JPH09246059A - 小形巻線部品のフエライトコア - Google Patents

小形巻線部品のフエライトコア

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JPH09246059A
JPH09246059A JP8075465A JP7546596A JPH09246059A JP H09246059 A JPH09246059 A JP H09246059A JP 8075465 A JP8075465 A JP 8075465A JP 7546596 A JP7546596 A JP 7546596A JP H09246059 A JPH09246059 A JP H09246059A
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core
leg
shaped core
shaped
legged
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JP8075465A
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Seiichi Kijima
精一 木嶋
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Kijima Co Ltd
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Kijima Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脚付コアとI形コアとを備えたギャップ付の
小形巻線部品の生産コストを低減させるフエライトコア
を開発すること。 【解決手段】 E形コア57、58の中央脚57a、5
8aと左右脚57b、58bを同じ脚長に形成し、ま
た、I形コア59の両側面59a、59bに凹部59
c、59dを形成し、E形コア57、58の脚先端面を
I形コア59に接合させることにより、E形コア57、
58の中央脚57a、58aの先端面とI形コア59の
凹部59c、59d底との間にギャップ60、61を形
成する構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、小形トラ
ンスやチョ−クコイルなどの小形巻線部品に使用するフ
エライトコアに関する。
【0002】
【従来の技術】図23、図24は従来の小形トランスを
示したもので、合成樹脂材からなるボビン1は角筒状の
巻線部2の両側に端鍔2a、2bが、中程に中鍔2cが
各々一体形成されており、第1巻線区分3と第2巻線区
分4とを有している。そして、このボビン1の中間鍔2
cには、後述するI形コア7を嵌合させる割状溝2dが
形成されている。割状溝2dはI形コア7の板厚とほぼ
同じ溝幅で形成され、巻線部2内孔の底面に合わせた溝
の深さとなっている。
【0003】5、6はフエライト材からなる同形状の脚
付コアで、脚付コア5は図25に示すように、周囲コア
5aと内部コア5bからなり、周囲コア5aはコア側部
5cと天井部5dがヨ−ク部5eに一体形成され、内部
コア5bはその下面がヨ−ク部5eの下面と一面をなす
ように片寄って形成されている。なお、脚付コア6は上
記の脚付コア5と同形状で、周囲コア6aと内部コア6
bとから形成されている。そして、これら脚付コア5、
6は、各々の内部コア5b、6bをボビン1の両側から
巻線部2の内孔に挿入してこのボビン1に組付けられて
いる。
【0004】フエライト材からなる角柱状のI形コア7
は、中間鍔2cの割状溝2dに嵌合させてボビン1に組
付けられている。
【0005】また、上記した脚付コア5、6は、図示す
るように、各々の内部コア5b、6bの長さが各々の周
囲コア5a、6aのコア先端部までの長さに比べ幾分短
く形成されている。このため、脚付コア5、6は、各々
の周囲コア5a、6aがI形コア7と連結し、内部コア
5b、6bはI形コア7と非連結となり、内部コア5
b、6bとI形コア7との間に各々ギャップ8、9が形
成されている。脚付コア5、6の上記周囲コア5a、6
aの端面は接着剤をもってI形コア7に固着されてい
る。
【0006】ボビン1の第1巻線区分3と第2巻線区分
4とには、コイル10、11が巻装され、コイル10、
11の巻始端と巻終端は、ボビン1の端鍔2a、2bと
中間鍔2cに植設した端子ピン12にからげて半田付け
等で端子ピン12に固着されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した小形トランス
は、磁気飽和を防止するギャップ8、9を備えている。
上記ギャップ8、9は、前述したように、脚付コア5、
6の内部コア5b、6bの長さを各々の周囲コア5a、
6aの長さに比べ僅かに短くするように形成されてい
る。
【0008】ところが、この内部コア5b、6bの長さ
は周囲コア5a、6aの長さに比べて、例えば、0.1
mm〜0.2mm程度短くする必要があり、脚付コア
5、6の型成形時に内部コア5b、6bだけを上記した
寸法に短く形成することには困難があり、したがって、
各脚を同じ脚長に型成形した後、内部コア5b、6bの
先端面を所定の寸法だけ研磨するようにしている。この
ことから、脚付コア5、6の生産に手間がかかると共
に、コスト高となる。
【0009】特に、上記した脚付コア5、6はコア側部
5c、6cと天井部5d、6dとがあるため、内部コア
5b、6bのみを研磨することは作業能率の向上に適さ
ない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
を解決するため開発したもので、外脚と内脚とを一体形
成した少なくとも一つの脚付コアと、この脚付コアの脚
先端面を接合させるI形コアとよりなる小形巻線部品の
フエライトコアにおいて、脚付コアの各脚を同じ脚長に
形成すると共に、I形コアには凹部を形成し、脚付コア
の脚先端面をI形コアに接合させることにより、脚付コ
アの内脚先端面とI形コアの凹部底との間にギャップが
形成される構成としたことを特徴とする小形巻線部品の
フエライトコアを提案する。
【0011】本発明のフエライトコアを実施するに当っ
ては、内脚と外脚を備えた脚付コアの各脚を同じ脚長に
形成し、I形コアには凹部を形成する。このように形成
したフエライトコアは、コイルを直接に装備させる小形
巻線部品として使用することもできるが、ボビンを備え
る場合には次のように構成する。
【0012】ボビンの巻線部内孔に内脚を挿入するよう
にして脚付コアをボビンに組付けると共に、I形コアを
ボビンに組付けると、I形コアに脚付コアの脚先端面が
接合し、脚付コアの内脚先端面とI形コアの凹部底との
間にギャップが形成される。
【0013】このように、小形巻線部品のギャップがI
形コアの凹部によって形成されるので、ギャップを備え
た小形巻線部品に使用するフエライトコアの生産が容易
となり、小形巻線部品の生産コストが低減する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明を小形トランスに実
施した実施形態について図面に沿って説明する。図1及
び図2は第1の実施形態であり、図1は小形トランスの
横断面図、図2は小形トランスの縦断面図である。
【0015】小形トランス50が備える電気絶縁性のボ
ビン51は、角筒状の巻線部51aの両側に端鍔51
b、51cを一体形成し、端鍔51b、51cの下方に
形成した肉厚部に多数の端子ピン52が植設してある。
また、巻線部51aの中程には中鍔51dを設け、この
中鍔51dに割状溝51eを形成し、中鍔51dの下方
にも複数の端子ピン52が植設してある。
【0016】中鍔51dによって区分された巻線部51
aの第1巻線区分53と第2巻線区分54には各々コイ
ル55、56を巻線し、これらコイル55、56の巻線
端部を端子ピン52に固着してある。
【0017】57、58はフエライト材からなる同形状
のE形コアで、これらE形コア57、58は、中央脚5
7a、58aと左右脚57b、58bとがヨ−ク部57
c、58cより同じ脚長で一体に張出している。そし
て、ボビン51の両側から巻線部51aの内孔に中央脚
57a、58aを挿入するようにしてボビン51に組付
けられている。
【0018】59はI形コアで、このI形コア59はフ
エライト材で形成した角柱状のもので、両側面59a、
59bに凹部59c、59dが形成してある。上記した
凹部59c、59dは、左右脚57b、58bの脚端面
と接合する部分を除く両側面59a、59b全体を切り
込んで形成し、また、その深さは予め定めた寸法として
ある。
【0019】このI形コア59は、上記した凹部59
c、59dがE形コア57、58の中央脚57a、58
aに対向するようにしてボビン51の割状溝51eに嵌
合してある。
【0020】上記した小形トランス50は、図に示した
ように、E形コア57、58の中央脚57a、58aの
先端面とI形コア59の各凹部59c、59d底との間
にギャップ60、61が形成される。
【0021】図3は第1の実施形態の変形例を示し、こ
の変形例のI形コア62は上記したI形コア59に形成
した凹部59c、59dより長さの短い凹部62c、6
2dを形成したものである。
【0022】I形コア62の両側面62a、62bに形
成した凹部62c、62dは、左右脚57b、58b間
より僅か狭い範囲で両側面62a、62bを切欠いて形
成してある。また、凹部62c、62dの深さは予め定
めた寸法としてある。その他の構成については第1の実
施形態と同様である。
【0023】ボビン51にE形コア57、58とI形コ
ア62を組付けたとき、E形コア57、58がI形コア
62に対し位置ずれを起こすことがある。つまり、図3
上でE形コア57、58が上下方向に僅かにずれた状態
でI形コア62に接合することがある。このようにずれ
て接合すると、E形コア57、58とI形コア62の対
接面積が減少してトランス効率が低下する。しかしなが
ら、凹部62c、62dを上記のように形成すれば、接
合面積の減少を極力抑えることができる。
【0024】図4は本発明の第2の実施形態を示したも
ので、E−I形小形トランスとして実施してある。ボビ
ン63には、巻線部63a内孔に中央脚64aを挿入す
るようにしてE形コア64を組付けると共に、E形コア
64の脚先端面に接合するようにしてI形コア65を組
付け、巻線部63aにはコイル66が巻装してある。な
お、E形コア64とI形コア65はフエライト材で形成
してある。
【0025】上記したI形コア65は、E形コア64の
脚端面と接合させる一側面65aに凹部65bが形成し
てある。この凹部65bは、左右脚64bの先端面との
接合面を除く上記側面65aを切り込んで形成してあ
り、その深さは所定の寸法としてある。
【0026】この小形トランス67の場合も、上記した
凹部65bによってE形コア64の中央脚64aの先端
面とI形コア65の凹部65b底との間にギャップ68
が形成される。
【0027】図5は第2の実施形態の変形例を示し、こ
の変形例のI形コア69には、長さがE形コア64の左
右脚64bの内面間距離よりも短くした凹部69bが形
成してある。その他の構成については、第2の実施形態
と同様である。
【0028】図6〜図10は、本発明の第3の実施形態
であり、図6は小形トランス70に備えた脚付コア71
の側面図、図7は同トランス70に備えたI形コア73
の側面図、図8は上記I形コア73の底面図、図9は小
形トランス70の縦断面図、図10は小形トランス70
の横断面図である。
【0029】脚付コア71は、ほぼ同形状としたフエラ
イトコアであるが、ただ、この脚付コア71は周囲コア
71aと内部コア71eとの脚長が同じ長さとなってお
り、図6に示すように、コア側部71bと天井部71c
とがヨ−ク部71dに連結した周囲コア71aと、ヨ−
ク部71dの長手方向中央部から突出した長方形断面の
内部コア71eを備え、内部コア71eは、その下面が
ヨ−ク部71dの下面と一面をなすように片寄って形成
されている。
【0030】脚付コア72も上記した脚付コア71と同
形状となっており、コア側部72bと天井部72cとを
ヨ−ク部72dと一体形成した周囲コア72aと、ヨ−
ク部72dの長手方向中央部から突出した長方形断面の
内部コア72eを備えている。
【0031】I形コア73は、両側面73a、73bに
凹部73c、73dが形成してある。凹部73c、73
dは、図7及び図8からわかるように、脚付コア71、
72の周囲コアと接合する部分を除く両側面73a、7
3b全体を切り込んで形成し、その深さは予め定めた寸
法としてある。
【0032】ボビン74に脚付コア71、72とI形コ
ア73を組付け、中鍔74bによって区分された巻線部
74aの第1巻線区分75と第2巻線区分76に各々所
定数巻回したコイル77、78を巻装し、各コイル端部
を所定の端子ピン79に止着して構成した小形トランス
70は、図9及び図10に示すように、脚付コア71、
72の内部コア71e、72eの先端面とI形コア73
の各凹部73c、73d底との間に所定の寸法のギャッ
プ80、81が形成される。
【0033】なお、上記した凹部73c、73dは、脚
付コア71、72の一方のコア側部71b、72bの内
面より僅かに内側の位置からその他方のコア側部71
b、72bの内面の僅か内側の位置までのI形コア73
の両側面73a、73bを切欠いて形成してもよい。
【0034】図11は本発明の第4の実施形態であり、
この小形トランス83は、図9、図10に示す小形トラ
ンス70に備えた脚付コア71と同様の脚付コア84と
I形コア85とを接合して構成したものである。
【0035】I形コア85は、脚付コア84の脚先端面
と接合する側面85aに凹部85bが形成してある。凹
部85bは、脚付コア84の周囲コア84aの先端面と
接合する部分を除くI形コア85の一側面85a全体を
切り込んで形成してある。
【0036】この小形トランス83は、図11に示すよ
うに、脚付コア84の内部コア84eの先端面とI形コ
ア85の凹部85b底との間に所定の寸法のギャップ8
6が形成される。なお図中の符号84bはコア側部、8
4dはヨ−ク部、87はボビン、88はコイルである。
【0037】図12は、第4の実施形態の変形例であ
り、I形コア89の一側面89aには、長さがコア側部
84bの内面間距離よりも短くした凹部89bが形成し
てある。その他の構成については、第4の実施形態と同
様である。
【0038】図13〜図16は本発明の第5の実施形態
であり、図13は小形トランス90に備えた脚付コア9
1の側面図、図14は同トランス90に備えたI形コア
93の側面図、図15は上記I形コア93の底面図、図
16は小形トランス90の縦断面図である。
【0039】脚付コア91は、フエライト材で形成した
もので、図13に示すように、内脚91aと外脚91b
を備え、内脚91aは、ヨ−ク部91cの長手方向中央
部から突出し、その下面はヨ−ク部91cの下面と面一
となるようにしている。
【0040】外脚91bは、ヨ−ク部91cの両端部か
ら、このヨ−ク部91cと一体となって突出し、ヨ−ク
部91cの下端部よりさらに下方に張り出した張出部9
1dを備えている。
【0041】脚付コア92も上記した脚付コア91と同
形状となっており、内脚92a、外脚92b、ヨ−ク部
92cを備え、外脚92bには張出部92d(図示省
略)を備えている。
【0042】I形コア93は、フエライト材で形成し、
上記脚付コア91、92の外脚91b、92bに形成さ
れた張出部91d、92dと接合させる突出部93a、
93bを有し、脚付コア91、92の各脚端面と接合す
る両側面93c、93dに凹部93e、93fが形成し
てある。
【0043】凹部93e、93fは、図14及び図15
に示すように、脚付コア91、92の外脚91b、92
bの先端面と接合する部分と上記側部分とを除く両側面
93c、93d全体を切り込んで形成し、その深さは予
め定めた寸法としてある。
【0044】ボビン96の両側から巻線部96a内孔に
内脚91a、92aを挿入するようにして脚付コア9
1、92をボビン96に組付け、また、I形コア93は
ボビン96の中鍔96bに形成した割状溝96cに嵌合
させてボビン96に組付け、中鍔96bによって区分さ
れた各々の巻線部分にはコイル97、98を巻装し、各
コイル端部を所定の端子ピン99に止着して構成した小
形トランス90は、図16に示すように、脚付コア9
1、92の内脚91a、92aの先端面とI形コア93
の各凹部93e、93f底との間に所定寸法のギャップ
100、101が形成される。図17はこの小形トラン
ス90のコア構成図であり、平面から見た図である。
【0045】なお、上記した凹部93e、93fは、脚
付コア91、92の一方側の外脚91b、92bの内面
より僅かに内側の位置から他方側の外脚91b、92b
の内面の僅か内側の位置となるまでのI形コア93の両
側面93c、93dを切欠いて形成してもよい。
【0046】上記した小形トランス90は、E−I−E
形小形トランスとなっているが、E−I形小形トランス
として構成することも出来る。
【0047】図18〜図22は本発明の第6の実施形態
を示し、図18は小形トランス102に備えた脚付コア
103の側面図、図19は同小形トランス102に備え
たI形コア105の側面図、図20は上記I形コア10
5の底面図、図21は小形トランス102の縦断面図、
図22は小形トランス102に備えたコアの構成図であ
る。
【0048】脚付コア103はフエライト材で形成して
あり、図18に示すように、周囲コア103aと内部コ
ア103bを備え、周囲コア103aはコア側部103
cと天井部103dからなり、これらがヨ−ク部103
eと一体形成してあり、また、コア側部103cには、
ヨ−ク部103eの下端部よりさらに下方に張出した張
出部103fが形成してある。内部コア103bはヨ−
ク部103eの長手方向中央部から突出した長方形断面
のもので、下面がヨ−ク部103eの下面と一面をなす
ようにしてある。
【0049】脚付コア104も上記した脚付コア103
と同形状となっており、コア側部104cと天井部10
4dからなる周囲コア104a、内部コア104b、ヨ
−ク部104eからなり、コア側部104cには張出部
104fが形成してある。
【0050】I形コア105は、フエライト材で形成し
てあり、図19、図20に示すように、脚付コア10
3、104に形成した張出部103f、104fと接合
させる突出部105a、105bを有し、脚付コア10
3、104のコア先端面と接合する両側面105c、1
05dに凹部105e、105fが形成してある。
【0051】凹部105e、105fは、図19及び図
20に示すように、脚付コア103、104の周囲コア
端面との接合部分を広い幅で残すようにI形コア105
の両側面105c、105dを切欠いて形成してあり、
その深さは予め定めた寸法としてある。
【0052】ボビン106に脚付コア103、104と
I形コア105を組付け、中鍔106bによって区分さ
れた巻線部106aの各巻線区分にコイル107、10
8を巻装し、コイル端部を所定の端子ピン109に止着
して構成した小形トランス102は、図21及び図22
に示すように、脚付コア103、104の内部コア10
3b、104bの先端面とI形コア105の各凹部10
5e、105f底との間に所定寸法のギャップ110、
111が形成される。
【0053】なお、上記した脚付コア103と同様のコ
アとI形コア105とを使用してE−I構成の小形トラ
ンスを構成することもできる。この場合、I形コアの一
面に凹部を設ければよい。以上、各実施形態について説
明したが、本発明は、小形トランスに限らず、チョ−ク
コイルとして構成することもできる。
【0054】
【発明の効果】本発明のフエライトコアは、外脚と内脚
を同じ脚長とした脚付コアをI形コアに接合させれば、
I形コアに設けた凹部がギャップとして作用するので、
ギャップ付の小形巻線部品に使用するフエライトコアの
生産が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるフエライトコア
を備えた小形トランスの横断面図である。
【図2】上記小形トランスの縦断面図である。
【図3】第1の実施形態の変形例を示す小形トランスの
横断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態であり、他のフエライ
トコアを備えた小形トランスの横断面図である。
【図5】第2の実施形態の変形例を示す小形トランスの
横断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す脚付コアの斜視
図である。
【図7】第3の実施形態を示すI形コアの側面図であ
る。
【図8】上記I形コアの底面図である。
【図9】第3の実施形態のフエライトコアを備えた小形
トランスの縦断面図である。
【図10】上記小形トランスの横断面図である。
【図11】本発明の第4の実施形態であり、他のフエラ
イトコアを備えた小形トランスの横断面図である。
【図12】第4の実施形態の変形例を示す小形トランス
の横断面図である。
【図13】本発明の第5の実施形態である脚付コアの側
面図である。
【図14】本発明の第5の実施形態であるI形コアの側
面図である。
【図15】上記したI形コアの底面図である。
【図16】第5の実施形態のフエライトコアを備えた小
形トランスの縦断面図である。
【図17】上記小形トランスのコア構成図である。
【図18】本発明の第6の実施形態である脚付コアの側
面図である。
【図19】第6の実施形態であるI形コアの側面図であ
る。
【図20】上記したI形コアの底面図である。
【図21】第6の実施形態のフエライトコアを備えた小
形トランスの縦断面図である。
【図22】上記小形トランスのコア構成図である。
【図23】従来例として示した小形トランスの縦断面図
である。
【図24】従来例として示した小形トランスの横断面図
である。
【図25】上記従来例の小形トランスに備えられたフエ
ライトコアの斜視図である。
【符号の説明】
50 小形トランス 51 ボビン 51a 巻線部 51b、51c 端鍔 51d 中鍔 52 端子ピン 55、56 コイル 57、58 E形コア 57a、58a 中央脚 57b、58b 左右脚 57c、58c ヨ−ク部 59 I形コア 59a、59b 両側面 59c、59d 凹部 60、61 ギャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外脚と内脚とを一体形成した少なくとも
    一つの脚付コアと、この脚付コアの脚先端面を接合させ
    るI形コアとよりなる小形巻線部品のフエライトコアに
    おいて、脚付コアの各脚を同じ脚長に形成すると共に、
    I形コアには凹部を形成し、脚付コアの脚先端面をI形
    コアに接合させることにより、脚付コアの内脚先端面と
    I形コアの凹部底との間にギャップが形成される構成と
    したことを特徴とする小形巻線部品のフエライトコア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100621186B1 (ko) * 1999-12-28 2006-09-06 삼성전자주식회사 영상표시기기의 수평 선형성 보정회로
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