JP5640497B2 - リアクトル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通電により磁束を発生させるリアクトルコイルと、磁束の磁路となるリアクトルコアと、リアクトルコイルとリアクトルコアを収容するリアクトルケースとを備えたリアクトル装置に関する。
内燃機関と電気モータの両方を駆動源として有するハイブリッド車両や、電気モータを駆動源として備えた電気自動車等には、電池から供給される直流電流と電気モータへ出力する交流電流との間で双方向変換する電力変換装置が備えられている。このような電力変換装置として電源電圧を所定電圧に昇圧する機能を有するものが知られている。また、ハイブリッド車両や電気自動車等に用いられる電力変換装置は、電気モータから大きな駆動トルクを得る必要があるため大電流が流れるように構成されている。そのため、電力変換装置を構成し昇圧機能を発揮する為の構成部品であるリアクトル装置のリアクトルコイルからの発熱量が大きくなるという問題がある。
上記問題に対して特許文献1においては、リアクトルコイルを内蔵したリアクトルコアの外周面とリアクトルコアを収容する収容部の内側面とにそれぞれ連続した凹凸面を形成し、リアクトルコアの凹凸面と収容部の凹凸面とを互いに密着させるという構成を採用している。この構成により、リアクトルコアと収容部との接触面積を大きくすることができ、収容部を介して熱を外部に放熱することができる。よって、冷却性能を向上させることができると述べられている。
特開2008−198981号公報
リアクトルコイルは、通電により磁束を発生させ熱を生じるコイル部と、コイル部から連続して形成されリアクトルコイルの外部と接続する端子部とから構成されている。そして、コイル部から生じた熱はリアクトルコアを収容するリアクトルケースに放熱される。コイル部からリアクトルケースまでの放熱経路としては、コイル部と接触しているリアクトルコアに熱が伝導されリアクトルケースに放熱されるという経路が考えられる。また、コイル部から連続して形成されている端子部に熱が伝導され、端子部と接触しているリアクトルコアを介してリアクトルケースに放熱されるという経路が考えられる。しかし、特許文献1に記載の従来技術では、リアクトルコイルのうち外部と接続する端子部を積極的に放熱に利用する設計がなされていないという問題がある。
そこで、本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、リアクトルコイルのうち外部と接続する部位を用いて、コイル部から発せられた熱をリアクトルケースに対して放熱することができるリアクトル装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、導体線を巻回して形成され、通電により磁束を発生させる環状のコイル部を備えたリアクトルコイルと、前記リアクトルコイルの外側を覆うように形成され、前記コイル部が発生した磁束の磁路となる磁性体のリアクトルコアと、前記リアクトルコイル及び前記リアクトルコアを内部に収容するリアクトルケースとを備えたリアクトル装置であって、前記リアクトルケースは、前記リアクトルコイルを囲む側壁部と、前記側壁部の端部に形成された端壁部とを備え、前記リアクトルコイルは、前記コイル部から連続して形成され、環状の前記コイル部の外側へ引き出される引出部と、前記引出部から連続して形成され、前記導体線が折り曲げられた折曲部を介し、前記側壁部に沿って前記リアクトルケースの外部まで延出された第1延出部とを備え、前記側壁部は、前記コイル部から発生した熱を放熱させる放熱部材と当接する放熱面を備え、前記第1延出部は、環状の前記コイル部の中心よりも前記放熱面側に配置されており、前記リアクトルコアは、前記リアクトルコイルの軸線方向から見たときに形成される投影形状が、曲線形状の曲線部と前記曲線部と連続して形成され略直交する第1直線及び第2直線により形成された角部とを備え、前記角部は、環状の前記コイル部の中心よりも前記放熱面側に配置され、前記リアクトルコアのうち前記角部の前記第1直線を構成する第1角面は、前記放熱面と対向するように配置されており、前記リアクトルコアは、前記角部の前記第2直線を構成する第2角面を備え、前記側壁部は、前記放熱面を有し前記第1角面と対向する第1側壁構成部と、前記第2角面と対向する第2側壁構成部とを備え、前記第2側壁構成部の厚さは、前記第1側壁構成部の厚さより厚く形成されていることを特徴とする。
このように構成すれば、リアクトルケースの側壁部は、コイル部から発生した熱を放熱させる放熱部材と当接する放熱面を備える。また、リアクトルコイルの第1延出部は、環状のコイル部の中心よりも放熱面側に配置される。また、コイル部から発生した熱はコイル部から連続して形成された引出部及び折曲部を介して第1延出部に伝導される。ここで、第1延出部が環状のコイル部の中心から放熱面側と180度反対側に配置された場合と比較して、第1延出部から放熱面までの熱の移動距離は短くなる。よって、本発明によれば、リアクトルコイルのうち外部と接続する第1延出部を用いて、リアクトルコイルのコイル部から発せられた熱をリアクトルケースに対して放熱することができる。
このように構成すれば、リアクトルコアのうち角部の第1直線を構成する第1角面は、放熱面と対向するように配置される。そのため、リアクトルコイルの軸線方向から見たときに形成される投影形状が略円形状であるものと比較して、放熱面に近接するリアクトルコアの表面積を大きくすることができる。よって、本発明によれば、リアクトルケースに対する放熱性能を向上させることができる。
このように構成すれば、第2側壁構成部の厚さは第1側壁構成部の厚さより厚く形成される。そのため、第2角面から第2側壁構成部に移動する熱について、第2側壁構成部における放熱経路を広く確保することができ、熱が集中することを防ぐことができる。よって、本発明によれば、リアクトルコアから第2側壁構成部方向に対する放熱性能を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のリアクトル装置であって、前記第1延出部は、環状の前記コイル部の外側と前記放熱面を備える前記側壁部との間に配置されていることを特徴とする。
このように構成すれば、第1延出部は、環状のコイル部の外側と放熱面を備える側壁部との間に配置される。そのため、コイル部から放熱面を備える側壁部までの熱の移動距離と比較して、第1延出部から放熱面を備える側壁部までの熱の移動距離を短くすることができる。よって、本発明によれば、リアクトルコイルのうち外部と接続する第1延出部を用いて、リアクトルコイルのコイル部から発せられた熱をリアクトルケースに対して放熱することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のリアクトル装置であって、前記第1延出部は、前記引出部よりも前記放熱面に近接して配置されていることを特徴とする。
このように構成すれば、延出部は、引出部よりも放熱面に近接して配置される。よって、本発明によれば、リアクトルコイルのうち外部と接続する第1延出部を用いて、リアクトルコイルのコイル部から発せられた熱をリアクトルケースに対して放熱することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のリアクトル装置であって、前記引出部、前記折曲部及び前記第1延出部は、前記放熱面に対し略同距離に配置されていることを特徴とする。
このように構成すれば、引出部、折曲部及び第1延出部は、放熱面を備える側壁部に対して略同距離に配置される。そのため、第1延出部のみならず引出部及び折曲部を積極的に放熱に利用することができる。よって、本発明によれば、リアクトルケースに対する放熱性能を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載のリアクトル装置であって、前記リアクトルコイルは平板導体線により形成され、前記平板導体線の外面のうち、最大面積となる平面を主面としたときに前記第1延出部の前記主面は、前記放熱面と対向するように配置されていることを特徴とする。
このように構成すれば、リアクトルコイルは平板導体線により形成される。また、第1延出部の主面は放熱面と対向するように配置される。そのため、主面と交差し、主面より面積が小さい側面を放熱面と対向するように配置した場合と比較して、放熱面に近接する第1延出部の表面積を大きくすることができる。よって、本発明によれば、リアクトルケースに対する放熱性能を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のリアクトル装置であって、前記第1延出部は、前記放熱面を備える前記側壁部に対して前記リアクトルケースの内側から当接していることを特徴とする。
このように構成すれば、第1延出部は、放熱面を備える側壁部に対してリアクトルケースの内側から当接するように配置される。そのため、コイル部から発生した熱が引出部及び折曲部を介して第1延出部に伝導され、第1延出部と当接している放熱面を備える側壁部に対して放熱される。よって、本発明によれば、第1延出部が放熱面を備える側壁部と離間している場合と比較してリアクトルケースに対する放熱性能を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のリアクトル装置であって、前記放熱面を備える前記側壁部の内側に前記リアクトルコイルの軸線方向に対する溝部が形成されており、前記第1延出部は、前記溝部と嵌合し、前記リアクトルケースから前記リアクトルコイルの軸線方向に引き出されていることを特徴とする。
このように構成すれば、リアクトルケースの内側面であって、放熱面を備える側壁部にリアクトルコイルの軸線方向に対する溝部が形成される。また、第1延出部は、溝部と嵌合し、リアクトルケースからリアクトルコイルの軸線方向に引き出されるように配置される。そのため、溝部を用いずに第1延出部を側壁部に当接させた場合と比較して、第1延出部と側壁部に形成した溝部とを嵌合させることによって第1延出部と側壁部との接触面積を大きくすることができる。よって、本発明によれば、リアクトルケースに対する放熱性能を向上させることができるまた、第1延出部と溝部が嵌合しているため、リアクトルケースに対するリアクトルコアの固定性能を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載のリアクトル装置であって、前記放熱部材は、冷却媒体を導入する冷媒導入管と、前記冷却媒体を排出する冷媒排出管と、前記冷媒導入管と前記冷媒排出管とを接続する冷却管とを供え、前記放熱面は、前記冷却管と当接している面であることを特徴とする。
本発明によれば、コイル部から発生した熱を、冷却管と当接している側壁部を介してリアクトル装置の外部へ放熱することができる。
本実施例における電力変換装置を示す回路図。 電力変換装置を構成する半導体冷却器の平面図。 (a)は実施例1におけるリアクトル装置の平面図、(b)は(a)のA−A断面図。 実施例1におけるリアクトルコイルの斜視図。 実施例1におけるリアクトルコアの斜視図。 実施例1におけるリアクトル装置の製造方法を示す説明図であり、(a)はリアクトルコイル等の配置工程の説明図、(b)はリアクトルコアの形成工程の説明図。 (a)は実施例2におけるリアクトル装置の平面図、(b)は(a)のA−A断面図。 実施例3における溝部を備えるリアクトルケースの斜視図。 (a)は実施例3におけるリアクトル装置の平面図、(b)は(a)のA−A断面図。 (a)は中芯を備えるリアクトル装置の平面図、(b)は(a)のA−A断面図。 実施例1に示す半導体冷却器の変形例の平面図。 (a)は実施例1に示すリアクトル装置の変形例の平面図、(b)は(a)のA−A断面図。
(実施例1)
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。なお、図1以降の説明において同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図1は、リアクトル装置30が適用される電力変換装置1の回路図を示す図である。図1に示す電力変換装置1は、昇圧コンバータ部(DC−DCコンバータ)10とインバータ部11とを有する自動車用インバータである。電力変換装置1は、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータ12に通電する駆動電流の生成に用いられる。
昇圧コンバータ部10は外部電源13に接続され、昇圧コンバータ部10と外部電源13との間には、フィルタコンデンサ14が接続されている。フィルタコンデンサ14は、直流の外部電源13から昇圧コンバータ部10に入力される電源電流に含まれるリップル電流を吸収して、電源電流を安定化する。
昇圧コンバータ部10は、リアクトルコイル15とIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子161A(半導体素子)及びダイオード162Aを内蔵した2個の半導体モジュール16Aとを備え、入力電圧を昇圧する。リアクトルコイル15は、外部電源13側に接続されている。昇圧コンバータ部10のIGBT素子161Aはリアクトルコイル15の交流モータ12側に接続され、各IGBT素子161Aにダイオード162Aが一対として接続されている。IGBT素子161Aは、制御部(不図示)による制御によりスイッチング動作を行う。
また、昇圧コンバータ部10のIGBT素子161Aとインバータ部11との間には、平滑コンデンサ17が接続されている。平滑コンデンサ17は、断続電流となる昇圧コンバータ部10の出力電流を平滑化して、安定した直流電流をインバータ部11に入力させる。
インバータ部11は、IGBT素子161B(半導体素子)及びダイオード162Bを内蔵した6個の半導体モジュール16Bとスナバコンデンサ18とを備えている。インバータ部11のIGBT素子161Bは平滑コンデンサ17に接続され、各IGBT素子161Bにダイオード162Bが一対となって接続されている。IGBT素子161Bは制御部(不図示)による制御によりスイッチング動作を行う。スナバコンデンサ18は、IGBT素子161Bに接続され、IGBT素子161Bの動作時に発生する電圧サージを抑制して、過電圧によるIGBT素子161Bの破損を防止している。
また、インバータ部11には、三相の交流モータ12が接続されており、インバータ部11によって生成された駆動電流を交流モータ12に供給する。
図2は、電力変換装置1を構成する半導体冷却器2の平面図を示している。
半導体冷却器2は、図2に示すように、冷却管3、半導体モジュール16A、16B、リアクトル装置30、連結管4、冷媒導入管5、及び冷媒排出管6から構成されている。
半導体冷却器2は、交流モータ12を駆動する電力変換装置1としてのインバータの一部を構成している。図2に示すように、冷却管3は半導体モジュール16A、16Bを両面から挟持するように配置されている。そして、全体的には、冷却管3と半導体モジュール16A、16Bの列とを交互に積層している。これにより、全ての半導体モジュール16A、16Bは、その両面を冷却管3により挟持された状態となる。また、積層方向に隣り合う複数の冷却管3は、その長手方向の両端部にそれぞれ設けた冷媒導入口(不図示)及び冷媒排出口(不図示)を互いに連結管4によって連結されている。積層方向の一端に配置される冷却管3には、冷却管3の積層体全体に冷却媒体を導入するための冷媒導入管5と、積層体全体から冷却媒体を排出するための冷媒排出管6とが配置されている。また、リアクトル装置30は、冷媒導入管5と冷媒排出管6との間であって、積層体の一端に配置された冷却管3と密着配置されている。リアクトル装置30が配置されている方向と180度反対側の積層方向の一端に配される冷却管3は片側にのみ半導体モジュール16A、16Bが密着配置される放熱面21を備えている。積層方向の一端に配された冷却管3以外の冷却管3は、図1に示したように両側に放熱面21を備えている。
このように構成することにより、冷媒導入管5から導入された冷却媒体は、複数の冷却管3に分配される。冷却媒体は各冷却管3における冷媒導入口(不図示)から導入されて、各冷却管3における冷媒排出口(不図示)の方向へ流通する。このとき、冷却媒体は、各冷却管3の放熱面21に密着配置された半導体モジュール16A、16B及びリアクトル装置20との間で熱交換を行う。熱交換を行った後の冷却媒体は、各冷却管3における冷媒排出口(不図示)から、連結管4を介して冷媒排出管6に達し排出される。
冷却媒体としては、水やアンモニア等の自然冷媒、エチレングリコール系の不凍液を混入した水、フロリナート等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒等の冷媒等を用いることができる。
次に、上記電力変換装置1に配置されたリアクトルコイル15を含むリアクトル装置30の具体的構成について説明する。
図3(a)は実施例1におけるリアクトル装置30の平面図、図3(b)は図3(a)のA−A断面図を示している。図4は、実施例1におけるリアクトルコイル15の斜視図を示している。図5は、実施例1におけるリアクトルコア31の斜視図を示している。
リアクトル装置30は、リアクトルコイル15、リアクトルコア31、及びリアクトルケース32から構成されている。
リアクトルケース32は、四角形状の外形を備えている。リアクトルケース32は、リアクトルコア31の側面全周を覆う側壁部321と、側壁部321の端部に形成され、リアクトルコア31の端面を覆う端壁部322とを備えている。また、リアクトルケース32は、端壁部322と180度反対側に開放部33を備えている。リアクトルケース32は、側壁部321と端壁部322によって囲まれた空間によってリアクトルコイル15及びリアクトルコア31を内部に収容する凹形状が形成されている。また、リアクトルケース32は、熱伝導率が高いアルミニウムによって形成されている。
リアクトルケース32内には、リアクトルコイル15とリアクトルコア31が収容されている。図4に示すようにリアクトルコイル15は、コイル部151、引出部152、折曲部153、第1延出部154及び第2延出部155から構成されている。リアクトルコイル15は、平板導体線を螺旋状に巻回し構成されている。また、リアクトルコイル15はリアクトルケース32内で磁路を確保する為に、側壁部321及び端壁部322から離間している。以下、平板導体線の外面のうち、最大面積となる平面を主面156という。また、主面156と交差し、主面より面積が小さい平面を側面157という。なお、リアクトルコイル15の詳細な配置位置は以降で説明する。
リアクトルコア31はリアクトルケース32の側壁部321と端壁部322に密着している。リアクトルコア31には、磁性鉄粉と樹脂を混入したダストコア(磁性鉄粉混合樹脂)が用いられている。ダストコアは、リアクトルコイル15の内外に充填され、硬化されてリアクトルケース32の側壁部321と端壁部322に密着している。ダストコアに用いられる磁性鉄粉としては、軟磁性を示すソフトフェライト粉末、樹脂としては、耐熱性や絶縁性、密着性に優れるエポキシ樹脂の他、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等が用いられる。また、ダストコアの代わりに絶縁性の結合樹脂を混合した鉄粉を圧縮成形する圧粉磁心材料をリアクトルコイル15の内外に充填してもよい。圧粉磁心材料に用いられる磁性鉄粉としては、アトマイズ鉄粉や還元鉄粉、樹脂粉末としては、フェノール、ポリアミド、エポキシ、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイド等が用いられる。また、リアクトルコア31として電磁鋼板を用いてもよい。
次に、本実施例の要部について説明する。
リアクトル装置30は、冷媒導入管5と冷媒排出管6との間であって、冷却管3と半導体モジュール16A、16Bとの積層体の一端に配置された冷却管3に密着配置されている。実施例1においては、図2、図3(a)、(b)に示すように、四角形状のリアクトルケース32を構成する4面の側壁部321のうち、1面全体と冷却管3が当接するように配置されている。
図3(b)、図4に示すようにリアクトルコイル15のうち、通電により磁束を発生させるコイル部151は、平板導体線を螺旋状に巻回し円筒形状となるように形成されている。また、引出部152は、端壁部322と対向するコイル部151の端部から連続して形成されている。具体的に引出部152は、コイル部151の端部からリアクトルコイル15の軸線方向と直交する方向であって、放熱面21を備える側壁部321の方向に対して引き出されている。また、引出部152の先端が開放部33方向へ90度折り曲げられ、折曲部153が形成されている。そして、折曲部153から連続して形成された第1延出部154は、環状のコイル部151の外側、つまり、コイル部151の外縁と放熱面21を備える側壁部321との間を通過し、開放部33を通じてリアクトルケース32の外部に引き出されている。そのため、リアクトルコイル15の第1延出部154は引出部152よりも放熱面21に近接して配置されている。また、第1延出部154の主面156は、放熱面21を備える側壁部321と対向するように配置されている。第2延出部155は、開放部33と対向するコイル部151の端部から連続して形成されている。第2延出部155は、開放部33を通じてリアクトルケース32から外部に引き出されている。
図3(a)に示すように、リアクトルコイル15の軸線方向から見たときに形成されるリアクトルコア31の投影形状は、曲線形状の曲線部311と曲線部311から連続して形成され略直交する第1直線312及び第2直線313により形成された角部314を備えている。具体的には、図5に示すように、リアクトルコア31は第1直線312を構成する第1角面315と、第2直線313を構成する第2角面316を備えている。そして、第1直線312と第2直線313、すなわち、第1角面315と第2角面316が略直交し角部314を形成している。また、第1角面315と第2角面316はそれぞれ曲線部311から連続して形成されている。また、図3(a)に示すように角部314は、環状のコイル部151の中心よりも放熱面21側に配置されている。具体的には、リアクトルコア31の第1角面315が、放熱面21を備える側壁部321と対向するように配置されている。以下、放熱面21を備え第1角面315と対向する側壁部321を第1側壁構成部という。また、第2角面316と対向する側壁部321を第2側壁構成部という。
第2側壁構成部の厚さは第1側壁構成部の厚さより厚く形成されている。実施例1においては、図3(a)に示すように、第2角面316を形成する第2直線313から第2側壁構成部の外側までの距離T1は、第1角面315を形成する第1直線312から第1側壁構成部の外側までの距離T2とT1>T2という関係を備えている。
次に、実施例1におけるリアクトル装置30の製造方法の一例について、図6を用いて説明する。
まず、図6(a)に示すように、リアクトルケース32の端壁部322にはリアクトルコイル15の位置を決定するコイル位置決め台34が設けられている。コイル位置決め台34は予め直方体状に形成されたダストコアである。そして、第1延出部154及び第2延出部155をリアクトルケース32の開放部33より外側に突出させ、リアクトルコイル15をコイル位置決め台34に載置する。次いで、図6(b)に示すように、リアクトルケース32の開放部33からダストコアとなる磁性粉末混合樹脂液40を注入する。そして、所定加熱温度にて所定時間保持し、磁性粉末混合樹脂液40を固化させてコイル位置決め台34として用いたダストコアを含めてリアクトルコア31を形成する。この固化により、リアクトルコア31とリアクトルケース32の側壁部321と端壁部322とが密着する。
次に、実施例1の作用効果について説明する。
実施例1においては、リアクトルケース32の側壁部321は、コイル部151から発生した熱を放熱させる放熱部材である冷却管3と当接する放熱面21を備える。また、リアクトルコイル151の第1延出部154は、環状のコイル部151の中心よりも放熱面21側に配置される。また、コイル部151から発生した熱はコイル部151から連続して形成された引出部152及び折曲部153を介して第1延出部154に伝導される。ここで、第1延出部154が環状のコイル部151の中心から放熱面21側と180度反対側に配置された場合と比較して、第1延出部154から放熱面21までの熱の移動距離は短くなる。よって、リアクトルコイル15のうち外部と接続する第1延出部154を用いて、リアクトルコイル15のコイル部151から発せられた熱をリアクトルケース23に対して放熱することができる。つまり、冷却管3と当接している側壁部321を介してリアクトル装置20の外部へ放熱することができる。
また、リアクトルコア15のうち角部314を構成する第1角面315は、放熱面21と対向するように配置される。そのため、リアクトルコイル15の軸線方向から見たときに形成される投影形状が略円形状であるものと比較して、放熱面21に近接するリアクトルコア15の表面積を大きくすることができる。よって、リアクトルケース32に対する放熱性能を向上させることができる。
また、第2側壁構成部の厚さは第1側壁構成部の厚さより厚く形成される。そのため、第2角面316から第2側壁構成部に移動する熱について、第2側壁構成部における放熱経路を広く確保することができ、熱が集中することを防ぐことができる。よって、リアクトルコア31から第2側壁構成部方向に対する放熱性能を向上させることができる。
また、第1延出部154は、環状のコイル部151の外側と放熱面21を備える側壁部321との間に配置される。そのため、図3(b)に示すように、コイル部151から放熱面21を備える側壁部321までの熱の移動距離L1は、第1延出部154から放熱面21を備える側壁部321までの熱の移動距離L2とL1>L2という関係を備える。よって、リアクトルコイル15のうち外部と接続する第1延出部154を用いて、リアクトルコイル15のコイル部151から発せられた熱をリアクトルケース23に対して放熱することができる。
また、第1延出部154は、引出部152よりも放熱面21に近接して配置される。よって、リアクトルコイル15の端部の第1延出部154を用いて、リアクトルコイル15のコイル部151から発せられた熱をリアクトルケース32に対して放熱することができる。
また、リアクトルコイル15は平板導体線により形成され第1延出部154の主面156は放熱面21と対向するように配置される。そのため、第1延出部154の側面157を放熱面21と対向するように配置した場合と比較して、放熱面21に近接する第1延出部154の表面積を大きくすることができる。よって、リアクトルケース32に対する放熱性能を向上させることができる。
(実施例2)
次に、実施例2について説明する。
図7(a)は実施例2におけるリアクトル装置の平面図、図7(b)は図7(a)のA−A断面図を示している。
実施例2においては図7(a)、(b)に示すように、第1延出部154は、放熱面21を備える側壁部321に対してリアクトルケース32の内側から当接している。具体的に、引出部152は、コイル部151の端部からリアクトルコイル15の軸線方向と直交する方向であって、放熱面21を備える側壁部321まで引き出されている。そして、引出部152の先端が開放部33方向へ90度折り曲げられ、折曲部153が形成されている。さらに、第1延出部154の主面156が放熱面21を備える側壁部321にリアクトルケース32の内側から当接し、開放部33を通じてリアクトルケース32の外部に引き出されている点が実施例1と異なる。
なお、上記以外の構成は実施例1と同様である。
次に、実施例2の作用効果について説明する。
実施例2において、第1延出部154は、放熱面21を備える側壁部321に対してリアクトルケース32の内側から当接するように配置される。そのため、コイル部151から発生した熱が引出部152及び折曲部153を介して第1延出部154に伝導され、第1延出部154と当接している放熱面21を備える側壁部321に対して放熱される。よって、第1延出部154が放熱面21を備える側壁部321と離間している場合と比較してリアクトルケース32に対する放熱性能を向上させることができる。
(実施例3)
次に、実施例3について説明する。
図8は実施例3における溝部35を備えるリアクトルケース32の斜視図を示している。図9(a)は実施例3におけるリアクトル装置の平面図、図9(b)は図9(a)のA−A断面図を示している。
実施例3においては図8、図9(a)、(b)に示すように、リアクトルケース32の内側面であって、放熱面21を備える側壁部321にリアクトルコイル151の軸線方向に対する溝部35が形成されている。具体的に溝部35は、開放部33から端壁部322の方向に対して設けられている。溝部35の長手方向(図8、z方向)は開放部33から端壁部322までの長さより短く形成されている。また、リアクトルケース32の外側面から内側面方向(図8、y方向)に対する溝部35の幅は、リアクトルコイル15を形成する平板導体線の板厚、つまり、平板導体線の一対の主面156間距離と同じになるように形成されている。また、溝部35の長手方向と直交する方向、かつリアクトルケース32の外側面から内側面方向と直交する方向(図8、x方向)の溝部35の幅は、平板導体線の一対の側面157間距離よりわずかに幅広となるように形成されている。そして、第1延出部154は、溝部35と嵌合し、開放部33を通じてリアクトルケース32の外部に引き出されている点が上記実施例と異なる。
なお、上記以外の構成は実施例1と同様である。
次に、実施例3の作用効果について説明する。
実施例3においては、リアクトルケース32の内側面であって、放熱面21を備える側壁部321にリアクトルコイル151の軸線方向に対する溝部35が形成される。また、第1延出部154は、溝部35と嵌合し、リアクトルケース32からリアクトルコイル151の軸線方向に引き出されるように配置される。そのため、溝部35を用いずに第1延出部154を側壁部321に当接させた場合と比較して、第1延出部154と側壁部321に形成した溝部35とを嵌合させることによって第1延出部154と側壁部321との接触面積を大きくすることができる。よって、リアクトルケース32に対する放熱性能を向上させることができる。また、第1延出部154とリアクトルケース32に設けられた溝部35が嵌合しているため、リアクトルケース32に対するリアクトルコイル15の固定性能を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されることはなく、本発明の技術的範囲に存在する限り、以下のように変形させてもよい。
・上記実施例においてリアクトルケース32は、電力変換装置1と別体となるように構成されているが、リアクトルコイル15及びリアクトルコア31の配置位置を電力変換装置1内に設け、リアクトルケース32を電力変換装置1の一部で構成してもよい。
・上記実施例においてリアクトルケース32はアルミニウムによって形成されているが、鉄、銅等、熱伝導率が高い部材から形成してもよい。
・上記実施例において図10に示すように、リアクトルコイル15の内側に配置され、リアクトルケース32の端壁部322からリアクトルコイル15の軸線方向を向く中芯36を配置してもよい。
・上記実施例において、リアクトルケース32は四角柱形状であるが、円筒形状であってもよい。
・上記実施例では、リアクトルケース32に開放部33を形成したが、リアクトルケース32でリアクトルコア31の全面を覆い、リアクトルコア31がリアクトルケース32に内包された状態としてもよい。
・上記実施例において、リアクトルコイル15は平板導体線により形成されているが、丸形状や多角形の導体線によりリアクトルコイル15を形成してもよい。
・上記実施例においては、第1延出部154及び第2延出部155の主面156が放熱面21を備える側壁部321と対向するように配置したが、図12に示すように、第1延出部154及び第2延出部155の側面157が放熱面21を備える側壁部321と対向するように配置してもよい。そのため、引出部152、折曲部153、及び第1延出部154は、放熱面21に対して略同距離に配置される。よって、第1延出部154のみならず引出部152及び折曲部153を積極的に放熱に利用することができ、リアクトルケース32に対する放熱性能を向上させることができる。
・上記実施例において、折曲部153は90度折り曲げられていたが、90度未満又は90度より大きく折り曲げてもよい。
・上記実施例において図2に示すように、リアクトル装置30は、冷媒導入管5と冷媒排出管6との間であって、積層体の一端に配置された冷却管3に密着配置されているが、図11に示すように、冷媒導入管5と冷媒排出管6の配置位置と180度反対側の積層体の一端に配置してもよい。
・上記実施例1において図2に示すように、リアクトル装置20は、四角形状のリアクトルケース32を構成する4面の側壁部321のうち、1面全体と冷却管3が当接するように配置されているが、冷媒導入管5及び冷媒排出管6をリアクトルケース32の側壁部321に当接させてもよい。
・上記実施例3において、リアクトルケース32の側壁部321に設けられた溝部35は四角形状であったが、リアクトルコイル15を形成する導体線の形状に合わせ丸形状や多角形状であってもよい。
・上記実施例3において、溝部35の長手方向(図8、z方向)は開放部33から端壁部322までの長さより短く形成されているが、開放部33から端壁部322まで溝部35を形成してもよい。
1 電力変換装置
3 冷却管
15 リアクトルコイル
151 コイル部
152 引出部
153 折曲部
154 第1延出部
155 第2延出部
156 主面
157 側面
21 放熱面
30 リアクトル装置
31 リアクトルコア
312 第1直線
313 第2直線
314 角部
315 第1角面
316 第2角面
32 リアクトルケース
321 側壁部
322 端壁部
35 溝部

Claims (8)

  1. 導体線を巻回して形成され、通電により磁束を発生させる環状のコイル部(151)を備えたリアクトルコイル(15)と、
    前記リアクトルコイル(15)の外側を覆うように形成され、前記コイル部(151)が発生した磁束の磁路となる磁性体のリアクトルコア(31)と、
    前記リアクトルコイル(15)及び前記リアクトルコア(31)を内部に収容するリアクトルケース(32)とを備えたリアクトル装置(30)であって、
    前記リアクトルケース(32)は、前記リアクトルコイル(15)を囲む側壁部(321)と、前記側壁部(321)の端部に形成された端壁部(322)とを備え、
    前記リアクトルコイル(15)は、前記コイル部(151)から連続して形成され、環状の前記コイル部(151)の外側へ引き出される引出部(152)と、
    前記引出部(152)から連続して形成され、前記導体線が折り曲げられた折曲部(153)を介し、前記側壁部(321)に沿って前記リアクトルケース(32)の外部まで延出された第1延出部(154)とを備え、
    前記側壁部(321)は、前記コイル部(151)から発生した熱を放熱させる放熱部材と当接する放熱面(21)を備え、
    前記第1延出部(154)は、環状の前記コイル部(151)の中心よりも前記放熱面(21)側に配置されており、
    前記リアクトルコア(31)は、前記リアクトルコイル(15)の軸線方向から見たときに形成される投影形状が、曲線形状の曲線部(311)と前記曲線部(311)と連続して形成され略直交する第1直線(312)及び第2直線(313)により形成された角部(314)とを備え、
    前記角部(314)は、環状の前記コイル部(151)の中心よりも前記放熱面(21)側に配置され、
    前記リアクトルコア(31)のうち前記角部(314)の前記第1直線(312)を構成する第1角面(315)は、前記放熱面(21)と対向するように配置されており、
    前記リアクトルコア(31)は、前記角部(314)の前記第2直線(313)を構成する第2角面(316)を備え、
    前記側壁部(321)は、前記放熱面(21)を有し前記第1角面(315)と対向する第1側壁構成部と、前記第2角面(316)と対向する第2側壁構成部とを備え、
    前記第2側壁構成部の厚さは、前記第1側壁構成部の厚さより厚く形成されていること
    を特徴とするリアクトル装置(30)。
  2. 前記第1延出部(154)は、環状の前記コイル部(151)の外側と前記放熱面(21)を備える前記側壁部(321)との間に配置されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のリアクトル装置(30)。
  3. 前記第1延出部(154)は、前記引出部(152)よりも前記放熱面(21)に近接して配置されていること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載のリアクトル装置(30)。
  4. 前記引出部(152)、前記折曲部(153)及び前記第1延出部(154)は、前記放熱面(21)に対し略同距離に配置されていること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載のリアクトル装置(30)。
  5. 前記リアクトルコイル(15)は平板導体線により形成され、
    前記平板導体線の外面のうち、最大面積となる平面を主面(156)としたときに
    前記第1延出部(154)の前記主面(156)は、前記放熱面(21)と対向するように配置されていること、
    を特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のリアクトル装置(30)。
  6. 前記第1延出部(154)は、前記放熱面(21)を備える前記側壁部(321)に対して前記リアクトルケース(32)の内側から当接していること、
    を特徴とする請求項に記載のリアクトル装置(30)。
  7. 前記放熱面(21)を備える前記側壁部(321)の内側に前記リアクトルコイル(15)の軸線方向に対する溝部(35)が形成されており、
    前記第1延出部(154)は、前記溝部(35)と嵌合し、前記リアクトルケース(32)から前記リアクトルコイル(15)の軸線方向に引き出されていること、
    を特徴とする請求項に記載のリアクトル装置(30)。
  8. 前記放熱部材は、冷却媒体を導入する冷媒導入管(5)と、前記冷却媒体を排出する冷媒排出管(6)と、前記冷媒導入管(5)と前記冷媒排出管(6)とを接続する冷却管(3)とを供え、
    前記放熱面(21)は、前記冷却管(3)と当接している面であること、
    を特徴とする請求項1乃至に記載のリアクトル装置(30)。
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