JP5438332B2 - 高電圧電子機器用ケーブル - Google Patents

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Description

本発明は、医療用CT(computerized tomography)装置やレントゲン装置などの高電圧電子機器に用いられるケーブルに関する。
医療用CT装置やレントゲン装置などの高電圧電子機器用として高電圧直流電圧が課電されるケーブルにおいては、(i)外径が細く軽量であること、(ii)可撓性が良好で移動・屈曲に耐えられること、(iii)静電容量が小さく、高電圧の繰り返し課電に追従できること、(iv)X線管球部の発熱に耐え得る耐熱性を有することなどが要求される。
従来、かかる高電圧電子機器用ケーブル(例えば、レントゲンケーブル)としては、低圧線心の2条と裸導体の1〜2条とを撚り合わせ、この上に内部半導電層を設け、さらにこの上に、高圧絶縁体、外部半導電層、遮蔽層およびシースを順に設けてなるものが知られている。高圧絶縁体には、軽量で柔軟性があり、かつ電気特性が比較的良好なEPゴム(エチレンプロピレンゴム)をベースとした組成物が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、最近では、低誘電率(2.3程度)のEPゴム組成物が実用化され、これを高圧絶縁体の材料として用いて、より細径(例えば、75kV級ケーブルで外径14mm程度)で静電容量の小さい高電圧電子機器用ケーブルが開発されてきている。
しかしながら、このように細径化されたケーブルでは、高圧絶縁体の厚さが薄くなるため、耐電圧特性が低下するという問題があった。
特開2002−245866号公報
本発明はこのような従来技術の課題を解決するためになされたもので、細径で、かつ優れた耐電圧特性を有する高電圧電子機器用ケーブルを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様である高電圧電子機器用ケーブルは、内部半導電層、高圧絶縁体、外部半導電層、遮蔽層、およびシースをこの順で備える、静電容量が0.187μF/km以下で、NEMA規格(XR7)の耐電圧試験(交流電圧53kV×200時間)に合格する高電圧電子機器用ケーブルであって、
前記高圧絶縁体が、ポリマー成分100質量部に対し、無機充填剤0.5〜質量部を含有する絶縁性組成物の架橋体で構成され、前記無機充填剤は平均分散粒子径が0.7μm以下のヒュームドシリカであり、かつ前記ポリマー成分はエチレン・プロピレン・ジエン共重合体であるものである。
本発明によれば、細径で、かつ優れた耐電圧特性を有する高電圧電子機器用ケーブルを得ることができる。
本発明の高電圧電子機器用ケーブルの一実施形態を示す横断面図である。 本発明の高電圧電子機器用ケーブルの他の実施形態を示す横断面図である。 本発明の高電圧電子機器用ケーブルのさらに他の実施形態を示す横断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、説明は図面に基づいて行うが、それらの図面は単に図解のために提供されるものであって、本発明はそれらの図面により何ら限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る高電圧電子機器用ケーブル(レントゲンケーブル)を示す横断面図である。
図1において、11は、線心部を示しており、この線心部11は、低圧線心12の2条と、低圧線心12の外径と同径かもしくはそれより小径の高圧線心13の2条とを撚り合わせて構成されている。低圧線心12は、例えば直径0.35mmのすずめっき軟銅線を19本集合撚りしてなる断面積が1.8mmの導体12aと、この導体12a上に設けられた、例えばポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素樹脂からなる、例えば厚さが0.25mmの絶縁体12bとから構成される。また、高圧線心13は、例えば直径0.18mmのすずめっき軟銅線を50本集合撚りしてなる断面積が1.25mmの裸導体13aから構成される。裸導体13a上には、場合により、半導電性の被覆が設けられていてもよい。
この線心部11の外周には、内部半導電層14、高圧絶縁体15および外部半導電層16が順に設けられている。内部半導電層14および外部半導電層16は、例えばナイロン基材、ポリエステル基材などからなる半導電性テープの巻き付け、および/または、半導電性EPゴムなどの半導電性ゴム・プラスチックの押出被覆により形成されている。
また、高圧絶縁体15は、オレフィン系ポリマー100質量部に対し、無機充填剤0.5〜5質量部を含有し、かつ前記無機充填剤の平均分散粒子径が1μm以下である絶縁性組成物で構成されている。
オレフィン系ポリマーとしては、エチレン・プロピレン共重合体(EPM)、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体(EPDM)などのエチレンプロピレンゴム、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、超低密度ポリエチレン(VLDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)などのポリエチレン、ポリプロピレン(PP)、エチレン・アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン・アクリル酸メチル共重合体(EMA)、エチレン・メタクリル酸エチル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリイソブチレンなどが例示される。また、メタロセン触媒によりエチレンにプロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、オクテンなどのα−オレフィンや環状オレフィンなどを共重合させたものなども使用することができる。これらは単独または混合して使用される。オレフィン系ポリマーとしては、なかでもエチレン・プロピレン共重合体(EPM)、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体(EPDM)などのエチレンプロピレンゴムが好ましく、その他のオレフィン系ポリマーはエチレンプロピレンゴムとの併用成分としての使用が好ましい。オレフィン系ポリマーは、エチレンプロピレンゴムであることがより好ましく、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体(EPDM)であることがよりいっそう好ましい。エチレン・プロピレン・ジエン共重合体(EPDM)の具体例としては、三井EPT(三井化学社製 商品名)、エスプレンEPDM(住友化学社製 商品名)などが挙げられる。
また、無機充填剤としては、シリカ、層状シリケート、マイカ、軟質炭酸カルシウム、酸化マグネシウムなどが挙げられる。これらは単独または混合して使用される。無機充填剤としては、なかでも高温火炎加水分解法によって製造されるヒュームドシリカが好ましい。無機充填剤は、オレフィン系ポリマー100質量部に対し、0.5〜5質量部、好ましくは1〜2質量部配合される。配合量が0.5質量部未満では、十分な耐電圧特性が得られず、5質量部を超えると組成物の誘電率が高くなり、ケーブルの静電容量が増大する。
この無機充填剤の平均分散粒子径は1μm以下であり、好ましくは0.9μm以下、より好ましくは0.7μm以下、特に好ましくは0.5μm以下である。平均分散粒子径が1μmを超えると、十分な耐電圧特性が得られない。平均分散粒子径の下限は特に限定されないが、作製や入手の容易さの点から、通常、10nm以上である。
上記無機充填剤の平均分散粒子径は、絶縁性組成物を押出成形などにより成形し、それを凍結条件下でウルトラミクロトームによりトリミング/面出しを行い、四酸化ルテニウムなどの金属酸化物で染色して超薄切片を作製した後、透過型電子顕微鏡で、例えば10個観察し、その平均をとることによって確認することができる。
本発明において使用される無機充填剤の具体例としては、例えば日本アエロジル社から市販されている平均一次粒子径12nmのアエロジル200、平均一次粒子径7nmのアエロジル300(以上、商品名)などが挙げられる。
高圧絶縁体15は、上記オレフィン系ポリマーに無機充填剤を混合して絶縁性組成物を調製し、得られた絶縁性組成物を内部半導電層14上に押出被覆するか、あるいはテープ状に成形したものを巻き付けることにより形成される。オレフィン系ポリマーと無機充填剤との混合方法は、無機充填剤の平均分散粒子径が上記範囲になるように制御可能であれば特に限定されるものではなく、例えばバンバリーミキサー、タンブラー、加圧ニーダ、混練押出機、ミキシングローラなどの通常の混練機を用いて均一に混練する方法を用いることができる。
なお、絶縁性組成物は、被覆後もしくは成形後にポリマー成分を架橋させることが、耐熱性や機械的特性を向上させる観点から好ましい。架橋方法は、予め絶縁性組成物に架橋剤を添加しておき、成形後に架橋させる化学架橋法や、電子線照射による電子線架橋法などを用いることができる。化学架橋法を行う場合に用いる架橋剤としては、ジクミルパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチルー2,5−ジ−(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチルー2,5−ジ−(tert−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、1,3−ビス(tert−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、n−ブチル−4,4−ビス(tert−ブチルパーオキシ)バレレート、ベンゾイルオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、tert−ブチルパーオキシベンゾエート、tert−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、ジアセチルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、tert−ブチルクミルパーオキサイドなどが挙げられる。
架橋の度合いは、ゲル分率で50%以上が好ましく、65%以上がより好ましい。ゲル分率が50%未満であると、耐熱性や機械的特性を十分に向上させることができない。このゲル分率は、JIS C 3005に規定の架橋度試験方法に基づき測定される。
また、絶縁性組成物には、上記成分の他、本発明の効果を阻害しない範囲で、必要に応じて、無機充填剤、加工助剤、架橋助剤、難燃剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、軟化剤、可塑剤、滑剤、その他の添加剤を配合することができる。
さらに、絶縁性組成物は、JIS K 6253により測定されるタイプAデュロメータ硬さが、好ましくは90以下であり、より好ましくは80以下であり、65以下であるとよりいっそう好ましい。タイプAデュロメータ硬さが90を超えると、ケーブルの可撓性および取り扱い性が低下する。
また、絶縁性組成物は、高圧シェーリングブリッジ法により、1kV、周波数50Hzの条件で測定される誘電率が、好ましくは2.8以下であり、より好ましくは2.6以下であり、2.4以下であるとよりいっそう好ましい。誘電率が2.8を超えると、ケーブルの細径化が困難になる。
内部半導電層14の外径は、例えば5.0mmとされ、高圧絶縁体15および外部半導電層16は、それぞれ、例えば3.0mm厚さおよび0.2mm厚さに被覆される。
そして、外部半導電層16上には、例えばすずめっき軟銅線の編組からなる厚さ0.3mmの遮蔽層17が設けられ、さらに、その上に例えば軟質塩化ビニル樹脂の押出被覆により厚さ1.0mmのシース18が設けられている。
このように構成される高電圧電子機器用ケーブル(レントゲンケーブル)においては、高圧絶縁体15が、オレフィン系ポリマーに対し、平均分散粒子径が1μm以下の無機充填剤を特定の割合で含有する絶縁性組成物で構成されているので、細径(例えば、75kV級ケーブルで外径13〜14mm程度)であっても、良好な耐電圧特性を備えることができる。
図2および図3は、それぞれ本発明の高電圧電子機器用ケーブルの他の実施形態を示す横断面図である。
図2に示す高電圧電子機器用ケーブルは、線心部11が、低圧線心12の2条と高圧線心13(図面の例では、裸導体13a上に半導電性の被覆13bが設けられている)の1条とを撚り合わせて構成されている以外は、図1に示す高電圧電子機器用ケーブルと同様に構成されている。また、図3に示す高電圧電子機器用ケーブルは、いわゆる単心型ケーブルの例であり、線心部11が導体13aのみで構成され、線心部(導体13a)上に、内部半導電層14、高圧絶縁体15、外部半導電層16、遮蔽層17およびシース18を順に設けた構成となっている。これらの高電圧電子機器用ケーブルにおいても、前述した実施形態と同様、細径(例えば、75kV級ケーブルで外径13〜14mm程度)であっても、良好な耐電圧特性を備えることができる。
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
実施例1
直径0.35mmのすずめっき軟銅線を19本集合撚りしてなる断面積が1.8mmの導体上にポリテトラフルオロエチレンからなる厚さ0.25mmの絶縁体を被覆した低圧線心2条と、直径0.18mmのすずめっき軟銅線を50本集合撚りしてなる断面積が1.25mmの裸導体からなる高圧線心2条とを撚り合わせ、その外周にナイロン基材からなる半導電性テープを巻き付けて厚さ約0.5mmの内部半導電層を設けた。
この内部半導電層上に、EPDM(三井化学社製 商品名 三井EPT#1045)100質量部、ヒュームドシリカ(日本アエロジル社製 商品名 アエロジル300)0.5質量部およびジクミルパーオキサイド(DCP)2.5重量部をミキシングロールにより均一に混練して調製した絶縁性組成物を押出被覆し、次いで加熱架橋して厚さ2.7mmの高圧絶縁体を形成し、さらに、その上にナイロン基材からなる半導電性テープを巻き付けて厚さ約0.15mmの外部半導電層を設けた。この外部半導電層上に、すずめっき軟銅線編組からなる厚さ0.3mmの遮蔽層を設け、その外側に軟質塩化ビニル樹脂シースを押出被覆して外径13.2mmの高電圧電子機器用ケーブル(レントゲンケーブル)を製造した。
実施例2、参考例、比較例1〜4
高圧絶縁体の形成材料の組成を表1に示すように変えた以外は実施例1と同様にして高電圧電子機器用ケーブルを製造した。
得られた高電圧電子機器用ケーブルについて、下記に示す方法で静電容量および耐電圧特性を測定乃至評価した。
[静電容量]
高圧シェーリングブリッジ法により、1kV、周波数50Hzの条件で測定した。
[耐電圧特性]
NEMA(NATIONAL ELECTRICAL MANUFACTURES ASSOCIATION)規格(XR7)に基づき、交流電圧53kV×200時間の印加条件で絶縁破壊しなかった場合を合格(○)、絶縁破壊した場合を不合格(×)と判定した。
これらの結果を、高圧絶縁体における無機充填剤(ヒュームドシリカ)の平均分散粒子径、並びに高圧絶縁体の物性(硬さおよび誘電率)とともに表1に示す。なお、これらの測定方法は次の通りである。
[無機充填剤の平均分散粒子径]
高圧絶縁体から試料片(1mm角)を切出し、樹脂包埋(エポキシ樹脂)した後、凍結条件下でライカ社製のウルトラミクロトーム EM−ULTRACUT・CUTによりトリミング/面出しを行い、四酸化ルテニウムを用いて蒸気染色して超薄切片を作製した。この超薄切片を日立製作所製の透過型電子顕微鏡H−7100FA(加速電圧100kV)で観察して10個の分散粒子径を求め、その平均値を算出した。
[高圧絶縁体の硬さ]
ケーブルの製造とは別に厚さ2mmのシート試料を作製し、JIS K 6253のタイプAデュロメータにより測定した。
[高圧絶縁体の誘電率]
ケーブルの製造とは別に厚さ0.5mmのシート試料を作製し、高圧シェーリングブリッジ法により、1kV、周波数50Hzの条件で測定した。
Figure 0005438332
表1から明らかなように、実施例では、外径13.2mmという細径にもかかわらず、NEMA規格(XR7)の要求性能を満たす耐電圧特性および静電容量を有していた(NEMA規格(XR7)の静電容量は、0.187μF/km以下)。これに対し、無機充填剤が未配合であるか、または過少配合の比較例1、2では、ケーブルの静電容量はNEMA規格の要求性能を満たしていたものの、耐電圧特性は不十分であり、また、無機充填剤が過剰配合で、かつ平均分散粒子径が過大である比較例3、4では、静電容量も耐電圧特性もNEMA規格の要求性能を満たすことができなかった。
このように、本発明においては、高圧絶縁体をオレフィン系ポリマーに平均分散粒子径が1μm以下の無機充填剤を特定の割合で含有する絶縁性組成物で構成したことにより、細径で、静電容量が小さく、かつ十分な絶縁性能を備える高電圧電子機器用ケーブルを得ることができる。
11…線心部、12…低圧線心、13…高圧線心、14…内部半導電層、15…高圧絶縁体、16…外部半導電層、17…遮蔽層、18…シース。

Claims (1)

  1. 線心部外周に、内部半導電層、高圧絶縁体、外部半導電層、遮蔽層、およびシースをこの順で備える、静電容量が0.187μF/km以下で、NEMA規格(XR7)の耐電圧試験(交流電圧53kV×200時間)に合格する高電圧電子機器用ケーブルであって、
    前記高圧絶縁体が、ポリマー成分100質量部に対し、無機充填剤0.5〜質量部を含有する絶縁性組成物の架橋体で構成され、前記無機充填剤は平均分散粒子径が0.7μm以下のヒュームドシリカであり、かつ前記ポリマー成分はエチレン・プロピレン・ジエン共重合体であることを特徴とする高電圧電子機器用ケーブル。
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