JP2010102358A - 融着接続機 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバと融着接続したフェルールを容易に融着接続部補強装置まで搬送し、融着接続部を良好な状態で補強することができるフェルールの搬送方法およびフェルール把持具を提供すること。
【解決手段】内蔵光ファイバの一端面を接続端面に一致させるとともに該内蔵光ファイバの他端を該接続端面とは反対側の端部から突出するように配置したフェルールと、内蔵光ファイバに接続する接続光ファイバの一端とを、融着接続機の融着接続作業部に載置し、内蔵光ファイバの他端と接続光ファイバの一端とを融着接続した後に、フェルールを融着接続部補強装置に搬送するフェルールの搬送方法において、フェルール把持具に備えた把持部に、フェルールの筒状部を接続端面側から挿入して把持し、フェルール把持具において把持部の筒状部を把持する側とは反対側に延設した柄部と接続光ファイバとを把持しながらフェルールを搬送する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光ファイバと融着接続した内蔵光ファイバ付きのフェルールを融着接続部補強装置に搬送するフェルールの搬送方法およびフェルールを把持するためのフェルール把持具に関するものである。
近年、FTTH(Fiber To The Home)等の普及によって光通信網が一般家庭などで多数用いられるに伴い、接続現場では研磨工程を行わずに光コネクタを組み立て、光ファイバを接続する接続方法が種々採用されている。
このような光コネクタとして、フェルールの接続端面に内蔵光ファイバの一端面を一致させ、フェルールの他端部から内蔵光ファイバの他端を突出させ、フェルールの他端部に機械的保持部を備えたメカニカル光コネクタというものが公知である(例えば特許文献1〜5を参照)。このメカニカル光コネクタは、内蔵光ファイバの他端と他の光ファイバの一端を軸芯が一致するように機械的に保持して接続することによって、他の光ファイバの一端に光コネクタを設けることができる。
また、近年、内蔵光ファイバと他の光ファイバとの接続を融着接続して長期信頼性を高めた光コネクタが提供されている(例えば特許文献6を参照)。
図12は特許文献6に開示された従来の光コネクタ10を模式的に示した一部断面図である。この光コネクタ10は、フェルール11と、内蔵光ファイバ12と、ハウジング15と、コイルばね20とを備え、光ファイバ心線14と融着接続されており、融着接続部は補強体13で補強されている。
ハウジング15は、プラグハウジング16、ストップリング17およびブーツ18からなる。プラグハウジング16とストップリング17とは、係合孔16aと係合突起17aの係着により結合され、ブーツ18は、ハウジング15の後部を形成するストップリング17に取付けられる。ブーツ18は取付け部18aと、撓み部18bとからなっている。コイルばね20は、フェルール11とストップリング17との間に収納され、フェルール11を軸方向に移動可能に保持する。
内蔵光ファイバ12は、予め製造工場等で適当な光ファイバ心線を所定長さに切断し、フェルール11内に挿着固定したものである。この内蔵光ファイバ12の一端面は、フェルール11の接続端面と共に予め端面研磨の処理がなされ、接続される相手方の光コネクタとの間で、接続損失が生じないように加工されている。一方、内蔵光ファイバ12のフェルール11の後方に突出する他端は、融着接続のために被覆の除去と端面処理が必要であるが、これについても一般的に製造工場等で予め処理・加工される。
光コネクタ10に接続される光ファイバ心線14は、融着接続のために被覆の除去と端面処理が当然ながら接続現場で行なわれる。接続現場には、その処理のための工具類が搬入される。
図13(a)〜(c)は、フェルール11に挿着された内蔵光ファイバ12と光ファイバ心線14とを融着接続する作業を説明する説明図である。なお、この融着接続作業は接続現場で行なわれる。融着接続に先立って、内蔵光ファイバ12の融着接続に供する端部は、前記のように予め工場等によって、図13(a)に示すように、被覆12aを除去した裸光ファイバ部12bが露出され、また、光ファイバ心線14はその一端において被覆14aが除去され、裸光ファイバ部14bが露出される。次に裸光ファイバ部12bと14bとはこれらを把持するホルダによって融着接続機に載置され、ホルダ上のV溝上で調芯およびクランプがされた後、図13(b)に示すように放電電極22aからの放電アークAによる放電加熱により融着接続され、融着接続部19が形成される。つぎに、融着接続部19は、被覆が除去されて機械的強度が低下しているので、融着接続部19を後述する融着接続部補強装置に搬送し、ここで図13(c)に示すように融着接続部19上に補強体13を被覆する。
この補強体13は、たとえば金属等の補強部材および熱可塑性樹脂を内包した熱収縮性チューブであり、補強体13を融着接続部19に被せ、融着接続部補強装置に搬送し、補強体13を加熱収縮して融着接続部19を被覆する。なお、融着接続部を保護する手段としては、補強体13を用いる以外に、融着接続部の周りにUV硬化樹脂を被着し、硬化させて被覆層を形成するリコーテング法も用いられている。
図14は光ファイバ同士を融着接続する従来の融着接続機21の主要部の一例を示す図であり、その中央部分には融着接続作業部22が、上部には融着接続部補強装置23が配置されたものが示されている。融着接続作業部22には光ファイバF同士を互いにその端面を対向させて配置・固定させる光ファイバホルダHが左右に配置され、また中央部には放電アークを発生させるための放電電極22aが配置されている。また融着接続部補強装置23は左右に一直線状に延在する長尺の加熱室23aが配置され、その両端には融着接続された光ファイバに張力を与えて光ファイバFを保持するホルダ23bが配置されている。なお、符号22bは融着接続作業部22を覆う蓋であり、符号23cは融着接続部補強装置23を覆う蓋である。
この融着接続機21を用いてフェルール11に装着した内蔵光ファイバ12と光ファイバ心線14とを融着接続する場合には、一方の光ファイバホルダHをフェルールホルダに置き換えて行われる。
特開平10−206688号公報 特開平11−142686号公報 特開平11−142687号公報 特開平11−160563号公報 特開2000−347068号公報 特開2002−82257号公報
上記のように、光ファイバと内蔵光ファイバとを融着接続したフェルールの融着接続部に補強体を被着して機械的な保護を与えるために、フェルールを融着接続機の融着接続作業部から融着接続部補強装置に搬送する必要がある。しかしながら、フェルールの接続端面側には光ファイバが取り付けられていないために、従来の光ファイバ同士を融着接続する場合のように、光ファイバのそれぞれを把持して搬送を行うことができない。このため、その搬送方法として、図15に示したように、フェルール11と光ファイバ心線14とをそれぞれ洗濯バサミのような形状を有する挟持部25a、25aを備えた挟持具25で挟み、融着接続作業部22から融着接続部補強装置23の加熱室23aに搬送させることなどが考えられる。なお、この挟持具25は、所定長を有する棒状の連結部材25bで連結して挟持部25a、25aが所定間隔となるように配置され、搬送時に融着接続部に引っ張り力を加えない構造になっている。
しかしながら、上述の挟持具25でフェルール11等を挟持して搬送する方法は、加熱室23aの挿入口が狭いため、加熱室23aに融着接続部19および補強体13を収容するためには、挟持具25の大きさを小さくし、フェルール11等を挟持したまま加熱室23aに収容するか、加熱室23a上でフェルール11の挟持を解除して、補強体13およびフェルール11を加熱室23a内に落下させるなどをしなければならない。ところが、小さい挟持具25を用いてフェルール11とともに加熱室23aに収容する場合は、融着接続部補強装置23の蓋23cを閉じることができないため、熱収縮チューブのような補強体13を加熱室23a内で安定して収縮させることができない。また、挟持具25の周りに蓋に相当するものを配置して、これを加熱室23aの上に覆せる方法も考えられるが、作業性が悪くなったり、部品点数が増えるため高価になるなどの課題が発生する。また融着接続部補強装置23上から落下させる方法は、落下の衝撃で融着接続部19が断線する可能性があることや、融着接続した光ファイバ同士を真っ直ぐに保持することができないため良好な形状で熱収縮チューブを収縮させることができないなどの課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光ファイバと融着接続したフェルールを容易に融着接続部補強装置まで搬送し、融着接続部を良好な状態で補強することができるフェルールの搬送方法およびフェルール把持具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るフェルールの搬送方法は、内蔵光ファイバの一端面を接続端面に一致させるとともに該内蔵光ファイバの他端を該接続端面とは反対側の端部から突出するように配置したフェルールと、前記内蔵光ファイバに接続する接続光ファイバの一端とを、融着接続機の融着接続作業部に載置し、前記内蔵光ファイバの前記他端と前記接続光ファイバの前記一端とを融着接続した後に、前記フェルールを融着接続部補強装置に搬送するフェルールの搬送方法において、フェルール把持具に備えた把持部に、前記フェルールの筒状部を前記接続端面側から挿入して把持し、前記フェルール把持具の前記把持部とは反対側に延設した柄部と前記接続光ファイバとを把持しながら前記フェルールを搬送することを特徴とする。
また、本発明に係るフェルール把持具は、フェルールの筒状部を該フェルールの接続端面側から挿入して把持する把持部と、前記把持部とは反対側に延設した柄部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るフェルール把持具は、上記の発明において、前記把持部は、前記フェルールの前記筒状部の外径よりもわずかに小さい内径を有する管状弾性部材を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るフェルール把持具は、上記の発明において、前記管状弾性部材は、側面にスリットが形成されたものであることを特徴とする。
また、本発明に係るフェルール把持具は、上記の発明において、前記把持部は、前記フェルールの前記筒状部の外径よりも大きい内径を有する管状部材と、前記管状部材の内壁に、前記フェルールの前記筒状部の外径よりもわずかに小さい内径を有する孔を形成するように設けた層状弾性部材とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るフェルール把持具は、上記の発明において、前記把持部と前記柄部とは、前記フェルールの前記筒状部の外径よりもわずかに小さい内径を有する管状弾性部材によって一体に形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るフェルール把持具は、上記の発明において、前記把持部は断熱性材料からなることを特徴とする。
本発明によれば、把持部を備えたフェルール把持具によってフェルールを把持し、フェルール把持具に延設した柄部と接続光ファイバとを把持しながらフェルールを搬送するので、接続光ファイバと融着接続したフェルールを容易に融着接続部補強装置まで搬送し、融着接続部を良好な状態で補強することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係るフェルール把持具を模式的に示した図である。 図2は、フェルールと接続光ファイバとを融着接続する工程を説明する説明図である。 図3は、本実施の形態2に係るフェルールの搬送方法を説明する説明図である。 図4は、フェルールとフェルール把持具とを載置した状態のフェルールホルダの一例を模式的に示す斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態3において用いる搬送アームの概略構成図である。 図6は、図5に示す搬送アームを用いたフェルールの搬送方法について説明する説明図である。 図7は、実施の形態3において用いる搬送アームを融着接続機に取り付けた状態を示す斜視図である。 図8は、本発明のその他の実施の形態に係るフェルール把持具を模式的に示す斜視図である。 図9は、本発明のさらにその他の実施の形態に係るフェルール把持具を模式的に示す斜視図である。 図10は、本発明のさらにその他の実施の形態に係るフェルール把持具を模式的に示す斜視図である。 図11は、本発明のさらにその他の実施の形態に係るフェルール把持具を模式的に示す斜視図である。 図12は、従来の光コネクタを模式的に示す一部断面図である。 図13は、フェルールに挿着された内蔵光ファイバと光ファイバ心線とを融着接続する作業を説明する説明図である。 図14は、光ファイバ同士を融着接続する従来の融着接続機の主要部の一例を示す図である。 図15は、フェルールを搬送する挟持具の一例を示す図である。
以下に、図面を参照して本発明に係るフェルールの搬送方法およびフェルール把持具の実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
はじめに、本発明の実施の形態1に係るフェルール把持具について説明する。図1は本実施の形態1に係るフェルール把持具を模式的に示した図であり、(a)は分解図、(b)は正面図、(c)は一部断面側面図である。図1(a)〜(c)に示すように、フェルール把持具30は、把持具本体31と、把持部32と、柄部33と、チューブ状の固定部材34とを備える。
把持具本体31は、把持するフェルールの筒状部の外径と略同一の外径を有する中央部31cと、中央部31cよりも小径の先端部31a、後端部31bとを有する。なお、先端部31aの外径は、把持するフェルールの筒状部の外径よりもやや小径に形成されている。
把持部32は、弾性材料からなり、長手方向にスリット32aが形成されるとともに、把持するフェルールの筒状部の外径よりもやや小さい内径を有するように管状に形成されている。また、柄部33は可撓性に富む紐や可撓性のない棒などで構成される。固定部材34は、内径が把持具本体31の中央部31cの外径よりもやや小さくなるように形成されている。
フェルール把持具30は、柄部33を把持具本体31の後端部31bに形成された穴に挿通し、後端部31bをかしめたり穴に接着剤を流し込む等の方法により固定し、把持部32の一端を把持具本体31の先端部31aに嵌合し、少なくともこの嵌合部に固定部材34を被着して把持部32と把持具本体31とが一体になるように固定することによって、組み立てることができる。
このフェルール把持具30は、把持するフェルールの筒状部を把持部32の先端部32bから挿入すると、スリット32aが形成された弾性材料からなる把持部32の内径がやや拡径して反発力が生じることによって、フェルールを機械的に把持することができる。また、柄部33は、フェルール把持具30において把持部32の反対側に延設されており、フェルール把持具30を容易に把持できるように構成されている。
なお、上述の各構成要素の一例として、把持具本体31はテフロン(登録商標)などの柔らかい材料からなり、先端部31aは外径2.4mm、中央部31cが外径3mm、後端部31bが外径2mmに形成される。また、把持部32はバネ材等からなり、長さが11mm、内径が2.4mm、外径が3mmに形成され、柄部33はワイヤー、ピアノ線、光ファイバ心線などの材料からなり、外径0.9mm、長さが20cm程度に形成される。また、固定部材34は熱収縮チューブなどからなり、内径が3mm程度、外径が4mm程度に形成される。なお、把持部32として、光コネクタの接続アダプタ等に用いられる割りスリーブを用いることができる。
また、各構成要素は、融着接続部の補強の際に融着接続部補強装置の加熱室内に配置されるので、融着接続部補強装置が熱収縮チューブを加熱する構造の装置にあっては、融着接続部補強装置23の加熱温度である230℃の温度に耐えられる材料からなるものとする。
本実施の形態1に係るフェルール把持具30を用いれば、光ファイバと融着接続したフェルールを容易に融着接続部補強装置まで搬送し、融着接続部を良好な状態で補強することができる。以下、本発明の実施の形態2として、本実施の形態1に係るフェルール把持具を用いたフェルールの搬送方法について説明する。
(実施の形態2)
図2は、本実施の形態2に係るフェルールの搬送方法の前工程であるフェルールと接続光ファイバとを融着接続する工程を説明する説明図である。まず、図2(a)に示すように、実施の形態1に係るフェルール把持具30と、内蔵光ファイバ付きのフェルール40と、接続光ファイバ心線45とを準備する。フェルール40は、内蔵光ファイバ43の一方の端面43aが筒状部41の接続端面41aと一致するように配置され、内蔵光ファイバ43の他端である裸光ファイバ部43bが接続端面41aとは反対側のフェルール端部41bから突出するように配置され、さらにフェルール40を光コネクタのハウジングに固定するための鍔部42を備える。このフェルール40は図12に示す従来のフェルール11と同様のものである。また、接続光ファイバ心線45は内蔵光ファイバ43に接続する光ファイバ心線であり、図12に示す従来の光ファイバ心線14と同様に、その一端において被覆45aが除去され、裸光ファイバ部45bが露出されている。
つぎに、図2(b)に示すように、フェルール把持具30の把持部32の先端部32bからフェルール40の筒状部41を把持部32の内径を拡径させながら挿入し、把持部32をフェルール40の筒状部41に嵌め込む。その結果、把持部32は拡径された反発力によってフェルール40を機械的に把持する。なお、把持具本体31をテフロン(登録商標)などの柔らかい材料で構成することにより、挿入作業の際に内蔵光ファイバ43の端面43aが把持具本体31に突き当たったとしても端面43aに傷が付くことが防止される。
つぎに、把持部32が機械的に把持したフェルール40と接続光ファイバ心線45とを、フェルール40の内蔵光ファイバ43の裸光ファイバ部43bの端部と接続光ファイバ心線45の裸光ファイバ部45bの端部とが対向するように、図14に示した従来の融着接続機21の融着接続作業部22に配置する。なお、接続光ファイバ心線45は、予め熱収縮性の補強体48に挿通しておく。次いで、図2(c)に示すように、裸光ファイバ部43bの端部と裸光ファイバ部45bの端部とを融着接続機21に備えた放電電極22aから発生する放電アークAによって融着接続する。
次に、図2(d)に示すように、裸光ファイバ部43b、45bを融着接続部49を含めて内包するように補強体48の位置を移動し、接続光ファイバ心線45とともにフェルール40を融着接続部補強装置23に搬送する。
ここで、本実施の形態2に係るフェルールの搬送方法においては、図3に示すように、接続光ファイバ心線45と、フェルール40を把持するフェルール把持具30の柄部33とを把持して、フェルール40を搬送する。その結果、従来と比較して、フェルール40を容易に搬送することができ、かつ、安定した状態で融着接続部補強装置23の加熱室23aに収容できる。
その後、融着接続部補強装置23においては、補強体48は加熱室23a内で加熱されて熱収縮し、融着接続部49および裸光ファイバ部43b、45b上に良好な状態で被着する。その結果、融着接続部49は、良好な状態で補強され、信頼性が高いものとなる。
ところで、上述の実施の形態2において、図14に示す融着接続機21を用いて融着接続を行う場合には、一方の光ファイバホルダHをフェルールホルダに置き換えて行われる。図4は、フェルールとフェルール把持具とを載置した状態のフェルールホルダの一例を模式的に示す斜視図である。
このフェルールホルダ50は、光ファイバホルダHに換えて融着接続機21にセットすることができるような縦横の寸法及び底面形状を有するホルダベース51を備え、ホルダベース51の上面には、フェルール把持具30と、フェルール把持具30によって把持した状態のフェルール40とを配置して固定することができる溝52が形成されており、ホルダベース51の側面にはヒンジ機構53aにより回転自在に固定された金属製の蓋53が配置され、溝52上に配置されたフェルール40とフェルール把持具30とを覆って、ホルダベースに埋設した磁石54の磁力によって固定することができるようになっている。このフェルールホルダ50に図4に示すようにフェルール40を配置し、融着接続機21の融着接続作業部22におけるホルダ配置位置にフェルールホルダ50をセットすることにより、確実に融着接続機21の融着接続作業部22にフェルール40を配置させることができる。
なお、フェルール把持具30は、上述のように一端に柄部33を備え、他端にフェルール40の筒状部41を把持する把持部32を備えている。このため、内蔵光ファイバ43と接続光ファイバ心線45とが融着接続された状態においては、融着接続機21のフェルールホルダ50にフェルール40が載置されている点が、従来の光ファイバ同士を融着する作業を行う場合とは異なるものの、光ファイバ同士を融着接続する場合の一方の光ファイバのように柄部33を扱うことによって、従来の光ファイバ同士を融着接続した場合の融着接続部の搬送方法の技術をそのまま適用することができる。
(実施の形態3)
つぎに、本発明の実施の形態3に係るフェルールの搬送方法について具体的に説明する。本実施の形態3に係るフェルールの搬送方法は、フェルールに融着接続する接続光ファイバと、フェルールを把持するフェルール把持具の柄部とを、搬送アームを用いて把持して、フェルールを搬送する点において、実施の形態2に係るフェルールの搬送方法とは異なる。
はじめに、本実施の形態3において用いる搬送アームについて説明する。図5は、本実施の形態3において用いる搬送アームの概略構成図である。図5に示すように、搬送アーム60は、固定アーム61と、固定アーム61の両端部に配置された回転軸支部62、62と、回転軸支部62、62を中心にして回転可能に構成された可動アーム63と、可動アーム63の両端部にそれぞれ取付けられた狭持具64、64とを備える。この搬送アーム60は、図7に示すように、固定アーム61が融着接続部補強装置23の背面部に固定されることによって、融着接続機21の上部に取り付けられるものである。
つぎに、上述の搬送アーム60を用いたフェルールの搬送方法について、図5、6を参照して説明する。まず、図5に示すように、可動アーム63を回転して固定アーム61と同じ側に畳み込んだ状態にする。そして、実施の形態2の場合と同様に、フェルール把持具30が把持した状態のフェルール40と接続光ファイバ心線45とを、フェルール40の内蔵光ファイバ43の裸光ファイバ部43bの端部と接続光ファイバ心線45の裸光ファイバ部45bの端部とが対向するように、融着接続機21の融着接続作業部22に配置する。つぎに、内蔵光ファイバ43と接続光ファイバ心線45とを融着接続し、融着接続部を含む裸光ファイバ部に補強体48を被せる。
次に、図6(a)に示すように、可動アーム63を融着接続機21の融着接続部作業部22の側に回転して、一方の狭持具64で接続光ファイバ心線45を挟持し、他方の狭持具64でフェルール把持具30の柄部33を挟持する。
つぎに、可動アーム63を、図6(b)の状態を経由するように半回転させ、図6(c)に示すように固定アーム61側に半回転させる。その結果、フェルール40は接続光ファイバ心線45とともに搬送され、可動アーム63が半回転した状態では、補強体48が融着接続部補強装置23の加熱室23a内に収容される。
つぎに、融着接続部補強装置23に備えたホルダ23bによって接続光ファイバ心線45およびフェルール把持具30の柄部33を保持し、融着接続部49に引張力を作用させて融着接続部補強装置23を作動させ、融着接続部49に熱収縮性の補強体48を被着する。
本実施の形態3では、上述の搬送アーム60を用いてフェルール40を搬送するので、フェルール40を容易に搬送でき、補強体48を融着接続部補強装置23の加熱室23a内に確実に収容することができる。
なお、上記実施の形態2、3において、融着接続部補強装置23の加熱温度は230℃とするのが通常であるが、加熱室23a内にはフェルール40も収容するので、フェルール40内に内蔵光ファイバ43を挿着固定するための接着剤が溶融するおそれがある。その場合には、加熱室23a内の温度を、補強体48が熱収縮する温度以上であってかつ接着剤が溶融する温度以下、たとえば120〜160℃とすることが好ましい。また、上記実施の形態1において、フェルール把持具30の把持部32をセラミックなどの耐熱性の材料からなるものとすれば、加熱室23a内におけるフェルール40の温度上昇が抑制され、接着剤の溶融を防止できるので好ましい。
また、本発明に係るフェルール把持具は、上記実施の形態1に係るものに限らず、さまざまな形態で実施できる。以下、フェルール把持具のその他の実施の形態について説明する。
たとえば、フェルール把持具は、図8に斜視図を示すように、把持具本体71と、スリットが形成されていない管状の把持部72と、把持具本体71の後端部71bに設けた柄部73と、固定部材74とを備え、把持部72をフェルールの筒状部の外径よりも内径が大きいものとして、把持部72の内壁に層状の弾性部材72cを設け、弾性部材72cがフェルールの筒状部の外径よりもわずかに小さい内径を有する孔を形成するようにしたフェルール把持具70でもよい。このフェルール把持具70は、弾性部材72cでフェルールの筒状部の外周を押圧するようにして把持することができるので、把持部72にスリットを形成しなくても、フェルールを適度な強さで機械的に把持することができる。
また、図9に斜視図を示すように、把持具本体81と、スリット82aが形成された把持部82と、把持具本体81の後端部81bに設けた柄部83とを備え、把持部82をかしめ部82cにおいてかしめて把持具本体81の図示しない前端部に固定したフェルール把持具80でもよい。このフェルール把持具80は、把持部82を把持具本体81に固定するための固定部材が不要となるので部品点数を少なくでき、組み立ても簡単なものとなり、さらに熱の影響をうけにくいものとなる。
また、図10に斜視図を示すように、フェルールの筒状部の外径よりもわずかに小さい内径を有する蓋状の把持部92と、紐状の柄部93とを備えるフェルール把持具90でもよい。なお、紐状の柄部93は、把持部92の蓋部92aに形成された図示しない孔に挿通し、この孔に接着剤を流し込む等の方法により固定されている。このフェルール把持具90は、市販の光コネクタに付属するプラスチック、PVC、ゴムなどの弾性材料からなるフェルール保護キャップを用いることによって安価に製造でき、さらに融着接続作業後にはフェルールの保護キャップとしても機能するので好ましい。
また、図11に斜視図を示すように、把持部102と柄部103とが、把持するフェルールの外径よりもやや小さい内径を有するチューブで一体に形成されたフェルール把持具100でもよい。このフェルール把持具100は、部品点数が少なく安価なものとなる。なお、このチューブの材質としては、融着接続部補強装置における加熱温度によって劣化しないものであれば特に限定されず、PVC、ゴム、熱収縮性の材料などを用いることができる。また、フェルール把持具100を構成するチューブの柄部103の部分を潰した状態にしておけば、融着接続機の風防カバーなどに挟み込まれにくいので好ましい。
21 融着接続機
22 融着接続作業部
22a 放電電極
23 融着接続部補強装置
23a 加熱室
23b ホルダ
23c 蓋
25 挟持具
25a 挟持部
25b 連結部材
30、70〜100 フェルール把持具
31、71、81 把持具本体
31a 先端部
31b、71b、81b 後端部
31c 中央部
32、72〜102 把持部
32a、82a スリット
32b 先端部
33〜103 柄部
34、74 固定部材
40 フェルール
41 筒状部
41a 接続端面
41b フェルール端部
42 鍔部
43 内蔵光ファイバ
43a 端面
43b 裸光ファイバ部
45 接続光ファイバ心線
45a 被覆
45b 裸光ファイバ部
48 補強体
49 融着接続部
50 フェルールホルダ
51 ホルダベース
52 溝
53 蓋
53a ヒンジ機構
54 磁石
60 搬送アーム
61 固定アーム
62 回転軸支部
63 可動アーム
64 狭持具
72c 弾性部材
82c かしめ部
92a 蓋部

Claims (9)

  1. 内蔵光ファイバの一端面を接続端面に一致させるとともに該内蔵光ファイバの他端を該接続端面とは反対側の端部から突出するように配置したフェルールと、前記内蔵光ファイバに接続する接続光ファイバの一端とを、融着接続機の融着接続作業部に載置し、前記内蔵光ファイバの前記他端と前記接続光ファイバの前記一端とを融着接続した後に、前記フェルールを融着接続部補強装置に搬送するフェルールの搬送方法において、
    フェルール把持具に備えた把持部に、前記フェルールの筒状部を前記接続端面側から挿入して把持し、前記フェルール把持具において前記把持部の前記筒状部を把持する側とは反対側に延設した柄部と前記接続光ファイバとを把持しながら前記フェルールを搬送することを特徴とするフェルールの搬送方法。
  2. 光ファイバ心線と接続すべき光ファイバを内蔵したフェルールの筒状部を該フェルールの接続端面側から挿入して把持する把持部と、
    前記把持部の前記筒状部を把持する側とは反対側に延設した柄部と、
    を備え、前記柄部は長尺体であることを特徴とするフェルール把持具。
  3. 前記柄部は、断面形状が略円形であることを特徴とする請求項2に記載のフェルール把持具。
  4. 前記柄部は、光ファイバ心線と略同一の外径を有することを特徴とする請求項2または3に記載のフェルール把持具。
  5. 前記把持部は、前記フェルールの前記筒状部の外径よりもわずかに小さい内径を有する管状弾性部材を備えたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載のフェルール把持具。
  6. 前記管状弾性部材は、側面にスリットが形成されたものであることを特徴とする請求項5に記載のフェルール把持具。
  7. 前記把持部は、前記フェルールの前記筒状部の外径よりも大きい内径を有する管状部材と、前記管状部材の内壁に、前記フェルールの前記筒状部の外径よりもわずかに小さい内径を有する孔を形成するように設けた層状弾性部材とを備えたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載のフェルール把持具。
  8. 前記把持部と前記柄部とは、前記フェルールの前記筒状部の外径よりもわずかに小さい内径を有する管状弾性部材によって一体に形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のフェルール把持具。
  9. 前記把持部は断熱性材料からなることを特徴とする請求項2〜8のいずれか一つに記載のフェルール把持具。
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