JP5478864B2 - 連結構造、ユニット式建物、その施工方法 - Google Patents

連結構造、ユニット式建物、その施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、離し置きした建物ユニット同士を連結する連結構造、ユニット式建物、その施工方法に関する。
従来、柱、梁からなる略直方体状の骨組みを備えた建物ユニットを複数並べて施工するユニット式建物がある。このユニット式建物において、隣り合う建物ユニット同士を水平方向に離して配置した離し置き部(ジョイントスペース)が形成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたようなユニット式建物の離し置き部においては、隣り合う建物ユニットの柱同士または天井梁同士を連結梁で連結するとともに、隣り合う建物ユニットの床面材間に渡る床面合板を架設した連結構造が一般的に採用されている。
特開2005−240358号公報
しかし、従来のユニット式建物において、離し置きの間隔寸法としては0.5モジュール(約455mm)程度以下とされているため、連結梁および床面合板による水平構面の構造であっても、建物ユニット間の荷重伝達上、特に問題とならなかったのであるが、間隔寸法を拡大しようとした場合に、従来の構造では水平構面の水平剛性が不足してしまうことが懸念される。また、離し置き部の連結構造としては、建物全体の剛性および耐力を確保する上で高い剛性を有し、かつ構造の複雑化や施工の煩雑さを招かないものが望まれている。
本発明の目的は、建物ユニットを離し置きした建物における水平構面の剛性が確保できる連結構造、ユニット式建物、その施工方法を提供することである。
本発明の連結構造は、柱および梁からなる略直方体状の骨組みを有した複数の建物ユニットを互いに水平方向に離し置きした離し置き部の連結構造であって、前記複数の建物ユニットは、下階建物ユニットと上階建物ユニットとを含んで構成され、 隣り合う建物ユニットの柱同士を連結する第一の連結梁と、隣り合う建物ユニットの梁同士を連結する第二の連結梁と、前記第一の連結梁及び第二の連結梁を含む水平領域に設けられる水平ブレースと備え、前記第一の連結梁と第二の連結梁と水平ブレースは、下階建物ユニット及び上階建物ユニットのうちの下階建物ユニットにおける天井梁の高さレベルに設けられ、前記第一の連結梁と第二の連結梁は、互いに対向する一対の連結梁と下階建物ユニットの天井梁とで矩形状に囲まれた水平領域の内部に向かって略中間の高さ位置から張り出す略矩形板状の張出部と、下階建物ユニットの天井梁に対向し、複数のボルトにて天井梁に固定される固定部が両端に形成され、 前記水平ブレースは、前記第一の連結梁及び第二の連結梁のうち対向する一対の連結梁において、一方の連結梁の一端部に形成された張出部と、他方の連結梁の他端部に形成された張出部に連結されることを特徴とする。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態のユニット式建物1の全体構成を示す斜視図である。図2は、ユニット式建物1の下階部を示す斜視図である。
図1、及び図2に示すように、本実施形態のユニット式建物1は、基礎2の上に設けられた例えば4個の下階建物ユニット3からなる下階部4と、下階建物ユニット3の上に載置された4個の上階建物ユニット5からなる上階部6と、この上階部6の上方に設けられる屋根部7とを備えて構成されている。
下階部4において、4個の下階建物ユニット3は、そのうち2個ずつの下階建物ユニット3の短辺同士が対向する方向に隣り合うとともに、これら隣り合った2個ずつが対向方向と交差する方向(以下、離間方向とする)に所定間隔Lだけ離れて配置されている。そして、上階部6においても、4個の上階建物ユニット5は、それぞれ4個の下階建物ユニット3の上部に配置され、2個の上階建物ユニット5同士が離間方向に所定間隔Lだけ離れて配置されている。
以上の下階建物ユニット3は、図2に示すように、四隅に立設される4本の柱10と、これらの柱10の上端間同士を連結する4本の天井梁11と、各柱10の下端間同士を連結する4本の床梁12とを含む骨組み13を有し、略直方体状に形成されている。一方、上階建物ユニット5も下階建物ユニット3と同様に、柱10と、4本の天井梁11と、4本の床梁12とを含む骨組み13を有し、略直方体状に形成されている。
そして、下階建物ユニット3および上階建物ユニット5において、天井梁11は各2本ずつの長辺天井梁11Aおよび短辺天井梁11Bで構成され、床梁12は各2本ずつの長辺床梁12Aおよび短辺床梁12Bで構成されている。そして、2本の長辺天井梁11A間、および2本の長辺床梁12A間には、図示しないが、複数本の天井小梁、複数本の根太がそれぞれ架け渡されている。また、柱10と天井梁11および床梁12とは、仕口14を介して接続されている。
下階部4において、所定間隔Lだけ離れて配置される下階建物ユニット3同士は、図2に示すように、それぞれの長辺天井梁11A同士および長辺床梁12A同士が対向して設置され、この間隔Lだけ離し置きした空間によって下階離し置き部8が構成されている。そして、上階部6においても上階建物ユニット5同士は、長辺天井梁11A同士および長辺床梁12A同士が所定間隔Lだけ離れて対向して設置され、この間隔Lだけ離し置きした空間によって上階離し置き部9が構成されている(図1参照)。
なお、所定間隔Lの寸法は、製作基準寸法であるモジュールが、例えば、1モジュール910mmである場合、本実施形態では、1モジュールの910mm程度に設定されていてもよく、さらには所定間隔Lが1モジュールを超えて1.5モジュールの1365mm程度や2モジュールの1820mm程度に設定されていてもよい。また、下階離し置き部8および上階離し置き部9における外壁位置には、ALC版などの適宜な外装材が設けられている。
図3は、下階離し置き部8を上方側から見た図である。
下階離し置き部8には、図3に示すように、所定間隔Lだけ離れて配置される下階建物ユニット3を連結する連結構造20が設けられている。
連結構造20は、離間方向に沿って延出し、下階建物ユニット3の天井梁11同士を連結する複数の連結梁21と、対向する一対の連結梁21と下階建物ユニット3の天井梁11とで囲まれた水平領域に交差して設けられる2本の水平ブレース22とを備える。すなわち、各連結梁21、及び各水平ブレース22は、下階建物ユニット3における天井梁11の高さレベルに設けられている。
各連結梁21は、隣り合う下階建物ユニット3にかかる力を伝達するため、天井梁11と同一直線上に配設される他、各下階建物ユニット3の対向方向に適当な間隔で配置される。すなわち、各連結梁21は、下階建物ユニット3の天井梁11同士を直接連結してもよく、仕口14を介して連結してもよい。
図4は、下階離し置き部8を離間方向に沿って切断した縦断面図である。
各連結梁21は、図3、及び図4に示すように、互いに対向する一対の連結梁21と下階建物ユニット3の天井梁11とで矩形状に囲まれた水平領域の内部に向かって略中間の高さ位置から張り出す略矩形板状の張出部211と、下階建物ユニット3の天井梁11に対向し、複数のボルト23にて天井梁11に固定される固定部212とが両端に形成されている。また、各連結梁21のうち、下階建物ユニット3の仕口14に隣接する連結梁21の両端には、仕口213が設けられている。
各水平ブレース22は、略円柱状に形成された本体部221と、本体部221の両端に形成され、ボルト24にて連結梁21の張出部211に接続される板状の接続部222とを備える。すなわち、各水平ブレース22は、一対の連結梁21のうち、一方の連結梁21の一端部に形成された張出部211と、他方の連結梁21の他端部に形成された張出部211とに連結されている。
図5は、下階離し置き部8、及び上階離し置き部9を離間方向に沿って切断した縦断面図である。
このような4個の下階建物ユニット3の上端には、前述したように、それぞれ上階建物ユニット5が載置されている。下階建物ユニット3に上階建物ユニット5を連結、固定するには、図5に示すように、下階建物ユニット3における柱10の上端の仕口14に形成された係合孔(図示略)と、上階建物ユニット5における柱10の下端の仕口14に形成された係合孔(図示略)とに係合ピン15を係合させて位置決めする。そして、下階建物ユニット3、及び上階建物ユニット5をボルト16にて連結、固定する。
上階離し置き部9には、上階建物ユニット5の床梁12の高さレベルに上階の床パネルユニット30が設けられている。
床パネルユニット30は、床面部材31と、床面部材31を下方側から支持する矩形枠状の枠状部材32とを備え、床面部材31は、枠状部材32の上面に固定されている。
枠状部材32は、下階建物ユニット3の天井梁11に対向する平面32Aを外側に有する断面コ字状に四辺が形成された部材であり、平面32Aは、天井梁11に沿って延出する略直方体状に形成され、枠状部材32を支持する支持部材17を介して天井梁11に連結、固定される。なお、支持部材17は、上階建物ユニット5における柱10の下端の仕口14に予め複数のボルト18にて固定されている。
天井梁11に床パネルユニット30を連結、固定するには、連結梁21の仕口213に形成された係合孔(図示略)と、枠状部材32に形成された係合孔(図示略)とに係合ピン33を係合させて位置決めする。そして、支持部材17、及び枠状部材32を複数のボルト34にて連結、固定する。
次に、ユニット式建物1の施工方法について説明する。なお、以下では、連結構造20の施工方法について主に説明し、その他の施工方法についての説明を省略する。
図6は、連結構造20を吊り上げた状態を示す図である。図7は、連結構造20を吊り上げた状態における連結構造20の角部を示す拡大図である。
施工に際しては、連結構造20は、図6に示すように、各連結梁21同士を一対の治具梁41で連結しておき、この治具梁41を介して複数のワイヤ42にて吊り上げることで下階離し置き部8に配置する。
治具梁41は、角柱状に形成された断面コ字状の本体部411と、本体部411の両端から本体部411の延出方向と直交する方向に延出し、施工に際して各連結梁21の高さレベルを位置決めするためのガイド部412とを備える。
具体的に、各連結梁21同士を各治具梁41で連結するに際しては、図7に示すように、連結梁21の仕口213に形成されたネジ孔(図示略)と、治具梁41に形成されたネジ孔(図示略)とに釣具43を螺合させて連結する。なお、各連結梁21は、断面コ字状に形成されている。
そして、連結構造20を各ワイヤ42にて吊り上げることで下階離し置き部8に配置し、仕口14と、ガイド部412を当接させて各連結梁21の高さレベルを位置決めしてから、連結梁21の端部に形成される固定部212と、隣り合う下階建物ユニット3の天井梁11とを複数のボルト23にて接合する(図4参照)。さらに、固定部212と、天井梁11とを接合した後に釣具43を取り外し、治具梁41に形成されたネジ孔41Aに螺合させることで連結構造20から治具梁41を取り外す。
ここで、各連結梁21のうち、中間に配置される各連結梁21の固定部212には、ガイド部412と同一の高さレベルとなるように上方側の端部が折り曲げ加工された断面略L字状のプレート214が取り付けられている。そして、施工に際しては、天井梁11と、プレート214の折り曲げ部分とを当接させて各連結梁21の高さレベルの位置決めをする。このプレート214は、固定部212とともに、隣り合う下階建物ユニット3の天井梁11に接合される。
なお、本実施形態では、各水平ブレース22を張出部211に予め連結した状態で連結構造20を施工していた。これに対して、張出部211は、各連結梁21の略中間の高さ位置から張り出しているので、各水平ブレース22を張出部211に連結させていない状態で連結構造20を下階離し置き部8に配置し、床パネルユニット30を天井梁11に連結、固定した後で各水平ブレース22を張出部211に連結させるように施工してもよい。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)下階離し置き部8において少なくとも一対の連結梁21に加えて水平ブレース22によって下階建物ユニット3同士を連結したことで、下階離し置き部8の間隔寸法を拡大した場合であっても建物における水平構面の水平剛性が確保でき、建物全体の耐震性や耐風性を十分に確保することができる。また、水平ブレース22を下階建物ユニット3の天井梁11と連結梁21とで囲まれた水平領域に設けたことで、水平ブレース22が建物の内部空間側に露出したり突出したりしないようにできる。従って、下階離し置き部8の間隔寸法を大きくして建物の内部空間を拡大することができるとともに、内部空間の設計自由度を高めて居住性に優れた建物を提供することができる。
(2)水平ブレース22の端部を連結梁21の端部に連結したことで、水平ブレース22を下階建物ユニット3の柱10や梁11,12に連結する必要がないため、下階建物ユニット3に対する接合構造を簡単化することができるとともに、水平ブレース22を連結した状態の連結梁21を下階離し置き部8の下階建物ユニット3に接合することができるので、現場における接合作業の手間を軽減して作業性を向上させることができる。
(3)連結梁21および水平ブレース22を下階離し置き部8に設置してから、その上側に床パネルユニット30を設置することで隣り合う建物ユニット3,5を連結することができるので、迅速かつ容易に下階離し置き部8の施工を実施することができる。
(4)治具梁41によって連結梁21および水平ブレース22を仮固定することで、運搬や吊り込み、設置の作業を容易に実施することができるとともに、治具梁41を取り外して回収することで治具梁41を再利用することもでき、使用部材を節約することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
図8は、本実施形態の下階離し置き部8、及び上階離し置き部9を離間方向に沿って切断した縦断面図である。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
前記第1実施形態では、下階離し置き部8、及び上階離し置き部9の連結構造20は、連結梁21、及び水平ブレース22で構成されていた。
これに対して、本実施形態では、図8に示すように、下階離し置き部8、及び上階離し置き部9の連結構造は、連結梁53、及び水平ブレース55を含んで構成される床パネルユニット50である点で異なる。
連結構造としての床パネルユニット50は、床面部材51と、床面部材51を下方側から支持する矩形枠状の枠状部材52とを備え、床面部材51は、枠状部材52の上面に固定されている。
枠状部材52は、上階建物ユニット5の床梁12に対向する平面52Aを外側に有する断面コ字状に四辺が形成された部材である。この枠状部材52は、離間方向に沿って延出し、上階建物ユニット5の床梁12同士を連結する複数の連結梁53と、各連結梁53の両端に形成される略三角柱状の取付部54と、対向する一対の連結梁53と上階建物ユニット5の床梁12とで囲まれた水平領域に設けられる2本の水平ブレース55とを備える。なお、枠状部材52において離間方向に沿う各短辺は、連結梁53として機能する。
取付部54は、下階建物ユニット3の天井梁11に対向する平面54Aを有し、平面54Aは、天井梁11に複数のボルト56にて固定される。
各水平ブレース55は、略円柱状に形成された本体部551と、本体部551の両端に形成され、ボルト(図示略)にて取付部54に接続される板状の接続部552とを備える。すなわち、各水平ブレース55は、一対の連結梁53のうち、一方の連結梁53の一端部に形成された取付部54と、他方の連結梁53の他端部に形成された取付部54とに連結されている。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
すなわち、床パネルユニット50と、連結梁53、及び水平ブレース55とを一体にすることで、床パネルユニット50と同時に連結梁53、及び水平ブレース55を設置することができ、さらに施工手間が軽減できて工期短縮を図ることができる。
〔第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
図9は、本実施形態の連結構造20Aを示す斜視図である。
前記第1実施形態では、連結構造20は、連結梁21、及び水平ブレース22で構成されていた。
これに対して、本実施形態では、図9に示すように、連結構造20Aは、連結梁21、及び水平ブレース22と、連結梁21の端部同士を結んで下階建物ユニット3の天井梁11(図2参照)に沿って延びる枠梁25とを備え、パネル化されている点で異なる。
施工に際しては、連結構造20Aは、パネル化した連結梁21、水平ブレース22、及び枠梁25を下階離し置き部8に設置してから、連結梁21の端部と隣り合う下階建物ユニット3の天井梁11とを接合する。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
すなわち、連結梁21、水平ブレース22および枠梁25をパネル化することで、このパネルを工場で組み立てることができ、現場作業を少なくして施工性を向上させることができる。さらに、パネル化したことで、各部材の組み立て状態が安定することから、運搬や吊り込み、設置の作業が格段に容易になり、作業効率を向上させることができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば、前記各実施形態では、連結梁21,53は、隣り合う建物ユニット3,5の天井梁11同士、または床梁12同士を連結していたが、柱同士を連結してもよい。要するに、連結梁は、隣り合う建物ユニットの柱同士、または梁同士を連結していればよい。
前記各実施形態では、水平ブレース22,55は、一対の連結梁21,53のうち、一方の連結梁21,53の一端部と、他方の連結梁21,53の他端部とに連結されていた。これに対して、例えば、柱、または梁を直接連結するように構成してもよい。
前記各実施形態では、4個の下階建物ユニット3、及び4個の上階建物ユニット5を互いに水平方向に離し置きした離し置き部8,9を例示したが、離し置き部は、少なくとも2個の建物ユニットを互いに水平方向に離し置きした部分であればよい。
本発明の第1実施形態のユニット式建物の全体構成を示す斜視図。 前記実施形態におけるユニット式建物の下階部を示す斜視図。 前記実施形態における下階離し置き部を上方側から見た図。 前記実施形態における下階離し置き部を離間方向に沿って切断した縦断面図。 前記実施形態における下階離し置き部、及び上階離し置き部を離間方向に沿って切断した縦断面図。 前記実施形態における連結構造を吊り上げた状態を示す図である。 前記実施形態における連結構造を吊り上げた状態における連結構造の角部を示す拡大図。 本発明の第2実施形態の下階離し置き部、及び上階離し置き部を離間方向に沿って切断した縦断面図。 本発明の第3実施形態の連結構造を示す斜視図。
符号の説明
1…ユニット式建物
3…下階建物ユニット
4…下階部
5…上階建物ユニット
6…上階部
8…下階離し置き部
9…上階離し置き部
10…柱
11…天井梁
11A…長辺天井梁
11B…短辺天井梁
12…床梁
12A…長辺床梁
12B…短辺床梁
13…骨組み
20,20A…連結構造
21,53…連結梁
22,55…水平ブレース
25…枠梁
30,50…床パネルユニット
41…治具梁。

Claims (1)

  1. 柱および梁からなる略直方体状の骨組みを有した複数の建物ユニットを互いに水平方向に離し置きした離し置き部の連結構造であって、
    前記複数の建物ユニットは、下階建物ユニットと上階建物ユニットとを含んで構成され、
    隣り合う建物ユニットの柱同士を連結する第一の連結梁と、隣り合う建物ユニットの梁同士を連結する第二の連結梁と、前記第一の連結梁及び第二の連結梁を含む水平領域に設けられる水平ブレースと備え、
    前記第一の連結梁と第二の連結梁と水平ブレースは、下階建物ユニット及び上階建物ユニットのうちの下階建物ユニットにおける天井梁の高さレベルに設けられ、
    前記第一の連結梁と第二の連結梁は、互いに対向する一対の連結梁と下階建物ユニットの天井梁とで矩形状に囲まれた水平領域の内部に向かって略中間の高さ位置から張り出す略矩形板状の張出部と、下階建物ユニットの天井梁に対向し、複数のボルトにて天井梁に固定される固定部が両端に形成され、
    前記水平ブレースは、前記第一の連結梁及び第二の連結梁のうち対向する一対の連結梁において、一方の連結梁の一端部に形成された張出部と、他方の連結梁の他端部に形成された張出部に連結されることを特徴とする連結構造。
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