JP5303921B2 - 車両用容器ホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、車両用容器ホルダーに関し、より詳しくは、車両のHVAC(Heating Ventilating Air-Conditioning)システムによって操作される調整可能な容器ホルダーに関する。
このセクションにおける記述は、本発明に関連する背景技術についての情報を示すものに過ぎず、公知技術に該当するものではない。
乗用車のような車両は、一般的に、座席の間、センターコンソール、もしくは内部ドアパネルのいずれかに、飲料容器を保持するためのドリンクホルダー(カップホルダーともいう)を備えている。
現在のドリンクホルダーは、それらの目的において満足できるものであることが実証されているが、各々、いくつかの欠点も併せ持っている。
現在のドリンクホルダーの1つ欠点は、多くが、堅くて、柔軟性に乏しい材料によって作られており、本質的に、“1つのサイズで全てに合わせる”タイプのホルダーであるため、異なるサイズの容器に対して調整の余地がないことである。従って、容器は、ドリンクホルダー内において、確実にきちんと保持され得ないので、例えば曲がり角付近の道路に沿って車両が操縦されると、容器がひっくり返ったり、ドリンクホルダーから落下したりすることがある。この場合、飲み物をこぼして、液体のべたべたした汚れを作ってしまうだけでなく、飲み物がかなり熱い場合には、乗員やペットに火傷を負わせてしまうかもしれない。
現在のドリンクホルダーの別の欠点は、熱い又は暖かいままにしようとしている飲み物が、十分に高い温度に保たれ得ないということである。同様に、冷たく又は低温のままにしようとしている飲み物も、十分に低い温度に保たれることはできない。
最後に、飲料容器をしっかりと保持しようとしている多くのドリンクホルダーでは、容器の出し入れを簡単に行なうことができない。このため、ユーザは、強く、多少無理矢理、飲料容器をドリンクホルダーに押し込んだり、飲料容器を強く握って、ホルダーから引き抜いたりしなければならない。いずれの場合も、飲料容器をへこませたり、損傷を与えたりする。
必要とされるのは、上述した欠点に煩わされない装置である。従って、本発明は、液体容器の中味を、車両の室内温度から独立して、ユーザが選択可能な高温又は低温に維持されえるようにしながら、カップホルダーに飲料容器を確実に保持することができる装置を提供するものである。さらに、その装置は、ドリンクホルダーに対して容器の出し入れが簡単に行なえるものである。
空気で膨張可能な内袋が、車両の所定位置において飲料容器をグリップし、乗員のための飲み物、つまり容器のホルダーとして機能する。容器ホルダーは、ヒーターコアからの加熱空気及びエバポレータからの冷却空気を受け入れる空気ダクトを利用する。ヒーターコア及びエバポレータの両方とも、HVACケース内に配置されている。空気導入ダクトは、加熱空気、冷却空気、もしくは空気混合弁からの混合空気を受け入れ、その空気を内袋に導いて膨張させる。出口オリフィスが、内袋に設けられ、内袋から空気を逃しつつ、内袋に背圧を与える。ユーザによって操作されるスイッチにより、ユーザが、加熱空気、冷却空気、混合空気のいずれが空気導入ダクトに進入するかを選択することができる。ドリンクホルダーは、車両内部のセンターコンソール、ダッシュボード、ドア、或いはその他の場所に配置される。膨張可能な内袋が容器をグリップするために、内袋は、例えばゴムや合成ゴムなどの膨張可能な材料から形成される。
本発明の更なる適用範囲は、以下に与えられる詳細な説明から明らかとなる。ただし、その詳細な説明及び特定の例は、説明のみを目的とすることが意図され、本発明の範囲を制限することは何ら意図されないことが理解されるべきである。また、図面は、本発明の教示内容を図示することを目的とするものであって、いかなる場合も、本発明の範囲を制限することを意図するものではない。
以下の説明は、実際のところ、単なる例示にすぎず、本発明、その適用や使用を制限することを何ら意図するものではない。また、図面全体を通じて、対応する参照番号は、同様の又は対応する部品や特徴部分を示すことが理解されるべきである。
図1から図13の実施形態に関して、まず、図1の実施形態から詳細な説明を始める。図1は、HVACケース12、HVAC制御つまみ14、及び容器ホルダー16,18,20を備えた車両10を図示している。詳細な説明の全体を通じて、“容器ホルダー”との用語は、一例として液体飲料容器が置かれる保管場所や位置を述べるために用いられる。他の用語、例えばドリンクホルダー、飲料ホルダー、又は類似の用語も、置換可能に用いられることがある。さらに、それぞれの容器内の素材は、液体飲料に限られず、一般に、飲料そのものとして見做されないことがあるヨーグルトやスープなどであっても良い。それらは液状もしくは半液状であって、それ故、本実施形態の装置が有効に利用される。説明の目的のため、容器ホルダー18,20で代用することもできるが、容器ホルダー16を使って、本実施形態の説明を行なう。
引き続き図1及び図2を参照すると、容器ホルダー16は、空気導入ダクト22によってHVACケース12に繋がっている。詳しくは後述するが、空気導入ダクト22は、容器ホルダー16に空気17を送り込むためのものである。HVAC制御つまみ14は、車室内24に送出される空気の温度を制御するために、概して、前席乗員によって操作される。HVACシステム26の動作に関して、HVACケース12内には、通常、エバポレータ28、ヒーターコア30、加熱空気ダクト32、冷却空気ダクト34及びメインダクト37が設けられている。メインダクト37は、HVACケース12から、フェイス吹出口40及びデフロスタ吹出口42が形成されたダッシュボード36に突き出ている。フェイスドア44が、フェイスダクトを通ってフェイス吹出口40に向けられるフェイス空気45を制御し、一方、デフロスタドア46がデフロスタダクト50を通って、デフロスタ吹出口42から吹出されるデフロスタ空気48を制御する。HVACケース12はフット吹出口52も備えており、このフット吹出口52は、フットドア56の位置に応じてフット空気54を吹出す。
さて、引き続き図1、図2、さらに図3を参照して、HVACシステム26の作用について説明する。HVACシステム26及びそれに関連するHVAC制御つまみ14は、従来のHVACシステムとほとんど同じように動作する。HVAC制御つまみ14は、温度ダイヤル58、ファンスピードダイヤル60、及び空気吹出口ダイヤル62を備える。温度ダイヤル58は、フェイス吹出口40、デフロスタ吹出口42、及びフット吹出口52などの各種の吹出口から吹出される空気の温度をユーザが選択できるようにしたものである。ファンスピードダイヤル60は、上述したダクトを通過する空気45,48,54の速度と量をユーザが選択できるようにしたものである。空気吹出口ダイヤル62は、空気が車両の室内24に進入する際のダクトをユーザが選択できるようにしたもので、“D”はデフロスタを示し、“FA”はフェイスを示し、“FT”はフットを示し、“FA/FT”はフェイス及びフットを示す。
HVACケース12及び、その後に車両室内24に空気を送り込むために、ファンスピードダイヤル60によって回転速度が制御されるファン29が用いられる。ファン29は、矢印33,35,70、72によって示される空気の流れを発生させる。空気流れ70は、エバポレータ28を通過し、エバポレータ28と流体的に連通するとともに、そこからの空気を受け入れる冷却空気ダクト34に進入する。一方、空気流れ33は、エバポレータ28を通過し、HVACケース12に進入する。空気流れ35は、エバポレータ28を通過し、その後ヒーターコア30を通過する。一方、空気流れ72は、ヒーターコア30と流体的に連通するとともに、そこからの空気を受け入れる加熱空気ダクト32に進入する前に、エバポレータ28及びヒーターコア30を通過する。空気流れ33,35は、主に車両室内24を暖めたり、冷やしたりするとの役割を担う空気流れであり、一方、空気流れ70,72は、後に詳細に説明される、容器ホルダー16の内袋を冷却又は加熱する役割を担う。調温された空気で車室内24を冷やすには、空調用コンプレッサ(図示せず)が駆動されるとともに、暖められた空気が車両室内24に進入することを妨げるべく、ヒーターコアドア39がヒーターコア30に対して閉位置に動かされる。ヒーターコアドア39は、車両室内24に暖かい空気が導入されることが望まれるとき、開位置となり、ストッパ41に係止される。なお、ヒーターコアドア39は、車両室内24を調温するための空気流れ33,35に対して作用し、それらの空気流れ33,35が、エバポレータ28を通過した後にヒーターコア30を通過する空気量を制御する。ヒーターコアドア39は、容器ホルダー16の内袋を冷却又は加熱するための空気流れ70,72に対しては何ら作用せず、常時、空気流れ70は、エバポレータ28によって冷却されて冷却空気ダクト34に進入し、空気流れ72は、ヒーターコア30によって加熱された後に加熱空気ダクト32に進入する。
図3に示されたHVAC制御つまみ14は従来の制御つまみに類似しているが、本実施形態では、さらに容器ホルダーダイヤル64が追加されている。図3に示される容器ホルダーダイヤル64は、“C”、すなわち冷却範囲と、“H”、すなわち加熱範囲と、“0”、すなわちオフポジションとを有し、ノブ、すなわちポインター66がユーザによって調節される。容器ホルダーダイヤル64のポインター66が調節されたとき、空気導入ダクト22の入口に設けられたバルブ68(図4(a)〜(c)参照)が、その位置を変化させる。例えば、容器ホルダーダイヤル64が“0”ポジションにあるとき、バルブ68は図4(a)に示される“オフ”位置となる。オフ位置にあるとき、冷却空気ダクト34からの冷却空気及び加熱空気ダクト32からの加熱空気を受け入れる空気導入ダクト22に、冷却空気70も加熱空気72も進入することができない。それらの空気が空気導入ダクト22に進入できないとき、容器ホルダー16内の膨張可能な内袋74(図5参照)は膨張せず、しぼんだ、かつ柔軟なままである。
対照的に、図4(b)に示すように、容器ホルダーダイヤル64が“H”ポジションに調節されたとき、加熱空気72のみが空気導入ダクト22に流れ込む。同様に、図4(c)に示すように、容器ホルダーダイヤル64が“C”ポジションに調節されたとき、冷却空気70のみが空気導入ダクト22に流れ込む。空気が空気導入ダクト22に流れ込んだときには、膨張可能な内袋74が膨張する。バルブ68は、中間的なポジションとなることができるので、“C”及び“H”ポジションの間の全温度範囲に亘って、加熱及び冷却空気の混合が可能である。
上述した態様で構成されたHVAC制御つまみ14を用いて、車両室内24の温度を、容器ホルダー16の内袋74に押し込まれる空気の温度とは別個に設定できるとの利点が得られることが明らかである。つまり、車両の乗客が空気の温度調節を行なう夏の暑い日に、その乗員は、例えば、熱い一杯のコーヒーを熱いまま維持するべく、容器ホルダー16に熱を加えることができる。また、ヒーターによる加熱空気が車両室内24に送風される冬の寒い日に、乗員は、例えばソフトドリンクを冷たいまま保持するために、容器ホルダー16に冷却空気を送ることを選択可能である。
膨張可能な内袋74の構成及びその膨張に関して、図5,6を参照して説明する。図5は、第1の態様による、膨張されていない状態の膨張可能な内袋74を示す上面図であり、一方、図6は、点線80によって膨張限界を示した、膨張した状態の内袋74を示す同じ上面図である。つまり、図5及び6は、あたかも上方からセンターコンソール76を見下ろしたかのような上面図である。内袋74が膨張されていない状態であるとき、ボトル、カン、厚紙箱などの容器78が、容易に容器ホルダー16内に置かれ得るように、内袋74は、容器ホルダー16内に設置されている。そのような非膨張状態であるためには、容器ホルダーダイヤル64が“0”ポジションであるか、HVACファンスピードダイヤル60が“0”すなわちオフポジションである必要があり、その両方の場合とも、内袋74への有意な空気の流れを停止することができる。
図示されたように、内袋74が非膨張状態であるとき、容器78と内袋74との間には隙間がある。従って、容器ホルダー16内の内袋74の輪郭内への、容器78の出し入れを簡単に行なうことができる。しかしながら、冷却空気70又は加熱空気72が内袋74に進入することが許可されたとき、点線80で示されるように、内袋74は、容器78に対して、膨張状態へと拡大する。この状況において、内袋74は確実に容器78をグリップし、容器78及びその中身を加熱又は冷却しつつ、容器ホルダー16内において容器78が移動することを防止する。図5,6に示される容器78は、形状が円形であるが、実際の容器は、形状が真四角でも、矩形であっても良く、形状が真四角又は矩形でも良い膨張可能な内袋74によって確実に正規の場所に保持される。内袋74の種々の形状が考えられる。膨張可能な内袋74は、多くの異なる形状の容器を収容するために、多様な一般的な形状に形成されても良い。
図5,6を引き続き参照すると、出口オリフィス82が内袋74に設けられており、この出口オリフィス82は、空気が内袋74から逃げることを許容して、内袋74に背圧を与える。その結果、空気が内袋74に流れ込むことができるので、内袋74は膨張した形状を保持できる。出口オリフィス82は、内袋74における背圧を維持するために、空気導入ダクト22よりも小さい断面を有しており、出口オリフィス82の断面が小さくなるほど、内袋74の背圧が大きくなる。図5,6は、センターコンソール76の側面に向かう出口オリフィス82を示すが、出口オリフィスは、コンソールの下方に空気を放出するように下方に向けられていても良い。コンソールの下方に放出する利点は、車両室内において、放出空気によるノイズが最小に抑えられることである。
図7は、第2の態様による、膨張されていない状態の内袋74で、センターコンソール76の容器ホルダー16内に配置された内袋74を示す横断面図であり、図8は、内袋74の非膨張状態及び膨張限界を示している。図7,8に示す態様では、容器78の下であって、コンソール76の底面84上に内袋74があり、そこが、図5,6に示す態様と異なる。図5,6に示す態様では、内袋74が容器78の側面をグリップし、容器78の下方に伸びていない。容器78の底面にも接するように内袋74を構成することにより、内袋74からの熱が、熱伝導によって容器78に移動するだけでなく、熱は、熱の上昇現象によってより効率的に容器78に移動する。冷却空気が内袋74に導入されたときには、熱は容器78の底面を介して内袋74から移動される。図7,8において、内袋74は、容器78の側面の周りも包み込むので、より多くの熱が、内袋74内を通して移動する空気の温度に依存して、容器78にあるいは容器78から移動される。図7は、非膨張状態の内袋74を示しており、その際、内袋74は容器78に対して強いグリップ力を解いている。このため、容器78を、容器ホルダー16及び内袋74へ簡単に出し入れすることが許容される。一方、図8では、点線86によって、膨張状態となった内袋74を示している。
第1の態様と同様に、図7,8の第2の態様でも、加熱空気又は冷却空気が空気導入ダクト22から内袋74に継続的に押し込まれることを許容する出口オリフィス82が設けられている。出口オリフィス82の利点は、内袋74内の空気の温度を、空気導入ダクト22を通って移動する空気温度とできるだけ近い温度に維持できるという点にある。その結果、容器78内の液体の温度は、それが、冷たい液体あるいは熱い液体であったとしても、所望の温度にできるだけ近い温度に維持される。
図9は、図7,8の第2の態様の上面図であり、容器78に対する、内袋74の膨張と非膨張との関係を示している。より詳細には、内袋74の非膨張状態は実線で描かれ、一方、内袋74の膨張状態は、点線86で描かれている。膨張したとき、内袋74は、容器78の広範な表面エリアと接触し、確実にグリップする。
図10は、第3の態様による、容器78の周囲の内袋74を示す横断面図であり、図11は、内袋74のその他の構成が示された、対応する上面図である。より詳細には、図11は、容器78の周囲の第1通路88及び第2通路90の各々の端部に配置された出口オリフィス82を備えた、半円形状の内袋74を示している。このように配置された出口オリフィス82により、内袋74を通過する空気の移動が保たれ、絶えず置き換えられる。このような空気の置換は、所望温度の空気を内袋74内に常にもたらす。
図12は、第4の態様による、センターコンソール76において容器78の周囲の内袋74を示す横断面図であり、図13は、容器78の周囲の内袋74を示す上面図である。図12は、非膨張状態の内袋74を示すが、図13は、内袋74の非膨張状態と、膨張状態とにおけるそれぞれの境界を示している。より詳細には、内袋74の非膨張状態は実線で描かれ、内袋74の膨張状態は点線86で描かれている。膨張したとき、内袋74は、容器78と接触し、確実にグリップする。
他の態様と同様に、出口オリフィス82が、空気の移動が継続され、絶えず置き換えられるために、空気が内袋74を通過して流れることを許容する。このような空気の置換は、所望温度の空気を内袋74内に常にもたらす。出口オリフィス82は、センターコンソール76の底面84を通じて、センターコンソール76から外部に出る。出口オリフィス82を底面配置することにより、放出空気によるノイズが低減される。
内袋74は、その膨張能力、つまり空気で満たされたときに膨張できる能力のために、種々の弾性材料から作られる。そのような弾性材料は、天然ゴム、合成ゴム、又はその他の既存の材料である。
本発明の種々の実施形態が説明されたが、それらの実施形態の変形は、本発明の範囲に属する。例えば、加熱空気又は冷却空気がヒーターコア30又はエバポレータ28によってそれぞれ発生されるものとして説明したが、そのような加熱空気又は冷却空気は、車両室内24の外部からもたらせられるものであれば良い。一例において、ファン29が外部空気を吸引し、その吸引した空気をヒーターコア30又はエバポレータ28を介して、ただし、そのようなHVAC構成部品により空気を暖めたり冷やしたりせずに、空気導入ダクト22に向かわせるようにしても良い。つまり、熱い又は冷たい外部空気が、熱い飲み物を熱するために使われたり、冷たい飲み物を冷やすために使われたりしても良い。実際、冬季において豊富に得られる低温の外気は、冷たい飲み物を十分に冷やすことができ、それにより、車両の空調コンプレッサの負荷を軽減することができる。従って、換言すれば、膨張可能な飲料ホルダーは、HVACケース、つまりヒーターコア30及びエバポレータ28が使用されていないときでさえ、使用可能である。
本発明の実施形態の説明において、HVACケース12は、カップホルダー16やその他のカップホルダー18,20に空気を供給するために、ダッシュボード36内又は背後にあるものとして図示された。しかしながら、その他の構成も採用可能である。例えば、分離された後部HVACケース(図示せず)が、リムジンなどの車両の後部に設けられることがある。このような例においては、図に示された容器ホルダーと同様にして、後部HVACケースが別個の、追加的な、膨張可能な飲料容器ホルダーを供給することができる。そのような後席乗員用の飲料容器ホルダーは、後席乗員の利便性を向上する。
さらに、全ての膨張可能な飲料容器ホルダーは、前方又は後方に配置されているか否かに係らず、個別に操作されるように構成しても良い。そのような個別の操作には、追加のバルブ68によって制御される空気通路である追加の空気導入ダクト22が必要となる。飲料容器ホルダーを個別に制御可能とすることにより、複数の乗客がいる場合における利便性を向上できる。
上述した実施形態の別の変形例として、HVAC制御つまみ14が、ファンスピードダイヤル60及び容器ホルダーダイヤル64に関して、自動、つまり“A”ポジションを有することが考えられる。両方のダイヤルで“A”ポジションが選択されたとき、ドリンクホルダー16内の膨張可能な内袋74に進入する空気17は、車両室内24に進入する空気45と同じものとなる。そのような“A”ポジションでは、室内空気の温度が所望の温度に達したとき、ファン29がオフしたり、必要に応じて再びオンしたりする。最後に、そのような自動制御スイッチはHVAC制御パネルのみでなく、車両におけるいずれの場所に配置されても良い。
図5〜図13の実施形態では、膨張可能な内袋74を介して、絶えず空気が循環する例について説明したが、オリフィス82の位置にバルブを設け、このバルブにより、膨張可能な内袋74に適切な膨張を生じさせ、同時に、内袋内の空気を置換するようにしても良い。例えば、図10は、内袋74における出口オリフィス82を図示している。しかし、その位置に設けた内袋バルブ83が、膨張可能な内袋74からの空気通路を遮断したり、連通したりするための構成として機能することも考えられる。動作時に、内袋74内の圧力が所定圧力に達したとき、内袋74内の空気を逃すように、内袋バルブ83が内袋74に設けられる。もしくは、ボタン67が車両、例えばHVAC制御パネルに配設され、そのボタン67が押されたときに、内袋バルブ83が内袋74から空気を逃すようにしても良い。空気が内袋74の内部から解放されると、内袋74内の飲料容器78に対するグリップが解除され、その飲料容器78を例えば容器ホルダー16から取出すことが可能になる。あるいは、解放(Release)のため“R”によって表されるボタン67が押され、内袋74内の空気を解放することで、その結果、“新しい”加熱空気、冷却空気などが内袋74に循環するようにしても良い。
このような内袋バルブ83は、内袋74内、又は出口オリフィス82のように、内袋74から伸びる配管内に設けることができる。選択可能なファンスピードダイヤル60における複数のファンスピードが内袋74内に圧力を生じさせ、その圧力はファンスピードが増加するほど高まるので、内袋バルブ83は有用である。
容器ホルダー16の膨張可能な内袋74は、HVAC制御つまみ14などのダッシュボードに設けられた制御スイッチが操作されたときに、膨張したり、しぼんだりすることが可能なものとして説明された。しかしながら、内袋74を膨張させたり、しぼませたりする他の手段が考えられる。例えば、内袋74に直接設置された手動の解放バルブ85(図7参照)が、内袋74をしぼませるために用いられ、それにより内袋74から容器78を取出したり、もしくは内袋74に新しいより暖かいもしくはより冷たい空気を導入したりすることができる。内袋74に新しい空気を導入することで、内袋74を再加熱したり、再冷却したりできる。
図7の容器ホルダー16の他の特徴として、飲料容器78が容器ホルダー16内にあるか否かを検知するために用いることができる重量センサ87を挙げることができる。機能的には、液体などを保持する容器78が十分に重い重量を有するとき、重量センサ87は、容器78及びその中身の液体の重量を検知し、内袋74を自動的に膨張させる。容器78を取出すために内袋74をしぼませるには、単に容器78を僅かに持ち上げることで、引き続き行なわれる容器78の取出しが容易となるように、内袋74をしぼませることができる程度に、センサが感知する重量に影響を与えることができる。重量センサ87は、容器78の重量に依存して空気を逃すために、出口オリフィス82に設けられた内袋バルブ89と協働しても良い。例えば、検知される重量が所定値以下となると、空気導入ダクト22を通じての空気の供給を遮断するとともに、内袋バルブ89により、内袋74内の空気を放出させる。あるいは、空気の供給は継続しながら、内袋バルブ89のみ作動させても良い。この場合も、内袋74内の圧力が低下するので、容器78を取出すことができる。重量センサ87と内袋バルブ89との間の制御は、例えばHVACコントローラー(図示せず)のようなコントローラ及び関連する配線を通じて行なわれる。
上記実施形態の詳細な説明に基づき、本発明の実施形態の種々の利点が明らかとなる。第1の利点は、容器ホルダー16の膨張可能な内袋74が、車両室内温度から独立して、高温又は低温に液体温度を維持することができることである。さらに、飲み物を熱い温度に保つための熱源は、ヒーターコア30を通過する、エンジン内を循環している冷却水である。このような熱源を用いることによって、電気加熱コイルが不要となり、従って、バッテリやオルタネータからの電気エネルギーを必要としない。膨張可能な内袋74のための冷却空気の供給源は、エバポレータ28であり、それは、空調コンプレッサーにより冷媒を得る。空調コンプレッサーは、一年のほとんどの季節ですでに動作されているので、エバポレータ28から冷却空気を得ることは、別個のコンプレッサーを電気で駆動することに比較して効率的である。実施形態のその他の利点は、適用可能な飲料容器78の形状(円形、正方形等)及び周囲寸法に適合する、膨張可能な内袋74によって飲料容器78が確実に正規の場所に保持されることである。最後に、内袋74に流入する空気が停止されたとき、飲料容器78は、内袋74及び容器ホルダー16から容易に引き出すことができる。なお、センターコンソール76の容器ホルダー16が実施形態の説明のために用いられたが、容器ホルダー20として図示されるように、他のエリア、例えばダッシュボード36に容器ホルダーを設けることも可能である。このような場合、それぞれの容器ホルダー位置において内袋74が利用される。
HVACケース及び飲料ホルダーの位置を示す車両室内の斜視図である。 センターコンソール及びダッシュボードにおける、HVACケース、配管、飲料ホルダーを示す横断面図である。 HVACシステム及び飲料ホルダーの膨張可能な内袋の種々の制御オプションを示す制御パネルの正面図である。 (a)は、飲料ホルダー用空気導入ダクト及び閉位置の関連するバルブを示す図であり、(b)は、飲料ホルダー用空気導入ダクト及び冷却空気流通位置の関連するバルブを示す図であり、(c)は、飲料ホルダー用空気導入ダクト及び加熱空気流通位置の関連するバルブを示す図である。 第1の態様による、膨張されていない状態の膨張可能な内袋を示す上面図である。 第1の態様による、膨張可能な内袋の膨張限界を示した上面図である。 第2の態様による、膨張されていない状態の膨張可能な内袋を示す横断面図である。 第2の態様による、膨張可能な内袋の膨張限界を示した横断面図である。 第2の態様による、膨張可能な内袋の膨張及び非膨張時の境界を示した上面図である。 第3の態様における、膨張可能な内袋による飲料容器の部分的なグリップ範囲を示した横断面図である。 第3の態様における、膨張可能な内袋による飲料容器の部分的なグリップ範囲を示した上面図である。 第4の態様における、膨張可能な内袋による飲料容器の円周全体に亘るグリップ範囲を示した横断面図である。 第4の態様における、膨張可能な内袋による飲料容器の円周全体に亘るグリップ範囲を示した上面図である。
符号の説明
10 車両、12 HVACケース、14 制御つまみ,16,18,20 容器ホルダー、22 空気導入ダクト、24 車両室内、26 HVACシステム、68 バルブ、70 冷却空気、72 加熱空気、74 内袋、76 センターコンソール、78 飲料容器、82 出口オリフィス

Claims (17)

  1. 車両において容器をホールドする装置であって、
    空気導入ダクトと、
    前記空気導入ダクトからの空気を受けて膨張する袋体と、
    ヒーターコアと、
    一方の端部が前記ヒーターコアと流体的に連通しており、他方の端部が前記空気導入ダクトに接続された加熱空気ダクトと、を備えることを特徴とする装置。
  2. 車両において容器をホールドする装置であって、
    空気導入ダクトと、
    前記空気導入ダクトからの空気を受けて膨張する袋体と、
    エバポレータと、
    一方の端部が前記エバポレータと流体的に連通しており、他方の端部が前記空気導入ダクトに接続された冷却空気ダクトと、を備えることを特徴とする装置。
  3. 車両において容器をホールドする装置であって、
    空気導入ダクトと、
    前記空気導入ダクトからの空気を受けて膨張する袋体と、
    前記空気導入ダクト及び前記袋体に流入する空気を制御するバルブと、
    前記バルブの位置を制御するスイッチと、を備えることを特徴とする装置。
  4. 車両において容器をホールドする装置であって、
    空気導入ダクトと、
    前記空気導入ダクトからの空気を受けて膨張する袋体と、
    前記袋体から放出される空気を制御するバルブと、を備えることを特徴とする装置。
  5. 前記袋体に設けられ、前記袋体内の空気を外部に放出することを許容する出口オリフィスをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の装置。
  6. 前記空気導入ダクト及び前記袋体に流入する空気を制御するバルブをさらに備えることを特徴とする請求項1、2、及び4のいずれかに記載の装置。
  7. 車両において容器をホールドする装置であって、
    ヒーターコアと流体的に連通した加熱空気ダクトと、
    エバポレータと流体的に連通した冷却空気ダクトと、
    空気導入ダクトと、
    前記加熱空気ダクトと前記冷却空気ダクトから前記空気導入ダクトへと空気を導く第1バルブと、
    前記空気導入ダクトからの空気を受けて膨張する袋体と、を備えることを特徴とする装置。
  8. 前記袋体から空気を放出する第2バルブをさらに備えることを特徴とする請求項に記載の装置。
  9. 前記第1バルブの位置を制御するスイッチをさらに備えることを特徴とする請求項に記載の装置。
  10. 前記袋体は、内部の空気を放出する出口オリフィスを有することを特徴とする請求項に記載の装置。
  11. 袋体バルブと、
    容器の重さを検知するとともに、容器の重さが検出されなくなった時に、前記袋体バルブを作動させて、前記袋体から空気を放出させる重量センサと、をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の装置。
  12. 車両において容器をホールドする装置であって、
    空気導入ダクトと、
    加熱空気ダクトと冷却空気ダクトとの間で空気の混合を制御し、その混合空気を前記空気導入ダクトへ導くバルブと、
    前記空気導入ダクトからの空気を受けて膨張する袋体と、を備えることを特徴とする装置。
  13. 前記袋体に設けられ、手動にて前記袋体内部の空気の解放を行なうためのバルブをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 容器の重さを検知する重量センサをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  15. 前記袋体に設けられ、前記重量センサによって検知された重量に応じて前記袋体内の空
    気を解放する袋体バルブをさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記袋体から空気を解放する袋体バルブと、
    前記袋体バルブを動作させるための解放スイッチと、を備えることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  17. 前記袋体は、弾性部材によって形成されることを特徴とする請求項12に記載の装置。
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