JP5328797B2 - Dc/dcコンバータ用シートトランス - Google Patents

Dc/dcコンバータ用シートトランス Download PDF

Info

Publication number
JP5328797B2
JP5328797B2 JP2010527658A JP2010527658A JP5328797B2 JP 5328797 B2 JP5328797 B2 JP 5328797B2 JP 2010527658 A JP2010527658 A JP 2010527658A JP 2010527658 A JP2010527658 A JP 2010527658A JP 5328797 B2 JP5328797 B2 JP 5328797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
coil
substrate
leg
electronic component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010527658A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010026690A1 (ja
Inventor
保紀 大塚
孝 大澤
史浩 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010527658A priority Critical patent/JP5328797B2/ja
Publication of JPWO2010026690A1 publication Critical patent/JPWO2010026690A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5328797B2 publication Critical patent/JP5328797B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2804Printed windings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/06Mounting, supporting or suspending transformers, reactors or choke coils not being of the signal type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/06Mounting, supporting or suspending transformers, reactors or choke coils not being of the signal type
    • H01F2027/065Mounting on printed circuit boards
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2847Sheets; Strips
    • H01F2027/2857Coil formed from wound foil conductor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/26Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
    • H01F27/266Fastening or mounting the core on casing or support

Description

本発明は、プリント基板に形成される導電箔(銅箔)をコイルとして使用するDC/DCコンバータ用のシートトランスに関する。
DC/DCコンバータを構成するトランスには、コアを含む外形が薄型であること、高効率のDC/DCコンバータを構成しやすいなどの理由によりシートトランスを使用するユニットが多い。シートトランスは、例えば特許文献1、2、3などに開示されている。
特許文献1に記載のものは、多層基板にコイルを形成して、コアによって挟み込んだトランスである。特許文献2に記載のものは、電子部品を搭載する基板に形成したコイルと重ねられた基板に形成したコイルを用いてトランスを構成するものである。特許文献3に記載のものは、コアを組み合わせる部材を用いて、2分割されたコアを組み合わせて固定しながら、コイルを形成して基板に対してもコアを固定するものである。
特開平06−215962号公報 特開平08−236365号公報 特開2003−324016号公報
しかし、上記特許文献のいずれにおいても、コイルとコアの位置関係については言及されておらず、トランスの特性は考慮されていない。特に、特許文献3においては、良好な特性を得るために基板に対して特定の位置にコアを固定することを課題にしながら、当該位置がコアを基板に対して良好な位置を限定していない。
この発明は、このような技術的状況にかんがみてなされたもので、シートトランスにおけるコイルとコアとの位置関係、隙間(ギャップ)などを特定し、シートトランスの特性を十分に生かすことができるようにすることを目的とする。
第1の発明に係るシートトランスは、電子部品が搭載される電子部品用基板に平面状に形成されたコイルと、平板部に前記コイルを貫通する脚部を含む複数の脚部を備えた第1コアと、前記第1コアの脚部の先端に配置される板状の第2コアとを備え、前記第1コアと前記第2コアを組合せたコアの中央脚部にギャップが形成され、フライバック式DC/DCコンバータ用のトランスとして構成されるシートトランスであって、前記第2コアの端部を前記第1コアの脚部に押しつけて両者を密着させるばね部を備え、前記コイルの1次巻き線は前記基板の表面に形成され、前記第1コアの内側平面部を前記1次巻き線が形成された平面状のコイルの面に当接し、前記ギャップの位置と前記コイルの1次巻き線が形成された面の位置が同一面に位置しないように前記コイルに対し前記第1コア及び第2コアを固定保持したものである。
第2の発明に係るシートトランスは、電子部品用基板に平面状に形成されたコイルと、平板部に複数の脚部を備えかつ当脚部のうち中央の前記コイルを貫通する脚部にギャップ形成部を有する第1コアと、前記第1コアの脚部の先端に配置される板状の第2コアとを備え、前記第1コアと前記第2コアとを一体に組み合わせ前記中央の脚部と前記第2コアとの間にギャップを形成すると共に、前記第1コアと第2コアを前記コイルに対し固定する固定部材とを備えてなるシートトランスであって、前記固定部材は、前記第2コア側から前記第1コアの外側脚部を抱え込む爪部を備えたホルダ部と、前記第2コアの前記第1コアの外側脚部に対向する位置を押圧する第1ばね部と、前記第2コア側から前記電子部品用基板に延び前記第1コアの前記脚部の内側平面部を前記コイルに当接させる第2ばね部と、前記第2コアを前記第1コアに対して任意の位置に固定する位置決め部を備えるものである。
なお、第1の発明及び第2の発明において、前記第1コア及び第2コアを組み付けるコイルを形成した基板を別部材とすることができる。つまり、電子部品を搭載する電子部品用基板とは別にコイル用基板を設け、このコイル用基板に平面状のコイルを形成し、このコイルに対して第1コア及び第2コアを組み付けるようにするのである。
第3の発明に係るシートトランスは、平板に中央脚部と当該中央脚部の外側に形成された外側脚部とを備え、前記中央脚部を基板に平面状に形成されたコイルに貫通させる第1コアと、平板状でかつ前記第1コアの中央脚部を貫通させる貫通孔を有し、前記第1コアの外側脚部の内側に配置され、かつ外周部に前記第1コアの外側脚部の内側面と対向する面を有する第2コアからなり、両コアのそれぞれ内側平面を、前記基板に形成したコイルの両面にそれぞれ当接して固定するものである。
第4の発明に係るシートトランスは、平面状に形成されたコイルと、平板と前記コイルを貫通する脚部とを備えた第1コアと当該第1コアの脚部側に配置される板状の第2コアとに磁性粉体を混練した樹脂を使用し、両コアの内側平面をコイルに当接し、平面状コイルとコアを一体にして固定保持するものである。
第1の発明に係るシートトランスによれば、基板に形成したコイルとコアを当接させて固定するので高効率で安定したトランスの特性が得られる。
第2の発明に係るシートトランスによれば、安価な固定部材で簡単に組み付けることにより高効率で安定したトランス特性を得ることができる。
第3の発明に係るシートトランスによれば、コイルの発生する磁気エネルギをコアに伝えやすく、コアの蓄えた磁気エネルギをコイルに伝えやすく、エネルギの漏洩を減らすことができる。
第4の発明に係るシートトランスによれば、第1及び第3の発明における固定手段より更にコイルに接近したコアを形成でき、トランスの特性を向上させることができる。また、成形が容易で、安価とすることができる。
実施の形態1に係るシートトランスの正面図である。 図1の側面図である。 実施の形態1における固定部材の斜視図である。 図3に示した固定部材の中央部分の断面図である。 実施の形態1における固定部材を示し、(A)は正面図、(B)は下面図、(C)は側面図である。 他の例に係る固定部材の斜視図である。 図6に示した固定部材を更に示す、(A)は正面図、(B)は下面図、(C)は側面図である。 実施の形態2に係るシートトランスの概略正面図である。 図8に示したシートトランスの概略分解斜視図である。 コイルと電極との接続例を示す概略正面図である。 コイルと電極との異なる接続例を示す概略正面図である。 実施の形態3に係るシートトランスの断面図である。 図12に示したシートトランスの分解斜視図である。 図12に示したシートトランスの平面図である。 実施の形態4に係るシートトランスの断面図である。 図15に示したシートトランスの変形例の断面図である。 従来の平面状コイルを示す平面図である。 実施の形態5に係るコイルの平面図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
実施の形態1は、第1の発明及び第2の発明の実施の形態である。
図1は、実施の形態1に係るDC/DCコンバータ用シートトランスの概略正面図であり、図2はその側面図、図3は固定部材の斜視図、図4は固定部材の中央断面図、図5(A)、(B)、(C)は、固定部材の正面図、下面図、側面図である。
シートトランス1は、当該電子機器の電子部品用基板である回路基板2を構成要素の一部として構成される。回路基板2は、複数の配線用導体が積層形成された積層基板であり、この回路基板2には、回路を構成する電子部品が搭載されると共に、コイルが形成される。コイルは、基板の表裏両面に導電箔(銅箔)により形成した1次コイルと、内層に導電箔(銅箔)により形成した2次コイルとからなる。回路基板2には、コア中央脚部挿通孔3aとその両側のコア外側脚部挿通孔3b、3cが貫通して形成されており、前記コイルは、コア中央脚部挿通孔3aの中心を軸として略同心状に形成されている。図1においては、回路基板2の表裏の1次コイル4、5を示してある。
コアは、E型コア6とI型コア7とからなる。E型コア6は断面形状がE形のコアで、平板部8と、この平板部8の中央部に立設された中央脚部9aと、平板部9の両端に立設された外側脚部9b、9cとからなる。中央脚部9aは、外側脚部9b、9cより高さがわずかに低くなっている。I型コア7は、その断面形状がI形をなす平板状のコアである。E型コア6、I型コア7は、例えば共にフェライト等の磁性材料粉末を燒結成形して作製される。
回路基板2の一方側から(図1、2に示す状態では上側から)、E型コア6の中央脚部9aが回路基板2のコア中央脚部挿通孔3aに通され、外側脚部9b、9cがコア外側脚部挿通孔3b、3cに通され、回路基板2の他方側から(図1、2に示す状態では下側から)、I型コア7が、その表面7aをE型コア6の外側脚部9b、9cの端面9d、9eに当接させて配置される。E型コア6の中央脚部9aの端面9fとI型コア7の表面7aとの間には、ギャップGが形成される。フライバックトランスにおいては、このギャップGによってインダクタンスを調整する。この状態で、E型コア6、I型コア7は、回路基板2の下方側から組み付けられる固定部材11により固定されると共に、回路基板2に対し固定される。
固定部材11について、図3、図4、図5に基づき説明する。板状の基板部12の両端から立ち上げてホルダ部13a、13bが形成されている。ホルダ部13a、13bの上端部は内側に折り曲げられて爪部14a、14bとされている。基板部12の両側部は上方に山形に折り曲げられて、第1ばね部としての基板押圧ばね部15a、15bとされている。基板押圧ばね部15aと15bとの間隔は、E型コア6の幅よりわずかに大きくなるように設定されている。基板部12の中央部の左右両端部は切り抜かれかつ上方に折り曲げられて、第2ばね部としての脚部押圧ばね部16a、16bとされている。固定部材11は、ステンレスなどの金属板や樹脂などの弾性を有する材料で形成され、基板押圧ばね部15a、15b、及び脚部押圧ばね部16a、16bは、ばね弾性を発揮する。
回路基板2にE型コア6及びI型コア7を組み付けた状態で、回路基板2の下側から、固定部材11のホルダ部13a、13bを、回路基板2のコア外側脚部挿通孔3b、3cとそこに挿入されているE型コア6の外側脚部9b、9cとの隙間に通し、ホルダ部13a、13bの上部の爪部14a、14bを、E型コア6の平板部8の外側平面部8aに係合させる。固定部材11の基板押圧ばね部15a、15bは回路基板2の裏面を弾力的に当接する。つまり、E型コア6をホルダ部13a、13bと基板押圧ばね部15a、15bにより回路基板2に対し押え付ける如く固定するのである。これにより、E型コア6の平板部8の各脚部9a、9b、9c間の内側平面部8bが、回路基板2の表面の1次コイル4に密着する。
また、基板押圧ばね部15a、15bの内側エッジ部15c、15dは、E型コア6及びI型コア7の両側面に位置し、E型コア6に対しI型コア7の位置は規制される。つまり、この実施の形態1では、基板押圧ばね部15a、15bの内側エッジ部15c、15dが位置規制部となっているのである。更に、脚部押圧ばね部16a、16bは、I型コア7の端部をE型コア6の外側脚部9b、9cの端面9d、9eに押し付けて両者を密着させる。一方、E型コア6の中央脚部9aの端面9fとI型コア7の表面7aとの間のギャップGは維持される。つまり、この実施の形態1では、中央脚部9aの端面9fがギャップ形成部となっているのである。
図6、図7には、他の例に係る固定部材21を示す。図6は、固定部材21の斜視図であり、図7の(A)は正面図、(B)は下面図、(C)は側面図である。
板状の基板部22の両端から立ち上げてホルダ部23a、23bが形成されている。ホルダ部23a、23bの上端部は内側に折り曲げられて爪部24a、24bとされている。基板部22の両側部の左右両端部は上方に折り曲げられて、第1ばね部としての基板押圧ばね部25a、25bとされている。基板押圧ばね部25aと25bとの間隔(基板押圧ばね部25a、25bのエッジ間)は、E型コア6の幅よりわずかに大きくなるように設定されている。基板部22の中央部の左右両端部は切り抜かれかつ上方に折り曲げられて、第2ばね部としての脚部押圧ばね部26a、26bとされている。固定部材21は、ステンレスなどの金属や樹脂などの弾性を有する材料で形成され、基板押圧ばね部25a、25b、及び脚部押圧ばね部26a、26bは、ばね弾性を発揮する。
この固定部材21を用いた場合のE型コア6、I型コア7の固定手順は、固定部材11と同様である。ただし、この固定部材21では、基板押圧ばね部25a、25bが、回路基板2の裏面に当接してE型コア6を回路基板2に固定する。
なお、ギャップを中央に持つこととなるEEタイプのコア(第1コア及び第2コアが共にE型コアである組み合わせ)であっても、平面状コイルである一次コイルにコアの内側平面部を当接させることは可能であり、平面状コイルのギャップの位置が重ならないようにすれば、ある程度良好な特性を得ることができるが、平面状コイルに当接したコアの内側平面部に対向する面と平面状コイルとのスペースが広くなり、磁束が漏れやすくなるため、本実施の形態1の如く、ギャップをコアの片側に寄せたEIタイプのコアを使用することが好ましい。
この実施の形態1に係るシートトランス1によれば、固定部材11により、回路基板2に形成した1次コイル4とE型コア6を当接させて固定することで、高効率で安定したトランスの特性が得られる。また、固定部材11を組み付けるだけでE型コア6及びI型コア7を回路基板2に対し固定することができるので、コストを下げることができ、組み付け作業も簡単となる。固定部材11の脚部押圧ばね部16a、16bが、I型コア7の端部をE型コア6の外側脚部9b、9cの端面9d、9eに押し付けて両者を密着させ、I型コア7の中央部を押すことがないので、フライバックトランスに必要なギャップGを正確な寸法で確保することができる。また、I型コア7の中央部を押すことがないことから、I型コア7の中央部に応力が発生して破損を招くというようなこともない。なお、固定部材21を用いた場合も同様の効果を奏する。
実施の形態2.
この実施の形態2は、第1の発明及び第2の発明において、電子部品を搭載する基板とは別にトランス形成(平面コイル形成)用の基板を設けて、そこにコアを組み付けるようにしたものである。図8は、この実施の形態2の概略正面図であり、図9はその概略分解斜視図である。
このシートトランス31においては、電子部品を搭載する基板である電子部品用基板32上にコイル用基板33が設けられる。このコイル用基板33にコイルが形成される。コア34は、E型コア35とそれと組み合わされるI型コア36である。E型コア35は、実施の形態1におけるE型コア6と同様に、平板部37と、この平板部37の中央部に立設された中央脚部38aと、平板部37の両端に立設された外側脚部38b、38cとからなる。電子部品用基板32には、E型コア35の中央脚部38aを通すための中央脚部挿通孔39aと、E型コア35の外側脚部38b、38cを通すための外側脚部挿通孔39b、39cが貫通して形成されている。コイル用基板33には、電子部品用基板32の脚部挿通孔39a、39b、39cと同じ配置で、コイル用基板側中央脚部挿通孔40a、コイル用基板側外側脚部挿通孔40b、40cが貫通して形成されている。
コイル用基板33は複数のコイル用導線が積層形成された積層基板であり、その表裏両面に1次コイルが形成され、内層には、2次コイルが形成される。1次コイル及び2次コイルは、コイル用基板33において、コア中央脚部挿通孔40aの中心を軸として略同心状に形成されている。図9においては、コイル用基板33の表面に形成された1次コイル41が現れている。
このシートトランス31において、E型コア35とI型コア36との結合及びこれらのコイル用基板33への固定は、図3〜図5に示した固定部材、又は図6、図7に示した固定部材と同様の構造の固定部材によりなされる。ただし、固定部材のホルダ部分は、コイル用基板33の厚さに相当する分長くなる。
このシートトランス31の組み立ては、実施の形態1に係るシートトランスと同様である。E型コア35の中央脚部38a、外側脚部38b、38cを、コイル用基板33のコイル用基板側中央脚部挿通孔40a、コイル用基板側外側脚部挿通孔40b、40c、及び電子部品用基板32の脚部挿通孔39a、39b、39cに通し、E型コア35の外側脚部38b、38cの端面に当接させてI型コア36を配置する。この後、I型コア36側から固定部材のホルダ部を電子部品用基板32の外側脚部挿通孔39b、39c及びコイル用基板33のコイル用基板側外側脚部挿通孔40b、40cに通し、ホルダ部分先端の爪部をE型コア35の外表面に係合させる。つまり、シートトランス31は、2つの基板32、33をコア34が貫通して構成されるのである。組み付けた状態で、E型コア36の中央脚部38aとI型コア36の表面との間にはフライバックトランスに必要なギャップが形成される。
図8に示すように、コイル用基板33にはコイルに接続するはんだ付け用の端子42が形成されており、この端子42が、電子部品用基板32側の電極(図示せず)とはんだ付けされる。図8においては、はんだ付け部分を符号43で示す。
コイル用基板33のコイルに接続する端子と電子部品用基板32側の電極とを接続する方法としては、図10に示すように、コイル側の電極孔と電子部品用基板32側の電極孔とを貫通する棒状の端子44を設け、この端子44をはんだ付けするようにすることもできる。
更に、コイル用基板33のコイルと電子部品用基板32側の電極とを接続する方法としては、図11に示すように、コイル用基板33に形成されたコイルに接続する電極孔と電子部品用基板32に形成した電極孔とを、両者を貫通するプレスフィット端子45を圧入することで接続することも考えられる。
なお、この実施の形態2に係るシートトランス31においては、シートトランス31を形成するためのコイル用基板33を電子部品用基板32とは別部品とするので、コイル用基板33における導電箔を、電子部品用基板32における導電箔より厚くすることができる。例えば、電子部品用基板32における導電箔が35μm程度であるのに対し、コイル用基板33における導電箔を70μm程度とするのである。コイルを形成する導電箔を厚くすることにより断面積が大きくなり、コイルの抵抗値を下げることができる。導電箔を厚くすると必然的にコスト高となるが、電子部品を搭載する電子部品用基板32に比べてコイルを形成するコイル用基板33は小さいので、コストへの影響が少ない。従って、比較的安価に高い特性のシートトランスを構成することができる。
この実施の形態2に係るシートトランス31によれば、実施の形態1に係るシートトランス1と同様の効果を奏するだけでなく、更に以下の効果を奏する。
トランスとしてコイルを形成するためには、4層以上の多層基板を使用することが望ましいが、電子部品を搭載する基板表裏2層の基板が安価で使用しやすい。この実施の形態2に係るシートトランス31のように、シートトランス31を構成するコイル用基板33を、電子部品を搭載する電子部品用基板32と別にすれば、コイル用基板33においては狭い(小さい)コイル部分を多層にして、広い(大きい)電子部品用基板32を2層にすることができ、安価に一体化したシートトランスを実現でき、DC/DCコンバータを安価に製作でき、しかも小型化できる。
この実施の形態2においては、図8、図10に示したように、コイル用基板33のコイルと電子部品用基板32の電極とをはんだにより接続するようにすれば、特殊な工程を介することなくリフローソルダによって組み付けることができ、組み付け工程が簡素化される。また、図11のように、コイル用基板33のコイルと電子部品用基板32の電極との接続にプレスフィット端子45を用いれば、はんだ付け工程を介さずにシートトランスの組み付けができ、工程が簡素化でき、生産性も高まる。
実施の形態3.
この実施の形態3は、第3の発明に係るシートトランスの実施の形態である。
図12は、実施の形態3に係るシートトランスの概略断面図であり、図13はその分解斜視図、図14は平面図である。
このシートトランス51は、コアを、第1コアとしての外側コア52と、第2のコアとしての内側コア53とで構成したものである。外側コア52は、円板上の平板部54の中心部に中央脚部55aを設け、平板部54の縁に円弧状の外側脚部55b、55cを設けてなり、その断面形状はE型をなす。なお、外側脚部55bと55cとの間は、基板に形成されるコイルの出入り口となる。内側コア53は、略円板状をなし、その中心部には貫通孔56があけられている。
電子部品用基板57には、中央脚部55aを貫通させるための円形の中央脚部貫通孔58a、外側脚部55b、55cを貫通させるための円弧状の外側脚部貫通孔58b、58cが形成される。電子部品用基板57には、中央脚部貫通孔58aを中心として平面状のコイルが形成される。コイルは、例えば電子部品用基板57の表裏面に1次コイル59、60、電子部品用基板57の内層に複数層の2次コイル(図示せず)が形成される。
外側コア52は、電子部品用基板57の表面側より、その中央脚部55aを電子部品用基板57の中央脚部貫通孔58aに通し、外側脚部55b、55cを電子部品用基板57の外側脚部貫通孔58b、58cに通すことにより電子部品用基板57に組み付けられる。内側コア53は、電子部品用基板57の下側より、その貫通孔56に外側コア52の中央脚部55aを通して外側コア52の外側脚部55b、55cの内側に配置される。外側コア52の中央脚部55aと外側脚部55b、55cとの間の内側平面部54aは電子部品用基板57の表面の1次コイル59に密着される。内側コア53は、電子部品用基板57の裏面の1次コイル60に密着される。内側コア53の外周面53aと外側コア52の外側脚部55b、55cの内側面55d、55eとの間に円周方向のギャップG1が形成される。電子部品用基板57の1次コイル59、60と電子部品用基板57側の電極との接続は、外側コア52の外側脚部55bと55cとの間を通してなされる。
内側コア53は円形でもよいが、非円形、例えば楕円形とすることもできる。内側コア53を楕円形とすれば、内側コア53を回転することにより内側コア53の外周面53aと外側コア53の外側脚部55b、55cの内側面55d、55eとの隙間を変えることができ、特性を調整することができるようになる。
この実施の形態3に係るシートトランス51によれば、外側コア52及び内側コア53が電子部品用基板57の表裏両側の1次コイル59、60に密着するので、特性が向上する。つまり、1次コイルで発生する磁気エネルギをコア52、53に伝えやすく、コア52、53で蓄えた磁気エネルギを2次コイルに伝えやすく、エネルギの漏洩を減らすことができる。また、内側コア53を非円形とした場合には、内側コア53を回転させることによってギャップG1の長さを変えることができ、トランスとしてのインダクタンスを必要な値に調整することができ、特性ばらつきの少ないトランスを構成することができる。
実施の形態4.
実施の形態4は、第3の発明に係るシートトランスの実施の形態である。図15には、実施の形態4に係るシートトランス71の断面を示す。
基板72には、コアの中央脚部が貫通する中央脚部貫通孔73aと、コアの外側脚部が貫通する外側脚部貫通孔73b、73cが形成される。基板72には、中央脚部貫通孔73aを中心として平面状のコイル(導電箔)が形成される。図15においては、基板72の表裏両面に形成されたコイル74、75が現れている。基板72の中央脚部貫通孔73aには、第1コアの一部である中央脚部をなす円柱状のフェライトコア76が貫通される。基板72を挟んで、磁性粉体を混練した樹脂を流し込むことによって、第1コア及び第2コアをなす磁性粉体混練樹脂コア77がインサート成形される。磁性粉体混練樹脂コア77における基板72に対面する部分が前記コアの平板部に相当し、平板部と一体となりかつ平板部の縁から延びて外側脚部貫通孔73b、73cを貫通する部分77a、77bが外側脚部に相当する。磁性粉体混練樹脂コア77は、例えば平面から見て円形となるように形成される。外側脚部に相当する部分77aと77bとの間から、コイル74、75と基板72側の電極との接続がなされる。なお、基板72に形成されたコイル74、75に対面する磁性粉体混練樹脂コア77の面が内側平面77c、77dであり、これらはコイル74、75に密着する。
微視的に見れば、磁性粉体混練樹脂コア77内の磁性粉体は混練する樹脂によって分断されているため、それぞれを小さなギャップとしてとらえることができ、磁性体(フェライト)コアのギャップ相当の特性が得られる。
第1コア及び第2コアに相当する部分すべてを、磁性粉体混練樹脂で成形してもよいが、磁性粉体混練樹脂は透磁率が低いので、断面積を大きくとれない中央脚部部分は固体の磁性材料であるフェライト製のフェライトコア76とする。つまり、磁性粉体混練樹脂は透磁率が低く(磁気抵抗が大きく)、磁性粉体混練樹脂のみを使用して良好なトランス特性を得るためには、平板部及び脚部共に断面積を大きくする必要がある。しかし、断面積の拡大は外側脚部や平板部においては比較的容易であるが、磁束の集中する中央脚部の断面積を広くすることは、コイルの大型化とそれに伴う電気抵抗増大による特性劣化を招くが、中央脚部部分のみにフェライトコア76を使用するようにすれば、小さな断面積で磁気抵抗を減らすことができ、小さなコイルで良好なトランス特性を得ることができる。
図15に示した実施の形態4では、フェライトコア76と磁性粉体混練樹脂コア77とはストレートな円筒面で一体となっているが、図16に示すように、フェライトコア78の外表面と磁性粉体混練樹脂コア79の内表面とに、それぞれねじ状の凹凸部80、81を設けて嵌合させ、磁性粉体混練樹脂コア79に対しフェライトコア78を軸方向に移動させて任意の深さに係止させることができるようにすることもできる。つまり、フェライトコア78をボルト状とし、磁性粉体混練樹脂コア79の内面をナット状とするのである。
中央脚部に相当するフェライトコア78を回転して進退させることにより、フェライトコア78と磁性粉体混練樹脂コア79との対向面積を任意の大きさに変えることができる。また、調整後の位置に容易に固定することもできる。従って、トランスの特性を得るキーポイントとなるインダクタンスを容易に調整(前記ギャップの調整が目的とすること)することができ、調整後の特性を安定に保つことが可能となる。
実施の形態4に係るシートトランスによれば、磁性粉体混練樹脂コア77、79の部分77a、77b及び79a、79bが基板72上のコイルに密着するので、更にコイルに接近したコアを形成することができ、トランスの特性を向上させることができる。また、磁性粉体混練樹脂コアの成形は容易で、安価にトランスを得ることができる。更に、中央脚部をフェライトコア76、78とした場合には、中央コアの断面積を小さくすることができ、トランスを小型化することができる。図16に示すようにフェライトコア78を磁性粉体混練樹脂コア79に対し移動可能とした場合には、樹脂に混練する磁性材料(磁性粉体)の特性や混合量(濃度)によって発生するインダクタンスのばらつきを個々のトランスごとに補正(調整)することが可能となる。
実施の形態5.
実施の形態5は、基板上に形成するコイルに係るもので、上述の全ての実施の形態に適用できるものである。図17には、従来の渦巻状のコイルを示し、図18には、この実施の形態5に係る渦巻状のコイルを示す。
図17に示すように、幅の広い平面状のコイル91a、91bを流れる電流は、概ね電気抵抗の小さい最短距離となるところを流れるため、当該最短距離部分に電流が集中し、当該部分の電流密度が高くなる。図17において、iが電流であり、電流分布においては、iinがコイル91a、91bの内側を流れる電流値を示し、ioutが外側を流れる電流値を示す。従って、実質的に電流が流れている導体は見かけの導体より細く、磁束は実質的な細い電流経路に沿って集中的に発生する。そのため、導体の周辺部には電流が流れないためコイルとして働かず、逆に細い電流経路において発生しコアに伝達した磁束がコアから漏れ出す(磁気エネルギが漏洩する)ことも考えられ、トランスとしての特性が劣化する。
そこで、図18に示すように、導電箔で形成される平面状のコイル(渦巻状導電箔)92、93を複数に分割して分割コイル(分割渦巻状導電箔)92a、92b、93a、93bとするのである。個々の分割コイル92a、92b、93a、93bは、基板を貫通する導体によって個々に直列に接続されてそれぞれ1本のコイルを形成し、当該直列に接続された複数のコイルを並列に巻回することで一式のコイルとして構成される。また、各層に形成される複数の位置に配置される複数に分割された分割コイルを直列に接続するにあたっては、当該複数の並列に接続される個々のコイルは、層ごとに位置が異なる分割コイルを選択的に接続して1本のコイルとして形成される。なお、コイルを細分化する数は2本に限らず、コイル幅に応じて2本以上に分割することも効果的である。
この実施の形態5に係るコイルを採用することにより、コイルを細分化してそれぞれの経路に同じ電流が流れるようにしたので、電流が特定の細い経路に集中することを防止でき、コアに対して略均一な磁界が発生してコアに磁気エネルギが伝達されやすく、コイルから発生しコアに伝えられる磁束の漏洩分が減り、トランスとしての特性が向上する。

Claims (13)

  1. 電子部品が搭載される電子部品用基板に平面状に形成されたコイルと、平板部に前記コイルを貫通する脚部を含む複数の脚部を備えた第1コアと、前記第1コアの脚部の先端に配置される板状の第2コアとを備え、前記第1コアと前記第2コアを組合せたコアの中央脚部にギャップが形成され、
    フライバック式DC/DCコンバータ用のトランスとして構成されるシートトランスであって、
    前記第2コアの端部を前記第1コアの脚部に押しつけて両者を密着させるばね部を備え、
    前記コイルの1次巻き線は前記基板の表面に形成され、
    前記第1コアの内側平面部を前記1次巻き線が形成された平面状のコイルの面に当接し、
    前記ギャップの位置と前記コイルの1次巻き線が形成された面の位置が同一面に位置しないように前記コイルに対し前記第1コア及び第2コアを固定保持したことを特徴とするシートトランス。
  2. 電子部品用基板に平面状に形成されたコイルと、平板部に複数の脚部を備えかつ当脚部のうち中央の前記コイルを貫通する脚部にギャップ形成部を有する第1コアと、前記第1コアの脚部の先端に配置される板状の第2コアとを備え、前記第1コアと前記第2コアとを一体に組み合わせ前記中央の脚部と前記第2コアとの間にギャップを形成すると共に、前記第1コアと第2コアを前記コイルに対し固定する固定部材とを備えてなるシートトランスであって、
    前記固定部材は、前記第2コア側から前記第1コアの外側脚部を抱え込む爪部を備えたホルダ部と、前記第2コアの前記第1コアの外側脚部に対向する位置を押圧する第1ばね部と、前記第2コア側から前記電子部品用基板に延び前記第1コアの前記脚部の内側平面部を前記コイルに当接させる第2ばね部と、前記第2コアを前記第1コアに対して任意の位置に固定する位置決め部を備えることを特徴とするシートトランス。
  3. 前記電子部品用基板とは別に設けたコイル用基板に前記コイルを形成し、前記電子部品用基板及びコイル用基板に、前記第1コア及び第2コアを組み合わせてなることを特徴とする請求項1または請求項2記載のシートトランス。
  4. 前記コイル用基板の端部に前記コイルに接続するはんだ付け用の端子を備え、当該端子を前記電子部品用基板に備えた電極にはんだ付けすることによって前記端子と前記電極を接続することを特徴とする請求項3記載のシートトランス。
  5. 前記コイル用基板に備えた前記コイルに接続する電極孔と前記電子部品用基板に備えた電極孔を貫通する棒状の端子を備え、前記棒状の端子をはんだ付けすることによって前記両基板の電極を接続することを特徴とする請求項3記載のシートトランス。
  6. 前記コイル用基板の前記コイルに接続する電極孔と前記電子部品用基板の電極孔を貫通するプレスフィット端子によって前記両基板の電極を接続することを特徴とする請求項3記載のシートトランス。
  7. 前記コイル用基板における前記コイルを形成する導電箔を、前記電子部品用基板における導電箔より厚くすることを特徴とする請求項3から請求項6のうちのいずれか1項記載のシートトランス。
  8. 平板に中央脚部と当該中央脚部の外側に形成された外側脚部を備え、前記中央脚部を基板に平面状に形成されたコイルに貫通させる第1コアと、平板状でかつ前記第1コアの中央脚部を貫通させる貫通孔を有し、前記第1コアの外側脚部の内側に配置され、かつ外周部に前記第1コアの外側脚部と対向する面を有する第2コアからなり、両コアのそれぞれ内側平面を、前記基板に形成したコイルの両面にそれぞれ当接して固定することを特徴とするシートトランス。
  9. 前記第2コアの外周部を非円形としたことを特徴とする請求項8記載のシートトランス。
  10. 電子部品用基板に平面状に形成されたコイルと、前記基板を貫通する複数の脚部と、前記コイルを両面から挟む2つの平板部とを備えたコアとに磁性粉体を混練した樹脂を使用し、前記コアの内側平面をコイルに当接し、平面状コイルとコアを一体にして固定保持することを特徴とするシートトランス。
  11. 基板を貫通する中央脚部に固体の磁性材料を使用し、前記基板を挟み込む平部及び外側の脚部に磁性粉体を混練した樹脂によって一体に形成したコアを使用することを特徴とする請求項10記載のシートトランス。
  12. 固体の磁性材料による前記基板を貫通する中央脚部のコアの外表面と、磁性粉体を混練した周囲のコアの中央脚部挿入孔内表面に、中央脚部のコアを任意の位置に係止する凹凸を設けたことを特徴とする請求項11記載のシートトランス。
  13. 前記基板に形成される複数層の渦巻状導電箔を、前記基板を貫通する導体によって直列に接続してコイルとする構成において、
    前記各層の渦巻状導電箔は複数の分割渦巻状導電箔部に分割され、
    個々の分割渦巻状導電箔部は前記基板を貫通する導体によって直列に接続されてそれぞれ1本のコイルを形成し、
    前記分割渦巻状導電箔部を直列に接続した複数のコイルを並列に接続することによって一式のコイルとし、
    各層に形成される複数の位置に配置される複数に分割された分割導電箔部を直列に接続するに当たり、
    前記並列に接続される個々のコイルは層ごとに位置が異なる分割導電箔部を選択的に接続して1本のコイルとすることを特徴とする請求項1から請求項12のうちのいずれか1項記載のシートトランス。
JP2010527658A 2008-09-05 2009-07-02 Dc/dcコンバータ用シートトランス Active JP5328797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010527658A JP5328797B2 (ja) 2008-09-05 2009-07-02 Dc/dcコンバータ用シートトランス

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008228566 2008-09-05
JP2008228566 2008-09-05
JP2010527658A JP5328797B2 (ja) 2008-09-05 2009-07-02 Dc/dcコンバータ用シートトランス
PCT/JP2009/003074 WO2010026690A1 (ja) 2008-09-05 2009-07-02 Dc/dcコンバータ用シートトランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010026690A1 JPWO2010026690A1 (ja) 2012-01-26
JP5328797B2 true JP5328797B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=41796876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010527658A Active JP5328797B2 (ja) 2008-09-05 2009-07-02 Dc/dcコンバータ用シートトランス

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20110102121A1 (ja)
JP (1) JP5328797B2 (ja)
CN (1) CN102099878B (ja)
DE (1) DE112009001937T5 (ja)
WO (1) WO2010026690A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4893975B2 (ja) * 2009-08-25 2012-03-07 サンケン電気株式会社 コイル装置
WO2012039045A1 (ja) * 2010-09-22 2012-03-29 パイオニア株式会社 非接触電力伝送用コイル
JP5449424B2 (ja) * 2012-02-14 2014-03-19 三菱電機株式会社 車載用電力変換装置
EP2923365B1 (en) * 2012-11-26 2017-09-20 Franc Zajc Winding arrangement for inductive components and method for manufacturing a winding arrangement for inductive components
JP6084147B2 (ja) 2013-03-15 2017-02-22 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 コイル一体型プリント基板、磁気デバイス
JP6084079B2 (ja) 2013-03-15 2017-02-22 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 磁気デバイス
KR101983150B1 (ko) * 2013-10-11 2019-05-28 삼성전기주식회사 적층형 인덕터 및 그 제조 방법
KR101519270B1 (ko) * 2013-12-19 2015-05-15 현대자동차주식회사 친환경 자동차 부품용 커버 일체형 클램프 및 이의 장착방법
JP2015188033A (ja) * 2014-03-27 2015-10-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 薄型コイル及びトランス
JP6781043B2 (ja) * 2014-07-22 2020-11-04 株式会社タムラ製作所 複合磁路インダクタ
US9847165B2 (en) * 2015-10-08 2017-12-19 Kinsus Interconnect Technology Corp. Winged coil structure and method of manufacturing the same
US11049640B2 (en) * 2016-01-21 2021-06-29 Mitsubishi Electric Corporation Circuit device and power converter
WO2017126357A1 (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 三菱電機株式会社 回路装置及び電力変換装置
DE102016203613A1 (de) * 2016-03-04 2017-09-07 Würth Elektronik GmbH & Co. KG Elektronisches Bauelement und Verfahren zu dessen Herstellung
CN109074951A (zh) * 2016-04-25 2018-12-21 三菱电机株式会社 功率转换装置
WO2017221476A1 (ja) 2016-06-24 2017-12-28 三菱電機株式会社 絶縁型コンバータ
DE102016113752A1 (de) * 2016-07-26 2018-02-01 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Sensoranordnung für ein Kraftfahrzeug mit Ultraschallsensor und einer einen planaren Transformator aufweisenden Spannungsversorgungsvorrichtung, Fahrerassistenzsystem sowie Kraftfahrzeug
JP7075185B2 (ja) 2017-04-27 2022-05-25 太陽誘電株式会社 コイル部品及び電子機器
JP6869796B2 (ja) * 2017-04-27 2021-05-12 太陽誘電株式会社 コイル部品
JP7056016B2 (ja) * 2017-06-13 2022-04-19 Tdk株式会社 コイル部品
FR3081625B1 (fr) * 2018-05-24 2020-06-26 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Systeme electrique presentant au moins une inductance a architecture amelioree
JP6636089B2 (ja) * 2018-06-01 2020-01-29 株式会社タムラ製作所 電子部品
JP7089222B2 (ja) * 2018-08-09 2022-06-22 株式会社オートネットワーク技術研究所 リアクトル
JP2021111714A (ja) * 2020-01-14 2021-08-02 株式会社オートネットワーク技術研究所 絶縁トランス及び絶縁トランスの製造方法
CN111986867B (zh) * 2020-07-29 2022-05-17 法雷奥西门子新能源汽车(深圳)有限公司 部件安装组件和部件安装方法
US20220165488A1 (en) * 2020-11-25 2022-05-26 International Business Machines Corporation Spacer to reduce magnetic coupling

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03212913A (ja) * 1990-01-18 1991-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd インダクタンス部品
JPH09246059A (ja) * 1996-03-06 1997-09-19 Kijima:Kk 小形巻線部品のフエライトコア
JPH10135054A (ja) * 1996-10-29 1998-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd チョークコイルおよびそれを用いたスイッチング電源
JP2003324016A (ja) * 2002-05-07 2003-11-14 Murata Mfg Co Ltd コイル装置
JP2005228758A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Yokogawa Electric Corp プリントコイルトランス及びプリント基板

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3209294A (en) * 1962-10-23 1965-09-28 Westinghouse Electric Corp Magnetic core structures
US3666090A (en) * 1970-01-27 1972-05-30 Coilcraft Inc Coil form and carrier strip
US3735214A (en) * 1972-01-27 1973-05-22 Coilcraft Inc A header for mounting circuit elements for incorporation in an electric circuit
US4990880A (en) * 1989-07-24 1991-02-05 Alcatel Na, Inc. Transformer clip
JPH06151179A (ja) * 1992-11-02 1994-05-31 Murata Mfg Co Ltd コイル
JPH06215962A (ja) 1993-01-13 1994-08-05 Hitachi Ltd トランス
JPH08236365A (ja) 1995-02-27 1996-09-13 Nippon Signal Co Ltd:The 平板状トランス
JP3624766B2 (ja) * 1999-12-13 2005-03-02 株式会社村田製作所 回路モジュール
US6359542B1 (en) * 2000-08-25 2002-03-19 Motorola, Inc. Securement for transformer core utilized in a transformer power supply module and method to assemble same
US6717500B2 (en) * 2001-04-26 2004-04-06 Coilcraft, Incorporated Surface mountable electronic component
EP1962302A4 (en) * 2005-12-16 2013-05-29 Murata Manufacturing Co COMPOSITE TRANSFORMER AND ISOLATED CUT POWER SUPPLY

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03212913A (ja) * 1990-01-18 1991-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd インダクタンス部品
JPH09246059A (ja) * 1996-03-06 1997-09-19 Kijima:Kk 小形巻線部品のフエライトコア
JPH10135054A (ja) * 1996-10-29 1998-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd チョークコイルおよびそれを用いたスイッチング電源
JP2003324016A (ja) * 2002-05-07 2003-11-14 Murata Mfg Co Ltd コイル装置
JP2005228758A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Yokogawa Electric Corp プリントコイルトランス及びプリント基板

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010026690A1 (ja) 2010-03-11
CN102099878B (zh) 2013-01-09
CN102099878A (zh) 2011-06-15
JPWO2010026690A1 (ja) 2012-01-26
DE112009001937T5 (de) 2011-06-16
US20110102121A1 (en) 2011-05-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5328797B2 (ja) Dc/dcコンバータ用シートトランス
JP4472589B2 (ja) 磁性素子
JP4224039B2 (ja) 磁性素子
US7498921B1 (en) Transformer and transformer assembly
US8289119B2 (en) Conductive winding module and magnetic element having such conductive winding module
JP6572871B2 (ja) トランス装置およびその組み立て方法
JP2007059839A (ja) Lc複合部品
JP2018074127A (ja) コイル構造体
JP4284656B2 (ja) トランス構造
JP2007299915A (ja) 磁性素子
JP2006013067A (ja) インダクタ
JP6697682B2 (ja) 磁性コア、コイル部品、回路基板、及び電源装置
JP2013225626A (ja) コイルユニット、基板ユニット、及び電源装置
JP2003017329A (ja) インダクタンス素子
JP5729405B2 (ja) コイル部品
JP2018198253A (ja) コイル構造体、及び回路構成体
JP2006032557A (ja) コイル部品
JP2008270347A (ja) トランス
JP2019041017A (ja) コイル部品
JP2009105180A (ja) トランス
WO2020066562A1 (ja) コイル装置及び電気接続箱
JP2021132205A (ja) コイル装置
WO2018034035A1 (ja) コイル部品、回路基板、及び電源装置
JP2005072261A (ja) 低背型トランスの製造方法および低背型トランス
JP2009044187A (ja) 磁性素子

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5328797

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250