JP5038286B2 - 包装円錐状飯 - Google Patents
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Description
上記包装シートは、包装シートの扇形の要(かなめ)側が円錐状飯の先細先端側に対応する様にして円錐面を包んでおり、円錐状飯の拡大端部からの包装シートのはみ出し部分は熱収縮して絞られている。
包装シートには、扇形の要(かなめ)から、包装シートを2分するための分断可能部が設けられており、該分断可能部を分断して包装を解く。
更に、円錐状飯の拡大端面上に具材を盛り上げて設けることにより、美観の向上と、食欲増進を図っても、具材が包装フィルムの熱収縮の邪魔になったり、包装シートの熱収縮で具材が見え難くなる等の問題があった。
又、透明カップを用いる後者の従来例の場合、カップの分だけコスト高になり、包装を解いた後は、カップはゴミとして排出されるだけである。
本発明は、上記従来の問題点を解決できる包装円錐状飯を明らかにするものである。
内、外両フィルム(2)(1)及びシート状食品(3)は略扇形に形成され、シート状食品(3)の湾曲縁(30)は円錐状飯(4)の拡大端部の外周縁に接近して該外周縁に沿っており、
前記カバーフィルム(5)は、外フィルム(1)の湾曲縁(10)の略中央部で一辺が連続した略正方形の天井部(51)と、該天井部(51)の残りの三辺から延長した3つの側片(52a)(52b)(52b)からなり、
展開状態の包装シートSにおいて、外フィルム(1)の扇の中心角α及びカバーフィルム(5)を夫々略2等分する共通の仮想線L上に、外フィルム(1)の先細先端からカバーフィルム(5)の天井部(51)を横切る様に真直に延びる分断可能部(11)を設け、
内フィルム(2)は該分断可能部(11)上で内端どうしが重なった2枚の略扇形フィルム片(21)(21)からなり、
前記カバーフィルム(5)の天井部(51)を外フィルム(1)の円錐状の拡大開口(50)を塞ぐ様に倒し、更に側片(52a)(52b)(52b)を円錐状飯(4)の先細側へ倒して外フィルム(1)に接合し、外フィルム(1)の拡大側部とカバーフィルム(5)によって具材収容室を(56)を形成している。
具材収容室(56)は、透明カバーフィルム(5)の略正方形の天井部(51)の三辺から延長した側片(52a)(52b)(52b)を下側に倒して殆んど皺なく形成されているから、収容している具材(41)が外部からよく見えて、食欲を増進させる。
倒れた円錐体は転がりやすいが、本発明の包装円錐状飯は、拡大側端が略正方形であるから、包装状態のまま倒して傾斜面に置いても、転がり落ちることを防止できる。
従来の様な樹脂製の透明カップを使用しないから、その分コストを低減でき、カップをゴミとして排出する無駄を防止できる。
カバーフィルム(5)は外フィルム(1)と一体に繋がっているから、具材収容室(56)の形成に際して、カバーフィルム(5)と外フィルム(5)をセットする手間が省け、又、第1段階では、カバーフィルム(5)を内側に倒して外フィルム(1)による拡大開口(50)を塞げばよいから、包装の作業性がよい。
上記具材収容室(56)の美観に優れた周壁は、略正方形のカバーフィルム(5)の三辺から延長した側片(52a)(52b)(52b)の形状を、外側へ徐々に幅狭となる台形とし、各側片(52a)(52b)(52b)を円錐状飯(4)の先細側へ倒して外フィルム(1)に接合することで、簡単に形成できる。
側片(52a)(52b)(52b)の形状が矩形であれば、円錐状飯(4)側に倒した側片(52a)(52b)(52b)の両端部が隣り合う側片と干渉して、具材収容室(56)の周壁を四角錐状から円錐状に変化する様に形成することは出来ず、該周壁に皺を生じさせて周壁の透明を損ない、具材(41)を見え難くする。
円錐状飯(4)の軸芯部には具材(41)が埋設され、該具材(41)は円錐状飯(4)の拡大上端面から2〜3cm程度盛り上がっている。実施例の具材(41)は葉野菜やステック状にカットした根菜である。
外フィルム(1)と内フィルム(2)は透明フィルムである。
シート状食品(3)は、シート状に加工した可撓性の食品であればよいが、実施例ではシート状海苔(31)である。
外フィルム(1)、内フィルム(2)、シート状海苔(31)の夫々扇形の中心角αは略90°であって、扇形の半径は、外フィルム(1)が約17cm、内フィルム(2)が約15cmシート状海苔(31)が約11cmである。
即ち、内フィルム(2)とシート状海苔(31)は、円錐状飯(4)の円錐面の全面に被さる大きさである。又、内フィルム(2)の湾曲縁(20)とシート状海苔(31)の湾曲縁(30)は、円錐状飯(4)の湾曲縁(10)に沿う。
内フィルム(2)は、外フィルム(1)の要(かなめ)側寄りに位置してシート状海苔(31)の上から外フィルム(1)に対して、はみ出したり、ずれることなく被さっている。
内フィルム(2)の外周部は、シート状海苔(31)が脱出しない様に外フィルム(1)に線状に熱溶着(14)(14)されている。
図13に示す如く、外フィルム(1)の扇の要側端縁には、カットテープ(12)を引っ張り易くするために、カットテープ(12)を挟んで短く切込み(13)(13)が施されている。
カバーフィルム(5)は、略正方形の天井部(51)と該天井部(51)の四辺(53)(53a)(53b)(53b)の内、三辺(53a)(53b)(53b)から延長した側片(52a)(52b)(52b)からなり、天井部(51)の残りの一辺(53)は外フィルム(1)の湾曲縁(10)に連続している。
図2、図3において、天井部(51)の輪郭(四辺)を一点鎖で表しているが、これは天井部(51)の形状を分かり易くするためであり、実施外フィルム(1)にはこの様に目視できる輪郭線は存在しない。
図2に示す、展開状態の包装シートSにおいて、前記外フィルム(1)の扇の中心角αを2等分する仮想線Lはカバーフィルム(5)の天井部(51)の外フィルム(1)との境界である一辺(53)の中間位置を通り、該一辺(53)と直交している。
包装シートSの展開状態において、カバーフィルム(5)の天井部(51)の四隅には、前記仮想線Lに直交して切込み(55)(55)、(55a)(55a)が施されている。
各切込み(55)(55)、(55a)(55a)は天井部(51)の四角形の辺(53)(53a)上に位置しており、各切込み(55)の長さは1〜1.5cmである。
前記外フィルム(1)上のカットテープ(12)は、カバーフィルム(5)の天井部(51)を横切り、外フィルム(1)とは反対側に位置する側片(52a)に達するまで真直ぐに延びている。
外フィルム(1)の湾曲縁(10)側は、円錐状飯(4)の拡大端面から大きく上方にはみ出て直径約8cmの略円形開口(50)を形成する。
カバーフィルム(5)に施した切込み(55)(55)、(55a)(55a)によって、具材収容室(56)の天井部(51)は四隅が角張り、具材収容室(56)の周壁は、天井部(51)側が略四角錐、円錐状飯(4)側は、該円錐状飯(4)の円錐面にほぼ沿う様な円錐を呈するから、この四角錐から円錐へ徐々に変化するフォルムは極めて美観に優れている。
本発明では、具材収容室(56)を殆んど皺なく形成できるから、収容している具材(41)が外部からよく見えて、食欲を増進させる。
従来の様な樹脂製の透明カップを使用しないら、その分コストを低減でき、カップをゴミとして排出する無駄を防止できる。
カバーフィルム(5)は外フィルム(1)と一体に繋がっているから、カバーフィルム(5)と外フィルム(5)をセットする手間が省ける。
を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
11 分断可能部
12 カットテープ
2 内フィルム
22 フィルム片
3 シート状食品
4 円錐状飯
41 具材
5 カバーフィルム
51 天井部
52a 側片
52b 側片
55 切込み
56 具材収容室
Claims (5)
- 内フィルム(2)と透明の外フィルム(1)との間にシート状食品(3)を挟み、両フィルム(1)(2)の外周側をシート状食品(3)が脱出しない様に熱溶着して形成した包装シートSにて、内フィルム(2)を内側にして円錐状飯(4)の円錐面が包まれ、円錐状飯(4)の拡大端部に具材(41)が盛り上がって位置し、外フィルム(1)による円錐状の拡大側開口(50)が透明カバーフィルム(5)によって塞がれている包装円錐状飯であって、
内、外両フィルム(2)(1)及びシート状食品(3)は略扇形に形成され、シート状食品(3)の湾曲縁(30)は円錐状飯(4)の拡大端部の外周縁に接近して該外周縁に沿っており、
前記カバーフィルム(5)は、外フィルム(1)の湾曲縁(10)の略中央部で一辺が連続した略正方形の天井部(51)と、該天井部(51)の残りの三辺から延長した3つの側片(52a)(52b)(52b)からなり、
展開状態の包装シートSにおいて、外フィルム(1)の扇の中心角α及びカバーフィルム(5)を夫々略2等分する共通の仮想線L上に、外フィルム(1)の先細先端からカバーフィルム(5)の天井部(51)を横切る様に真直に延びる分断可能部(11)を設け、
内フィルム(2)は該分断可能部(11)上で内端どうしが重なった2枚の略扇形フィルム片(21)(21)からなり、
前記カバーフィルム(5)の天井部(51)を外フィルム(1)の円錐状の拡大開口(50)を塞ぐ様に倒し、更に側片(52a)(52b)(52b)を円錐状飯(4)の先細側へ倒して外フィルム(1)に接合し、外フィルム(1)の拡大側部とカバーフィルム(5)によって具材収容室を(56)を形成している、包装円錐状飯。 - カバーフィルム(5)の各側片(52a)(52b)(52b)は外側へ徐々に幅狭となる略台形を呈しており、具材収容室(56)の周壁は、天井部(51)側の略四角錐状から円錐状飯(4)の周面に沿う様に円錐状に変化している、請求項1に記載の包装円錐状飯。
- 包装シートSの展開状態において、カバーフィルム(5)の天井部(51)の外フィルム(1)側の両隅部には、前記仮想線Lに直交して切込み(55)(55)が施されており、天井部(51)の他の両隅には前記仮想線Lに直交し、又は仮想線Lに平行に切込み(55a)(55a)が施されており、 各切込み(55)(55)、(55a)(55a)は天井部(51)の四角辺上に位置している、請求項1又は2に記載の包装円錐状飯。
- 分断可能部(11)は、外フィルム(1)とカバーフィルム(5)の天井部(51)に跨って施したカットテープ(12)である、請求項1乃至3の何れかに記載の包装円錐状飯。
- カバーフィルム(5)の各側片(52a)(52b)(52b)は、夫々先端部が外フィルム(1)の上から円錐状飯(4)の円錐面に掛かる位置にて接合されている、請求項1乃至4の何れかに記載の包装円錐状飯。
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