JP5288706B2 - 薄膜トランジスタ表示板 - Google Patents

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Description

本発明は、薄膜トランジスタ表示板及びその製造方法に関する。
一般に、液晶表示装置(liquid crystal display、LCD)、有機発光表示装置(organic light emitting diode display、OLED display)、電気泳動表示装置(electrophoretic display)などの平板表示装置は、複数対の電場生成電極と、その間に入っている電気光学(electro−optical)活性層とを含む。液晶表示装置の場合に電気光学活性層として液晶層を含み、有機発光表示装置の場合に電気光学活性層として有機発光層を含む。
一対をなす電場生成電極のうちの一つは、通常、スイッチング素子に連結されて電気信号の印加を受け、電気光学活性層はこの電気信号を光学信号に変換することによって映像を表示する。
平板表示装置においては、スイッチング素子として三端子素子である薄膜トランジスタ(thinfilm transistor、TFT)を用い、この薄膜トランジスタを制御するための走査信号を伝達するゲート線と、画素電極に印加される信号を伝達するデータ線とが平板表示装置に備えられる。
このような薄膜トランジスタの中で、ケイ素(Si)のような無機半導体の代わりに有機半導体を用いる有機薄膜トランジスタ(organic thin film transistor、OTFT)に対する研究が活発に行われている。
このような有機薄膜トランジスタがマトリックス(matrix)状に配列されている有機薄膜トランジスタ表示板は、既存の薄膜トランジスタと比較して構造及び製造方法において多くの差がある。
そのうちの一つが、有機薄膜トランジスタはインクジェット印刷(inkjet printing)方法のような溶液工程(solution process)によって製作できることである。
インクジェット印刷方法は、隔壁(partition)によって定義されている所定領域に有機溶液を滴下し、有機半導体または絶縁膜のような有機薄膜を容易に形成することができる。
特開2002-117756号公報
しかし、インクジェット印刷方法によって形成された有機薄膜は、厚さが不均一に形成され得る。特に、有機半導体の場合、チャネルが形成される部分に厚さの差が生じる場合に薄膜トランジスタの特性に影響を与えることがある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、有機薄膜を均一に形成することによって薄膜トランジスタの特性を改善することにある。
発明1は、基板と、前記基板上に形成され、互いに交差する第1及び第2信号線と、前記第1信号線と連結されているソース電極と、前記ソース電極と対向するドレイン電極と、前記ドレイン電極と連結されている画素電極と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極上に形成され、下部が上部より広い第1開口部を有する第1隔壁と、前記第1開口部に位置し、前記ソース電極及び前記ドレイン電極と少なくとも一部重畳する有機半導体と、前記第2信号線と連結され、前記有機半導体と一部重畳するゲート電極と、を含むことを特徴とする薄膜トランジスタ表示板を提供する。
有機半導体溶液は第1隔壁との親和性により第1隔壁に沿って密着して満たされるので、有機半導体は第1開口部と実質的に同一の形状に形成される。また、第1隔壁は下部が上部より広い第1開口部を有するため、第1開口部の下部方向にソース及びドレイン電極と第1隔壁との間に鋭角をなすエッジ(edge)部分Aが形成される。ここで、有機半導体のうちの厚く形成される部分は第1開口部のエッジ部分Aに満たされるため、チャネルが形成される中心部分は均一な厚さに形成できる。したがって、インクジェット方法のような溶液工程によって有機半導体を形成する場合にも、チャネルが形成される部分は均一な厚さに形成することができるので、薄膜トランジスタの特性に影響を与えず、性能よく形成することができる。
発明2は、発明1において、前記第1隔壁は、逆テーパ(inverse−taper)部分を含むことを特徴とする。
発明3は、発明2において、前記第1隔壁は、ネガティブ型の感光物質(negative photoresist)を含むことを特徴とする。
発明4は、発明2において、前記有機半導体と前記ゲート電極との間に有機物質を含むゲート絶縁部材をさらに含むことを特徴とする。
発明5は、発明4において、前記ゲート絶縁部材は、前記第1隔壁によって取り囲まれていることを特徴とする。
前記ゲート電極の下部に遮断部材をさらに含むことを特徴とすると好ましい
前記ソース電極及び前記ドレイン電極は、ITOまたはIZOを含むことを特徴とすると好ましい
前記第1信号線と同一層に形成され、前記画素電極と一部重畳する維持電極をさらに含むことを特徴とすると好ましい
発明は、発明1において、前記有機半導体の下部に位置する光遮断膜をさらに含むことを特徴とする。
発明は、発明1において、前記ゲート電極を覆う保護部材をさらに含むことを特徴とする。
発明は、発明2において、前記第1隔壁の下部に形成され、下部が上部より大きい第2開口部を有する第2隔壁をさらに含むことを特徴とする。
発明は、発明において、前記第2開口部は、前記第1開口部より大きいことを特徴とする。よって、第1開口部は、第2開口部内に位置する。
発明10は、発明において、前記第2開口部にはゲート絶縁部材が形成されていることを特徴とする。
発明11は、発明10において、前記第2隔壁は逆テーパ部分を含むことを特徴とする。
基板上に第1信号線を形成する段階と、前記第1信号線上に複数のコンタクトホールを有する層間絶縁膜を形成する段階と、前記層間絶縁膜上に、前記コンタクトホールを通じて前記第1信号線と連結されているソース電極、及びこれと対向するドレイン電極を含む画素電極を形成する段階と、前記ソース電極及び前記画素電極上に有機膜を形成する段階と、前記有機膜を一部除去して下部が上部より広い開口部を形成する段階と、前記開口部に有機半導体を形成する段階と、前記有機半導体上にゲート絶縁部材を形成する段階と、前記ゲート絶縁部材上にゲート電極を含む第2信号線を形成する段階と、を含むことを特徴とする薄膜トランジスタ表示板の製造方法を提供すると好ましい
前記有機半導体を形成する段階及び前記ゲート絶縁部材を形成する段階のうちの少なくとも一つは、前記開口部に溶液を滴下する段階及び前記溶液を乾燥する段階を含むことを特徴とする。
前記有機膜は、ネガティブ型の感光物質を塗布して形成することを特徴とする。
前記開口部は、前記有機膜をドライエッチングして形成することを特徴とする。
前記開口部を形成する段階は、前記有機膜上に金属層を形成する段階と、前記金属層をフォトエッチングして金属パターンを形成する段階と、前記金属パターンをマスクとして前記有機膜をドライエッチングする段階と、前記金属パターンを除去する段階と、を含むことを特徴とする。
このとき、金属パターンはエッチングされない。また、金属パターンに近い有機膜ほど、金属パターンによりエッチングの影響から保護される。逆に、金属パターンから遠い有機膜ほど、よりエッチングの影響を受ける。よって、開口部は、その底部ほどエッチング量が多くなるように形成される。
前記金属層は、前記ソース電極及び前記ドレイン電極とは異なる物質から形成することを特徴とする。
基板上にデータ線を形成する段階と、前記データ線上に第1コンタクトホールを有する層間絶縁膜を形成する段階と、前記層間絶縁膜上にゲート線を形成する段階と、前記ゲート線上に第1開口部を有し、逆テーパ状である第1隔壁を形成する段階と、前記第1開口部にゲート絶縁部材を形成する段階と、前記ゲート絶縁部材及び前記第1隔壁上にソース電極及び画素電極を形成する段階と、前記ソース電極及び前記画素電極上に第2開口部を有し、逆テーパ状である第2隔壁を形成する段階と、前記第2開口部に有機半導体を形成する段階と、を含むことを特徴とする薄膜トランジスタ表示板の製造方法を提供する。
本発明によれば、有機半導体におけるチャネルが形成される部分を均一な厚さに形成することによって、薄膜トランジスタの特性を改善することができる。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態について本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は多様な相異な形態で実現でき、ここに説明する実施形態に限定されない。
図面において、いろいろな層及び領域を明確に表現するために厚さを拡大して示した。明細書全体にわたって類似な部分については同一の図面符号を付けた。層、膜、領域、板などの部分が他の部分の“上”にあるとする時、これは他の部分の“すぐ上”にある場合だけでなく、その中間に他の部分がある場合も含む。逆に、ある部分が他の部分の“すぐ上”にあるとする時には、中間に他の部分がないことを意味する。
以下、図1及び図2を参照して本発明の一実施形態による有機薄膜トランジスタ表示板について詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態による有機薄膜トランジスタ表示板の配置図であり、図2は図1の薄膜トランジスタ表示板のII−II線に沿った断面図である。
透明なガラス、シリコン(silicone)またはプラスチック(plastic)などで作られた絶縁基板(substrate)110上に、複数のデータ線171、複数の維持電極線(storage electrode line)131、及び光遮断膜174が形成されている。
データ線171はデータ信号を伝達し、図1中、主に縦方向に延在している。各データ線171は、縦方向に延在する部分から横に突出した複数の突出部(projection)173と、他の層または外部駆動回路との接続のための広い端部179とを含む。データ信号を生成するデータ駆動回路(図示せず)は、基板110上に付着される可撓性印刷回路膜(図示せず)上に装着されたり、基板110上に直接装着されたり、基板110に集積できる。データ駆動回路が基板110上に集積されている場合、データ線171が延長されてこれと直接連結されることができる。
維持電極線131は、所定の電圧の印加を受け、データ線171とほとんど平行に延在している。各維持電極線131は二つのデータ線171の間に位置し、二つのデータ線171のうちの右側に近い。維持電極線131は、図1に示すように、分岐しており、環状をなす維持電極(storage electrode)137を含む。しかし、維持電極線131の形状及び配置は多様に変更できる。
光遮断膜174は、データ線171及び維持電極線131と分離されている。
データ線171、維持電極線131及び光遮断膜174は、アルミニウム(Al)やアルミニウム合金などアルミニウム系金属、銀(Ag)や銀合金など銀系金属、金(Ag)や金合金など金系金属、銅(Cu)や銅合金など銅系金属、モリブデン(Mo)やモリブデン合金などモリブデン系金属、クロム(Cr)、タンタル(Ta)及びチタニウム(Ti)などで作られることができる。しかし、これらは、物理的性質が異なる二つの導電膜(図示せず)を含む多重膜構造を有することもできる。このうちの一つの導電膜は、信号遅延や電圧降下を減らすことができるように比抵抗(resistivity)が低い金属、例えば、アルミニウム系金属、銀系金属、銅系金属などで作られる。しかし、データ線171及び維持電極線131はその他にも多様な金属または導電体で作られることができる。
データ線171、維持電極線131及び光遮断膜174は、その上部膜の段差塗布性を向上するため、その側面が基板110面に対して30°〜80°程度の傾斜角で傾斜していることが好ましい。
データ線171、維持電極線131及び光遮断膜174上には層間絶縁膜160が形成されている。層間絶縁膜160は、窒化ケイ素(SiNx)または酸化ケイ素(SiO)などの無機絶縁物からなることができ、その厚さは約2000Å〜5000Åであり得る。
層間絶縁膜160は、データ線171の突出部173及び端部179を各々露出する複数のコンタクトホール163、162を有する。
層間絶縁膜160上には、複数のソース電極(source electrode)193、複数の画素電極(pixel electrode)191、及び複数のコンタクト補助部材(contact assistant)82が形成されている。
ソース電極193は島(island)状であり得、コンタクトホール163を通じてデータ線171と連結されている。
画素電極191のうちのソース電極193と対向する部分はドレイン電極195をなし、データ信号の印加を受ける。画素電極191は維持電極線131と少なくとも一部重畳する部分を含み、これらは電圧維持能力を強化するためのストレージキャパシタ(storage capacitor)を形成する。
コンタクト補助部材82は、コンタクトホール162を通じてデータ線171の端部179と連結されている。コンタクト補助部材82は、データ線171の端部179と駆動集積回路のような外部装置との接着性を補完し、これらを保護する役割を果たすものであって、必須なものではなく、これらを適用するか否かは選択的である。
ソース電極193、画素電極191及びコンタクト補助部材82は、IZOまたはITOなどのような透明な導電物質または反射度の高い導電物質からなることができる。
特に、ソース電極193及びドレイン電極195は有機半導体と直接接触するため、有機半導体と仕事関数(work function)差の大きくない導電物質からなり、そのため有機半導体と電極との間にショットキー障壁(schottky barrier)を低くしてキャリア注入及び移動を容易にすることができる。このような物質としてはIZOまたはITOがある。
ソース電極193、画素電極191及び層間絶縁膜160を含んだ基板の全面には隔壁140が形成されている。隔壁140は、溶液工程が可能な感光性有機物質で作られることができ、その厚さは約5000Å乃至4μmであり得る。
隔壁140は、ソース電極193及びドレイン電極195と、これらの間の層間絶縁膜160と、を露出する複数の開口部144を有する。
隔壁140は開口部144を中心に逆テーパ(inverse taper)構造で形成されている。したがって、図2に示したように、開口部144は下部が上部より広く、開口部144の下部方向にソース及びドレイン電極193、195と隔壁140との間に鋭角をなすエッジ(edge)部分Aが形成される。
隔壁140の開口部144には、複数の島状有機半導体(organic semiconductor island)154が形成されている。
有機半導体154は、インクジェット印刷方法などの溶液工程によって形成されることができる。溶液工程は、開口部144に有機半導体溶液を供給する段階及び溶液を乾燥する段階を経る。この時、有機半導体溶液は隔壁140との親和性により隔壁140に沿って密着して満たされるので、有機半導体154は開口部144と実質的に同一の形状に形成される。一方、乾燥段階においては、隔壁140の周辺部分と中心部分で溶媒の揮発速度が異なるので、隔壁140の周辺部分と中心部分とで、有機半導体154の厚さが異なって形成され得る。
この時、隔壁140は逆テーパ構造に形成されているので、有機半導体154のうちの厚く形成される部分は開口部144のエッジ部分Aに満たされるため、チャネルが形成される中心部分は均一な厚さに形成できる。したがって、インクジェット方法のような溶液工程によって有機半導体154を形成する場合にも、チャネルが形成される部分は均一な厚さに形成することができるので、薄膜トランジスタの特性に影響を与えない。
有機半導体154は、ソース電極193及びドレイン電極195と接し、その高さが隔壁140より低いため、隔壁140によって完全に取り囲まれている。このように、有機半導体154が隔壁140によって完全に取り囲まれて側面が露出されないので、後続工程において有機半導体154の側面に化学液などが浸透することを防止することができる。
また、有機半導体154は光遮断膜174の上部に形成されている。光遮断膜174は、バックライト(back light)から供給される光が有機半導体154に直接流入することを遮断することによって、有機半導体154で光漏洩電流(photoleakage current)が急激に増加することを防止する。
有機半導体154は、水溶液や有機溶媒に溶解される高分子化合物や低分子化合物を含むことができる。
有機半導体154は、テトラセン(tetracene)またはペンタセン(pentacene)の置換基を含む誘導体を含むことができる。有機半導体154は、また、チオフェン環(thiophene ring)の2、5位置で連結された4〜8個のチオフェンを含むオリゴチオフェン(oligothiophene)を含むことができる。
有機半導体154は、ポリチエニレンビニレン(polythienylenevinylene)、ポリ−3−ヘキシルチオフェン(poly3−hexylthiophene)、ポリチオフェン(polythiophene)、フタロシアニン(phthalocyanine)、金属化フタロシアニン(metallized phthalocyanine)またはそれのハロゲン化誘導体を含むことができる。有機半導体154は、また、ペリレンテトラカルボン酸2無水化物(perylenetetracarboxylic dianhydride、PTCDA)、ナフタレンテトラカルボン酸2無水物(naphthalenetetracarboxylic dianhydride、NTCDA)またはそれらのイミド(imide)誘導体を含むことができる。有機半導体154は、ペリレン(perylene)またはコロネン(coronene)とそれらの置換基を含む誘導体を含むことができる。
有機半導体154の厚さは、約300Å〜3、000Åであり得る。
有機半導体154上にはゲート絶縁部材146が形成されている。ゲート絶縁部材146も隔壁140より高さが低いため、隔壁140によって完全に取り囲まれている。
ゲート絶縁部材146は有機物質または無機物質からなる。このような有機物質の例としては、ポリイミド(polyimide)系化合物、ポリビニルアルコール(polyvinyl alcohol)系化合物、ポリフルオラン(polyfluorane)系化合物、パリレン(parylene)などの溶解性高分子化合物があり、無機物質の例としては、オクタデシルトリクロロシラン(octadecyl trichloro silane、OTS)で表面処理された酸化ケイ素などがある。
ゲート絶縁部材146上には遮断部材126が形成されている。遮断部材126はゲート絶縁部材146及び有機半導体154を保護し、IZOまたはITOで作られることができる。
遮断部材126及び隔壁140上には複数のゲート線121が形成されている。
ゲート線121はゲート信号を伝達し、図1中、主に横方向に延在してデータ線171及び維持電極線131と交差する。各ゲート線121は、上に突出した複数のゲート電極(gateelectrode)124と、他の層または外部駆動回路との接続のための広い端部129とを含む。ゲート信号を生成するゲート駆動回路(図示せず)は、基板110上に付着される可撓性印刷回路膜(図示せず)上に装着されたり、基板110上に直接装着されたり、基板110に集積できる。ゲート駆動回路が基板110上に集積されている場合、ゲート線121が延長されてゲート駆動回路と直接連結されることができる。
ゲート電極124は、ゲート絶縁部材146を間に置いて有機半導体154と重畳しており、遮断部材126上で遮断部材126を完全に覆う大きさに形成されている。遮断部材126は、ゲート電極124とゲート絶縁部材146との間の接着性(adhesion)を強化して、ゲート電極124が浮き上がることを(lifting)を防止することができる。
ゲート線121は、データ線171及び維持電極線131と同一材料で作られることができる。
ゲート線121の側面も基板110面に対して傾斜しており、その傾斜角は約30°〜約80°であることが好ましい。
一つのゲート電極124、一つのソース電極193及び一つのドレイン電極195は、有機半導体154と共に一つの薄膜トランジスタをなし、薄膜トランジスタのチャネル(channel)は、ソース電極193とドレイン電極195との間の有機半導体154に形成される。
画素電極191は、薄膜トランジスタからデータ電圧の印加を受け、共通電圧(common voltage)の印加を受ける他の表示板(図示せず)の共通電極(common electrode)(図示せず)と共に電場を生成することによって、二つの電極の間の液晶層(図示せず)の液晶分子の方向を決定する。画素電極191と共通電極は、キャパシタ(以下、“液晶キャパシタ(liquid crystal capacitor)”と言う)を構成し、薄膜トランジスタがターンオフされた後にも印加された電圧を維持する。
ゲート電極124上には保護部材180が形成されている。保護部材180は有機薄膜トランジスタを保護するためのものであって、基板の一部分または全面に形成されることができ、場合によって省略もできる。
次に、図1及び図2に示した有機薄膜トランジスタを製造する方法について、図3乃至図14を参照して詳細に説明する。
図3、図5、図7、図11及び図13は、図1及び図2の有機薄膜トランジスタ表示板を本発明の一実施形態によって製造する方法の中間段階での配置図であり、図4は図3の有機薄膜トランジスタ表示板のIV−IV線に沿った断面図であり、図6は図5の有機薄膜トランジスタ表示板のVI−VI線に沿った断面図であり、図8は図7の有機薄膜トランジスタ表示板のVIII−VIII線に沿った断面図であり、図9及び図10は図8の有機薄膜トランジスタ表示板の製造段階における連続工程を示した断面図であり、図12は図11の有機薄膜トランジスタ表示板のXII−XII線に沿った断面図であり、図14は図13の有機薄膜トランジスタ表示板のXIV−XIV線に沿った断面図である。
先に、基板110上にスパッタリング(sputtering)などの方法によって金属層を積層し、これをフォトエッチングして、図3及び図4に示したように、突出部173及び端部179を含むデータ線171、維持電極137を含む維持電極線131、及び光遮断膜174を形成する。
次に、図5及び図6に示したように、窒化ケイ素を化学気相蒸着(chemical vapor deposition、CVD)して層間絶縁膜160を形成し、層間絶縁膜160上に感光膜を塗布しフォトエッチングして、コンタクトホール162、163を形成する。
次に、図7及び図8に示したように、ITOまたはIZOをスパッタリングした後にフォトエッチングして、ソース電極193、ドレイン電極195を含む画素電極191、及びコンタクト補助部材82を形成する。
次に、図9に示したように、基板の全面に感光性有機膜を塗布し、その上に金属層を形成し、これをフォトエッチングして金属パターン10を形成する。この時、金属層はソース電極193及び画素電極191と異なる種類の金属から形成する。
次いで、金属パターン10をマスクとして感光性有機膜をドライエッチング(dry etching)し、金属パターン10を除去して、図10に示したように、開口部144を中心に逆テーパ構造が形成された隔壁140を完成する。このとき、金属パターン10はエッチングされない。また、金属パターン10に近い隔壁140ほど、金属パターン10によりエッチングの影響から保護される。逆に、金属パターン10から遠い隔壁140ほど、よりエッチングの影響を受ける。よって、図10に示すように、開口部144は、その底部ほどエッチング量が多くなるように形成される。
上記では、ドライエッチングによって逆テーパ構造を形成する方法についてのみ説明したが、ネガティブ型の感光性有機物質を塗布して逆テーパ構造の隔壁140を形成することもできる。
次に、図11及び図12に示したように、開口部144内に有機半導体154を形成する。有機半導体154はインクジェット方法によって形成する。まず、インクジェットノズル(図示せず)を開口部144上に配置した後、有機半導体溶液を滴下してこれを乾燥する。
次に、有機半導体154上にゲート絶縁部材146を形成する。ゲート絶縁部材146もインクジェット方法によって形成することができ、上記と同様にゲート絶縁部材溶液を滴下した後にこれを乾燥する。
次に、図13及び図14に示したように、有機半導体154を覆う大きさの遮断部材126を形成する。
次いで、スパッタリングなどの方法によって金属層を積層し、これをフォトエッチングして、ゲート電極124及び端部129を含むゲート線121を形成する。
以下、図15及び図16を参照して、本発明の他の一実施形態による薄膜トランジスタ表示板について説明する。前述した実施形態と重複する説明は省略する。
図15は本発明の他の一実施形態による薄膜トランジスタ表示板の配置図であり、図16は図15の薄膜トランジスタ表示板のXVI−XVI線に沿った断面図である。
絶縁基板110上に複数のデータ線171及び複数の維持電極線131が形成されている。
各データ線171は、図1中、縦方向に延在するデータ線から横に突出した複数の突出部(projection)173と、他の層または外部駆動回路との接続のための広い端部179とを含む。
維持電極線131は、所定の電圧の印加を受け、データ線171とほとんど平行に延在している。各維持電極線131は、二つのデータ線171の間に位置し、二つのデータ線171のうちの左側に近い。維持電極線131は、幅が広く形成されている維持電極137を含む。しかし、維持電極線131及び維持電極137の形状及び配置は多様に変更できる。
データ線171及び維持電極線131上には層間絶縁膜160が形成されている。
層間絶縁膜160は、データ線171の突出部173及び端部179を各々露出する複数のコンタクトホール163、162を有する。
層間絶縁膜160上には、複数のゲート線121及び補助部材127が形成されている。
各ゲート線121は、上に突出した複数のゲート電極124と、他の層または外部駆動回路との接続のための広い端部129とを含む。
補助部材127は、ゲート線121と分離され、維持電極137と重畳している。
ゲート線121及び補助部材127を含んだ基板の全面には、下部隔壁140pが形成されている。下部隔壁140pは有機物質で作られることができ、その厚さは約5000Å乃至4μmであり得る。
下部隔壁140pは、複数のコンタクトホール141、143、147及び複数の下部開口部144pを有する。
コンタクトホール141、147は、ゲート線121の端部129及び補助部材127を各々露出し、コンタクトホール143は、コンタクトホール163を通じてデータ線171の突出部173を露出する。下部開口部144pは、ゲート電極124及び層間絶縁膜160を露出する。
下部隔壁140pは、下部開口部144pを中心に逆テーパ構造に形成されている。したがって、図16に示したように、下部開口部144pは、下部が上部より広く、下部開口部144pの下部側に、下部隔壁140pと層間絶縁膜160との間に鋭角をなすエッジ部分Bが形成される。
下部隔壁140pの下部開口部144pにはゲート絶縁部材146が形成されている。
ゲート絶縁部材146は、有機物質または無機物質で作られる。このような有機物質の例としては、ポリイミド(polyimide)系化合物、ポリビニルアルコール(polyvinyl alcohol)系化合物、ポリフルオラン(polyfluorane)系化合物、パリレン(parylene)などの溶解性高分子化合物があり、無機物質の例としては、オクタデシルトリクロロシラン(octadecyl trichloro silane、OTS)で表面処理された酸化ケイ素などがある。
ゲート絶縁部材146は、インクジェット印刷方法などの溶液工程によって形成されることができる。溶液工程は、下部開口部144pにゲート絶縁溶液を供給する段階、及び溶液を乾燥する段階を経る。この時、ゲート絶縁溶液は、下部隔壁140pとの親和性により下部隔壁140pに沿って密着して満たされるので、ゲート絶縁部材146は下部開口部144pと実質的に同一の形状に形成される。一方、乾燥段階においては、ゲート絶縁部材146の周辺部分と中心部分で溶媒の揮発速度が異なるので、ゲート絶縁部材146の周辺部分が厚く形成され、中心部分が不均一でかつ薄く形成されることがある。
本発明の一実施形態においては、下部隔壁140pが逆テーパ構造に形成されているので、下部隔壁140pとの親和性によってゲート絶縁溶液が集中した部分は開口部144pのエッジ部分Bに満たされるため、中心部分が平坦に形成できる。したがって、インクジェット方法のような溶液工程によってゲート絶縁部材146を形成する場合にも、中心部には均一な厚さに形成することができる。
ゲート絶縁部材146は、下部隔壁140pより厚さが薄いため、下部隔壁140pによって完全に取り囲まれている。
ゲート絶縁部材146及び下部隔壁140p上には、複数のソース電極193、複数の画素電極191、及び複数のコンタクト補助部材81、82が形成されている。
ソース電極193は、島状であり得、コンタクトホール163、143を通じてデータ線171と連結されている。
画素電極191のうちのソース電極193と対向する部分はドレイン電極195をなし、データ信号の印加を受ける。画素電極191は維持電極線131と少なくとも一部重畳する部分を含み、これらは電圧維持能力を強化するためのストレージキャパシタを形成する。
コンタクト補助部材81、82は、コンタクトホール141、162を通じてゲート線121の端部129及びデータ線171の端部179と連結されている。
ソース電極193、画素電極191及び下部隔壁140pを含んだ基板の全面には、上部隔壁140qが形成されている。上部隔壁140qは有機物質で作られることができ、その厚さは約5000Å乃至4μmであり得る。
上部隔壁140qは、ソース電極193及びドレイン電極195を露出する上部開口部144qを有する。上部開口部144qは、下部開口部144p内に位置するように、下部開口部144pよりも小さく形成されている。
上部隔壁140qは、上部開口部144qを中心に逆テーパ構造に形成されている。したがって、図16に示したように、上部開口部144qは、下部が上部より広く、上部開口部144qの下部側に、上部隔壁140qとソース及びドレイン電極193、195との間に鋭角をなすエッジ部分Cが形成されている。
上部開口部144qには複数の島状有機半導体154が形成されている。
有機半導体154は、インクジェット印刷方法などの溶液工程によって形成されることができる。溶液工程は、上部開口部144qに有機半導体溶液を供給する段階、及び溶液を乾燥する段階を経る。この時、有機半導体溶液は、上部隔壁140qとの親和性により上部隔壁140qに沿って密着して満たされるので、有機半導体154は上部開口部144qと実質的に同一の形状に形成される。一方、乾燥段階においては、上部隔壁140qの周辺部分と中心部分で溶媒の揮発速度が異なるので、上部隔壁140qの周辺部分が中心部分より厚く形成され、中心部分が不均一に形成され得る。
本発明の一実施形態においては、上部隔壁140qが逆テーパ構造に形成されているので、有機半導体154のうちの厚く形成される部分は上部開口部144qのエッジ部分Cに満たされるため、チャネルが形成される中心部分は均一な厚さに形成できる。したがって、インクジェット方法のような溶液工程によって有機半導体154を形成する場合にも、チャネルが形成される部分は均一な厚さに形成できるので、薄膜トランジスタの特性が不良になることを防止することができる。
有機半導体154は、ソース電極193及びドレイン電極195と接し、その高さが上部隔壁140qより低いため、上部隔壁140qによって完全に取り囲まれている。このように、有機半導体154が上部隔壁140qによって完全に取り囲まれて側面が露出されないので、後続工程において有機半導体154の側面に化学液などが浸透することを防止することができる。
一つのゲート電極124、一つのソース電極193及び一つのドレイン電極195は、有機半導体154と共に一つの薄膜トランジスタをなし、薄膜トランジスタのチャネルは、ソース電極193とドレイン電極195との間の有機半導体154に形成される。この時、ソース電極193とドレイン電極195の対向する部分を、図15に示すように屈曲するように形成する場合、つまり、互いにかみ合わさるように櫛歯状に形成する場合、同一面積でチャネルの幅を大きくすることができるので、電流の特性を改善することができる。
有機半導体154及び上部隔壁140q上には保護膜180が形成されている。保護膜180は、有機薄膜トランジスタを保護するためのものであって、基板の一部分または全面に形成されることができ、場合によって省略もできる。
以下、図15及び図16に示した薄膜トランジスタ表示板を製造する方法について、図17乃至図29を参照して詳細に説明する。
図17、図19、図22、図24及び図28は、図15及び図16の薄膜トランジスタ表示板を本発明の他の一実施形態によって製造する方法の中間段階での配置図であり、図18は図17の薄膜トランジスタ表示板のXVIII−XVIII線に沿った断面図であり、図20は図19の薄膜トランジスタ表示板のXIX−XIX線に沿った断面図であり、図21は図19及び図20の薄膜トランジスタ表示板の製造段階における連続工程を示した断面図であり、図23は図22の薄膜トランジスタ表示板のXXIII−XXIII線に沿った断面図であり、図25は図24の薄膜トランジスタ表示板のXXIV−XXIV線に沿った断面図であり、図26及び図27は図24及び図25の薄膜トランジスタ表示板の製造段階における連続工程を示した断面図であり、図29は図28の薄膜トランジスタ表示板のXXIX−XXIX線に沿った断面図である。
まず、基板110上にスパッタリングなどの方法によって金属層を積層し、これをフォトエッチングして、図17及び図18に示したように、突出部173及び端部179を含むデータ線171、及び維持電極137を含む維持電極線131を形成する。
次に、図19及び図20に示したように、窒化ケイ素を化学気相蒸着して層間絶縁膜160を形成し、層間絶縁膜160上に感光膜を塗布し、フォトエッチングして、コンタクトホール162、163を形成する。
次いで、スパッタリングなどの方法によって金属層を積層し、これをフォトエッチングして、ゲート電極124及び端部129を含むゲート線121を形成する。
次に、図21に示したように、ゲート線121及び層間絶縁膜160を含んだ基板の全面に下部有機膜140pを塗布する。
次いで、下部有機膜140p上に金属層を積層し、フォトエッチングして、所定形状の金属パターン10を形成する。
次に、図22及び図23に示したように、金属パターン10をマスクとして下部有機膜140pをドライエッチングして、複数のコンタクトホール141、143、147及び複数の下部開口部144pを有する下部隔壁140pを形成する。このとき、金属パターン10に近い下部隔壁140pほど、金属パターン10によりエッチングの影響から保護される。逆に、金属パターン10から遠い下部隔壁140pほど、よりエッチングの影響を受ける。よって、図23に示すように、開口部144は、その底部ほどエッチング量が多くなるように形成される。
次いで、下部開口部144pにゲート絶縁部材146を形成する。ゲート絶縁部材146はインクジェット印刷方法によって形成することができる。
次に、図24及び図25に示したように、下部隔壁140p上にITOまたはIZOのような導電層を積層し、フォトエッチングして、ソース電極193、ドレイン電極195を含む画素電極191、及びコンタクト補助部材81、82を形成する。
次に、図26に示したように、ソース電極193、画素電極191及び下部隔壁140p上に上部有機膜140qを塗布する。
次いで、上部有機膜140q上に金属層を積層し、フォトエッチングして、所定形状の金属パターン20を形成する。
次に、図27に示したように、金属パターン20をマスクとして上部有機膜140qをドライエッチングして、複数の上部開口部144qを有する上部隔壁140qを形成する。
次に、図28及び図29に示したように、上部開口部144qに有機半導体154を形成する。有機半導体154もインクジェット印刷方法によって形成できる。インクジェット印刷方法は、インクジェットノズル(図示せず)を上部開口部144q上に配置した後、有機半導体溶液を滴下し、これを乾燥して行うことができる。
上述した実施形態においては、金属パターン10、20をマスクとして下部隔壁140p及び上部隔壁140qに開口部144p、144qを形成した。しかし、金属パターン10、20の代わりに感光膜パターンを形成し、これをマスクとしてドライエッチングすることで、下部隔壁140p及び上部隔壁140qに開口部144p、144qを形成することもできる。
また、上記のように金属パターンまたは感光膜パターンを用いる代わりに、ネガティブ型の感光物質を含む下部有機膜140p及び/または上部有機膜140qを用いて、エッチング工程なしに露光及び現像だけによって開口部144p、144qを形成することができる。この場合、下部有機膜140p及び/または上部有機膜140qのうちの開口部144p、144qが形成される部分上にマスクを配置して露光することによって、下部が上部より広い開口部を有する逆テーパ状の下部隔壁140p及び/または上部隔壁140qを形成することができる。
最後に、図15及び図16に示したように、上部隔壁140p及び有機半導体154上に保護膜180を形成する。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されるわけではなく、添付した請求範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の種々の変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属するものである。
本発明の一実施形態による薄膜トランジスタ表示板の配置図である。 図1の薄膜トランジスタ表示板のII−II線に沿った断面図である。 図1及び図2の薄膜トランジスタ表示板を本発明の一実施形態によって製造する方法の中間段階での配置図である。 図3の薄膜トランジスタ表示板のIV−IV線に沿った断面図である。 図1及び図2の薄膜トランジスタ表示板を本発明の一実施形態によって製造する方法の中間段階での配置図である。 図5の薄膜トランジスタ表示板のVI−VI線に沿った断面図である。 図1及び図2の薄膜トランジスタ表示板を本発明の一実施形態によって製造する方法の中間段階での配置図である。 図7の薄膜トランジスタ表示板のVIII−VIII線に沿った断面図である。 図8の薄膜トランジスタ表示板の製造段階における連続工程を示した断面図である。 図8の薄膜トランジスタ表示板の製造段階における連続工程を示した断面図である。 図1及び図2の薄膜トランジスタ表示板を本発明の一実施形態によって製造する方法の中間段階での配置図である。 図11の薄膜トランジスタ表示板のXII−XII線に沿った断面図である。 図1及び図2の薄膜トランジスタ表示板を本発明の一実施形態によって製造する方法の中間段階での配置図である。 図12の薄膜トランジスタ表示板のXIV−XIV線に沿った断面図である。 本発明の他の一実施形態による薄膜トランジスタ表示板の配置図である。 図15の薄膜トランジスタ表示板のXVI−XVI線に沿った断面図である。 図15及び図16の薄膜トランジスタ表示板を本発明の他の一実施形態によって製造する方法の中間段階での配置図である。 図17の薄膜トランジスタ表示板のXVIII−XVIII線に沿った断面図である。 図15及び図16の薄膜トランジスタ表示板を本発明の他の一実施形態によって製造する方法の中間段階での配置図である。 図19の薄膜トランジスタ表示板のXIX−XIX線に沿った断面図である。 図19及び図20の薄膜トランジスタ表示板の製造段階における連続工程を示した断面図である。 図15及び図16の薄膜トランジスタ表示板を本発明の他の一実施形態によって製造する方法の中間段階での配置図である。 図22の薄膜トランジスタ表示板のXXIII−XXIII線に沿った断面図である。 図15及び図16の薄膜トランジスタ表示板を本発明の他の一実施形態によって製造する方法の中間段階での配置図である。 図24の薄膜トランジスタ表示板のXXIV−XXIV線に沿った断面図である。 図24及び図25の薄膜トランジスタ表示板の製造段階における連続工程を示した断面図である。 図24及び図25の薄膜トランジスタ表示板の製造段階における連続工程を示した断面図である。 図15及び図16の薄膜トランジスタ表示板を本発明の他の一実施形態によって製造する方法の中間段階での配置図である。 図28の薄膜トランジスタ表示板のXXIX−XXIX線に沿った断面図である。
82 コンタクト補助部材
110 絶縁基板
121 ゲート線
124 ゲート電極
126 遮断部材
129 ゲート線の端部
131 維持電極線
137 維持電極
146 ゲート絶縁部材
144、144p、144q 開口部
154 有機半導体
160 層間絶縁膜
171 データ線
173 データ線の突出部
174 光遮断膜
179 データ線の端部
162、163 コンタクトホール
191 画素電極
193 ソース電極
195 ドレイン電極

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成され、互いに交差する第1及び第2信号線と、
    前記第1信号線と連結されているソース電極と、
    前記ソース電極と対向するドレイン電極と、
    前記ドレイン電極と連結されている画素電極と、
    前記ソース電極及び前記ドレイン電極上に形成され、下部が上部より広い第1開口部を有する第1隔壁と、
    前記第1開口部に位置し、前記ソース電極及び前記ドレイン電極と少なくとも一部重畳する有機半導体と、
    前記第2信号線と連結され、前記有機半導体と一部重畳するゲート電極と、
    前記第1隔壁の下部に形成され、下部が上部より大きい第2開口部を有する第2隔壁と、
    を含むことを特徴とする薄膜トランジスタ表示板。
  2. 前記第1隔壁は、逆テーパ(inverse−taper)部分を含むことを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ表示板。
  3. 前記第1隔壁は、ネガティブ型の感光物質(negative photoresist)を含むことを特徴とする請求項2に記載の薄膜トランジスタ表示板。
  4. 前記有機半導体と前記ゲート電極との間に有機物質を含むゲート絶縁部材をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の薄膜トランジスタ表示板。
  5. 前記ゲート絶縁部材は、前記第1隔壁によって取り囲まれていることを特徴とする請求項4に記載の薄膜トランジスタ表示板。
  6. 前記有機半導体の下部に位置する光遮断膜をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ表示板。
  7. 前記ゲート電極を覆う保護部材をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ表示板。
  8. 前記第2開口部は、前記第1開口部より大きいことを特徴とする請求項に記載の薄膜トランジスタ表示板。
  9. 前記第2開口部にはゲート絶縁部材が形成されていることを特徴とする請求項に記載の薄膜トランジスタ表示板。
  10. 前記第2隔壁は逆テーパ部分を含むことを特徴とする請求項に記載の薄膜トランジスタ表示板。
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