JP5321531B2 - リアクトル装置 - Google Patents

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本発明は、通電により磁束を発生させるリアクトルコイル部と、磁束の磁路となるリアクトルコアと、リアクトルコイル部とリアクトルコアを収容するリアクトルケースとを備えたリアクトル装置に関する。
内燃機関と電気モータの両方を駆動源として有するハイブリッド車両や、電気モータを駆動源として備えた電気自動車等には、電池から供給される直流電流と電気モータへ出力する交流電流との間で双方向変換する電力変換装置が備えられている。このような電力変換装置として電源電圧を所定電圧に昇圧する機能を有するものが知られている。また、ハイブリッド車両や電気自動車等に用いられる電力変換装置は、電気モータから大きな駆動トルクを得る必要があるため大電流が流れるように構成されている。そのため、電力変換装置を構成し昇圧機能を発揮する為の構成部品であるリアクトル装置のリアクトルコイル部からの発熱量が大きくなるという問題がある。
上記問題に対して特許文献1においては、リアクトルコイル部の内側にリアクトルコイル部の軸線方向を向く柱状放熱部材を配置し、柱状放熱部材の表面に凹凸部を形成するという構成を採用している。この構成により、柱状放熱部材の表面積が増加し、リアクトルコイル部から発生した熱が柱状放熱部材に伝わりやすくなり、リアクトルコイル部の放熱性能を高めることができると述べられている。
特開2009−260011号公報
ところで、リアクトルコイル部はリアクトルコアに埋設されている。そして、リアクトルコイル部から発生した熱はリアクトルコイル部の軸線方向とリアクトルコイル部の軸線方向と直交する方向に伝導する。そのため、リアクトルコイル部の軸線方向とリアクトルコイル部の軸線方向と直交する方向に対する高い放熱性能が望まれる。
ここで、特許文献1は、リアクトルコイル部の内側に柱状放熱部材を配置し、リアクトルコイル部の軸線方向と直交する方向に対して積極的に放熱する機構を備えている。しかし、リアクトルコイル部の軸線方向に対して積極的に放熱する機構を備えていない。また、リアクトルコイル部が発生した磁束の磁路を確保するため、リアクトルコイル部からリアクトルコイル部の軸線方向のリアクトルケースまで一定の距離が設けられている。そのため、リアクトルコイル部からリアクトルコイル部の軸線方向のリアクトルケースまでの熱の移動距離が長くなる。よって、リアクトルコイル部の軸線方向においてリアクトルコイル部からリアクトルケースに対する放熱がほとんど行われていないという問題がある。
そこで、本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、リアクトルコイル部から発せられた熱をリアクトルコイル部の軸線方向のリアクトルケースに対して積極的に放熱することができるリアクトル装置を提供することを目的とする、
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、導体線を巻回して形成され通電により磁束を発生させるリアクトルコイル部と、前記リアクトルコイル部の周囲に設けられ、前記リアクトルコイル部が発生した磁束の磁路となる磁性体のリアクトルコアと、前記リアクトルコイル部及び前記リアクトルコアを内部に収容するリアクトルケースとを備えたリアクトル装置であって、前記リアクトルケースは、前記リアクトルコイル部を囲む側壁部と、前記側壁部の端部に形成された端壁部とを備え、前記リアクトルコイル部と前記リアクトルケースの前記端壁部との間に、前記リアクトルコアを挟んで前記リアクトルコイル部の軸線方向の放熱を促進する放熱部材が配置され、前記リアクトルコイル部と前記放熱部材との間には、前記リアクトルコアを通過して前記リアクトルコイル部と前記放熱部材とを接合すると共に、前記リアクトルコイル部で発生した熱を前記放熱部材に伝導させる接合部材が設けられていることを特徴とする。
このように構成すれば、リアクトルコイル部とリアクトルケースの端壁部との間にリアクトルコアを挟んで放熱部材が配置される。また、リアクトルコイル部と放熱部材との間には、リアクトルコアを通過してリアクトルコイル部と放熱部材とを接合する接合部材が設けられている。そのため、リアクトルコイル部から発せられた熱は接合部材を介して放熱部材に伝導される。ここで、リアクトルコイル部からリアクトルケースの端壁部までの熱の移動距離と比較して、放熱部材からリアクトルケースの端壁部までの熱の移動距離は短くなる。よって、本発明によれば、リアクトルコイル部から発せられた熱をリアクトルコイル部の軸線方向のリアクトルケースに対して積極的に放熱することができる。
請求項に記載の発明では、前記放熱部材は、前記リアクトルコイル部から連続して巻回されるとともに、前記リアクトルコイル部よりも巻回数が少ないサブコイル部であり、前記接合部材は、前記リアクトルコイル部と前記サブコイル部とが連なる導体線であり、前記サブコイル部は、前記リアクトルコイル部における前記導体線の軸線方向のピッチよりも大きい所定間隔、前記リアクトルコイル部から離れて巻回されており、前記リアクトルコイル部、及び前記サブコイル部は、前記リアクトルコイル部、及び前記サブコイル部の軸線上に、前記端壁部が存在するように配置され、前記サブコイル部と前記端壁部との距離は、前記リアクトルコイル部と前記端壁部との距離よりも短いことを特徴とする。
このように構成すれば、放熱部材としてサブコイル部がリアクトルコイル部から連続して巻回される。そのため、リアクトルコイル部から発せられた熱はサブコイル部に伝導される。また、サブコイル部はリアクトルコイル部とリアクトルケースの端壁部との間にリアクトルコアを挟んで配置される。そのため、リアクトルコイル部からリアクトルケースの端壁部までの熱の移動距離と比較して、サブコイル部からリアクトルケースの端壁部までの熱の移動距離は短くなる。よって、本発明によれば、リアクトルコイル部から発せられた熱をリアクトルコイル部の軸線方向のリアクトルケースに対して積極的に放熱することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のリアクトル装置であって、前記端壁部は、前記側壁部における両端部に前記第1端壁部と第2端壁部として設けられ、前記放熱部材は、前記リアクトルコイル部の軸線方向において、前記リアクトルコイル部と前記第1端壁部との間に設けられた第1放熱部材と、前記リアクトルコイル部と前記第2端壁部との間に設けられた第2放熱部材とを有し、前記接合部材は、前記リアクトルコイル部と前記第1放熱部材とを接合する第1接合部材と、前記リアクトルコイル部と前記第2放熱部材とを接合する第2接合部材とを有することを特徴とする。
このように構成すれば、端壁部は側壁部における両端部に第1端壁部と第2端壁部として設けられる。また、放熱部材としてリアクトルコイル部と第1端壁部との間に第1放熱部材が設けられ、リアクトルコイル部と第2端壁部との間に第2放熱部材が設けられる。また、接合部材としてリアクトルコイル部と第1放熱部材とを接合する第1接合部材と、リアクトルコイル部と第2放熱部材とを接合する第2接合部材とを有している。そのため、リアクトルコイル部から発せられた熱は第1接合部材及び第2接合部材を介して第1放熱部材及び第2放熱部材に伝導される。ここで、リアクトルコイル部からリアクトルケースの第1端壁部及び第2端壁部までの熱の移動距離と比較して、第1放熱部材からリアクトルケースの第1端壁部及び第2放熱部材からリアクトルケースの第2端壁部までの熱の移動距離は短くなる。よって、本発明によれば、リアクトルコイル部から発せられた熱をリアクトルコイル部の軸線方向のリアクトルケースに対して積極的に放熱することができる。
本実施例における電力変換装置を示す回路図。 (a)は実施例1におけるリアクトル装置の平面図、(b)は実施例1におけるリアクトル装置の断面図。 実施例1における放熱部材及び接合部材の斜視図。 (a)はリアクトルコイル部が発生した磁束を示すリアクトル装置の断面図、(b)は(a)のA−A断面図。 実施例1における接合部材及び放熱部材の平面図。 実施例1におけるリアクトル装置の製造方法を示す説明図であり、(a)はリアクトルコイル部等の配置工程の説明図、(b)はリアクトルコアの形成工程の説明図。 実施例2における放熱部材及び接合部材の斜視図。 実施例2におけるリアクトル装置の断面図。 実施例3におけるリアクトル装置の断面図。 実施例4におけるリアクトルコイル部の斜視図。 実施例4におけるリアクトル装置の断面図。 実施例5におけるリアクトル装置の断面図。 中芯を備えるリアクトル装置の断面図。
(実施例1)
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。なお、図1以降の説明において同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図1は、リアクトル装置20が適用される電力変換装置1の回路図を示す図である。図1に示す電力変換装置1は、昇圧コンバータ部(DC−DCコンバータ)10とインバータ部11とを有する自動車用インバータである。電力変換装置1は、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータ12に通電する駆動電流の生成に用いられる。
昇圧コンバータ部10は外部電源13に接続され、昇圧コンバータ部10と外部電源13との間には、フィルタコンデンサ14が接続されている。フィルタコンデンサ14は、直流の外部電源13から昇圧コンバータ部10に入力される電源電流に含まれるリップル電流を吸収して、電源電流を安定化する。
昇圧コンバータ部10は、リアクトルコイル部15とIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子161A(半導体素子)及びダイオード162Aを内蔵した2個の半導体モジュール16Aとを備え、入力電圧を昇圧する。リアクトルコイル部15は、外部電源13側に接続されている。昇圧コンバータ部10のIGBT素子161Aはリアクトルコイル部15の交流モータ12側に接続され、各IGBT素子161Aにダイオード162Aが一対として接続されている。IGBT素子161Aは、制御部(不図示)による制御によりスイッチング動作を行う。
また、昇圧コンバータ部10のIGBT素子161Aとインバータ部11との間には、平滑コンデンサ17が接続されている。平滑コンデンサ17は、断続電流となる昇圧コンバータ部10の出力電流を平滑化して、安定した直流電流をインバータ部11に入力させる。
インバータ部11は、IGBT素子161B(半導体素子)及びダイオード162Bを内蔵した6個の半導体モジュール16Bとスナバコンデンサ18とを備えている。インバータ部11のIGBT素子161Bは平滑コンデンサ17に接続され、各IGBT素子161Bにダイオード162Bが一対となって接続されている。IGBT素子161Bは制御部(不図示)による制御によりスイッチング動作を行う。スナバコンデンサ18は、IGBT素子161Bに接続され、IGBT素子161Bの動作時に発生する電圧サージを抑制して、過電圧によるIGBT素子161Bの破損を防止している。
また、インバータ部11には、三相の交流モータ12が接続されており、インバータ部11によって生成された駆動電流を交流モータ12に供給する。
次に、上記電力変換装置1に配置されたリアクトルコイル部15を含むリアクトル装置20の具体的構成について説明する。
図2(a)は実施例1におけるリアクトル装置20の平面図、図2(b)は実施例1におけるリアクトル装置20の断面図を示している。図3は実施例1における放熱部材22及び接合部材23の斜視図を示している。図4(a)はリアクトルコイル部15が発生した磁束30A、30Bを示すリアクトル装置20の断面図、図4(b)は図4(a)のA−A断面図を示している。図5は実施例1における接合部材23及び放熱部材22の平面図を示している。
リアクトル装置20は、リアクトルコイル部15、リアクトルコア21、放熱部材22、及び接合部材23がリアクトルケース24に収容されて構成されている。
リアクトルケース24は四角柱形状の外形を備えている。リアクトルケース24は、リアクトルコア21の側面全周を覆う側壁部241と、側壁部241の端部に形成され、リアクトルコア21の端面を覆う端壁部242とを備えている。また、リアクトルケース24は、端壁部242と180度反対側に開放部25を備えている。リアクトルケース24は、側壁部241と端壁部242によって囲まれた空間によりリアクトルコイル部15及びリアクトルコア21を内部に収容する凹形状が形成されている。また、リアクトルケース24は、熱伝導率が高いアルミニウムによって形成されている。
リアクトルケース24内には、リアクトルコイル部15とリアクトルコア21が収容されている。リアクトルコイル部15は、銅線からなる平板導体線を螺旋状に巻回し円筒形状となるように構成されている。また、リアクトルコイル部15の両端部の端子部151は、開放部25を通じてリアクトル装置20の外に引き出され、外部と接続している。リアクトルコイル部15はリアクトルコア21により全体が囲まれており、リアクトルコア21はリアクトルケース24の側壁部241と端壁部242に密着している。また、リアクトルコイル部15はリアクトルケース24内で磁路を確保する為に、側壁部241及び端壁部242から離間している。
図4(a)、(b)に示すように、リアクトルコイル部15が通電されるとループ状に磁束30A、30Bが形成される。ループ状に形成された磁束30A、30Bは、リアクトルコイル部15の軸線方向と同一方向の第1磁束30Aとリアクトルコイル部15の軸線方向と直交する方向の第2磁束30B成分を有している。
リアクトルコア21には、磁性鉄粉と樹脂を混入したダストコア(磁性鉄粉混合樹脂)が用いられている。ダストコアは、リアクトルコイル部15の内外に充填され、硬化されてリアクトルケース24の側壁部241と端壁部242に密着している。ダストコアに用いられる磁性鉄粉としては、軟磁性を示すソフトフェライト粉末、樹脂としては、耐熱性や絶縁性、密着性に優れるエポキシ樹脂の他、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等が用いられる。また、ダストコアの代わりに絶縁性の結合樹脂を混合した鉄粉を圧縮成形する圧粉磁心材料をリアクトルコイル部15の内外に充填してもよい。圧粉磁心材料に用いられる磁性鉄粉としては、アトマイズ鉄粉や還元鉄粉、樹脂粉末としては、フェノール、ポリアミド、エポキシ、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイド等が用いられる。また、リアクトルコア21として電磁鋼板を用いてもよい。
次に、本実施例の要部について説明する。
図2(b)に示すように、放熱部材22は放熱部材22の主面221がリアクトルコイル部15の軸線方向と直交するように配置されている。また、放熱部材22はリアクトルコイル部15とリアクトルケース24の端壁部242との間に配置されている。図3に示すように、放熱部材22はリアクトルコイル部15における中心部分の軸線方向上に孔部222を備える環状部材である。実施例1では、リアクトルコイル部15の外径(図2(b)、D1)が直径(図3、D1)となる環状部材である。放熱部材22の孔部222はリアクトルコイル部15の内径部分と対向する位置に、リアクトルコイル部15の内径(図2(b)、D2)が直径(図3、D2)となるように形成されている。また、放熱部材22の板厚はリアクトルコイル15を構成する平板導体線の板厚より薄く形成されている。
放熱部材22は、接合部材23を介してリアクトルコイル部15に接合されている。図2、図3に示すように接合部材23は、リアクトルコイル部15の軸線方向に延びる四角柱状に形成されている。また図5に示すように、軸線方向視点の接合部材23の断面が長方形となるように形成されている。そして、接合部材23はリアクトルコイル部15と対向する放熱部材22の主面221であって、リアクトルコイル部15の軸線方向と直交する方向に伸びる仮想線223上に軸線方向視点における接合部材23の断面の長手方向が位置するように配置されている。実施例1においては、2個の接合部材23によって放熱部材22とリアクトルコイル部15は接合されている。また、放熱部材22及び接合部材23は例えば鉄、アルミ、銅、セラミック、ガラス、又は樹脂のようにリアクトルコア21を形成するダストコア、圧粉磁心材料、又は電磁鋼板よりも熱伝導率が高い材料から形成されている。
次に、実施例1におけるリアクトル装置20の製造方法の一例について、図6を用いて説明する。
まず、図6(a)に示すように、リアクトルケース24の端壁部242にはリアクトルコイル部15の位置を決定するコイル位置決め台26が設けられている。コイル位置決め台26は予め直方体状に形成されたダストコアである。実施例1においては、リアクトルコイル部15、放熱部材22、及び接合部材23はリアクトルケース24内に配置する前に接合され一つの部材となっており、この状態でコイル位置決め台26に載置する。このとき、リアクトルコイル部15の端子部151をリアクトルケース24の開放部25よりも外側に突出させる。次いで、図6(b)に示すように、リアクトルケース24の開放部25からダストコアとなる磁性粉末混合樹脂液40を注入する。そして、所定加熱温度にて所定時間保持し、磁性粉末混合樹脂液40を固化させてコイル位置決め台26として用いたダストコアを含めてリアクトルコア21を形成する。この固化により、リアクトルコア21とリアクトルケース24の側壁部241と端壁部242とが密着する。
次に、実施例1の作用効果について説明する。
実施例1においては、リアクトルコイル部15とリアクトルケース24の端壁部242との間にリアクトルコア21を挟んで放熱部材22が配置される。また、リアクトルコイル部15と放熱部材22との間には、リアクトルコア21を通過してリアクトルコイル部15と放熱部材22とを接合する接合部材23が設けられている。そのため、リアクトルコイル部15から発せられた熱は接合部材23を介して放熱部材22に伝導される。ここで、図2(b)に示すように、リアクトルコイル部15からリアクトルケース24の端壁部242までの熱の移動距離L1と比較して、放熱部材22からリアクトルケース24の端壁部242までの熱の移動距離L2は短くなる。よって、リアクトルコイル部15から発せられた熱をリアクトルコイル部15の軸線方向のリアクトルケース24に対して積極的に放熱することができる。
また、放熱部材22及び接合部材23は、リアクトルコア21よりも熱伝導率が高い材料から形成されている。そのため、リアクトルコア21より熱伝導率が高い放熱部材22及び接合部材23に対して、リアクトルコイル部15から発した熱の多くが移動する。よって、リアクトルコイル部15の軸線方向のリアクトルケース24に対する放熱性能を向上させることができる。
また、放熱部材22の主面221がリアクトルコイル部15の軸線方向と直交するように配置される。そのため図4(a)、(b)に示すように、放熱部材22の主面221はリアクトルコイル部15が発した磁束30A、30Bのうちリアクトルコイル部15の軸線方向と直交する方向の第2磁束30Bと略平行となる。このため、リアクトルコイル部15の軸線方向と直交する方向の第2磁束30Bの磁路は放熱部材22の主面221によって妨げられない。よって、放熱部材22を配置することによる磁束30Bの磁路の減少を低減することができる。
また、接合部材23はリアクトルコイル部15と対向する放熱部材22の主面221であって、リアクトルコイル部15の軸線方向と直交する方向に伸びる仮想線223上に、軸線方向視点における接合部材23の断面の長手方向が位置するように配置されている。そのため、図5に示すように軸線方向視点における接合部材23の断面の長手方向はリアクトルコイル部15が発した磁束30A、30Bのうちリアクトルコイル部15の軸線方向と直交する方向の第2磁束30Bと略平行となる。このため、リアクトルコイル部15の軸線方向と直交する方向の磁束30Bの磁路は軸線方向視点における接合部材23の断面の長手方向によって妨げられない。よって、接合部材23を配置することによる磁束30Bの磁路の減少を低減することができる。
また、放熱部材22はリアクトルコイル部15における中心部分の軸線方向上に孔部222を備える。そのため、リアクトルコイル部15の軸線方向の磁束30Aは、放熱部材22の孔部222及びリアクトルコイル部15の内側を通過する磁路を形成することができる。よって、放熱部材22を配置することによる磁束30Aの磁路の減少を低減することができる。
(実施例2)
次に、実施例2について説明する。
図7は実施例2における放熱部材22及び接合部材23の斜視図を示している。図8は実施例2におけるリアクトル装置20の断面図を示している。
実施例2においては図7に示すように、接合部23におけるリアクトルコイル部15側と放熱部材22側の両端部のうち、リアクトルコイル部15側の端部に絶縁膜で覆われた絶縁端部231が形成されている。また、接合部23はリアクトルコイル部15に対して絶縁端部231を介して接合され、リアクトルコイル部15と接合部材23とは絶縁が図られている。そして、図8に示すように、放熱部材22はリアクトルコイル部15の軸線方向のリアクトルケース24の端壁部242と接触するように配置され、放熱部材22及び接合部材23によって端壁部242に対してリアクトルコイル部15は支えられている点が実施例1と異なる。
なお、上記以外の構成は実施例1と同様である。
次に、実施例2の作用効果について説明する。
実施例2においては、接合部材23は絶縁端部231の絶縁膜を介してリアクトルコイル部15と接合されている。そのため、接合部材23とリアクトルコイル部15との接合面は絶縁されている。また、放熱部材22はリアクトルケース24の端壁部242と接触するように配置される。そのため、リアクトルコイル部15から発せられた熱は、接合部材23を介して放熱部材22に伝導され、放熱部材23と接触しているリアクトルケース24の端壁部242に伝導される。よって、リアクトルケース24の端壁部242方向に対する放熱性能を向上させることができる。
(実施例3)
次に、実施例3について説明する。
図9は実施例3におけるリアクトル装置20の断面図を示している。
実施例3においては図9に示すように、放熱部材22はリアクトルコイル部15の軸線方向のリアクトルケース24の端壁部242全体と接触している点が実施例2と異なる。具体的に放熱部材22は、円形の端壁部242に対し孔部222のない円盤状に形成されている。
なお、上記以外の構成は実施例2と同様である。
次に、実施例3の作用効果について説明する。
実施例3においては、放熱部材22はリアクトルケース24の端壁部242全体と接触している。そのため、放熱部材22とリアクトルケース24の端壁部242との接触面積を大きくすることができる。よって、放熱部材22からリアクトルケース24の端壁部242への熱移動がしやすくなり、リアクトルケース24の端壁部242方向に対する放熱性能を向上させることができる。
(実施例4)
次に、実施例4について説明する。
図10は、実施例4におけるリアクトルコイル部15の斜視図を示している。図11は実施例4におけるリアクトル装置20の断面図を示している。
実施例4において、放熱部材22はリアクトルコイル部15から連続して巻回され、リアクトルコイル部15よりも巻回数が少ないサブコイル部152である。また、接合部材23はリアクトルコイル部15とサブコイル部152とが連なる導体線である点が上記実施例と異なる。
次に、実施例4の要部について説明する。
図10に示すように、リアクトルコイル部15は平板導体線のターンを繰り返すことで形成されている。サブコイル部152はリアクトルコイル部15の一方の端部から連続して所定の回数巻回され形成されている。サブコイル部152の巻数はリアクトルコイル部15の巻数より少ない。実施例4においては、サブコイル部152は一巻半の巻数により形成されている。リアクトルコイル部15は所定のピッチで巻回されている。リアクトルコイル部15とサブコイル部152との間のピッチは、リアクトルコイル部15のピッチより大きく形成されている。そして、図11に示すように、リアクトルコイル部15とリアクトルケース24の端壁部242との間にリアクトルコア21を挟んでサブコイル部152が配置されている。
なお、上記以外の構成は上記実施例と同様である。
次に、実施例4の作用効果について説明する。
実施例4においては、放熱部材22としてサブコイル部152がリアクトルコイル部15から連続して巻回されている。そのため、リアクトルコイル部15から発せられた熱はサブコイル部152に伝導される。また、サブコイル部152はリアクトルコイル部15とリアクトルケース24の端壁部242との間にリアクトルコア21を挟んで配置される。ここで、図11に示すように、リアクトルコイル部15からリアクトルケース24の端壁部242までの熱の移動距離L3と比較して、サブコイル部152からリアクトルケース24の端壁部242までの熱の移動距離L4は短くなる。よって、リアクトルコイル部15から発せられた熱をリアクトルコイル部15の軸線方向のリアクトルケース24に対して積極的に放熱することができる。
(実施例5)
次に、実施例5について説明する。
図12は実施例5におけるリアクトル装置20の断面図を示している。
実施例5において、端壁部242は側壁部241における両端部に第1端壁部242Aと第2端壁部242Bとして設けられている。つまり、第1端壁部242Aと180度反対側に第2端壁部242Bが設けられている。また、放熱部材22はリアクトルコイル部15の軸線方向においてリアクトルコイル部15と第1端壁部242Aとの間に設けられた第1放熱部材22Aと、リアクトルコイル部15と第2端壁部242Bとの間に設けられた第2放熱部材22Bを備えている。また、接合部材23はリアクトルコイル部15と第1放熱部材22Aとを接合する第1接合部材23Aと、リアクトルコイル部15と第2放熱部材22Bとを接合する第2接合部材23Bを備えている点が上記実施例と異なる。
なお、上記以外の構成は上記実施例と同様である。
次に、実施例5の作用効果について説明する。
実施例5においては、リアクトルコイル部15から発せられた熱は第1接合部材23Aを介して第1放熱部材22Aに伝導される。ここで、リアクトルコイル部15からリアクトルケース24の第1端壁部242Aまでの熱の移動距離L5と比較して、第1放熱部材22Aからリアクトルケース24の第1端壁部242Aまでの熱の移動距離L6は短くなる。また、リアクトルコイル部15から発せられた熱は第2接合部材23Bを介して第2放熱部材22Bにも伝導される。ここで、リアクトルコイル部15からリアクトルケース24の第2端壁部242Bまでの熱の移動距離L7と比較して、第2放熱部材22Bからリアクトルケース24の第2端壁部242Bまでの熱の移動距離L8は短くなる。そのため、リアクトルコイル部15から発せられた熱は、リアクトルコイル部15の軸線方向に存在するリアクトルケース24の第1端壁部242A及び第2端壁部242Bへ伝導する。よって、リアクトルケース24の端壁部242A、242B方向に対する放熱性能を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されることはなく、本発明の技術的範囲に存在する限り、以下のように変形させてもよい。
・上記実施例1において接合部材23は四角柱状であるが、円柱状にしてもよい。
・上記実施例1において放熱部材22は円形状であるが、四角形状にしてもよい。
・実施例1においてリアクトルコイル部15、放熱部材22、及び接合部材23はリアクトルケース24内に配置する前に接合され一つの部材となっているが、リアクトルケース24内に配置した後にそれぞれ接合してもよい。
・上記実施例2において接合部23におけるリアクトルコイル部15側の端部に絶縁膜で覆われた絶縁端部231が形成されているが、放熱部材22側の端部に絶縁膜で覆われた絶縁端部231を形成してもよい。
・上記実施例においてリアクトルケース24は、電力変換装置1と別体となるように構成されているが、リアクトルコイル部15、リアクトルコア21、放熱部材22、及び接合部材23の配置位置を電力変換装置1内に設け、リアクトルケース24を電力変換装置1の一部で構成してもよい。
・上記実施例において放熱部材22の直径はリアクトルコイル部15の外径と同じにしているが、リアクトルコイル部15の外径より大きくしてもよいし、小さくしてもよい。また、放熱部材22の孔部222はリアクトルコイル部15の内径と同じにしているが、リアクトルコイル部15の内径より大きくしてもよいし、小さくしてもよい。
・上記実施例においてリアクトルケース24はアルミニウムによって形成されているが、鉄、銅等、熱伝導率が高い部材から形成してもよい。
・上記実施例において2個の接合部材23によって放熱部材22とリアクトルコイル部15は接合されているが、1個又は3個以上の接合部材23によって放熱部材22とリアクトルコイル部15を接合してもよい。
・上記実施例において図13に示すように、放熱部材22の孔部222及びリアクトルコイル部15の内側に配置され、リアクトルケース24の端壁部242からリアクトルコイル部15の軸線方向を向く中芯50を配置してもよい。
1 電力変換装置
15 リアクトルコイル部
152 サブコイル部
20 リアクトル装置
21 リアクトルコア
22 放熱部材
22A 第1放熱部材
22B 第2放熱部材
221 主面
222 孔部
223 仮想線
23 接合部材
23A 第1接合部材
23B 第2接合部材
231 絶縁端部
24 リアクトルケース
241 側壁部
242 端壁部
242A 第1端壁部
242B 第2端壁部
25 開放部
30A 第1磁束
30B 第2磁束
50 中芯

Claims (2)

  1. 導体線を巻回して形成され通電により磁束を発生させるリアクトルコイル部(15)と、
    前記リアクトルコイル部(15)の周囲に設けられ、前記リアクトルコイル部(15)が発生した磁束の磁路となる磁性体のリアクトルコア(21)と、
    前記リアクトルコイル部(15)及び前記リアクトルコア(21)を内部に収容するリアクトルケース(24)とを備えたリアクトル装置(20)であって、
    前記リアクトルケース(24)は、前記リアクトルコイル部(15)を囲む側壁部(241)と、前記側壁部(241)の端部に形成された端壁部(242)とを備え、
    前記リアクトルコイル部(15)と前記リアクトルケース(24)の前記端壁部(242)との間に、前記リアクトルコア(21)を挟んで前記リアクトルコイル部(15)の軸線方向の放熱を促進する放熱部材(22)が配置され、
    前記リアクトルコイル部(15)と前記放熱部材(22)との間には前記リアクトルコア(21)を通過して前記リアクトルコイル部(15)と前記放熱部材(22)とを接合すると共に、前記リアクトルコイル部(15)で発生した熱を前記放熱部材(22)に伝導させる接合部材(23)が設けられており、
    前記放熱部材(22)は、前記リアクトルコイル部(15)から連続して巻回されるとともに、前記リアクトルコイル部(15)よりも巻回数が少ないサブコイル部(152)であり、
    前記接合部材(23)は、前記リアクトルコイル部(15)と前記サブコイル部(152)とが連なる導体線であり、
    前記サブコイル部(152)は、前記リアクトルコイル部(15)における前記導体線の軸線方向のピッチよりも大きい所定間隔、前記リアクトルコイル部(15)から離れて巻回されており、
    前記リアクトルコイル部(15)、及び前記サブコイル部(152)は、前記リアクトルコイル部(15)、及び前記サブコイル部(152)の軸線上に、前記端壁部が存在するように配置され、
    前記サブコイル部(152)と前記端壁部(242)との距離は、前記リアクトルコイル部(15)と前記端壁部(242)との距離よりも短いこと、を特徴とするリアクトル装置(20)。
  2. 前記端壁部(242)は、前記側壁部(241)における両端部に前記第1端壁部(242A)と、第2端壁部(242B)として設けられ、
    前記放熱部材(22)は、前記リアクトルコイル部(15)の軸線方向において、前記リアクトルコイル部(15)と前記第1端壁部(242A)との間に設けられた第1放熱部材(22A)と、
    前記リアクトルコイル部(15)と前記第2端壁部(242B)との間に設けられた第2放熱部材(22B)とを有し、
    前記接合部材(23)は、前記リアクトルコイル部(15)と前記第1放熱部材(22A)とを接合する第1接合部材(23A)と、
    前記リアクトルコイル部(15)と前記第2放熱部材(22B)とを接合する第2接合部材(23B)とを有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のリアクトル装置(20)。
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