JP4096493B2 - 端末ロッドレンズ付き光ファイバ及びその製造方法 - Google Patents

端末ロッドレンズ付き光ファイバ及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シングルモード型光ファイバの先端にグレーデッドインデックス型光ファイバからなるロッドレンズを取付けた端末ロッドレンズ付き光ファイバ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
シングルモード型光ファイバを光学素子等に接続する場合、シングルモード型光ファイバと光学素子との間にコリメート系素子を介在させ、シングルモード型光ファイバからの出射光を平行光にして光学素子に入射させることがある。また、この場合のコリメート系素子として、グレーデッドインデックス型光ファイバからなるロッドレンズを用いる例が、特開平7−261056号公報等に示されている。
【0003】
図9は、特開平7−261056号公報に記載された端末ロッドレンズ付き光ファイバの一例を示す図であって、図9(A)はその組立状態を説明する斜視図、図9(B)は光ファイバ部分のみを示した側面図である。以下、図9について本発明と用語を合わせて説明する。図9において、21は光ファイバ心線、22はシングルモード型光ファイバ、23は第一部材、23aは光ファイバ孔、23bはガイドピン孔、24は第二部材、24aは光ファイバ孔、24bはガイドピン孔、25はグレーデッドインデックス型光ファイバ、26はガイドピンである。
【0004】
第一部材23には、複数の光ファイバ孔23aと2つのガイドピン孔23bを平行に設ける。一方、光ファイバ心線21の端末において被覆を除去してシングルモード型光ファイバ22を露出させる。そして、露出したシングルモード型光ファイバ22の部分と被覆が施された光ファイバ心線21の一部分を、第一部材23の各光ファイバ孔23aに、第一部材23の端面とそれぞれのシングルモード型光ファイバ22の端面とが揃うようにして挿入し、接着剤等で固定する。また、第一部材23の端面とシングルモード型光ファイバ22の端面とを研磨することがある。
【0005】
第二部材24には、複数の光ファイバ孔24aと2つのガイドピン孔24bを平行に設ける。なお、この第二部材24の光ファイバ孔24aとガイドピン孔24bの配列及び相対位置関係は、第一部材23の先端部における光ファイバ孔23aとガイドピン孔23bの配列及び相対位置関係と一致させる。そして、第二部材24の複数の各光ファイバ孔24aにそれぞれ裸のグレーデッドインデックス型光ファイバ25を挿入し、接着剤等で固定する。
【0006】
その時、グレーデッドインデックス型光ファイバ25の第二部材24の外側に出た部分は切断除去し、グレーデッドインデックス型光ファイバ25の端面と第二部材24の端面とが揃うように端面を研磨する。また、グレーデッドインデックス型光ファイバ25がコリメート系ロッドレンズとして作用するように、グレーデッドインデックス型光ファイバ25の長さが伝送光の波長等から求められる規定値となるように、端面研磨によってその長さを調整する。なお、その長さは2mm程度である。
【0007】
その後、第一部材23と第二部材24のガイドピン孔23b、24bに一連長のガイドピン26を挿通して、第一部材23と第二部材24とを突き合せて接合することによって、シングルモード型光ファイバ22とグレーデッドインデックス型光ファイバ25の突き合せ接続が達成される。そして、シングルモード型光ファイバ22を伝送してきた光は、グレーデッドインデックス型光ファイバ25によってコリメートされ、平行光となってグレーデッドインデックス型光ファイバ25の端面から出射され、図示しない光学素子等に入射する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明した特開平7−261056号公報に記載された端末ロッドレンズ付き光ファイバは、第二部材中のグレーデッドインデックス型光ファイバの長さは端面の研磨調整等によって相当の精度で調整が可能であり、グレーデッドインデックス型光ファイバにコリメートレンズとしての機能を持たせる上では、設計製造は比較的容易である。
【0009】
しかし、第一部材と第二部材とをガイドピンによって位置合わせしてシングルモード型光ファイバとグレーデッドインデックス型光ファイバとを接合するものであるので、シングルモード型光ファイバとグレーデッドインデックス型光ファイバとの中心軸同士の位置合わせの精度は、ガイドピンと光ファイバとの相対位置の精度によって左右され、端末ロッドレンズ付き光ファイバとしての伝送損失の低下には限界がある。
【0010】
特に、第二部材のグレーデッドインデックス型光ファイバの長さが2mm程度と短いため、第二部材に入るガイドピン部分の長さも2mm程度と短く、それによって位置合わせの精密な直線性を確保することが難しい。また、ガイドピンを使って位置合わせするので、部品価格が高くなるという問題がある。
【0011】
本発明は、シングルモード型光ファイバとグレーデッドインデックス型光ファイバとの中心軸同士の位置合わせの精度を良くし、簡単に低コストで製造が可能な端末ロッドレンズ付き光ファイバ及びその製造方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の端末ロッドレンズ付き光ファイバの製造方法は、ロッドレンズが固定される側のシングルモード型光ファイバの端末から任意の距離だけ離れた位置をホルダにより保持し、該保持位置からシングルモード型光ファイバの端末に向かって予め定めた距離だけ離れた位置において該シングルモード型光ファイバを切断し、ホルダにより保持したまま、該切断端面に別に用意したグレーデッドインデックス型光ファイバを融着接続し、該グレーデッドインデックス型光ファイバをその長さが予め定めた長さとなる位置において切断するものである。
【0013】
これによって、シングルモード型光ファイバとロッドレンズとなるグレーデッドインデックス型光ファイバは、融着接続によって中心位置が精密に合わされて接続されるので、端末ロッドレンズ付き光ファイバとしての伝送損失を極めて小さいものとすることが出来る。また、ロッドレンズとシングルモード型光ファイバが一体化されているので、ガイドピン等の部品も使用する必要がなく、製造コストも低くすることが出来る。
【0014】
また、本発明の端末ロッドレンズ付き光ファイバは、上記の本発明の製造方法に適した構成を有するものであって、シングルモード型光ファイバの先端にはグレーデッドインデックス型光ファイバからなるロッドレンズが融着接続されており、前記シングルモード型光ファイバは先端近傍部分を除いて被覆を有し、その被覆端付近の被覆上にホルダが固定されているものであり、ホルダの一部又は全部とロッドレンズの少なくとも先端部の側面とは配列部材にて覆われて固定され、ロッドレンズの先端面は配列部材の先端面と揃えられて露出しており、前記シングルモード型光ファイバと前記ロッドレンズとの融着接続部は前記配列部材に接触しないようにして該配列部材で覆われている。従って、このホルダを基準位置に前記シングルモード型光ファイバ及びグレーデッドインデックス型光ファイバからなるロッドレンズの切断位置を決めることが出来る。また、そのホルダをそのまま使って端末ロッドレンズ付き光ファイバを光伝送機器等に固定することが出来る。
【0015】
また特に、複数本の被覆端付近と裸のシングルモード型光ファイバの一部分とを一体部品からなるホルダで固定することにすれば、複数本の場合のシングルモード型光ファイバ及びグレーデッドインデックス型光ファイバの切断位置の不揃いを小さくすることが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明にかかる端末ロッドレンズ付き光ファイバの製造方法を説明する図であって、図1(A)は第1回の光ファイバ切断時を示す正面図、図1(B)は第2回の光ファイバ切断時を示す正面図である。図1において、1は光ファイバ心線、2はシングルモード型光ファイバ、3はホルダ、4は基台、5はホルダステージ、6は押圧バネ、7はマイクロメータ、8は丸刃、9はスライドガイド、10はグレーデッドインデックス型光ファイバ、11は融着接続部である。
【0017】
まず、シングルモード型光ファイバ2の上に被覆を施した光ファイバ心線1の端末において、被覆を除去して適当な長さのシングルモード型光ファイバ2を露出させる。光ファイバ心線1は、1本のシングルモード型光ファイバの被覆を設けた単心の光ファイバ心線であっても、複数本のシングルモード型光ファイバに一括被覆を設けたテープ状の光ファイバ心線であってもかまわない。
【0018】
続いて、シングルモード型光ファイバ1の被覆を有する部分の一部又は露出した部分の一部を、ホルダ3にて固定し保持する。ホルダ3は、シングルモード型光ファイバの被覆を有する部分又は露出した部分を挿入する断面V字型又は断面コの字型の溝を有するシリコン等からなる基板と、その溝に挿入した光ファイバ又は被覆部を押さえる押さえ板からなるものを用いることが出来る。また、ホルダには光ファイバ心線挿入孔を備えた硬質成形樹脂による成形品を用いて、シングルモード型光ファイバを有する光ファイバ心線をその孔に通してその被覆とホルダとの間を接着剤で固定しても良い。
【0019】
また、本発明によって製造された端末ロッドレンズ付き光ファイバを、光伝送機器等に取付けるに当たって、予め端末ロッドレンズ付き光ファイバの固定用部材が指定されている場合は、固定用部材の取付け位置あるいは形状によっては、その固定用部材を本発明の製造方法で使用するホルダとして使用することも可能である。
【0020】
ホルダ3で保持したシングルモード型光ファイバを、図1(A)に示すホルダステージ5に載置する。ホルダステージ5は、基台4上に摺動可能に配置されている。また、押圧バネ6に抗してマイクロメータ7を伸長させることによってホルダステージ5を直線方向に精密に移動させることが出来、マイクロメータ7の目盛りからホルダステージ5又はその上に載置されているホルダの位置を把握することが出来る。
【0021】
丸刃8は、スライドガイド9に沿って移動出来るように配置し、丸刃8の移動方向は、ホルダステージ5の移動方向に対して垂直な方向とする。なお、ホルダ3の任意位置を保持位置とし、該保持位置から、シングルモード型光ファイバの端末に向かって予め定めた距離の位置に、丸刃8を配置する。図1(A)の例では、ホルダ3のシングルモード型光ファイバ2の端末側の端面を保持位置とし、該保持位置から丸刃8までの距離を予め定めた距離Lとしている。
【0022】
そして、丸刃8をシングルモード型光ファイバ2に接触させて移動させ、シングルモード型光ファイバ2に傷を付けて、図示しない光ファイバ曲げ機構等を使って、シングルモード型光ファイバ2を傷を付けた位置、即ちホルダ3から予め定めた距離Lの箇所にて切断する。この時、シングルモード型光ファイバ2の切断位置の両側近傍部分を図示しない合成ゴム等からなるクランプで把持することもある。
【0023】
次いで、シングルモード型光ファイバ2をホルダ3と共にホルダステージ5から外して、図示しない融着接続装置にて、シングルモード型光ファイバ2の先端に別に用意したグレーデッドインデックス型光ファイバ10を融着接続する。なお融着接続において、シングルモード型光ファイバ2を保持するホルダ3は、融着接続装置に接続対象物をセットする時の、把持装置への固定部材として使用することも出来る。
【0024】
融着接続終了後、図1(B)に示すように、再度ホルダ3をホルダステージ5に載置し、マイクロメータ7を操作してホルダステージ5を予め定めた距離Mだけ、丸刃8のある側と反対方向に摺動させる。なお図1(B)において、11はシングルモード型光ファイバ2とグレーデッドインデックス型光ファイバ10の融着接続部である。
【0025】
また、ホルダステージ5の摺動はマイクロメータの操作によって行なうので、距離Mの移動は極めて精密に行なうことが出来る。また、融着接続部11の位置は、目視では殆ど確認出来ないが、ホルダステージ5を使ってその上に載置したホルダ3等を移動させることにしているので、融着接続部11の位置が判別出来なくても、正確に距離Mの移動を行なわしめることが出来る。
【0026】
そして、丸刃8を移動させ、保持位置であるホルダ3の端面から距離L+Mだけ離れた位置において、シングルモード型光ファイバ2の先端に融着接続されたグレーデッドインデックス型光ファイバ10を切断する。またこの時、シングルモード型光ファイバ2の切断位置の両側近傍部分を図示しない合成ゴム等からなるクランプで把持することもある。
【0027】
なお、予め定めた距離Mは、シングルモード型光ファイバ2を伝送してきた光が、グレーデッドインデックス型光ファイバ10を通過することによって平行光となる、即ちグレーデッドインデックス型光ファイバ10がコリメート機能を有するロッドレンズとして作用するために必要十分な距離であって、伝送波長、グレーデッドインデックス型光ファイバの屈折率分布から計算で求めることが出来る。
【0028】
また、融着接続の仕方によっては、接続端面の溶融押し込みによって、両側の光ファイバの長さがわずかに短くなることがあるが、その押し込み量は精密に管理される量であるので、その場合は、上記のホルダから切断点までの距離L+Mは、その押し込み量を考慮して求めればよい。
【0029】
グレーデッドインデックス型光ファイバの切断が終了すれば、端末ロッドレンズ付き光ファイバは完成する。ホルダは取り外す場合もあるが、取り外さないこともある。端末ロッドレンズ付き光ファイバは、シリコン基板等にV溝を形成した部材に、ロッドレンズであるグレーデッドインデックス型光ファイバの一部分又は全部とシングルモード型光ファイバの一部分を挿入して押さえ板で押さえて固定し、その固定部材を使って光伝送機器等に接続することも出来るが、端末ロッドレンズ付き光ファイバの製造で使用したホルダを外さずに、そのホルダを使って光伝送機器の台等に固定し、光伝送機器との接続を行なうことも出来る。
【0030】
また、本発明の端末ロッドレンズ付き光ファイバの製造方法において、グレーデッドインデックス型光ファイバを長い任意の長さの状態で融着接続を行い、その後予め定めた長さMにて切断するという方法を採用したのは、ロッドレンズとして機能する予め定めた長さMは、2mm程度の長さであって、そのような長さにグレーデッドインデックス型光ファイバを切断してから融着接続をしようとしても、融着接続作業時の両側の光ファイバの把持に必要な長さ約10mm以上を確保することが出来ず、融着接続をすることが出来ないためである。
【0031】
また、本発明の端末ロッドレンズ付き光ファイバの製造方法は、単心のシングルモード型光ファイバを有する光ファイバ心線に限らず、複数本のシングルモード型光ファイバを平行に配置したテープ状の光ファイバ心線にも適用出来る。ところで、複数本のシングルモード型光ファイバの場合は、1本の光ファイバの場合にはない別の問題があるので、それを説明する。
【0032】
図4、図5は、複数本のシングルモード型光ファイバを有するテープ状の光ファイバ心線の切断を説明する図であって、図4(A)は平面図、図4(B)は側面図、図5(A)は切断中を示す縦断面図、図5(B)は切断後を示す縦断面図である。図4、図5において、1’はテープ状の光ファイバ心線、2はシングルモード型光ファイバ、3はホルダ、8は丸刃、15a、15bはクランプ、16は枕部材、17は切断箇所である。
【0033】
複数本のシングルモード型光ファイバ2を有するテープ状の光ファイバ心線1’の場合、シングルモード型光ファイバ2の切断予定箇所の両側部分を合成ゴム等からなるクランプ15a及び15bにて把持して、図4(A)に示す通り丸刃8を移動させて、各シングルモード型光ファイバ2の側面に傷を付ける。その後、各シングルモード光ファイバ2の傷の反対側側面に枕部材16を押付けてシングルモード型光ファイバ2を鏡面に破断させる。ホルダ3から切断箇所までの距離は予め定めたLに合わせて切断を行なうが、テープ状の光ファイバ心線1’の場合、各シングルモード型光ファイバでその長さが必ずしも完全には一致せず、先端の端面位置が不揃いになるといったことが起こり易い。
【0034】
その先端面位置が不揃いになる原因を調べると、次のような現象が起こるためではないかと推察される。まず、図5(A)に示すように丸刃8が通過してシングルモード型光ファイバ2に傷を付ける時点で、シングルモード型光ファイバ2は丸刃8の力を受けてわずかにたわむ。また、傷の反対側に枕部材を押付けた時にも反対側に同様にたわむ。これらのたわみによって図5(A)に示す通り、シングルモード光ファイバ2は両側から切断箇所に向けて極くわずかではあるが移動する。この時クランプ15a及び15bは切断箇所に向かって極くわずかに傾く。
【0035】
ホルダ3から切断箇所までの距離は予めLと定められてはいるが、上記のたわみによってわずかに長くなりL+αになる。このため、αに相当する長さのシングルモード型光ファイバ2は、光ファイバ心線1’の被覆内から引っ張り出されることになる。そして、切断が終わって図5(B)の状態になりたわみが無くなると、クランプ15a及び15bの傾きは無くなり元の位置に戻る。しかし、光ファイバ心線1’側の被覆内から引張り出されたシングルモード型光ファイバ2は、被覆との摩擦が各シングルモード型光ファイバ毎に異なるため完全に元通りに被覆内に引っ込むとは限らずΔLの変動が生じる。従って、ホルダから切断端面までの長さがシングルモード型光ファイバ毎に異なることになり、先端面の位置が不揃いになる。
【0036】
以上説明した先端面位置の不揃いは、次の方法を採用することで小さくすることが出来る。図6が不揃いを小さくする方法を説明する縦断面図であって、12’はホルダである。この場合、ホルダ12’を、光ファイバ心線1’の被覆上に固定するだけでなく、裸のシングルモード型光ファイバ2の一部分にも固定する一体部品とする。これによって図6に示す通り、丸刃8によってたわみが生じても、切断箇所の左側はホルダ12’で固定されているため、たわみに必要な長さはシングルモード型光ファイバ2の切断箇所の右側から引き寄せられる。従って、切断箇所から左側のシングルモード型光ファイバは光ファイバ心線1’の被覆内から引出されることはなく、被覆との摩擦による影響は受けないので、ホルダから切断箇所までの距離Lのシングルモード型光ファイバ毎のばらつきを少なくすることが出来る。
【0037】
図2は、この考えに沿って構成した本発明にかかる端末ロッドレンズ付き光ファイバの実施形態を示す図であって、図2(A)(B)(C)は1本の例を、図2(D)(E)(F)は複数本に一括被覆を設けてテープ状にした例を、図2(G)(H)(I)は複数本を平行に並べた例を示す。また、図2(A)(D)(G)は左正面図、図2(B)(E)(H)は縦断面図、図2(C)(F)(I)は右正面図である。図2において、図1と同じ符号は同じものを示す。また、1’はテープ状の光ファイバ心線、2aは被覆、2bは一括被覆、12、12’、12”はホルダである。
【0038】
図2(A)(B)(C)に示す端末ロッドレンズ付き光ファイバの場合は、1本の被覆付きシングルモード型光ファイバ2の先端にグレーデッドインデックス型光ファイバ10からなるロッドレンズを融着接続したものであって、ホルダ12は、光ファイバ心線1の被覆2a上及び裸のシングルモード型光ファイバ2の一部分の上に掛けて配置された一体部品であり、被覆2aとホルダ12との間及びシングルモード型光ファイバ2とホルダ12との間が接着剤等で固定されている。
【0039】
また、図2(D)(E)(F)に示す端末ロッドレンズ付き光ファイバの場合は、複数本の被覆付きシングルモード型光ファイバ2の先端にそれぞれグレーデッドインデックス型光ファイバ10からなるロッドレンズを融着接続したものであって、ホルダ12’は、テープ状の光ファイバ心線1’の一括被覆2b上から裸の全シングルモード型光ファイバ2の各一部分の上に掛けて配置された一体部品であり、被覆2bとホルダ12’との間及び各シングルモード型光ファイバ2の一部分とホルダ12’との間が接着剤等で固定されている。
【0040】
また、図2(G)(H)(I)に示す端末ロッドレンズ付き光ファイバの場合は、複数本の各被覆付きシングルモード型光ファイバ2の先端にグレーデッドインデックス型光ファイバ10からなるロッドレンズを融着接続したものであって、ホルダ12”は、複数本の光ファイバ心線1の被覆2a上から裸の全シングルモード型光ファイバ2の各一部分の上に掛けて配置された一体部品であり、被覆2aとホルダ12”との間及び各シングルモード型光ファイバ2の一部分とホルダ12”との間が接着剤等で固定されている。
【0041】
なお、テープ状の光ファイバ心線1’の場合、通常各シングルモード型光ファイバ2は個別に素線被覆で覆われ、それらの上に一括被覆2bが設けられることが多いので、被覆を除去した時に一括被覆の端と素線被覆の端とが同じ位置に無く、一括被覆よりも素線被覆が突出している場合がある。そのような場合は、一括被覆の上及び裸のシングルモード型光ファイバの一部分の上を一体的なホルダ12’で固定すれば良い。その中間部の被覆の端部付近は必ずしもホルダに固定する必要はない。
【0042】
またこれら3種の端末ロッドレンズ付き光ファイバは、本発明にかかる製造方法を適用して製造することが出来る。まず、光ファイバ心線1又は1’の端末において被覆2a又は一括被覆2bを除去してシングルモード型光ファイバ2を露出させ、ホルダ12、12’又は12”を被覆2a又は一括被覆2bの上及び裸のシングルモード型光ファイバ2の一部分に固定する。そして図1又は図6に示すようにしてシングルモード型光ファイバ2を所定に位置で切断し、その先端面にグレーデッドインデックス型光ファイバ10を融着接続して次いで図1に示す方法でグレーデッドインデックス型光ファイバ10を所定の位置で切断すれば良い。
【0043】
これによって、シングルモード型光ファイバ2及びグレーデッドインデックス型光ファイバ10の切断時点では、ホルダ12、12’又は12”によって被覆と共に裸のシングルモード型光ファイバ2が固定されているので、切断時のたわみで被覆内からシングルモード型光ファイバ2が引出されることはなく、ホルダから切断箇所までの距離を予め定めた値に精密に合わせることが出来る。また、複数本のシングルモード型光ファイバを有する場合は、ホルダが一体部品になっているのでホルダから切断箇所までの距離の不揃いを小さくすることが出来る。また、複数本の切断位置の不揃いが小さくなることによって、グレーデッドインデックス型光ファイバで出来たロッドレンズの長さも揃えることが出来るので、コリメート系としてのばらつきを無くすことが出来る。
【0044】
また、図1又は図2で得られた端末ロッドレンズ付き光ファイバは、光ファイバの露出部分があるため、光伝送機器等への取付けに当たっては光ファイバを傷付けることのないよう、また平行性を保つように注意が必要である。そこで、光ファイバの先端部を保護するために、グレーデッドインデックス型光ファイバの先端切断の後、光ファイバの露出した先端部分を図3に示すようにして保護するによって、光伝送機器への取付けを容易にすることが出来る。またこれによって平行性を保って、先端の配列ピッチを正確に保持することも出来る。
【0045】
図3は、先端部分を配列部材で保護した端末ロッドレンズ付き光ファイバの一例を示す図であって、図3(A)は平面図、図3(B)は正面図、図3(C)は縦断面図である。図3において、13は配列部材、13aはV溝基板、13bは押さえ部材、13cはV溝、13dは凹溝、14は接着剤である。この端末ロッドレンズ付き光ファイバは、図2(D)(E)(F)に示す端末ロッドレンズ付き光ファイバの先端部分にV溝基板13aと押さえ板13bとからなる配列部材13を配置して、V溝基板13aのV溝13cにシングルモード型光ファイバ2とグレーデッドインデックス型光ファイバ10とを融着接続した先端部分を挿入し、押さえ部材13bで押さえて接着固定したものである。なお、ホルダ12’から出たシングルモード型光ファイバ2の部分は接着剤14を充填して保護する。
【0046】
また、融着接続部11はその両側の光ファイバ部分とわずかであるが外径が変化していることが有り得るので、V溝13c及び押さえ部材13bで直接融着接続部を押えるのは好ましくない。従って、配列部材13に凹溝13dを設けて融着接続部11は配列部材13に直接接触しないようにすることが望ましい。また、図3では配列部材13としてV溝基板13aと押さえ部材13bとからなる例を示したが、先端に等間隔で複数の光ファイバ挿入孔を配置したMT光コネクタ等に使用されるプラスチック成形された複数心用のフェルールを配列部材として使用することも可能である。
【0047】
また、シングルモード型光ファイバとグレーデッドインデックス型光ファイバとは石英ガラスに添加されているドーパントの量及び分布が異なるため、融着接続において加熱した時の溶融温度が異なる。図7は、複数本を同時に融着接続する状態を説明する概念図であって、18は光ファイバ心線、19は電極、19aはアークである。
【0048】
複数本の融着接続に当たっては、複数本のシングルモード型光ファイバ2を平行にして一括被覆を設けたテープ状の光ファイバ心線1’と複数本のグレーデッドインデックス型光ファイバ10を平行にして一括被覆を設けたテープ状の光ファイバ心線18とを使って、シングルモード型光ファイバ2の先端面とグレーデッドインデックス型光ファイバ10の先端面とを突合わせて、電極19間でアーク放電させた時のアーク19aで加熱し溶融させて融着接続を行なう。しかし、シングルモード型光ファイバ2とグレーデッドインデックス型光ファイバ10とで溶融温度が異なるため、直線状にならないものも発生して、図7に示すように隣接する光ファイバとくっつくといった状態が生じることがある。
【0049】
このような事態を防止するために、シングルモード型光ファイバとグレーデッドインデックス型光ファイバの表面部分のガラス組成を出来るだけ同じにすることが望ましい。一方、グレーデッドインデックス型光ファイバによる広い開口のロッドレンズ機能を確保するため、グレーデッド型屈折率分布を有する部分は出来るだけ大きいことが望ましい。そこで、この2つの条件を満足させるために、次のようにする。
【0050】
図8(A)はシングルモード型光ファイバの屈折率分布と横断面図、図8(B)は本発明にかかるグレーデッドインデックス型光ファイバの屈折率分布と横断面図である。図8において、2’はコア部分、2”はクラッド部分、10’が中心領域、10”は外周領域である。
【0051】
グレーデッドインデックス型光ファイバ10は、そのグレーデッド型屈折率分布を有する中心領域10’の大きさを光ファイバの外径よりも少し小さ目にして、その周囲にシングルモード型光ファイバの表面部分即ちクラッド部分2”の材質と同じ材質、通常の場合はドーパントを含まない石英ガラスで出来た厚さtが1μm以上、25μm以下の外周領域10”を設けたものとする。なお、厚さtのより好ましい範囲は5μm以上、10μm以下である。これによって、融着接続においては、グレーデッドインデックス型光ファイバ10とシングルモード型光ファイバ2の表面が同じ材質であるため、アークによってほぼ同じ条件で溶融するので、各融着接続部の位置が直線位置からずれるのを抑制することが出来る。
【0052】
【発明の効果】
本発明の端末ロッドレンズ付き光ファイバの製造方法は、シングルモード型光ファイバの端末から任意の距離だけ離れた位置を保持し、該保持位置から予め定めた距離だけ離れた位置において該シングルモード型光ファイバを切断し、該切断端面に別に用意したグレーデッドインデックス型光ファイバを融着接続し、該グレーデッドインデックス型光ファイバをその長さが予め定めた長さとなる位置において切断するものであるので、融着接続によってシングルモード型光ファイバとロッドレンズとなるグレーデッドインデックス型光ファイバが精密に中心軸を合わせて接続されており、端末ロッドレンズ付き光ファイバとしての伝送損失を極めて小さいものとすることが出来る。また、位置合わせにガイドピン等の部品も使用しないので、製造コストも低くすることが出来る。
【0053】
また、本発明で使用するホルダを、融着接続の時に使用する把持用部材又は端末ロッドレンズ付き光ファイバを光伝送機器等に固定する時に使用する固定部材と形を合わせれば、ホルダ以外に把持用部材を取付けたり、ホルダをシングルモード型光ファイバから外したりすることなく、一度ホルダを取付けたらそのままの状態で端末ロッドレンズ付き光ファイバを製造し使用することが出来る。
【0054】
また、光ファイバ心線の被覆上から裸のシングルモード型光ファイバの一部分に掛けて一体部品からなるホルダを配置して、被覆及びシングルモード型光ファイバの一部分に固定すれば、複数本の場合の切断位置の不揃いを小さくすることが出来る。また、ロッドレンズの長さ及び端面を揃えることが出来るので、複数本の光ファイバ間のコリメート系としてのばらつきを小さくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる端末ロッドレンズ付き光ファイバの製造方法を説明する図であって、(A)は第1回の光ファイバ切断時を示す正面図、(B)は第2回の光ファイバ切断時を示す正面図である。
【図2】本発明にかかる端末ロッドレンズ付き光ファイバの実施形態を示す図であって、(A)(B)(C)は1本の例を、(D)(E)(F)は複数本に一括被覆を設けてテープ状にした例を、(G)(H)(I)は複数本を平行に並べた例を示す。また、(A)(D)(G)は左正面図、(B)(E)(H)は縦断面図、(C)(F)(I)は右正面図である。
【図3】先端部分を配列部材で保護した本発明にかかる端末ロッドレンズ付き光ファイバの一例を示す図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は縦断面図である。
【図4】複数本のシングルモード型光ファイバを有するテープ状の光ファイバ心線の切断を説明する図であって、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図5】複数本のシングルモード型光ファイバを有するテープ状の光ファイバ心線の切断を説明する図であって、(A)は切断中を示す縦断面図、(B)は切断後を示す縦断面図である。
【図6】光ファイバ切断時の不揃いを小さくする方法を説明する縦断面図である。
【図7】複数本を同時に融着接続する状態を説明する概念図である。
【図8】(A)はシングルモード型光ファイバの屈折率分布と横断面図、(B)は本発明にかかるグレーデッドインデックス型光ファイバの屈折率分布と横断面図である。
【図9】従来技術による端末ロッドレンズ付き光ファイバの一例を示す図であって、(A)はその組立状態を説明する斜視図、(B)は光ファイバ部分のみを示した側面図である。
【符号の説明】
1:光ファイバ心線
1’:テープ状の光ファイバ心線
2:シングルモード型光ファイバ
2’:コア部分
2”:クラッド部分
2a:被覆
2b:一括被覆
3:ホルダ
4:基台
5:ホルダステージ
6:押圧バネ
7:マイクロメータ
8:丸刃
9:スライドガイド
10:グレーデッドインデックス型光ファイバ
10’:中心領域
10”:外周領域
11:融着接続部
12、12’、12”:ホルダ
13:配列部材
13a:V溝基板
13b:押さえ部材
13c:V溝
13d:凹溝
14:接着剤
15a、15b:クランプ
16:枕部材
17:切断箇所
18:光ファイバ心線
19:電極
19a:アーク

Claims (5)

  1. 直線方向に基台上を摺動するホルダステージと、該ホルダステージの移動方向に対して垂直方向に移動するとを設置した調尺切断装置を用い、前記ホルダステージ上に載置されホルダで保持されたシングルモード型光ファイバを、前記を移動させて保持位置から予め定めた距離Lだけ離れた位置において該シングルモード型光ファイバを切断し、続いて該シングルモード型光ファイバを前記ホルダで保持したまま、前記シングルモード型光ファイバの該切断端面に別に用意したグレーデッドインデックス型光ファイバを融着接続した後、再度該シングルモード型光ファイバが保持された前記ホルダを前記ホルダステージ上に載置して、前記ホルダステージを予め定めた距離Mだけ摺動させ、前記を移動させて前記グレーデッドインデックス型光ファイバを切断することを特徴とする端末ロッドレンズ付き光ファイバの製造方法。
  2. 前記ホルダステージは押圧バネに抗してマイクロメータの押圧力によって直線方向に基台上を摺動するものであって、前記シングルモード型光ファイバが保持された前記ホルダを前記ホルダステージ上に載置して、前記マイクロメータによって前記押圧バネに抗して該ホルダステージを摺動させ、前記を移動させて前記グレーデッドインデックス型光ファイバを切断することを特徴とする請求項1に記載の端末ロッドレンズ付き光ファイバの製造方法。
  3. シングルモード型光ファイバの先端にグレーデッドインデックス型光ファイバからなるロッドレンズを融着接続した端末ロッドレンズ付き光ファイバであって、前記シングルモード型光ファイバは先端近傍部分を除いて被覆を有しており、その被覆端付近の被覆上にホルダが固定されており、
    前記ホルダの一部又は全部と前記ロッドレンズの少なくとも先端部の側面とは配列部材にて覆われて固定され、前記ロッドレンズの先端面は該配列部材の先端面と揃えられて露出しており、
    前記シングルモード型光ファイバと前記ロッドレンズとの融着接続部は前記配列部材に接触しないようにして該配列部材で覆われていることを特徴とする端末ロッドレンズ付き光ファイバ。
  4. 前記端末ロッドレンズ付き光ファイバを複数本有し、シングルモード型光ファイバの前記被覆は各シングルモード型光ファイバ毎に個別になっており、前記ホルダは平行に揃えられた全シングルモード型光ファイバの被覆端付近及び裸の全シングルモード型光ファイバの各一部分に固定された一体部品であることを特徴とする請求項に記載の端末ロッドレンズ付き光ファイバ。
  5. 前記端末ロッドレンズ付き光ファイバを複数本有し、シングルモード型光ファイバの前記被覆を有する部分は、該複数本を覆う一括被覆となっており、前記ホルダは全シングルモード型光ファイバの一括被覆端付近及び裸の全シングルモード型光ファイバの各一部分に固定された一体部品であることを特徴とする請求項に記載の端末ロッドレンズ付き光ファイバ。
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