JP4768830B2 - 包装シート - Google Patents
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Description
包装シート(1)の外フィルム(2)は長方形の一枚もののフィルムである。内フィルム(3)は、第1フィルム片(34)と第2フィルム片(35)の内端どうしを重ね合わせて外フィルム(2)と同じ大きさに形成されている。第1フィルム片(34)より長い第2フィルム片(35)の上に、外フィルム(2)の長手方向に直交して長方形の補助フィルム(36)が重ねられている。補助フィルム(36)は両端が第1フィルム片(34)から大きくはみ出している。
外フィルム(2)には、内フィルム(3)の第1フィルム片(34)側の外端寄りに、カットテープ(71)による分断可能部(7)を有している。
外フィルム(2)、内フィルム(3)及び補助フィルム(36)は、外フィルム(2)と内フィルム(3)間に収容したシート状食品(4)に干渉しない様に溶着されて繋がっている。
次に図14に示す如く、包装シート(1)の外フィルム分断側の端部を引っ張って、外フィルム(2)の一部と内フィルム(3)の第1フィルム片(34)を分離する。
外フィルム(2)と第2フィルム片(35)の間から、シート状食品(4)を引き出して棒状飯塊(6)に周面に巻き付ける。
又、包装を解いてから、シート状食品(4)の露出端を手で引っ張り出して棒状飯塊(6)に巻き付けなければならず、これを展開した包装シート上で行うのは難しく、棒状飯塊(6)を包装シート上から落下させてしまうことがある。
又、分断可能部(7)を分断する前にラベルを剥がして包装シートを展開してしまうと、包装シートの分断可能部(7)側がフリーとなるから、手の上に包装シートと棒状飯塊(6)を載せたままた分断可能部(7)を分断することはできない。このため、シート状食品(4)の取り出しと棒状飯塊(6)への巻き付けが手間の掛かる作業となり、手の上から棒状飯塊(6)を落下させる虞れが高まる。
更に、内フィルム(3)の第2フィルム片(35)の上に補助フィルム(36)を被せているから、この部分では棒状飯塊(6)とシート状食品(4)との間はフィルムが二重となり、無駄であり、フィルムの使用量が増える。しかも、包装シートの製造工程上、外フィルム(2)と第2フィルム片(35)の溶着と、該第2フィルム片(35)と補助フィルム(36)の溶着は別工程で行なわねばならず、包装シート製造工程が複雑となる。
外フィルム(2)に分断可能部が存在しないから、包装飯塊の包装を解くに際して、従前の様に、分断可能部を分断する前に、包装シート(1)の巻付け端をフリーにしてしまう失敗はない。
又、第2フィルム片(32)の両端はみ出し部(33)(33)によって、棒状飯塊(6)の両端面も包み込むことができるので、衛生的であり、異物混入を防ぐことができる。
又、内フィルム(3)の両端を延長してはみ出し部(33)(33)を形成できるので、前記従来例の様に、第2フィルム片の上に棒状飯塊(6)の両端を被せるための補助フィルム(36)を重ねる必要がない。このため、フィルムの使用量を少なくできる。
又、外フィルム(2)に第2フィルム片(32)と第1フィルム片(31)を溶着すればよく、従来の様に補助フィルム(36)を別工程で溶着する必要もなく、包装シート(1)の製造工程を簡素化できる。
第2フィルム片(32)は外フィルム(2)の長手方向に沿う両側縁からはみ出るはみ出し部(33)(33)を一体に形成している。該はみ出し部(33)(33)は、包装すべき棒状飯塊(6)の端面に被さって余りある大きさである。
内フィルム(3)は、第1フィルム片(31)と第2フィルム片(32)とによってT字状を成している。
外フィルム(2)は、長さ約21cm、幅長さ約12.5cmである。
内フィルム(3)の第1フィルム片(31)は、長さ約14.5cm、幅長さ約12.5cm、第2フィルム片(32)は、長さ21.5cm、幅長さ約8cmである。
第1フィルム片(31)は略1.5cm幅で第2フィルム片(32)に重なっている。
上記数値は、一例であって本発明を限定するものではない。
シート状食品(4)は、外フィルム(2)と前記第1フィルム(31)の間に収容されて第1フィルム片(31)の内端(31)から1cm程度臨出している。
外フィルム(2)と内フィルム(3)の溶着において、外フィルム(2)の長手方向に沿う溶着(11)(11)(13)(13)の範囲については、次の条件がある。
図6に示す如く、内フィルム(3)の第1フィルム片(31)と第2フィルム片(32)の重なり部(30)近傍にて、該重なり部が開く様に、包装シート(1)を曲げることが可能な範囲、具体的には外フィルム(2)を曲げることに支障のない範囲で、外フィルム(2)と第1フィルム片(31)、外フィルム(2)と第2フィルム片(32)は溶着されている。
外フィルム(2)と第2フィルム片(32)の溶着(13)(13)の第1フィルム片(31)側の終端(13a)(13a)は、シート状食品(4)の臨出端縁の延長線Lに達しておらず、延長線Lから距離α2(実施例では0.5〜1cm)離れている。
ラベル(5)を剥がして、包装シート(1)を展開する。このとき図4に示す如く、第2フィルム片(32)上に棒状飯塊(6)を載せたままにする。
次に、図6に示す如く、内フィルム(3)の第1フィルム片(31)と第2フィルム片(32)の重なり部(30)が開く様に、該重なり部(30)の近傍にて外フィルム(2)を曲げて、第1フィルム片(31)と第2フィルム片(32)との間の開き部から、シート状食品(4)の第1フィルム片(31)からの臨出端部(4a)を包装シートの外に露出させる。
他方の手で、包装シート(1)の垂下側を持ち上げてフラットな状態に戻すと、図7に示す如く、シート状食品(4)の前記臨出端部(4a)が包装シート(1)の外に露出して第2フィルム片(32)に重なる。
補助フィルム(36)の各はみ出し部(37)(37)は、棒状飯塊(6)の端面に余裕のある状態に被さる大きさである。
補助フィルム(36)と第2フィルム片(32)が重なる部分のフィルムが不経済であるが、他の点は前記した実施例と同様の効果を奏する。
2 外フィルム
3 内フィルム
31 第1フィルム片
32 第2フィルム片
33 はみ出し部
36 補助フィルム
37 はみ出し部
4 シート状食品
5 ラベル
6 飯塊
Claims (5)
- 外フィルム(2)と内フィルム(3)との間にシート状食品を収容した包装シートにおいて、 外フィルム(2)は1枚ものであって分断を予定しての分断可能部は存在しておらず、内フィルム(3)は、第1、第2のフィルム片(31)(32)を互いの内端を重ねて形成され、第1フィルム片(31)は外フィルム(2)の一端側を余して外フィルム(2)に被さり、第2フィルム片(32)は第1フィルム片(31)が被せ余した外フィルム(2)の端部に被さっており、シート状食品(4)は、外フィルム(2)と第1フィルム(31)の間に収容されて第1フィルム片の内端から臨出しており、内フィルム(3)の第1フィルム片(31)と第2フィルム片(32)の重なり部(30)が開く様に包装シート(1)を曲げるだけでシート状食品(4)の第1フィルム片(32)からの臨出端部(4a)が包装シート外へ露出可能となる様に、内フィルム(3)の第1フィルム片(31)と第2フィルム片(32)の重なり部(30)が開放可能な範囲で、外フィルム(2)と内フィルム(3)が溶着されている、包装シート。
- 第2フィルム片(32)は、外フィルム(2)の長手方向の両側縁からはみ出して包装すべき棒状飯塊の端面を覆うことが可能なはみ出し部(33)を有している、請求項1に記載の包装シート。
- 第2フィルム片(32)上に、第1フィルム片(31)及び外フィルム(2)の夫々とT字状を成す様に補助フィルム(36)が被さり、補助フィルム(36)の外フィルム(2)の長手方向に沿う両側縁からはみ出しているはみ出し部(37)(37)は、包装すべき棒状飯(6)の端面を余裕のある状態に覆うことのできる大きさである、請求項1に記載の包装シート。
- 請求項2又は3の包装シート(1)の外フィルム(2)からのはみ出し部(33)(33)、(37)(37)を棒状飯塊(6)の両端面に被せ、棒状飯塊(6)の周面に包装シート(1)を巻き付けた、包装飯塊。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の包装飯塊の包装シートを巻き付け端から展開し、内フィルム(3)の第1フィルム片(31)と第2フィルム片(32)の重なり部(30)が開く様に、該重なり部(30)の近傍にて外フィルム(2)を曲げて、第1フィルム片(31)と第2フィルム片(32)との間の開き部からシート状食品(4)の第1フィルム片(31)からの臨出端部(4a)を包装シートの外に露出させ、外フィルム(2)をフラットな状態に戻すことによってシート状食品(4)の前記臨出端部(4a)を包装シートの外側に位置させ、第2フィルム片(32)上の棒状飯塊(6)をシート状食品(4)の臨出端部(4a)上に移動させて該臨出端部(4a)を棒状飯塊(6)の周面を付着させ、その状態で棒状飯塊(6)を回転させて、外フィルム(2)と第1フィルム片(31)との間からシート状食品(4)を引き出しながら、棒状飯塊(6)の周面にシート状食品(4)を巻き付ける、棒状飯塊へのシート状食品の巻き付け方法。
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