JP5382584B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は自動車の乗員を保護するためのエアバッグ装置に係り、特に、側面衝突時の反動によって衝突反対側のシートに着座した乗員の身体が衝突側へ移動するのを規制するためのエアバッグ装置に関するものである。
自動車の前面衝突時の乗員に対する衝撃を緩和するための保護装置として、エアバッグ装置が広く普及している。従来のエアバッグ装置は、乗員の前方に位置するステアリング装置内やインストルメントパネル内に取り付けられ、自動車の前面衝突時に、運転席,助手席の前側でエアバッグを膨張させることによって、運転席,助手席に着座している乗員の前方への移動を規制する。これにより、自動車の前面衝突時において運転席,助手席の乗員が有効に保護される。
近年では、自動車の側面に衝撃を受けた時における乗員保護も重要視されており、所謂サイドエアバッグ装置やカーテンシールドエアバッグ装置が車両に搭載されている。具体的には、例えば図10に示すように、自動車1の助手席側において、カーテンシールドエアバッグ装置2が、フロントドア1aの上部のガラスの内側付近に膨張するように配置されており、またサイドエアバッグ装置3は、フロントドア1aの下部の内側付近に膨張するように配置されている。図10では、カーテンシールドエアバッグ装置2及びサイドエアバッグ装置3は助手席側のみ図示されているが、実際には運転席側にも設置されている。
図10に矢印Xで示すように、他の車両4が側方から衝突してきたとき、カーテンシールドエアバッグ装置2及びサイドエアバッグ装置3がそれぞれフロントドア1aの内側付近、即ち助手席の外側領域に膨張して、助手席の乗員の身体が直接にフロントドア1aに接触しないように保護される。
これに対して、特許文献1には、車室天井内に取り付けられていて自動車の前面衝突時に下方に向かって乗員の前側に膨張するようにしたエアバッグ装置が開示されている。
特許文献2には、運転席と助手席との間のコンソール内に取り付けられていて、自動車の側面衝突時等に運転席のシートバックと助手席のシートバックとの間で膨張するようにしたエアバッグ装置が開示されている。
特許文献3には、例えば助手席前方のインストルメントパネル内に取り付けられ、自動車の前面衝突時にエアバッグ袋体が助手席の乗員の前側で膨張すると共に、天井付近に設けられたパネル部材が下方に回動し、車室内側に膨張したエアバッグ袋体の一部が乗員の頭部と天井との間で広がらないよう天井付近における後方への移動を規制するエアバッグ装置が開示されている。
特許文献4には、例えば助手席前方のインストルメントパネル内に取り付けられ、自動車の前面衝突時に左右に分割されたメインエアバッグ袋体が助手席の乗員の前側に膨張すると共に、助手席の天井付近に設けられた天井エアバッグ袋体が下方に向かって膨張し、車室内側に膨張したメインエアバッグ袋体の分割された左右部分の間の空間部に係合して、メインエアバッグの横方向のずれを規制してメインエアバッグが予期しない方向に膨張しないようにしたエアバッグ装置が開示されている。
しかしながら、図10に示すような側面衝突時に、側面衝突された側とは反対側の乗員、図示の場合、運転席側の乗員が側面衝突の衝撃によって、反動により矢印Aで示すように衝突側に向かって急激に移動する虞がある。
これに対して、特許文献1によるエアバッグ装置では、前面衝突時に後席の乗員を保護するように天井から乗員の前側にエアバッグが膨張するが、側面衝突時に乗員の衝突側へ向けての移動を規制するようには構成されていない。
さらに、特許文献2及び特許文献3によるエアバッグ装置においても、前面衝突時における乗員を保護することを目的としており、側面衝突時に乗員の衝突側へ向けての移動を抑制するようには構成されていない。
そこで近年、二つのシートの間にエアバッグを膨張させるセンターエアバッグ装置が提案されている。
特許文献4によるエアバッグ装置では、側面衝突時等に運転席と助手席のシートバックの間で膨張することで、衝撃荷重により乗員自身が非衝撃感知側へ倒れて例えば隣りの乗員と接触することを防いでいる。
特許文献5,6にも、エアバッグが側面衝突時に運転席と助手席のシートバックの間で膨張するセンターエアバッグ装置が開示されている。
特開2000−185618号公報 特開2005−067272号公報 特開2005−145225号公報 特開2004−217109号公報 特願2008−114713号公報 特開平7−267037号公報
ところで、エアバッグでは、乗員の身体の移動を規制するために、乗員の身体がエアバッグに当たった際にエアバッグ自体から乗員が反力を受けることが望ましい。
しかしながら、特許文献6のように、シート間で膨張するエアバッグにおいては、配置箇所が車室中央であることから、膨張したエアバッグが左右へ揺動しないようにこれを受け止めるための構造体が存在しないため、乗員の身体に対して反力を与えることができないおそれがある。
本発明は以上の点に鑑み、側面衝突時に、側面衝突の衝撃による乗員の衝突側への移動を抑制するためにエアバッグを膨張させ、このエアバッグに乗員の身体が当たった際に乗員がエアバッグから反力を受けることができるエアバッグ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、乗員の車幅方向内側に膨張して、側面衝突時に衝突反対側のシートに着座した乗員が衝突側へ移動するのを規制するためのエアバック装置であって、インフレータと折り畳まれたエアバッグとを備え、上記エアバッグが上記インフレータからのガス噴射によって膨張した際、当該エアバッグが車室内装に当たるエアバッグ装置である。本発明における車室内装には、車室空間を画する天井,フロア,フロントガラスに限らず、フロア上に敷設したフロアカーペット、フロア上に設置したコンソールやシートのシートクッション,シートバッグやアームレスト等を含む。
特に、車幅方向に並んだ二つのシート間で膨脹して乗員を保護するエアバッグ装置であって、インフレータと折り畳まれたエアバッグとを備え、インフレータとエアバッグとが、シートバックにおける車幅方向内側に備えられていて、エアバッグはシートバックがリクライニング状態であっても、前後移動可能な範囲内における何れの位置であっても、インフレータからガス噴射によって膨脹した際に上端が膨らみ代を有して天井に当たるように構成されており、側面衝突時にインフレータからガスが噴射されるとエアバッグは膨脹して天井に当たることで、エアバッグに乗員の身体が当たった際の当エアバッグの移動が抑制されることを特徴としている。
このエアバッグでは、天井よりも高い位置まで膨脹できるように上端に膨らみ代を有するのが好適である。
またエアバッグが膨張した状態では、シートバックに支持固定された部位と天井に当接した部位とを結んだエアバッグの側壁面領域が、乗員の側方に配置されるのがよい。
本発明によれば、車幅方向に並んだ二つのシート間の領域でエアバッグを膨張させ、このエアバッグを天井,フロア,フロアに設置したシートやコンソール等の車室内装に当てることで、当該エアバッグに乗員の身体が勢い良く当たってもエアバッグ自体の移動が車室内装との摩擦によって抑制される。即ち、乗員がエアバッグに勢い良く当たってこれを押圧した際に、それに伴うエアバッグの移動を抑制できる。これにより乗員に反力を与えることができ、乗員を効果的に保護することができる。
本発明の第1実施形態に係るエアバッグ装置の膨出状態を示す図である。 図1の左側シートのシートバック右側部にエアバッグを収容した様子を示す断面図である。 図1の概略側面図である。 第1実施形態に係るエアバッグ装置において、乗員の頭部を効果的に保護するためのエアバッグの構成を説明するための図である。 第1実施形態に係るエアバッグ装置において、天井との摩擦力を増加させるためのエアバッグの構成を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係るエアバッグ装置を説明するための図である。 本発明の第3実施形態に係るエアバッグ装置の使用状態を示す図である。 図7のエアバッグ装置の概略側面図である。 図7のエアバッグ装置の概略断面図である。 従来のエアバッグ装置の一例の構成を示す概略背面図である。
符号の説明
10,10A,10B エアバッグ装置
11 エアバッグ
11a エアバッグの上端
11b エアバッグの下端
11c エアバッグの側面
12 インフレータ
13 ケース
20L 前席(左側シート)
20R 前席(右側シート)
21L 後席(左側シート)
21L 後席(右側シート)
25 フレーム
26 パッド
26A 薄肉部
27 表皮材
27A 縫い合わせ部
30 車両
35 天井
36 車室下側
40 車両
50L シート
51 シートバック
52 シートクッション
110 パネル
111 エアバッグドア
121 フック
130 リテーナ
131 ドア支持部
132 側板部
133 周辺支持部
210 シートバック側部
以下、図面に示した幾つかの実施形態に沿って本発明を詳細に説明する。図中のFrは車両前方を、Upは車両上方を、LHは車幅方向であって左方を示す。
〔第1実施形態〕
図1は本発明の第1実施形態に係るエアバッグ装置10の使用状態を示す図であり、車両の前方から後方を見た正面図である。エアバッグ装置10は、車幅方向に二つのシート20L,20Rを並設した車両30に対して、その側方から他の車両40が衝突した際、図示例では車両右側面に他の車両40が衝突した際、衝突反対側である左側のシート20Lに着座した乗員Pが衝突側である右側に動くのを規制するために、当該乗員Pの右側でエアバッグ11を膨張させるようになっている。
このため、図示例では、上記エアバッグ装置10は、左側のシート20Lにおいて、シートバックの車幅方向内側、すなわち右側のシート20Rに対向する側のシートバック右側部210に配設されている。図2は左側シート20Lのシートバック側部210の断面構成例であり、エアバッグ装置10は、左側シート20Lの右側部内に設けたフレーム25に取り付けられている。このエアバッグ装置10は、例えば、シートバックを構成するフレーム25に固定されたインフレータ12と、このインフレータ12から噴射されるガスによって膨張するエアバッグ11と、を備えている。エアバッグ11は、図2に示すように折り畳まれた状態でシートバック内のケース13に収容されている。インフレータ12とエアバッグ11を収容したケース13はパッド26で覆われ、さらにそのパッド26が表皮材27で覆われている。インフレータ12からエアバッグ11内にガスが噴射された際に、エアバッグ11の膨張を容易にするために、例えばパッド26はエアバッグ前方の部位が他のパッド部位より厚みが薄い薄肉部26Aとして形成され、さらにこの薄肉部26Aの前方には表皮材27の縫い合わせ部27Aが配置される。そのため、エアバッグ11が膨張する過程で、エアバッグ11の膨張圧力により薄肉部26A及び縫い合わせ部27Aが破断し、拡開した穴からエアバッグ11が車室内に広がる。
エアバッグ11は織布で袋状に形成されている。図3は図1の側面図であり、エアバッグ11は膨張時には左側のシート20Lとこれに隣接する右側のシート20Rとの間で乗員Pの側方で広がる。このエアバッグ11は、膨張時に乗員Pの腰部から腹部,胸部,肩部及び頭部に至る広い領域に対向する面11Sを有する。
さらに、本実施形態に係るエアバッグ11は、膨張時に、エアバッグ上端部が天井35に当たるように構成されている。エアバッグ11は、シートバック側部210内から車室R内に膨張した状態で、エアバッグ上端部が天井35に当たって天井35を押圧するようにその高さH1が設定されており、好ましくは、図3において斜線を施して示すように、天井35がなければ前記天井35よりもαmm程度高い位置まで、例えば5〜30cm程度の高さH2まで膨張可能に設定される。すなわち、エアバッグ11が膨張した際に天井35に一定の面積を以て押しつけるようにエアバッグ11は上端に膨らみ代を有する。このようにエアバッグ11における車室内装と当接する部位は、表面の摩擦係数が高くなるよう、例えば粗面処理が施されたり、エアバッグの他の部位と異なり摩擦係数の高い材質で構成されてもよい。また、エアバッグ11における車室内装と当接する部位は、他の部分と比較して、剛性を上げるように、例えば布地を2枚重ねて構成されてもよい。
このように構成されたエアバッグ装置10を左側シート20Lのシートバック右側に備えた車両30に対して、右側の車両側方から他の車両40が衝突した場合、その衝撃をセンサー(図示省略)が検出し、インフレータ12が瞬時にガスを噴射する。これにより、図1に示すように、エアバッグ11が乗員Pの側方で瞬時に膨張する。このとき、エアバッグ11の上端部は一定の面積を以て天井35に押しつけられる。
このように、本発明の第1実施形態に係るエアバッグ装置10によれば、側面衝突時に、衝突の衝撃によって乗員Pがエアバッグ11に激しくぶつかった場合でも、エアバッグ11の上端部が天井35に高圧力で当接しているため、天井35との摩擦によってエアバッグ自体の衝突側への移動が抑制される。よって、乗員に反力を与えて、乗員Pを保護できる。膨張したエアバッグ11は、図4に示すように、シート20Lのシートバック側部210において上下に離れた2点a,bの間で支持固定され、さらにその上端部が天井35に接する1点cで支持固定されているので、これらa−b−cを結んだ三角の領域が膨張したエアバッグ11の側壁面領域として作用することになる。エアバッグの側壁面がこのように乗員Pの頭部の側方に配置されることで、頭部の側方への移動に対して高い反力を乗員Pに与えることができる。これにより、乗員Pの頭部から腰部に至る上半身を確実に保護できる。
前述したように、エアバッグ11の膨張時の全高が、実質的に天井35よりも高い位置まで膨張可能に構成されている場合には、実際には天井35があるためエアバッグ11の上端部が確実に天井35に広い範囲で密着することで、より一層エアバッグ11の移動を抑制できる。なお、図5に示すように、膨張時にエアバッグ11の上端部が天井35に当たる前後領域幅Lを、さらにΔL程度長くすると、エアバッグ11が天井35から受ける摩擦が大きくなり、より一層乗員Pの衝接によるエアバッグ11の移動を抑制できる。
〔第2実施形態〕
図6は本発明の第2実施形態に係るエアバッグ装置10Aの使用状態を示す図である。
このエアバッグ装置10Aは、第1実施形態に係るエアバッグ装置10と同様に、エアバッグ11と、インフレータ12とを備える点では同様であるが、スライド機構及び/又はリクライニング機構を備えたシート50Lに着座した乗員Pに対応するように構成されている。
先ず、スライド機構に対応したエアバッグ装置10Aについて図6(A)に基づいて説明する。
ここで、シートバック51が起立した状態、具体的には、シートクッション52に対してシートバック51が成す角度θが例えば115度の状態で、使用者がシート50Lをスライド機構によって矢印Aで示す前又は後方向に移動させて位置を変える場合を説明する。エアバッグ11は、シート50Lの前後移動可能な全範囲内における任意のシート位置で、矢印A1で示すように膨張した場合であっても、エアバッグ11の上端部が天井35に当たるように構成される。即ち、シートバック51が傾斜角度115度の位置を基本姿勢と仮定し、この基本姿勢でエアバッグ11を膨張させた際に、天井35がなければエアバッグ11がさらに天井35よりも上方へ張り出すことができるように構成する。ここで、図5に斜線で示す領域A2は、天井35がなければエアバッグ11が天井よりさらに上方に張り出すことができる膨張可能領域である。この膨張可能領域の高さをラップ量HLと称す。第2の実施形態におけるエアバッグ11では、ラップ量HLは、シート50Lが前後移動可能な全範囲で、エアバッグ11の上端部が天井35に当たるように設定されている。すなわち、シートが最前部又は最後部のいずれの位置に設定されていても、エアバッグ11が膨張した際に天井35に届いて当接するように上端に膨らみ代を有する。
次に、リクライニング機構に対応したエアバッグ装置10Aについて図6(B)に基づいて説明する。
シートバック51をリクライニング機構によって矢印Bで示す方向に揺動させてシートクッション52に対する角度θを変更させ、シートバック51の傾斜角度θが135<θ<165内の任意の角度にあるリクライニング状態で、矢印B1で示すようにエアバッグ11が膨張した場合であっても、エアバッグ11はその上端部が天井35に当たるように構成される。リクライニング機構を介してシートバック51の傾斜角度を変えた場合、シートバック51が何れの角度位置(135<θ<165)にあってもエアバッグ11の上端部が天井35に当たるように、上記ラップ量HLが設定される。即ち、シートバック51がリクライニング状態に設定されていても、エアバッグ11が膨張した際に天井35に対して、好ましくは点状に接するのではなく一定の面接を以て当たるようにエアバッグ11は上端に膨らみ代を有する。
このように、本第2実施形態に係るエアバッグ装置10Aによれば、シート50Lの前後位置を変えた状態でも、また、シートをリクライニングした状態でも、側面衝突の際にエアバッグ11が膨張してその上端部が確実に天井35に接して、エアバッグ11の膨出出口と天井との間で張力により固定支持されていることで、第1実施形態と同様に、乗員Pに対して反力を与えることができる。
〔第3実施形態〕
図7及び図8は、本発明によるエアバッグ装置の第3の実施形態の膨張状態を示している。このエアバッグ装置10Bは、車幅方向及び前後方向に並んだ二列のシートのそれぞれに乗員が乗り込んでいる場合に特に有効に機能するように構成されている。即ち、前列の左右のシート20L,20R及び後列の左右のシート21L,21Rを並設した一般的な乗用車両30に例えば4名の乗員が座っているとき、その側方から他の車両40が衝突した際に、図示例では車両右側面に他の車両40が衝突した際に、衝突反対側の前部シート20Lと後部シート21Lにそれぞれ着座した乗員P2,P3の身体が衝突側に移動することを規制するために、二つのシート20L,20R及び20L,21Rの間の領域にエアバッグ11を膨張させるものである。
このため、左右二つのフロントシート20L,20R及び左右二つのリアシート21L,21Rのシートバック間の上方において、車室天井内にエアバッグ装置10Bが備えられている。エアバッグ装置10Bは、上述したエアバッグ11を膨張させるために、エアバッグ11内にガスを噴射するインフレータ12を備えている。
このエアバッグ11は、衝突前の通常は折り畳まれた状態でケース13内に収容されており、このケース13が、例えば二つのフロントシート20L,20R及びリアシート21L,21Rのシートバック間の直上で車室天井35内に収容されて固定保持されている。インフレータ12も同様に上記ケース13内に配置される。
具体的には、エアバッグ装置10Bは、図9に示すように、車室天井35を構成するパネル110の裏側に配設されたリインフォース(図示省略)等の車体構成部材に支持されており、エアバッグ装置10Bはエアバッグ11、インフレータ12をケース(筐体)13に内包して構成されている。
エアバッグ11は、ガス流入口を備えた袋状として、ポリエステル糸やポリアミド糸からなる織布を縫合して構成されている。
インフレータ12は、エアバッグ11を膨張させるためのガスを吐出させるガス吐出口(図示省略)を有する。
パネル110には、二つの長方形状のエアバッグドア111,111が隣接して形成されていて、それらの境界を境に両エアバッグドア111,111が両開きで開くように構成されている。
パネル110には、図9に示すように、二つのエアバッグドア111,111の境界上及びその輪郭に沿って点線或いは直線状の切れ込みが形成されている。なお、二つのエアバッグドア111,111の境界の切れ込みに符号111Aを付し、その他の切れ込みに符号111Bを付す。これらの切れ込み111A,111Bは車両前後方向に沿ってエアバッグドア111の全長に亙って形成されている。
天井を構成する上記パネル110は例えばポリプロピレン(PP)等から所要形状に形成された合成樹脂製のパネル基材として構成されている。なお、パネル110はこのパネル基材の外面に表皮材を被着して構成されてもよい。
パネル110の所定位置に形成されたエアバッグドア111及びその周辺112は、パネルの裏側に配設したエアバッグ装置に係止されるリテーナ130で支持されている。
リテーナ130は、エアバッグ展開時にエアバッグドア111の飛散等を防止し得るよう、エアバッグ装置に連結されている。このリテーナ130は、図9に示すように、ドア支持部131と、ドア支持部131の基端部から車両内装部材の奧側へエアバッグ装置の四方を囲むように略板枠状に立設された側板部132と、周辺支持部133と、を備えている。
ドア支持部131は、エアバッグドア111を支持するものであり、ドア開時にエアバッグドア111が飛散することを防止するためにエアバッグドア111に固定されている。図9に示すように、ドア支持部131は二つのエアバッグドア111,111の境界の切れ込み111Aに沿った領域で途切れていて、各エアバッグドア111をそれぞれ支持するように二つのドア支持部131,131がパネル110の裏面に固定されている。
側板部132は、エアバッグドア111の裏面に密着したドア支持部131の基端部からパネル110の裏側のエアバッグ装置へ向けて立設して形成された板状のパネル部材であり、この側板部132の先端部に、図9に示すように、例えばエアバッグ装置のフック121を係止している。なお、この側板部132は、エアバッグ膨張時にエアバッグ(図示省略)の展開方向をガイドする役割も担っている。
周辺支持部133は、エアバッグドア周辺のパネル110を支持するものであり、当該周辺のパネルの裏面に密着するように固定されている。
リテーナ130は樹脂成形によって一体に形成される。この樹脂材料としては、オレフィン系の熱可塑性エラストマー(Thermo Plastic Olefin,所謂TPO)を利用することができるが、他の材料を用いても良い。また、リテーナ130は、樹脂材料に限らず、スチール等の材料を用いてもよい。
このように構成されたエアバッグ装置10Bによれば、側面衝突時には、自動車の車体に取り付けられたセンサー(図示せず)が衝撃を検出し、その検出をトリガーとしてインフレータ12がエアバッグ11内にガスを噴射することによりエアバッグ11が膨張し、下方に向かって膨張する。
次に、エアバッグ11が最も膨張したとき(以下、膨張時という。)の形状について説明する。
図7及び図8に示すように、エアバッグ11は織布で袋状に形成されており、その上端11aが前述したようにケース13内に取り付けられていると共に、膨張時にその下端11bが車室下側36に当接する。なお、エアバッグ11の下端11bが膨張時に当接する車室下側36は、図示の場合にはセンターコンソールであるが、自動車の構造によっては車室フロアカーペット,シートクッション等の車室内装であってもよい。
ここで、エアバッグ11の膨張時にエアバッグ11の下端11bが所定の圧力をもって車室下側36に当接するように、エアバッグ11は、その上下方向の最大膨張距離H2’が車室天井35と車室下側36との距離(車室高さH1’)を越えて設定されている。即ち、膨張時にはエアバッグ11の下端11bに膨らみ代α’を有するように形成されている。これにより膨張時に、エアバッグ11は車室下側36に当接した後も最大膨張距離H2’まで膨張しようとして、所定の押圧力で車室下側36に当接すると共に、下端11bが車室下側36に接する面積S1が広くなり強い摩擦力を生ずる。
また、エアバッグ11は、図8に示すように車室天井35内におけるケース13の取付位置から下方に向かって膨張し、車両前後方向に関して前席20L,20R及び後席21L,21Rの側方に対向するようになっている。そのため、側方から見たとき、膨張状態のエアバッグ11は、前席20L,20R及び後席21L,21Rに着座している乗員の身体を車幅方向の中心側からカバーすることになる。
本発明の実施形態によるエアバッグ装置10Bは以上のように構成されており、通常は、即ちエアバッグ11の非膨張時には、エアバッグ11はケース13内に格納されている。この状態から、例えば図7に矢印Xで示すように他の車両40が右側方から衝突してきたとき、図示しないセンサーがその衝撃を検出し、この検出をトリガーとしてインフレータ12がエアバッグ11内にガスを噴射する。これにより、図7及び図8に示すように、エアバッグ11が膨張して、車室天井35内から二つのシート20L,20R及び21L,21Rの間に膨張する。このとき、エアバッグ11は、その下端11bが前述した膨らみ代α’により車室下側36に対して確実に当接すると共に摩擦を生ずる。
そのため、図7において、側面衝突された側とは反対側(衝突反対側)の乗員、即ち助手席側のシート20L,21Lに着座した乗員P2,P3が、側面衝突の衝撃によって矢印Aで示すように衝突側に向かう荷重を受けたとしても、当該乗員P2,P3の身体が既に膨張しているエアバッグ11に当たることにより、エアバッグ11が当該乗員P2,P3の身体に対して反力を与える。従って、当該乗員P2,P3の身体の衝突側への移動が確実に拘束される。
ここで、膨張時にはエアバッグ11が図8に示すように前後方向に関して前席20L,20Rから後席21L,21Rまでの範囲に亘って膨張しているので、側面衝突時に衝突反対側の乗員P2,P3の身体が膨張したエアバッグ11の側面11cに当たる際に、前席20Lの乗員P2の身体も後席21Lの乗員P3の身体も、一つのエアバッグ11の側面11cに確実に当たることになる。これにより、例えばシートを調整してシート20L,21Lが前後に多少移動したとしても、側面衝突時に衝突反対側の乗員P2,P3の身体が当該エアバッグ11からずれてしまうようなことなく全ての乗員P1〜P4が確実に保護される。
ここで、第3実施形態のエアバッグ装置10Bは、前部座席から後部座席に至る長さで長尺に設定されているが、前部座席と後部座席とにそれぞれ配設されるよう、前部と後部との二つに分割されて、それぞれに配置されていてもよいことは明らかである
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができる。例えば、エアバッグの形状は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、膨張時のエアバッグの車幅方向の幅W1(図1参照)は、図示例に限られず、隣接するシート20R,20Lの間隔D程度にしてもよい。このように膨張したエアバッグが車幅方向に厚い場合には、車幅方向に並んだ二つのシート20R,20Lの内、一方のシートに本発明のエアバッグ装置を装着することで、左右の乗員保護用として利用できる。また、本発明は、シートごとに装備されてもよいことは勿論である。
エアバッグ装置の格納場所は上記説明例に限定されるものではなく、エアバッグ装置は、インストルメントパネルの内側、フロアに設置したコンソール内部、リアシート後方のパッケージトレイの下側などの位置に格納してもよい。また、エアバッグの展開方向も上記した実施形態に限るものではなく、上下方向に限らず、車両後方から車両前方へ向けて、或いは車両前方から車両後方へ向けて展開するものでもよい。この場合、エアバッグの展開方向におけるエアバッグの先端部を車室内装に当てるようにし、当該先端部が車室内装から十分な摩擦を受けるように膨らみ代を有する。
例えば、上記第1実施形態では、エアバッグ装置がシートバックに格納されていて、車両下方側から車両上方側へ向けて展開して、エアバッグの上端部の膨らみ代が天井に当たる構成を例示したが、例えばエアバッグ装置をインストルメントパネルの内側に設けて、エアバッグを車両前方側から車両後方側へ向けて膨脹させるとともに、車両上方へ向けても膨脹させ、エアバッグの上端部に膨らみ代を設けることで、当該上端部が天井に当たるように構成することもできる。
第1実施形態と同様にエアバッグ装置をフロントシートのシートクッションに設けて、エアバッグを車両後方側から車両前方側へ向けて膨脹させ、その膨脹方向におけるエアバッグの先端部に膨らみ代を有し、当該エアバッグの先端部をインストルメントパネル及び/又はフロントガラスに当てるように構成してもよい。
2列目や3列目のリアシートに着座した乗員の側面衝突時における衝突側への移動を規制する場合に、車幅方向に並んだシート間で展開するエアバッグは、その一部を前側のシートのシートバック背面に当たるように構成してもよい。
また、上記第3実施形態では、エアバッグが天井からフロア側へ、即ち車両上方側から車両下方側へ向けて膨脹する場合を説明したが、エアバッグ装置をフロアに設置したコンソールに配設して、エアバッグを車両下方側から車両上方側へ、即ちフロア側から天井側へ向けて膨脹するように構成してもよい。この場合、エアバッグ膨脹時にエアバッグの上端を天井に当接させ、好ましくは、エアバッグ上端部に膨らみ代を設ける。
エアバッグにおける車室内装との当接部分や車室内装におけるエアバッグとの当接部分は、他の部分と比較して、表面の摩擦係数が高くなるように構成したり、他の部分に比較して剛性を上げるように構成してもよい。このような摩擦係数や剛性を高くすることは、エアバッグ側及び車室内装側の一方又は両方に適用してもよい。
エアバッグ装置のシートや天井等への取付構造は、上記に説明した例に限らず、従来公知のシートに搭載されるエアバッグ装置の取り付け構成、例えば特開2000−135961号公報、特開2001−171468号公報などに開示の構成を採用してもよい。
上述した第3実施形態においては、主としてそれぞれ二つの並んだシートからなる前席及び後席の二列シートの自動車の場合について、左右の乗員の間を前後のシートに亘ってエアバッグ11を膨張させる場合について説明したが、これに限らず、三列等の複数列のシートを備える場合については各列の座席をカバーするように、また三人以上の乗員が横に並んで着座するようなベンチシートまたは三つ以上の座席が左右に密着して並んで配置されている場合には、各着座位置または各座席の間の領域にそれぞれ膨張するようなエアバッグを備えるように構成することができる。

Claims (5)

  1. 車幅方向に並んだ二つのシート間で膨脹して乗員を保護するエアバッグ装置であって、
    インフレータと折り畳まれたエアバッグとを備え、
    上記インフレータと上記エアバッグとが、シートバックにおける車幅方向内側に備えられていて、
    上記エアバッグは、上記シートバックがリクライニング状態でも、上記インフレータからガス噴射によって膨脹した際に上端が膨らみ代を有して天井に当たるように構成されており、
    側面衝突時に上記インフレータからガスが噴射されると上記エアバッグは膨脹して天井に当たることで、上記エアバッグに乗員の身体が当たった際の当該エアバッグの移動が抑制される、エアバッグ装置。
  2. 車幅方向に並んだ二つのシート間で膨脹して乗員を保護するエアバッグ装置であって、
    インフレータと折り畳まれたエアバッグとを備え、
    上記インフレータと上記エアバッグとが、シートバックにおける車幅方向内側に備えられていて、
    上記エアバッグは、上記シートの前後移動可能な範囲内の何れの位置でも、上記インフレータからガス噴射によって膨脹した際に上端が膨らみ代を有して天井に当たるように構成されており、
    側面衝突時に上記インフレータからガスが噴射されると上記エアバッグは膨脹して天井に当たることで、上記エアバッグに乗員の身体が当たった際の当該エアバッグの移動が抑制される、エアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグは、前記シートバックが前記何れの前後位置におけるリクライニング状態でも、前記インフレータからガス噴射によって膨脹した際に上端が膨らみ代を有して天井に当たるように構成されている、請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記エアバッグは、前記天井よりも高い位置まで膨脹できるように上端に膨らみ代を有する、請求項1乃至3の何れかに記載のエアバッグ装置。
  5. 前記エアバッグが膨張した状態では、前記シートバックに支持固定された部位と前記天井に当接した部位とを結んだエアバッグの側壁面領域が、乗員の側方に配置される、請求項1乃至4の何れかに記載のエアバッグ装置。
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