(1)のシート片(11)(12)
    の重なり部は剥離可能に溶着して形成された包装シート
    (6)によって、該包装シート(6)の内フィルム(2)を内
    側にし、飯(5)を包んで三角シート片(12)(22)側が先細
    となる様に円錐状に巻き、包装シート(6)の外端をシー
    ル片(7)、熱溶着等によって接合した包装円錐状寿司。
  2. 【請求項2】 外フィルム(1)と内フィルム(2)との間
    にシート状食品(3)を挟み、外フィルム(1)と内フィル
    ム(2)の外縁を熱溶着して形成され、外フィルム(1)及
    び内フィルム(2)は、略長方形の四角シート片(11)(21)
    と該シート片(11)(21)の長辺と略同長さの一辺を長辺と
    する略鈍角2等辺三角形の三角シート片(12)(22)の夫々
    長辺を重ね合わせ、外フィルム(1)のシート片(11)(12)
    の重なり部は剥離可能に溶着されている包装シート。
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