JP5376884B2 - 防振ゴム組成物 - Google Patents

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本発明は、防振ゴム組成物に関するものであり、詳しくは、自動車等のエンジンの支持機能および振動伝達を抑制するためのエンジンマウント等に使用される防振ゴム組成物に関するものである。
一般に、自動車には、振動や騒音の低減を目的として、防振ゴム組成物が用いられている。このような防振ゴム組成物には、高剛性、高強度で、振動伝達の抑制が必要であることから、動倍率〔動的ばね定数(Kd)/静的ばね定数(Ks)〕の値を小さくすること(低動倍率化)が要求される。従来、この低動倍率化の対策としては、例えば、補強剤としてカーボンブラックを用い、カーボンブラックの配合量や粒子径,ストラクチャー等の因子を制御することで対応していたが、低動倍率化の対策としては不充分であった。そこで、補強剤であるカーボンブラックに代えてシリカを用いることにより、カーボンブラックを用いる場合に比べてより低動倍率化を図るようにした防振ゴム組成物が提案されている(例えば、特許文献1,2)。また、シリカの中でも、一次粒子径の大きい(BET比表面積が小さい)ものが低動倍率化に有効であることから、例えば、天然ゴムを主成分とするゴム成分100重量部に対して、BET比表面積が25〜100m2 /gであり、熱重量測定における1000℃での熱重量減少率と、150℃での熱重量減少率との差で定義されるΔ熱重量減少率が3.0%以上であるシリカを20〜80重量部含有してなる防振ゴム組成物が提案されている(特許文献3)。
特許第3233458号公報 特開2004−168885号公報 特開2006−199899号公報
上記特許文献3に記載の防振ゴム組成物は、一次粒子径の大きいシリカを用いているため、通常のシリカを用いる場合に比べて、低動倍率化を図ることができるが、一次粒子径の大きいシリカを用いると、シリカとゴムとの相互作用が弱くなるため、防振ゴムの耐久性が劣るという難点がある。また、防振ゴム組成物には、耐熱性も要求されるが、上記特許文献に記載のものは、耐熱性の点でも不充分であった。このように、耐熱性、耐久性、低動倍率化の全てを満足することができる防振ゴム組成物は存在しないのが実情であり、耐熱性、耐久性、低動倍率化の全てを満足することができる防振ゴム組成物が待望されている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、耐熱性、耐久性に優れ、低動倍率化を図ることができる防振ゴム組成物の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の防振ゴム組成物は、下記の(A)〜(D)成分を含有し、(A)成分100重量部に対して、(B)成分の配合量が5〜50重量部、(C)成分の配合量が5〜50重量部、(B)および(C)成分の合計配合量が10〜100重量部であり、かつ、(B)および(C)成分の混合比が、重量比で、(B)/(C)=1/3〜3/1の範囲であるという構成をとる。
(A)ジエン系ゴム。
(B)BET比表面積が13〜29m2 /gであり、シアーズ滴定法により算出されるシリカ表面のシラノール基密度が7〜15個/nmであり、平均粒子径が2〜10μmである、シリカ。
(C)BET比表面積が30〜120m2 /gであり、シアーズ滴定法により算出されるシリカ表面のシラノール基密度が7個/nm未満である、シリカ。
(D)下記の一般式(1)で表されるシランカップリング剤。
Figure 0005376884
〔式中、R1 はアルキルポリエーテル基−O−(R5 −O)m −R6 であり、ここでR5 は同じかまたは異なり、かつ分枝鎖または非分枝鎖の飽和または不飽和の脂肪族の二価のC1 〜C30炭化水素基であり、mは平均で1〜30であり、R6 は少なくとも11個のC原子を含有し、かつ非置換かまたは置換された分枝鎖または非分枝鎖の一価のアルキル、アルケニル、アリールまたはアラルキル基である。R2 は同じかまたは異なり、かつR1 、C1 〜C12アルキルまたはR7 O基であり、ここでR7 はH、メチル、エチル、プロピル、C9 〜C30分枝鎖または非分枝鎖の一価のアルキル、アルケニル、アリールまたはアラルキル基または(R8 3 Si基である。ここでR8 はC1 〜C30分枝鎖または非分枝鎖のアルキルまたはアルケニル基である。R3 は分枝鎖または非分枝鎖の飽和または不飽和の脂肪族、芳香族、混合脂肪族および芳香族からなる群から選ばれた少なくとも一つの二価のC1 〜C30炭化水素基である。R4 はH、CNまたは(C=O)−R9 であり、ここでR9 は分枝鎖または非分枝鎖の飽和または不飽和の脂肪族、芳香族、混合脂肪族および芳香族からなる群から選ばれた少なくとも一つの一価のC1 〜C30炭化水素基である。〕
本発明者らは、耐熱性、耐久性に優れ、低動倍率化を図ることができる防振ゴム組成物を得るため、鋭意研究を重ねた。その結果、ジエン系ゴムと、特定のシランカップリング剤とともに、BET比表面積が異なる2種類のシリカを併用してなる防振ゴム組成物により、所期の目的が達成できることを見いだし、本発明に到達した。すなわち、BET比表面積が13〜29m2 /gのシリカと、BET比表面積が30〜120m2 /gのシリカとを併用することにより、それぞれのシリカ、特にBET比表面積が30〜120m2 /gのシリカの分散性が向上し、低動倍率化を図ることができ、耐久性も優れるようになる。また、上記特定のシランカップリング剤は、長鎖のアルキルポリエーテル基〔好ましくは、−O−(CH2 CH2 O)m −C1327〕を有するため、シリカの分散性が大幅に向上する。そのため、上記特定のシランカップリング剤の添加量を抑制することができる。また、上記特定のシランカップリング剤は、カップリング剤自体の硫黄(S)の比率が小さいため、防振ゴム組成物中の総イオウ量を抑制でき、耐熱性が向上する。
なお、本発明において、上記シリカのBET比表面積は、例えば、試料を200℃で15分間脱気した後、吸着気体として混合ガス(N2 70%、He30%)を用いて、BET比表面積測定装置(マイクロデータ社製、4232−II)により測定することができる。
このように、本発明の防振ゴム組成物は、ジエン系ゴムと、特定のシランカップリング剤とともに、BET比表面積が異なる2種類のシリカを併用してなるものである。すなわち、BET比表面積が13〜29m2 /gのシリカと、BET比表面積が30〜120m2 /gのシリカとを併用することにより、シリカの分散性が向上し、低動倍率化を図ることができ、耐久性も優れるようになる。また、上記特定のシランカップリング剤は、長鎖のアルキルポリエーテル基〔好ましくは、−O−(CH2 CH2 O)m −C1327〕を有するため、シリカの分散性が大幅に向上する。また、上記特定のシランカップリング剤は、長鎖のアルキルポリエーテル基を有することから、少量で効果を発揮することができる。さらに、上記特定のシランカップリング剤は、カップリング剤自体の硫黄(S)の比率が小さいため、防振ゴム組成物中の総硫黄量も抑制でき、従来のシランカップリング剤を用いた場合に比べて、耐熱性が向上する。
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
本発明の防振ゴム組成物は、ジエン系ゴム(A成分)と、BET比表面積が13〜29m2 /gのシリカ(B成分)と、BET比表面積が30〜120m2 /gのシリカ(C成分)と、特定のシランカップリング剤(D成分)とを用いて得ることができる。
上記ジエン系ゴム(A成分)としては、例えば、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム(EPDM)等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、強度や低動倍率化の点で、天然ゴムが好適に用いられる。
つぎに、上記ジエン系ゴム(A成分)とともに用いられるシリカ(B成分)は、BET比表面積が13〜29m2 /gの範囲である。すなわち、上記シリカ(B成分)のBET比表面積が小さすぎると、ゴム物性が小さく、製品耐久性が劣り、逆に大きすぎると、凝集塊が大きく、シリカ自身が異物として働くため、物性が低下したり、また、シリカの凝集により動倍率が高くなるからである。
また、上記シリカ(B成分)は、下記の特性(α)および(β)を備えている。
(α)シアーズ滴定法により算出されるシリカ表面のシラノール基密度が7〜15個/nm。
(β)平均粒子径が2〜10μm。
まず、上記特性(α)について説明する。上記シアーズ滴定法により算出されるシリカ表面のシラノール基密度が小さすぎると、シランカップリング剤(D成分)およびジエン系ゴム(A成分)との反応性(結合性)に劣るため、耐久性が悪化する傾向がみられ、シランカップリング剤(D成分)やジエン系ゴム(A成分)と充分反応せず、ゴム物性も低下する傾向がみられるからである。逆に、上記シラノール基密度が大きすぎると、シリカ自身が異物として働くため、物性が低下したり、また、シリカの凝集により動倍率が高くなる傾向がみられるからである。
ここで、本発明におけるシリカ表面のシラノール基密度は、G.W.シアーズによる Analytical Chemistry(アナリティカルケミストリー),vol.28,No.12,1956,1982〜1983に記載の方法により測定されたシアーズ滴定量により算出することができる。なお、シラノール基密度の算出に当たり、シアーズ滴定量とシラノール基量の関係は、以下のイオン交換反応によるものとする。
Figure 0005376884
上記シラノール基密度の算出法としては、上述のシアーズ滴定法の他、例えば、灼熱減量(TG)測定法等があげられる。上記灼熱減量(TG)測定法によるシラノール基密度の算出では、加熱減量分を全て−OHとカウントするため、ゴムとの相互作用に無関係なシリカ凝集体の微細部分および一次粒子内部の−OHもカウントされる。これに対して、上述のシアーズ滴定法によるシラノール基密度の測定は、シリカ凝集体の表面の−OHのみをカウントする方法である。したがって、ゴム中でのシリカの分散状態およびゴムとの結合状態を考慮すると、シアーズ滴定法により算出したシラノール基密度の方が、実際に近い状態を表現する測定法であるため好ましい。
つぎに、上記特性(β)について説明する。上記平均粒子径が小さすぎると、一次粒子同士の凝集が強くなり、このため分散性が悪化し、動特性が悪くなる傾向がみられるからであり、逆に平均粒子径が大きすぎると、ジエン系ゴム(A成分)との接触面積自体が小さくなるため充分な補強性が得られず、破断時引っ張り強度(TSb)や破断伸び(Eb)が悪くなる傾向がみられるからである。
なお、上記平均粒子径は、コールター法により測定した平均粒子径であって、二次粒子径のことをいう。
上記シリカ(B成分)の調製方法としては、沈殿法シリカの反応処方があげられ、例えば、アルカリ珪酸塩水溶液(市販の珪酸ソーダ水溶液)を鉱酸で中和して沈殿シリカを析出させる方法に準じて調製することができる。具体的には、まず、所定濃度の珪酸ソーダ水溶液を所定量反応容器に張り込み、所定条件で鉱酸を添加する(片側添加反応)か、もしくは予め一定量の温水を張り込んだ反応溶液中に、pH、温度を制御しながら珪酸ソーダおよび鉱酸を一定時間添加する(同時添加方式)方法等が採用できる。つぎに、上記方法によって得られた沈殿シリカスラリーを、ケーキ洗浄が可能な濾過機(例えば、フィルタープレス、ベルトフィルター等)により濾別、洗浄して副生電界質を除去する。その後、得られたシリカケーキを乾燥機により乾燥する。一般的には、このシリカケーキをスラリー化し噴霧乾燥機により乾燥するが、ケーキのまま加熱オーブン等により静置乾燥してもよい。このようにして得た乾燥されたシリカは、続いて粉砕機により所定の平均粒子径とされ、必要に応じさらに分級機による、粗粒のカットを行うことにより、シリカの調製を行う。この粉砕・分級操作は、平均粒子径の調整・粗粒のカットを目的としており、粉砕方式(例えば、気流式粉砕機、衝撃式粉砕機等)は特に限定されるものではない。また、分級機においても同様に分級方式(例えば、風力式、篩い式等)も、特に限定されない。
また、上記シリカ(B成分)の配合量は、上記ジエン系ゴム(A成分)100重量部(以下「部」と略す)に対して5〜50部である。すなわち、上記シリカ(B成分)の配合量が少なすぎると、物性が低下する傾向がみられ、逆にシリカ(B成分)の配合量が多すぎると、動倍率が高くなったり、シリカ添加量が多すぎるとシリカ自身が異物として働くため、物性が低下する傾向がみられるからである。
つぎに、上記シリカ(B成分)とともに用いられるシリカ(C成分)は、BET比表面積が30〜120m2 /gの範囲である。すなわち、上記シリカ(C成分)のBET比表面積が小さすぎると、ジエン系ゴム(A成分)との反応性が悪くなり、補強性の向上効果が期待できず、逆にBET比表面積が大きすぎると、凝集塊が大きく、シリカ自身が異物として働くため、物性が低下したり、また、シリカの凝集により動倍率が高くなるからである。
また、上記シリカ(C成分)は、下記の特性(γ)を備えている。
(γ)シアーズ滴定法により算出されるシリカ表面のシラノール基密度が7個/nm未満。
上記特性(γ)について説明すると、上記シアーズ滴定法により算出されるシリカ表面のシラノール基密度は7個/nm未満であり、好ましくは2〜4個/nmの範囲である。すなわち、上記シラノール基密度が小さすぎると、シランカップリング剤(D成分)およびジエン系ゴム(A成分)との反応性(結合性)に劣るため、耐久性が悪化する傾向がみられ、シランカップリング剤(D成分)やジエン系ゴム(A成分)と充分反応せず、ゴム物性も低下する傾向がみられるからである。
なお、上記シラノール基密度の算出法は、前述と同様である。
上記シリカ(C成分)の調製方法は、前述のシリカ(B成分)の調製方法に準じて行われる。
また、上記シリカ(C成分)の配合量は、上記ジエン系ゴム(A成分)100部に対して5〜50部である。すなわち、上記シリカ(C成分)の配合量が少なすぎると、物性が低下する傾向がみられ、逆にシリカ(C成分)の配合量が多すぎると、動倍率が高くなったり、シリカ添加量が多すぎるとシリカ自身が異物として働くため、物性が低下する傾向がみられるからである。
ここで、上記シリカ(B成分)と、シリカ(C成分)との合計配合量は、上記ジエン系ゴム(A成分)100部に対して10〜100部であり、好ましくは20〜70部の範囲である。すなわち、上記合計配合量が少なすぎると、一定水準の補強性を満足できなくなる傾向がみられ、逆に上記合計配合量が多すぎると、動倍率が高くなったり、シリカ添加量が多すぎるため、シリカ自身が異物として働き、物性が低下する傾向がみられるからである。
また、上記シリカ(B成分)と、シリカ(C成分)との混合比は、重量比で、シリカ(B成分)/シリカ(C成分)=1/3〜3/1の範囲であり、好ましくはシリカ(B成分)/シリカ(C成分)=1/2〜2/1の範囲である。すなわち、シリカ(B成分)の重量比が小さすぎる〔シリカ(C成分)の重量比が大きすぎる〕と、動倍率が低下する傾向がみられ、逆にシリカ(B成分)の重量比が大きすぎる〔シリカ(C成分)の重量比が小さすぎる〕と、補強性や動倍率が低下する傾向がみられるからである。
つぎに、上記A成分〜C成分とともに用いられる、特定のシランカップリング剤(D成分)としては、下記の一般式(1)で表されるシランカップリング剤が用いられる。
Figure 0005376884
〔式中、R1 はアルキルポリエーテル基−O−(R5 −O)m −R6 であり、ここでR5 は同じかまたは異なり、かつ分枝鎖または非分枝鎖の飽和または不飽和の脂肪族の二価のC1 〜C30炭化水素基、有利にCH2 −CH2 、CH2 −CH(CH3 )、−CH(CH3 )−CH2 −、CH2 −CH2 −CH2 またはそれらの混合物であり、mは平均で1〜30、有利に2〜20、特に有利に2〜15、極めて特に有利に3〜10、抜群に有利に3.5〜7.9であり、R6 は少なくとも11個、有利に少なくとも12個のC原子を含有し、かつ非置換かまたは置換された分枝鎖または非分枝鎖の一価のアルキル、アルケニル、アリールまたはアラルキル基である。R2 は同じかまたは異なり、かつR1 、C1 〜C12アルキルまたはR7 O基であり、ここでR7 はH、メチル、エチル、プロピル、C9 〜C30分枝鎖または非分枝鎖の一価のアルキル、アルケニル、アリールまたはアラルキル基または(R8 3 Si基である。ここでR8 はC1 〜C30分枝鎖または非分枝鎖のアルキルまたはアルケニル基である。R3 は分枝鎖または非分枝鎖の飽和または不飽和の脂肪族、芳香族、混合脂肪族および芳香族からなる群から選ばれた少なくとも一つの二価のC1 〜C30炭化水素基である。R4 はH、CNまたは(C=O)−R9 であり、ここでR9 は分枝鎖または非分枝鎖の飽和または不飽和の脂肪族、芳香族、混合脂肪族および芳香族からなる群から選ばれた少なくとも一つの一価のC1 〜C30、有利にC5 〜C30、特に有利にC5 〜C20、極めて特に有利にC7 〜C15、抜群に有利にC7 〜C11炭化水素基である。〕
上記特定のシランカップリング剤(D成分)は、上記一般式(1)におけるR3 の長さ(炭素数)<〔R6 の長さ(炭素数)−(R5 の長さ(炭素数)×m)〕を満たすものが好ましい。
なお、上記特定のシランカップリング剤(D成分)は、上記一般式(1)で表される種々のシランカップリング剤またはその縮合生成物の混合物であっても差し支えない。
上記特定のシランカップリング剤(D成分)としては、下記の一般式(2)で表されるもの、一般式(3)で表されるもの、もしくはこれらの混合物が好ましい。
Figure 0005376884
本発明における特定のシランカップリング剤(D成分)としては、上記一般式(2)において、m=5であらわされるものが特に好ましい。
また、上記特定のシランカップリング剤(D成分)の配合量は、上記ジエン系ゴム(A成分)100部に対して、0.5〜10部の範囲が好ましく、特に好ましくは2〜8部の範囲である。すなわち、上記D成分の配合量が少なすぎると、シリカの分散性の向上効果が小さくなり、逆にD成分の配合量が多すぎると、耐熱性が悪くなる傾向がみられるからである。
本発明の防振ゴム組成物においては、上記A〜D成分とともに、加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤、老化防止剤、プロセスオイル等を必要に応じて適宜に配合しても差し支えない。なお、本発明の防振ゴム組成物は、従来、補強剤として用いられていたカーボンブラックに代えて、シリカ(B成分)およびシリカ(C成分)を併用したものであり、補強剤としてのカーボンブラックを実質的に含有しないもの(カーボンブラック不含)が好ましいが、本発明の防振ゴム組成物の特性に影響を与えない量であれば含有させても差し支えない。
上記加硫剤としては、例えば、硫黄(粉末硫黄,沈降硫黄,不溶性硫黄)等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
上記加硫剤の配合量は、上記ジエン系ゴム(A成分)100部に対して、0.3〜7部の範囲が好ましく、特に好ましくは1〜5部の範囲である。すなわち、上記加硫剤の配合量が少なすぎると、充分な架橋構造が得られず、動倍率、耐へたり性が悪化する傾向がみられ、逆に加硫剤の配合量が多すぎると、耐熱性が低下する傾向がみられるからである。
上記加硫促進剤としては、例えば、チアゾール系,スルフェンアミド系,チウラム系,アルデヒドアンモニア系,アルデヒドアミン系,グアニジン系,チオウレア系等の加硫促進剤があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、架橋反応性に優れる点で、スルフェンアミド系加硫促進剤が好ましい。
また、上記加硫促進剤の配合量は、上記ジエン系ゴム(A成分)100部に対して、0.5〜7部の範囲が好ましく、特に好ましくは0.5〜5部の範囲である。
上記チアゾール系加硫促進剤としては、例えば、ジベンゾチアジルジスルフィド(MBTS)、2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)、2−メルカプトベンゾチアゾールナトリウム塩(NaMBT)、2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛塩(ZnMBT)等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、特に架橋反応性に優れる点で、ジベンゾチアジルジスルフィド(MBTS)、2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)が好適に用いられる。
上記スルフェンアミド系加硫促進剤としては、例えば、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(NOBS)、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾイルスルフェンアミド(BBS)、N,N′−ジシクロヘキシル−2−ベンゾチアゾイルスルフェンアミド等があげられる。
上記チウラム系加硫促進剤としては、例えば、テトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)、テトラエチルチウラムジスルフィド(TETD)、テトラブチルチウラムジスルフィド(TBTD)、テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド(TOT)、テトラベンジルチウラムジスルフィド(TBzTD)等があげられる。
上記加硫助剤としては、例えば、亜鉛華(ZnO)、ステアリン酸、酸化マグネシウム等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
また、上記加硫助剤の配合量は、上記ジエン系ゴム(A成分)100部に対して、1〜25部の範囲が好ましく、特に好ましくは3〜10部の範囲である。
上記老化防止剤としては、例えば、カルバメート系老化防止剤、フェニレンジアミン系老化防止剤、フェノール系老化防止剤、ジフェニルアミン系老化防止剤、キノリン系老化防止剤、イミダゾール系老化防止剤、ワックス類等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
また、上記老化防止剤の配合量は、上記ジエン系ゴム(A成分)100部に対して、1〜10部の範囲が好ましく、特に好ましくは2〜5部の範囲である。
上記プロセスオイルとしては、例えば、ナフテン系オイル、パラフィン系オイル、アロマ系オイル等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
また、上記プロセスオイルの配合量は、上記ジエン系ゴム(A成分)100部に対して、1〜50部の範囲が好ましく、特に好ましくは3〜30部の範囲である。
本発明の防振ゴム組成物は、例えば、つぎのようにして調製することができる。すなわち、上記ジエン系ゴム(A成分)と、シリカ(B成分)と、シリカ(C成分)と、特定のシランカップリング剤(D成分)と、必要に応じて加硫助剤,老化防止剤,プロセスオイル等を適宜に配合し、これらをバンバリーミキサー等を用いて、約50℃の温度から混練りを開始し、100〜160℃で、3〜5分間程度混練を行う。つぎに、これに、加硫剤,加硫促進剤等を適宜に配合し、オープンロールを用いて、所定条件(例えば、50℃×4分間)で混練することにより、防振ゴム組成物を調製することができる。その後、得られた防振ゴム組成物を、高温(150〜170℃)で5〜30分間、加硫することにより防振ゴムを作製することができる。
ここで、本発明における、特定のシランカップリング剤(D成分)と、特定のシリカ〔シリカ(B成分)もしくはシリカ(C成分)〕との化学的結合について、前記一般式(2)で表されるシランカップリング剤を例に具体的に説明する。例えば、図1の模式図に示すように、シランカップリング剤中のEtO基(エトキシ基)が、シリカ3表面のOH基と化学的に結合し、その結果、シランカップリング剤中の長鎖のアルキルポリエーテル基〔−O−(CH2 CH2 O)m −C1327〕1,2が、シリカ3全体を包みこむような状態になる。なお、図2に示すように、シランカップリング剤中の長鎖のアルキルポリエーテル基〔−O−(CH2 CH2 O)m −C1327〕1,2の一方が、先端の−C1327部分から略180℃反対側に折れ曲がっていても差し支えない。また、図3は、複数のシリカ3(なお、表面のOH基は省略する)と特定のシランカップリング剤との化学的結合状態を示す模式図である。すなわち、本発明においては、上記結合により、シリカ(B成分)およびシリカ(C成分)を併用しても、その分散性が向上する。したがって、特定のシランカップリング剤(D成分)の添加量を抑制することができる。そのため、本発明によれば防振ゴム組成物の低動倍率化を実現することができるとともに、防振ゴム組成物中の総硫黄量を抑制でき、耐熱性が向上する。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。ただし、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕
下記の表1に示すように、ジエン系ゴム(A成分)である天然ゴム100部と、酸化亜鉛5部と、ステアリン酸1部と、老化防止剤2部と、ワックス2部と、鉱物油5部と、シランカップリング剤(D成分)2部と、シリカA(B成分)15部と、シリカa(C成分)5部とを配合し、これらをバンバリーミキサーを用いて、約50℃の温度から混練りを開始し、最高温度(160℃)で4分間混練を行った。つぎに、これに、加硫促進剤(CBS)2部と、加硫促進剤(TMTD)1部と、加硫剤(硫黄)1部とを配合し、オープンロールを用いて、約50℃で4分間混練することにより、防振ゴム組成物を調製した。
〔実施例2〜25、比較例1〜15〕
下記の表1〜表8に示すように、各成分の配合量等を変更する以外は、実施例1に準じて、防振ゴム組成物を調製した。
Figure 0005376884
Figure 0005376884
Figure 0005376884
Figure 0005376884
Figure 0005376884
Figure 0005376884
Figure 0005376884
Figure 0005376884
上記表1〜表8に示した主な材料は、下記のとおりである。
〔酸化亜鉛〕
堺化学工業社製、酸化亜鉛2種
〔ステアリン酸〕
花王社製、ルーナックS30
〔老化防止剤〕
精工化学社製、オゾノン6C
〔ワックス〕
大内新興化学社製、サンノック
〔鉱物油〕
ナフテン系オイル(出光興産社製、ダイアナプロセスNM−280)
〔シランカップリング剤(D成分)〕
前記一般式(2)において、mが5であるシランカップリング剤(エボニックデグサ社製、VPSi363)
BET比表面積、シラノール基密度および平均粒子径が、それぞれ所定値になるように調製したシリカの試作品を準備した。
〔シリカA(B成分)〕
BET比表面積:15m2 /g、シラノール基密度:14.4個/nm2 、平均粒子径:5μm
〔シリカB(B成分)〕
BET比表面積:29m2 /g、シラノール基密度:7.5個/nm2 、平均粒子径:5μm
〔シリカC(B成分)〕
BET比表面積:18m2 /g、シラノール基密度:10.1個/nm2 、平均粒子径:9.2μm
〔シリカD(B成分)〕
BET比表面積:18m2 /g、シラノール基密度:10.1個/nm2 、平均粒子径:3.6μm
〔シリカE(B成分)〕
BET比表面積:18m2 /g、シラノール基密度:10.1個/nm2 、平均粒子径:2μm
〔シリカa(C成分)〕
東ソーシリカ社製、ニプシールE743(BET比表面積:57m2 /g、シラノール基密度:3.2個/nm2 、平均粒子径:3.7μm)
〔シリカb(C成分)〕
東ソーシリカ社製、ニプシールER(BET比表面積:92m2 /g、シラノール基密度:2.4個/nm2 、平均粒子径:12μm)
〔シリカ(比較例用)〕
東ソーシリカ社製、ニプシールVN3(BET比表面積:210m2 /g、シラノール基密度:2.6個/nm2 、平均粒子径:20μm)
〔加硫促進剤〕
CBS(大内新興化学社製、ノクセラーCZ)
〔加硫促進剤〕
TMTD(三新化学工業社製、サンセラーTT)
〔加硫剤〕
硫黄(鶴見化学工業社製、粉末硫黄)
このようにして得られた実施例および比較例の防振ゴム組成物を用い、下記の基準に従って、各特性の評価を行った。これらの結果を、上記の表1〜表8に併せて示した。
〔初期物性〕
各防振ゴム組成物を、160℃×20分の条件でプレス成形、加硫して、厚み2mmのゴムシートを作製した。このゴムシートからJIS5号ダンベルを打ち抜き、このダンベルを用い、JIS K6251に準拠して、破断時引っ張り強度(TSb),破断伸び(Eb)および硬度(JIS A)をそれぞれ測定した。
〔圧縮永久歪み〕
各防振ゴム組成物を、160℃×30分の条件でプレス成形し、テストピースを作製した。つぎに、JIS K6262に従い、上記テストピースを25%圧縮させたまま、100℃×70時間後の圧縮永久歪みを測定した。
〔動特性〕
(静的ばね定数:Ks)
各防振ゴム組成物を用い、円板状金具(直径60mm、厚み6mm)をゴム片( 直径50mm、高さ25mm)の上下面に170℃×30分の加硫条件でプレス、加硫接着させたテストピースを作製した。つぎに、上記テストピースを円柱軸方向に7mm圧縮させ、2回目の往きの荷重たわみ曲線から1.5mmと3.5mmのたわみ時の荷重を読み取って、静的ばね定数(Ks)を算出した。
(動的ばね定数:Kd100)
上記テストピースを円柱軸方向に2.5mm圧縮し、この2.5mm圧縮の位置を中心に、下方から100Hzの周波数により、振幅0.05mmの定変位調和圧縮振動を与え、上方のロードセルにて動的荷重を検出して、JIS K 6394に準じて、動的ばね定数(Kd100)を算出測定した。
(動倍率:Kd100/Ks)
動倍率は、動的ばね定数(Kd100)/静的ばね定数(Ks)の値として求めた。
〔耐熱性〕
各防振ゴム組成物を、160℃×30分の条件でプレス成形し、テストピースを作製した。つぎに、JIS K6262に従い、上記テストピースを25%圧縮させたまま、100℃×70時間後の圧縮永久歪みを測定した。評価は、圧縮永久歪みが45%以下のものを○、45%を超えるものを×とした。
上記表1〜表8の結果から、BET比表面積が13〜29m2 /gのシリカと、BET比表面積が30〜120m2 /gのシリカと、特定のシランカップリング剤とを用いた実施例品は、いずれも初期物性、圧縮永久歪み特性、動特性、耐熱性に優れていた。
これに対して、全ての比較例品は、BET比表面積が13〜29m2 /gのシリカを用いているが、BET比表面積が30〜120m2 /gの範囲から外れるシリカを併用しているため、初期物性、圧縮永久歪み特性、動特性が劣るとともに、比較例の一部を除き、耐熱性も劣っていた。
本発明の防振ゴム組成物は、例えば、自動車の車両等に用いられるエンジンマウント、スタビライザブッシュ、サスペンションブッシュ等の防振材料として、好適に用いられる。
特定のシランカップリング剤と特定のシリカとの化学的結合状態の一例を示す模式図である。 特定のシランカップリング剤と特定のシリカとの化学的結合状態の他の例を示す模式図である。 特定のシランカップリング剤と特定のシリカとの化学的結合状態のさらに他の例を示す模式図である。
符号の説明
1 −(OCH2 CH2 m O−
2 −C1327
3 シリカ

Claims (2)

  1. 下記の(A)〜(D)成分を含有し、(A)成分100重量部に対して、(B)成分の配合量が5〜50重量部、(C)成分の配合量が5〜50重量部、(B)および(C)成分の合計配合量が10〜100重量部であり、かつ、(B)および(C)成分の混合比が、重量比で、(B)/(C)=1/3〜3/1の範囲であることを特徴とする防振ゴム組成物。
    (A)ジエン系ゴム。
    (B)BET比表面積が13〜29m2 /gであり、シアーズ滴定法により算出されるシリカ表面のシラノール基密度が7〜15個/nmであり、平均粒子径が2〜10μmである、シリカ。
    (C)BET比表面積が30〜120m2 /gであり、シアーズ滴定法により算出されるシリカ表面のシラノール基密度が7個/nm未満である、シリカ。
    (D)下記の一般式(1)で表されるシランカップリング剤。
    Figure 0005376884
    〔式中、R1 はアルキルポリエーテル基−O−(R5 −O)m −R6 であり、ここでR5 は同じかまたは異なり、かつ分枝鎖または非分枝鎖の飽和または不飽和の脂肪族の二価のC1 〜C30炭化水素基であり、mは平均で1〜30であり、R6 は少なくとも11個のC原子を含有し、かつ非置換かまたは置換された分枝鎖または非分枝鎖の一価のアルキル、アルケニル、アリールまたはアラルキル基である。R2 は同じかまたは異なり、かつR1 、C1 〜C12アルキルまたはR7 O基であり、ここでR7 はH、メチル、エチル、プロピル、C9 〜C30分枝鎖または非分枝鎖の一価のアルキル、アルケニル、アリールまたはアラルキル基または(R8 3 Si基である。ここでR8 はC1 〜C30分枝鎖または非分枝鎖のアルキルまたはアルケニル基である。R3 は分枝鎖または非分枝鎖の飽和または不飽和の脂肪族、芳香族、混合脂肪族および芳香族からなる群から選ばれた少なくとも一つの二価のC1 〜C30炭化水素基である。R4 はH、CNまたは(C=O)−R9 であり、ここでR9 は分枝鎖または非分枝鎖の飽和または不飽和の脂肪族、芳香族、混合脂肪族および芳香族からなる群から選ばれた少なくとも一つの一価のC1 〜C30炭化水素基である。〕
  2. 上記(D)成分のシランカップリング剤の配合量が、上記(A)成分100重量部に対して0.5〜10重量部である請求項1記載の防振ゴム組成物。
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