JPH0646901B2 - 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム - Google Patents
農業用塩化ビニル系樹脂フィルムInfo
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- JPH0646901B2 JPH0646901B2 JP2123855A JP12385590A JPH0646901B2 JP H0646901 B2 JPH0646901 B2 JP H0646901B2 JP 2123855 A JP2123855 A JP 2123855A JP 12385590 A JP12385590 A JP 12385590A JP H0646901 B2 JPH0646901 B2 JP H0646901B2
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- vinyl chloride
- chloride resin
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- resin
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
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- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、農業用塩化ビニル系樹脂フィルムに関する。
更に詳しくは、屋外での展張によって引き起こされる変
色、脆化、防塵性の低下などの好ましくない劣化現象に
対して、耐久性の改良された農業用塩化ビニル系樹脂フ
ィルムに係わるものである。
更に詳しくは、屋外での展張によって引き起こされる変
色、脆化、防塵性の低下などの好ましくない劣化現象に
対して、耐久性の改良された農業用塩化ビニル系樹脂フ
ィルムに係わるものである。
「従来技術」 近年、有用植物を栽培している農家では、収益性向上を
目的として、有用植物をハウス(温室)、またはトンネ
ル内で促進栽培や抑制栽培する方法が、広く採用される
ようになった。
目的として、有用植物をハウス(温室)、またはトンネ
ル内で促進栽培や抑制栽培する方法が、広く採用される
ようになった。
このハウス(温室)またはトンネルの被覆資材として
は、ポリエチレンフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重
合体フィルム、ポリエステルフィルム、ポリカーボネー
トフィルム、硬質および軟質塩化ビニル系樹脂フィル
ム、ガラス等が使用されている。なかでも軟質塩化ビニ
ル系樹脂フィルムは、他の合成樹脂フィルムに比較し
て、光線透過性、保温性、機械的強度、耐久性、作業性
を総合して最もすぐれているので、広く使用されてい
る。
は、ポリエチレンフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重
合体フィルム、ポリエステルフィルム、ポリカーボネー
トフィルム、硬質および軟質塩化ビニル系樹脂フィル
ム、ガラス等が使用されている。なかでも軟質塩化ビニ
ル系樹脂フィルムは、他の合成樹脂フィルムに比較し
て、光線透過性、保温性、機械的強度、耐久性、作業性
を総合して最もすぐれているので、広く使用されてい
る。
しかしながら、ハウスまたはトンネルの被覆資材として
使用される合成樹脂フィルムは、塩化ビニル系樹脂をも
含めて、被覆材としての使用を開始して一年も経過する
と、太陽光線、特に紫外線などにより影響をうけて外観
の劣化や、フィルムの柔軟性の低下などの経時変化をお
こす。更に、最近の改良された農業技術、特に経済性、
省力化を指向した農業技術は、被覆資材に、従来にもま
した苛酷な条件にも耐える性質を、要求するようになっ
てきている。
使用される合成樹脂フィルムは、塩化ビニル系樹脂をも
含めて、被覆材としての使用を開始して一年も経過する
と、太陽光線、特に紫外線などにより影響をうけて外観
の劣化や、フィルムの柔軟性の低下などの経時変化をお
こす。更に、最近の改良された農業技術、特に経済性、
省力化を指向した農業技術は、被覆資材に、従来にもま
した苛酷な条件にも耐える性質を、要求するようになっ
てきている。
従って耐侯性を向上させる目的で基材の塩化ビニル系樹
脂に、有機リン酸エステル又は、有機リン酸金属塩を添
加配合し、フィルム化する技術が広く採用されている。
脂に、有機リン酸エステル又は、有機リン酸金属塩を添
加配合し、フィルム化する技術が広く採用されている。
一方、農業用に使用される軟質塩化ビニル系樹脂フィル
ムは、展張使用される地域、場所等による影響によっ
て、使用を開始してから2年も経過すると、ハウスまた
はトンネルの外側の面の防塵性が著しく低下し、使用に
耐えられなくなる。
ムは、展張使用される地域、場所等による影響によっ
て、使用を開始してから2年も経過すると、ハウスまた
はトンネルの外側の面の防塵性が著しく低下し、使用に
耐えられなくなる。
上記欠点を排除する方法として、下記のような農業用の
塩化ビニル系樹脂成形品の表面を、特定の樹脂や塗料で
被覆する方法が提案されている。
塩化ビニル系樹脂成形品の表面を、特定の樹脂や塗料で
被覆する方法が提案されている。
(i)アクリル系樹脂を塗布する方法(特公昭46−2
9639号公報、特公昭50−28117号公報等) (ii)接着層を介してフッ素樹脂を塗布する方法(特開
昭56−86748号公報、特開昭57−8155号公
報、特開昭57−12646号公報等) (iii)フッ素樹脂とアクリル系樹脂の混合物を塗布す
る方法(特開昭63−21143号公報、特開昭46−
65161号公報、特公昭63−236号公報等) しかし(i)では、基材の可塑剤等の成形品表面へのブ
リード・アウトを防止するのに充分でなく、(ii)で
は、可塑剤等が接着層に移行する影響で、接着層を介し
てもフッ素樹脂と基材の固着一体化は、実用的に充分な
ものではなかった。
9639号公報、特公昭50−28117号公報等) (ii)接着層を介してフッ素樹脂を塗布する方法(特開
昭56−86748号公報、特開昭57−8155号公
報、特開昭57−12646号公報等) (iii)フッ素樹脂とアクリル系樹脂の混合物を塗布す
る方法(特開昭63−21143号公報、特開昭46−
65161号公報、特公昭63−236号公報等) しかし(i)では、基材の可塑剤等の成形品表面へのブ
リード・アウトを防止するのに充分でなく、(ii)で
は、可塑剤等が接着層に移行する影響で、接着層を介し
てもフッ素樹脂と基材の固着一体化は、実用的に充分な
ものではなかった。
これらの改良として(iii)が提案されたが、基材とフ
ッ素樹脂混合物との界面接着が不充分である上、アクリ
ル系樹脂とフッ素樹脂とが溶解しにくいため、塗膜が不
透明になるという欠点があった。
ッ素樹脂混合物との界面接着が不充分である上、アクリ
ル系樹脂とフッ素樹脂とが溶解しにくいため、塗膜が不
透明になるという欠点があった。
「発明が解決しようとする課題」 本発明者らは、かかる状況にあって、屋外での展張によ
って引きおこされる変色、脆化、防塵性・防曇性の低下
などの好ましくない劣化現象が大幅に改善され、耐久性
を向上させた農業用塩化ビニル系樹脂フィルムを提供す
ることを目的として、鋭意検討した結果、本発明を完成
するに至ったものである。
って引きおこされる変色、脆化、防塵性・防曇性の低下
などの好ましくない劣化現象が大幅に改善され、耐久性
を向上させた農業用塩化ビニル系樹脂フィルムを提供す
ることを目的として、鋭意検討した結果、本発明を完成
するに至ったものである。
「課題を解決するための手段」 しかし、本発明の要旨とするところは、有機リン酸エス
テルまたは有機リン酸金属塩を含有する塩化ビニル系樹
脂フィルムの片面または両面に、アクリル系単量体とパ
ーフルオロアルキル基含有アクリル系単量体との共重合
体からなる含フッ素アクリル系重合体〔A〕と、フッ素
を実質的に含まないアクリル系重合体〔B〕と、フッ化
ビニリデン系樹脂〔C〕の3成分を主成分とする組成物
の被膜が形成されてなる農業用塩化ビニル系樹脂フィル
ムに存する。
テルまたは有機リン酸金属塩を含有する塩化ビニル系樹
脂フィルムの片面または両面に、アクリル系単量体とパ
ーフルオロアルキル基含有アクリル系単量体との共重合
体からなる含フッ素アクリル系重合体〔A〕と、フッ素
を実質的に含まないアクリル系重合体〔B〕と、フッ化
ビニリデン系樹脂〔C〕の3成分を主成分とする組成物
の被膜が形成されてなる農業用塩化ビニル系樹脂フィル
ムに存する。
以下、本発明を詳細に説明する。
1.塩化ビニル系樹脂 本発明において塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビニル
のほか、塩化ビニルが主成分を占める共重合体をいう。
塩化ビニルと共重合しうる単量体化合物としては、塩化
ビニリデン、エチレン、プロピレン、アクリロニトリ
ル、マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸、メタアクリ
ル酸、酢酸ビニル等があげられる。これら塩化ビニル系
樹脂は、乳化重合法、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重
合法等の従来公知の製造法のうち、いずれの方法によっ
て製造されたものであってもよい。
のほか、塩化ビニルが主成分を占める共重合体をいう。
塩化ビニルと共重合しうる単量体化合物としては、塩化
ビニリデン、エチレン、プロピレン、アクリロニトリ
ル、マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸、メタアクリ
ル酸、酢酸ビニル等があげられる。これら塩化ビニル系
樹脂は、乳化重合法、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重
合法等の従来公知の製造法のうち、いずれの方法によっ
て製造されたものであってもよい。
上記基体となる塩化ビニル系樹脂には、柔軟性を付与す
るために、この樹脂100重量部に対して、20〜60
重量部の可塑剤が配合される。可塑剤の配合量を上記範
囲とすることにより、目的の軟質塩化ビニル成形品に、
すぐれた柔軟性と機械的性質を付与させることができ
る。
るために、この樹脂100重量部に対して、20〜60
重量部の可塑剤が配合される。可塑剤の配合量を上記範
囲とすることにより、目的の軟質塩化ビニル成形品に、
すぐれた柔軟性と機械的性質を付与させることができ
る。
可塑剤としては、例えば、ジ−n−オクチルフタレー
ト、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジベンジルフ
タレート、ジイソデシルフタレート、ジドデシルフタレ
ート、ジウンデシルフタレート等のフタル酸誘導体;ジ
オクチルフタレート等のイソフタル酸誘導体;ジ−n−
ブチルアジペート、ジオクチルアジペート等のアジピン
酸誘導体;ジ−n−ブチルマレート等のマレイン酸誘導
体;トリ−n−ブチルシトレート等のクエン酸誘導体;
モノブチルイタコネート等のイタコン酸誘導体;ブチル
オレエート等のオレイン酸誘導体;グリセリンモノリシ
ノレート等のリシノール酸誘導体;その他、エポキシ化
大豆油、エポキシ樹脂系可塑剤等があげられる。
ト、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジベンジルフ
タレート、ジイソデシルフタレート、ジドデシルフタレ
ート、ジウンデシルフタレート等のフタル酸誘導体;ジ
オクチルフタレート等のイソフタル酸誘導体;ジ−n−
ブチルアジペート、ジオクチルアジペート等のアジピン
酸誘導体;ジ−n−ブチルマレート等のマレイン酸誘導
体;トリ−n−ブチルシトレート等のクエン酸誘導体;
モノブチルイタコネート等のイタコン酸誘導体;ブチル
オレエート等のオレイン酸誘導体;グリセリンモノリシ
ノレート等のリシノール酸誘導体;その他、エポキシ化
大豆油、エポキシ樹脂系可塑剤等があげられる。
本発明の農業用塩化ビニル系樹脂フィルムには、上記塩
化ビニル系樹脂に、有機リン酸エステル又は有機リン酸
金属塩が配合されている。
化ビニル系樹脂に、有機リン酸エステル又は有機リン酸
金属塩が配合されている。
有機リン酸エステルとしては、トリイソプロピルフェニ
ルホスフェート、イソデシルジフェニルホスフェート、
トリクレジルホスフェート、トリス(イソプロピルフェ
ニル)ホスフェート、トリブチルホスフェート、トリエ
チルホスフェート、トリオクチルホスフェート、トリブ
トキシエチルホスフェート、トリフェニルホスフェー
ト、オクチルジフェニルホスフェート、トリキシレニル
ホスフェート等があるが中でもトリクレジルホスフェー
ト、及びトリキシレニルホスフェートが特に好ましい。
ルホスフェート、イソデシルジフェニルホスフェート、
トリクレジルホスフェート、トリス(イソプロピルフェ
ニル)ホスフェート、トリブチルホスフェート、トリエ
チルホスフェート、トリオクチルホスフェート、トリブ
トキシエチルホスフェート、トリフェニルホスフェー
ト、オクチルジフェニルホスフェート、トリキシレニル
ホスフェート等があるが中でもトリクレジルホスフェー
ト、及びトリキシレニルホスフェートが特に好ましい。
上記の有機リン酸エステルは、単独さらに複合物にして
も使用できる。例えば、有機リン酸エステルと有機亜リ
ン酸エステルの複合物が挙げられ、有機亜リン酸エステ
ルには、ジフェニルホスホネートのようなホスホネート
系化合物も含まれる。有機リン酸金属塩としては、一般
式〔I〕又は〔II〕 (式中、Mは、亜鉛、カルシウム、バリウム、マグネシ
ウム、コバルト又はストロンチュウムを意味する。ま
た、R1、R2およびR3は各々、アルキル、アリー
ル、アリールアルキル、アルキルアリール又はエーテル
結合を有するアルキル基を意味する。)で示されるもの
があげられる。
も使用できる。例えば、有機リン酸エステルと有機亜リ
ン酸エステルの複合物が挙げられ、有機亜リン酸エステ
ルには、ジフェニルホスホネートのようなホスホネート
系化合物も含まれる。有機リン酸金属塩としては、一般
式〔I〕又は〔II〕 (式中、Mは、亜鉛、カルシウム、バリウム、マグネシ
ウム、コバルト又はストロンチュウムを意味する。ま
た、R1、R2およびR3は各々、アルキル、アリー
ル、アリールアルキル、アルキルアリール又はエーテル
結合を有するアルキル基を意味する。)で示されるもの
があげられる。
R1、R2及びR3で表わされるアルキル基の例として
は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、第2ブチル、第3ブチル、アミル、ネ
オペンチル、イソアミル、ヘキシル、イソヘキシル、ヘ
プチル、オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシ
ル、デシル、イソデシル、ラウリル、トリデシル、C
12〜C13混合アルキル、ステアリル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロオクチル、シクロドデシ
ル、4−メチルシクロヘキシル基等を挙げることができ
る。
は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、第2ブチル、第3ブチル、アミル、ネ
オペンチル、イソアミル、ヘキシル、イソヘキシル、ヘ
プチル、オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシ
ル、デシル、イソデシル、ラウリル、トリデシル、C
12〜C13混合アルキル、ステアリル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロオクチル、シクロドデシ
ル、4−メチルシクロヘキシル基等を挙げることができ
る。
アリール基の例としては、フェニル、ナフチル基等を挙
げることができる。
げることができる。
アリールアルキル基の例としては、ベンジル、β−フェ
ニルエチル、α−フェニルプロピル、β−フェニルプロ
ピル基等を挙げることができる。
ニルエチル、α−フェニルプロピル、β−フェニルプロ
ピル基等を挙げることができる。
アルキルアリール基の例としては、トリル、キシリル、
エチルフェニル、ブチルフェニル、第3ブチルフェニ
ル、オクチルフェニル、イソオクチルフェニル、第3オ
クチルフェニル、ノニルフェニル、2,4−ジ−第3ブ
チルフェニル基等が挙げられる。
エチルフェニル、ブチルフェニル、第3ブチルフェニ
ル、オクチルフェニル、イソオクチルフェニル、第3オ
クチルフェニル、ノニルフェニル、2,4−ジ−第3ブ
チルフェニル基等が挙げられる。
エーテル結合を有するアルキル基としては、フルフリ
ル、テトラヒドロフルフリル、5−メチルフルフリル及
びα−メチルフルフリル基、又は、メチル−、エチル
−、イソプロピル−、ブチル−、イソブチル−、ヘキシ
ル−、シクロヘキシル−、フェニルセロソルブ残基;メ
チル−、エチル−、イソプロピル−、ブチル−、イソブ
チルカルビトール残基;トリエチレングリコールモノメ
チルエーテル、−モノエチルエーテル、−モノブチルエ
ーテル残基;グリセリン1,2−ジメチルエーテル、−
モノエチルエーテル、−モノブチルエーテル残基;グリ
セリン1,2−ジメチルエーテル、−1,3−ジエチル
エーテル、−1−エチル−2−プロピルエーテル残基;
ノニルフェノキシポリエトキシエチル、ラウロキシポリ
エトキシエチル残基等が挙げられる。
ル、テトラヒドロフルフリル、5−メチルフルフリル及
びα−メチルフルフリル基、又は、メチル−、エチル
−、イソプロピル−、ブチル−、イソブチル−、ヘキシ
ル−、シクロヘキシル−、フェニルセロソルブ残基;メ
チル−、エチル−、イソプロピル−、ブチル−、イソブ
チルカルビトール残基;トリエチレングリコールモノメ
チルエーテル、−モノエチルエーテル、−モノブチルエ
ーテル残基;グリセリン1,2−ジメチルエーテル、−
モノエチルエーテル、−モノブチルエーテル残基;グリ
セリン1,2−ジメチルエーテル、−1,3−ジエチル
エーテル、−1−エチル−2−プロピルエーテル残基;
ノニルフェノキシポリエトキシエチル、ラウロキシポリ
エトキシエチル残基等が挙げられる。
又、Mで表わされる金属は、亜鉛、カルシウム及びバリ
ウムが特に好ましい。
ウムが特に好ましい。
これら有機リン酸エステル又は有機リン酸金属塩は、1
種又は2種以上配合することができる。
種又は2種以上配合することができる。
本発明の農業用フィルムは、有機リン酸エステル及び有
機リン酸金属塩を併用するのが被膜の形成性、屋外展張
性の点から最も好ましい。
機リン酸金属塩を併用するのが被膜の形成性、屋外展張
性の点から最も好ましい。
有機リン酸エステル又は有機リン酸金属塩の配合量は、
塩化ビニル系樹脂100重量部に対して0.1〜15重量
部の範囲内、好ましくは、0.2〜10重量部の範囲内で
選ばれる。配合量が0.1重量部未満では軟質塩化ビニル
系樹脂フィルムの耐侯性及び防塵性は向上しない。配合
量が15重量部より多いとフィルムの透明性が極度に劣
ってしまうので好ましくない。前記範囲内では0.2〜8
重量部の範囲であるのが特に好ましい。
塩化ビニル系樹脂100重量部に対して0.1〜15重量
部の範囲内、好ましくは、0.2〜10重量部の範囲内で
選ばれる。配合量が0.1重量部未満では軟質塩化ビニル
系樹脂フィルムの耐侯性及び防塵性は向上しない。配合
量が15重量部より多いとフィルムの透明性が極度に劣
ってしまうので好ましくない。前記範囲内では0.2〜8
重量部の範囲であるのが特に好ましい。
また、前記塩化ビニル系樹脂には、上記可塑剤、有機リ
ン酸エステル又は有機リン酸金属塩のほかに、必要に応
じて、成形用の合成樹脂に通常配合される公知の樹脂添
加物、例えば、滑剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、光安定
剤、酸化防止剤、安定化助剤、帯電防止剤、防曇剤、防
カビ剤、防藻剤、無機フィラー、着色剤等を配合するこ
とができる。
ン酸エステル又は有機リン酸金属塩のほかに、必要に応
じて、成形用の合成樹脂に通常配合される公知の樹脂添
加物、例えば、滑剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、光安定
剤、酸化防止剤、安定化助剤、帯電防止剤、防曇剤、防
カビ剤、防藻剤、無機フィラー、着色剤等を配合するこ
とができる。
本発明に係るフィルムに配合しうる滑剤、熱安定剤、な
いし酸化防止剤としては、例えばポリエチレンワック
ス、ビスアマイド系化合物、流動パラフィン、有機フォ
スファイト化合物、β−ジケトン化合物、等があげられ
る。
いし酸化防止剤としては、例えばポリエチレンワック
ス、ビスアマイド系化合物、流動パラフィン、有機フォ
スファイト化合物、β−ジケトン化合物、等があげられ
る。
以上の各種樹脂添加物は、それぞれ1種又は数種を組み
合わせて使用することができる。
合わせて使用することができる。
上記各種樹脂添加物の添加量は、フィルムの性質を悪化
させない範囲、通常は基体の塩化ビニル系樹脂100重
量部に対して、10重量部以下の範囲で選ぶことができ
る。
させない範囲、通常は基体の塩化ビニル系樹脂100重
量部に対して、10重量部以下の範囲で選ぶことができ
る。
フィルムの基体となる塩化ビニル系樹脂に、前記可塑
剤、有機リン酸エステル又は有機リン酸金属塩、更に他
の樹脂添加物を配合するには、各々必要量秤量し、リボ
ンブレンダー、バンバリーミキサー、スーパーミキサー
その他従来から知られている配合機、混合機を使用すれ
ばよい。
剤、有機リン酸エステル又は有機リン酸金属塩、更に他
の樹脂添加物を配合するには、各々必要量秤量し、リボ
ンブレンダー、バンバリーミキサー、スーパーミキサー
その他従来から知られている配合機、混合機を使用すれ
ばよい。
このようにして得られた樹脂組成物をフィルム化するに
は、それ自体公知の方法、例えば溶融押出成形法(T−
ダイ法、インフレーション法を含む)、カレンダー成形
法、溶液流延法等によればよい。
は、それ自体公知の方法、例えば溶融押出成形法(T−
ダイ法、インフレーション法を含む)、カレンダー成形
法、溶液流延法等によればよい。
2.含フッ素アクリル系重合体〔A〕 2−1.アクリル系単量体 アクリル系単量体とは、アクリル酸あるいはメタクリル
酸のアルキルエステル類をいう。
酸のアルキルエステル類をいう。
アクリル酸あるいはメタクリル酸のアルキルエステル類
としては、具体的には、メチルアクリレート、エチルア
クリレート、n−プロピルアクリレート、iso−プロピ
ルアクリレート、n−ブチルアクリレート、iso−ブチ
ルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート、デシルアクリレート、ドデ
シルアクリレート、トリデシルアクリレート、ステアリ
ルアクリレート等のようなアクリル酸のC1〜C22の
アルキルエステル類:メチルメタクリレート、エチルメ
タクリレート、n−プロピルメタクリレート、iso−プ
ロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、is
o−ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、2−エチルヘキシルメタクリレート、デシルメタ
クリレート、ドデシルメタクリレート、トリデシルメタ
クリレート、ステアリルメタクリレート等のようなメタ
クリル酸のC1〜C22のアルキルエステル類等があげ
られる。
としては、具体的には、メチルアクリレート、エチルア
クリレート、n−プロピルアクリレート、iso−プロピ
ルアクリレート、n−ブチルアクリレート、iso−ブチ
ルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート、デシルアクリレート、ドデ
シルアクリレート、トリデシルアクリレート、ステアリ
ルアクリレート等のようなアクリル酸のC1〜C22の
アルキルエステル類:メチルメタクリレート、エチルメ
タクリレート、n−プロピルメタクリレート、iso−プ
ロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、is
o−ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、2−エチルヘキシルメタクリレート、デシルメタ
クリレート、ドデシルメタクリレート、トリデシルメタ
クリレート、ステアリルメタクリレート等のようなメタ
クリル酸のC1〜C22のアルキルエステル類等があげ
られる。
上記のアクリル系単量体は、各々単独で、もしくは混合
物として使用することができる。また、これらアクリル
系単量体は、共重合可能な他の単量体と共に使用しても
よい。このような他の単量体としては、例えば、分子内
に1個もしくは2個以上のカルボキシル基を含むα、β
−不飽和カルボン酸化合物があり、アクリル酸、メタク
リル酸、イタコン酸、マレイン酸、アコニット酸、クロ
トン酸等があげられる。
物として使用することができる。また、これらアクリル
系単量体は、共重合可能な他の単量体と共に使用しても
よい。このような他の単量体としては、例えば、分子内
に1個もしくは2個以上のカルボキシル基を含むα、β
−不飽和カルボン酸化合物があり、アクリル酸、メタク
リル酸、イタコン酸、マレイン酸、アコニット酸、クロ
トン酸等があげられる。
又、例えばスチレン、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、n−ブトキシアクリルアミ
ド、n−ブトキシメタクリルアミド等も使用することが
できる。
トリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、n−ブトキシアクリルアミ
ド、n−ブトキシメタクリルアミド等も使用することが
できる。
2−2.パーフルオロアルキル基含有アクリル系単量体 パーフルオロアルキル基含有アクリル系単量体とは、パ
ーフルオロアルキル基を有するアクリル酸あるいはメタ
クリル酸のエステル類であって、具体的には、2,2,2−
トリフルオロエチルアクリレート、2,2,2−トリフルオ
ロエチルメタクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプ
ロピルアクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピ
ルメタクリレート、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピ
ルアクリレート、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル
メタクリレート、1−トリフルオロメチル−2,2,2−ト
リフルオロエチルアクリレート、1−トリフルオロメチ
ル−2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート、2,2,
3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチルアクリレート、
2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチルメタクリレ
ート、2,2,3,3,4,4−ヘキサフルオロブチルアクリレー
ト、2,2,3,3,4,4−ヘキサフルオロブチルメタクリレー
ト、2−パーフルオロオクチルエチルアクリレート、2
−パーフルオロオクチルメタクリレート、2−パーフル
オロノニルエチルアクリレート、2−パーフルオロノニ
ルエチルメタクリレート等があげられる。中でも特に、
パーフルオロ基のフッ素の数が5以上のものが好まし
い。これらは、各々単独で用いても、2種以上の併用で
あってもよい。
ーフルオロアルキル基を有するアクリル酸あるいはメタ
クリル酸のエステル類であって、具体的には、2,2,2−
トリフルオロエチルアクリレート、2,2,2−トリフルオ
ロエチルメタクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプ
ロピルアクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピ
ルメタクリレート、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピ
ルアクリレート、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル
メタクリレート、1−トリフルオロメチル−2,2,2−ト
リフルオロエチルアクリレート、1−トリフルオロメチ
ル−2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート、2,2,
3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチルアクリレート、
2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチルメタクリレ
ート、2,2,3,3,4,4−ヘキサフルオロブチルアクリレー
ト、2,2,3,3,4,4−ヘキサフルオロブチルメタクリレー
ト、2−パーフルオロオクチルエチルアクリレート、2
−パーフルオロオクチルメタクリレート、2−パーフル
オロノニルエチルアクリレート、2−パーフルオロノニ
ルエチルメタクリレート等があげられる。中でも特に、
パーフルオロ基のフッ素の数が5以上のものが好まし
い。これらは、各々単独で用いても、2種以上の併用で
あってもよい。
2−3.配合 アクリル系単量体とパーフルオロアルキル基含有アクリ
ル系単量体との共重合割合は、通常前者が20〜99重
量%の範囲であることが好ましい。アクリル系単量体が
この範囲より少ないと、形成被膜の基材との密着性が充
分でなく、又この範囲より多いと、含フッ素アクリル系
重合体としての機能を発揮しない。
ル系単量体との共重合割合は、通常前者が20〜99重
量%の範囲であることが好ましい。アクリル系単量体が
この範囲より少ないと、形成被膜の基材との密着性が充
分でなく、又この範囲より多いと、含フッ素アクリル系
重合体としての機能を発揮しない。
アクリル系単量体とパーフルオロアルキル基含有アクリ
ル系単量体を所定量配合して有機溶媒とともに重合缶に
仕込み、重合開始剤、必要に応じて分子量調節剤を加え
て、攪拌しつつ加熱し、重合する。重合は、通常公知の
方法、例えば懸濁重合法、溶液重合法などが採用され
る。この際、使用しうる重合開始剤としては、α,α−
アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルペーオキサイ
ド、クメンハイドロパーオキサイド等のラジカル生成触
媒があげられ、分子量調節剤としてはブチルメルカプタ
ン、n−ドデシルメルカプタン、tert−ドデシルメルカ
プタン、β−メルカプトエタノール等があげられる。
ル系単量体を所定量配合して有機溶媒とともに重合缶に
仕込み、重合開始剤、必要に応じて分子量調節剤を加え
て、攪拌しつつ加熱し、重合する。重合は、通常公知の
方法、例えば懸濁重合法、溶液重合法などが採用され
る。この際、使用しうる重合開始剤としては、α,α−
アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルペーオキサイ
ド、クメンハイドロパーオキサイド等のラジカル生成触
媒があげられ、分子量調節剤としてはブチルメルカプタ
ン、n−ドデシルメルカプタン、tert−ドデシルメルカ
プタン、β−メルカプトエタノール等があげられる。
重合に用いる有機溶媒としては、メタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノ
ール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n−アミ
ルアルコール、イソアミルアルコール、tert−アミルア
ルコール、n−ヘキシルアルコール、シクロヘキサノー
ル等のアルコール類;ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類;酢酸エチル、酢酸ブチル等の酢酸
エステル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチル−
n−プロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチ
ルケトン、2−ヘキサノン、3−ヘキサノン、ジ−n−
プロピルケトン、ジイソプロピルケトン、ジ−n−アミ
ルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;テトラヒド
ロフラン等があり、これらは1種もしくは2種以上混合
して使用することができる。
ル、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノ
ール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n−アミ
ルアルコール、イソアミルアルコール、tert−アミルア
ルコール、n−ヘキシルアルコール、シクロヘキサノー
ル等のアルコール類;ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類;酢酸エチル、酢酸ブチル等の酢酸
エステル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチル−
n−プロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチ
ルケトン、2−ヘキサノン、3−ヘキサノン、ジ−n−
プロピルケトン、ジイソプロピルケトン、ジ−n−アミ
ルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;テトラヒド
ロフラン等があり、これらは1種もしくは2種以上混合
して使用することができる。
3.アクリル系重合体〔B〕 フッ素を実質的に含まないカクリル系重合体〔B〕と
は、2−1記載のアクリル酸あるいはメタクリル酸のア
ルキルエステル類を主体とした重合体であって、同様の
重合方法によって得られる。
は、2−1記載のアクリル酸あるいはメタクリル酸のア
ルキルエステル類を主体とした重合体であって、同様の
重合方法によって得られる。
4.フッ化ビニリデン系樹脂〔C〕 フッ化ビニリデン系樹脂〔C〕とは、フッ化ビニリデン
の単独重合体、もしくはフッ化ビニリデンと他のフッ素
系不飽和単量体及び/もしくはフッ素を含有しない共重
合可能な単量体との共重合体、さらにこれら重合体の一
部を改質もしくは変性した重合体も包含される。
の単独重合体、もしくはフッ化ビニリデンと他のフッ素
系不飽和単量体及び/もしくはフッ素を含有しない共重
合可能な単量体との共重合体、さらにこれら重合体の一
部を改質もしくは変性した重合体も包含される。
これらフッ化ビニリデン系樹脂は1種もしくは2種以上
で用いることができる。
で用いることができる。
又他のフッ素を含有した樹脂、例えば、4フッ化エチレ
ン、クロロトリフルオロエチレン、フルオロエチレン等
と混合して用いても構わない。
ン、クロロトリフルオロエチレン、フルオロエチレン等
と混合して用いても構わない。
5.被膜 含フッ素アクリル系重合体〔A〕とフッ素を実質的に含
まないアクリル系重合体〔B〕とフッ化ビニリデン系樹
脂〔C〕の配合量は、〔A〕3〜50重量部、〔B〕2
〜40重量部、〔C〕10〜95重量部である。樹脂
〔C〕に対する重合体〔A〕の割合が少なすぎると、形
成被膜の透明性が充分でない。又、樹脂〔C〕に対する
重合体〔B〕の割合が少なすぎると、形成被膜の基材表
面への密着性が劣り、被膜が容易に剥れて好ましくな
い。他方、樹脂〔C〕に対する重合体〔A〕ないし重合
体〔B〕の割合が多すぎると、形成被膜の可塑材等の移
行防止性、耐汚染性、耐水性への効果が充分でなく好ま
しくない。
まないアクリル系重合体〔B〕とフッ化ビニリデン系樹
脂〔C〕の配合量は、〔A〕3〜50重量部、〔B〕2
〜40重量部、〔C〕10〜95重量部である。樹脂
〔C〕に対する重合体〔A〕の割合が少なすぎると、形
成被膜の透明性が充分でない。又、樹脂〔C〕に対する
重合体〔B〕の割合が少なすぎると、形成被膜の基材表
面への密着性が劣り、被膜が容易に剥れて好ましくな
い。他方、樹脂〔C〕に対する重合体〔A〕ないし重合
体〔B〕の割合が多すぎると、形成被膜の可塑材等の移
行防止性、耐汚染性、耐水性への効果が充分でなく好ま
しくない。
上記被膜組成物には、これら成分の他に、補助的な成
分、例えば酸化防止剤、中和剤、紫外線吸収剤、光安定
剤、帯電防止剤、顔料、染料、発泡剤、滑剤等配合する
ことができ、有機溶媒に分散及び/又は溶解して用いる
ことができる。
分、例えば酸化防止剤、中和剤、紫外線吸収剤、光安定
剤、帯電防止剤、顔料、染料、発泡剤、滑剤等配合する
ことができ、有機溶媒に分散及び/又は溶解して用いる
ことができる。
有機溶媒としては、例えば脂肪族炭化水素としてヘプタ
ン、シクロヘキサン等;芳香族炭化水素としてベンゼ
ン、トルエン、キシレン等;アルコール類としてメタノ
ール、エタノール、イソプロピルアルコール、ポリオキ
シエチレングリコール等;ハロゲン化炭化水素としてク
ロロホルム、四塩化炭化水素、クロルベンゼン等;ケト
ン類としてアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン等;エステル類としてメチルアセテート、
アリルアセテート、エチルステアレート等;アミン類と
してトリメチルアミン、ジフェニルアミン、ヘキサメチ
レンジアミン等;その他ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジエ
チレンジチオグリコール、ジアセトンアルコール、ベン
ゾニトリル、ジメチルスルホキサイド等があり、これは
単独もしくは2種以上の併用で使うことができる。
ン、シクロヘキサン等;芳香族炭化水素としてベンゼ
ン、トルエン、キシレン等;アルコール類としてメタノ
ール、エタノール、イソプロピルアルコール、ポリオキ
シエチレングリコール等;ハロゲン化炭化水素としてク
ロロホルム、四塩化炭化水素、クロルベンゼン等;ケト
ン類としてアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン等;エステル類としてメチルアセテート、
アリルアセテート、エチルステアレート等;アミン類と
してトリメチルアミン、ジフェニルアミン、ヘキサメチ
レンジアミン等;その他ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジエ
チレンジチオグリコール、ジアセトンアルコール、ベン
ゾニトリル、ジメチルスルホキサイド等があり、これは
単独もしくは2種以上の併用で使うことができる。
上記の被膜組成物を塗布し塩化ビニル系樹脂フィルム表
面に被膜を形成するには、成型品の形状に応じて公知の
各種方法が適用される。例えば、溶液状態で被膜を形成
する場合は、ドクターブレードコート法、グラビアロー
ルコート法、エヤナイフコート法、リバースロールコー
ト法、デイプコート法、カーテンロールコート法、スプ
レイコート法、ロッドコート法等の塗布方法が用いられ
る。
面に被膜を形成するには、成型品の形状に応じて公知の
各種方法が適用される。例えば、溶液状態で被膜を形成
する場合は、ドクターブレードコート法、グラビアロー
ルコート法、エヤナイフコート法、リバースロールコー
ト法、デイプコート法、カーテンロールコート法、スプ
レイコート法、ロッドコート法等の塗布方法が用いられ
る。
また、溶液状態とせず上記被膜組成物を単独の被膜とし
て形成する場合は、共押出し法、押出しコーテイング
法、押出しラミネート法、ラミネート法が用いられる。
被膜形成法として、塗布方式を用いた場合の溶剤の乾燥
方法としては、例えば自然乾燥法、熱風乾燥法、赤外線
乾燥法、遠赤外線乾燥法等があるが、乾燥速度、安全性
を勘案すれば熱風乾燥法が有利である。この場合の温度
条件は50〜150℃の範囲とし、時間は10秒〜15
分の間で選ぶのがよい。
て形成する場合は、共押出し法、押出しコーテイング
法、押出しラミネート法、ラミネート法が用いられる。
被膜形成法として、塗布方式を用いた場合の溶剤の乾燥
方法としては、例えば自然乾燥法、熱風乾燥法、赤外線
乾燥法、遠赤外線乾燥法等があるが、乾燥速度、安全性
を勘案すれば熱風乾燥法が有利である。この場合の温度
条件は50〜150℃の範囲とし、時間は10秒〜15
分の間で選ぶのがよい。
本発明において、基体フィルムの表面に形成させる被膜
の厚さは、基体フィルムの厚さの1/10以下であるの
が好ましい。被膜の厚さが基体フィルムの1/10より
大であると、基体フィルムと被膜とでは屈曲性に差があ
るため、被膜が基体フィルムから剥離する等の現象がお
こりやすく、また、被膜に亀裂が生じて基体フィルムの
強度を低下させるという現象が生起し、好ましくない。
の厚さは、基体フィルムの厚さの1/10以下であるの
が好ましい。被膜の厚さが基体フィルムの1/10より
大であると、基体フィルムと被膜とでは屈曲性に差があ
るため、被膜が基体フィルムから剥離する等の現象がお
こりやすく、また、被膜に亀裂が生じて基体フィルムの
強度を低下させるという現象が生起し、好ましくない。
なお、上記被膜組成物を塗布する前に、軟質塩化ビニル
系樹脂フィルムの表面を予め、アルコールまたは水で洗
浄したり、プラズマ放電処理、あるいはコロナ放電処理
したり、他の塗料あるいはプライマーを下塗りする等の
前処理を施しておいてもよい。
系樹脂フィルムの表面を予め、アルコールまたは水で洗
浄したり、プラズマ放電処理、あるいはコロナ放電処理
したり、他の塗料あるいはプライマーを下塗りする等の
前処理を施しておいてもよい。
本発明に係わる農業用塩化ビニル系樹脂フィルムを実際
に農業用に使用するにあたっては、被膜が片面のみに形
成されているときは、この被膜の設けられた側を、ハウ
スまたはトンネルの外側となるようにして使用する。
に農業用に使用するにあたっては、被膜が片面のみに形
成されているときは、この被膜の設けられた側を、ハウ
スまたはトンネルの外側となるようにして使用する。
「実施例」 以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
本発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
実施例1〜5、比較例1〜4 I.基体フィルムの調製 ポリ塩化ビニル(=1400) 100重量部 ジオクチルフタレート 5
0 〃 エポキシ化大豆油
3 〃 バリウム−亜鉛系複合液状安定剤 1.5 〃 ステアリン酸バリウム 0.2 〃 ステアリン酸亜鉛 0.4 〃 ソルビタンラウレート 1.5 〃 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン 0.5 〃 よりなる樹脂組成物を準備し、第2表に示した種類及び
量の有機リン酸エステル又は有機リン酸金属塩を配合し
た。
0 〃 エポキシ化大豆油
3 〃 バリウム−亜鉛系複合液状安定剤 1.5 〃 ステアリン酸バリウム 0.2 〃 ステアリン酸亜鉛 0.4 〃 ソルビタンラウレート 1.5 〃 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン 0.5 〃 よりなる樹脂組成物を準備し、第2表に示した種類及び
量の有機リン酸エステル又は有機リン酸金属塩を配合し
た。
各配合物を、スーパーミミサーで10分間攪拌混合した
のち、180℃に加温したミルロール上で混練し、厚さ
0.15mmの基体フィルムを調製した。
のち、180℃に加温したミルロール上で混練し、厚さ
0.15mmの基体フィルムを調製した。
II.含フッ素アクリル系重合体〔A〕の調製 温度計、攪拌機、還流冷却器および原材料添加用ノズル
を備えた反応器に、メチルエチルケトン70重量部、ト
ルエン30重量部、過酸化ベンゾイル1.0重量部及び第
1表に示した各単量体の混合物100重量部を仕込み、
窒素ガス気流中で攪拌しつつ、80℃で3時間更に過酸
化ベンゾイルを0.5重量部添加して反応を約3時間、同
温度で継続して含フッ素アクリル系重合体である樹脂
a、bを得た。
を備えた反応器に、メチルエチルケトン70重量部、ト
ルエン30重量部、過酸化ベンゾイル1.0重量部及び第
1表に示した各単量体の混合物100重量部を仕込み、
窒素ガス気流中で攪拌しつつ、80℃で3時間更に過酸
化ベンゾイルを0.5重量部添加して反応を約3時間、同
温度で継続して含フッ素アクリル系重合体である樹脂
a、bを得た。
III.アクリル系重合体〔B〕の調製 IIと同様の反応器に、メチルエチルケトン70重量部、
トルエン30重量部、過酸化ベンゾイル1.0重量部及び
第1表に示した各単量体の混合物100重量部を仕込
み、窒素ガス気流中で攪拌しつつ、70℃で3時間更に
過酸化ベンゾイルを0.5重量部添加して反応を約3時
間、同温度で継続してアクリル系重合体である樹脂c、
dを得た。
トルエン30重量部、過酸化ベンゾイル1.0重量部及び
第1表に示した各単量体の混合物100重量部を仕込
み、窒素ガス気流中で攪拌しつつ、70℃で3時間更に
過酸化ベンゾイルを0.5重量部添加して反応を約3時
間、同温度で継続してアクリル系重合体である樹脂c、
dを得た。
IV.被膜の形成 第2表に示した種類及び量の含フッ素アクリル系重合体
〔A〕とアクリル系重合体〔B〕と市販されているフッ
化ビニリデン系樹脂〔C〕を配合し、これに固形分が2
0重量%となるようにメチルエチルケトンを加え、被覆
組成物を得た。
〔A〕とアクリル系重合体〔B〕と市販されているフッ
化ビニリデン系樹脂〔C〕を配合し、これに固形分が2
0重量%となるようにメチルエチルケトンを加え、被覆
組成物を得た。
前記の方法で調製した基体フィルムの片面に、上記被覆
組成物を、♯5バーコーターを用いて、各々塗布した。
塗布したフィルムを130℃のオーブン中にて1分間保
持して、溶剤を揮散させた。得られた各フィルムの被膜
の量は約3g/m2であった。
組成物を、♯5バーコーターを用いて、各々塗布した。
塗布したフィルムを130℃のオーブン中にて1分間保
持して、溶剤を揮散させた。得られた各フィルムの被膜
の量は約3g/m2であった。
V.フィルムの評価 以下の方法においてフィルムの性能を評価し、その結果
を第3表に示す。
を第3表に示す。
初期外観 フィルム外観を肉眼で観察した。この評価基準は、次の
とおりである。
とおりである。
◎・・無色で、透明性に優れるもの。
○・・やや白色を呈するが、透明性を有するもの。
△・・白色を呈し、半透明であるもの。
×・・白濁し、失透しているもの。
密着性 フィルムの被膜面にセロハンテープを接着し、このセロ
ハンテープを剥した時に、被膜の剥離状況を肉眼で観察
した。この評価基準は、次のとおりである。
ハンテープを剥した時に、被膜の剥離状況を肉眼で観察
した。この評価基準は、次のとおりである。
◎・・被膜が全く剥離せず、完全に残ったもの。
○・・被膜の2/3以上が剥離せず残ったもの。
△・・被膜の2/3以上が剥離したもの。
×・・被膜が完全に剥離したもの。
屋外展張試験 9種のフィルムを、三重県一志郡の試験圃場に設置した
屋根型ハウス(間口3m、奥行き5m、棟高1.5m、屋
根勾配30度)に、被膜を設けた面をハウスの外側にし
て被覆し、昭和63年3月から平成2年2月までの2年
間展張試験を行った。
屋根型ハウス(間口3m、奥行き5m、棟高1.5m、屋
根勾配30度)に、被膜を設けた面をハウスの外側にし
て被覆し、昭和63年3月から平成2年2月までの2年
間展張試験を行った。
展張したフィルムについて、以下の方法により、フィル
ムの外観試験、フィルムの伸度保持率を測定し、展張試
験中のフィルムについて、防塵性を評価した。
ムの外観試験、フィルムの伸度保持率を測定し、展張試
験中のフィルムについて、防塵性を評価した。
フィルムの外観・・外観を肉眼で観察したもの 評価基準は、次のとおりである。
◎・・変色等の外観変化が認められないもの。
○・・わずかな変色等の外観変化が一部認められるも
の。
の。
△・・変色等の外観変化がかなり認められるもの。
×・・全面に変色が認められるもの。
フィルムの伸度保持率・・次式により算出した値を意味
する。
する。
防塵性・・次式により算出した値を意味する。
*波長555mμにおける直光線透過率(日立製作所
製、EPS−2U型使用) 測定結果の表示は、次のとおりとした。
製、EPS−2U型使用) 測定結果の表示は、次のとおりとした。
◎・・展張後の光線透過率が展張前の90%以上のも
の。
の。
○・・展張後の光線透過率が展張前の70〜89%の範
囲のもの △・・展張後の光線透過率が展張前の50〜69%の範
囲のもの。
囲のもの △・・展張後の光線透過率が展張前の50〜69%の範
囲のもの。
×・・展張後の光線透過率が展張前の50%未満のも
の。
の。
「発明の効果」 以上、実施例からも明らかなように本発明は、次のよう
な効果を奏し、その農業上の利用価値は、極めて大であ
る。
な効果を奏し、その農業上の利用価値は、極めて大であ
る。
(1)本発明に係わる農業用塩化ビニル系樹脂フィルム
は、屋外に長期間、展張されても、変色や、物性の低
下、防塵性の低下の度合いが少なく、長期間の使用に耐
える。
は、屋外に長期間、展張されても、変色や、物性の低
下、防塵性の低下の度合いが少なく、長期間の使用に耐
える。
(2)本発明に係わる農業用塩化ビニル系樹脂フィルム
は、基体フィルムとその表面に形成された被膜組成物に
由来する被膜との密着性に富むことから、被膜は剥離し
にくく、長期間の使用に耐える。
は、基体フィルムとその表面に形成された被膜組成物に
由来する被膜との密着性に富むことから、被膜は剥離し
にくく、長期間の使用に耐える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 27/16 LGG 9166−4J
Claims (1)
- 【請求項1】有機リン酸エステルまたは有機リン酸金属
塩を含有する塩化ビニル系樹脂フィルムの片面または両
面に、 アクリル系単量体とパーフルオロアルキル基含有アクリ
ル系単量体との共重合体からなる含フッ素アクリル系重
合体〔A〕と フッ素を実質的に含まないアクリル系重合体〔B〕と フッ化ビニリデン系樹脂〔C〕 の3成分を主成分とする組成物の被膜が形成されてなる
農業用塩化ビニル系樹脂フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2123855A JPH0646901B2 (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2123855A JPH0646901B2 (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0420217A JPH0420217A (ja) | 1992-01-23 |
JPH0646901B2 true JPH0646901B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=14871067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2123855A Expired - Fee Related JPH0646901B2 (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646901B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH071684A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-06 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 複合農業用被覆資材 |
JP3903505B2 (ja) * | 1996-09-25 | 2007-04-11 | ダイキン工業株式会社 | 樹脂組成物 |
JP2008072033A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インダクタンス部品とこれを用いたモジュールデバイス及び電子機器 |
JP4872693B2 (ja) * | 2007-02-09 | 2012-02-08 | パナソニック株式会社 | 電源モジュール |
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