JP2604122B2 - 手巻すし及びその包装シート - Google Patents
手巻すし及びその包装シートInfo
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- JP2604122B2 JP2604122B2 JP6236420A JP23642094A JP2604122B2 JP 2604122 B2 JP2604122 B2 JP 2604122B2 JP 6236420 A JP6236420 A JP 6236420A JP 23642094 A JP23642094 A JP 23642094A JP 2604122 B2 JP2604122 B2 JP 2604122B2
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- square
- hand
- corner
- hypotenuse
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海苔手巻すし及びその包
装シートに関するものである。
装シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手巻すしはすし店内で即席で作る
ものであった。その後デパートの既成食品売場等におい
て既成手巻すしが店頭に並べられ上端開口部に飯及び具
を色どり良く見せて販売するようになり、流通食品とな
った。
ものであった。その後デパートの既成食品売場等におい
て既成手巻すしが店頭に並べられ上端開口部に飯及び具
を色どり良く見せて販売するようになり、流通食品とな
った。
【0003】しかし手巻すしの被覆海苔が湿分を吸収し
易く柔軟化して歯切れの悪いものとなり食味を低下させ
衛生上の問題を生じた。
易く柔軟化して歯切れの悪いものとなり食味を低下させ
衛生上の問題を生じた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は手巻すしを店
頭に並べて販売するに際し、海苔の湿気吸収を防止し、
かつ食味、保存性及び衛生を向上し、乾燥海苔で巻かれ
た手巻すしを露出し易い包装手巻すし及びその包装シー
トを得ることを目的とする。
頭に並べて販売するに際し、海苔の湿気吸収を防止し、
かつ食味、保存性及び衛生を向上し、乾燥海苔で巻かれ
た手巻すしを露出し易い包装手巻すし及びその包装シー
トを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は 外周をシールした方形の2重フイルム間に方形海苔が収
容され、裏側フイルムは上記方形の角部から上記外周と
斜交する切断斜辺を有する直角3角形フイルムと該斜辺
と平行に重合する切断斜辺を有する台形フイルムとより
なり、表側フイルムには上記角部から上記切断斜辺と平
行方向のカットテープが設けられ、上記裏側フイルムの
上記切断斜辺上に載置した飯を上記直角3角形フイルム
の頂点角部から上記切断斜辺に向って巻込み、逆錐形と
なした手巻すし 方形が長方形である上記発明記載の手巻すし 方形が比較的短い長方形であり、上記方形海苔に代り正
方形海苔を上記角部及び上記頂点角部側に寄せて2重フ
イルム間に収容し、上記角部の対角部をカットした上記
第1又は第2発明記載の手巻すし 外周をシールした方形の2重フイルム間に方形海苔が収
容され、裏側フイルムは上記方形の角部から斜交する切
断斜辺を有する直角3角形フイルムと該斜辺と平行に重
合する切断斜辺を有する台形フイルムとよりなり、表側
フイルムには上記角部から上記切断斜辺と平行方向のカ
ットテープが設けられてなる手巻すし包装シート 方形が比較的短い長方形であり、上記方形海苔に代り正
方形海苔を上記角部及び上記頂点角部側に寄せて2重フ
イルム間に収容し、上記角部の対角部をカットした上記
第4発明記載の手巻すし包装シート によって構成される。
め本発明は 外周をシールした方形の2重フイルム間に方形海苔が収
容され、裏側フイルムは上記方形の角部から上記外周と
斜交する切断斜辺を有する直角3角形フイルムと該斜辺
と平行に重合する切断斜辺を有する台形フイルムとより
なり、表側フイルムには上記角部から上記切断斜辺と平
行方向のカットテープが設けられ、上記裏側フイルムの
上記切断斜辺上に載置した飯を上記直角3角形フイルム
の頂点角部から上記切断斜辺に向って巻込み、逆錐形と
なした手巻すし 方形が長方形である上記発明記載の手巻すし 方形が比較的短い長方形であり、上記方形海苔に代り正
方形海苔を上記角部及び上記頂点角部側に寄せて2重フ
イルム間に収容し、上記角部の対角部をカットした上記
第1又は第2発明記載の手巻すし 外周をシールした方形の2重フイルム間に方形海苔が収
容され、裏側フイルムは上記方形の角部から斜交する切
断斜辺を有する直角3角形フイルムと該斜辺と平行に重
合する切断斜辺を有する台形フイルムとよりなり、表側
フイルムには上記角部から上記切断斜辺と平行方向のカ
ットテープが設けられてなる手巻すし包装シート 方形が比較的短い長方形であり、上記方形海苔に代り正
方形海苔を上記角部及び上記頂点角部側に寄せて2重フ
イルム間に収容し、上記角部の対角部をカットした上記
第4発明記載の手巻すし包装シート によって構成される。
【0006】
【作用】本発明では上記2重フイルムによって逆3角錐
形に巻かれた飯及び具を把持してカットテープを表側フ
イルム上端から下方に引裂くと裏側フイルムの切断斜辺
は重合状態に分離しているため、上側に巻かれた2重フ
イルムの縁を開いて外側に牽引すると該2重フイルムは
上記引裂部及び切断斜辺から分離し、内部の海苔が残
る。
形に巻かれた飯及び具を把持してカットテープを表側フ
イルム上端から下方に引裂くと裏側フイルムの切断斜辺
は重合状態に分離しているため、上側に巻かれた2重フ
イルムの縁を開いて外側に牽引すると該2重フイルムは
上記引裂部及び切断斜辺から分離し、内部の海苔が残
る。
【0007】次に上記角部及び他の角部側の2重フイル
ムの縁を開いて外側に牽引すると上記引裂部及び切断斜
辺から分離して内部の海苔のみ残るから残った両側の海
苔で飯を逆円錐状に直接巻いて手巻すしが形成される。
ムの縁を開いて外側に牽引すると上記引裂部及び切断斜
辺から分離して内部の海苔のみ残るから残った両側の海
苔で飯を逆円錐状に直接巻いて手巻すしが形成される。
【0008】短い長方形2重フイルムによる場合も同様
の操作を行い手巻すしを形成するが、カットによって逆
円錐形の高を短く形成することができ、カット部側には
海苔を収容していない空白部であるため、カットテープ
引裂き後該空白部を外側に牽引分離し易い。
の操作を行い手巻すしを形成するが、カットによって逆
円錐形の高を短く形成することができ、カット部側には
海苔を収容していない空白部であるため、カットテープ
引裂き後該空白部を外側に牽引分離し易い。
【0009】
【実施例】横向長方形2重フイルム1の外周がシールさ
れ内部に外周内縁に沿う大きさの長方形海苔2が収容さ
れている。
れ内部に外周内縁に沿う大きさの長方形海苔2が収容さ
れている。
【0010】裏側フイルム1’は上記長方形の左上角部
3から上記外周と45度に斜交する切断斜辺4を有する
直角3角形フイルム1aと該斜辺4と平行に重合する切
断斜辺4’を有する台形フイルム1bとよりなる(図2
参照)。
3から上記外周と45度に斜交する切断斜辺4を有する
直角3角形フイルム1aと該斜辺4と平行に重合する切
断斜辺4’を有する台形フイルム1bとよりなる(図2
参照)。
【0011】又表側フイルム1”には上記角部3から上
記切断斜辺4、4’と平行方向にカットテープ5を設
け、カットテープ5によって上記平行方向に表側フイル
ム1”を引裂くようになっていて、これにより手巻すし
包装シートが形成される。
記切断斜辺4、4’と平行方向にカットテープ5を設
け、カットテープ5によって上記平行方向に表側フイル
ム1”を引裂くようになっていて、これにより手巻すし
包装シートが形成される。
【0012】又上記横向長方形2重フイルム1は図5に
示すように横向方向に比較的短く形成され、長方形海苔
2に代り正方形海苔2を上記角部3、3’側に寄せて収
容し、上記角部3の対角部をカット7した上記手巻すし
包装シートが用いられる。
示すように横向方向に比較的短く形成され、長方形海苔
2に代り正方形海苔2を上記角部3、3’側に寄せて収
容し、上記角部3の対角部をカット7した上記手巻すし
包装シートが用いられる。
【0013】勿論長方形、比較的短い長方形のみならず
殆ど正方形の2重フイルム1であっても差支えない。
殆ど正方形の2重フイルム1であっても差支えない。
【0014】このようにした2重フイルム1の裏側フイ
ルム1’の上記切断斜辺4、4’上に図1及び図7に示
すように飯6(しゃり)を載置し、ほぼ正方形に偏平に
成形し、その状態で図1及び図7に示すように頂点角部
3’から上記切断斜辺4、4’と直交する方向に向って
飯6を巻込み逆円錐形の手巻すしとなすもので、上端が
開口し飯6(しゃり)及び具8を露出させ、店頭に陳列
させる。
ルム1’の上記切断斜辺4、4’上に図1及び図7に示
すように飯6(しゃり)を載置し、ほぼ正方形に偏平に
成形し、その状態で図1及び図7に示すように頂点角部
3’から上記切断斜辺4、4’と直交する方向に向って
飯6を巻込み逆円錐形の手巻すしとなすもので、上端が
開口し飯6(しゃり)及び具8を露出させ、店頭に陳列
させる。
【0015】上記手巻すしの巻込み包装シートは粘着シ
ール9によって巻き状態が保持され、戻りが止められ逆
円錐形に保持される。
ール9によって巻き状態が保持され、戻りが止められ逆
円錐形に保持される。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように構成した手巻すし
及びその包装シートであるから、手巻すしの製造、取扱
い、店頭陳列等において清潔で保存性が高く衛生的であ
るばかりでなく、逆錐形手巻すし包装シートをカットテ
ープを逆錐形の上端から下端に引裂き得て該シートを左
右交互に外側に牽引するのみで容易に海苔の手巻すしが
形成され食味を保持し得る効果がある。
及びその包装シートであるから、手巻すしの製造、取扱
い、店頭陳列等において清潔で保存性が高く衛生的であ
るばかりでなく、逆錐形手巻すし包装シートをカットテ
ープを逆錐形の上端から下端に引裂き得て該シートを左
右交互に外側に牽引するのみで容易に海苔の手巻すしが
形成され食味を保持し得る効果がある。
【図1】本発明の手巻すしの製造状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】手巻すし包装シートの裏面図である。
【図3】図2A−A線による縦断面図である。
【図4】手巻すし包装シートの表面図である。
【図5】短い手巻すし包装シートの裏面図である。
【図6】図5の表面図である。
【図7】図5の包装シートによる手巻すし巻込み状態の
説明図である。
説明図である。
【図8】包装シート分離状態の説明図である。
【符号の説明】 1 方形2重フイルム 1’ 裏側フイルム 1” 表側フイルム 1a 直角3角形フイルム 1b 台形フイルム 2 方形海苔 3 角部 3’ 頂点角部 4、4’ 切断斜辺 5 カットテープ 6 飯 7 カット部
Claims (5)
- 【請求項1】 外周をシールした方形の2重フイルム間
に方形海苔が収容され、裏側フイルムは上記方形の角部
から上記外周と斜交する切断斜辺を有する直角3角形フ
イルムと該斜辺と平行に重合する切断斜辺を有する台形
フイルムとよりなり、表側フイルムには上記角部から上
記切断斜辺と平行方向のカットテープが設けられ、上記
裏側フイルムの上記切断斜辺上に載置した飯を上記直角
3角形フイルムの頂点角部から上記切断斜辺に向って巻
込み、逆錐形となした手巻すし。 - 【請求項2】 方形が長方形である請求項(1) 記載の手
巻すし。 - 【請求項3】 方形が比較的短い長方形であり、上記方
形海苔に代り正方形海苔を上記角部及び上記頂点角部側
に寄せて2重フイルム間に収容し、上記角部の対角部を
カットした請求項(1) 又は(2) 記載の手巻すし。 - 【請求項4】 外周をシールした方形の2重フイルム間
に方形海苔が収容され、裏側フイルムは上記方形の角部
から斜交する切断斜辺を有する直角3角形フイルムと該
斜辺と平行に重合する切断斜辺を有する台形フイルムと
よりなり、表側フイルムには上記角部から上記切断斜辺
と平行方向のカットテープが設けられてなる手巻すし包
装シート。 - 【請求項5】 方形が比較的短い長方形であり、上記方
形海苔に代り正方形海苔を上記角部及び上記頂点角部側
に寄せて2重フイルム間に収容し、上記角部の対角部を
カットした請求項(4) 記載の手巻すし包装シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6236420A JP2604122B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 手巻すし及びその包装シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6236420A JP2604122B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 手巻すし及びその包装シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0889190A JPH0889190A (ja) | 1996-04-09 |
JP2604122B2 true JP2604122B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=17000496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6236420A Expired - Fee Related JP2604122B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 手巻すし及びその包装シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604122B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6236420A patent/JP2604122B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0889190A (ja) | 1996-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080129 Year of fee payment: 11 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129 Year of fee payment: 12 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |