JP5277962B2 - ホルダ及び融着接続機及び光コネクタの組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、短尺光ファイバ付きの光コネクタフェルールを備えたコネクタプラグを収容して保護するホルダと、短尺光ファイバと他の光ファイバ心線とを融着接続する融着接続機と、これらのホルダや融着接続機を使って光コネクタを組み立てる光コネクタの組立方法とに関する。
構内光配線等においては、現地で光ファイバケーブルに光コネクタを取り付ける必要がある。
従来、現地で、光ファイバ心線端に光コネクタフェルールを接続する構造の一形態として、特許文献1(図25)に示す光コネクタ110がある。
ここに示した光コネクタ110は、予め光コネクタフェルール102に取り付けられた短尺光ファイバ103と、現地の光ファイバ心線100とが融着接続により接続され、その融着接続部105の周囲が保護スリーブ101で覆われて補強されている。
この光コネクタ110では、コネクタハウジング121が、光コネクタフェルール102から融着接続部105を覆う保護スリーブ101の後方の光ファイバ心線100の一部の範囲までを内部に収容する構成となっている。
ここに、コネクタハウジング121は、光コネクタフェルール102の先端を突出させた状態に収容したプラグフレーム122と、光ファイバ心線100の端部を収容したブーツ123と、一端がプラグフレーム122に嵌合・一体化すると共に他端がブーツ123に嵌合・一体化する筒状のストップリング124とを具備した構成となっている。また、プラグフレーム122内の光コネクタフェルール102は、圧縮コイルばね125により先端側に付勢されている。この圧縮コイルばね125は、コネクタ接続時に、光コネクタフェルール102の後退を許容し、当該光コネクタフェルール102と相手側光コネクタの光コネクタフェルールとの接触圧を規定範囲に保つ。
特開2002−82257号公報
上記光コネクタ110で使用する光コネクタフェルール102は、現地への搬入や保管時等に、当該光コネクタフェルール102から延出している短尺光ファイバ103に曲げ等が作用して破損することのないように、慎重な取り扱いが要求される。
そこで、現地への搬入や保管時等にこれらの光コネクタフェルール102や短尺光ファイバ103を保護する目的で、これらを収容・保持する収容ケースの利用が考えられる。
しかし、収容ケースを使用していても、現地で短尺光ファイバ103に他の光ファイバ心線100を融着接続する際には、収容ケースから光コネクタフェルール102を取り出して、現地で用意した融着接続機にセットしなければならず、融着接続機にセットするまでの取り扱い中に、光コネクタフェルール102や短尺光ファイバ103を破損してしまう虞があった。
本発明の目的は、短尺光ファイバが取り付けられた光コネクタフェルールを外部からの衝撃等から保護して、しかも、コネクタフェルールを収容した状態のままで短尺光ファイバを融着接続機の融着位置に位置決めできるホルダを提供すること、また、光コネクタフェルールを収容したホルダを装着できる融着処理部と、ファイバ相互の融着接続部を覆う熱収縮チューブを熱収縮させる熱収縮処理部とを備えた融着接続機を提供すること、更に、上記のホルダ及び融着接続機を使うことで、効率よく光コネクタを組み立てることのできる光コネクタの組立方法を提供することである。
本発明は下記[1]〜[14]の構成を採用することにより、上記課題を解決する。
[1] 短尺光ファイバが取り付けられた光コネクタフェルールを収容するホルダであって、
前記ホルダは、前記光コネクタフェルールから延出する前記短尺光ファイバを位置決めし、前記短尺光ファイバと他の光ファイバ心線とを融着接続する融着接続機に取り付け可能に構成されていることを特徴とする。
[2] 上記[1]に記載のホルダにおいて、前記光コネクタフェルールから延出する前記短尺光ファイバを位置決めする凹部が備えられていることを特徴とする。
[3] 上記[1]又は[2]に記載のホルダにおいて、前記光コネクタフェルールを収容するフェルール収容部が形成されたホルダ本体に、前記光コネクタフェルールを押える蓋部材が装備されていることを特徴とする。
[4] 上記[3]に記載のホルダにおいて、前記蓋部材が、透明材料で形成されていることを特徴とする。
[5] 上記[1]に記載のホルダにおいて、前記短尺光ファイバの取り付けられた前記光コネクタフェルールが、その外周をプラグフレームで覆ったコネクタプラグの形態で収容されていることを特徴とする。
[6] 上記[5]に記載のホルダにおいて、前記プラグフレームから延出する前記短尺光ファイバを位置決めするV溝が備えられていることを特徴とする。
[7] 上記[5]又は[6]に記載のホルダにおいて、前記プラグフレームを収容するプラグ収容部が形成されたホルダ本体に、前記プラグフレームを押える蓋部材が装備されていることを特徴とする。
[8] 上記[7]に記載のホルダにおいて、前記蓋部材が、透明材料で形成されていることを特徴とする。
[9] 上記[7]又は[8]に記載のホルダにおいて、前記蓋部材が、前記V溝に位置決めされた前記短尺光ファイバを押えることを特徴とする。
[10] 光コネクタフェルールに取り付けられた短尺光ファイバと他の光ファイバ心線とを融着接続する融着接続機であって、
上記[1]乃至[9]のいずれか一つに記載のホルダを取り付けるホルダ装着部が装備された融着処理部を備えたことを特徴とする。
[11] 上記[10]に記載の融着接続機において、前記融着処理部で形成した融着接続部の外周に被せた熱収縮チューブを加熱収縮させる熱収縮処理部をさらに備え、前記熱収縮処理部は前記ホルダを取り付けるホルダ装着部が装備されていることを特徴とする。
[12] 上記[11]に記載の融着接続機において、前記熱収縮処理部は、前記熱収縮チューブの前記光ファイバ心線側よりも前記短尺光ファイバ側の方が加熱温度が高くなるように加熱温度分布を設定した第1の熱収縮処理部を備えたことを特徴とする。
[13] 上記[12]に記載の融着接続機において、前記熱収縮処理部は、前記熱収縮チューブの端部側よりも中間部側の方が加熱温度が高くなるように加熱温度分布を設定した第2の熱収縮処理部をさらに備えたことを特徴とする。
[14] 光コネクタフェルールに取り付けられた短尺光ファイバと他の光ファイバ心線とを上記[10]から[13]のいずれかに記載の融着接続機を使って融着接続して、前記短尺光ファイバに他の光ファイバ心線が融着接続された光コネクタを組み立てる光コネクタの組立方法であって、
前記光ファイバ心線を前記融着接続機の融着処理部の心線装着部にセットする工程と、
前記融着処理部のホルダ装着部に、前記コネクタプラグを収容した前記ホルダをセットする工程と、
前記融着処理部において、前記ホルダ装着部に装着されたホルダに位置決めされている前記短尺光ファイバと、前記心線装着部に位置決めされている光ファイバ心線とを融着接続する工程と、
前記短尺光ファイバと前記光ファイバ心線とを融着接続して融着接続部を形成した後、前記融着接続部の上に熱収縮チューブを有した保護スリーブを被せる工程と、
前記融着接続部を熱収縮処理部に移載して、前記保護スリーブの熱収縮チューブを加熱収縮させる工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明のホルダによれば、短尺光ファイバが取り付けられた光コネクタフェルールを備えたコネクタプラグを収容した状態にしておけば、光コネクタフェルールや短尺光ファイバを外部からの衝撃等から保護することができる。
しかも、このホルダはコネクタプラグを収容した状態のままで光コネクタフェルールに取り付けられている短尺光ファイバを融着接続機の融着位置に位置決めすることができるので、融着接続する際にホルダからコネクタプラグを取り出すという面倒な作業が不要になり、融着接続時における取り扱い性を向上させることができる。
本発明の融着接続機によれば、ホルダを装着できるホルダ装着部が装備された融着処理部を備えているため、ホルダからコネクタプラグを取り出さずとも光コネクタフェルールに取り付けられている短尺光ファイバと他の光ファイバ心線とを融着接続することが可能で、融着接続時の作業性を向上させることができる。
また、融着処理部に並設して、ファイバ相互の融着接続部を覆う熱収縮チューブを熱収縮させる熱収縮処理部を備えていれば、ホルダからコネクタプラグを取り出さずとも熱収縮チューブの熱収縮処理を実施できる。
本発明の光コネクタの組立方法によれば、上記のホルダ及び融着接続機を使うことで、光コネクタフェルールや短尺光ファイバにダメージを与えることなく、効率よく光コネクタを組み立てることができる。
本発明に係るホルダの第1の実施の形態の斜視図である。 図1に示したホルダにキャップを装着した状態の斜視図である。 図1に示したホルダの蓋部材を閉じた状態の斜視図である。 図3のA矢視図である。 本発明に係るホルダの第2の実施の形態の斜視図である。 図5のホルダの蓋部材を開いた状態の斜視図である。 本発明に係る融着接続機の一実施の形態の斜め上方から見た斜視図である。 図7の融着接続機の融着処理部の拡大図である。 図7の融着接続機の熱収縮処理部のカバーを外した状態の拡大図である。 図7の融着接続機を使って組み立てをする光コネクタの概略構成を示す分解斜視図である。 図10に示したコネクタプラグの分解斜視図である。 図10に示した保護スリーブやリアハウジングの分解斜視図である。 図12に示した保護スリーブの拡大側面図である。 図13のB−B断面図である。 本発明に係る光コネクタの組立方法の手順の説明図である。 図15の光コネクタの組立方法で完成した光コネクタの縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態に用いられる光コネクタの分解側面図である。 (a)図17に示した光コネクタの縦断面図、(b)補強チューブを装着した変形例の要部縦断面図である。 (a)図20に示した光コネクタフェルールと、(b)該光コネクタフェルールに接続された熱収縮チューブの縦断面図である。 本発明に係るホルダの第3の実施の形態の斜視図である。 図20に示したホルダの蓋部材を閉止した状態の平面図である。 図21に示したホルダの正面図である。 本実施の形態に係る融着接続機の斜め上方から見た斜視図である。 図23の融着接続機の熱収縮処理部のカバーを外した状態の拡大図である。 従来の融着接続構造の説明図である。
符号の説明
1 光コネクタ
3 光ファイバ心線
5 短尺光ファイバ
7 光コネクタフェルール
9 プラグフレーム
9a 縮径部
9b 係止溝
10 コネクタプラグ
11 ストッパ
13 融着接続部
15 保護スリーブ
17 内部空間
19 構造体
21 ブーツ
22 ダストキャップ
23 フェルール押えばね
25 熱収縮チューブ
27 心棒
29 接着チューブ
31 連結部品
33 SCコネクタつまみ
35 空間
37 補強チューブ
51 ホルダ
53 プラグ収容部
54 ホルダ本体
56 蓋部材
58 回転支持軸
61 V溝
63 ホルダ
71 融着接続機
73 ホルダ装着部
74 融着処理部
76 熱収縮処理部
78 心線装着部
79 V溝部材
81 V溝部材
83 電極
86 第1の熱収縮処理部
87 第2の熱収縮処理部
以下、本発明に係るホルダ、融着接続機、光コネクタの組立方法の順に、それぞれの好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るホルダの第1の実施形態であって、蓋部材を開いた状態の斜視図、図2は図1に示したホルダにキャップを装着した状態の斜視図、図3は図1に示したホルダの蓋部材を閉じた状態の斜視図、図4は図3のA矢視の概略図である。
この第1の実施形態のホルダ51は、光コネクタフェルール7を収容する。より具体的に本実施の形態では、後述する光コネクタフェルール7(図11参照)に外嵌したプラグフレーム9にストッパ11が嵌合装着されたコネクタプラグ10に、ダストキャップ22が装着された状態で収容し、光コネクタフェルール7に予め取り付けられた短尺光ファイバ5及びコネクタプラグ10を保護する。
本実施形態のホルダ51は、プラグフレーム9を収容する凹みであるプラグ収容部53が上方に開放して形成されたホルダ本体54に、プラグ収容部53を覆ってプラグ収容部53に収容されているプラグフレーム9を押える開閉式の蓋部材56が装備されている。
短尺光ファイバ5が延出するホルダ本体54の前端側には、図2に二点鎖線で示すように、ホルダ本体54から延出した短尺光ファイバ5の周囲を覆って、短尺光ファイバ5及びプラグフレーム9を保護する箱形のキャップ57が着脱可能に結合される。
キャップ57は、帯電防止材料により形成しておくと良い。
蓋部材56は、ホルダ本体54の後端側に嵌入された回転支持軸58により、ホルダ本体54の後端部にヒンジ結合されており、回転支持軸58を回転中心とした回動動作で、図1に示す矢印(イ)方向に開閉する。
蓋部材56は、ホルダ本体54の上に被さる略平板状で、その両側には、図3に示すように、開閉操作時に手指をかける把持部56aが突設されている。
また、図3に示すように、蓋部材56は、ホルダ本体54に収容されたプラグフレーム9の基端部周辺を視認可能な窓穴56bが貫通形成されている。
本実施形態のホルダ51は、図4にも示すように、短尺光ファイバ5が通過するホルダ本体54の前端壁54aの上端面に、プラグフレーム9から延出する短尺光ファイバ5を位置決め支持するV溝61が備えられている。
更に、蓋部材56は、図4に示すように、閉じた状態のときは、V溝61に位置決めされた短尺光ファイバ5を前端壁54aに対して押える。
そして、プラグ収容部53を形成したホルダ本体54と、ホルダ本体54に形成されたV溝61と、このV溝61に短尺光ファイバ5を押え付ける蓋部材56とを備えたホルダ51は、短尺光ファイバ5と現地の他の光ファイバ心線3(図8参照)とを融着接続する後述の融着接続機71に取り付けられると、そのままで、プラグ収容部53に収容しているプラグフレーム9から延出する短尺光ファイバ5を、融着位置に位置決めする。
以上に説明した第1の実施形態のホルダ51によれば、予め短尺光ファイバ5が取り付けられた光コネクタフェルール7に外嵌したプラグフレーム9を該ホルダ51に収容した状態にしておけば、当該ホルダ51は、光コネクタフェルール7や短尺光ファイバ5を外部からの衝撃等から保護して、現地への搬入や保管時等の取り扱いを容易にできる。
しかも、ホルダ51は、プラグフレーム9を収容した状態のままで光コネクタフェルール7に取り付けられている短尺光ファイバ5を融着接続機71の融着位置に位置決めすることができるので、融着接続する際にコネクタプラグ10をホルダ51から取り出すという面倒な作業が不要になり、融着接続時における取り扱い性を向上させることができる。
また、既存の光ファイバ心線同士を接続する融着接続機にホルダ51を取り付けられれば、専用の融着接続機を準備する必要がない。
また、この第1の実施形態のホルダ51には、プラグフレーム9から延出する短尺光ファイバ5を位置決め支持するV溝61が備えられており、当該ホルダ51に収容した光コネクタフェルール7から延出する短尺光ファイバ5は、V溝61によりホルダ51上に正確に位置決めされているため、該ホルダ51を融着接続機71にセットしたときに、短尺光ファイバ5の位置決めに手間を要しない。
また、この第1の実施形態のホルダ51は、プラグフレーム9を収容するプラグ収容部53が上方に開放して形成されたホルダ本体54に、プラグ収容部53を覆って該プラグ収容部53に収容されているプラグフレーム9を押える蓋部材56が装備された構成のため、ホルダ51へのプラグフレーム9の出し入れは、開閉式の蓋部材56を開閉することで容易に行える。
また、この第1の実施の形態のホルダ51は、プラグフレーム9を収容するプラグ収容部53が上方に開放して形成されたホルダ本体54にプラグフレーム9から延出された短尺光ファイバ5を位置決め支持するV溝61が備えられているだけでなく、蓋部材56が、V溝61に位置決めされた短尺光ファイバ5を押える。
従って、ホルダ本体54に収容されたプラグフレーム9から延出する短尺光ファイバ5は、ホルダ本体54に装備されたV溝61により位置決めされ、更に、蓋部材56によりV溝61に固定されるため、短尺光ファイバ5の位置決めを確実にできる。
さらに、蓋部材56はV溝61よりも短尺光ファイバ5の端末側に突出部を設けておいて、この突出部が短尺光ファイバ5をV溝61に向けて上方から押え付けることで短尺光ファイバ5が斜め下方に向くようにしておくと、短尺光ファイバ5に曲げ癖等があってもV溝61に沿うように矯正されることになり、融着接続においても位置決めしやすい点で好ましい。
また、蓋部材56にはプラグフレーム9の基端部周辺を視認可能な窓穴56bが形成されているため、蓋部材56を開かなくとも、収容しているプラグフレーム9の収容状態及び形式等を確認することができる。
なお、上記第1の実施形態では、ホルダ本体54に収容したプラグフレーム9の視認を容易にするために、蓋部材56に窓穴56bを設けることとしたが、窓穴56bを装備せず、代わりに、蓋部材56を透明材料で形成するようにしても良い。このように蓋部材56を透明材料で形成した場合も、蓋部材56を開かずに、収容されているプラグフレーム9を目視確認することが可能になる。
なお、本発明に係るホルダにおいて、ホルダ本体54と蓋部材56との連結位置や、蓋部材56の開閉方向は、上記の第1の実施形態に示した構成に限らない。
図5は本発明に係るホルダの第2の実施形態であって、キャップを外した状態にして、開閉式の蓋部材を閉じた状態の斜視図、図6は蓋部材を開いた状態の斜視図である。
ここに示したホルダ63は、後述する光コネクタフェルール7(図11参照)に外嵌したプラグフレーム9をダストキャップ22及びストッパ11が嵌合装着された状態で収容するプラグ収容部53を有したホルダ本体54と、このホルダ本体54に開閉可能に装備されてプラグ収容部53を覆う蓋部材56とを具備する点は、第1の実施形態と共通である。
但し、このホルダ63の場合は、蓋部材56の取付位置や、開閉方向が改良されている。このホルダ63の場合、蓋部材56はホルダ本体54の側端部に嵌入された回転支持軸58により、図6に矢印(ロ)に示すように、側方に開閉可能にされている。
このように、プラグフレーム9を収容するホルダ本体54に対して、蓋部材56の取付位置や開閉方向は、適宜に設計変更することができる。
次に、本発明に係る融着接続機の一実施形態を説明する。
図7は本発明に係る融着接続機の一実施形態の斜め上方から見た斜視図、図8は図7に示した融着接続機の融着処理部の拡大図、図9は図7に示した融着接続機に装備された熱収縮処理部のカバーを外した状態の拡大図である。
図7〜図9に示した融着接続機71は、光ファイバ設備の工事が行われる現地で、光コネクタフェルール7に予め取り付けられた短尺光ファイバ5と他の光ファイバ心線3とを融着接続する装置である。
この融着接続機71は、前述したホルダ51に収容されている短尺光ファイバ5を、ホルダ51ごと取り付けることで、他の光ファイバ心線3に対する融着位置に位置決めするホルダ装着部73が装備された融着処理部74と、融着処理部74で融着接続した短尺光ファイバ5と他の光ファイバ心線3との融着接続部13(図13参照)の外周に被せた熱収縮チューブ25をヒータにより加熱収縮させる熱収縮処理部76とを備えている。
融着処理部74は、通常は、開閉カバー77によって覆われる装置の上面部に設けられている。
融着処理部74は、図8に示すように、現地の他の光ファイバ心線3をセットする心線装着部78と、心線装着部78の先端に配置されて心線装着部78にセットされた光ファイバ心線3の先端位置を位置決めするV溝部材79と、ホルダ装着部73にセットされたホルダ51から延出する短尺光ファイバ5の先端位置を位置決めするV溝部材81と、これらの一対のV溝部材79,81間に配置されて、突き合されたファイバ同士を放電によって融着させる電極83とを備えている。
短尺光ファイバ5を位置決めするV溝部材81と、ホルダ装着部73にセットされたホルダ51のV溝61とは、短尺光ファイバ5を一直線上に支持・位置決めするように、寸法設定されている。
ホルダ装着部73は、予めホルダ51を装着しておいても良い。この場合は、別のケースに収納されているコネクタプラグ10を取り出して、ホルダ装着部73にセットされているホルダ51に収納する。
熱収縮処理部76は、専用の開閉カバー84を備えて、融着処理部74に隣接して装備されている。
開閉カバー84を開くと、図9に示すように、第1の熱収縮処理部86と第2の熱収縮処理部87との二つの熱収縮処理部が並設されている。
なお、熱収縮処理部76は、二つの熱収縮処理部からなることには限定されず、後述の実施の形態において説明するように、単一の熱収縮処理部186(図24参照)で構成されてもよい。
第1および第2の熱収縮処理部86、87は、後述する加熱温度分布が異なるものの、いずれも同一構造に形成されているので、ここでは第1の熱収縮処理部86についてのみ説明する。
第1の熱収縮処理部86は、熱収縮チューブ25を加熱する不図示のヒータが配置された加熱部88と、コネクタプラグ10を収納したホルダ51を位置決めして取り付けるホルダ装着部89と、心線装着部90とが装備されている。
なお、図9のホルダ装着部89には省略してあるが、ホルダ装着部89および心線装着部90には光ファイバ心線およびホルダ9の飛び出しを押える開閉カバー91が取り付けられている。
第1の熱収縮処理部86は、熱収縮チューブ25の光ファイバ心線3側よりも短尺光ファイバ(コネクタプラグ9)側の方が加熱温度が高くなるようにヒータによる加熱温度分布が設定されている。
第2の熱収縮処理部87は、熱収縮チューブ25の端部側よりも中間部側の方が加熱温度が高くなるようにヒータによる加熱温度分布が設定されている。
第1の熱収縮処理部86は、熱収縮チューブ25の端部が後述する連結部品31等に接続される構成の保護スリーブ15の場合に好適な構成であり、先に短尺光ファイバ側を高温で加熱収縮し、そのあとで光ファイバ心線側が収縮するように、ヒータに加熱温度分布を設けているので、加熱時に熱収縮チューブ25内に発生する気泡が、光ファイバ心線側端部から抜けやすくなって好ましい。
また、第2の熱収縮処理部87を設けておくと、通常の光ファイバ心線同士の接続を行う場合においても、加熱処理を行うことができる。この場合、熱収縮チューブの中央部を高温で加熱収縮し、そのあとで端部が収縮するように、ヒータに加熱温度分布を設けているので、加熱時に熱収縮チューブ内に発生した気泡が、両端部から抜けやすくなって好ましい。
以上に説明した融着接続機71は、光コネクタフェルール7を収容したホルダ51を装着できるホルダ装着部73が装備された融着処理部74を備えているため、ホルダ51から光コネクタフェルール7を取り出さずとも光コネクタフェルール7に取り付けられている短尺光ファイバ5と他の光ファイバ心線3とを融着接続することが可能で、融着接続時の作業性を向上させることができる。
また、融着処理部74に並設して、ファイバ相互の融着接続部13を覆う熱収縮チューブ25を熱収縮させる熱収縮処理部76を備えていると、同一の融着接続機71上で、速やかに、熱収縮チューブ25の熱収縮処理を実施できる。この場合、熱収縮処理部76は、融着処理部74におけるホルダ装着部73と同様、コネクタプラグ10を収容したホルダ51ごと取り付けできるホルダ装着部89を備えているから、融着処理後にホルダ51をこのホルダ装着部89に位置決め配置することにより、ホルダ51から延出した融着接続部13上の熱収縮チューブ25を適切な加熱温度分布で熱収縮させることができる。
また、既述した加熱温度分布を有する第2の熱収縮処理部87が設けてあれば、コネクタプラグを有する短尺ファイバと光ファイバ心線との接続と、光ファイバ心線同士の融着接続および、両者の接続形態の場合の熱収縮チューブの加熱処理が、一つの融着接続機で共用することも可能であり、専用の融着接続機を準備する必要がない。
更に、上記融着接続機71の場合は、熱収縮処理部76として、熱収縮チューブ25を加熱するヒータの加熱温度分布が相異する二つの熱収縮処理部76を備えているため、いずれかの熱収縮処理部76を選択することで、熱収縮チューブ25の装着形態に合わせた加熱処理を実施できる。
なお、先のホルダの各実施形態において、ホルダ本体に対し蓋部材が装備された構成としたが、この蓋部材は、融着接続機の開閉カバーで兼用するように構成することもでき。
次に、本発明に係る光コネクタの組立方法について、図10〜図14、及び図16に基づいて説明する。
図10は図7に示した融着接続機を使って組み立てる光コネクタの概略構成を示す分解斜視図、図11は図10に示したコネクタプラグの分解斜視図、図12は図10に示した保護スリーブやリアハウジングの分解斜視図、図13は図12に示した保護スリーブの拡大部分断面図、図14は図13のB−B断面図、図15は光コネクタの組立方法の手順を示す説明図、図16は図15の光コネクタの組立方法で完成した光コネクタの縦断面図である。
この光コネクタ1は、現地の光ファイバ心線3の端部に取り付けられるもので、図10に示すように、プラグフレーム9に光コネクタフェルール7(図11参照)を収容させたコネクタプラグ10と、このコネクタプラグ10の外周に嵌合するSCコネクタつまみ33と、光コネクタフェルール7に取り付けられた短尺光ファイバ5と現地の光ファイバ心線3との融着接続部13(図13参照)の周囲を覆う保護スリーブ15と、保護スリーブ15を配置する内部空間17を有すると共に先端がプラグフレーム9に結合されてプラグフレーム9に一体化されるリアハウジング18と、短尺光ファイバ5に融着接続される光ファイバ心線3の端部付近を収容して該光ファイバ心線3を保護すると共に先端がリアハウジング18の基端に結合一体化されるブーツ21とを具備している。
コネクタプラグ10は、図11に示すように、短尺光ファイバ5が予め取り付けられた光コネクタフェルール7と、この光コネクタフェルール7を収容・保持するプラグフレーム9と、プラグフレーム9の基端側開口に嵌合装着され光コネクタフェルール7が挿入される略円筒状のストッパ11と、ストッパ11と光コネクタフェルール7の拡径部7bとの間に圧縮状態で装着されて、プラグフレーム9内の光コネクタフェルール7を後退可能に弾性支持するフェルール押えばね23と、プラグフレーム9の先端に突出する光コネクタフェルール7の先端軸部7aを覆うようにプラグフレーム9の先端側に装着されるダストキャップ22とを備えた構成である。
コネクタプラグ10は、前述したホルダ51,63に収容保持される。
光コネクタフェルール7は、相手側の光コネクタフェルールに突き合わせ接続される先端軸部7aの後方に、外径が拡径された拡径部7bが装備された形状で、先端軸部7aと中心軸が一致するように、短尺光ファイバ5が取り付けられている。また、短尺光ファイバ5が延出する光コネクタフェルール7の基端側の外周には、図11に示すように、保護スリーブ15を結合するためのスリーブ結合突起7cが突設されている。
光コネクタフェルール7は、プラグフレーム9の基端側開口に挿入されると、図16に示すように、拡径部7bの前端がプラグフレーム9の内周に突設された縮径部9aに当接することで、前方への移動が規制された状態になる。この状態では、図16に示すように、光コネクタフェルール7の先端が所定長L1だけ、プラグフレーム9の先端から突出した状態に位置規制される。
そして、前述したように、プラグフレーム9に位置決めされた光コネクタフェルール7の先端には、保管時等にファイバ端面に塵埃等が付着することを防止するために、ダストキャップ22が被冠装着される。
融着接続部13は、図13に示すように、短尺光ファイバ5の端部の被覆5aを剥いだ部分5bと、光ファイバ心線3の端部の被覆3aを剥いだ部分3bとを付き合わせて、付き合わせたファイバ端面同士を融着することにより形成される。
保護スリーブ15は、図12乃至図14に示すように、熱収縮チューブ25と、該熱収縮チューブ25に挿通した心棒27及び接着チューブ29と、熱収縮チューブ25の一端に固着された連結部品31とを備え、該連結部品31が光コネクタフェルール7に結合される。
熱収縮チューブ25は、加熱機によって所定温度に加熱すると、熱収縮して、挿通されている心棒27に密着した状態になる。
心棒27は、図13及び図14に示すように、横断面形状が円形の中実の丸棒で、補強用の心材として、熱収縮チューブ25に挿通されている。心棒27としては、鋼線、ガラスなどを用いることができる。
接着チューブ29は、心棒27に縦添えした形態で熱収縮チューブ25内に挿通された接着剤製のチューブであり、熱収縮チューブ25を熱収縮させる際の加熱で軟化して、図14に示した熱収縮チューブ25と心棒27との間の隙間34を埋める接着剤となる。
保護スリーブ15は、当初、図13に示すように熱収縮チューブ25の一端に、心棒27の端部と接着チューブ29の端部とが、所定長L2だけ突出した状態に、熱収縮チューブ25と心棒27と接着チューブ29とを位置決めし、この位置決め状態で熱収縮チューブ25の一端に連結部品31の基端が固定される。
連結部品31は、熱収縮チューブ25及び心棒27の端部が圧入又は接着又は溶着されることにより、これらに固定・一体化されている。
連結部品31は、図13に示すように、光コネクタフェルール7側の端部が、光コネクタフェルール7の基端に外嵌する筒部31aになっており、この筒部31aには光コネクタフェルール7のスリーブ結合突起7cが係合する係合穴31bが形成されている。
係合穴31bとスリーブ結合突起7cとを係合することで、保護スリーブ15の一端が光コネクタフェルール7に結合・一体化された状態になる。
以上の保護スリーブ15は、光コネクタ1を組み立てる際には、予め、図15(b)に示すように、リアハウジング18やブーツ21と共に、光ファイバ心線3を挿通させておき、光ファイバ心線3と短尺光ファイバ5との融着接続後に、融着接続部13の上に戻す。そして、連結部品31を光コネクタフェルール7の基端に結合すると、融着接続部13が丁度保護スリーブ15の長さ方向の略中間位置に位置決めされるように、短尺光ファイバ5及び保護スリーブ15の熱収縮チューブ25,心棒27,接着チューブ29の長さ寸法が設定されている。
更に詳述すると、短尺光ファイバ5と光ファイバ心線3の融着接続後、その融着接続部13を覆うように、保護スリーブ15を融着接続部13上に移動させ、保護スリーブ15の連結部品31を光コネクタフェルール7に結合させた後、熱収縮チューブ25に熱を加えて、融着接続部13の前後の光ファイバ心線3及び短尺光ファイバ5を心棒27に縦添えした状態に固定する。
本実施の形態の場合、熱収縮チューブ25を熱収縮させた状態では、保護スリーブ15内に配置される短尺光ファイバ5及び光ファイバ心線3のファイバ位置と、光コネクタフェルール7の軸中心とが一致するように、連結部品31及び心棒27等の径寸法等が設定されている。
リアハウジング18は、保護スリーブ15の周囲を覆う筒状構造体で、樹脂の射出成形等により形成されている。このリアハウジング18の先端は、プラグフレーム9の基端に外嵌する筒部18aになっている。そして、この筒部18aには、プラグフレーム9の基端に外嵌させたときに、プラグフレーム9に嵌合装着されて結合・一体化したストッパ11の基端外周に突出形成されている係止爪19cに係合する係止穴18bが備えられている。
以上のリアハウジング18は、保護スリーブ15の熱収縮処理後に、保護スリーブ15の上に被せられ、先端側の係止穴18bをプラグフレーム9の係止爪19cに係合させることにより、プラグフレーム9に結合されて一体化される。
本実施の形態の場合、リアハウジング18が結合されたプラグフレーム9の外周には、コネクタ接続する際のつまみ部となるSCコネクタつまみ33が被冠装着される。このSCコネクタつまみ33は、光コネクタ1の先端側の外観を提供する外装部材で、外側面には、つかみ易くするための滑り止め用の凹凸33aが形成されている。
ブーツ21は、リアハウジング18の後方に延出する光ファイバ心線3に急激な曲げが作用しないように、光ファイバ心線3を保護するもので、先端がリアハウジング18の基端に緊密嵌合又は螺着することにより、リアハウジング18に結合一体化される。
但し、樹脂の射出成形により、リアハウジング18と一体形成するようにしても良い。
本実施の形態の場合、図16に示すように、保護スリーブ15の他端15aとこの他端15aに対向するブーツ21内の内壁端21aとの間には、保護スリーブ15の後退を許容する空間35が形成されている。
更に、図12及び図16に示すように、ブーツ21の内壁端21aの後方には、光ファイバ心線3に被せられる補強チューブ37が挿入装着される。
補強チューブ37は、先端に拡径した抜け止め部37aが設けられており、抜け止め部37aが引っかかることで、ブーツ21の後方側への移動が規制される。補強チューブ37は適度な弾性を有したチューブで、光ファイバ心線3が急激に曲げられることを防止する。
次に、先に説明したホルダ51及び融着接続機71を使って、図16に示した光コネクタ1の組立方法を説明する。
この組み立て方法では、予め、図15(a)に示すように、コネクタプラグ10を収容したホルダ51を用意しておく。また、図15(b)に示すように、保護スリーブ15やリアハウジング18やブーツ21は、現地の光ファイバ心線3に挿通させておく、
次いで、図8に示すように、光ファイバ心線3を融着接続機71の融着処理部74の心線装着部78にセットする工程と、コネクタプラグ10が収容されているホルダ51を融着処理部74のホルダ装着部73にセットする工程とを実施する。
次いで、融着処理部74において、ホルダ装着部73に装着されたホルダ51に位置決めされている短尺光ファイバ5と、心線装着部78に位置決めされている光ファイバ心線3とを融着接続する。
そして、短尺光ファイバ5と光ファイバ心線3とを融着接続して融着接続部13を形成した後、図15(c)に示すように、融着接続部13の上に、熱収縮チューブ25を有して予め光ファイバ心線3に挿通させていた保護スリーブ15を移動させ、且つ、保護スリーブ15の一端の連結部品31をプラグフレーム9に連結させて、保護スリーブ15の一端がプラグフレーム9に結合したスリーブ・プラグ結合体16を得る工程を実施する。
更に、スリーブ・プラグ結合体16を保持したホルダ51を、熱収縮処理部76の第1の熱収縮処理部86に移載してホルダ装着部89にセットする工程を実施後、保護スリーブ15の熱収縮チューブ25を加熱収縮させて、図15(d)に示すように、収縮した熱収縮チューブ25により融着接続部13が補強された構造体19を得る工程が実施される。
その後、構造体19をホルダ51から取り出して、構造体19のプラグフレーム9に、予め光ファイバ心線3に挿通させていたリアハウジング18及びブーツ21を結合して、図15(e)に示す完成構造を得る。
以上の光コネクタの組立方法では、ホルダ51及び融着接続機71を使うことで、光コネクタフェルール7や短尺光ファイバ5にダメージを与えることなく、効率よく光コネクタ1を組み立てることができる。
次に、本発明に係るホルダ、融着接続機の第3実施形態について説明する。
先ず、ホルダ、融着接続機の説明に先立ち、本実施の形態のホルダに用いられる光コネクタについて説明する。
図17は第3実施形態に用いられる光コネクタの分解側面図である。なお、本実施形態において、上記の実施形態と同一部材、部位には同一符号を付して説明する。
光コネクタは、光コード70を接続するコード型、光ファイバ心線3を接続する心線型の双方に適用することができる。心線型光コネクタは、SCコネクタつまみの形状がやや異なる他はコード型光コネクタと略共通の部品が用いられる。以下の説明では主にコード型光コネクタ(単に「光コネクタ」とも称す)1Bについて説明する。
光コネクタ1Bは、相手側光コネクタの結合される先端側(図18の左側)から、SCコネクタつまみ181と、プラグフレーム183と、ファイバ内蔵フェルール(光コネクタフェルール)185と、保護スリーブ187と、フェルール押えばね189と、リアハウジング191と、かしめリング193と、ブーツ195とを主要な部材として有している。つまり、上記実施形態で説明したストッパ11、連結部品31を使用しない構造となっている。
図18は(a)図17に示した光コネクタの縦断面図、(b)補強チューブを装着した変形例の要部縦断面図である。
光コネクタフェルール185は、相手側の光コネクタフェルールに突き合わせ接続される先端軸部7aの後方に、外径が拡径された拡径部7bが装備された形状で、先端軸部7aと中心軸が一致するように、短尺光ファイバ5が取り付けられている。また、光コネクタフェルール185の短尺光ファイバ5が延出される基端側の外周には、後述する保護スリーブ187を結合するためのスリーブ結合突起7cが突設されている。
光コネクタフェルール185は、プラグフレーム183の基端側開口に挿入されると、図19に示すように、拡径部7bの前端がプラグフレーム183の内周に突設された縮径部9aに当接することで、前方への移動が規制された状態になる。この状態では、光コネクタフェルール185の先端が所定長L1だけ、プラグフレーム183の先端から突出した状態に位置規制される。
プラグフレーム183に位置決めされた光コネクタフェルール185の先端には、保管時等にファイバ端面に塵埃等が付着することを防止するために、ダストキャップ22(図2参照)が被冠装着される。
なお、光コネクタフェルール185の先端面は予め鏡面研磨されていて、現地での研磨加工が不要になされている。
光コネクタフェルール185が挿入されたプラグフレーム183内には、フェルール押えばね189が挿入される。このフェルール押えばね189は、後述するプラグフレーム183に係合するリアハウジング191と光コネクタフェルール185の拡径部7bとの間に挟まれて保持される圧縮コイルばねで、光コネクタフェルール185の拡径部7bを上記したプラグフレーム183の縮径部9aに当接させると同時に、後退可能に弾性支持する。
図19は(a)図20に示した光コネクタフェルールと、(b)該光コネクタフェルールに接続された熱収縮チューブの縦断面図である。
融着接続部13は、短尺光ファイバ5の端部の被覆5aを剥いだ部分5bと、光ファイバ心線3の端部の被覆3aを剥いだ部分3bとを付き合わせて、付き合わせたファイバ端面同士を融着させることにより形成される。
なお、被覆5aを剥いだ短尺光ファイバ5の端面は、予め、光ファイバに曲げ応力をかけて切断する劈開により、あるいは、研磨によって鏡面加工され、現地での鏡面加工を不要にしている。
また、短尺光ファイバ5の端面は、融着接続前に放電処理してエッジを落としておくと、研磨によって生じるエッジからのチッピングを防ぐことができて好ましい。さらに、短尺光ファイバ5は、被覆を除去した状態で現地まで搬送されるため、傷や吸水による強度低下が抑えられることから、カーボンコートファイバを用いることが好ましい。また、短尺光ファイバ5は、MFDを小さくした曲げに強いファイバであることが好ましい。
保護スリーブ187は、図19に示すように、熱収縮チューブ25と、該熱収縮チューブ25に挿通した心棒27及び接着チューブ29(図14参照)とを備え、該熱収縮チューブ25が光コネクタフェルール185に結合される。光ファイバ心線3は、光コード70の端部の外被72を所定長除去した状態で光コネクタ1B内に装着され、保護スリーブ187は光コネクタフェルール185とは結合していない他端側において光ファイバ心線3の外周を覆っている。
熱収縮チューブ25は、加熱機によって所定温度に加熱すると、熱収縮して、挿通されている心棒27に密着した状態になる。
接着チューブ29は、熱収縮チューブ25を熱収縮させる際の加熱で軟化して、熱収縮チューブ25と心棒27との間の隙間34を埋める接着剤となる。
保護スリーブ187は、一端に、心棒27の端部と接着チューブ29の端部とが、一致した状態に、熱収縮チューブ25と心棒27と接着チューブ29とを位置決めし、この位置決め状態で光コネクタフェルール185のスリーブ結合突起7cに固定される。
光コネクタフェルール185は、熱収縮チューブ25及び心棒27の端部が圧入又は接着又は溶着されることにより、これらに固定・一体化されている。
保護スリーブ187は、光コネクタフェルール185の基端のスリーブ結合突起7cに結合すると、融着接続部13が丁度保護スリーブ187の長さ方向の略中間位置に位置決めされるように、短尺光ファイバ5及び保護スリーブ187の熱収縮チューブ25,心棒27,接着チューブ29の長さ寸法が設定されている。
保護スリーブ187は、短尺光ファイバ5と光ファイバ心線3の融着接続後、その融着接続部13を覆うように移動させ、光コネクタフェルール185に当接した後、熱収縮チューブ25に熱を加えて、光ファイバ心線3及び短尺光ファイバ5を心棒27に縦添えした状態に固定する。
このように、熱収縮チューブ25を熱収縮させた時、熱収縮チューブ25の端部が、光ファイバ心線3の被覆3a及びスリーブ結合突起7cの上に2mm以上重なるように、各部品の寸法が設定されている。
リアハウジング191は、保護スリーブ187の周囲を覆う筒状構造体で、樹脂の射出成形等により形成されている。このリアハウジング191の先端は、プラグフレーム183の基端に嵌入する筒部191aになっている。そして、この筒部191aには、プラグフレーム183の基端に嵌入したときに、プラグフレーム183の基端外周に穿設されている係止穴183aに係合する係止爪191bが備えられている。
以上のリアハウジング191は、保護スリーブ187の熱収縮処理後に、保護スリーブ187の上に移動して被せられ、先端側の係止爪191bをプラグフレーム183の係止穴183aに係合させることにより、プラグフレーム183に結合されて一体化される。
リアハウジング191が結合されたプラグフレーム183の外周には、コネクタ接続する際のつまみ部となるSCコネクタつまみ181が被冠装着される。このSCコネクタつまみ181は、光コネクタ1Bの先端側の外観を提供する外装部材で、外側面には、つかみ易くするための滑り止め用の凹凸33aが形成されている。
ブーツ195は、リアハウジング191の後方に延出する光コード70に急激な曲げが作用しないように、光コード70を保護するもので、先端がリアハウジング191の基端に嵌合又は螺着することにより、リアハウジング191に結合一体化される。
但し、樹脂の射出成形により、リアハウジング191と一体形成するようにしても良い。
保護スリーブ187の他端187a(図19参照)とこの他端187aに対向するブーツ195内の内壁端との間には、保護スリーブ187の後退を許容する空間35(図18参照)が形成されている。
なお、ブーツ195は、図18(b)に示すように、内壁端の後方に、光コード70に被せられる補強チューブ37が挿入装着される構成であっても良い。
補強チューブ37は、先端に拡径した抜け止め部37aが設けられており、抜け止め部37aがブーツ195内の内壁端に引っかかることで、後方側への移動が規制される。補強チューブ37は適度な弾性を有したチューブで光コード70が急激に曲げられることを防止する。
光コネクタ1Bは、現地の光コード70の外被72を除去して露出した光ファイバ心線3に光コネクタフェルール185の短尺光ファイバ5を融着接続する際、融着接続時の作業が良好となるように光コード70の端部の外被72を大きく剥ぐ。光コード70は、端部において外被72を剥ぐ(除去する)と、外周囲を抗張力繊維(ケブラー)174で覆われた光ファイバ心線3が露出する。
抗張力繊維174と外被72は、所定長に切断されて、リアハウジング191の後端部191cに外挿される。外挿された外被72の外周にはかしめリング193が被せられ、かしめリング193は縮径方向にかしめられる。かしめリング193が縮径することにより、外被72と抗張力繊維174はかしめリング193と後端部191cに圧着され、リアハウジング191に固定される。
次に、本実施の形態によるホルダについて説明する。
図20は本発明に係るホルダの第3の実施の形態の斜視図、図21は図20に示したホルダの蓋部材を閉止した状態の平面図、図22は図21に示したホルダの正面図である。
この第3の実施形態のホルダ151は、光コネクタフェルール185(図17参照)を、ダストキャップ22が装着された状態で収容し、光コネクタフェルール185を保護する。
本実施形態のホルダ151は、光コネクタフェルール185を収容する凹みであるフェルール収容部153が上方に開放して形成されたホルダ本体154に、フェルール収容部153を覆ってフェルール収容部153に収容されている光コネクタフェルール185を押える開閉式の蓋部材156が装備されている。
短尺光ファイバ5が延出するホルダ本体154の前端側には、ホルダ本体154から延出した短尺光ファイバ5の周囲を覆って、短尺光ファイバ5を保護する箱形のキャップ57(図2参照)が着脱可能に結合される。
キャップ57は、帯電防止材料により形成しておくと良い。
蓋部材156は、ホルダ本体154の側部に嵌入された回転支持軸158により、ホルダ本体154の側部にヒンジ結合されており、回転支持軸158を回転中心とした回動動作で、図20に示す矢印(ハ)方向に開閉する。
蓋部材156は、ホルダ本体154の上に被さる略平板状で、その片側部には、図20に示すように、開閉操作時に手指をかける把持部156aが突設されている。
また、蓋部材156は、図21に示すように、ホルダ本体154に収容された光コネクタフェルール185の基端部周辺を視認可能なように前端部156bが形成されている。
本実施形態のホルダ151は、図22に示すように、ホルダ本体154の前端壁154aの上端面に、光コネクタフェルール185のスリーブ結合突起7cを位置決め支持する凹部161が備えられている。スリーブ結合突起7cには上記のように短尺光ファイバ5が同軸状に延出する。
蓋部材156は、図22に示すように、閉じた状態のときは、ダストキャップ22を介して光コネクタフェルール185を押圧保持することで、凹部161にスリーブ結合突起7cを位置決めする。なお、蓋部材156は、光コネクタフェルール185を直接押圧保持するものであっても勿論よい。また、フェルール収容部153の軸線方向の長さは、光コネクタフェルール185の拡径部7bの前端からダストキャップ22の後端までの長さに略等しい。これにより、ダストキャップ22を装着した光コネクタフェルール185は、軸線方向にガタツキなく収容される。ホルダ151は、拡径部7bの前端を、フェルール収容部153の前部内壁に当接することで、短尺光ファイバ5の突出長L2(図21参照)を10mm程度に設定する。つまり、ホルダ151に対する短尺光ファイバ5の相対位置が決められる。
ホルダ151は、現地の他の光ファイバ心線3(図23参照)を融着接続する後述の融着接続機171に取り付けられると、そのままで、フェルール収容部153に収容している光コネクタフェルール185から延出する短尺光ファイバ5が融着位置に位置決めされるようになっている。
以上に説明した第3の実施形態のホルダ151によれば、予め短尺光ファイバ5が取り付けられた光コネクタフェルール185を該ホルダ151に収容し、キャップ57を装着した状態にしておけば、当該ホルダ151は、光コネクタフェルール185や短尺光ファイバ5を外部からの衝撃等から保護して、現地への搬入や保管時等の取り扱いを容易にできる。
しかも、ホルダ151は、光コネクタフェルール185を収容した状態のままで短尺光ファイバ5を融着接続機171の融着位置に位置決めすることができるので、融着接続時における取り扱い性を向上させることができる。
また、融着接続機171にホルダ151を取り付けることで、既存の光ファイバ心線同士を接続するための専用の融着接続機を準備する必要がない。
また、この実施形態のホルダ151には、延出する短尺光ファイバ5を位置決め支持する凹部161が備えられており、当該ホルダ151に収容した光コネクタフェルール185から延出する短尺光ファイバ5は、凹部161によりホルダ151上に正確に位置決めされているため、該ホルダ151を融着接続機171にセットしたときに、短尺光ファイバ5の位置決めに手間を要しない。
また、この実施形態のホルダ151は、光コネクタフェルール185を収容するフェルール収容部153が上方に開放して形成されたホルダ本体154に、フェルール収容部153に収容されている光コネクタフェルール185を押える蓋部材156が装備された構成のため、ホルダ151への光コネクタフェルール185の出し入れは、開閉式の蓋部材156を開閉することで容易に行える。
また、ホルダ本体154に収容された光コネクタフェルール185から延出する短尺光ファイバ5は、凹部161により位置決めされ、更に、蓋部材156により光コネクタフェルール185が固定されるため、短尺光ファイバ5の位置決めを確実にできる。
また、蓋部材156には光コネクタフェルール185の基端部周辺を視認可能な前端部156bが形成されているため、蓋部材156を開かなくとも、収容している光コネクタフェルール185の収容状態及び形式等を確認することができる。
なお、この実施形態では、ホルダ本体154に収容した光コネクタフェルール185の視認を容易にするために、蓋部材156に前端部156bを設けることとしたが、前端部156bを形成せず、代わりに、蓋部材156を透明材料で形成するようにしても良い。このように蓋部材156を透明材料で形成した場合も、蓋部材156を開かずに、収容されている光コネクタフェルール185を目視確認することが可能になる。
次に、ホルダ151を使用する融着接続機の実施形態を説明する。
図23は本実施の形態に係る融着接続機の斜め上方から見た斜視図、図24は図23の融着接続機の熱収縮処理部のカバーを外した状態の拡大図である。
融着接続機171は、光ファイバ設備の工事が行われる現地で、光コネクタフェルール185に予め取り付けられた短尺光ファイバ5と他の光ファイバ心線3とを融着接続する装置である。
この融着接続機171は、前述したホルダ151に収容されている短尺光ファイバ5を、ホルダ151ごと取り付けることで、他の光ファイバ心線3に対する融着位置に位置決めするホルダ装着部173が装備された融着処理部174と、融着処理部174で融着接続した短尺光ファイバ5と他の光ファイバ心線3との融着接続部13(図19参照)の外周に被せた熱収縮チューブ25をヒータにより加熱収縮させる熱収縮処理部176とを備えている。
融着処理部174は、通常は、開閉カバー177によって覆われる装置の上面部に設けられている。
融着処理部174は、図24に示すように、現地の他の光ファイバ心線3をセットする心線装着部178と、心線装着部178の先端に配置されて心線装着部178にセットされた光ファイバ心線3の先端位置を位置決めするV溝部材79と、ホルダ装着部173にセットされたホルダ151から延出する短尺光ファイバ5の先端位置を位置決めするV溝部材81と、これらの一対のV溝部材79,81間に配置されて、突き合されたファイバ同士を放電によって融着させる電極83とを備えている。
短尺光ファイバ5を位置決めするV溝部材81と、ホルダ装着部173にセットされたホルダ151の凹部161とは、短尺光ファイバ5を一直線上に支持・位置決めするように、寸法設定されている。
ホルダ装着部173は、予めホルダ151を装着しておいても良い。この場合は、別のケースに収納されている光コネクタフェルール185を取り出して、ホルダ装着部173にセットされているホルダ151に収納する。
熱収縮処理部176は、専用の開閉カバー184を備えて、融着処理部174に隣接して装備されている。
開閉カバー184を開くと、図24に示すように、熱収縮処理部186が設けられている。
熱収縮処理部186は、熱収縮チューブ25を加熱する不図示のヒータが配置された加熱部88と、ホルダ151から取り出した光コネクタフェルール185を位置決めして取り付けるフェルール装着部189と、心線装着部90とが装備されている。
フェルール装着部189および心線装着部90には光ファイバ心線の飛び出しを押える開閉カバー91が取り付けられている。
熱収縮処理部186は、熱収縮チューブ25の光ファイバ心線3側よりも短尺光ファイバ5側の方が加熱温度が高くなるようにヒータによる加熱温度分布が設定されている。
熱収縮処理部186は、熱収縮チューブ25の端部が光コネクタフェルール185のスリーブ結合突起7cに接続される保護スリーブ187に好適な構成である。先に短尺光ファイバ5側を高温で加熱収縮し、そのあとで光ファイバ心線3側が収縮するように、ヒータに加熱温度分布を設けているので、収縮に伴って熱収縮チューブ25内に残存発生する気体が、光ファイバ心線3側端部から抜けやすくなっている。
以上に説明した融着接続機171は、光コネクタフェルール185を収容したホルダ151を装着できるホルダ装着部173が装備された融着処理部174を備えているため、ホルダ151から光コネクタフェルール185を取り出さずとも光コネクタフェルール185に取り付けられている短尺光ファイバ5と他の光ファイバ心線3とを融着接続することが可能で、融着接続時の作業性を向上させることができる。
なお、先のホルダの各実施形態において、ホルダ本体に対し蓋部材が装備された構成としたが、この蓋部材は、融着接続機の開閉カバーで兼用するように構成することもでき。
次に、ホルダ151及び融着接続機171を使って、図17に示した光コネクタ1Bの組立方法を説明する。
この組立方法では、予め、光コネクタ1Bを収容した図21に示すホルダ151を用意しておく。また、保護スリーブ187、リアハウジング191、ブーツ195は、現地の光ファイバ心線3に挿通させておく。
次いで、図23に示すように、光ファイバ心線3を融着接続機171の融着処理部174の心線装着部178にセットする工程と、光コネクタフェルール185が収容されているホルダ151を融着処理部174のホルダ装着部173にセットする工程とを実施する。
次いで、融着処理部174において、ホルダ装着部173に装着されたホルダ151に位置決めされている短尺光ファイバ5と、心線装着部178に位置決めされている光ファイバ心線3とを融着接続する。
そして、短尺光ファイバ5と光ファイバ心線3とを融着接続して融着接続部13を形成した後、光コネクタフェルール185をホルダ151から取り出して、図24に示すように、融着接続部13の上に熱収縮チューブ25を有した保護スリーブ187を移動して被せ、且つ、保護スリーブ187の一端を光コネクタフェルール185のスリーブ結合突起7cに挿入したフェルール・スリーブ結合体201を得る工程を実施する。
更に、フェルール・スリーブ結合体201を、熱収縮処理部176の熱収縮処理部186に移載して、保護スリーブ187の熱収縮チューブ25を加熱収縮させて、図19に示すように、収縮した熱収縮チューブ25により融着接続部13が補強された構造体を得る工程が実施される。
その後、構造体となった光コネクタフェルール185に、プラグフレーム183と、予め光ファイバ心線3に挿通させていたリアハウジング191及びブーツ195を結合して図18に示す完成構造を得る。
以上の光コネクタの組立方法では、ホルダ151及び融着接続機171を使うことで、光コネクタフェルール185や短尺光ファイバ5にダメージを与えることなく、効率よく光コネクタ1Bを組み立てることができる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2006年11月13日出願の日本特許出願(特願2006−307142)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
ホルダは、光コネクタフェルールを備えたコネクタプラグを収容した状態にしてあれば、光コネクタフェルールや短尺光ファイバを外部からの衝撃等から保護することができる。
しかも、このホルダは光コネクタフェルールに取り付けられている短尺光ファイバを融着接続機の融着位置に位置決めすることができるので、融着接続する際にホルダからコネクタプラグを取り出すという面倒な作業が不要になり、融着接続時における取り扱い性を向上させることができる。
また、融着接続機は、ホルダからコネクタプラグを取り出さずとも光コネクタフェルールに取り付けられている短尺光ファイバと他の光ファイバ心線とを融着接続することが可能で、融着接続時の作業性を向上させることができる。
また、融着処理部に並設して熱収縮チューブを熱収縮させる熱収縮処理部を備えていれば、ホルダからコネクタプラグを取り出さずとも熱収縮チューブの熱収縮処理を実施できる。
さらに、光コネクタの組立方法は、上記のホルダ及び融着接続機を使うことで、光コネクタフェルールや短尺光ファイバにダメージを与えることなく、効率よく光コネクタを組み立てることができる。

Claims (14)

  1. 短尺光ファイバが取り付けられた光コネクタフェルールを収容するホルダであって、
    前記ホルダは、前記光コネクタフェルールのスリーブ結合突起から延出する前記短尺光ファイバを位置決めし、前記短尺光ファイバと他の光ファイバ心線とを融着接続する融着接続機に取り付け可能に構成され
    前記ホルダは、前記光コネクタフェルールを収容するフェルール収容部が形成されたホルダ本体と、前記ホルダ本体に装着されて前記光コネクタフェルールを押える開閉式の蓋部材と、を有し、
    前記ホルダ本体は、前記スリーブ結合突起を位置決めする凹部を有していることを特徴とするホルダ。
  2. 前記ホルダ本体は、前記融着接続機に備えられるホルダ装着部の係合部と係合する貫通穴を有していることを特徴とする請求項1に記載のホルダ。
  3. 前記蓋部材は、前記蓋部材の開閉操作時に手指をかける把持部を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のホルダ。
  4. 前記蓋部材が、透明材料で形成されていることを特徴とする請求項3に記載のホルダ。
  5. 短尺光ファイバが取り付けられた光コネクタフェルールを収容するホルダであって、
    前記ホルダは、前記光コネクタフェルールから延出する前記短尺光ファイバを位置決めし、前記短尺光ファイバと他の光ファイバ心線とを融着接続する融着接続機に取り付け可能に構成され、
    前記短尺光ファイバの取り付けられた前記光コネクタフェルールが、その外周をプラグフレームで覆ったコネクタプラグの形態で構成され、
    前記ホルダは、前記プラグフレームを収容するプラグ収容部が形成されたホルダ本体と、前記ホルダ本体に装着されて前記プラグフレームを押える開閉式の蓋部材と、を有し、
    前記ホルダ本体は、前記プラグフレームから延出する前記短尺光ファイバを位置決めするV溝を有していることを特徴とするホルダ。
  6. 前記ホルダ本体は、前記融着接続機に備えられるホルダ装着部の係合部と係合する貫通穴を有していることを特徴とする請求項5に記載のホルダ。
  7. 前記蓋部材が、前記V溝に位置決めされた前記短尺光ファイバを押えることを特徴とする請求項5又は6に記載のホルダ。
  8. 前記蓋部材が、透明材料で形成されていることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載のホルダ。
  9. 前記蓋部材は、前記蓋部材の開閉操作時に手指をかける把持部を有していることを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載のホルダ。
  10. 光コネクタフェルールに取り付けられた短尺光ファイバと他の光ファイバ心線とを融着接続する融着接続機であって、
    前記短尺光ファイバが取り付けられた前記光コネクタフェルールを収容するホルダであって、前記光コネクタフェルールから延出する前記短尺光ファイバを位置決めする前記ホルダを取り付けるホルダ装着部が装備された融着処理部を備えたことを特徴とする融着接続機。
  11. 前記融着処理部で形成した融着接続部の外周に被せた熱収縮チューブを加熱収縮させる熱収縮処理部をさらに備え、前記熱収縮処理部は前記ホルダを取り付けるホルダ装着部が装備されていることを特徴とする請求項10に記載の融着接続機。
  12. 前記熱収縮処理部は、前記熱収縮チューブの前記光ファイバ心線側よりも前記短尺光ファイバ側の方が加熱温度が高くなるように加熱温度分布を設定した第1の熱収縮処理部を備えたことを特徴とする請求項11に記載の融着接続機。
  13. 前記熱収縮処理部は、前記熱収縮チューブの端部側よりも中間部側の方が加熱温度が高くなるように加熱温度分布を設定した第2の熱収縮処理部をさらに備えたことを特徴とする請求項12に記載の融着接続機。
  14. 光コネクタフェルールに取り付けられた短尺光ファイバと他の光ファイバ心線とを請求項10から13のいずれかに記載の融着接続機を使って融着接続して、前記短尺光ファイバに他の光ファイバ心線が融着接続された光コネクタを組み立てる光コネクタの組立方法であって、
    前記光ファイバ心線を前記融着接続機の融着処理部の心線装着部にセットする工程と、
    前記融着処理部のホルダ装着部に、前記光コネクタフェルールを収容したホルダをセットする工程と、
    前記融着処理部において、前記ホルダ装着部に装着されたホルダに位置決めされている前記短尺光ファイバと、前記心線装着部に位置決めされている光ファイバ心線とを融着接続する工程と、
    前記短尺光ファイバと前記光ファイバ心線とを融着接続して融着接続部を形成した後、前記融着接続部の上に熱収縮チューブを有した保護スリーブを被せる工程と、
    前記融着接続部を熱収縮処理部に移載して、前記保護スリーブの熱収縮チューブを加熱収縮させる工程と、
    を含むことを特徴とする光コネクタの組立方法。
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