JP2015204306A - 誘導機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】トランスの大型化を抑制して巻線の巻数を増加させる。
【解決手段】トランス11を構成する誘導機器は、表面が絶縁処理された導電線を複数回巻いて作られた1次側巻線41と、金属パターンからなる2次側巻線51と、1次側巻線41と2次側巻線51との間に介在されたコイル保持部材60とを備え、1次側巻線41と2次側巻線51とは互いに磁気的に接続される。1次側巻線41は第1の基板(第1の絶縁基板)40に保持され、第1の基板40がコイル保持部材60として機能する。
【選択図】図2

Description

本発明は、誘導機器に係り、詳しくは電磁誘導を生じ、例えば、絶縁型電力変換装置のトランスに適した誘導機器に関する。
絶縁型電力変換装置ではトランスを用いて電力変換を行う。絶縁型電力変換装置の一種であるスイッチング電源装置として、1次側トランスコイル部を有する第1コイル基板と、第1コイル基板に重ねられ、2次側トランスコイル部を有する第2コイル基板とを備えたコイル基板構造を具備する装置が例えば特許文献1に開示されている。このコイル基板構造は、1次側及び2次側トランスコイル部は、基板厚さ方向から見たときに渦巻状に延びる導体パターンを含んで構成され、第1及び第2コイル基板は、1次側及び2次側トランスコイル部が基板厚さ方向に重なるようにして互いにずれて重ねられている。
エンジン(内燃機関)で走行する自動車として、低燃費や排気ガス削減のため、始動時や低速域ではモータで駆動輪を駆動し、中高速域ではエンジンで駆動輪を駆動する所謂ハイブリッド車が実用化されている。ハイブリッド車では、走行用モータを駆動するメインバッテリとしてバッテリ電圧が例えば200〜300V程度のものが搭載されている。しかし、車両の補機を駆動する電圧は、例えば、12Vとメインバッテリのバッテリ電圧に比べて低いため、補機を駆動するには200〜300Vの電圧を12Vに降圧する必要がある。
特開2010−153724号公報
トランスの1次側巻線の巻数をN1、2次側巻線の巻数をN2、1次側巻線の電圧をV1、2次側巻線の電圧をV2とすると、1次側巻線から出た磁束が全て2次側巻線に入ると、N1/N2=V1/V2が成り立つ。また、1次側巻線から出た磁束のうち割合kの磁束が2次側巻線に入る場合は、N1/N2=k(V1/V2)が成り立つ。kは1次側巻線と2次側巻線の結合係数と称される。kは1以下の値で、磁束の漏れがない場合はk=1となる。そのため、バッテリ電圧を12Vに降圧するには、kの値にもよるが1次側巻線の巻数を2次側巻線の巻数の10倍以上にする必要がある。
巻線を打ち抜きやエッチング等で形成する場合、巻線間のピッチには限界がある。また、単純に巻数を増加すると巻軸の径方向に巻線が大型化する。一方で、使用電力増加に伴い、巻線を大型化することなく巻数を増加させることが要望されている。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、トランスの大型化を抑制して巻線の巻数を増加させることができる誘導機器を提供することにある。
上記課題を解決する誘導機器は、表面が絶縁処理された導電線を複数回巻いて作られた第1の巻線と、金属パターンからなる第2の巻線と、前記第1の巻線と前記第2の巻線との間に介在されたコイル保持部材とを備え、前記第1の巻線と前記第2の巻線とは互いに磁気的に接続される。ここで、「金属パターン」とは、導電板を打ち抜いたり、導電板をエッチングで加工したり、絶縁基板上に形成された導電層をエッチングで加工したりして形成された金属部を意味する。この構成によれば、第1の巻線は、表面が絶縁処理された導電線を複数回巻いて作られている。そのため、巻線を金属パターンで構成する場合と異なり、渦巻状に巻かれた導電線は、その径方向において隣り合う部分が接触した状態で巻かれても接触部における電気的絶縁性が確保される。そのため、同じ巻数の第1の巻線を金属パターンで形成した場合に比べて、大型化することなく第1の巻線の巻数を増加させることができる。
前記コイル保持部材は絶縁基板であり、前記第1の巻線と前記第2の巻線とのうち少なくとも前記第1の巻線が前記絶縁基板に保持されていることが好ましい。この構成によれば、第1の巻線の巻き始めと巻き終わりとを絶縁基板に接続することができるので、第1の巻線の巻き始め及び巻き終わりを容易に処理できる。
前記第1の巻線が第1の絶縁基板に保持され、前記第2の巻線は第2の絶縁基板に保持され、前記第2の絶縁基板の前記第2の巻線とは反対の面には放熱部材に固定可能な放熱板が保持され、前記第1の巻線と前記第2の巻線とは前記第1の絶縁基板を介して配置されるとともに前記第1の巻線と、前記第2の巻線と、前記放熱板とは軸方向に重なることが好ましい。この構成によれば、放熱板によって放熱可能となる。
本発明によれば、大型化することなく第1の巻線の巻数を増加させることができる。
絶縁型DC−DCコンバータの電気的構成を示す回路図。 絶縁型DC−DCコンバータにおけるトランス部分を示す模式断面図。 トランス部分を示す概略斜視図。 1次側巻線の配置を示す概略平面図。 (a)は1次側基板の配置を示す概略平面図、(b)は(a)のB−B線断面図。 2次側巻線の配置を示す概略平面図。 2次側基板の配置を示す概略平面図。
以下、本発明を絶縁型DC−DCコンバータのトランスに具体化した一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、絶縁型DC−DCコンバータ10は、フォワード形DC−DCコンバータであって、トランス11を備えている。トランス11は第1の巻線としての1次側巻線11aと、第2の巻線としての2次側巻線11bとを備えている。絶縁型DC−DCコンバータ10は自動車用であり、例えば、ハイブリッド車に搭載される。絶縁型DC−DCコンバータ10は、例えば、300Vを入力して12Vに降圧して出力する。
1次側巻線11aの一方の端子は入力端子と接続され、入力端子はバッテリ12の正極端子と接続される。1次側巻線11aの他方の端子は1次側スイッチング素子13を介して接地されている。1次側スイッチング素子13としてパワーMOSFETが用いられている。
入力端子とトランス11の1次側巻線11aとの間には平滑コンデンサ14の正極が接続され、平滑コンデンサ14の負極は接地されている。平滑コンデンサ14には電解コンデンサが使用される。平滑コンデンサ14によりトランス11の1次側電圧が平滑される。
トランス11の2次側巻線11bの一端はダイオード16及びコイル17の直列回路を介して出力端子と接続されている。ダイオード16は、アノードが2次側巻線11b側、カソードが出力端子側となっている。トランス11の2次側巻線11bの他端は出力端子と接続されている。また、コンデンサ18が、コイル17と出力端子との間と、トランス11の2次側巻線11bの他端と出力端子との間に接続されている。トランス11の2次側巻線11bの他端とダイオード16のカソードとの間にはダイオード19が設けられている。ダイオード19は、アノードがトランス11の2次側巻線11b側、カソードがダイオード16のカソード側となっている。
1次側スイッチング素子13のゲート端子に制御IC15が接続されている。制御IC15から1次側スイッチング素子13のゲート端子にパルス信号が出力され、このパルス信号により1次側スイッチング素子13がスイッチングされる。1次側スイッチング素子13がオンしているときに1次側の電源からエネルギーを2次側へ供給する。1次側スイッチング素子13がオフしているときに、コイル17に蓄えたエネルギーを出力へ放出する。詳しくは、直流電圧が平滑コンデンサ14を通してトランス11の1次側巻線11aに供給され、制御IC15により、1次側スイッチング素子13がオン/オフ制御され、このオン/オフ動作における、1次側スイッチング素子13のオン期間において1次側巻線11aに1次電流が流れ、トランス11の起電力で2次電流が流れる。1次側スイッチング素子13がオフしているときに、コイル17の電流がコイル17の逆起電力でダイオード19経由で出力に流れる。
制御IC15には検出回路20が接続され、検出回路20により出力電圧Voutが検出される。検出回路20による出力電圧Voutの測定結果が制御IC15に送られる。制御IC15は検出回路20による出力電圧Voutの測定結果をフィードバック信号として出力電圧Voutが所望の一定値となるように1次側スイッチング素子13のデューティを制御する。
第1の基板21に、トランス11の1次側巻線11a、1次側スイッチング素子13、平滑コンデンサ14、制御IC15、検出回路20が設けられている。また、第2の基板22に、トランス11の2次側巻線11b、ダイオード16,19、コイル17、コンデンサ18が設けられている。
以下、トランス11を中心とした具体的構造について説明する。
図2及び図3に示すように、トランス11は、アルミケース30上に配置され、第1の巻線としての1次側巻線41(図1の1次側巻線11aに相当)と、第2の巻線としての2次側巻線51(図1の2次側巻線11bに相当)と、1次側巻線41と2次側巻線51との間に介在されたコイル保持部材60とを備えている。なお、図2はアルミケース30の長手方向(図3の矢印A方向)及び厚さ方向と平行な平面で切断した模式断面図であり、図2においては、1次側巻線41は太さを太くして巻数が少なく図示されている。アルミケース30は放熱部材及びGNDとしても機能する。
詳述すると、1次側巻線41は1次側回路が形成されている絶縁基板で構成された第1の基板40に保持され、2次側巻線51は2次側回路が形成されている絶縁基板で構成された第2の基板50に保持されている。そして、第1の基板40が第2の基板50よりアルミケース30側に配置され、第2の基板50が第1の基板40の上側に配置されている。1次側巻線41は、第1の基板40に対して第2の基板50と反対側に保持されている。第1の基板40には1次側巻線41の内側部分、即ちトランスのコアと対応する部分には基板パターンが存在しない。
第1の基板40は、1次側巻線41とアルミケース30との間に絶縁シート42が介装され、1次側巻線41を保持する部分以外の部分においてアルミケース30と当接した状態でアルミケース30に固定されている。絶縁シート42は、絶縁機能の他に、放熱機能、圧力吸収機能を備える。2次側巻線51は、第2の基板50に対して第1の基板40と対向する側に配置されている。第2の基板50は、2次側巻線51を保持する部分以外の部分においてアルミケース30と当接した状態でアルミケース30に固定されている。そして、第1の基板40がコイル保持部材60として機能する。第2の基板50の2次側巻線51が配置された面と反対の面には、放熱部材(アルミケース30)に固定可能な放熱板52が保持されている。
即ち、第1の巻線(1次側巻線41)が第1の絶縁基板(第1の基板40)に保持され、第2の巻線(2次側巻線51)は第2の絶縁基板(第2の基板50)に保持されている。また、第2の絶縁基板の第2の巻線とは反対の面には放熱部材として機能するGNDに固定可能な放熱板52が保持されている。第1の巻線と第2の巻線とは第1の絶縁基板を介して配置されるとともに第1の巻線と、第2の巻線と、放熱板52とは軸方向に重なる。
また、トランス11は、上側コア61及び下側コア62を備えている。上側コア61は、放熱板52、2次側巻線51、第2の基板50、第1の基板40、1次側巻線41及び絶縁シート42と交差する中央磁脚61aと、中央磁脚61aを挟んで両側に位置する磁脚61bと有する。下側コア62は、平坦なI形状のコアである。そして、図2に示すように、下側コア62はアルミケース30に形成された収容凹部31に収容され、上側コア61は中央磁脚61a及び両磁脚61bが下側コア62と当接する状態で配置されている。
即ち、第1の基板40は、第1の巻線(1次側巻線41)と第2の巻線(2次側巻線51)との間に介在されたコイル保持部材60として機能する。1次側巻線41、2次側巻線51及びコイル保持部材60は誘導機器を構成し、1次側巻線41と2次側巻線51とは互いに磁気的に接続される。
1次側巻線41は、表面が絶縁処理された導電線を複数回巻いて作られている。表面が絶縁処理された導電線としてエナメル線が使用されている。エナメル線の絶縁被膜の厚さは、導電線の太さにもよるが、40〜100μm程度である。図2及び図4に示すように、1次側巻線41は、1層の渦巻き状に巻回されている。図4は1次側巻線41の形状及び配置を示すため、1次側巻線41より上側に配置される第1の基板40、2次側巻線51、第2の基板50、放熱板52及び上側コア61の図示を省略している。
図5(a),(b)に示すように、1次側巻線41は、巻き始め41aと巻き終わり41bとが第1の基板40に半田44で接続されている。巻き始めとは1次側巻線41の内側部分の端部を意味し、巻き終わりとは1次側巻線41の外側部分の端部を意味する。図5(a)は第1の基板40の形状を示すため、第1の基板40より上側に配置される2次側巻線51、第2の基板50、放熱板52及び上側コア61の図示を省略している。図5(a)に示すように、第1の基板40は、1次側巻線41と対向する部分がほぼ円環状に形成されている。図5(b)に示すように、第1の基板40には、1次側巻線41の巻き始め41aと、巻き終わり41bと対向する位置にそれぞれスルーホール45が形成され、スルーホール45に充填された半田44を介して第1の基板40の裏側に対して1次側巻線41の巻き始め41aと、巻き終わり41bとが接続されている。また、1次側巻線41の径方向内側に位置する巻き終わり41bは、図5(a)に示すように、第1の基板40の表側に設けられた基板パターン46により、1次側巻線41の巻回部の外側まで引き出されている。第1の基板40の表側とは、電子部品(図示せず)が実装される側を意味する。なお、1次側巻線41は、巻き始め41a及び巻き終わり41bの部分のみで第1の基板40に保持されるのではなく、中間部の一部において接着剤を介して第1の基板40に固定されている。
図6に示すように、2次側巻線51は金属パターンからなり、この実施形態では導電板としての銅板を打ち抜いて形成されている。図6は2次側巻線51の形状及び配置を示すため、2次側巻線51より上側に配置される第2の基板50及び放熱板52の図示を省略している。図6に示すように、1ターン(巻数1)の2次側巻線51はほぼC字状に形成され、両端において2次側回路53に接続されている。2次側巻線51は、中間部において接着剤を介して第2の基板50に固定されている。なお、第1の基板40と2次側巻線51との間には絶縁シート(図示せず)が配置されている。
図2に示すように、第2の基板50を介して2次側巻線51と対向する位置に配置された放熱板52は、図7に示すように、2次側巻線51とほぼ同じ形状に形成された金属パターン(導体パターン)で構成され、2次側巻線51のC字状部に対応する部分から延出された直線部52aを有する。そして、放熱板52は、直線部52aにおいてねじ56によりアルミケース30に固定されている。
そして、図3に示すように、上側コア61が、放熱板52を跨ぐ状態で配置され、上側コア61は上面から金属製押え板58により押圧された状態で、アルミケース30に固定されている。金属製押え板58は、ねじ56によりアルミケース30に固定されている。
次に製造工程について説明する。
1次側巻線41は、エナメル線をほぼ同一平面上に渦巻き状に配置するように所定回数巻回するための芯材と、芯材に対して垂直状態で配置され、エナメル線の直径よりもやや広い間隔をおいてエナメル線を両側からガイドする一対のガイド板を備えた治具を使用して形成(巻回)される。芯材は1次側巻線41の内径にほぼ等しい外径を有する。エナメル線を所定回数巻回した後、ガイド板を外し、渦巻き状に巻回されたエナメル線を芯材から取り外して、1次側巻線41が形成される。
1次側巻線41は、その一部が第1の基板40の所定位置に接着剤で固定された後、巻き終わり41bが半田44により基板パターン46を介して図示しない1次側回路に接続され、巻き始め41aが半田44により図示しない1次側回路に接続された状態で第1の基板40に実装される。即ち、1次側巻線41と第1の基板40の回路とは、端子及びコネクタを用いずに1次側回路に接続される。
2次側巻線51は、その一部が第2の基板50の所定位置に接着剤で固定された後、両端において2次側回路53に半田で接続されて第2の基板50に実装される。
1次側巻線41が実装された第1の基板40及び2次側巻線51が実装された第2の基板50が準備された状態で、アルミケース30の収容凹部31の所定位置に下側コア62を配置する。下側コア62は、長手方向の両端において収容凹部31と当接して位置決めされた状態となる。
次に絶縁シート42を収容凹部31の周囲の所定位置に配置した状態で、第1の基板40を1次側巻線41が下側コア62を跨ぐ状態で配置し、図示しないねじで第1の基板40をアルミケース30に固定する。
次に絶縁シートを少なくとも第1の基板40の半田44、スルーホール45及び基板パターン46が2次側巻線51と対向する部分を覆うように配置した後、第2の基板50を2次側巻線51が第1の基板40と対向する所定位置に配置し、ねじで第2の基板50をアルミケース30に固定する。
次に第2の基板50の上面に放熱板52を配置し、ねじ56により放熱板52をアルミケース30に固定すると、図7に示す状態となる。次に上側コア61をその中央磁脚61a及び両磁脚61bが下側コア62の上面と当接する状態に配置する。そして、上側コア61の上に金属製押え板58を配置し、ねじ56により金属製押え板58をアルミケース30に固定して、上側コア61及び下側コア62を押圧した状態でアルミケース30に固定する。
このようにして、絶縁型DC−DCコンバータにおけるトランス部分が組み立てられる。
次にトランス11の作用を説明する。
1次側スイッチング素子13のスイッチング動作に伴いトランス11の1次側巻線41にバッテリ12の出力電圧の電流が流れ、2次側巻線51に1次側巻線41及び2次側巻線51の巻線比で降圧された電圧の電流が流れる。1次側巻線41及び2次側巻線51は、流れる電流により発熱する。1次側巻線41に発生する熱は絶縁シート42を介してアルミケース30に伝わり、アルミケース30から大気に逃がされる。また、2次側巻線51に発生する熱は第2の基板50を介して放熱板52に伝達され、放熱板52からアルミケース30に伝わり、アルミケース30から大気に逃がされる。
1次側巻線41と2次側巻線51とは第1の基板40を構成する絶縁基板により電気的絶縁が確保されるとともに、1次側巻線41及び2次側巻線51を固定するスペース(空間)が確保される。また、第1の基板40には1次側巻線41の内側部分、即ちトランスのコアと対応する部分には基板パターンが存在しないため、1次側巻線41に電流が流れる際、渦電流が発生しない。2次側巻線51と放熱板52とは絶縁シートにより絶縁されており、2次側巻線51に電流が流れた時に放熱板52には渦電流が流れない。
ハイブリッド車においては、燃費の向上及び排気ガス削減のため、バッテリの容量増加により、電気での走行距離増加が望まれている。走行用モータの出力の向上には、駆動エネルギーの増加が必要であるが、電流を増加する場合は銅線径を太くする必要があるため体格が増大する。これに対し、電圧の上昇は体格の増大を抑制しつつ高出力化が可能なため、バッテリ電圧は高圧が好ましい。バッテリ電圧を高圧にすると、補機を駆動する適正な電圧を得るには、バッテリ電圧を降圧するためのトランス11の1次側巻線41の巻数が多くなる。しかし、1次側巻線41は、表面が絶縁処理された導電線を複数回巻いて作られているため、占積率が高くなり1次側巻線41の大型化が抑制される。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)トランス11を構成する誘導機器は、表面が絶縁処理された導電線を複数回巻いて作られた第1の巻線(1次側巻線41)と、金属パターンからなる第2の巻線(2次側巻線51)と、第1の巻線と第2の巻線との間に介在されたコイル保持部材60とを備え、第1の巻線と第2の巻線とは互いに磁気的に接続される。この構成によれば、第1の巻線は、表面が絶縁処理された導電線を複数回巻いて作られている。そのため、巻線を金属パターンで構成する場合と異なり、渦巻状に巻かれた導電線は、その径方向において隣り合う部分が接触した状態で巻かれても接触部における電気的絶縁性が確保される。即ち、1次側巻線41の占積率が高くなる。そのため、同じ巻数の第1の巻線を金属パターンで形成した場合に比べて、大型化することなく第1の巻線の巻数を増加させることができる。
(2)コイル保持部材60は絶縁基板であり、第1の巻線と第2の巻線とのうち少なくとも第1の巻線が絶縁基板に保持されている。この構成によれば、第1の巻線(1次側巻線41)の巻き始め41aと巻き終わり41bとを絶縁基板に接続することができるので、第1の巻線の巻き始め41aと巻き終わり41bとを容易に処理できる。
(3)1次側巻線41は、巻き始め41aが、第1の基板40に形成されたスルーホール45及び半田44を介して、第1の基板40の1次側巻線41が実装された面と反対側の面において1次側巻線41と対向する位置より外側の位置に形成された基板パターン46に電気的に接続されている。そのため、耐圧の低いエナメル線を近接した状態で交差させることなく、巻線の外側に配置された基板パターン46に接続することができる。また、第1の基板40に実装された1次側スイッチング素子(図1の1次側スイッチング素子13に相当)と、1次側巻線41とを電気的に接続するコネクタや接続端子が不要となる。したがって、部品点数が減少しコスト低減を図ることができる。
(4)第1の巻線(1次側巻線41)が第1の絶縁基板(第1の基板40)に保持され、第2の巻線(2次側巻線51)は第2の絶縁基板(第2の基板50)に保持され、第2の絶縁基板の第2の巻線とは反対の面には放熱部材(アルミケース30)に固定可能な放熱板52が保持されており、第1の巻線と第2の巻線とは第1の絶縁基板を介して配置されるとともに第1の巻線と、第2の巻線と、放熱板52とは軸方向に重なる。この構成によれば、放熱板52によって放熱可能となる。
(5)アルミケース30が放熱部材及びGNDの機能を有し、放熱板52はアルミケース30に固定されている。したがって、効率良く放熱される。
(6)トランス11は、第1の基板40、第2の基板50及び放熱板52をねじ56等によりそれぞれアルミケース30に固定し、上側コア61及び下側コア62を金属製押え板58を介してねじ56によりアルミケース30に固定することにより組み立てられる。したがって、トランス11の組立が簡単になる。
(7)1次側巻線41及び2次側巻線51は、それぞれ巻線の端部において半田44で第1の基板40あるいは第2の基板50に接続されるだけでなく、巻線の一部において接着剤により第1の基板40あるいは第2の基板50に接続されている。そのため、半田だけで第1の基板40あるいは第2の基板50に接続されている場合に比べて、振動に対する耐久性が向上する。
(8)トランス11は、車両に使用される走行モータの電源バッテリの電圧を補機の使用電圧に降圧する絶縁型DC−DCコンバータ10に使用されている。車両の場合、部品は小型が好ましい。バッテリの容量増加のためバッテリ電圧が高圧化された場合、1次側巻線41の占積率が高ければトランスの大型化を抑制することができる。
(9)第1の巻線(1次側巻線41)は、表面が絶縁処理された導電線を複数回巻いて作られているため、打ち抜きやエッチングで形成された場合と異なり、出力電圧が異なるバッテリを使用する車両に適用する場合、巻数の異なる巻線を簡単に形成することができる。具体的には、打ち抜きやエッチングの場合、巻数に対応した金型やエッチングの際に使用するレジストマスクが必要になるが、巻線の場合は同じ治具を使用して巻数を変更することにより形成することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 第1の巻線の断面形状は円形に限らず、例えば、矩形であってもよい。
○ ハイブリッド車に限らず、電気自動車のDC−DCコンバータに適用してもよい。
○ トランス11は絶縁型電力変換回路に使用されればよく、DC−DCコンバータに限ることなく他の機器のトランスに適用してもよい。
○ トランス11は、降圧回路ではなく昇圧回路に使用されてもよい。昇圧回路に使用される場合は、巻数の多い2次側巻線を、表面が絶縁処理された導電線を複数回巻いて作られた第1の巻線で構成し、巻数の少ない1次側巻線を金属パターンからなる第2の巻線で構成する。
○ 第2の巻線は、導電板を打ち抜いて形成されたもの限らず、例えば、導電板をエッチングで加工したり、あるいは絶縁基板上に形成された導電層をエッチングで加工したりして形成されたものでもよい。
○ 第1の基板40を構成する絶縁基板として異なる厚さの絶縁基板を使用して第1の基板40の絶縁抵抗を調整してもよい。
○ 第1の基板40と第2の基板50との間にスペーサを介在させて1次側巻線41と2次側巻線51との間の漏れ磁束を調整してもよい。
○ 第1の基板40を構成する絶縁基板において、2次側巻線51と対向する部分を削って厚さを変更して絶縁抵抗や漏れ磁束を調整してもよい。
○ 第1の巻線を構成するエナメル線は、絶縁被膜が半田付けの際の溶融半田の熱で溶解して半田を介して導電線を接続する部分に電気的に接続される構成であってもよい。この場合、半田付けの前に半田付けする部分の絶縁被膜を除去する必要がない。
○ 1次側巻線41の巻き始め41a及び巻き終わり41bを、それぞれ半田44及びスルーホール45を介して第1の基板40に接続する構成として、巻き始め41a及び巻き終わり41bの部分を折り曲げてスルーホール45に挿入した状態で、半田44で接続してもよい。
○ 表面が絶縁処理された導電線は、エナメル線のように導電線の表面に絶縁被膜が塗布されて形成されたものに限らず、例えば、導電線を熱処理してその表面酸化層が形成されたものであってもよい。
○ 1次側スイッチング素子としてパワーMOSFET以外に、例えばIGBT等を用いてもよい。
○ 1次側巻線41は、巻き始め41a及び巻き終わり41bの部分のみで第1の基板40に保持されていてもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)表面が絶縁処理された導電線を複数回巻いて作られた1次側巻線と、金属パターンからなる2次側巻線と、前記1次側巻線と前記2次側巻線との間に介在された絶縁シートとを備えたことを特徴とするトランス。
(2)前記1次側巻線は第1の絶縁基板上に実装され、前記2次側巻線は第2の絶縁基板上に実装され、前記第1の絶縁基板と前記第2の絶縁基板とは、前記1次側巻線が前記第2の絶縁基板と対向する側と反対側に配置され、前記2次側巻線が前記第1の絶縁基板と対向する状態で前記第1の絶縁基板と前記第2の絶縁基板とが重なるように配置された前記技術的思想(1)に記載のトランス。
40…第1の絶縁基板としての第1の基板、41…第1の巻線としての1次側巻線、50…第2の絶縁基板としての第2の基板、51…第2の巻線としての2次側巻線、52…放熱板、60…コイル保持部材。

Claims (3)

  1. 表面が絶縁処理された導電線を複数回巻いて作られた第1の巻線と、
    金属パターンからなる第2の巻線と、
    前記第1の巻線と前記第2の巻線との間に介在されたコイル保持部材と
    を備え、前記第1の巻線と前記第2の巻線とは互いに磁気的に接続されることを特徴とする誘導機器。
  2. 前記コイル保持部材は絶縁基板であり、前記第1の巻線と前記第2の巻線とのうち少なくとも前記第1の巻線が前記絶縁基板に保持されている請求項1に記載の誘導機器。
  3. 前記第1の巻線が第1の絶縁基板に保持され、前記第2の巻線は第2の絶縁基板に保持され、前記第2の絶縁基板の前記第2の巻線とは反対の面には放熱部材に固定可能な放熱板が保持され、前記第1の巻線と前記第2の巻線とは前記第1の絶縁基板を介して配置されるとともに前記第1の巻線と、前記第2の巻線と、前記放熱板とは軸方向に重なる請求項1に記載の誘導機器。
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