JP5339759B2 - 自己適応型及び自己調整型多レベル不揮発性メモリ - Google Patents

自己適応型及び自己調整型多レベル不揮発性メモリ Download PDF

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Description

本明細は、多レベルセル(MLC)不揮発性メモリ(NVM)用の自己適応型及び自己調整型方法及び構造に関する。
データは、金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)のチャネルからの電荷担体の電荷蓄積層への注入を介するNVM内のMOSFETの閾値電圧Vthの調節によってNVM内に格納される。例えば、MOSFETに関しては、フローティングゲート内又はFETチャネル領域上の誘電体層内の電荷蓄積が、MOSFETが比較的高いVthを呈示することを生起し、一方、フローティングゲート内又はFETチャネル領域上の誘電体層内の正孔蓄積が、MOSFETが比較的低いVthを呈示することを生起する。図1に図解するように、同一のドレイン電圧バイアスの下、ソース−ドレイン電流Ids対印加ゲート電圧Vに関する曲線は、比較的高い閾値電圧によって印加ゲート電圧軸に沿って右側へと変位された又はその逆の並列である。
NVMセル内に格納されるビット数は、Number of Bits=log(分解可能な閾値電圧レベル)によって規定される分解可能閾値電圧レベルの数によって決定される。より多くの数の閾値電圧が検知され且つ分解されるならば、それだけより多くの数のビットの単一NVMセル内での格納が可能となる。
慣用的なMLC NVMでは、閾値電圧レベル検知は、メモリセルからの電流(電圧)応答を、基準セルの電流(電圧)応答と比較することによって行われているが、この基準セルの閾値電圧レベルは、同一ゲート電圧バイアスの下で基準応答電流(電圧)レベルに予め調整される。しかしながら、製造工程から受け継いだNVMセルに関する相互コンダクタンスg(ここでg=ΔIds/ΔV)と閾値電圧Vthの非均一性の故に、駆動電流ゲート電圧曲線は、図1に図解するように推定上同一の閾値電圧を有する異なるNVMセルに関し勾配(相互コンダクタンス)及び閾値電圧(始点)が異なる。図1において、各特定閾値電圧レベルについて、実線は、中間の相互コンダクタンスを有するセルに関する典型的なセル駆動電流対制御ゲート電圧曲線を表し、破線は、その特定閾値電圧レベルに関連する最大相互コンダクタンスを有するセルに関するその曲線を表し、点線は、その特定閾値電圧レベルに関連する最小相互コンダクタンスを有するセルに関するその曲線を表す。特定閾値電圧レベルに関する各曲線グループ(実線、破線、点線)は、NVMセルの3つの異なる相互コンダクタンスを表すことに留意されたい。図示される4つの曲線グループは、4つの異なる閾値電圧レベルでそれらの閾値電圧(ΔVtho,ΔVth1,ΔVth2,ΔYth3)を変える。特定的には、NVMセルの母集団において、リソグラフィー、酸化膜厚、又は酸化物トラップ密度によるセルからセルへのアスペクト比(幅/長さ)の偏差が、NVMセル相互コンダクタンスでの偏差を生起し、一方、チャネル不純物又は固定電荷での偏差が、プログラミング前のNVMセル原閾値電圧の偏差を生起する。基準セルを含むNVMセル間の偏差が、図1に見られるように印加される一定ゲート電圧により特に基準セル比較方式内で実現可能な分解可能閾値電圧レベルの数に制限を加える。
さらに、メモリセルは、基準セルよりも多い書込み/消去サイクルを経験するので、メモリセルにおける相互コンダクタンス劣化(駆動電流ゲート電圧曲線での比較的小さい勾配)は、基準セルにおける相互コンダクタンス劣化よりも一層深刻である。デバイス寿命を通して、この結果を補償するため、基準セルをサイクル使用する又はセンス増幅器のオフセットを再調節するような他の技法が必要である。
NVMセルに階段ゲート電圧を使用してNVMセル内の駆動電流を検知する他の技法が、NOR型NVM(M.Bauer他、Intel Corporation、2005年 IEEE集積回路及び技術についての国際会議) 及びNAND型NVM(T.S.June他、Samsung Electronics,IEEE J.、Solid−State Circuit、Vol.31,No.11,pp.1575,1996年11月)に適用された。これらの技法の両者とも、予め調整された基準セルを必要としない。特定の閾値電圧レベルの間で階段ゲート電圧が選択される。また、特定の閾値電圧レベルへとプログラムされた複数のメモリセルに関連する全閾値電圧分布を含んでおり、消去/書込みサイクル及び高温ベーキング(baking)の後のレベルに対するプログラムされたNVMセルの全閾値電圧分布が図2に図解するような階段ゲート電圧の間にとどまり得るように、階段電圧増分は、特定レベルへとプログラムされたセルに対する最小(最大)許容閾値電圧と次の比較的低い(比較的高い)特定レベルへとプログラムされたセルに対する最小(最大)許容閾値電圧の間の保護帯域を必要とする。NVMセルの制御ゲートへの十分に大きいゲート電圧増分によって、センス回路の応答を受信する組合せ論理回路は、全ての3つの階段電圧を印加した後、NVMセルの閾値電圧レベルを決定することができ、そしてメモリセルに蓄積された電荷によって示される2進情報を決定することができる。
図2に図解されたように階段ゲート電圧方式に見られるように、MLC NVMに関する分解可能なレベルは、レベル間のプログラムされたNVM閾値電圧及び保護帯域電圧の分布によって制限される。各閾値電圧レベルに関するMLC NVMに関連する閾値電圧分布の幅は、プログラミング条件(速度、バックグラウンドカップリング、及び雑音)の均一性とNVMセルの特性とに依拠する。NAND型フラッシュメモリに関するプログラムされた閾値電圧の分布は、セルプログラム速度、バックグラウンドパターン従属性、読取−検証オフセット、及び隣接フローティングゲート結合(T.H.Cho他、Samsung Electronics、IEEE J.、Solid−State Circuit、Vol.36、No.11、pp.1700、2001年11月)によって拡張されることが報告されている。消去/書込みサイクル及び高温ベーキングの後の閾値電圧の拡張された分布は、(点線曲線によって図2に示されるように)ゲート誘電体厚とNVMセルの品質に確実に依拠する。これらのパラメーターは、メモリからメモリへのNVMセルに伴うと同様に、規定のメモリ内のNVMセルに伴って変わることができる。そこで、図2は、実線で、NVMセルが比較的新しく且つ数回のみプログラムされたときの4つの異なる規定閾値電圧レベルに関連する実閾値電圧の分布を示し、また、点線で、NVMセルが数回使用され且つ多数回数再プログラムされた後の同様の分布を示す。点線分布は、使用によってNVMセルの閾値電圧が下方へ変位することを示す。規定のNVMセルに関連する特定閾値電圧を決定するべく、階段ゲート電圧がセルの制御ゲートに印加され、駆動電流Idsが計測された。非Ids電流とIds電流を生ずる2個の階段ゲート電圧が、センス増幅器が論理回路と伴に働いてNVMセルの実閾値電圧レベル及び従ってセル内に格納された2進情報を検出することを可能とする。
NVMセルアレイ内のいくつかのセルの閾値電圧が、時間経過とともに、規定された基準閾値電圧に関する階段ゲート電圧の比較的低いものの下方に降下する閾値電圧を有することを目的として、メモリアレイ内のNVMセルに関する最低位閾値電圧であると予測されるものと規定の基準閾値電圧直下の階段ゲート電圧の間に保護帯域が設けられる。セルが規定の閾値電圧へプログラムされたときに、次の比較的高い階段ゲート電圧を越える実閾値電圧を、メモリアレイ内のいずれのNVMセルも有さないことを確保するべく、規定の閾値電圧レベルに関連する最高位予測閾値電圧とこの規定の閾値電圧レベル直上の階段ゲート電圧の間に、同様の保護帯域が設けられる。図2は、NVMセルの典型的アレイに関する階段ゲート電圧に関係するこれらの保護帯域電圧を示す。
NVMセルからNVMセルへの実閾値電圧の非均一性による閾値電圧レベル偏差を緩和するため、そしてNVMセルに関する分解可能な閾値電圧のレベルの数を増やすために、NVMセルのアレイ内でセルからセルへの実閾値電圧の偏差を処理制御するべく自己適応型及び自己調整型方法及び構造が開示される。これらの方法及び構造の1つの特徴は、NVMセルへの印加レベルゲート電圧により基準電流(電圧)をその中心とした固定応答許容差ウインドウ内に、NVMを自己適応型(self−adaptively)にプログラムすることである。センス回路利得の適正な選択と応答ウインドウの選択とが、閾値電圧許容差ウインドウの所望の数値への制御を可能とする。閾値電圧許容差ウインドウよりも大きな増分ゲート電圧が、増分電圧による2個の階段電圧のNVMセルの制御ゲートへの印加からの応答が、基準電流(電圧)との比較において、電流(電圧)遷移を通過するであろうことを保証する。NVMセル内に格納された電圧レベル情報は、前記遷移から検出されることが可能であり、且つビットワード情報に変換され得る。
さらに、また、時間経過によるNVMセルの相互コンダクタンス劣化及び電荷拘留をカバーするための保護帯域電圧を含むように基準閾値電圧間のゲート電圧増分を選択することが可能である。特定の閾値電圧レベルに関するNVMセルの閾値電圧が許容差ウインドウから出て保護帯域領域内へと降下したときには、NVMセルは再調整され、そして、元の応答許容差ウインドウへと復旧されることが可能である。NVMセル内に格納されたビットワード情報は、消失から救われ得る。
本開示では、単一NVMセル内で多レベル及び多ビット記憶を実現する方法及び構造を記述する。当業者は、方法及び構造との関係においてこの明細書に記述する本発明実施例が例示のためのみであり、いずれの意味においても限定を意図したものでないことを理解されるであろう。本開示の他の実施例は本開示に関心のある当業者にその内容を理解容易に教示するであろう。
図3は、自己適応型及び自己調整型MLC NVMの一般的な方式を示す。n個のレベルのレベルゲート電圧は、L,L,.....,Ln−1によって規定され、各レベルは2進数で1つのm−ビットワードによって示され、ここでm=log(n)である。図3に示される構造を使用して、NVMセルが、標準的な公知のプログラミング技法を使って特定レベルLにプログラムされた場合には、電流(電圧)応答をIref+/−ΔI(Vref+/−ΔV)内に検証するべくレベルゲート電圧LがNVMセルの制御ゲートに印加される。この検証は、比較器内の基準電圧を上方境界Iref+ΔI(Vref+ΔV)と下方境界Iref−Δ(Vref−ΔV)へ又はその逆に連続して切り換えることによって行われる。このプログラミングシーケンスは、NVMセル閾値電圧をithレベル付近まで迅速に動かすための1つのきめのあらいプログラミングとNVMセル閾値電圧を応答許容差ウインドウIref+/−ΔI(Vref+/−ΔV)内へと微調整するための2つのきめの細かいプログラミングを含む。すなわち、プログラムされるNVMセルの実閾値電圧が、特定閾値電圧レベルLに関連する最小受容可能閾値電圧に比べて非常に低い場合には、そのセルの閾値電圧が少なくとも最小受容可能閾値電圧レベルの上になるまで、プログラミングが、プログラムされるNVMセルのチャネル領域の上のフローティングゲート又は関連する誘電体に追加的な電荷を付与する。NVMセルの実閾値電圧が、特定閾値電圧レベルLに関連する最大受容可能閾値電圧より上において、非常に高い場合には、そのセルの閾値電圧が少なくとも特定閾値電圧レベルLに関連する最大受容可能閾値電圧の下となるまで、プログラミングは、プログラムされるNVMセルのチャネル領域の上のフローティングゲート又は関連する誘電体上の電荷を除去する。
ゲート電圧に関する符合する許容差ウインドウΔLは、センス回路利得関係ΔL=ΔI/A又はΔL=ΔV/Aによって規定され、ここで、AとAは、各々、電流と電圧に関するセンス増幅利得である。図4は、最も単純なセンス増幅器に関する典型的なNVMセル駆動電流対制御ゲート電圧曲線、すなわち、固定ドレインバイアスによるNVMセルを図解する。センス回路利得Aは、NVMセルの相互コンダクタンスである。2個の特定閾値電圧L及びLi+1の各々は同一セルに関して相互に並列であるので、駆動電流対ゲート電圧曲線は、所望閾値電圧(実線)と最高位の受容可能な閾値電圧(破線)と最低位の受容可能な閾値電圧(点線)を示している。自己適応型方式は、プログラムされるセルのフローティングゲート又は誘電体内での各種電荷の付与又は除去によって、NVMセルの閾値電圧を符合する応答電流ΔIの拘束下に入れるので、各NVMセルの絶対閾値電圧による不均一性は無関係となる。NVMセルのフローティングゲート(誘電体)上の蓄積された電荷の絶対量は、計測された出力応答を応答許容差ウインドウ内とするとの要求の拘束によって順応的に変化する。
他の偏差は、センス回路利得偏差から生じる。ΔA(ΔA)をセンス回路利得での偏差であると仮定した場合、NVMセル及びセンス回路に関するセンス回路利得は、A=AI0+ΔA(A=Av0+ΔA)と書くことができ、ここでAI0(Av0)は、NVMセルのアレイに関するセンス回路利得の平均である。図4の最も単純なセンス回路の場合に関しては、利得偏差は、主に、NVMセル相互コンダクタンス偏差による。すなわち、ゲート電圧許容差ウインドウは、ΔL=ΔI/AI0(1+O(ΔA/AI0))によって書くことができ、ここでO(ΔA/AI0)は(ΔA/AI0)の比較的高い順位である。ゲート許容差ウインドウ上の利得偏差の効果は、比較的高い順位の範囲(ΔA/AI0)内にある。例えば、典型的MOSFET劣化基準用に使用される相互コンダクタンス劣化の10%(図4内の小勾配)は、ゲート電圧許容差ウインドウの下方境界の下〜10%に動くのみである。
階段ゲート電圧S及びSi+1(図3、ブロック311)は、段電圧増分Si+1−Sが(特定閾値電圧レベルLiに符合する)レベルiに関するゲート電圧許容差ウインドウΔLよりも大きくなければならないように選択される。SからSi+1への印加された階段ゲート電圧条件下において、センス回路出力からの応答は、基準電流(電圧)との比較において電流(電圧)遷移を通過する。比較器317の出力は、前記遷移が発生したときにその状態を変える。比較器317の出力ノードからの出力信号は、NVMセル内に格納された電圧レベルの識別を目的として印加され得る。この電圧レベルにビットワードを割り当てることにより、NVMセル内に格納されたビットワードが理解され得る。
実施においては、階段電圧の増分は、閾値電圧レベル間の境界に関する不明瞭を防止するべく、保護帯域電圧が含まれることを必要とする。トンネル現象又は応力誘起漏れ電流(SLIC)による蓄積電荷損失のようなNVMセルに共通な他の現象が、ある程度の蓄積時期間の後に、並列な曲線を下方へと動かす。各NVMセルに関連する閾値電圧の保護帯域電圧と周期的検証を適切に選択することにより、蓄積された電荷により表される情報を含有するNVMセルは、常に、(すなわち、周期的に又は他のいずれかのアルゴリズムに従って)再調整されることができる。すなわち、ビットワード情報は消失から救われることができる。
図3の概略方式に示されるように、NVMセルのフローティングゲートトランジスタ又は電荷トラッピングトランジスタQ1に関連する制御ゲート電極330は、各々、検証と読取のため、スイッチ312aと導線313a、313b、313cを介してゲートレベル電圧源310に接続可能であり、且つ、スイッチ312bと導線313e、313d、313eを介して階段ゲート電圧源311に接続可能である。NVMセル内のフローティングゲートトランジスタ又は電荷トラッピングトランジスタQ1のソースノードs及びドレインノードdは、制御ゲート330に印加されるゲート電圧の各レベルに応答してQ1によって通過される電流を検知するためのセンス増幅器315に接続される。センス増幅器315からの出力信号は、線316aにて比較器317の一方の入力ノードへと供給される。比較器317の他方の入力ノードは、線316bを介して、下方境界検証、上方境界検証、読取に関係するスイッチ319a、319b、319cの1つを閉じることによって3つの基準電流(電圧)のいずれか1つに接続される(読取オペレーションに関係するスイッチ319aが閉じて示されている)。
プログラミングの際、ゲート電圧レベルLがトランジスタQ1の制御ゲート330に印加されたときにセンス回路の応答が下方境界Iref−ΔI(Vref−ΔV)と上方境界Iref+ΔI(Vref+ΔV)の内側にあるようにそのセルの閾値電圧を調節するため、比較器317の出力状態が各NVMセルの検証に使用される。下方境界検証のため、NVMセルQ1の制御ゲート電極330はスイッチ312aを介してゲートレベル電圧源310に接続され、比較器317の入力線316bはスイッチ319bを介して下方境界基準電流(電圧)源320aに接続される。比較器317の読出しは、センス増幅器315からの応答電流(電圧)が、下方境界基準電流(電圧)Iref−ΔI(Vref−ΔV)よりも高いか低いかを検出するために適用され得る。上方境界検証のため、NVMセルQ1の制御ゲート電極330は、スイッチ312aを介してゲートレベル電圧源310に接続され、比較器317の入力線316bはスイッチ319cを介して上方境界基準電流(電圧)源320bに接続される。比較器317の読出しは、センス増幅器315からの応答電流(電圧)が上方境界基準電流(電圧)Iref+ΔI(Vref+ΔV)よりも高いか低いかを検出するために適用されることができる。
レベルiに関する格納ビット情報を読出すため、トランジスタQ1の制御ゲート330はスイッチ312bを介して階段ゲート電圧源311に接続され、源318からの基準電流(電圧)Iref(Vref)はスイッチ319aを閉じることによって比較器317の入力ノード316bに印加される。階段ゲート電圧源311により供給される階段電圧がSからSi+1に変化した場合には、比較器317の線316aへのセンス増幅器315の出力電流(電圧)は、他の入力線316bでの基準電流(電圧)Iref(Vref)よりも比較的高いから比較的低いへの(比較的低いから比較的高いへの)電流(電圧)遷移を生ずる。比較器317の出力は、この電流(電圧)遷移に起因してその状態を変化する。同比較器317の出力状態は、格納されたレベルの識別に適用され、且つNVMセル内に格納されるビットワード情報に変換される。
MLC NVMの自己適応型方法の効果を図解するため、図1のIds−V曲線(実線曲線は中間相互コンダクタンスを表し、点線曲線は最大相互コンダクタンスを表し、破線曲線は最小相互コンダクタンスを表す)の同一グループを利用して、図4の本発明に開示の検証方法でのプログラミング閾値電圧変位を模倣するべく、これらの曲線を並列に配置する。図1との比較において図4に明確に見られるように、ゲートレベル電圧に関する偏差は制御可能なウインドウに集束され得る。ゲートレベル電圧の偏差は、センス増幅器利得及び基準電流(電圧)の設定点、並びに上方境界基準電流(電圧)及び下方境界基準電流(電圧)によって制御されることが可能である。
本発明の自己適応型及び自己調整型NVMの好実施例の図解のためには、「ビットシンボル認識方法及び非揮発性メモリに複数個のビットを格納するための方法」との標題の2006年3月16日出願の米国特許出願第11/378074号に開示のインバータ型構造を備えたビットワード識別検証方式が有用である。同出願は、本出願の譲受人であるフラッシュシリコン社に譲渡されており、引用としてその全体が本出願に加えられる。本出願の図5は、0.18μm技法で処理されたNVMセルに関するインバータセンス回路の入力/出力特性の16レベルの計測データを示す。
図6は、NMOSFET NOR型NVMアレイに関する自己適応型及び自己調整型MLC NVMを実施するブロック配線図を示す。NOR型NVMアレイは、1つの行R(行R乃至Rのいずれかであり、ここで、Mはセクタ620内の行の総数を表す整数であり、mは1=m=Mで規定される整数である)にn個のセルを備えるように構成される。NVMセルの各列C(列C乃至Cのいずれかであり、ここで、Nはメモリセクタ620内の列の最大数であり、nは1=n=Nによって規定される整数である)は、単一ビットラインに沿った「センス増幅器回路及びビットラインスイッチ」と称されるブロック613内の同一センス増幅器を共有する。3つの基準電圧が、基準電圧発生器607内の分圧器からセンス回路へと供給される。発生器607内の分圧器には、読取電圧供給VDDRから直接誘導される、基準電圧Vrefと、下方境界基準電圧Vref−ΔVと、上方境界基準電圧Vref+ΔVとが供給される。ワードラインアドレスレジスタ及び前復号器606からワードラインアドレスを受信する行復号器615からの出力信号は、高電圧スイッチ603を介してワードラインR(これは行R乃至Rのいずれか1つに符合する)を励起するために印加される。高電圧スイッチ603が、選択されたワードラインRを、検証及び読取のため電荷ポンピング及び調整器回路608からの高電圧供給VDDHによってバイアスされたデジタルアナログ変換器(DAC)604の出力線に接続するのに使用される。
I/O及びシフトレジスタブロック610は、命令レジスタ605への命令と、アドレスレジスタブロック606へのワードラインアドレスと、格納されるべき入力データを受信し且つ格納し、そして、データバッフア611からの読取データをバス630によって送出する。コンボ論理回路ブロック612は、センス回路及びビットラインスイッチ613からの比較器の読出しと4ビット状態レジスタ601からの「4ビット状態」を受信して、プログラミング、検証及び読取のための選択されたビットラインを励起する。4ビット状態レジスタ601は、プログラミング及び読取の際の(0,0,0,0)の最小状態から(1,1,1,1)の最大状態までの状態を表す。4状態レジスタ601は、プログラミングと検証のため、DAC604への電圧ポインタ602に関する中央状態基準を提供し、読取のため、データバッフア611に4ビット格納データを供給する。クロック及びカウンタ609からの信号は、オペレーションの同期化のため、そして4ビット状態レジスタの起動のために供給される。
消去モード
I/Oブロック610から消去命令とブロックアドレスを受信した後、NORアレイは消去モード内にある。消去オペレーションでは、NORアレイは当業界で公知のようにセクタモード又はページモードで作動可能である。NVM NORアレイのセクタが消去された後に、そのセクタ内の全てのワードラインがペーシ検証シーケンスによって1行ずつ検証される。ページ検証シーケンスは第1のゲートレベル電圧Lを各ワードラインに印加し、一方、基準電圧は、センス増幅器及びビットラインスイッチブロック613内の基準電圧(図3内の316b、319a及び318)に切り換えられる。選択されたワードライン(N NVMセルのページ)に関するNVMセルの行が次に検証され、公知の方法で必要閾値電圧の下へ消去される。
プログラミングモード
I/Oブロック610からプログラミング命令とワードラインアドレスを受信した後、NORアレイは、プログラミングモード内にある。プログラミングのため、NOR NVMセルの行に適用すべくホットキャリヤ注入(HCL)が生起される。プログラミングオペレーションにおいて、I/O610からのビットデータは並列な4×Nデータバッフア611内にロードされる。4ビット状態レジスタは、第1レベル(0,0,0,1)から始まり、プログラミング過程と同期して、増分的に(incrementally)最終状態(1,1,1,1)に至る。アレイ内の全ての各ビットラインはバッフアブロック611内の符合する4ビットデータバッフアに独特に整合させられる。状態ビットは、次にNORアレイ内の並列な全ての各ビットラインに符合する4ビットデータバッフアの各々の中のビットと比較される。もしも4ビット状態レジスタ内のビットとビットラインに関する4ビットデータバッフア内のビットとの間にマッチ(match)すなわちビットマッチがあれば、符合するビットラインが励起される。一方、4ビット状態レジスタ601は、4ビット−8ビット電圧ポインタ602を介して8ビットDAC入力に変換され、DAC出力端子上にi=1,2,...,15に対するレベル電圧Lに関する符合するゲートプログラミング電圧Pを発生する。この電圧レベルに関するゲートプログラミング電圧パルスは、高電圧スイッチ603を介して選択されたワードライン上へ送出される。「状態」に関し選択されたワードライン内のビットマッチのあったNVMセルは閾値電圧レベル付近にプログラムされる。
所望閾値電圧レベルへのきめのあらいプログラミングの後、ビットマッチのあったセルは、下方境界検証シーケンスで検証される。すなわち、基準電圧は、センス増幅器及びビットラインスイッチブロック613内のビットマッチのあったNVMセル対して符合するユニットに関係する下方境界閾値電圧(図3内の316b、319b、320a)に切り換えられ、DAC604の出力電圧はレベルiに関係するゲートレベル電圧Lに切り換えられる。センス増幅器回路及びビットラインスイッチブロック613内の符合するビットラインに関する比較器317(図3)からの出力信号はコンボ論理回路612に供給される。論理回路612の出力信号は、閾値電圧増加プログラミングシーケンス(閾値電圧の増加に関するきめの細かいプログラミングシーケンス)内の下方境界条件に合致しないビットマッチのあったセルに関するビットラインを励起するように印加される。
ワードライン内のビットマッチのあったセル全てが下方境界条件に合致したとき、上方境界検証シーケンスが、次に基準電圧をセンス増幅器及びビットラインスイッチブロック613内のビットマッチのあったセルに対する符合するユニットに関する上方境界基準電圧(図3内の316b、319c、320b)への切り換えによりビットマッチのあったセルに関して励起される。選択されたワードラインにはゲートレベル電圧Lが供給される。センス増幅器回路及びビットラインスイッチブロック613内の符合するビットラインに関する比較器317からの出力信号は、コンボ論理回路612内に供給される。論理回路612からの出力信号は、閾値電圧減少プログラミングシーケンス(閾値電圧の減少に関するきめの細かいプログラミングシーケンス)を適用することにより上方境界条件に合致しないビットマッチのあったセルに関するビットラインを励起するように適用される。
ワードライン内のビットマッチのあったセル全てが上方境界条件に合致した場合には、選択されたレベルに関するプログラミングが完了され、クロック及びカウンタブロック609により4ビット状態レジスタ601が次のレベルへと起動される。
上述したプログラミング過程は、最終状態(1,1,1,1)が完了されるまで繰り返される。最終状態(最高閾値電圧)は上方境界検証を必要としない。最終状態プログラミング完了の後、4×Nデータビットが選択されたワードラインに関するN NVMセルの行内に格納される。
読取モード
I/Oブロック610から読取命令及びアドレスを受信した後、NORアレイ620は読取モード内にある。読取オペレーションでは、4ビット状態レジスタ601は、(0,0,0,0)から開始し、読取クロックによって(1,1,1,0)まで増分的に(incrementally)駆動される。DAC604の入力に対する4ビット−8ビット電圧ポインタ602を介して、DAC604からの出力信号はSからS15への階段電圧を提供する。センス増幅器及びビットラインブロック613において、全ての符合するビットラインに対する比較器317の入力線316bは、基準電圧Vref(図3に示される316b、319a、318)に切り換えられる。最初に、ブロック611内のデータバッフア内のデータは全て(1,1,1,1)の状態のために「1」に予め設定される。比較器317の出力信号は、コンボ論理回路612内へ供給される。符合する比較器の出力信号が、SからSi+1への階段電圧に応答して原状態から反対状態に変化したとき、論理回路612は、4ビット状態レジスタ601からの「状態ビット」を符合するビットラインに関するデータバッフア611内に通過させるようにトランスミッションゲートの切り換えを行う。規定のビットラインに関連するデータバッフア611が一杯になった後に、後続の連続過程におけるデータバッフアの上書きを防止するべくデータバッフアのロック(lock)を目的として論理状態がフィードバックする。選択されたワードライン上において印加されたワードライン電圧が階段電圧S14から最終段電圧S15に切り換わったとき、(1,1,1,0)が、他の状態がデータバッフアに書き込まれたのと同じ方法にてデータバッフアに書き込まれ、一方、(1,1,1,1)に関する論理状態は(1,1,1,1)の予め設定した値によっており、符合するビットラインに関するブロック613内の比較器317の出力信号が、全ての段電圧S,...,S15に応答してその原状態を変化させないとの条件によって決定される。
自己調整
I/O及びシフトレジスタ610からの自己調整命令を受信した後、本装置は、自己調整モード内にある。自己調整オペレーションにおいて、選択されたワードラインに関するNVMセルの行内のデータは、読取オペレーションとほぼ同一の様式で読取られ且つデータバッフア611内に格納される。読取オペレーションでのようにデータをI/O及びシフトレジスタ610に送出する代わりに、下方境界シーケンスに関する検証が励起される。4ビット状態レジスタ601は(0,0,0,0)状態から開始し、(1,1,1,1)状態まで増分的(incrementally)に上昇する。DAC604からの出力信号が4ビットレジスタ601からのデジタル信号の状態に符合するレベル電圧Lを発生する。4ビットデータバッフア/レジスタ601内のデータが、選択されたワードラインに接続された或るセル内に格納されたデータを表すブロック611内のバッフア内の状態ビットにマッチ(match)したときには、そのような各セルに関するビットラインは下方境界検証のために励起される。もしも、ビッマッチのあったNVMセルの閾値電圧が下方境界閾値電圧の下ならば、それらの閾値電圧が下方境界条件に合致するまでビットマッチのあったNVMセルの閾値電圧が動くようにきめの細かい増加閾値電圧シーケンスが適用される。この手順は、プログラミングシーケンス内の下方境界検証及びきめの細かいプロセスと全く同一である。全てのレベルに関する再調整が完了した後、NVMセル内のデータが再格納される。
NAND型NVMアレイ
図7は、NMOSFET NAND型NVMアレイに関する自己適応型及び自己調整型MLC NVMを実施するブロック配線図を示す。NAND型NVMアレイは、N NANDストリングで構成される。各NANDストリングは直列に接続されたM NVMセルより成る。すなわち、アレイ内のワードラインは行Rから行Rまでであり、ここで、Mは、セクタ720内のNANDストリング内のセルの総数を表す整数であり、mは、1=m=Mによって規定された整数である。NANDストリングは、CからCの列を形成し、ここで、Nは、メモリセクタ720内のNANDストリングの数であり、nは、1=n=Nによって規定された整数である。全ての各NANDストリングはビットラインを表し、センス増幅器回路及びビットラインスイッチブロック713内側のセンス回路ユニットに接続される。3つの基準電圧が、基準電圧発生器707内の分圧器からセンス回路に提供される。発生器707内の分圧器は、読取電圧供給VDDRから直接誘導される、基準電圧Vrefと、下方境界基準電圧Vref−ΔVと、上方境界基準電圧Vref+ΔVを発生する。ワードラインアドレスレジスタ及び前復号器706からワードラインアドレスを受信する行復号器715の出力信号は、高電圧スイッチ703を介してワードラインRを励起するために印加される。高電圧スイッチ703は、選択されたワードラインRをデジタルアナログ変換器(DAC)704の出力線に接続するのに使用され、該デジタルアナログ変換器(DAC)704は、プログラミング及び読取に関する電荷ポンピング及び調整器回路708からの高電圧供給VDDHによりバイアスされる。選択されなかったワードラインは、高電圧スイッチ703を介して電荷ポンピング及び調整器回路708からの通過ゲート電圧Vpassに接続される。選択されなかったワードラインに印加される通過ゲート電圧Vpassは、最高にプログラムされた閾値電圧による場合でもNANDストリングに沿ったNVMセルを完全にターンオンする程に十分に高くなければならない。
I/O及びシフトレジスタブロック710は、命令レジスタ705への命令と、アドレスレジスタブロック706へのワードラインアドレスと、格納されるべき入力ビットデータを受信し且つ格納し、そして、データバッフアブロック711からの読取ビットデータを送出する。コンボ論理回路ブロック712は、センス回路及びビットラインスイッチ713からの比較器(図3内の比較器317のような)から読出し信号、及び、プログラミング、検証及び読取に関する選択されたビットラインを励起する4ビット状態レジスタ701内の「4ビット状態」を表すデジタル信号を受信する。4ビット状態レジスタ701は、プログラミング及び読取の際に、(0,0,0,0)の最小状態から(1,1,1,1)の最大状態までの「状態」基準を表す信号を提供する。4ビット状態レジスタ701は、プログラミング及び検証に関しては、電圧ポインタ702を介してDAC704に中央状態基準電圧を提供し、読取に関しては、データバッフアブロック711内の4ビットデータバッフアに4ビット情報を提供する。オペレーションの同期化のためそして4ビット状態レジスタの起動のため、クロック及びカウンタ709からの同期化信号が印加される。
消去モード
I/Oブロック710から消去命令及びブロックアドレスを受信した後、NANDアレイ720は消去モード内にある。フアウラー・ノルドハイム(Fowler−Nordheim)(FN)トンネル方法がNAND NVMアレイ720の消去のために適用される。消去オペレーションのため、NANDアレイは、当業界で公知のセクタモード又はページモードで作動されることが可能である。NVM NANDアレイのセクタが消去された後、セクタ内の全てのワードラインがページ検証シーケンスによって1行ずつ検証される。ページ検証シーケンスは第1ゲートレベル電圧Lを各ワードラインに印加し、一方、基準電圧は、センス増幅器及びビットラインスイッチブロック713内の基準電圧(図3内の316b、319a及び318)へと切り換えられる。選択されたワードライン(N NVMセルのページ)に関するNVMセルの行は、次に検証され且つ所望の閾値電圧の下へ消去される。
プログラミング
I/Oブロック710からプログラミング命令及びワードラインアドレスを受信した後、NANDアレイは、プログラミングモード内にある。プログラミングのため、フアウラー・ノルドハイム(FN)トンネル方法が選択されたワードラインに関するNAND NVMセルの行に適用される。NANDストリング上の選択されていないワードラインには、NANDストリング内の選択されていないNVMセルに電気的に接続されるべき通過ゲート電圧Vpassが供給される。チャネル・フアウラー・ノルドハイム(FN)プログラミング方法は、印加ゲート電圧を変更することにより、各メモリセルの制御ゲートに大増分閾値電圧シーケンスと小増分閾値電圧シーケンスを適用する過程を含む。大増分閾値電圧シーケンスと小増分閾値電圧シーケンスは、それぞれ、大きな閾値電圧変位と小さな閾値電圧変位を生起するためのものである。
プログラミングオペレーションにおいて、I/O710からのビットデータはデータブロック711内の4×Nデータバッフア内にロードされた並列である。4ビット状態レジスタ701は、第1レベル(0,0,0,1)から開始してプログラミング過程と同期して最終状態(1,1,1,1)まで増分的に(incremantally)動作する。アレイ内の全ての各ビットラインは、ブロック711内の符合する4ビットデータバッフアと整合する。レジスタ701からの状態ビットは、次にNANDアレイ内の全ての各ビットラインと1対1を基本として符合する4ビットデータバッフア内のビットと比較される並列である。第1のプログラミング過程に関して、(0,0,0,0)状態にあるデータバッフアの符合するビットラインは、NANDストリングの両側の正電圧に接続され、閾値電圧が上昇するのを防止するための自己抑制電界を発生する。次に、大きな段チャネル・フアウラー・ノルドハイム(FN)トンネルプログラミングシーケンスが選択されたワードライン及び基板に適用される。このプログラミングの結果は、符合するバッフアデータ(0,0,0,0)によるもの以外のNVMセルの閾値電圧が第1閾値電圧レベル付近まで動かさせられるということである。
第1のレベルに対する第1のきめのあらいプログラミングの後、符合するバッフアデータ(0,0,0,0)を持つもの以外の選択されたワードライン内の全てのNVMセルが、下方境界検証シーケンスによって検証される。後の検証が下方境界条件に合致することのできないNVMセルには、下方境界条件が合致するまで小増分閾値電圧シーケンスが供給される。次に、プログラムされたNVMセルに関して上方検証シーケンスが適用される。後の上方境界検証が上方境界条件に合致することのできないNVMセルには、上方境界条件に合致するまで、閾値電圧を下方に適切に動かすように閾値電圧減少プログラミングシーケンスが供給される。それらの符合するバッフア保持データ(0,0,0,0)を伴うもの以外の選択されたワードラインに接続された全てのNVMセルに関する閾値電圧は、第1ステッププログラミング及び検証の終了後の第1電圧レベルのウインドウ内である。
閾値電圧の第2レベルへの動作において、符合するバッフアデータ(0,0,0,1)と(0,0,0,0)を伴う選択されたワードラインに接続されたNVMセルは、第2レベルプログラミングの際にそれらの閾値電圧レベルが上昇移動するのを防止するべく自己抑制電界が供給される。第1レベルプログラミングに関すると同様の手順に従って、大増分閾値電圧シーケンスが、符合しないバッフアデータ(0,0,0,1)と(0,0,0,0)を伴う選択されたワードライン内のプログラムされたセルを第2電圧レベルの付近へ動かす。第2レベルよりも高い閾値電圧を伴うプログラムされたセルは、第1レベルプログラミングに関して記述されたと同様の様式で検証され且つ第2レベルのウインドウ内に適切にプログラムされる。この過程が、全ての閾値電圧レベルに関して、且つそれらの符合するデータバッフア内のそれらの4ビットデータに従うそれらの符合する閾値電圧レベルを伴うセルに関して繰り返される。最高閾値電圧レベルに関しては、上方境界検証は必要としない。最高閾値電圧レベルに対するプログラミングの後、選択されたワードライン(すなわち、行)内のN NVMセルは、それらの符合するデータバッフア内の4ビット情報に従ってそれらの閾値電圧レベルにプログラムされる。
読取モード
I/Oブロック710から読取命令及びアドレスを受信した後、NANDアレイは、読取モード内にある。読取オペレーションでは、4ビット状態レジスタ701は、(0,0,0,0)を表す信号で開始し、読取クロックに同期して、(1,1,1,0)まで増分的に(incrementally)増える信号を生成する。4ビット−8ビット電圧ポインタ702を介して、DAC704からの出力信号は、SからS15までのゲート階段電圧を提供する。センス増幅器及びビットラインブロック713内において、全ての符合するビットラインに関する比較器(図3の比較器317のような)への入力信号は、(図3に示される線316b、318及びスイッチ319aを使って)基準電圧へ切り換えられる。最初、ビットラインに関連する全てのデータバッフアは、(1,1,1,1)の状態を表す「1」に予め設定される。ビットラインに接続する比較器317の出力信号は、コンボ論理回路712に供給される。SからSi+1への階段電圧に応答して、比較器の符合する出力信号が、その原状態から反対状態へと変化したとき、論理回路712はトランスミッションゲート上において4ビット状態レジスタ701から符合するビットラインに関するデータバッフア711へと「状態ビット」を通過するように切り換わる。ビットラインに符合する各データバッフア711が一杯になった後、後続の連続過程においてデータバッフアが上書きされるのを防止するため各一杯のデータバッフア711をロック(lock)すべく論理状態がフィードバックする。印加されたワードライン電圧が、選択されたワードライン上で階段電圧S14から最終段電圧S15へと動作したときに、(1,1,1,0)がそのワードラインに接続された残りの一杯になっていないデータバッフアに(他の状態に関するような通常の方法で)書き込まれ、一方、(1,1,1,1)に関する論理状態は予め設定された値であって、符合するビットラインに関する比較器317の出力信号が全ての段電圧S,...,S15に応答してその原状態を変化させないとの条件によって決定される。選択されたワードラインに関するN NVMセルの全ての行への階段電圧の15サイクルの終了後、データバッフアは、4×Nビットのデータで一杯にされる。選択されたワードラインに関するNVMセルの行の並列読取が迅速な読取スループットを提供する。
自己調整
I/O及びシフトレジスタ710からの自己調整命令の受信の後、本装置は、自己調整モード内にある。自己調整オペレーションにおいて、選択されたワードラインに関するNVMセルの行内のデータは、読取オペレーション内と同様な様式で読取られ且つデータバッフア内に格納される。読取オペレーションでのようなI/O及びシフトレジスタ710へのデータの送出の代わりに、下方境界シーケンスに関する検証が励起される。4ビット状態レジスタ701は、(0,0,0,1)から開始して増分的に(1,1,1,1)に至る。選択されたワードライン内の符合するセルに関する4ビットデータバッフア701が、その状態ビットにマッチしたとき(ビットマッチがあったとき)に、下方境界検証に対してビットラインが励起される。選択されたワードラインは、下方境界検証に関するDAC704の出力端子からのゲートレベル電圧Lで印加される。ビットマッチのあったNVMセルの閾値電圧が下方境界閾値電圧の下の場合には、ビットマッチのあったNVMセルの閾値電圧を閾値電圧ウインドウ内へ動かすためにきめの細かい増加閾値電圧シーケンスが適用される。この過程は、プログラミングシーケンス内の下方境界検証と正確に同一である。全てのレベルに関する再調整終了後、NVMセル内のデータは、再格納される。
本発明のいくつかの実施例が記述されたが、本開示を検討して当業者には本発明の他の実施例は自明であろう。本発明にて使用の不揮発性メモリセルは、メモリ内に格納される情報格納のためフローティングゲートトランジスタを使用するように記述されているが、酸化シリコン、窒化シリコン及び酸化シリコン誘電体構造のような誘電体上に電荷を蓄積するメモリのような他の種類の不揮発性メモリがまた使用されることが可能である。
本発明の特徴として、閾値レベル間の保護帯域電圧が、メモリセルの老化に伴い、時の経過による閾値電圧内の変位にも拘わらず、セルの閾値電圧がいぜんとしてメモリセル内に格納された適正な2進ワードを表すことを確実にする。これは、メモリが長期の寿命にわたりその仕様を満たすことを確実にする。本発明のシステムが、そのメモリセルの閾値電圧が変位するほどに多数回繰り返し使用された特定メモリセル上で動作した場合、本発明のシステムは、閾値電圧のその変位を検出し、そして、NVMセルに格納されるデータの特定値に対して設計されたウインドウ内にメモリセルのオペレーションを戻すようにMOSFETチャネルの上のフローティングゲート又は誘電体上に蓄積される電荷量を調節することができる。本発明は、基本的に、メモリセルを電圧及び電流の予定動作範囲内に戻すためにメモリセルの再調整を行う。この理由から、本発明は、しばしば、「自己調整型」方法及び構造、を使用する、又は、であると言及される。本発明に従い、通常条件下のメモリセルの実作動は、メモリセルを所望仕様内に戻すように調節されることができる。結果的に、通常は仕様外であるとして排除されるメモリを本発明の方法及び構造によって仕様内へ戻すことが可能である。本発明は、フローティングゲート上に又は誘電体上に与えられた電荷が、常に、閾値応答を所望範囲内に戻す適正量であることを確実にする。
本発明の追加的利点は、規定の閾値電圧に関して認容可能に確保できる電流の範囲を非常に正確に制御することができ、これにより、従来可能であったよりも多い数の検出可能な電圧をNVMセル内に蓄積できることである。その中にある規定の2進ワードの識別が可能な電流の範囲を削減することによって、規定の不揮発性メモリセル上により多くの2進ワードの格納が可能である。すなわち、その閾値電圧に関する所望範囲内ある規定の閾値電圧に関する特定出力電流の達成のためNVM上での電荷の付加又は除去が可能であることによって、規定の不揮発性メモリセル上に格納可能なデータレベルの数を増加することができる。このことが、そのようなメモリセルの複数個を含有する不揮発性メモリ内に格納可能なデータレベルの数を増加する。
本発明の他の利点は、通常は仕様外にあるメモリセルを仕様内に入れるための再プログラムが可能であることである。このことは、不揮発性メモリに関連する収率損失を削減する。出力電流を規定閾値電圧に関する所望範囲内に入れるように再プログラムが可能な全ての各不揮発性メモリは、本発明の方法及び構造に従い作動状態に回復されることができる。すなわち、本発明の1実施例において、そのようなセルのアレイ内の各不揮発性メモリセルは、標準的なアルゴリズムを使用してプログラムされる。しかしながら、各セルがプログラムされた後、そのセルがプログラムされた特定の閾値電圧に関する出力電流が計測され、次に、フローティングゲート上又は誘電体内に付与された電荷量が出力電流をその特定の閾値電圧に関する所望範囲内に入れるために増加又は減少させられる。このことは、セルが薄い酸化物層を有し、したがって構造上に付与される規定の電荷量に関して通常予測されるよりも電流が多い場合には、フローティングゲート上の電荷量を増加してこれにより電流を削減できることを意味する。逆に、規定の電荷に関して出力電流が非常に低い場合には、電荷量を減少してこれにより所望電圧に関する出力電流を増加することができる。すなわち、これらのセルを含有するメモリセルは、回収されることができ、仕様外の作動をするとして廃棄されることはなくなる。このことは、高収率と低コストを結果する。したがって、この構造は、通常の環境下においてそのセルが仕様外であったとしても、各セルがその仕様に従って作動するように適応されることが可能であることから、自己適応型で且つ自己調整型である。
本発明に従うセルの再プログラミングは迅速である。これは、セルの閾値電圧を所望範囲内に入れるための再プログラムに約1マイクロ秒を要する。多くても、4Kメモリセルのプログラムのため約10マイクロ秒を要する。このことは、4メガのセルメモリが、約100分の1秒(0.01秒)内にプログラムされることが可能であることを意味する。これは事実である。20メガビット又は2メガバイトのメモリは、1秒以下の時間内にプログラム可能であると見積もられる。
要約するに、開示したものは、不揮発性メモリに関する自己適応型及び自己調整型方法及び構造である。この自己適応型及び自己調整型方法及び構造は、NOR型及びNAND型フラッシュメモリの両者において実施可能である。自己適応型及び自己調整型方法及び構造は、多レベルセル不揮発性メモリの容量及び信頼性を劇的に向上する。
図1は、4つの異なる閾値電圧レベルでのNVMセルに関する典型的な駆動電流対制御ゲート電圧曲線、特に閾値電圧レベル偏差ΔVth0,ΔVth1,ΔVth2及びΔVth3による中間勾配(実線曲線は中間相互コンダクタンスによるセルを示す)と、急勾配(点線曲線は最大相互コンダクタンスによるセルを示す)と、緩勾配(破線曲線は最小相互コンダクタンスによるセルを示す)に関連した曲線を示す。慣用的な一定ゲート電圧方式では、垂直線によって示されるように、第2及び第3レベルに関する電流偏差(垂直線と、実線、点線、破線との間の会合)が、第1及び第4レベルからの分離のために非常に重要である。 図2は、消去及びプログラミング後のアレイ内の多数のNVMセルに関する典型的な閾値電圧分布を示す。実線と点線は、各々、元の分布と消去/書込みサイクル及び高温ベーキングの後の分布を示す。階段電圧1,2及び3は、従来技術でのNVM劣化及びデータ保存に関する保護帯域電圧を含むように選択される。NVMセル毎に2ビット(4レベル)当たりの格納レベルの情報は、コンボ論理回路を介するNVMの「オン」又は「オフ」状態の精査のための3つの階段電圧の供給により獲得される。 図3は、MCL NVM内での検証と読取に関する全般的なブロック配線方式を示す。当業界において広く知られている本発明に使用するための適切なプログラミング及び消去方式は図示されていない。 図4は、最も単純なセンス回路、すなわち、図1に示したと同一の相互コンダクタンス偏差を使用する固定ドレインバイアスによるNVMセルに関する作動原理を図解する。レベルiへのプログラミングの際に、NVMセルの制御ゲートにレベルゲート電圧Lを印加することによるNVMセルの応答が、基準電流(Iref + ΔI及びIref − ΔI)内へと検証される。NVMセル内に格納レベル情報を得る一方、電圧増分(レベルゲート許容差電圧ΔLプラス保護帯域電圧)によって分離された階段電圧SとSi+1が、基準電流Irefとの比較において電流遷移を精査するように印加される。 図5は、.18μm技法で処理されたNVMセルに関する並列入力電圧/出力電圧特性の16のレベルの計測データを示す。センス回路利得は、応答許容差ウインドウとレベル許容差ウインドウの間での実施容易な変換用に−1に設計される。基準電圧は、センス回路のためバイアス読取電圧の5分の4に選択される。入力/出力特性の16のレベルは、16の可能な2進数を表す16の異なる可能な特定閾値電圧レベルを有するNVMセルのアレイと関連する。 図6は、「m 行(rows)」×「n 列(columns)」のNOR型NVMアレイブロック図表を示す。NORフラッシュメモリは、n NVMセルの1行で並列に(4×n ビット)プログラムされ、検証され、読取られる。並列なオペレーションが迅速な読取り/書込みスループットを可能とする。 図7は、「m 行(rows)」×「n ストリング(strings)」のNAND型NVMアレイブロック図表を示す。NANDフラッシュメモリセルは、NAND列の1ストリングで並列に(4×n ビット)プログラムされ、検証され、読取られる。並列オペレーションが、迅速な読取り/書込みスループットを可能とする。
符号の説明
310 ゲートレベル電圧源
311 階段ゲート電圧源
315 センス増幅器
317 比較器
318 基準電流(電圧)源
320a 下方基準電流(電圧)源
320b 上方基準電流(電圧)源
330 制御ゲート電極
Q1 電荷トラッピングトランジスタ

Claims (12)

  1. 電荷の受け取り及び蓄積を行ってセルの閾値電圧を変えるためのフローティングゲート又は誘電体と、電圧の印可を受ける制御ゲートであって、前記制御ゲート上の電圧が前記セルの前記閾値電圧以上のときに前記セルをターンオンする制御ゲートを有する不揮発性メモリセルの閾値電圧を調節する方法であって、
    前記メモリセルに蓄積されたデータをデータバッファに読み出す過程と、
    前記メモリセルのために選択される閾値電圧を前記データバッファ内の前記データに基づいて決定する過程と、
    記選択された閾値電圧に応じた電圧が前記制御ゲートに印加された後に前記メモリセルからの電流を計測する過程と、
    前記計測された電流を、前記メモリセルの制御ゲートに前記選択された閾値電圧が印加されたときに流れるであろう電流と比較する過程と、
    前記制御ゲートに前記選択された閾値電圧が印加されたときに、計測された前記電流が前記選択された閾値電圧に対する所望範囲内にない場合には、前記計測された電流が前記所望範囲内の値を取るように、前記フローティングゲート又は誘電体上の電荷を調節する過程を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記フローティングゲート上の電荷を調節する過程が、前記フローティングゲート上に追加的電荷を与えて前記不揮発性メモリセルからの出力電流を前記選択された閾値電圧に関連する許容差帯域内に入れる過程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記フローティングゲート上の電荷を再調節する過程が、前記フローティングゲート上の電荷を削減して前記不揮発性メモリセルからの出力電流を選択された閾値電圧に関連する許容差帯域内に入れる過程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 電荷の受け取り及び蓄積を行ってセルの閾値電圧を変えるフローティングゲート又は誘電体と、電圧の印可を受ける制御ゲートであって、前記制御ゲート上の電圧がセルの閾値電圧以上のときにセルをターンオンする制御ゲートを有する不揮発性メモリセルの閾値電圧を調節する構造体であって、
    前記メモリセルに蓄積されたデータがデータバッファに読み出され、前記データバッファ中の前記データにしたがって、前記メモリセルのために選択される閾値電圧が決定される調節モードに前記メモリセルを設定する手段と、
    記選択された閾値電圧に応じた電圧が前記制御ゲートに印加された後に前記メモリセルからの電流を計測する手段と、
    前記計測された電流を、前記不揮発性メモリセルの制御ゲートに前記選択された閾値電圧が印加されたときに流れるであろう電流と比較する手段と、
    前記制御ゲートに前記選択された閾値電圧が印加されたときに、計測された前記電流が前記選択された閾値電圧に対する所望範囲内にない場合には、前記測定された電流が前記所望範囲内の値を取るように、前記フローティングゲート又は誘電体上の電荷を調節する手段を含むことを特徴とする構造体。
  5. 前記フローティンクゲート上の電荷を調節する手段が、前記フローティングゲート又は誘電体上に追加的電荷を与えて前記不揮発性メモリセルからの出力電流を選択された閾値電圧に関連する許容差帯域内に入れる手段を含むことを特徴とする請求項4に記載の構造体。
  6. 前記フローティングゲート上の電荷を調節する手段が、前記フローティングゲート又は誘電体上の電荷を削減して前記不揮発性メモリセルからの出力電流を選択された閾値電圧に関連する許容差帯域内に入れる手段を含むことを特徴とする請求項4に記載の構造体。
  7. 各不揮発性メモリセルが、電荷の受け取り及び蓄積を行ってセルの閾値電圧を制御するフローティングゲート又は誘電体と、電圧の印可を受ける制御ゲートであって、前記制御ゲート上の電圧がセルの閾値電圧以上のときにセルをターンオンする制御ゲートを有する該不揮発性メモリセルのアレイと、
    メモリセル内に蓄積されたデータを読み出すためのデータバッファ及び前記データバッファ内のデータに基づいて前記メモリセルのための選択された閾値電圧を決定するための手段と、
    択された閾値電圧応じて電荷いずれか1つをアレイ内の各メモリセルに関連するフローティングゲート又は誘電体上に与える手段と、
    前記制御ゲートに印加される選択された閾値電圧に応答してセルのターンオンを可能とすると信じられる量の電荷が各メモリセルに関連するフローティングゲート又は誘電体上に付与され且つ前記選択された閾値電圧に応じた電圧が前記制御ゲートに印加された後に各メモリセルからの電流を計測する手段と、
    計測された前記電流を、各不揮発性メモリセルの制御ゲートに選択された閾値電圧が印加されたときに流れるであろう電流と比較する手段と、
    前記制御ゲートに前記選択された閾値電圧が印加されたときに、メモリセルから流れるであろう電流範囲の外に計測された前記電流がある場合には前記電流が、前記制御ゲートに印加される選択された閾値電圧に関する所望範囲内の値を取るように、各メモリセルのフローティングゲート又は誘電体上の電荷を調節する手段を含むことを特徴とする構造体。
  8. 前記フローティンクゲート上の電荷を調節する手段が、
    フローティングゲート又は誘電体上に追加的電荷を与えて不揮発性メモリセルからの出力電流を選択された閾値電圧に関連する許容差帯域内に入れる手段を含むことを特徴とする請求項7に記載の構造体。
  9. 前記フローティングゲート上の電荷を調節する手段が、
    フローティングゲート又は誘電体上の電荷を削減して不揮発性メモリセルからの出力電流を選択された閾値電圧に関連する許容差帯域内に入れる手段を含むことを特徴とする請求項7に記載の構造体。
  10. アレイ内の1以上の不揮発性メモリセルの閾値電圧が最小所望値より下に降下した場合にアレイ内の1以上の不揮発性メモリセルのフローティングゲート又は誘電体上に電荷を追加する手段をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の構造体。
  11. 列に配置された不揮発性メモリセルのアレイであって、アレイ内の各セルが異なる電荷量を蓄積することが可能なアレイと、
    行mへ複数の選択された電圧を連続して印加し、これにより前記行に接続する選択された個々の不揮発性メモリセルに異なる大きさの電荷を蓄積する電圧源(ここでmは1以上M以下の整数)と、
    行m比較的低い電圧印加する間に所望の電荷を蓄積した不揮発性メモリセルが、行mに比較的高い電圧が印加されるのにともなってその蓄積された電荷改変を受けることを防止する論理回路と、
    何らかの理由で1若しくは複数のメモリセル上の電荷が減少した場合、行mに関連する1若しくは複数のメモリセル上に所望の電荷を再蓄積する回路を含み、
    前記論理回路は、
    前記メモリセルの1つに蓄積されたデータをデータバッファに読み出すための回路と、
    電荷が減少していない場合の前記データバッファ内のデータに対応する閾値電圧を、データを蓄積している前記メモリセルの閾値電圧と比較することにより電荷の損失を判断するための回路とを含むことを特徴とする構造体。
  12. 最初に行mに第1の大きさの電圧増分を印加し、1若しくは複数の選択された不揮発性メモリセル内に蓄積された電荷が或る大きさに達したとき、前記1若しくは複数の選択された不揮発性メモリセル上に所望の電荷が蓄積されるまで行mに第2の大きさの電圧増分を印加するように前記電圧源を働かせる手段をさらに含み、前記第2の大きさは前記第1の大きさより小さいことを特徴とする請求項11に記載の構造体。
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