JP5301229B2 - バルコニーユニット - Google Patents

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本発明は、建物ユニットの上面に設置されるバルコニーユニットに関するものである。
従来、バルコニーをユニット化して建物に取り付ける方法が知られている(特許文献1,2など参照)。
これらの文献に開示されたバルコニーユニットは、床とその縁部に腰壁程度の高さの手摺壁を備えたバルコニーが、建物から張り出して設けられるものである。
また、特許文献1では、腰壁フレームは、間隔を置いて立設される複数の支柱を構造部材としており、それらの支柱は床フレームの梁の位置に合わせて取り付けられてL字形の支持部材を形成している。
他方、特許文献2には、パネル体によって組み立てられるバルコニーユニットが開示されている。
特開平5−263461号公報 特開平10−114996号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような従来のバルコニーユニットは、複数立設される支柱とそれに接続される梁とのL字形の支持部材が手摺壁の構造部材となっているので、支柱が立設される位置は制限されることになり、その間隔によっては手摺面材の形態も制限される。
また、特許文献2に開示されているようなパネルを手摺壁の構造部材とする場合は、荷重に耐え得る構造とするために、使用する部材及び形状に制約を受ける。
そこで、本発明は、建物ユニットの柱材に接合されることによって構造的に安定し、意匠性に優れた様々な形態の手摺面材の取り付けが可能なバルコニーユニットを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明のバルコニーユニットは、柱材と梁材とによる骨組構造体によって形成される建物ユニットの上面に設置されるバルコニーユニットであって、前記柱材の上端に接合される手摺柱と、その手摺柱の上部間に架け渡される上梁と、前記手摺柱の下部間に架け渡される下梁と、前記上梁と前記下梁とに支持される手摺面材とを備えることを特徴とする。
ここで、前記手摺柱には、軸方向に貫通する貫通孔が形成されているのが好ましい。
また、前記手摺柱の下端付近の側面には、前記貫通孔に連通する点検穴を設けてもよい。
さらに、前記上梁と前記下梁との間には、上端及び下端がそれぞれに連結される間柱が取り付けられ、前記間柱に前記手摺面材が固定される構成であってもよい。
また、前記手摺面材を備えた壁ユニットを形成するとともに、前記手摺柱間に前記壁ユニットを差し込ませることでバルコニーユニットを形成することもできる。
さらに、前記手摺面材を備えた壁ユニットを形成するとともに、前記下梁に間柱の下端を取り付け、前記手摺柱と前記間柱との間又は前記間柱間の少なくとも一方に前記壁ユニットを差し込ませることもできる。
また、前記手摺面材は前記上梁及び前記下梁の外側面側に配置され、前記上梁と前記下梁に挟まれた凹部が内側に形成されるようにすることができる。
また、本発明のバルコニーユニットは、間隔を置いて配置される手摺柱と、その手摺柱の上部間に架け渡される上梁と、前記手摺柱の下部間に架け渡される下梁とを備えた固定部と、前記固定部に支持される手摺面材を備えた変動部とを有することを特徴とする。
さらに、本発明のバルコニーユニットは、柱材と梁材とによる骨組構造体によって形成される建物ユニットの上面に設置されるバルコニーユニットであって、前記柱材の上端に接合される手摺柱と、その手摺柱の上部間に架け渡される上梁と、前記手摺柱の下部間に架け渡される下梁とを備えた固定部と、前記固定部に支持される手摺面材を備えた変動部とを有することを特徴とする。
また、前記手摺面材は、複数の面板と、その面板間を内側面側から連結する縦枠とから形成される構成であってもよい。
さらに、前記縦枠の上端及び下端を、前記上梁と前記下梁とにそれぞれ連結させることもできる。
このように構成された本発明のバルコニーユニットは、手摺柱が建物ユニットの上端に接合されるとともに、その手摺柱間には上梁と下梁とが架け渡されている。
すなわち、手摺柱と上梁と下梁とによって構造的に安定した枠体が形成されるので、手摺面材や間柱に人がもたれ掛かった際の荷重や風荷重を負担させる必要がなく、意匠性に優れた様々な形態の面材を取り付けることができる。
また、手摺柱には、軸方向に貫通する貫通孔を設けることで、手摺柱の上方から工具を挿入して、手摺柱と建物ユニットの柱材とを容易に接合することができる。
さらに、手摺柱の下端付近の側面に点検穴を設けることで、柱材と手摺柱とが接合されているか否かを確認することができる。
また、手摺柱と上梁と下梁とによって構造体が形成されるので、手摺面材の形状に合わせて任意の位置に間柱を取り付けることができる。すなわち、外力が作用した場合に、その力の伝達は、上梁、下梁、手摺柱という構造体を通しておこなわれるので、間柱の位置は手摺面材の形状に合わせて自由に設定することができる。
さらに、手摺面材を備えた壁ユニットを形成することで、現地における組み立て時間を短縮することができる。また、間柱を設けることによって、バルコニーの一面の幅が広くなる場合でも、複数の壁ユニットを使用して容易に組み立てをおこなうことができる。さらに、壁ユニットにすることで、現地で組み立てる際の継手部が少なくなって、止水性能を向上させることができる。
また、手摺面材を上梁と下梁の外側面側に配置することで、上梁と下梁に挟まれた内側に凹部が形成されるので、バルコニーの利用可能な空間を広げることができる。
さらに、バルコニーユニットを、手摺面材を備えた変動部と、それを支持させる固定部とによって構成することで、固定部に共通の部材を使用していても、変動部を任意に変更することが可能になり、意匠の自由度を高めることができる。
また、手摺面材を複数の面板とその面板間を内側面側から連結する縦枠とによって構成することで、縦枠が露出しない幅広の手摺面材を容易に形成することができる。
さらに、縦枠を上梁及び下梁に連結させることによって、手摺面材及び面板の剛性を高めることができるので、より大判の意匠性に優れた手摺面材及び面板を採用することが可能になる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。
図2は、本実施の形態のバルコニーユニット2を備えたバルコニー付き建物100の構成を示した斜視図である。また、図1は、バルコニーユニット2を建物ユニット1Aの上面に設置する工程の概要を説明する説明図である。
まず、図1,2を参照しながらバルコニー付き建物100の構成から説明すると、このようなバルコニー付き建物100は、複数の建物ユニット1A−1Fを上下左右に連結して構成されるユニット建物10と、一階の建物ユニット1Aの上面に設置されるバルコニーユニット2とから主に構成される。
ここで、この建物ユニット1A−1Fは、柱材と梁材とによって形成されるボックス状の骨組構造体を主構造部材としている。
また、このユニット建物10は、図2に示すように、1階には建物ユニット1A,1B,1Cが設置され、その上に2階の建物ユニット1D,1E,1Fが設置され、2階の角にバルコニーユニット2が配置されている。
このバルコニーユニット2は、バルコニーの床部を形成する床パネル5と、軒元となる建物ユニット1F側以外の側縁に立設される手摺壁6A−6Cとを備えている。
この床パネル5は、1階の建物ユニット1Aの平面形状と略同じ大きさの矩形に形成されている。
また、手摺壁6A−6Cは、建物ユニット1Fの反対側の軒先に設けられる手摺壁6Aと、その手摺壁6Aの両端と建物ユニット1Fとを繋ぐ手摺壁6B,6Cとで、平面視コ字形に形成されている。
この手摺壁6Aは、図1,3に示すように、1階の建物ユニット1Aの柱材としての柱13,13と同じ間隔で配置される手摺柱3A,3Aと、その上端間に架け渡される上梁41Aと、手摺柱3A,3Aの下端より少し上方の手摺柱3A,3Aの下部間に上梁41Aに平行に架け渡される下梁42Aとによって、矩形の枠状の構造体が形成されている。この枠状の構造体が固定部となる。
また、この手摺柱3Aには、鉛直方向となる軸方向に貫通する貫通孔31が形成されている。さらに、手摺柱3Aの下端付近の側面には、貫通孔31に連通する点検穴32が形成されている。
さらに、上梁41Aと下梁42Aとの間は、手摺面材としての手摺外壁61の幅に合わせた間隔で、複数の間柱43,・・・が配置されている。この間柱43は、上梁41Aと下梁42Aとにバネ構造を介してボルト43aで連結されており(図6参照)、上梁41Aや下梁42Aからの荷重が伝達され難い構造となっている。このため、上梁41Aや下梁42Aに荷重が作用すると、そこから手摺柱3A,3Aに荷重が伝達されることになる。
また、手摺外壁61は、間柱43を挟んで反対側からリベット64を打ち込むことによって、間柱43に固定することができる。
さらに、手摺外壁61,61間には、ガスケット63を挿し込んで隙間を埋める。
図4には、すべての手摺外壁61,・・・が取り付けられた手摺壁6Aの正面図を示した。ここで、間柱43は、手摺柱3Aに隣接する位置と、各手摺外壁61,・・・の側縁が配置される位置にそれぞれ取り付けられている。
以上において、軒先側に配置される手摺壁6Aの構成について説明したが、手摺壁6B,6Cもほぼ同様の構成をしている。また、図1に示すように、手摺壁6A−6Cの内周側には、手摺面材としての手摺内壁62が取り付けられている。
この手摺外壁61と手摺内壁62が、固定部に支持される変動部となる。
そして、建物ユニット1Aの上面にバルコニーユニット2を設置するに際しては、まず、図5に示すように、建物ユニット1Aの天井梁11,11間に床パネル5を架け渡す。
この床パネル5の取り付けに際しては、天井梁11の上面から上方に突出させた連結ボルト15,・・・を、床パネル5の軒先フレーム51及び軒元フレーム52の穴(図示せず)に挿通させる(図6参照)。そして、ナット151を連結ボルト15に螺着して、床パネル5を建物ユニット1Aに固定する。
ここで、この床パネル5は、工場で防水シート54が取り付けられて防水処理が施されているので、建物ユニット1Aに床パネル5を設置するだけで雨仕舞いをおこなうことができる。
続いて、図1に示すように、平面視コ字形に組み立てられた手摺壁6A−6Cを、手摺柱3A−3Cの下端が建物ユニット1Aの柱13,・・・の上端に当接するように載置する。この際、柱13,・・・の上端面から上方に突出する接合ボルト14,・・・を、手摺柱3A−3Cの貫通孔31,・・・に下方から挿入させる。
そして、手摺柱3A−3Cの側面の点検穴32からナット141を入れて接合ボルト14に装着し、貫通孔31の上端から連結工具7を挿入してナット141を締め付けることで、手摺柱3A−3Cと柱13の接合をおこなう。
この連結工具7は、ナット141に嵌合するソケット71と手摺柱3A−3Cよりも長い棒状の軸部73と、軸部73の上部に直交する方向に延設されるハンドル72とから構成されている。
図6は、バルコニーユニット2を図2のX方向で見た手摺壁6Aの中央付近の断面図である。
床パネル5は、軒先フレーム51と軒元フレーム52とが建物ユニット1Aの天井梁11,11にそれぞれ載置されることで、天井16の上に架け渡されている。また、軒先フレーム51と軒元フレーム52は、連結ボルト15とナット151とによって天井梁11,11にそれぞれ固定されている。
さらに、床パネル5は、天井梁11,11と平行するように架け渡された床根太56,・・・の上にアスファルトルーフィングなどの防水シート54と床面板53とが張り付けられている。また、床パネル5の上面の軒先側には、手摺壁6Aに沿って樋部55が設けられている。また、軒元側は、建物ユニット1Fの外壁の下端に沿って防水シート54が立ち上げられている。
一方、手摺壁6Aは、軒先側の天井梁11に沿って延設されている。この手摺壁6Aは、上梁41Aと下梁42Aとの間に取り付けられた間柱43に、手摺外壁61と手摺内壁62とが固定されることによって形成されている。また、上梁41A、手摺外壁61及び手摺内壁62の上面は、笠木44によって覆われている。
また、図7は、図2の出隅部R付近を水平方向に切断した断面図である。
この出隅部Rには手摺柱3Aが立設され、その手摺柱3Aを交点にして手摺壁6Aと手摺壁6Bが直交している。
また、この手摺柱3Aの手摺壁6A,6B側の側面には、それぞれ間柱43,43が隣接して立設され、その間柱43と間隔を置いて立設された間柱43とに、手摺外壁61と手摺内壁62とが取り付けられる。さらに、手摺外壁61,61間及び手摺内壁62,62間には、ガスケット63が介在されている。また、入隅側の手摺内壁62,62間には、シリコン発泡体などの充填材66が充填されている。
一方、手摺柱3Aと柱13との接合を点検穴32から確認した後に、手摺壁6A,6Bの手摺外壁61,61間となる手摺柱3Aの側面には、平面視L字形の出隅壁65が取り付けられる。
なお、手摺壁6A,6Bには、手摺外壁61と手摺内壁62とが取り付けられるが、建物ユニット1Dに隣接する手摺壁6Cには、手摺外壁61を設けなくてもよい。またその場合、手摺外壁61の自重が減る分、手摺柱3C、上梁41C及び下梁42Cの断面を小さくすることができる。
図8は、この出隅部R付近のフレーム材の位置関係を詳細に説明するために、天井梁11,12や手摺柱3Aなどのフレーム材のみを記した図で、図8(A)は図8(B)のRA−RA矢視方向の断面図、図8(B)は図8(A)のRB−RB矢視方向の側面図である。
この図8に示すように、手摺柱3Aは建物ユニット1Aの柱13の真上に立設されて、双方は接合ボルト14とナット141によって接合されている。そして、この接合は、手摺柱3Aの上方から挿入した連結工具7でナット141を締め付けることによっておこなうことができ、その接合状態は、点検穴32から確認することができる。
また、この手摺柱3Aの側面には、下梁42A,42Cがボルト45,・・・を介して固定されている。
次に、本実施の形態のバルコニーユニット2の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態のバルコニーユニット2は、手摺柱3A−3Cが建物ユニット1Aの柱13,・・・の上端に接合されるとともに、その手摺柱3A−3C間には上梁41A−41Cと下梁42A−42Cとが架け渡されている。
すなわち、手摺柱3A,3Aと上梁41Aと下梁42Aとによって構造的に安定した矩形の枠体が形成されるので、荷重はこの枠体内で伝達され、手摺外壁61や手摺内壁62に荷重を負担させる必要がなく、意匠性に優れた様々な形態の手摺面材を取り付けることができる。
また、手摺柱3A−3Cには、軸方向に貫通する貫通孔31を設け、手摺柱3A−3Cの上方からこの貫通孔31に連結工具7を挿入してナット141を接合ボルト14に締め付けることで、手摺柱3A−3Cと建物ユニット1Aの柱13とを容易に接合することができる。
さらに、手摺柱3A−3Cの下端付近の側面に点検穴32を設けることで、柱13と手摺柱3A−3Cとが確実に接合されているか否かを確認することができる。
また、上梁41A−41Cや下梁42A−42Cも、手摺柱3A−3Cの側面にボルト45,・・・を介して固定される。
このように溶接ではなく、枠体の四隅という少ない箇所をボルトによって接合することで手摺壁6A−6Cの構造体を組み立てることができるので、溶接ひずみを発生させることなく容易に手摺壁6A−6Cを構築することができる。
さらに、手摺柱3Aと上梁41Aと下梁42Aとによって枠状の構造体が形成されるので、上梁41Aと下梁42Aとの間に配置される間柱43は構造計算に基づいて位置を決定する必要がなく、手摺外壁61や手摺内壁62の形状に合わせて任意の位置に間柱43を取り付けることができる。
すなわち、従来のように床フレームの梁の位置に合わせて支柱を取り付ける構造では、支柱を設置できる位置が制限されるので、手摺面材を自由に選択することができないが、枠状の構造体で支持させる構造であれば、手摺面材の選択枝が広がって意匠性に優れた様々な形態の面材を取り付けることができる。
以下、前記した実施の形態とは別の形態の実施例1について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
前記実施の形態では、手摺面材として手摺外壁61及び手摺内壁62を取り付けたが、この実施例1では、手摺面材としてガラスパネル81を取り付ける手摺壁8について、図9,10を参照しながら説明する。
この手摺壁8は、建物ユニット1Aの柱13,13と同じ間隔で配置される手摺柱3A,3Aと、その上端間に架け渡される上梁41Aと、手摺柱3A,3Aの下端より少し上方の手摺柱3A,3Aの下部間に上梁41Aに平行に架け渡される下梁42Aとによって、矩形の枠状の構造体が固定部として形成されている。
また、この上梁41Aの下面に沿って断面視コ字形の上フレーム82が取り付けられ、下梁42Aの上面に沿って断面視コ字形の下フレーム83が取り付けられている。この上フレーム82と下フレーム83も、固定部となる。
そして、上フレーム82と下フレーム83に上縁及び下縁を保持させることで、手摺壁8と略同じ大きさの矩形のガラスパネル81が取り付けられる。
ここで、このガラスパネル81は、変動部として取り付けられるものであって、外観の意匠を変更する場合は、この変動部のみを別のものに取り替えることができる。
図10は、バルコニーユニット2Aを図2のX方向で見た手摺壁8の中央付近の断面図である。ここで、床パネル5の構成は、前記実施の形態と同じなので説明を省略する。
この手摺壁8は、軒先側の天井梁11に沿って延設されている。また、この手摺壁8には、上梁41Aと下梁42Aとの間にガラスパネル81が取り付けられている。さらに、この上梁41Aの上面は、笠木44によって覆われている。
このように手摺柱3A,3Aと上梁41Aと下梁42Aとによって構造的に安定した矩形の枠体が形成されるので、支柱を設けなくても一枚板のガラスパネル81を取り付けることができ、意匠性に優れた外観を創出することができる。
また、図示していないが、手摺面材として下半分に壁材を取り付け、上半分にルーバー格子を設けるなど、意匠性や機能性に富んだ様々な形態の手摺壁を構成することができる。
さらに、ガラスパネル81を骨組構造体である上梁41A及び下梁42Aの外側面側に配置することで、上梁41Aと下梁42Aと手摺柱3A,3Aとに囲まれた凹部84が形成される。そして、この凹部84が、バルコニーの内側に開放された空間となるため、利用可能な空間を広げることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施例1とは別の方法によって組み立てられる実施例2について説明する。なお、前記実施の形態又は実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
前記実施例1では、手摺柱3A,3Aに上梁41Aと下梁42Aとを取り付けて枠状の構造体を形成した後に、ガラスパネル81をその構造体に取り付けたが、この実施例2では、手摺面材としてのガラスパネル81Aを備えた壁ユニットとしてのガラス壁ユニット80Aを組み立てた後に、バルコニーに取り付ける方法について図11を参照しながら説明する。
このガラス壁ユニット80Aは、ガラスパネル81Aの上縁に断面視コ字形の上フレーム82Aを取り付け、下縁に断面視コ字形の下フレーム83Aを取り付けることによって、工場で組み立てられる。
そして、手摺柱3A,3Aの下部間に下梁42Aを架け渡した状態で、このガラス壁ユニット80Aを上方から手摺柱3A,3A間に差し込み、下フレーム83Aを下梁42Aに嵌め合わせてネジなどで固定する。
さらに、上フレーム82Aに対しては、上梁41Aを嵌め合わせてネジなどで固定する。また、この上梁41Aの端部は、手摺柱3A,3Aの上端にそれぞれボルト45で接合される。
このようにガラスパネル81Aを備えたガラス壁ユニット80Aを形成し、そのガラス壁ユニット80Aを手摺柱3A,3A間に差し込む方法であれば、現地における組み立て時間を大幅に短縮することができる。
また、下フレーム83A及び上フレーム82Aを、それぞれ下梁42Aと上梁41Aに固定するだけでよいので、継手部が少なくなって止水性能を向上させることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態及び実施例1,2とは別の形態の実施例3について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
この実施例3では、通風可能な手摺面材を形成する通風ルーバ912を備えた手摺壁91について、図12,13を参照しながら説明する。
この手摺壁91は、図12に示すように、上梁41Aと下梁42Aとの間に、複数の通風ルーバ912,・・・が間隔を置いて取り付けられている。さらに、この通風ルーバ912は、外側より建物内部側が下がるように傾斜されるとともに、各通風ルーバ912,912間が略平行になるように取り付けられる。このため、通風ルーバ912,912間からバルコニー内部に外気を取り込むことができるうえに、下方からの視線を重なり合う通風ルーバ912,・・・によって遮ることができる。
また、通風ルーバ912,・・・を骨組構造体である上梁41A及び下梁42Aの外側面側に配置することで、上梁41Aと下梁42Aと手摺柱3A,3Aとに囲まれた凹部916が形成される。そして、この凹部916が、バルコニーの内側に開放された空間となるため、利用可能な空間を広げることができる。
また、この通風ルーバ912,・・・は、縦フレーム915に端部が取り付けられ、この縦フレーム915の上下端部はそれぞれ上フレーム913と下フレーム914とに取り付けられ、全体として図13に示すように、パネル状の壁ユニットとしての通風ルーバパネル911に組み立てられる。
このように工場などで組み立てられた通風ルーバパネル911は、図13に示すように、手摺柱3A,3A間の下部に架け渡された下梁42Aの上方から差し込まれ、下フレーム914が下梁42Aにネジなどで固定される。
また、上フレーム913には上梁41Aを嵌め合わせてネジなどで固定し、上梁41Aの両端は手摺柱3A,3Aの上端にボルトで接合する。
一方、図14に示すように一面の幅が広い手摺壁(例えば幅が3600mm以上)にする場合は、2枚の通風ルーバパネル911,911を使用して組み立てる。
すなわち、この手摺柱3A,3Aの下部間に架け渡された下梁42Aの上面には、手摺柱3A,3Aに平行に間柱46を立設させる。この間柱46は、手摺柱3A,3A間の略中央に、その下端を下梁42Aの上面に当接させてボルトなどで固定される。また、間柱46は、骨組構造体を形成するような断面の大きな部材である必要はなく、通風ルーバパネル911,911の取り付けが可能な程度の剛性を備えた部材であればよい。
そして、手摺柱3Aと間柱46との間に、それぞれ通風ルーバパネル911を差し込む。
このように構成された実施例3のバルコニーユニットを形成する手摺壁91は、通風ルーバパネル911を手摺柱3A,3A(3A,3B、3A,3C)間に差し込むだけで、複数の通風ルーバ912,・・・を配置することができるので、部品数が多くなりがちなルーバを備えた手摺壁91を、容易に組み立てることができる。
さらに、手摺壁91の幅が広くなる場合でも、間柱46を設けることによって、複数の通風ルーバパネル911,911を差し込むことができ、容易に手摺壁91の組み立てをおこなうことができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施例3とは別の形態のルーバを備えた実施例4について説明する。なお、前記実施の形態又は他の実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
この実施例4では、幅板状の格子ルーバ922を手摺面材として備えた手摺壁92について、図15を参照しながら説明する。
この手摺壁92は、図15に示すように、上梁41Aと下梁42Aとの間に、複数の格子ルーバ922,・・・が間隔を置いて取り付けられている。
また、この格子ルーバ922,・・・は、縦フレーム925に取り付けられ、この縦フレーム925の上下端部はそれぞれ上フレーム923と下フレーム924とに取り付けられ、全体としてパネル状の壁ユニットとしてのルーバ格子パネル921に組み立てられる。
さらに、このルーバ格子パネル921は、格子ルーバ922,922間からバルコニー内部に外気を取り込むことができるうえに、格子ルーバ922,922間の隙間が小さいので外部からの視線の大部分を遮ることができる。
また、格子ルーバ922,・・・を骨組構造体である上梁41A及び下梁42Aの外側面側に配置することで、上梁41Aと下梁42Aと手摺柱3A,3Aとに囲まれた凹部926が形成される。そして、この凹部926が、バルコニーの内側に開放された空間となるため、利用可能な空間を広げることができる。
このように構成された実施例4のバルコニーユニットを形成する手摺壁92は、ルーバ格子パネル921を手摺柱3A,3A(3A,3B、3A,3C)間に差し込むだけで、複数の格子ルーバ922,・・・を配置することができるので、部品数が多くなりがちなルーバを備えた手摺壁92を、容易に組み立てることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態及び実施例とは別の形態の実施例5について説明する。なお、前記実施の形態又は実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
前記実施の形態では、変動部である手摺面材として手摺外壁61及び手摺内壁62について説明し、前記実施例1では、変動部である手摺面材としてガラスパネル81を取り付ける手摺壁8について説明した。そして、この実施例5では、変動部である手摺面材としてパンチングパネル85を取り付ける手摺壁8Aについて、図16−18を参照しながら説明する。
この手摺壁8Aは、建物ユニット1Aの柱13,13と同じ間隔で配置される手摺柱3A,3Aと、その上端間に架け渡される上梁41Aと、手摺柱3A,3Aの下端より少し上方の手摺柱3A,3Aの下部間に上梁41Aに平行に架け渡される下梁42Aとによって、矩形の枠状の構造体が固定部として形成されている。
また、この上梁41Aの下面に沿って断面視コ字形の上フレーム82が取り付けられ、下梁42Aの上面に沿って断面視コ字形の下フレーム83が取り付けられている。この上フレーム82と下フレーム83も、固定部の一部となる。
そして、上フレーム82と下フレーム83に上縁及び下縁を保持させることで、手摺壁8Aと略同じ大きさの矩形のパンチングパネル85が変動部として取り付けられる。
図16は、バルコニーユニット2Bを図2のX方向で見た手摺壁8Aの中央付近の断面図である。ここで、床パネル5の構成は、前記実施の形態と同じなので説明を省略する。
この手摺壁8Aは、軒先側の天井梁11に沿って延設されている。また、この手摺壁8Aには、上梁41Aと下梁42Aとの間にパンチングパネル85が取り付けられている。さらに、この上梁41Aの上面は、笠木44によって覆われている。
このパンチングパネル85は、図17に示すように、面材としての2枚のパンチング板851,851を隣接させて、縦枠852によって内側面側から連結させることで形成されている。
このパンチング板851は、多数のパンチング孔851a,・・・が表面に設けられるとともに、上縁と下縁にフランジ851b,851bがそれぞれ延設されている。
このフランジ851b,851bは、パンチング板851を上フレーム82及び下フレーム83にそれぞれ連結させるために延設されるもので、ネジ(図示せず)を挿通させるネジ孔851c,・・・が複数、設けられている。
また、このパンチング板851,851間を内側面側から連結させる縦枠852は、図18に示すように、平面視コ字形でパンチング板851と略同じ高さに成形されている。
さらに、パンチング板851の側縁には、図18に示すように大きさの異なる平面視L字形の左連結フランジ851dと右連結フランジ851eがそれぞれ設けられており、一方のパンチング板851の右連結フランジ851eに他方のパンチング板851の左連結フランジ851dを当接させる。
そして、これらの当接部に内側面側から縦枠852を嵌め、図18(B)に示すようにリベット853を縦枠852、右連結フランジ851e及び左連結フランジ851dに貫通させることで、パンチング板851,851同士を連結する。なお、このリベット853は、上下方向に間隔を置いて複数、取り付けられる。
また、この縦枠852の上端及び下端には、図17及び図18(A)に示すようにネジ孔852aが設けられており、上フレーム82及び下フレーム83にそれぞれネジ(図示せず)で縦枠852を連結する。
なお、図17に示したパンチングパネル85の両側縁に突出される左連結フランジ851dと柱用連結フランジ851fは、それぞれ隣接する手摺柱3A,3Aに連結させる。
このように手摺柱3A,3Aと上梁41Aと下梁42Aとによって構造的に安定した矩形の枠体が固定部として形成されるので、支柱を設けなくても大判のパンチングパネル85を取り付けることができ、意匠性に優れた外観を創出することができる。
また、固定部の使用部材はそのままにして、変動部であるパンチングパネル85をガラスパネル81やその他のデザイン又は素材のパネルに変更することができるので、意匠の自由度を高めることができる。
さらに、パンチングパネル85を、複数のパンチング板851,851と、そのパンチング板851,851間を内側面側から連結する縦枠852とによって構成することで、縦枠852が外側面側に露出しなくなる。このため、複数のパンチング板851,851を使用した場合でも、外観は一体の幅広のパンチングパネル85に見せることができる。
また、縦枠852を上フレーム82と下フレーム83に固定することによって、縦枠852を上梁41Aと下梁42Aに連結させることができる。そして、パンチング板851,851間を連結する縦枠852の上端及び下端が固定部に連結されることによって、パンチングパネル85及びパンチング板851の剛性を高めることができるので、より大判の意匠性に優れたパンチングパネル85及びパンチング板851を採用することが可能になる。例えば、縦枠852の上下の端部を固定しない場合は、使用できるパンチング板851の最大幅が900mm以下であるが、縦枠852の上下の端部を上梁41Aと下梁42Aに連結させることによって、一枚のパンチング板851の幅を1125mmまで広げることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態又は実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、すべての手摺壁6A−6Cを同様な構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば軒先側の手摺壁6Aは前記実施の形態で説明したような矩形枠状の構造体を備えた構造とし、それ以外の手摺壁6B,6Cは、手摺柱3A,3Aと建物ユニット1Fを横架材で繋いでそれらに支持させるような簡素な構造とすることもできる。
また、前記実施の形態では、床パネル5と手摺壁6A−6Cとは、別々に建物ユニット1Aに取り付けたが、これに限定されるものではなく、工場などで床パネル5と手摺壁6A−6Cとを一体化して、建築現場で一度にクレーンで吊り上げて設置するようにしてもよい。
さらに、前記実施例2−4では、壁ユニットには手摺面材を組み込んだだけであるが、これに限定されるものではなく、上梁41A(41B,41C)を含めて一体化した壁ユニットを形成し、手摺柱3A,3A(3A,3B、3A,3C)間に差し込むようにしてもよい。
また、前記実施例3では、手摺柱3A,3A間に間柱46を一本、立設しただけであるが、これに限定されるものではなく、複数の間柱46,・・・を立設して、間柱46,46間にも通風ルーバパネル911を差し込むようにすることもできる。
さらに、前記実施の形態又は前記実施例では、建物ユニット1Aの上面に設置されるバルコニーユニット2,2A,2Bについて説明したが、これに限定されるものではなく、骨組構造体を有していない建物ユニットや建物の上面に設置されるバルコニーユニットにも本発明を適用することができる。
本発明の最良の実施の形態のバルコニーユニットを建物ユニットに取り付ける工程を説明する説明図である。 バルコニー付き建物の外観を説明する斜視図である。 手摺壁の製作工程を説明する説明図である。 手摺壁の構成を説明する正面図である。 床パネルを設置する工程を説明する説明図である。 図2のX方向で見た断面図である。 図2のR部付近を水平方向に切断した断面図である。 図2のR部付近のフレーム材の構成を詳細に説明する図であって、(A)は(B)のRA−RA矢視方向に見た断面図、(B)は(A)のRB−RB矢視方向に見た側面図である。 実施例1の手摺壁の製作工程を説明する説明図である。 実施例1の手摺壁を図2のX方向で見た断面図である。 実施例2の手摺壁の製作工程を説明する説明図である。 実施例3の手摺壁の構成を説明する断面図である。 実施例3の手摺壁の製作工程を説明する説明図である。 実施例3の手摺壁の製作工程を説明する説明図である。 実施例4の手摺壁の構成を説明する断面図である。 実施例5の手摺壁を図2のX方向で見た断面図である。 実施例5のパンチングパネルの構成を説明する正面図である。 実施例5のパンチング板同士の接合部の構成を詳細に説明する図であって、(A)は斜視図、(B)は平面図である。
符号の説明
1A 建物ユニット
11 天井梁(梁材)
12 妻側梁(梁材)
13 柱(柱材)
2,2A,2B バルコニーユニット
3A−3C 手摺柱
31 貫通孔
32 点検穴
41A−41C 上梁
42A−42C 下梁
43,46 間柱
61 手摺外壁(手摺面材)
62 手摺内壁(手摺面材)
81,81A ガラスパネル(手摺面材)
80A ガラス壁ユニット(壁ユニット)
84 凹部
85 パンチングパネル(手摺面材)
851 パンチング板(面板)
852 縦枠
911 通風ルーバパネル(壁ユニット)
912 通風ルーバ(手摺面材)
916 凹部
921 ルーバ格子パネル(壁ユニット)
922 格子ルーバ(手摺面材)
926 凹部

Claims (11)

  1. 柱材と梁材とによる骨組構造体によって形成される建物ユニットの上面に設置されるバルコニーユニットであって、
    前記柱材の上端に接合される手摺柱と、その手摺柱の上部間に架け渡される上梁と、前記手摺柱の下部間に架け渡される下梁と、前記上梁と前記下梁とに支持される手摺面材とを備え
    前記手摺柱の側面に前記下梁の端部がボルトを介して固定されることを特徴とするバルコニーユニット。
  2. 前記上梁と前記下梁との間には、上端及び下端にバネ構造を備えた間柱が取り付けられ、前記間柱に前記手摺面材が固定されることを特徴とする請求項1に記載のバルコニーユニット。
  3. 前記手摺柱には、軸方向に貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバルコニーユニット。
  4. 前記手摺柱の下端付近の側面には、前記貫通孔に連通する点検穴が形成されていることを特徴とする請求項に記載のバルコニーユニット。
  5. 前記手摺面材を備えた壁ユニットを形成するとともに、前記手摺柱間に前記壁ユニットを差し込ませることを特徴とする請求項1に記載のバルコニーユニット。
  6. 前記手摺面材を備えた壁ユニットを形成するとともに、前記下梁に間柱の下端を取り付け、前記手摺柱と前記間柱との間又は前記間柱間の少なくとも一方に前記壁ユニットを差し込ませることを特徴とする請求項1に記載のバルコニーユニット。
  7. 前記手摺面材は前記上梁及び前記下梁の外側面側に配置され、前記上梁と前記下梁に挟まれた凹部が内側に形成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のバルコニーユニット。
  8. 間隔を置いて配置される手摺柱と、その手摺柱の上部間に架け渡される上梁と、前記手摺柱の側面の下部間に架け渡されてボルトを介して固定される下梁とを備えた固定部と、
    前記固定部に支持される手摺面材を備えた変動部とを有することを特徴とするバルコニーユニット。
  9. 柱材と梁材とによる骨組構造体によって形成される建物ユニットの上面に設置されるバルコニーユニットであって、
    前記柱材の上端に接合される手摺柱と、その手摺柱の上部間に架け渡される上梁と、前記手摺柱の側面の下部間に架け渡されてボルトを介して固定される下梁とを備えた固定部と、
    前記固定部に支持される手摺面材を備えた変動部とを有することを特徴とするバルコニーユニット。
  10. 前記手摺面材は、複数の面板と、その面板間を内側面側から連結する縦枠とから形成されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のバルコニーユニット。
  11. 前記縦枠の上端及び下端を、前記上梁と前記下梁とにそれぞれ連結させることを特徴とする請求項10に記載のバルコニーユニット。
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