JP2007059839A - Lc複合部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な治具や形成方法を用いずに形成でき、巻線部分で発生した熱を外部に効率良く放熱できるLC複合部品を提供する。
【解決手段】LC複合部品は、表面に導体パターンからなる巻線部12がそれぞれ形成された複数の巻線構成用プレーナ基板10と、巻線構成用プレーナ基板10の積層体の外周に沿って配置されるコアを備え、積層された巻線構成用プレーナ基板10の間の電気的接続に用いる層間接続用の端子部13を各々の巻線構成用プレーナ基板10に設けてある。複数の巻線構成用プレーナ基板10を積層すると、巻線部12の間に絶縁体(プレーナ基板10)が配置されるので、複数の巻線部12によりインダクタンス及びキャパシタンスが形成される。そして、複数の巻線構成用プレーナ基板10の積層体において、積層方向の中心付近には、表面に放熱用の導体パターン22が形成された放熱用プレーナ基板20が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート状の巻線を積層することでインダクタンスおよびキャパシタンスを複合的に形成したLC複合部品に関するものである。
近年、電子装置の小型化に伴って、電子装置に用いられる電子部品の部品数の削減や、個々の電子部品の小型化、低背化の要求があり、例えば図13に示すようにインダクタンスとキャパシタンスとを複合的に形成することで部品数を削減するとともに、プレーナ型の巻線を用いることで低背化を図ったLC複合部品1が提供されている。
図13に示すLC複合部品1は、矩形板状のプレーナ基板10を複数枚積層して構成され、各々の基板10の表面には導体パターンからなる巻線部12が形成されるとともに、基板10の長手方向両端部にスルーホールからなる層間接続用の端子部13を短手辺に沿って複数形成してある。各基板10に設けた端子部13は上下方向において重なる位置に形成されており、各端子部13には例えばプリント配線板(図示せず)に半田付け等の方法で実装するためのリード端子40が接続されている。また、複数の基板10に対して積層方向の両側からコ字形のコア30,30が取り付けられている。而して、複数枚のプレーナ基板10を積層すると、各プレーナ基板10に形成された巻線部12が絶縁体であるプレーナ基板10を介して積層され、インダクタンスおよびキャパシタンスが形成される。尚、端子部13の一部は巻線部12に電気的に接続されており、端子部13を介して巻線部12がリード端子40に電気的に接続されている。
上述のLC複合部品1では、電流密度の高い巻線部12での温度上昇が大きくなり、とりわけ基板10の積層方向において、中心部に近い側ほど巻線部12の発熱が籠もり易いため、損失が増加するという問題があった。また、巻線部12の発熱によって基板10の温度が上昇するため、基板10の材料として耐熱性に優れた材料を用いなければならず、コストアップを招くという問題もあった。また基板10は、キャパシタンスを形成するための絶縁体として機能するので、基板10の材料は誘電率をもとに選定されるのであるが、高耐熱化を図ろうとすると使用できる材料が制約されるから、材料選定の自由度が低下するという問題もあった。また部品の大型化を防ぐためには、層間接続用の端子部13を形成するために、十分なスペースを確保することができず、巻線部12とリード端子40とを電気的に接続する際の接触抵抗が大きくなり、損失が増加する場合もあった。
以上のような部品の小型化に伴う発熱や放熱といった問題点は、シート状(プレーナ型)の巻線部12を備えるLC複合部品1以外の電子部品でも問題になっており、その対策として以下の特許文献1〜3に示されるような電子部品が提案されている。
例えば特許文献1に示されるものでは、板状のコイル板で巻線部が形成されたものであり、コイル板を延伸し、その先端を屈曲させることで、実装端子としている。
また特許文献2に示されるものでは、電流密度の大きい巻線部分には、連続した一つの導体で形成され、且つ、巻線部分の断面積を十分に確保したエッジワイズコイルを用い、電流密度が小さい巻線部分にはプレーナ型の巻線を用いている。
また更に特許文献3に示されるものでは、第1の巻線部を、熱伝導性に優れた絶縁体で形成される収納ケースに収納し、第1の巻線部と電気的に絶縁された第2の巻線部には、別体に形成された熱伝導部を接続してある。
特開平5−326290号公報 特許第2962707号公報 特開平6−151207号公報
ところで、上述した特許文献1に示されるものでは、巻線部と接続端との接触抵抗による損失を低減する効果があり、特許文献2に示されるものでは、さらに電流密度の大きい巻線部には接続端子を極力設けず、巻線部の断面積を大きくするなどの対策によって、部品の発熱を抑制している。
しかしながら、特許文献1に記載のものは、巻線部と接続端子或いは実装用端子の間の接触抵抗を低減するだけで、巻線部での発熱量を低減したり、巻線部の発熱を効率良く外部に放熱することは考慮されておらず、部品発熱量の大幅な低減効果は望めない。
また、特許文献2に記載のものでは、部品の小型化が必要な場合に、巻線部分の断面積を十分に確保することができないため、部品発熱量の大幅な低減効果は望めない。また、材料或いは形成方法の異なる巻線部分を複数設けているため、製造工程が増加したり、製造工程の複雑化や部品数の増加によってコストアップを招くという問題もあった。
さらに、特許文献3に記載のものでは、放熱性に優れた絶縁体が必要であり、熱伝導性能や耐圧性能など絶縁体の性能によって、部品の形状が大きく変わってしまうという問題があった。また、絶縁体で形成されたケースや、熱伝導部の治具が別途必要になるため、製造工程が複雑になってコストアップを招くという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、特別な治具を用いずに形成でき、巻線部分で発生した熱を外部に効率良く放熱できるLC複合部品を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、表面に導体パターンからなる巻線部がそれぞれ形成された複数の巻線構成用プレーナ基板と、巻線構成用プレーナ基板の積層体の外周に沿って配置されるコアと、複数の巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部の間に配置される絶縁体とを備え、積層された巻線構成用プレーナ基板の間の電気的接続に用いる層間接続用の端子部を各々の巻線構成用プレーナ基板に設け、複数の巻線構成用プレーナ基板を積層することによってインダクタンス及びキャパシタンスを形成するとともに、巻線部で発生した熱を放熱させる放熱手段を積層体に設けたことを特徴とする。
この発明によれば、複数の巻線構成用プレーナ基板を積層した場合に、積層方向における中央部では巻線部で発生した熱が籠もって、巻線構成用プレーナ基板の温度が上昇するが、放熱手段により巻線部で発生した熱を放熱させているので、巻線構成用プレーナ基板の温度上昇を抑制することができ、且つ、放熱手段は積層体に設けられているので、特別な治具を用いずに放熱手段を形成できる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、放熱手段が、表面に放熱用の導体パターンが形成された放熱用プレーナ基板からなり、複数の巻線構成用プレーナ基板の積層体において、積層方向の中心付近に放熱用プレーナ基板を配置したことを特徴とする。
この発明によれば、放熱用の導体パターンが形成された放熱用プレーナ基板を積層方向の中心付近に配置しているので、熱が籠もりやすい中心付近の発熱を逃がすことが出来る。しかも、放熱用の導体パターンは巻線部と同様の形成方法で形成することができ、特別な治具も必要ないので、製造工程数が増えることはなく、コストアップを招くことがない。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、放熱用プレーナ基板に形成された導体パターンが、何れかの巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部の一部を構成することを特徴とする。
この発明によれば、放熱用の導体パターンが巻線部の一部を構成しているので、巻線部の熱が放熱用の導体パターンに伝導しやすく、放熱用の導電パターンから効率良く放熱することができる。
請求項4の発明では、請求項2又は3の発明において、放熱用プレーナ基板に形成された導体パターンが、何れかの巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部に接続されている部品実装用端子部に直接接続されたことを特徴とする。
この発明によれば、巻線部に電気的に接続されている部品実装用端子部に放熱用の導体パターンを直接接続しているので、巻線部の発熱を放熱用の導体パターンから部品実装用端子部を介して実装基板側へ効率良く放熱することができ、LC複合部品の温度上昇を抑制することができる。
請求項5の発明では、請求項2又は3の発明において、放熱用プレーナ基板に形成された導体パターンが、巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部と電気的に絶縁されている部品実装用端子部に直接接続されたことを特徴とする。
この発明によれば、放熱用の導体パターンを直接接続した部品実装用端子部は巻線部と電気的に絶縁されているので、この部品実装用端子部をケースなどの実装対象に直接接続でき、巻線部から放熱用の導体パターンに伝導した熱をケースなどの実装対象に直接逃がすことができるから、放熱性が向上する。
請求項6の発明では、請求項2乃至5の何れかの発明において、放熱用プレーナ基板に、実装対象への実装方向において、巻線構成用プレーナ基板よりも実装対象側へ突出する凸部を設け、当該凸部に放熱用の導体パターンの一部が形成されたことを特徴とする。
この発明によれば、凸部に形成された導体パターンは、巻線構成用プレーナ基板よりも実装対象側に突出しているので、この凸部に形成された導体パターンを実装用の端子として使用することができる。しかも、凸部により実装強度を確保できるので、凸部に形成した導体パターンの厚みを厚くすることなく、十分な実装強度を確保できる。
請求項7の発明では、請求項2乃至6の何れかの発明において、少なくとも一部が導体で形成され、各プレーナ基板の積層体を収納する収納ケースの導体部分に、放熱用プレーナ基板に形成された放熱用の導体パターンを接続したことを特徴とする。
この発明によれば、放熱用の導体パターンを収納ケースの導体部分に接続しているので、導体パターンと収納ケースとの間の接続抵抗を小さくでき、放熱用の導体パターンの熱を収納ケースに効率良く放熱することができる。
請求項8の発明では、請求項2乃至7の何れかの発明において、巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部の中心を貫通するようにしてコアの一部を配置するとともに、巻線部の中心に配置されたコアにエアギャップを設け、このエアギャップの近傍に放熱用プレーナ基板の少なくとも一部を配置したことを特徴とする。
ところで、エアギャップにインダクタンスを配置すると、フリンジング効果により損失が増加するが、請求項8の発明によれば、エアギャップの近傍には放熱用プレーナ基板の少なくとも一部が配置されているので、フリンジング効果による損失の増加を防止することができる。
請求項9の発明では、請求項8の発明において、エアギャップの近傍に配置された放熱用プレーナ基板の一部によりキャパシタンスを形成したことを特徴とする。
ここで、エアギャップの近傍にインダクタンスを配置するとフリンジング効果による悪影響が生じるが、請求項9の発明によれば、エアギャップの近傍に配置した放熱用プレーナ基板の一部によりキャパシタンスを形成しており、キャパシタンスの場合はフリンジング効果の影響を受けないため、部品の損失を増加させることなく、コンデンサの容量を増やすことができる。
請求項10の発明では、請求項2乃至9の何れかの発明において、放熱用プレーナ基板に形成される放熱用の導体パターンの厚みが、巻線構成用プレーナ基板に形成される巻線部の厚み以上であることを特徴とする。
この発明によれば、放熱用の導体パターンの厚みを巻線部の厚み以上とすることで、巻線部の熱を導体パターンに逃がしやすくでき、放熱性を高めることができる。
請求項11の発明では、請求項1乃至10の何れかの発明において、巻線構成用プレーナ基板の積層方向において、中央部に近付くほど巻線部の断面積を大きくしたことを特徴とする。
この発明によれば、積層方向の中央部ほど巻線部の断面積を大きくしているので、中央部に配置された巻線部で発生する熱を低減することができ、且つ、巻線部の表面積を増やすことで、巻線部で発生した熱を放熱しやすくできる。
請求項12の発明では、請求項1乃至10の何れかの発明において、巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部の一部に、当該巻線構成用プレーナ基板の外側へ突出する突出部を設け、当該突出部を介して複数の巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部が電気的に接続されたことを特徴とする。
この発明によれば、巻線部の一部に設けた突出部を介して、複数の巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部が電気的に接続されるので、基板に設けたスルーホールを介して導通する場合に比べて突出部の断面積を大きくしやすいので、巻線部の接続抵抗を小さくして、巻線部の熱を放熱手段に伝導しやすくでき、放熱性を高めて、熱による損失を低減することができる。
本発明によれば、複数の巻線構成用プレーナ基板を積層した場合に、積層方向における中央部では巻線部で発生した熱が籠もって、巻線構成用プレーナ基板の温度が上昇するが、放熱手段により巻線部で発生した熱を放熱させているので、巻線構成用プレーナ基板の温度上昇を抑制することができ、且つ、放熱手段は積層体に設けられているので、特別な治具を用いずに放熱手段を形成できる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図1乃至図3に基づいて説明する。本実施形態のLC複合部品1は、複数の巻線構成用プレーナ基板10と、放熱手段たる放熱用プレーナ基板20と、コア30,30と、リード端子40とを主要な構成として備える。
複数の巻線構成用プレーナ基板10は略同じ形状に形成され、図1(b)に示すように矩形板状であって、中央部にコア30の中足(図示せず)を挿通させる貫通孔11が設けられ、貫通孔11の周りに銅箔などの導体パターンからなる巻線部12を形成してある。また、プレーナ基板10の長手方向における両側部には、スルーホールからなる層間接続用の積層用端子部13が短手辺に沿って複数個(例えば5個)形成され、巻線部12の一端が何れかの端子部13に電気的に接続されている。また巻線部12の他端は、貫通孔11の近傍に設けたスルーホールからなる層間接続用の端子部14に電気的に接続されている。尚、巻線部12はプレーナ基板10の一面のみに形成しても良いし、両方の面に形成しても良く、基板の両面に巻線部12を形成する場合は端子部13,14を介して両面の巻線部12を電気的に接続すれば良い。また巻線部12は端子部13,14を介して他のプレーナ基板10に形成された巻線部12や後述のプレーナ基板20に形成された巻線部22に接続することができる。
放熱用プレーナ基板20は図1(a)に示すように矩形板状であって、中央部にコア30の中足を挿通させる貫通孔21が設けられ、貫通孔の周りにドーナツ型の銅箔などからなる導体パターン22を形成してある。また、プレーナ基板20の長手方向における両側部には、プレーナ基板10の端子部13に重なる位置にスルーホールからなる層間接続用の端子部23が5個ずつ形成されている。導体パターン22は、プレーナ基板10に形成された巻線部12と電気的に絶縁されているリード端子40に直接接続されており、このリード端子40を介してLC複合部品1の実装基板やケースなどに直接放熱することができるから放熱性が向上する。ここで、プレーナ基板20の放熱効果を高めるためには、放熱用の導体パターン22の面積をより大きな面積とすることが好ましく、一例として図1(b)に示すような形状を示したが、基板1枚当たりの導体パターン22の数や、導体パターン22に接続する端子部23の数(すなわち放熱箇所の数)を複数にしても良い。また、放熱用の導体パターン22はプレーナ基板10の一方の面のみに形成しても良いし、両方の面に形成しても良く、基板の両面に導体パターン22を形成する場合は端子部23,24を介して両面の導体パターン22を電気的に接続すれば良い。
そして、複数の巻線構成用プレーナ基板10と放熱用プレーナ基板20とは厚み方向に積層されており、各プレーナ基板10,20の端子部13,23にリード端子40を半田付けしてある。ここで、巻線構成用プレーナ基板10を複数積層することでインダクタンスが構成され、各層の巻線部12の接続の仕方によってコイル或いはトランスとして機能する。また、巻線構成用プレーナ基板10を複数積層すると、巻線部12の間に絶縁体(プレーナ基板10)が配置されるから、キャパシタンスが形成される。尚、リード端子40はLC複合部品1の実装用の端子としても用いられ、リード端子40の一部がインダクタンス或いはキャパシタンスの出力端子として機能する。
各コア30は磁性材料により形成され、中央片31と、中央片31の両端部から一方向に突出する側片32とで、側面視の形状がコ字形に形成されている。コア30,30は、プレーナ基板10,20の積層体に対して、積層方向の両側から組み付けられ、両側片32の先端を当接させた状態で結合されている。尚、各コア30の中央片31には、プレーナ基板10,20の貫通孔11,21に挿通される中足(図示せず)が突設されている。
LC複合部品1は以上のような構成を有しており、巻線構成用プレーナ基板10を複数積層した場合は、積層方向における中央部ほど巻線部12の発熱が籠もり易いため、損失が増加するという問題があるが、本実施形態では巻線構成用プレーナ基板10と共に放熱用プレーナ基板20を積層しており、プレーナ基板20には放熱用の導体パターン22を形成しているので、プレーナ基板10に形成された巻線部12の熱を放熱用の導体パターン22に逃がすことで、部品温度の上昇を抑制することができる。しかも、放熱用の導体パターン22の熱はリード端子40を介して実装基板側へ放熱されるから、プレーナ基板10に形成された巻線部12の温度上昇をさらに低減して、損失を抑制することができる。なお導体パターン22の厚みは、プレーナ基板10に形成される巻線部12の厚みよりも厚くすることが好ましく、導体パターン22による放熱効果を向上させることができる。また放熱用プレーナ基板20を複数積層しても良く、その場合は積層方向において中央部に近付くほど導体パターン22の厚みを厚くすることで、熱が籠もりやすい中央部の放熱性を高めることができる。
ここにおいて、放熱用の導体パターン22は、各プレーナ基板10の巻線部12と電気的に絶縁された端子部23に接続されているので、導体パターン22の熱を金属製の熱伝導部材(リード端子40)を介して実装基板やケースなどへ直接放熱することができ、導体パターン22の熱を効率良く逃がすことができる。また本実施形態では放熱用の導体パターン22の形状が環状であり、この導体パターン22が1ターン分のコイルとして機能するので、巻線構成用プレーナ基板10でトランスを構成する場合はトランスの動作に影響を与える可能性があるため、図3に示すように導体パターン22の一部を切り欠いて、コイルが形成されないようにするのも好ましい。
尚、図2(b)に示すように放熱用プレーナ基板20を、熱が籠もりやすい積層方向の中心付近に配置しても良く、プレーナ基板20による放熱効果を高めることができる。また本実施形態では放熱用プレーナ基板20の枚数を1枚にしているが、プレーナ基板20の枚数を1枚に限定する趣旨のものではなく、巻線構成用プレーナ基板10の発熱量に応じて放熱用プレーナ基板20の枚数を適宜設定すれば良い。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図4に基づいて説明する。尚、放熱用プレーナ基板20以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
上述の実施形態1では放熱用プレーナ基板20に放熱用の導体パターン22のみを形成しているのに対して、本実施形態では放熱用の導体パターン22aに加えて、導体パターンからなる巻線部24を形成し、巻線部24の一端を何れかの端子部23に電気的に接続するとともに、巻線部24の他端を貫通孔21の近傍に設けたスルーホール25に電気的に接続してある。
LC複合部品1を周波数が数百kHz以上の高周波領域で使用する場合は、縁効果などの影響を考慮して、巻線部24は角を丸めて形成することが好ましい。また、コア30の中足を挿通させる貫通孔21も、部品の小型化を考慮すると、必然的に真円に近い形状になる。したがって、これらの条件を考慮して導体パターン22aおよび巻線部24の配線パターンを決定する必要があり、例えばプレーナ基板20が矩形板状であれば、基板の周部に導体パターン22が形成されない空きスペースができ、特に基板の四隅には広い空きスペースができるので、図4(a)に示すように、上記の空きスペースを利用して、基板20の周縁部に沿った帯状の導体パターン22aを形成するのが好ましい。また、空きスペースが基板の四隅のごく限られた狭い領域にしか存在しない場合は、図4(b)に示すように、放熱用の導体パターン22bを空きスペースに合わせた形状で基板20の四隅に複数設けても良い。
ここで、図4(a)に示す放熱用の導体パターン22aは何れかの端子部23に電気的に接続されており、この端子部23に接続したリード端子40を実装基板に実装すれば、導体パターン22aの熱がリード端子40を介して実装基板側に放熱されるので、効率良く放熱が行える。なお、図4(b)に示すプレーナ基板20において、導体パターン22bを何れかの端子部23と電気的に接続しても良く、端子部23に接続されたリード端子40を実装基板に実装すれば、上述と同様に導体パターン22bの熱をリード端子40を介して実装基板側へ効率良く放熱することができる。
本実施形態では1枚のプレーナ基板20に、巻線部24と、放熱用の導体パターン22a(22b)とを形成しているおり、放熱専用のプレーナ基板を設ける必要がないので、積層する基板の枚数を少なくして部品の小型化や低コスト化を図ることができる。なお、放熱用の導体パターン22a(22b)は、巻線部24が形成されていない空きスペースに形成しているので、巻線部24の導体幅に影響を与えることはない。
(実施形態3)
本発明の実施形態3を図5(a)(b)に基づいて説明する。図5(a)は巻線構成用プレーナ基板10の平面図、同図(b)は放熱用プレーナ基板20の平面図であり、プレーナ基板20以外の構成は実施形態1と同様なので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
プレーナ基板20の表面には、貫通孔21の周りにC字状の導体パターン22を形成してあり、導体パターン22の両端をそれぞれ別個の端子部23,23に電気的に接続してある。ここで、放熱用の導体パターン22のパターン幅は巻線構成用プレーナ基板10に形成された巻線部12よりも幅広であり、基板1枚当たりのターン数は導体パターン10よりも少なくなっている。
このプレーナ基板20は、図5(a)に示す巻線構成用の複数のプレーナ基板10と共に積層されており、積層方向における中央部に配置されている。そして、プレーナ基板20に形成された放熱用の導体パターン22は、リード端子40を介してプレーナ基板10に形成された巻線部12に電気的に接続されており、巻線構成用のプレーナ基板10に形成された巻線部12の一部を構成しているので、プレーナ基板10,20を積層することでインダクタンスおよびキャパシタンスが形成される。
上述の実施形態1では放熱用の導体パターン22を、巻線構成用プレーナ基板10の巻線部12と電気的に絶縁しているため、絶縁距離を確保するために、LC複合部品1が大型化する可能性があるが、本実施形態では放熱用の導体パターン22が巻線部12に電気的に接続されているので、絶縁設計の自由度が向上する。また、実施形態1のように放熱用の導体パターン22が巻線部12と電気的に絶縁されている場合は、巻線部12の熱を効率良く取り出すことができないが、本実施形態では放熱用の導体パターン22が巻線部12と電気的に接続されているので、積層体の中央部の熱を放熱用の導体パターン22を介して効率良く放熱することができる。また実施形態1では、放熱用の導体パターン22の熱をリード端子40を介して実装基板側に放熱する場合、巻線部分(巻線部12)と電気的に絶縁された端子部をLC構成部品および実装基板に設ける必要があるが、本実施形態では巻線部12の一部が必ず実装端子(リード端子40)に接続されるため、放熱用の導体パターン22のために端子部を別途設ける必要がない。
なお、本実施形態において放熱用の導体パターン22を用いてキャパシタンスを形成すれば、巻線構成用プレーナ基板10に形成された巻線部12に比べてパターン幅が広いので、巻線部12によりキャパシタンスを形成する場合に比べて比較的容量の大きなキャパシタンスを形成することができる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4について以下に説明する。本実施形態は、上述の実施形態1において、放熱用プレーナ基板20を積層方向における中央部に配置し、プレーナ基板20に形成した導体パターン22を、何れかのプレーナ基板10に形成された巻線部12に接続された端子部23(すなわちリード端子40)に直接接続してある。尚、放熱用の導体パターン22の接続形式以外は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、図示および説明は省略する。
このLC複合部品1では、放熱用プレーナ基板20に形成された導体パターン22を、何れかのプレーナ基板10に形成された巻線構成用の巻線部12に電気的に接続し、且つ、端子部23を介してリード端子40に直接接続しているので、巻線部分の発熱を放熱用の導体パターン22からリード端子40を介して実装基板側へ効率良く放熱することができ、LC複合部品の温度上昇を抑制することができる。
(実施形態5)
本発明の実施形態5について図6及び図7に基づいて説明する。本実施形態では、プレーナ基板20の表面に形成した導体パターン22に、プレーナ基板20の外側に突出する突出片22cを一体に形成している。尚、プレーナ基板20以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
プレーナ基板20は矩形板状であって、中央部にコア30の中足を挿通させる貫通孔21が設けられ、貫通孔21の周りにドーナツ型の銅導体パターン22を形成してある。また、プレーナ基板20の長手方向における両側部には、プレーナ基板10の端子部13と重なる位置に端子部23が5個ずつ形成されているが、導体パターン22と端子部23との間は電気的に絶縁されている。そして、プレーナ基板20の長手方向に沿う導体パターン22の側縁(右側縁)からは、図6中の右側側方に突出する短冊状の突出片22cが突設されている。尚、本実施形態では突出片22cを1箇所のみに形成しているが、突出片22cを複数箇所に形成しても良い。
このプレーナ基板20を用いたLC複合部品1を他の電子部品51と共に実装基板50に実装し、少なくとも一部が金属で形成された収納ケース60の内部に収納した形態を図7(a)〜(c)に基づいて説明する。
図7(b)は実装基板50にLC複合部品1を実装した状態を示しており、プレーナ基板20に形成された導体パターン22の突出片22を、実装基板50に形成された実装用のランド52に半田付けしてある。ランド52には固定ねじ53を挿通するための挿通孔52aが設けられており、図7(c)に示すように挿通孔52aに通した固定ねじ53を用いて実装基板50が収納ケース60にねじ止めされている。したがって、実装基板50に設けたランド52と収納ケース60の金属部分とが金属製の固定ねじ53を介して電気的に接続されるとともに、熱的にも結合されるから、導体パターン22の熱が突出片22cとランド52と固定ねじ53とを介して収納ケース60に放熱され、導体パターン22の熱を効率良く放熱することができる。
上述の実施形態4では導体パターン22の熱をリード端子40を介して直接実装基板側に放熱しているが、部品の小型化に伴って端子部23やリード端子40の断面積を十分に確保できない場合、これらの接続抵抗や線路抵抗の影響を受けて、放熱用の導体パターン22の熱がスムーズに放熱されない可能性がある。そこで、本実施形態では放熱用の導体パターン22に基板の外側へ突出する突出片22を設けており、突出片22cは比較的大きな断面積を確保し易く、上述のように実装基板50或いは収納ケース60に突出片22cを介して放熱すれば、導体パターン22の熱を効率良く放熱することができる。
尚、本実施形態では導体パターン22に設けた突出片22を折り曲げて実装基板50に設けたランド52に電気的に接続し、ランド52と収納ケース60の金属部分とを金属製の固定ねじ53を介して熱結合することで、導体パターン22の熱を収納ケース60に放熱させているが、導体パターン22に設けた突出片22cを収納ケース60の金属部分に押し付けた状態でLC複合部品1を収納ケース60内に収納することで、導体パターン22の熱を収納ケース60に逃がすようにしても良い。
また、図7に示す形態では、説明を容易にするため放熱用プレーナ基板20を積層方向における最外層に配置しているが、上述の各実施形態と同様に積層方向の中央部に配置しても良く、放熱用プレーナ基板20を積層方向の中央部に配置することで、放熱性を高めることができる。
(実施形態6)
本発明の実施形態6を図8に基づいて説明する。本実施形態では、上述した実施形態5のLC複合部品1においてプレーナ基板20の一部に凸部20a,20aを設け、この凸部20aに導体パターン22から延出した突出片22cを形成しており、凸部20aに設けた突出片22cをLC複合部品1の実装端子としている。尚、プレーナ基板20以外の構成は実施形態5と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
ところで、上述した実施形態4のLC複合部品1では、導体パターン22の熱を放熱するための放熱用導体(導体パターン22)の実装強度を確保するためには、導体パターン22の厚みを十分厚くする必要があるが、本実施形態では凸部20aに設けた突出片22cを実装用の端子としており、プレーナ基板20の形状を変更するだけで、導体パターン22の厚みによらず、十分な実装強度を確保することができ、上述の各実施形態で説明したリード端子40が不要になる。また凸部20aに形成された突出片22cでもキャパシタンスを形成でき、部品のさらなる小型化が実現できる。また、放熱用の導体パターン22と端子部23、或いは、端子部23とリード端子40との接続が不要になり、接触抵抗による損失の影響を考慮する必要がないから、部品をさらに小型化することができる。なお、プレーナ基板10に形成された巻線部12と外部との電気的接続は、端子部13に接続したリード端子を介して電気的に接続しても良いし、プレーナ基板20と同様の方法で接続しても良い。
なお、本実施形態では、説明を容易にするため放熱用プレーナ基板20を積層方向における最外層に配置しているが、上述の各実施形態と同様に積層方向の中央部に配置しても良く、放熱用プレーナ基板20を積層方向の中央部に配置することで、放熱性を高めることができる。また、放熱用の導体パターン22を、プレーナ基板10に形成された巻線部12の一部としても良いし、電気的に絶縁しても良い。また、プレーナ基板20に設けた凸部20aは実装用端子に限らず、部品実装時の位置決め用に使用しても良い。
(実施形態7)
本発明の実施形態8を図9に基づいて説明する。本実施形態のLC複合部品の外観斜視図を図9(a)に、A−A’断面図を図9(b)に示す。このLC複合部品1では、上述の実施形態1において、コア30,30に設けた中足33,33がエアギャップGを介して対向しており、ギャップGの近傍に放熱用プレーナ基板20を配置している。尚、プレーナ基板20の配置以外は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。また図9(b)ではプレーナ基板10,20の間に介装される絶縁体を省略して図示してある。
一般的にコア30,30の中足33,33はエアギャップGを介して対向しており、ギャップGの近傍にコイルやトランスを構成する巻線部分(プレーナ基板10の巻線部12)を配置すると、フリンジング効果によって損失が大きくなる傾向がある。
そこで、本実施形態ではプレーナ基板10,20の積層方向において、放熱用プレーナ基板20がギャップGと略同じ高さになるように、プレーナ基板20を配置しており、巻線構成用プレーナ基板10をギャップGから遠ざけて配置しているので、フリンジング効果による損失を低減することができる。
ここで、LC複合部品1の実装方向においてコア30の中足33の中心部分にギャップGを設けていれば、放熱用プレーナ基板20が積層方向における中央部に配置され、放熱用の導体パターン22による放熱効果を高めて、LC複合部品1の温度上昇をさらに低減することができる。
なお、放熱用プレーナ基板20に設けた導体パターン22が、インダクタンス或いはキャパシタンスを形成する導体パターンの一部である場合は、プレーナ基板20の両面に形成された導体パターン22によりキャパシタンスを形成すれば良く、キャパシタンスの場合はフリンジング効果の影響を受けないため、大容量のコンデンサを構成しつつ、部品の損失を低減できる。
(実施形態8)
本発明の実施形態8を図10(a)〜(d)に基づいて説明する。本実施形態のLC複合部品の外観斜視図を図10(a)に、B−B’断面図を図10(b)に示す。このLC複合部品1では、上述の実施形態1において放熱用プレーナ基板20を無くして、巻線構成用プレーナ基板10のみを複数積層してあり、積層方向における中央部に近付くほど各プレーナ基板10に形成された巻線部12の導体幅を幅広に形成している。尚、プレーナ基板10に形成された巻線部12の形状以外は実施形態1と略同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。また図10(b)ではプレーナ基板10の間に介装される絶縁体を省略して図示してある。
このように、巻線部12の発熱が籠もりやすい積層方向の中央部ほど、巻線部12の導体幅を幅広に形成することで、巻線部12の断面積を大きくしているので、部品の発熱を低減することができ、また表面積が増加するので放熱性を高めることができる。すなわち、断面積を大きくした巻線部12により放熱手段が構成される。
ここで、図10(b)に示す形態では積層方向における中央部に近付くほど、巻線部12の導体幅が幅広になるよう、各プレーナ基板10の表裏で巻線部12の導体幅を異ならせているが、製造コストや生産性を考慮して、プレーナ基板10の表裏では巻線部12の導体幅を同じに形成しても良い(図10(c)参照)。
また、上記の形態では積層方向における中央部に近付くほど、巻線部12の導体幅を広げることで、断面積を大きくしているが、図10(d)に示すように積層方向における中央部に近付くほど巻線部12の厚みを大きくしても良く、上述と同様に中央部に近付くほど断面積を大きくすることで、部品の発熱を低減することができる。ここで、図10(d)に示す形態では積層方向における中央部に近付くほど、巻線部12の厚みが厚くなるよう、各プレーナ基板10の表裏で巻線部12の厚みを異ならせているが、製造コストや生産性を考慮して、プレーナ基板10の表裏では巻線部12の厚みを同じに形成しても良い。また、巻線部12の厚みを厚くした場合は部品全体の厚みが増加するが、巻線部12の厚みを厚くする分、プレーナ基板10の厚みを薄くすることで、部品の低背化を図ることができる。
なお、プレーナ基板10の積層数や、基板1枚当たりの巻線部12の巻線数は図10(b)〜(d)に示す形態に限定されるものではなく、使用条件に合わせて適宜設定すれば良い。また図10(b)〜(d)では説明を容易にするために、各プレーナ基板10の間に間隔を開けて図示してある。
ここで、上述の各実施形態において放熱用プレーナ基板20に形成された導体パターン22の導体幅を積層方向における中央部ほど幅広に形成したり、導体パターン22の厚みを積層方向における中央部ほど厚くしても良く、中央部ほど導体パターン22の断面積を大きくすることで、放熱性を高めることができる。
(実施形態9)
本発明の実施形態9を図11に基づいて説明する。本実施形態では上述した実施形態1において、図11に示すように放熱用プレーナ基板20をLC複合部品1の実装状態における上側に配置してある。尚、プレーナ基板20の配置以外は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
一般的に、部品から発した熱は上側に流れる傾向があるので、本実施形態ではLC複合部品1の熱を効率良く外部に放熱するために、放熱用プレーナ基板20を実装状態における上側に配置している。ここで、本実施形態において積層方向における中央部に放熱用プレーナ基板20を設けても良く、積層方向における中央部に籠もった熱を放熱用プレーナ基板20で効率良く外部へ放出できるから、部品温度の上昇をさらに低減することができる。
(実施形態10)
本発明の実施形態10を図12に基づいて説明する。上述した実施形態1では、プレーナ基板20の表裏に形成された導体パターン22を端子部23を介して電気的に接続しているのに対して、本実施形態ではプレーナ基板20の表裏に形成された導体パターン22,22から、プレーナ基板20の外部に突出する突出片22c,22c(突出部)を厚み方向において重なる位置に延長形成してあり、各突出片22c,22cの先端を互いに近付く向き(図12(b)中に矢印で示す向き)に折り曲げて、重ね合わせることで、各突出片22c,22cの先端を電気的に接続している。尚、プレーナ基板20以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
ところで、LC複合部品1の小型化を考慮すると、上述の実施形態1では端子部23での接続抵抗が大きくなり、放熱用の導体パターン22を十分に確保したとしても、部品の熱を効率良く放熱することができない場合がある。そこで本実施形態では導体パターン22,22に設けた突出片22c,22cを折り曲げて、互いに接触させることで、両導体パターン22,22を熱的に結合しているので、接続抵抗を小さくして部品の熱を効率良く放熱することができ、部品の温度上昇を抑制することができる。
なお、本発明の精神と範囲に反することなしに、広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は、特定の実施形態に制約されるものではない。
(a)は実施形態1に用いる放熱用プレーナ基板の平面図、(b)は実施形態1に用いる巻線構成用プレーナ基板の平面図である。 (a)は同上の外観斜視図、(b)は要部拡大斜視図である。 同上に用いる別の放熱用プレーナ基板の平面図である。 (a)(b)は実施形態2に用いる放熱用プレーナ基板の平面図である。 (a)は実施形態3に用いる巻線構成用プレーナ基板の平面図、(b)は実施形態3に用いる放熱用プレーナ基板の平面図である。 実施形態5に用いる放熱用プレーナ基板の平面図である。 (a)〜(c)は同上の取付状態を説明する説明図である。 (a)は実施形態6に用いる放熱用プレーナ基板の平面図、(b)はLC複合部品の一部省略せる外観斜視図である。 実施形態7を示し、(a)は外観斜視図、(b)はA−A’断面図である。 実施形態8を示し、(a)は外観斜視図、(b)〜(d)はB−B’断面図である。 実施形態9の断面図である。 実施形態10に用いる放熱用プレーナ基板を示し、(a)は平面図、(b)は外観斜視図である。 従来のLC複合部品の外観斜視図である。
符号の説明
10 巻線構成用プレーナ基板
12 巻線部
13 端子部
20 放熱用プレーナ基板
22 導体パターン

Claims (12)

  1. 表面に導体パターンからなる巻線部がそれぞれ形成された複数の巻線構成用プレーナ基板と、巻線構成用プレーナ基板の積層体の外周に沿って配置されるコアと、複数の巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部の間に配置される絶縁体とを備え、積層された巻線構成用プレーナ基板の間の電気的接続に用いる層間接続用の端子部を各々の巻線構成用プレーナ基板に設け、複数の巻線構成用プレーナ基板を積層することによってインダクタンス及びキャパシタンスを形成するとともに、前記巻線部で発生した熱を放熱させる放熱手段を前記積層体に設けたことを特徴とするLC複合部品。
  2. 前記放熱手段が、表面に放熱用の導体パターンが形成された放熱用プレーナ基板からなり、複数の巻線構成用プレーナ基板の積層体において、積層方向の中心付近に前記放熱用プレーナ基板を配置したことを特徴とする請求項1記載のLC複合部品。
  3. 放熱用プレーナ基板に形成された導体パターンが、何れかの巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部の一部を構成することを特徴とする請求項2記載のLC複合部品。
  4. 放熱用プレーナ基板に形成された導体パターンが、何れかの巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部に接続されている部品実装用端子部に直接接続されたことを特徴とする請求項2又は3記載のLC複合部品。
  5. 放熱用プレーナ基板に形成された導体パターンが、巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部と電気的に絶縁されている部品実装用端子部に直接接続されたことを特徴とする請求項2又は3記載のLC複合部品。
  6. 放熱用プレーナ基板に、実装対象への実装方向において、巻線構成用プレーナ基板よりも実装対象側へ突出する凸部を設け、当該凸部に前記放熱用の導体パターンの一部が形成されたことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載のLC複合部品。
  7. 少なくとも一部が導体で形成され、前記各プレーナ基板の積層体を収納する収納ケースの導体部分に、放熱用プレーナ基板に形成された放熱用の導体パターンを接続したことを特徴とする請求項2乃至6の何れかに記載のLC複合部品。
  8. 巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部の中心を貫通するようにして前記コアの一部を配置するとともに、巻線部の中心に配置されたコアにエアギャップを設け、このエアギャップの近傍に放熱用プレーナ基板の少なくとも一部を配置したことを特徴とする請求項2乃至7の何れかに記載のLC複合部品。
  9. エアギャップの近傍に配置された放熱用プレーナ基板の一部によりキャパシタンスを形成したことを特徴とする請求項8記載のLC複合部品。
  10. 放熱用プレーナ基板に形成される放熱用の導体パターンの厚みが、巻線構成用プレーナ基板に形成される巻線部の厚み以上であることを特徴とする請求項2乃至9の何れかに記載のLC複合部品。
  11. 巻線構成用プレーナ基板の積層方向において、中央部に近付くほど巻線部の断面積を大きくしたことを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載のLC複合部品。
  12. 巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部の一部に、当該巻線構成用プレーナ基板の外側へ突出する突出部を設け、当該突出部を介して複数の巻線構成用プレーナ基板に形成された巻線部が電気的に接続されたことを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載のLC複合部品。
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