JP2014179399A - 磁気デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルパターンが設けられた基板を放熱させ易くすることが可能な磁気デバイスを提供する。
【解決手段】磁気デバイス1は、磁性体から成るコア2a、2bと、絶縁体から成り、複数の層L1〜L3を有する基板3と、導体から成り、コア2aの周囲に巻回されるように各層L1〜L3に設けられたコイルパターン4a〜4eと、導体から成り、各層L1〜L3に設けられた放熱パターン5a〜5a、5b〜5bとを備える。基板3の異なる層L1〜L3にある各放熱パターン5a〜5a、5b〜5bを、基板3の板面における同一直線Qで分割する。
【選択図】図3

Description

本発明は、磁性体から成るコアと、コイルパターンが形成された基板とを備えた、チョークコイルやトランスなどの磁気デバイスに関する。
たとえば、高電圧の直流をスイッチングして交流に変換した後、低電圧の直流に変換する、直流−直流変換装置(DC−DCコンバータ)のようなスイッチング電源装置がある。このスイッチング電源装置には、チョークコイルやトランスなどの磁気デバイスが使用されている。
たとえば、特許文献1〜6には、コイルの巻線が基板に設けられたコイルパターンから成る、磁気デバイスが開示されている。
特許文献1〜5では、磁性体から成るコアが、基板を貫通している。基板は、絶縁体から成り、複数の層を有している。各層には、コアの周囲に巻回されるように、コイルパターンが形成されている。異なる層のコイルパターン同士は、スルーホールなどで接続されている。コイルパターンやスルーホールは、銅などの導体から成る。
特許文献6では、基板が、一対の絶縁層と、該絶縁層に挟持された磁性体層とから構成されている。磁性体層には、導体から成るコイルパターンが形成されている。コイルパターンは、基板の板面や厚み方向に複数回巻回されている。
コイルパターンに電流が流れると、コイルパターンから発熱し、基板の温度が上昇する。放熱対策として、特許文献1では、コイルパターンを基板の各層のほぼ全域に広げている。また、基板の端部に放熱器を取り付けている。
特許文献3では、基板の所定の層のコイルパターンの一部の幅を広げて、空き領域に放熱パターン部を設けている。また、上方の基板より下方の基板を突出させ、該突出部に放熱パターン部を設けて、外気に直接触れるようにしている。さらに、各層の放熱パターン部の面方向位置を異ならせている。
特許文献6では、コイルパターンの内側に、磁性体層と下方の絶縁層とを貫通する伝熱用貫通導体を設け、基板の下面に伝熱用貫通導体と接続された放熱用導体層を設けている。伝熱用貫通導体と放熱用導体層は、コイルパターンに接続されていない。
特開2008−205350号公報 特開平7−38262号公報 特開平7−86755号公報 再表WO2010/026690号公報 特開平8−69935号公報 特開2008−177516号公報
たとえば、大電流が流れるDC−DCコンバータで使用される磁気デバイスでは、コイルパターンに大電流が流れて、コイルパターンでの発熱量が多くなる。また、コイルパターンの数やコイルパターンが設けられた基板の層数が多いほど、発熱量が多く、熱が基板にこもり易く、基板の温度が上昇する。基板の温度が高くなると、磁気デバイスの特性の変動や性能の劣化を生じるおそれがある。また、同一基板上に他のICチップなどの電子部品が実装されている場合、電子部品の誤動作や破壊を生じるおそれがある。
本発明の課題は、コイルパターンが設けられた基板を放熱させ易くすることができる磁気デバイスを提供することである。
本発明による磁気デバイスは、磁性体から成るコアと、絶縁体から成り、複数の層を有する基板と、導体から成り、コアの周囲に巻回されるように、基板の所定の層に設けられたコイルパターンと、導体から成り、基板の所定の層に設けられた放熱パターンとを備え、基板の異なる層にある各放熱パターンを、基板の板面における同一位置で分割している。
これにより、基板の放熱パターンの分割位置に対して、両側の発熱が互いに伝わり難くなり、両側の放熱パターンからそれぞれ放熱され易くなる。つまり、基板の熱を、放熱パターンの分割位置の一方側と他方側で別々に放熱させることができる。このため、コイルパターンが設けられた基板を放熱させ易くすることが可能となる。
また、本発明では、上記磁気デバイスにおいて、基板の一方の表面に設けられた一の層の放熱パターンの分割位置に合わせて、他の層の放熱パターンを分割してもよい。
また、本発明では、上記磁気デバイスにおいて、各放熱パターンを、基板の板面と平行でかつコイルパターンの巻回中心を通る同一直線で分割してもよい。
また、本発明では、上記磁気デバイスにおいて、放熱パターンの分割位置に対して一方側に、コイルパターンに対する電力の入力端子部を設け、他方側に、コイルパターンに対する電力の出力端子部を設けてもよい。
また、本発明では、上記磁気デバイスにおいて、分割された放熱パターンの一方と他方の面積を同等にしてもよい。
また、本発明では、上記磁気デバイスにおいて、放熱パターンは、コイルパターンの周辺の空き領域に、コイルパターンと別体で設けられてもよい。
さらに、本発明では、上記磁気デバイスにおいて、基板の一方の表面側に放熱器を設けてもよい。
本発明によれば、コイルパターンが設けられた基板を放熱させ易くすることができる磁気デバイスを提供することが可能となる。
スイッチング電源装置の構成図である。 本発明の実施形態による磁気デバイスの分解斜視図である。 図2の基板の各層の平面図である。 図2の磁気デバイスの断面図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
図1は、スイッチング電源装置100の構成図である。スイッチング電源装置100は、電気自動車(またはハイブリッドカー)用のDC−DCコンバータであり、高電圧の直流をスイッチングして交流に変換した後、低電圧の直流に変換する。以下で詳述する。
スイッチング電源装置100の入力端子T1、T2には、高電圧バッテリ50が接続されている。高電圧バッテリ50の電圧は、たとえばDC220V〜DC400Vである。入力端子T1、T2へ入力される高電圧バッテリ50の直流電圧Viは、フィルタ回路51でノイズが除去された後、スイッチング回路52へ与えられる。
スイッチング回路52は、たとえばFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)を有する公知の回路からなる。スイッチング回路52では、PWM駆動部58からのPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)信号に基づいて、FETをオンオフさせて、直流電圧に対してスイッチング動作を行う。これにより、直流電圧が高周波のパルス電圧に変換される。
そのパルス電圧は、トランス53を介して、整流回路54へ与えられる。整流回路54は、一対のダイオードD1、D2によりパルス電圧を整流する。整流回路54で整流された電圧は、平滑回路55へ入力される。平滑回路55は、チョークコイルLおよびコンデンサCのフィルタ作用により整流電圧を平滑し、低電圧の直流電圧として出力端子T3、T4へ出力する。この直流電圧により、出力端子T3、T4に接続された低圧バッテリ60が、たとえばDC12Vに充電される。低圧バッテリ60の直流電圧は、図示しない各種の車載電装品へ供給される。
また、平滑回路55の出力電圧Voは、出力電圧検出回路59により検出された後、PWM駆動部58へ出力される。PWM駆動部58は、出力電圧Voに基づいてPWM信号のデューティ比を演算し、該デューティ比に応じたPWM信号を生成して、スイッチング回路52のFETのゲートへ出力する。これにより、出力電圧を一定に保つためのフィードバック制御が行なわれる。
制御部57は、PWM駆動部58の動作を制御する。フィルタ回路51の出力側には、電源56が接続されている。電源56は、高電圧バッテリ50の電圧を降圧し、制御部57に電源電圧(たとえばDC12V)を供給する。
上記のスイッチング電源装置100において、平滑回路55のチョークコイルLとして、後述する磁気デバイス1が用いられる。チョークコイルLには、たとえばDC150Aの大電流が流れる。チョークコイルLの両端には、電力入出力用の端子6i、6oが設けられている。端子6iは、本発明の「入力端子部」の一例であり、端子6oは、本発明の「出力端子部」の一例である。
次に、磁気デバイス1の構造を、図2〜図4を参照しながら説明する。
図2は、磁気デバイス1の分解斜視図である。図3は、磁気デバイス1の基板3の各層の平面図である。図4は、磁気デバイス1の断面図であって、(a)に図3のX−X断面、(b)に図3のY−Y断面を示している。
図2に示すように、コア2a、2bは、E字形の上コア2aとI字形の下コア2bの、2個1対で構成されている。コア2a、2bは、フェライトまたはアモルファス金属などの磁性体から成る。
上コア2aは、下方へ突出するように、3つの凸部2m、2L、2rを有している。中央の凸部2mに対して、左右の凸部2L、2rの方が、突出量が多くなっている。
図4(a)に示すように、上コア2aの左右の凸部2L、2rの下端を、下コア2bの上面に密着させて、該コア2a、2bは組み合わされる。この状態では、直流重畳特性を高めるため、上コア2aの凸部2mと下コア2bの上面には所定の大きさの隙間が設けられている。これにより、磁気デバイス1(チョークコイルL)に大電流を流したときでも、所定のインダクタンスを実現することができる。コア2a、2b同士は、図示しないねじや金具などの固定手段により固定される。
下コア2bは、ヒートシンク10の上側に設けられた凹部10k(図2)に嵌め込まれる。ヒートシンク10の下側には、フィン10fが設けられている。ヒートシンク10は、金属製であり、本発明の「放熱器」の一例である。
基板3は、絶縁体から成る薄板状の基材の各層に、厚みの厚い銅箔(導体)でパターンが形成された厚銅箔基板から構成されている。本実施形態では、基板3に他の電子部品や回路が設けられていないが、実際に磁気デバイス1を図1のスイッチング電源装置100で使用する場合、基板3より大きな同一基板上に磁気デバイス1とスイッチング電源装置100の他の電子部品や回路が設けられる。
基板3の上下2つの表面のうち、図2および図4で上側の表面には、図3(a)に示すような第1層L1が設けられている。図2および図4で下側の表面には、図3(c)に示すような第3層L3が設けられている。図4に示すように、基板3の第1層L1と第3層L3の間には、図3(b)に示すような第2層L2が設けられている。つまり、基板3は、2つの表層L1、L3と1つの内層L2の、3つの層L1、L2、L3を有している。
基板3には、複数の貫通孔3m、3L、3r、3aが設けられている。そのうち、大径の貫通孔3m、3L、3rには、図2〜図4(a)に示すように、コア2aの各凸部2m、2L、2rがそれぞれ挿入される。つまり、コア2aの凸部2m、2L、2rは、基板3の各層L1〜L3を貫通する。
複数の小径の貫通孔3aには、図2および図4(b)に示すように、各ねじ11が挿入される。基板3の第3層L3側をヒートシンク10の上面(フィン10fと反対の面)と対向させる。そして、各ねじ11を基板3の第1層L1側から各貫通孔3aに貫通させて、ヒートシンク10の各ねじ孔10aに螺合する。これにより、図4に示すように、基板3の一方の表面側(第3層L3側)にヒートシンク10が近接状態で固定される。
基板3とヒートシンク10の間には、伝熱性を有する絶縁シート12が挟み込まれる。絶縁シート12は可撓性を有しているため、基板3やヒートシンク10と隙間なく密着する。
図3に示すように、基板3には、スルーホール8a、8d、9a〜9d、パッド8b、8c、端子6i、6o、パターン4a〜4f、5a〜5a、5b〜5b、およびピン7a〜7fといった導体が設けられている。スルーホール8a、8d、9a〜9dは、異なる層L1、L2、L3にあるパターン4a〜4f、5a〜5a、5b〜5b同士を接続する。
詳しくは、スルーホール8aは、第1層L1のパターン4a、4bと他の層L2、L3を接続する。スルーホール8dは、第1層L1と他の層L2、L3を接続したり、第1層L1のパターン4a、4bと第3層L3のパターン5a、5bを接続したり、第2層L2のパターン4c、4dと第3層L3のパターン5a、5a、5b、5bを接続したりする。スルーホール9a、9dは、第1層L1のパターン4a、4bと第2層L2のパターン4c、4dを接続する。スルーホール9b、9cは、第2層L2のパターン4c、4dと第3層L3のパターン4eを接続する。
一対の大径のスルーホール8aのうち、一方には電力入力用の端子6iが埋設され、他方には電力出力用の端子6oが埋設されている。端子6i、6oは、銅ピンから成る。第1層L1と第3層L3の端子6i、6oの周囲には、銅箔から成るパッド8bが設けられている。端子6i、6oやパッド8bの表面には、銅めっきが施されている。端子6i、6oの下端は、絶縁シート12と接触している(図示省略)。
基板3の各層L1、L2、L3には、コイルパターン4a〜4eと放熱パターン5a〜5a、5b〜5bが設けられている。各パターン4a〜4e、5a〜5a、5b〜5bは、銅箔から成る。第1層L1の各パターン4a、4b、5a〜5a、5b〜5bの表面には、絶縁加工が施されている。コイルパターン4a〜4eの幅や厚みや断面積は、コイルの所定の性能を達成しつつ、所定の大電流(たとえばDC150A)を流しても、コイルパターン4a〜4eでの発熱量をある程度に抑えて、しかもコイルパターン4a〜4eの表面から放熱できるように設定されている。
図3(a)に示すように、第1層L1において、コイルパターン4aは、凸部2Lの周囲4方向に1回巻回されている。コイルパターン4bは、凸部2rの周囲4方向に1回巻回されている。
図3(b)に示すように、第2層L2において、コイルパターン4cは、凸部2Lの周囲4方向に1回巻回されている。コイルパターン4dは、凸部2rの周囲4方向に1回巻回されている。
図3(c)に示すように、第3層L3において、コイルパターン4eは、凸部2Lの周囲4方向に1回巻回されてから、凸部2mの周囲3方向に1回巻回され、さらに凸部2rの周囲4方向に1回巻回されている。
コイルパターン4aの一端とコイルパターン4cの一端とは、スルーホール9aにより接続されている。コイルパターン4cの他端とコイルパターン4eの一端とは、スルーホール9cにより接続されている。コイルパターン4eの他端とコイルパターン4dの一端とは、スルーホール9bにより接続されている。コイルパターン4dの他端とコイルパターン4bの一端とは、スルーホール9dにより接続されている。
各スルーホール9a〜9dの表面には、銅めっきが施されている。各スルーホール9a〜9dの内側は、銅などで埋められていてもよい。
第1層L1のスルーホール9b、9cの周辺と、第3層L3のスルーホール9a、9dの周辺には、スルーホール9a〜9dを形成し易くするため、小パターン4fがそれぞれ設けられている。それぞれのスルーホール9a〜9dと小パターン4fは接続されている。小パターン4fは、銅箔から成る。第1層L1の小パターン4fの表面には、絶縁加工が施されている。
コイルパターン4aの他端は、パッド8bを介して端子6iと接続されている。コイルパターン4bの他端は、パッド8bを介して端子6oと接続されている。
上記により、基板3のコイルパターン4a〜4eは、第1層L1で、起点である端子6iから、凸部2Lの周囲に1回目が巻かれた後、スルーホール9aを経由して、第2層L2に接続される。次に、第2層L2で、凸部2Lの周囲に2回目が巻かれた後、スルーホール9cを経由して、第3層L3に接続される。
次に、コイルパターン4a〜4eは、第3層L3で、凸部2Lの周囲に3回目が巻かれ、凸部2mの周囲を経由して、凸部2rの周囲に4回目が巻かれた後、スルーホール9bを経由して、第2層L2に接続される。次に、コイルパターン4a〜4eは、第2層L2で、凸部2rの周囲に5回目が巻かれた後、スルーホール9dを経由して、第1層L1に接続される。そして、コイルパターン4a〜4eは、第1層L1で、凸部2rの周囲に6回目が巻かれた後、終点である端子6oに接続される。
磁気デバイス1に流れる電流も、上記のように、端子6i、コイルパターン4a、スルーホール9a、コイルパターン4c、スルーホール9c、コイルパターン4e、スルーホール9b、コイルパターン4d、スルーホール9d、コイルパターン4b、および端子6oの順番で流れる。
図3に示すように、放熱パターン5a〜5a、5b〜5bは、各層L1〜L3のコイルパターン4a〜4eや小パターン4fの周辺にある空き領域に、該パターン4a〜4e、4fと別体で形成されている。放熱パターン5a〜5a、5b〜5b同士も、別体になっている。
ヒートシンク10と近接する第3層L3では、図3(c)に示すように、基板3の板面と平行でかつコイルパターン4cの巻回中心Pを通る直線Qで、放熱パターン5a〜5a、5b〜5bが分割されている。つまり、直線Qに対して左側にある放熱パターン5a〜5aと右側にある放熱パターン5b〜5bは、絶縁されている。直線Qは、コア2aの凸部2L、2m、2rの並び方向に対して垂直な基板3の中心線でもある。
直線Qに対して左側にある放熱パターン5aと右側にある放熱パターン5bは、対称になっている。また、左側にある放熱パターン5aと右側にある放熱パターン5bは、ほぼ対称になっている。また、左側にある放熱パターン5aと右側にある放熱パターン5bは、一部対称になっている。
左側の放熱パターン5a〜5aは、基板3の左端部にある各貫通孔3a、コイルパターン4e、およびコア2aの凸部2mの周辺で分割されている。右側の放熱パターン5b〜5bは、基板3の右端部にある各貫通孔3a、コイルパターン4e、およびコア2aの凸部2mの周辺で分割されている。
図3に示すように、第1層L1と第2層L2では、第3層L3に合わせて、同一直線Qで放熱パターン5a〜5a、5b〜5bが分割されている。つまり、基板3の異なる層L1〜L3にある放熱パターン5a〜5a、5b〜5bは、基板3の厚み方向に投影した場合の、基板3の板面における同一位置Qで分割されている。第3層L3は、本発明の「一の層」の一例であり、第1層L1と第2層L2は、本発明の「他の層」の一例である。
図3(a)に示すように、第1層L1では、直線Qに対して左側にある放熱パターン5a〜5aと右側にある放熱パターン5b〜5bは、対称になっている。また、左側にある放熱パターン5aと右側にある放熱パターン5bは、一部対称になっている。
左側にある放熱パターン5a〜5aは、基板3の左端部にある各貫通孔3a、ピン7eのパッド8c、コイルパターン4a、およびコア2aの凸部2mの周辺で分割されている。右側にある放熱パターン5b〜5bは、基板3の右端部にある各貫通孔3a、ピン7fの周囲のパッド8c、コイルパターン4b、およびコア2aの凸部2mの周辺で分割されている。
図3(b)に示すように、第2層L2では、直線Qに対して左側にある放熱パターン5aと右側にある放熱パターン5bは、対称になっている。また、左側にある放熱パターン5aと右側にある放熱パターン5bは、一部対称になっている。
左側にある放熱パターン5a、5aは、コイルパターン4cおよびコア2aの凸部2mの周辺で分割されている。右側にある放熱パターン5b、5bは、コイルパターン4dおよびコア2aの凸部2mの周辺で分割されている。
各層L1〜L3の同一直線Qで分割された左側の放熱パターン5a〜5aと右側の放熱パターン5b〜5bの面積は、ほぼ同等になっている。同一直線Qに対して左側には、端子6iが設けられ、右側には、端子6oが設けられている。端子6i、6oとこれらの周囲のパッド8bやスルーホール8aは、放熱パターン5a〜5a、5b〜5bに対して絶縁されている。
また、ねじ11も、放熱パターン5a〜5a、5b〜5bに対して絶縁されている。ねじ11の軸部11bより径の大きな頭部11aが基板3の表面側に配置されるため、第2層L2や第3層L3の貫通孔3aの周囲の絶縁領域(導体の無い領域)より、第1層L1の貫通孔3aの周囲の絶縁領域の方が広くなっている。
複数の大径のスルーホール8dには、放熱ピン7a〜7fがそれぞれ埋め込まれている。放熱ピン7a〜7fは、銅ピンから成る。第1層L1と第3層L3の放熱ピン7a〜7fの周囲には、銅箔から成るパッド8cが設けられている。放熱ピン7a〜7fやパッド8cの表面には、銅めっきが施されている。放熱ピン7a〜7fの下端は、絶縁シート12と接触している(図4(b)参照)。
図3(a)に示すように、第1層L1では、コイルパターン4aの幅広部4sに、放熱ピン7aとこの周囲のパッド8cおよびスルーホール8dが接続されている。また、コイルパターン4bの幅広部4tに、放熱ピン7bとこの周囲のパッド8cおよびスルーホール8dが接続されている。他の放熱ピン7c〜7fとこれらの周囲のパッド8cおよびスルーホール8dは、放熱パターン5a〜5a、5b〜5b、コイルパターン4a、4b、および小パターン4fに対して絶縁されている。また、放熱パターン5a〜5a、5b〜5bに対して、コイルパターン4a、4bと小パターン4fは絶縁されている。
図3(b)に示すように、第2層L2では、コイルパターン4cの幅広部4u、4vに、放熱ピン7c、7eとこれらの周囲のスルーホール8dがそれぞれ接続されている。また、コイルパターン4dの幅広部4w、4xに、放熱ピン7d、7fとこれらの周囲のスルーホール8dがそれぞれ接続されている。他の放熱ピン7a、7bとこれらの周囲のスルーホール8dは、放熱パターン5a、5a、5b、5bとコイルパターン4c、4dに対して絶縁されている。また、放熱パターン5a、5a、5b、5bに対して、コイルパターン4c、4dは絶縁されている。
図3(c)に示すように、第3層L3では、放熱ピン7cとこの周囲のパッド8cおよびスルーホール8dは、放熱パターン5aに接続されている。放熱ピン7eとこの周囲のパッド8cおよびスルーホール8dは、放熱パターン5aに接続されている。放熱ピン7aとこの周囲のパッド8cおよびスルーホール8dは、放熱パターン5aに接続されている。
放熱ピン7dとこの周囲のパッド8cおよびスルーホール8dは、放熱パターン5bに接続されている。放熱ピン7fとこの周囲のパッド8cおよびスルーホール8dは、放熱パターン5bに接続されている。放熱ピン7bとこの周囲のパッド8cおよびスルーホール8dは、放熱パターン5bに接続されている。
放熱パターン5a〜5a、5b〜5bに対して、コイルパターン4eおよび小パターン4fは絶縁されている。また、放熱ピン7a〜7f、パッド8c、およびスルーホール8dに対して、コイルパターン4eと小パターン4fは絶縁されている。
上記により、第1層L1のコイルパターン4aと第3層L3の放熱パターン5aは、放熱ピン7aとこの周囲のパッド8cとスルーホール8dにより接続されている。第1層L1のコイルパターン4bと第3層L3の放熱パターン5bは、放熱ピン7bとこの周囲のパッド8cとスルーホール8dにより接続されている。
第2層L2のコイルパターン4cと第3層L3の放熱パターン5a、5aは、放熱ピン7c、7eとこれらの周囲のパッド8cとスルーホール8dにより接続されている。第2層L2のコイルパターン4dと第3層L3の放熱パターン5b、5bは、放熱ピン7d、7fとこれらの周囲のパッド8cとスルーホール8dにより接続されている。
コイルパターン4a〜4eには大電流が流れるため、コイルパターン4a〜4eが発熱源となって、基板3の温度が高くなる。
第1層L1では、直線Qに対して左側の基板3の熱は、放熱パターン5a〜5aに拡散され、コイルパターン4aや放熱パターン5a〜5aなどの導体の表面で放熱される。また、直線Qに対して左側の基板3の熱は、放熱ピン7a、7c、7eやスルーホール9a、9cなどの基板3を貫通する導体を伝って、絶縁シート12を介してヒートシンク10で放熱される。直線Qに対して右側の基板3の熱は、放熱パターン5b〜5bに拡散され、パターン4b、5b〜5bなどの導体の表面で放熱される。また、直線Qに対して右側の基板3の熱は、放熱ピン7b、7d、7fやスルーホール9b、9dなどの基板3を貫通する導体を伝って、絶縁シート12を介してヒートシンク10で放熱される。スルーホール9a〜9dは、サーマルビアとして機能する。
また、左側のコイルパターン4aで発生した熱は、放熱ピン7aなどを伝って第3層L3の放熱パターン5aに拡散され、放熱パターン5aの表面や放熱ピン7aの下面から絶縁シート12を介してヒートシンク10に伝わって、ヒートシンク10で放熱される。右側のコイルパターン4bで発生した熱は、放熱ピン7bなどを伝って第3層L3の放熱パターン5bに拡散され、放熱パターン5bの表面や放熱ピン7bの下面から絶縁シート12を介してヒートシンク10に伝わって、ヒートシンク10で放熱される。
第2層L2では、直線Qに対して左側の基板3の熱は、放熱パターン5a、5aに拡散され、放熱ピン7a、7c、7eやスルーホール9a、9cなどの基板3を貫通する導体を伝って、絶縁シート12を介してヒートシンク10で放熱される。直線Qに対して右側の基板3の熱は、放熱パターン5b、5bに拡散され、放熱ピン7b、7d、7fやスルーホール9b、9dなどの基板3を貫通する導体を伝って、絶縁シート12を介してヒートシンク10で放熱される。
また、左側のコイルパターン4cで発生した熱は、放熱ピン7c、7eなどを伝って第3層L3の放熱パターン5a、5aに拡散され、放熱パターン5a、5aの表面や放熱ピン7c、7eの下面から絶縁シート12を介してヒートシンク10に伝わって、ヒートシンク10で放熱される。右側のコイルパターン4dで発生した熱は、放熱ピン7d、7fなどを伝って第3層L3の放熱パターン5b、5bに拡散され、放熱パターン5b、5bの表面や放熱ピン7d、7fの下面から絶縁シート12を介してヒートシンク10に伝わって、ヒートシンク10で放熱される。
第3層L3では、直線Qに対して左側の基板3の熱は、放熱パターン5a〜5aに拡散され、パターン4e、5a〜5aなどの導体の表面から絶縁シート12を介してヒートシンク10に伝わって、ヒートシンク10で放熱される。直線Qに対して右側の基板3の熱は、放熱パターン5b〜5bに拡散され、パターン4e、5b〜5bなどの導体の表面から絶縁シート12を介してヒートシンク10に伝わって、ヒートシンク10で放熱される。また、コイルパターン4eの発熱は、コイルパターン4eの表面から絶縁シート12を介してヒートシンク10に伝わって、ヒートシンク10で放熱される。
上記実施形態によると、基板3の各層L1〜L3の放熱パターン5a〜5a、5b〜5bの分割位置Qに対して、左右両側の発熱が互いに伝わり難くなる。そして、基板3の左側の熱が、放熱パターン5a〜5aに拡散されて、基板3の表面にある放熱パターン5a〜5a、5a〜5aから放熱され易くなる。また、基板3の右側の発熱が、放熱パターン5b〜5bに拡散されて、基板3の表面にある放熱パターン5b〜5b、5b〜5bから放熱され易くなる。つまり、基板3の熱を、放熱パターン5a〜5a、5b〜5bの分割位置Qの左側と右側で別々に放熱させることができる。このため、コイルパターン4a〜4eが設けられた基板3を放熱させ易くなる。
また、第3層L3の放熱パターン5a〜5a、5b〜5bに、他の層L1、L2のコイルパターン4a〜4dが接続され、第3層L3で左側の放熱パターン5a〜5aと右側の放熱パターン5b〜5bが分割位置Qで絶縁されている。また、第3層L3のコイルパターン4eと放熱パターン5a〜5a、5b〜5bが絶縁されている。このため、コイルパターン4a〜4eの通電経路に影響を与えることなく、分割位置Qの左側と右側で放熱経路を分けることができる。
また、ヒートシンク10と近接する基板3の下面に設けられた、第3層L3の放熱パターン5a〜5a、5b〜5bの分割位置Qに合わせて、他の層L1、L2の放熱パターン5a〜5a、5b〜5bを分割している。このため、基板3の熱を、第3層L3の分割位置Qの左側の放熱パターン5a〜5aと右側の放熱パターン5b〜5bから別々にヒートシンク10に伝えて、ヒートシンク10で放熱させることができる。
また、各層L1〜L3の放熱パターン5a〜5a、5b〜5bを、基板3の板面と平行でかつコイルパターン4a〜4eの巻回中心Pを通る同一直線Qで分割している。また、その分割位置Qの左側と右側の基板3上に、コイルパターン4a〜4eに対する電力の入出力端子部6i、6oをそれぞれ設けている。このため、放熱パターン5a〜5a、5b〜5bの分割位置Qの左右両側で、基板3の熱の差が小さく抑えられるので、左側の放熱パターン5a〜5aと右側の放熱パターン5b〜5bを、面対称などのように同様の形状にして、基板3の設計を容易にすることができる。
また、分割位置Qの左側の放熱パターン5a〜5aと右側の放熱パターン5b〜5bの面積をほぼ同等にしている。このため、左側の放熱パターン5a〜5aと右側の放熱パターン5b〜5bの放熱性能を同等にして、分割位置Qの左右両側で基板3の熱を偏りなく放熱させることができる。
さらに、放熱パターン5a〜5a、5b〜5bを各層L1〜L3のコイルパターン4a〜4eの周辺の空き領域に、コイルパターン4a〜4eと別体で設けている。このため、コイルパターン4a〜4eで発生した熱が、周辺の放熱パターン5a〜5a、5b〜5bに直接伝わらなくなる。そして、基板3にこもった熱を、第1層L1の放熱パターン5a〜5a、5b〜5bの表面から放熱させたり、第3層L3の放熱パターン5a〜5a、5b〜5bなどを介してヒートシンク10で放熱させたりすることができる。また、各層L1〜L3の空き領域に放熱パターン5a〜5a、5b〜5bを広く形成して、放熱性能を上げることができる。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、以上の実施形態では、基板3の全ての層L1〜L3にコイルパターン4a〜4eと放熱パターン5a〜5a、5b〜5bをそれぞれ設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。複数の層を有する基板において、2つ以上の層にコイルパターンと放熱パターンを設け、コイルパターンと放熱パターンを設けない層があってもよい。また、ある層には、コイルパターンだけを設け、別のある層には、放熱パターンだけを設けてもよい。ただし、基板の表面の層には、放熱パターンを設けるのが好ましい。
また、以上の実施形態では、コイルパターン4a〜4eと別体で放熱パターン5a〜5a、5b〜5bを設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。コイルパターンを拡張して、コイルパターンと一体で放熱パターンを設けてもよい。
また、以上の実施形態では、コア2aの3つの凸部2m、2L、2rに巻回するように、基板3にコイルパターン4a〜4eを形成した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。コイルパターンは、コアの少なくとも1つの凸部に巻回されていればよい。
また、以上の実施形態では、電力の入力端子部として端子6iを設け、電力の出力端子部として端子6oを基板3に設けた例を示したが、端子6i、6oを省略して、スルーホール8aおよびパッド8bを端子部としてもよい。そして、これらの端子部8a、8bに、電子部品や回路を直接接続してもよい。たとえば、図1に示したスイッチング電源装置100の場合、コイルパターン4aの端子部8a、8b(入力側)に、整流回路54のダイオードD1、D2のカソードを半田付けで接続し、コイルパターン4bの端子部8a、8b(出力側)に、平滑回路55のコンデンサCの一端や、出力電圧検出回路59および出力端子T3につながるラインの一端を半田付けで接続すればよい。
また、以上の実施形態では、コイルパターン4a〜4eの巻回中心Pを通り、コア2aの凸部2L、2m、2rの並び方向に対して垂直な基板3の中心線Qで、各層L1〜L3の放熱パターン5a〜5a、5b〜5bを分割した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外の、基板の板面と平行な直線や曲線で、基板の所定の層の放熱パターンを分割してもよい。また、コイルパターンに対する電力の入出力端子部は、放熱パターンの分割位置に対して一方側のみに設けてもよい。さらに、分割された放熱パターンの一方と他方の面積は同等でなくてもよい。
また、以上の実施形態では、放熱器として、ヒートシンク10を用いた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではなく、これ以外の、空冷式や水冷式の放熱器、または冷媒を用いた放熱器などを用いてもよい。また、金属製の放熱器だけでなく、たとえば熱伝導性の高い樹脂で形成された放熱器を用いてもよい。この場合、放熱器と基板との間に絶縁シート12を設ける必要はなく、絶縁シート12を省略することができる。さらに、放熱器を基板の両表面側にそれぞれ設けてもよいし、放熱器を省略してもよい。
また、以上の実施形態では、厚銅箔基板を用いた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではなく、一般的な樹脂製のプリント基板や金属製の基板などのような、他の基板を用いてもよい。金属製の基板の場合は、基材と各パターンとの間に絶縁体を設ければよい。また、内層が設けられていない両面基板にも、本発明は適用することができる。
また、以上の実施形態では、E字形の上コア2aにI字形の下コア2bを組み合わせた例を示したが、本発明は、2つのE字形コアを組み合わせた磁気デバイスにも適用することができる。
さらに、以上の実施形態では、車両用のスイッチング電源装置100における、平滑回路55のチョークコイルLとして使用される磁気デバイス1に本発明を適用した例を挙げたが、トランス53(図1)として使用される磁気デバイスに対しても、本発明を適用することは可能である。また、車両以外の、たとえば電子機器用のスイッチング電源装置で使用される磁気デバイスにも本発明を適用することは可能である。
1 磁気デバイス
2a 上コア
2b 下コア
3 基板
4a〜4e コイルパターン
5a〜5a、5b〜5b 放熱パターン
6i 電力入力用の端子
6o 電力出力用の端子
10 ヒートシンク
L1 第1層
L2 第2層
L3 第3層
P コイルパターンの巻回中心
Q 同一直線

Claims (7)

  1. 磁性体から成るコアと、
    絶縁体から成り、複数の層を有する基板と、
    導体から成り、前記コアの周囲に巻回されるように、前記基板の所定の層に設けられたコイルパターンと、
    導体から成り、前記基板の所定の層に設けられた放熱パターンと、を備えた磁気デバイスにおいて、
    前記基板の異なる層にある前記各放熱パターンを、前記基板の板面における同一位置で分割した、ことを特徴とする磁気デバイス。
  2. 請求項1に記載の磁気デバイスにおいて、
    前記基板の一方の表面に設けられた一の層の前記放熱パターンの分割位置に合わせて、他の層の前記放熱パターンを分割した、ことを特徴とする磁気デバイス。
  3. 請求項1または請求項2に記載の磁気デバイスにおいて、
    前記各放熱パターンを、前記基板の板面と平行でかつ前記コイルパターンの巻回中心を通る同一直線で分割した、ことを特徴とする磁気デバイス。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の磁気デバイスにおいて、
    前記放熱パターンの分割位置に対して一方側に、前記コイルパターンに対する電力の入力端子部を設け、他方側に、前記コイルパターンに対する電力の出力端子部を設けた、ことを特徴とする磁気デバイス。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の磁気デバイスにおいて、
    前記分割された放熱パターンの一方と他方の面積を同等にした、ことを特徴とする磁気デバイス。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の磁気デバイスにおいて、
    前記放熱パターンは、前記コイルパターンの周辺の空き領域に、前記コイルパターンと別体で設けられている、ことを特徴とする磁気デバイス。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の磁気デバイスにおいて、
    前記基板の一方の表面側に放熱器を設けた、ことを特徴とする磁気デバイス。
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