JP2010221743A - 車両用空調装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】2つの送風機のうちの一方を停止させた場合でもエバポレータがフロストすることを防止できる。
【解決手段】車両用空調装置10では、左右独立切替えダンパ52によって空気通路14の上流側が左右に仕切られた状態では、右側送風機30から送風された空気がエバポレータ38の右側部分38Rに干渉した後に右側通路14Rを通って車室内へ吹き出されると共に、左側送風機32から送風された空気がエバポレータ38の左側部分38Lに干渉した後に左側通路14Lを通って車室内へ吹き出される。一方、左右独立切替えダンパ52によって左側送風口36が塞がれた状態では、右側送風機30から送風された空気がエバポレータ38の右側部分38R及び左側部分38Lの両方に干渉した後に右側通路14R及び左側通路14Lを通って車室内へ吹き出される。
【選択図】図1
【解決手段】車両用空調装置10では、左右独立切替えダンパ52によって空気通路14の上流側が左右に仕切られた状態では、右側送風機30から送風された空気がエバポレータ38の右側部分38Rに干渉した後に右側通路14Rを通って車室内へ吹き出されると共に、左側送風機32から送風された空気がエバポレータ38の左側部分38Lに干渉した後に左側通路14Lを通って車室内へ吹き出される。一方、左右独立切替えダンパ52によって左側送風口36が塞がれた状態では、右側送風機30から送風された空気がエバポレータ38の右側部分38R及び左側部分38Lの両方に干渉した後に右側通路14R及び左側通路14Lを通って車室内へ吹き出される。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の車室内を空調するための車両用空調装置に関する。
従来、車両用空調装置では、車室内の後席右側領域と後席左側領域とで、空調状態を独立に制御するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用空調装置では、ケース内部の空気通路が右側通路と左側通路に仕切られており、右側通路には右側送風機から空気が送風され、左側通路には左側送風機から空気が送風される。また、蒸発器(エバポレータ)とヒータコアが右側通路及び左側通路の両方にわたって配置されている。右側通路および左側通路のうちヒータコアの下流側には後席右側開口部と後席左側開口部が設けられており、この後席右側開口部および後席左側開口部からの吹出空気温度を後席右側エアミックスドアと後席左側エアミックスドアにより調整するようになっている。
上述の如き車両用空調装置では、例えば、後席の右側にしか乗員が着座していない状態では、左側の送風機を停止させるようにすることが消費電力の観点から好ましい。しかしながら、左側の送風機を停止させると、左側通路では空気が流れなくなるため、エバポレータのうち左側通路に配置された部分が過剰に冷やされてフロスト(結氷)してしまい、左側送風機を作動させた際に風が出なくなるという問題が生じる。このようなフロストの発生を防止するためには、後席の左右片側にしか乗員が着座していない状態であっても、常に2つの送風機を作動させる必要があり、電力を不要に消費してしまうという問題がある。
本発明は上記事実を考慮し、2つの送風機のうちの一方を停止させた場合でもエバポレータがフロストすることを防止できる車両用空調装置を得ることを目的としている。
請求項1に記載の発明に係る車両用空調装置は、内部に設けられた空気通路の下流側が車室内に連通したケースと、前記空気通路の上流部の右側に連通した右側送風口から前記空気通路内へ空気を送風する右側送風機と、前記空気通路の上流部の左側に連通した左側送風口から前記空気通路内へ空気を送風する左側送風機と、前記空気通路の中流部に左右両側にわたって設けられ、前記空気通路の上流側から下流側へ流れる空気に干渉して当該空気を冷却するエバポレータと、前記エバポレータに対して前記空気通路の下流側に設けられ、前記空気通路を右側通路と左側通路とに仕切る仕切板と、前記エバポレータに対して前記空気通路の上流側に設けられ、前記空気通路を左右に仕切る仕切状態、及び前記左側送風口及び前記右側送風口の一方を塞ぐ一方閉塞状態をとり得るダンパ機構と、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の車両用空調装置では、エバポレータに対して空気通路の上流側にダンパ機構が設けられており、このダンパ機構は、空気通路を左右に仕切る仕切状態と、右側送風口及び左側送風口の一方を塞ぐ一方閉塞状態とをとり得る。
ここで、上述の仕切状態では、右側送風機から送風された空気がエバポレータの右側部分に干渉した後に右側通路を通って車室内へ吹き出されると共に、左側送風機から送風された空気がエバポレータの左側部分に干渉した後に左側通路を通って車室内へ吹き出される。
また、上述の一方閉塞状態では、他方の側の送風機から送風された空気がエバポレータの右側部分及び左側部分の両方に干渉した後に右側通路及び左側通路を通って車室内へ吹き出される。したがって、この一方閉鎖状態では、一方の側の送風機を停止させたとしても、エバポレータの右側部分又は左側部分がフロストすることを防止できる。
以上説明したように、本発明に係る車両用空調装置では、2つの送風機のうちの一方を停止させた場合でもエバポレータがフロストすることを防止できる。
<第1の実施形態>
以下、図1〜図3を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。本第1実施形態に係る車両用空調装置10は、ケース12を備えている。このケース12の内部には、空気通路14が設けられている。空気通路14の下流側(図1では下側)は、運転席側デフロスタ吹出口16、助手席側デフロスタ吹出口18、運転席側足元吹出口20、助手席側足元吹出口22、運転席側フェイス吹出口24、助手席側フェイス吹出口26、及び中央フェイス吹出口28を介して車室内に連通している。
以下、図1〜図3を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。本第1実施形態に係る車両用空調装置10は、ケース12を備えている。このケース12の内部には、空気通路14が設けられている。空気通路14の下流側(図1では下側)は、運転席側デフロスタ吹出口16、助手席側デフロスタ吹出口18、運転席側足元吹出口20、助手席側足元吹出口22、運転席側フェイス吹出口24、助手席側フェイス吹出口26、及び中央フェイス吹出口28を介して車室内に連通している。
空気通路14の上流側(図1では上側)には、右側送風機30及び左側送風機32が設けられている。右側送風機30は、空気通路14の上流部の右側に連通した右側送風口34から空気通路14内へ空気を送風する。また、左側送風機32は、空気通路14の上流部の左側に連通した左側送風口36から空気通路14内へ空気を送風する。
空気通路14の中流部には、エバポレータ38(蒸発器)が設けられている。このエバポレータ38は、空気通路14の左右両側にわたって配置されており、各送風機30、32から空気通路14内へ送風されて空気通路14の上流側から下流側へ流れる空気は、エバポレータ38を通過する際にエバポレータ38に干渉して(当って)冷却される。
エバポレータ38に対して空気通路14の下流側には、仕切板40が設けられており、この仕切板40によって空気通路14が右側通路14Rと左側通路14Lとに仕切られている。なお、右側通路14Rを流下した送風空気は、運転席側デフロスタ吹出口16、運転席側足元吹出口20、運転席側フェイス吹出口24、及び中央フェイス吹出口28を介して車室内の運転席側領域へ送風される。また、左側通路14Lを流下した送風空気は、助手席側デフロスタ吹出口18、助手席側足元吹出口22、助手席側フェイス吹出口26、及び中央フェイス吹出口28を介して車室内の助手席側領域へ送風される。
さらに、エバポレータ38に対して空気通路14の下流側には、ヒータコア42が設けられている。ヒータコア42は、右側通路14Rと左側通路14Lの両方に跨る状態で空気通路14の左右方向中央部に配置されており、ヒータコア42の左右両側は冷風通路44、46とされている。
ヒータコア42のエバポレータ38側には、右側エアミックスドア48と左側エアミックスドア50とが配置されている。右側エアミックスドア48は右側通路14Rに配置されており、左側エアミックスドア50は左側通路14Lに配置されている。右側エアミックスドア48及び左側エアミックスドア50は、ヒータコア42へ導入する風量と、冷風通路44、46を流下させる風量との割合を調節するようになっている。
ヒータコア42へ導入された冷風は、ヒータコア42により加熱されて流下する。ヒータコア42の下流側ではヒータコア42通過後の温風と、冷風通路44、46を流下した冷風とがミックスされる。これにより、所定の設定温度に調節された送風空気が前記各吹出口16、18、20、22、24、26、28を介して車室内へ送風される。
なお、上述した右側エアミックスドア48及び左側エアミックスドア50は、互いに独立して作動するようになっており、ヒータコア42の下流側でミックスされる温風と冷風の混合比率(すなわち送風空気の温度)を、右側通路14Rと左側通路14Lとで異ならせることができる。したがって、右側通路14Rを通って車室内の運転席側領域へ送風される空気の温度と、左側通路14Lを通って車室内の助手席側領域へ送風される空気の温度とを、それぞれ独立してコントロールすることができるようになっている。
一方、エバポレータ38に対して空気通路14の上流側には、ダンパ機構としての左右独立切替えダンパ52が設けられている。左右独立切替えダンパ52は、空気通路14の上流側端部の左右方向中央部に設けられた回転軸54と、この回転軸54の外周部から回転軸54の半径方向に突出した板状のダンパ本体56とを備えており、図示しない駆動源の駆動力によって、図2に示される仕切位置と図3に示される一方閉鎖位置との間で回転されるようになっている。
左右独立切替えダンパ52が仕切位置に配置された状態(仕切状態)では、図2に示されるように、空気通路14の上流部(エバポレータ38よりも上流側の部分)が左右に仕切られるようになっている。また、左右独立切替えダンパ52が一方閉鎖位置に配置された状態(一方閉鎖状態)では、図3に示されるように、左右独立切替えダンパ52によって右側送風口34が塞がれるようになっている。
次に、本第1実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成の車両用空調装置10では、車室内の運転席側領域と助手席側領域との空調状態を独立してコントロールする場合には、図2に示されるように、左右独立切替えダンパ52が仕切位置に配置される。この状態では、右側送風機30から送風された空気がエバポレータ38の右側部分38Rに干渉した後に右側通路14Rを通って車室内へ吹き出されると共に、左側送風機32から送風された空気がエバポレータ38の左側部分38Lに干渉した後に左側通路14Lを通って車室内へ吹き出される。
一方、車室内の運転席側領域と助手席側領域とを同じ空調状態にする場合(例えば、運転席にのみ乗員が着座している場合)には、図3に示されるように、左右独立切替えダンパ52が一方閉塞位置に配置され、左側送風機32が停止される。この状態では、右側送風機30から送風された空気がエバポレータ38の右側部分38R及び左側部分38Lの両方に干渉した後に右側通路14R及び左側通路14Lを通って車室内へ吹き出される。したがって、左側送風機32が停止されていても、エバポレータ38の左側部分38Lがフロストすることを防止できるため、左側送風機32が消費する分の消費電力を低減することができる。しかも、左側送風口36が左右独立切替えダンパ52によって塞がれるため、右側送風機30による送風空気が左側送風機32側へ逆流することを防止でき、好適である。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1の実施形態と基本的に同様の構成・作用については、前記第1の実施形態と同符号を付与し、その説明を省略する。
<第2の実施形態>
図4及び図5には、本発明の第2の実施形態に係る車両用空調装置60の一部が空気通路に沿って展開された状態の概略的な平面図にて示されている。この車両用空調装置60は、前記第1の実施形態に係る車両用空調装置10と基本的に同様の構成とされているが、ダンパ機構としての左右独立切替えダンパ62の構成が前記第1の実施形態に係る左右独立切替えダンパ52とは異なっている。
<第2の実施形態>
図4及び図5には、本発明の第2の実施形態に係る車両用空調装置60の一部が空気通路に沿って展開された状態の概略的な平面図にて示されている。この車両用空調装置60は、前記第1の実施形態に係る車両用空調装置10と基本的に同様の構成とされているが、ダンパ機構としての左右独立切替えダンパ62の構成が前記第1の実施形態に係る左右独立切替えダンパ52とは異なっている。
この左右独立切替えダンパ62は、前記第1実施形態に係る左右独立切替えダンパ52と同様に回転軸54を備えている。この回転軸54の外周部には、板状の第1ダンパ64が固定されている。この第1ダンパ64は、回転軸54の半径方向に突出しており、第1ダンパ64の先端部には、蝶番66を介して板状の第2ダンパ68が連結されている。第1ダンパ64と第2ダンパ68は、略同じ大きさに形成されている。
また、図6に示されるように、第2ダンパ68の先端部には、ガイドピン70(図4及び図5では図示省略)が取り付けられており、このガイドピン70は、空気通路14の底壁に形成されたガイド溝72(図4及び図5では図示省略)に移動可能に挿嵌されており、図示しない駆動源の駆動力によってガイド溝72の長手方向に往復移動される構成になっている。
ガイドピン70がガイド溝72の長手方向一端側(回転軸54側)へ移動された状態では、図4に示されるように、第1ダンパ64及び第2ダンパ68が板厚方向に重ね合わされて空気通路14の左右方向中央部に配置される。この状態(仕切状態)では、空気通路14のエバポレータ38よりも上流側の部分が第1ダンパ64及び第2ダンパ68によって左右に仕切られるようになっている。
また、ガイドピン70がガイド溝72の長手方向他端側(回転軸54と反対側)へ移動された状態では、図5に示されるように、第1ダンパ64及び第2ダンパ68が蝶番66を介して直線状に並び、空気通路14の左側に配置される。この状態(一方閉鎖状態)では、第1ダンパ64及び第2ダンパ68によって左側送風口36が塞がれるようになっている。
上記構成の車両用空調装置60においても、左右独立切替えダンパ62を一方閉塞状態にすることで、右側送風機30から送風された空気をエバポレータ38の右側部分38R及び左側部分38Lの両方に干渉させることができるため、エバポレータ38の左側部分38Lのフロストを防止しつつ、左側送風機32を停止させることができる。したがって、前記第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。しかも、左右独立切替えダンパ62の仕切状態(図4図示状態)では、第1ダンパ64及び第2ダンパ68が板厚方向に重ね合わされて(ダンパの本体部分が折り畳まれて)縮小されるため、エバポレータ38と左右の送風機32、34との間の長さ寸法を縮小することができる。これにより、装置の小型化を図ることが可能になる。
<第3の実施形態>
図7には、本発明の第3の実施形態に係る車両用空調装置80の一部が空気通路に沿って展開された状態の概略的な平面図にて示されている。この車両用空調装置80は、前記第1の実施形態に係る車両用空調装置10と基本的に同様の構成とされているが、ダンパ機構としての左右独立切替えダンパ82の構成が前記第1の実施形態に係る左右独立切替えダンパ52とは異なっている。
<第3の実施形態>
図7には、本発明の第3の実施形態に係る車両用空調装置80の一部が空気通路に沿って展開された状態の概略的な平面図にて示されている。この車両用空調装置80は、前記第1の実施形態に係る車両用空調装置10と基本的に同様の構成とされているが、ダンパ機構としての左右独立切替えダンパ82の構成が前記第1の実施形態に係る左右独立切替えダンパ52とは異なっている。
この左右独立切替えダンパ82は、空気通路14の上流側の左右方向中央部においてエバポレータ38の近傍に配置された巻取軸84と、空気通路14の上流側の左端に配置された巻取軸86と、帯状に形成され、長手方向一端側が巻取軸84に巻き回されると共に、長手方向他端側が巻取軸86に巻き回されたフィルム88と、空気通路の上流側端部の左右方向中央部に配置され、フィルム88の長手方向中間部が巻き掛けられたローラ90とを備えている。
巻取軸84及び巻取軸86は、それぞれ図示しない駆動源によって回転されるようになっている。また、図8に示されるように、フィルム88は、複数の貫通孔92が形成された網状部88Aと、貫通孔が形成されていない一般部88Bとを備えている。網状部88A及び一般部88Bは、フィルム88が巻取軸84又は巻取軸86に巻き取られることで、巻取軸84側又は巻取軸86側へ移動する。
ここで、一般部88Bが巻取軸86とローラ90との間に配置され、網状部88Aが巻取軸84とローラ90との間に配置された状態(図9(A)及び図9(B)参照)では、空気通路14のエバポレータ38よりも上流側の部分が一般部88Bによって仕切られると共に、左側送風口36が網状部88Aによって覆われる。この状態(仕切状態)では、右側送風機30から空気通路14内へ送風された空気は、エバポレータ38の右側部分38Rに干渉した後に右側通路14R(図1参照)内へ流入する。また、左側送風機32から送風された空気は、網状部88Aの複数の貫通孔92を通過して空気通路14内に送風されると共に、エバポレータ38の左側部分38Lに干渉した後に左側通路14L(図1参照)内へ流入する。
一方、網状部88Aが巻取軸86とローラ90との間に配置され、一般部88Bが巻取軸84とローラ90との間に配置された状態(図10(A)及び図10(B)参照)では、空気通路14のエバポレータ38よりも上流側の部分が網状部88Aによって仕切られると共に、左側送風口36が一般部88Bによって塞がれる。この状態(一方閉鎖状態)では、右側送風機30から空気通路14内へ送風された空気は、一部がエバポレータ38の右側部分38Rに干渉した後に右側通路14R内へ流入すると共に、残りが網状部88Aの複数の貫通孔92を通過してエバポレータ38の左側部分38Lに干渉した後に左側通路14L内へ流入する。したがって、この状態では、左側送風機32を停止させても、エバポレータ38の左側部分38Lがフロストすることを防止できる。したがって、前記第1の実施形態と基本的に同様の作用効果を奏する。
以上、実施形態を挙げて本発明について説明したが、上記実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
10 車両用空調装置
12 ケース
14 空気通路
14R 右側通路
14L 左側通路
30 右側送風機
32 左側送風機
34 右側送風口
36 左側送風口
38 エバポレータ
40 仕切板
52 左右独立切替えダンパ(ダンパ機構)
60 車両用空調装置
62 左右独立切替えダンパ(ダンパ機構)
80 車両用空調装置
82 左右独立切替えダンパ(ダンパ機構)
12 ケース
14 空気通路
14R 右側通路
14L 左側通路
30 右側送風機
32 左側送風機
34 右側送風口
36 左側送風口
38 エバポレータ
40 仕切板
52 左右独立切替えダンパ(ダンパ機構)
60 車両用空調装置
62 左右独立切替えダンパ(ダンパ機構)
80 車両用空調装置
82 左右独立切替えダンパ(ダンパ機構)
Claims (1)
- 内部に設けられた空気通路の下流側が車室内に連通したケースと、
前記空気通路の上流部の右側に連通した右側送風口から前記空気通路内へ空気を送風する右側送風機と、
前記空気通路の上流部の左側に連通した左側送風口から前記空気通路内へ空気を送風する左側送風機と、
前記空気通路の中流部に左右両側にわたって設けられ、前記空気通路の上流側から下流側へ流れる空気に干渉して当該空気を冷却するエバポレータと、
前記エバポレータに対して前記空気通路の下流側に設けられ、前記空気通路を右側通路と左側通路とに仕切る仕切板と、
前記エバポレータに対して前記空気通路の上流側に設けられ、前記空気通路を左右に仕切る仕切状態、及び前記左側送風口及び前記右側送風口の一方を塞ぐ一方閉塞状態をとり得るダンパ機構と、
を備えた車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009068320A JP2010221743A (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009068320A JP2010221743A (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010221743A true JP2010221743A (ja) | 2010-10-07 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009068320A Pending JP2010221743A (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2010221743A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012206716A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Denso Internatl America Inc | マルチブロワユニットのためのhvac制御 |
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-
2009
- 2009-03-19 JP JP2009068320A patent/JP2010221743A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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