JP2003329873A - 位置決め機構を備えた光ファイバ把持具、光ファイバアダプタ、及び光ファイバ加工装置 - Google Patents

位置決め機構を備えた光ファイバ把持具、光ファイバアダプタ、及び光ファイバ加工装置

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JP2003329873A
JP2003329873A JP2002228934A JP2002228934A JP2003329873A JP 2003329873 A JP2003329873 A JP 2003329873A JP 2002228934 A JP2002228934 A JP 2002228934A JP 2002228934 A JP2002228934 A JP 2002228934A JP 2003329873 A JP2003329873 A JP 2003329873A
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hole
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Manabu Fujisawa
学 藤澤
Junichi Suzuki
純一 鈴木
Kenji Takahashi
建次 高橋
Kenichiro Haruki
健一郎 春木
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ加工装置及び周辺部品に接触せ
ず、光ファイバを把持し加工装置に装着脱可能な位置決
め機構を備えた光ファイバ把持具、アダプタ、加工装置
を提供する。 【解決手段】 光ファイバ加工装置10の位置決め用突
起12を案内するため、光ファイバ把持具20の裏面2
1の両側縁部に沿って案内レール22が形成され、対向
する案内レールの内壁面23の間隔は、突起12の間隔
に対応し、裏面21には突起12を挿入するための窪部
24が突起12に対応して形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置決め機構を備
えた光ファイバ把持具、光ファイバアダプタ、及び光フ
ァイバ加工装置に関するものであり、特に、光ファイバ
把持具内に光ファイバや光ファイバリボンを把持した状
態で、光ファイバアダプタや光ファイバ加工装置に正確
かつ容易に装着することが可能な位置決め機構を備えた
光ファイバ把持具、光ファイバ把持具を装着して光ファ
イバ加工装置に装着するための位置決め機構を備えた光
ファイバアダプタ、及び位置決め機構を備えた光ファイ
バ加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバの先端を切断し研磨する場
合、光源やパワーメータに対して光ファイバの先端を光
学的に結合させる場合、あるいは光ファイバの先端同士
を融着接続する場合等において、光ファイバ把持具(光
ファイバホルダとも呼ぶ)は光ファイバ加工装置に装着
して使用される。
【0003】この光ファイバ把持具は、光ファイバや、
複数の光ファイバからなる光ファイバリボン(以下、光
ファイバと総称する場合がある。)の先端部近傍を把持
する。そして、この光ファイバ把持具全体が光ファイバ
加工装置等の搭載面の所定位置に位置決めされ固定され
た後、光ファイバ加工装置は、光ファイバに対して処理
を開始する。
【0004】従来の光ファイバ加工装置における光ファ
イバ把持具の位置決め機構としては、光ファイバ把持具
自体を光ファイバ加工装置の所定の位置に直接固定する
機構の他、例えば、(1)特開平6−148454号公
報、(2)特開2001―108841号公報、(3)
特開平11−142677号公報等に示されるものが知
られている。
【0005】上記引用文献(1)および(2)に記載の
技術では、光ファイバ把持具が光ファイバ加工装置の所
定の位置に対して磁石を介して着脱自在に位置決めされ
る。また、引用文献(3)に記載の技術では、光ファイ
バ加工装置の所定位置に設置された固定手段により、光
ファイバ把持具が着脱自在に保持・固定されるように構
成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ファイバ把持具を用いる光ファイバ加工装置、例えば
光ファイバ融着接続装置に装着する際に以下の様な問題
が発生していた。
【0007】(a)光ファイバ側面をV溝エッジ、その
他ファイバを押さえるための機構、ファイバを観察する
ためのレンズおよびこれに付随する機構部品、融着接続
する場合のアーク放電電極棒等の部品に不用意に衝突さ
せて光ファイバの表面、あるいは切断面に傷をつけてし
まう恐れがあった。なぜならば、光ファイバを光ファイ
バ把持具に挟んだ状態で加工装置の装着面に装着する場
合、ガイドとなる機構が無いために、光ファイバ把持具
が前後左右にずれて、光ファイバの先端がV溝エッジや
装着面に接触する恐れがあった。その結果、光ファイバ
表面の傷が生じ、この傷のため光ファイバケーブルの引
っ張り強度が低下し、また、光ファイバの切断面に生じ
た傷により、光ファイバ同士の接続損失が高くなるとい
う問題があった。
【0008】(b)光ファイバを融着するために、融着
接続装置のV溝上に光ファイバを載置した後、光ファイ
バをV溝上でスライドさせて光ファイバ同士を付き合わ
せる工程において、V溝上の微細なゴミが光ファイバの
先端部あるいは切断面に付着する事があり、ゴミが付着
すると光ファイバの接続損失が高くなるという問題があ
った。
【0009】(c)光ファイバ把持具を光ファイバ加工
装置に装着する際に、光ファイバ把持具の先端から突出
される光ファイバを、加工装置内の部品や周辺装置に不
用意に接触させることなく装着するには、熟練した作業
者が必要となる等の問題があった。
【0010】ところで、光ファイバ加工装置としては、
光ファイバの被覆材の除去を行うための被覆材除去処理
装置、被覆材を除去した後の光ファイバの端末部の洗浄
を行う洗浄処理装置、光ファイバの端末部の切断を行う
切断処理装置、光ファイバの端面の融着接続を行う融着
接続装置等の各種の端末処理装置(以下、光ファイバ加
工装置という)がある。
【0011】これらの光ファイバ加工装置に光ファイバ
を装着する場合、またパワーメータ等の測定装置に光フ
ァイバの端末部を接続する場合では、通常、光ファイバ
把持具内に光ファイバをセットし、この光ファイバ把持
具を光ファイバ加工装置の装着面へ装着している。
【0012】図23は、この光ファイバの端末部を保持
するための従来の光ファイバ把持具の構成を示す正面図
である。
【0013】この従来の光ファイバ把持具60は、ヒン
ジピン61を介して開閉自在に枢着した上下のクランプ
62U,62Lの対向面にそれぞれゴム板の様な弾性部
材63U,63Lを備えている。そして、弾性部材63
U,63Lにより光ファイバ64を把持する構成であ
る。光ファイバ64を把持する把持力は、マグネット
(図示せず)或はバネ(図示せず)によってほぼ一定に
付与されている。
【0014】上記した構成を有する従来の光ファイバ把
持具60により光ファイバ64の端部付近を把持した状
態において、例えば切断処理を行う光ファイバ切断機に
光ファイバをセットして所定長さの口出し長(被覆材を
除去した部分の長さ)に切断しようとするとき、作業者
は、光ファイバ切断機に備えた目盛に光ファイバの被覆
材の端部を位置合せするようにセットする。この場合、
光ファイバが微細であるために、光ファイバ端部の正確
な位置合わせに熟練を要するという問題があった。
【0015】また、融着接続を行うための光ファイバ融
着接続に光ファイバをセットする場合には、光ファイバ
融着接続機における融着接続部に備えた位置決め用のV
溝上に光ファイバの被覆部を置くことで、光ファイバに
傾きを生じることや、光ファイバの配置位置を誤ること
で光ファイバの先端が融着接続部の放電領域に達しない
ことがあり、さらに、光ファイバの端面や周面をV溝の
エッジやその他の部品に衝突して傷を付けたり、V溝上
をスライドすることで光ファイバの端面に微細なゴミを
付着することがある等の種々の問題があった。
【0016】図24は、他の構成をもつ従来の光ファイ
バ把持具を示す図である。
【0017】図24に示す構成の光ファイバ把持具70
は、光ファイバ64を位置決め固定するためのV溝71
を上面に備えたベースプレート(基台)72に、ヒンジ
ピン73を介してクランプ74を開閉自在に設けてい
る。そして、クランプ74の把持面に弾性部材75を設
け、さらに、光ファイバ加工装置に備えた設置台80
(図25を参照)に形成した位置決め凸部81と係合離
脱自在の凹溝76をベースプレート72の下面に備えて
いる。
【0018】上記した構成の従来の光ファイバ把持具7
0では、設置台80に対して光ファイバ把持具70を固
定するために、この光ファイバ把持具70又は設置台8
0に強力な磁石を設けるか、或は、図25に示すよう
に、一種のトグルリンク機構の固定機構82を設置台8
0に設ける必要がある。したがって、設置台80に光フ
ァイバ把持具70を着脱する際に作業上効率が悪いと言
った問題があった。
【0019】また、設置台80の位置決め凸部81とベ
ースプレート72に形成した凹部76とを係合すると、
光ファイバ把持具70の長手方向(光ファイバ64を把
持した状態時の光ファイバ64の軸方向)に対して直交
する方向の位置決めは正確に行うことができるが、長手
方向の正確な位置決めが容易でないという問題があっ
た。例えば、融着接続機に取付けた場合には光ファイバ
の先端部が融着を行う放電領域に届かずにエラーになる
ことがある。
【0020】さらに例えば、光ファイバの先端部側を垂
直に保持して光ファイバ端末部の洗浄処理を実施する場
合、光ファイバが落下しないように、光ファイバを固定
するための磁石等の固定機構が不可欠であるという問題
があった。
【0021】さらに、光ファイバをパワーメータ等の測
定器に接続する場合に用いる従来のアダプタとして、図
26に示すように、光ファイバ64を細い穴に差し込む
形式のアダプタ90、又は図27に示すように、光ファ
イバ64を挟み込むように本体を上下に2分割した形式
のアダプタ100がある。
【0022】細い穴に光ファイバを差し込む形式のアダ
プタ90(図26)においては、光ファイバ64を細い
穴に通すとき、光ファイバ64の端面が周辺部に当接
し、また端面に微細なゴミを付着させることがある等の
問題があった。
【0023】光ファイバ64を、2分割した本体によっ
て挟み込む形式のアダプタ100(図27)において
は、光ファイバ64が所定の位置に正確にセットされな
いと光ファイバに折れを生じることがある等の問題があ
った。
【0024】本発明は、上述した様な様々な従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、光
ファイバ加工装置やその周辺の部品等に接触することな
く、光ファイバ把持具を光ファイバ加工装置の装着面
に、正確かつ容易に装着することが可能な位置決め機構
を備えた光ファイバ把持具、光ファイバアダプタ、及び
光ファイバ加工装置を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的を
達成するために、本発明の光ファイバ把持具は、光ファ
イバ加工装置の装着面上に設けられた位置決め用突起に
対応して設けられ、かつ前記位置決め用突起を挿入する
ための穴部を備え、光ファイバを把持して前記装着面上
に装着されるものである。
【0026】また、上記の光ファイバ把持具は、光ファ
イバ加工装置の装着面上に設けられた位置決め用突起を
案内するための案内レールをさらに設けたことを特徴と
するものである。
【0027】また、上記の光ファイバ把持具は、一本の
光ファイバを装着するためのV溝及び複数の光ファイバ
から構成されたリボン形状の光ファイバを配置するため
の溝のいずれか1つが形成された基台と、前記光ファイ
バを押さえるための開閉自在に設けられた押圧板とをさ
らに備えたことを特徴とするものである。
【0028】また、上記の光ファイバ把持具は、前記光
ファイバを把持するために前記押圧板を閉じた時、前記
基台と前記押圧板とが互いに吸着し、前記光ファイバを
把持するために前記基台に磁石を設け、また前記磁石に
対応する前記押圧板の部分は磁性体物質で形成したこと
を特徴とするものである。
【0029】また、上記の光ファイバ把持具では、前記
光ファイバを保護するため、前記押圧板に接触する前記
押圧板の部分に弾性部材、例えばゴム板が設けられてい
る事を特徴とするものである。
【0030】また、上記の光ファイバ把持具では、前記
案内レールが、前記光ファイバ把持具の裏面の両縁部に
突出され、かつ、前記光ファイバ把持具内に把持される
前記光ファイバの長手方向に形成されていることを特徴
とするものである。
【0031】また、上記の光ファイバ把持具では、前記
裏面における前記案内レールにより挟まれた箇所に前記
穴部が形成されていることを特徴とするものである。
【0032】また、上記の光ファイバ把持具における前
記穴部は、貫通穴および窪部のいずれかであることを特
徴とするものである。
【0033】また、上記の光ファイバ把持具における前
記穴部の数は、前記位置決め用突起の数に対応している
ことを特徴とするものである。
【0034】また、上記の光ファイバ把持具では、前記
光ファイバ把持具の表面に対する前記穴部の傾斜角度は
30〜90度の範囲で形成され、かつ、前記光ファイバ
加工装置の前記装着面に対する前記位置決め用突起の傾
斜角度に対応して、前記穴部は形成されていることを特
徴とするものである。
【0035】また、上記の光ファイバ把持具は、複数個
の前記押圧板を備えたことを特徴とするものである。
【0036】また上記した本発明の目的を達成するため
に、本発明の光ファイバ加工装置は、上記した光ファイ
バ把持具内の前記穴部に対応し、前記穴部内に挿入する
ための突起部を、前記光ファイバ把持具を搭載する搭載
面に備え、前記光ファイバを固定した前記光ファイバ把
持具を装着して、前記光ファイバに対する処理加工を行
うことを特徴とするものである。
【0037】また、上記の光ファイバ加工装置は、前記
光ファイバ把持具の両縁部を案内するための案内レール
を、前記搭載面上にさらに備えたことを特徴とするもの
である。
【0038】また、上記の光ファイバ加工装置は、前記
光ファイバ把持具の先端部を、前記光ファイバ把持具の
装着時に止めるためのストッパーをさらに備えたことを
特徴とするものである。
【0039】また、本発明の光ファイバ把持具は、前記
光ファイバ加工装置の装着面上に設けられた位置決め用
の穴部に対応して設けられ、かつ前記位置決め用の穴部
に挿入するための位置決め用突起を備え、光ファイバを
把持して前記装着面上に装着されることを特徴とするも
のである。
【0040】また、本発明の光ファイバ加工装置は、前
記光ファイバ把持具内の前記位置決め用突起に対応し、
前記位置決め用突起を挿入するための穴部を、前記光フ
ァイバ把持具を搭載する搭載面に備え、前記光ファイバ
を固定した前記光ファイバ把持具を装着して、前記光フ
ァイバに対する処理加工を行うことを特徴とするもので
ある。
【0041】また、本発明の光ファイバアダプタは、光
ファイバを装着した光ファイバ把持具を着脱可能であ
り、前記光ファイバ把持具を収納自在の装着部と、光フ
ァイバの先端部を把持自在の把持溝と、計測装置への係
合挿入部と、前記装着部に、前記光ファイバ把持具の位
置決め孔と係合自在の位置決めピンとを備えたことを特
徴とするものである。
【0042】
【発明の実施の形態】この発明に係る位置決め機構を備
えた光ファイバ把持具(光ファイバフォルダとも呼
ぶ)、位置決め機構を備えた光ファイバアダプタ、及び
位置決め機能を備えた光ファイバ加工装置について、図
面を参照しながら、以下に詳細に説明する。
【0043】尚、以下の説明では、この発明の光ファイ
バ把持具を、光ファイバの融着接続装置、高強度被覆除
去機、高強度クリーバ、超音波洗浄器等の端末処理装置
(以下、光ファイバ加工装置という)に装着する場合に
ついて説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、それ以外の様々な光ファイバ加工装置等に適用で
きることは言うまでもない。
【0044】実施の形態1 図1はこの発明の実施の形態1に係る光ファイバ把持具
の斜視図、図2はその光ファイバ把持具の平面図、図3
はこの光ファイバ把持具を光ファイバ加工装置の装着面
に装着する状態を示す正面図、図4は図3における光フ
ァイバ把持具のA−A拡大側面図、そして図5はこの光
ファイバ把持具を光ファイバ加工装置に装着した状態を
示す平面図である。
【0045】図1〜図5に示す実施の形態1に係る光フ
ァイバ把持具20は、全体として略直方体の形状を有す
る基台25と押圧板27とから構成されている。この押
圧板27は、ヒンジピン26を介して基台25の表面に
対して開閉自在に設けられている。また、押圧板27
は、基台25に埋め込まれている一対の磁石Mに対応し
て設けられた磁性体と、弾性部材としてのゴム板29
と、基台25に対して押圧板27を開閉自在にするため
のヒンジピン26とから構成されている。
【0046】そして、基台25の表面には光ファイバ加
工装置が加工するための一本の光ファイバ30を載置す
るための微小なV溝28が形成されている。
【0047】また、図2〜図4に示すように、基台25
の側縁部表面には、一対の磁石Mが埋設されその表面は
露出している。この一対の磁石Mは、押圧板27が閉じ
られた際に押圧板27内の磁性体部分に対応する位置に
設けられている。従って、V溝28に光ファイバ30を
置いて押圧板27を閉じると、この押圧板27の内面が
基台25の磁石Mによって吸着され光ファイバ30は把
持されることになる。また、押圧板27を閉じる際に光
ファイバ30に傷が付かないように保護するために、押
圧板27の裏面にゴム板29が設けられている。
【0048】図4に示すように、光ファイバ把持具20
を構成する基台25の裏面21には、その長手方向に沿
った両側縁部に、光ファイバ加工装置10の装着面11
に設けられた位置決め用突起12(後述する)を案内す
るための案内レール22が凸状に形成されている。
【0049】また、この裏面21には、一対の位置決め
用突起12に対応した一対の窪部24(貫通穴でも良
い)が形成されている。この窪部24の入り口部は、一
対の位置決め用突起12を容易に案内するためにテーパ
状に形成されている(図3を参照)。
【0050】一方、光ファイバ把持具20が装着される
光ファイバ加工装置10の装着面11には、一対の窪部
24に対応した一対の位置決め用突起12が突設されて
いる(図3,図6を参照)。この一対の位置決め用突起
12の間隔は、光ファイバ把持具20における案内レー
ル22の内壁面23の間隔に対応しており、且つ、一対
の窪部24の位置に対応し、基台25の長手方向の中心
線に対して対称または非対称の位置に設けられている。
【0051】従って、光ファイバ把持具20を光ファイ
バ加工装置10の装着面11上に装着する際には、対向
する一対の案内レール22の内壁23に、一対の位置決
め用突起12を当て、光ファイバ把持具20を移動させ
て、位置決め用突起12に対応する窪部24内に確実に
挿入されるように案内することができる。
【0052】この位置決め用突起12が窪部24に挿入
された時に、光ファイバ把持具20は、加工装置10の
装着面11上の所定位置に確実に固定される。尚、図3
において、13は光ファイバ把持具20の先端を止める
ためのストッパーである。
【0053】このように、光ファイバ把持具20は、光
ファイバ30の端末部に対して処理を行う各種の光ファ
イバ加工装置に対して着脱自在である。この把持具の基
台25の上面部には、光ファイバ30を直線状に係合保
持するために直線状のV溝28が形成してある。
【0054】そして、光ファイバ把持具20には、光フ
ァイバ係合部であるV溝に係合した光ファイバ30を固
定保持するための押圧板27(クランプ)が開閉自在に
設けられている。この押圧板27の把持力は、従来の光
ファイバ把持具同様に、磁石又はスプリングを利用した
構成によって付与されているものである。さらに、基台
25には、光ファイバ加工装置の装着部に備えた位置決
めピン12と係合自在の位置決め孔24が形成されてい
る。
【0055】位置決め窪部(孔)24は、図1に、また
後述する図11に示すように、基台25に形成したV溝
を間にして可能な限り大きく離反して設けることが望ま
しいが、必ずしもV溝を間にする必要はなく、V溝に沿
う方向に複数の位置決め孔を離反して設けることも可能
である。
【0056】上述のように、位置決め孔24を大きく離
反して設けることにより、位置決め用突起(位置決め用
ピン)12を中心とする微小回転を効果的に規制でき、
光ファイバ加工装置における把持具の装着部に装着した
ときの位置決め精度がより向上するものである。
【0057】また例えば、図7及び図8に示すように、
光ファイバ加工装置10−1の装着面11―1が所定の
角度で傾斜している場合は、位置決め用突起12―1も
その傾斜角度に合わせて装着面11―1上で傾斜させて
形成し、光ファイバ把持具の位置決め用の窪部もその傾
斜角度に合わせて形成する。また、図9に示すように、
位置決め用突起12−2が装着面11−2に対して所定
の角度で形成されている場合は、光ファイバ把持具の位
置決め用の窪部もその傾斜角度に合わせて形成する。図
9では、光ファイバ把持具20−2の基台25−2に設
ける位置決め孔24−2も位置決めピン12−2と同様
に傾斜して設けているので、設置台10−2に対する光
ファイバ把持具20−2の着脱は、位置決めピン12―
2の傾斜に等しい方向に行う。
【0058】このように構成することで、光ファイバ把
持具20−1、20−2の装着、取り出し作業を容易に
行うことが出来る。
【0059】図7〜図9に示したこれらの傾斜角度は、
装着面11,11―1,11−2に対して30〜90度
が好ましい。
【0060】ところで、上記した説明においては、位置
決めピン12の断面形状が円形のロッドの場合について
説明したが、位置決めピン12及び窪部(位置決め孔)
24の形状は円形状に限ることなく長円形状や矩形状の
断面を呈する形状としても良く、またテーパ状に形成し
ても良く、位置決めピン及び位置決め孔の形状は種々の
形状を採用することができる。
【0061】例えば、位置決め用突起12の形状は、図
10の(a)〜(f)に示したように、その先端が半球
状(b)及び平面状(b)、あるいは、その全体が半球
状(c)及び三角柱状(d)、また、その断面形状が長
楕円形状(e)及び長方形状の角柱(f)、あるいは三
角錐の形状(g)を持つ位置決め用突起でも良い。ま
た、上記以外の他の形状でも良い。
【0062】ところで、上記の説明では、位置決め用突
起12及び対応する窪部24の数は、上記した一対の場
合に限られるものではない。例えば、1個の場合でも良
く、また3個以上の任意の数でも良い。但し、1個の場
合は、図10に示した断面形状が長楕円形状(e)及び
長方形状の角柱(f)にする必要がある。
【0063】次に、光ファイバ把持具を装着する光ファ
イバ加工装置に関して以下に説明する。
【0064】図11〜図13,及び図15〜図18は、
光ファイバ加工装置の装着面に形成された位置決め用突
起の形状を示したものである。
【0065】図11は、光ファイバ30の端末部の切断
処理を行う光ファイバ切断機に光ファイバ把持具20を
装着した場合の構成を概略的に示すものである。
【0066】この場合、光ファイバ30の端末の切断を
行うためのカッタから所定の位置に設けた位置決め用突
起(位置決めピン)24と光ファイバ把持具20の窪部
(位置決め孔)24とを係合することによって光ファイ
バ把持具20の位置決めを行っている。
【0067】したがって、光ファイバ把持具20は、カ
ッタに対してX,Y軸方向(図11において左右,上下
方向)の位置が常に一定に位置決めされるものであり、
かつZ軸(紙面に垂直な軸)回りの微小回転は規制され
た状態にある。よって、光ファイバ30を予め正確な位
置に保持した光ファイバ把持具20の位置決め孔24を
位置決め用突起12に係合すると、カッタに対して常に
一定の位置関係に位置決めされることとなり、カッタに
よって光ファイバ30の端末を切断したときの口出し長
は常に一定になるものである。
【0068】また、図12に示すように、光ファイバ3
0の端面部を融着接続するための光ファイバ融着接続機
に、光ファイバ把持具20を装着したときには、光ファ
イバ融着接続機に備えた位置決めピン12の位置が常に
一定であり、かつ光ファイバ把持具20から光ファイバ
30の端末部までの突出長さ(口出し長)が常に一定で
あることにより、光ファイバ融着接続機における位置決
め用V溝への光ファイバ端末の位置決めが確実容易に行
われ、さらに対向して備えたアーク放電電極間の放電領
域への端面の位置決めを正確に行うことができる。
【0069】したがって、光ファイバ30の端面の融着
接続を行う場合、作業者の熟練度に関係なく、融着接続
を常に正確に行うことができ作業性が向上する。
【0070】図13は、光ファイバの被覆を取り去るた
めの高強度被覆除去機を示した斜視図である。図13で
は、一対の位置決め用突起12が装着面11上に形成さ
れている。
【0071】図14は、光ファイバの前処理を行うため
の高強度クリーバを示した斜視図である。図14では、
光ファイバ把持具が装着されその上に蓋がされた状態を
示している(位置決め用突起及び光ファイバ把持具は隠
れて見えない状態である)。
【0072】図15は、被覆が取り去られた光ファイバ
を洗浄する為の超音波洗浄器を示す斜視図である。図1
5では、一対の位置決め用突起12が装着面11上に形
成されている。従って、図15に示す光ファイバ洗浄装
置における送り機構31に備えた位置決めピン12に光
ファイバ把持具20を係合することにより装着し、光フ
ァイバ30の端末部を垂直にして洗浄処理を行う場合、
送り機構31と光ファイバ把持具20との位置的関係は
常に一定になり、送り機構31の基準位置からの送り量
を常に一定にすることで、光ファイバ30の端末の一定
寸法を常に洗浄することが可能となる。よって、光ファ
イバ30の端末部に洗浄範囲の過不足を生じるようなこ
とがなく、常に能率のよい洗浄処理を実施することがで
きる。
【0073】図16は、光ファイバをパワーメータ等の
測定装置に接続する際に使用するアダプタを示す斜視図
である。
【0074】図16に示すように、アダプタ51はアダ
プタ本体55Aと蓋部材55Bとから構成されている。
アダプタ本体55Aは、光ファイバを保持した光ファイ
バ把持具20を収納自在の把持具の収納部53A,53
Bを備えている。アダプタ本体55Aの把持具の収納部
53Aの所定位置には、光ファイバ把持具20の位置決
め窪部(孔)24と係合自在の位置決めピン12が設け
られている。
【0075】そして、アダプタ本体55Aと蓋部材55
Bには、光ファイバの端末部を把持自在のV字形状の把
持溝57A,57Bが把持具収納部53A,53Bに連
通して形成してある。また、把持具収納部53A,53
B及び把持溝57A,57Bを対向した状態で、アダプ
タ本体55Aと蓋部材55Bとの分割面を接合したと
き、測定装置に対する係合挿入部59となる部分が形成
してある。
【0076】したがって、アダプタ本体55Aに備えた
位置決めピン12と光ファイバ把持具20に備えた位置
決め用窪部(孔)24とを係合して、把持具の収納部5
3Aに対して光ファイバ把持具20を位置決めして収納
すると、光ファイバ把持具20内に保持された光ファイ
バの端末部が把持溝57A内に係合位置決めされ、光フ
ァイバの端面部とアダプタ51の端面との位置的関係は
常に一定になる。
【0077】よって、蓋部材55Bを閉じて光ファイバ
把持具20をアダプタ51内に固定した後、アダプタ5
1の係合挿入部59を測定装置の係合部に挿入し接続す
ると、測定装置に対して光ファイバの端面部の位置を常
に一定位置に配置して接続できるので、常に安定した測
定が可能となる。
【0078】ところで、光ファイバ把持具を装着する光
ファイバ加工装置の設置台に形成した位置決め用突起の
形状は、上記した例に限定されるものではない。例え
ば、以下に示す図17及び図18に示す形状でもよい。
【0079】図17は、光ファイバの被覆を取り去るた
めの高強度被覆除去機を示した斜視図である。図13に
示した場合と異なるのは、図10の(e)で示した形状
を持つ一個の位置決め用突起12−3が装着面11上に
形成されている。この構成の場合も同様の効果を得るこ
とが出来る。
【0080】図18は、被覆が取り去られた光ファイバ
を洗浄する為の超音波洗浄器を示す斜視図である。図1
5の場合と異なるのは、図10の(e)で示した形状を
持つ一個の位置決め用突起12−3が装着面11上に形
成されている。この構成の場合も同様の効果を得ること
が出来る。
【0081】また、本発明の光ファイバ把持具は、上記
した光ファイバ加工装置以外のものにも適用可能である
ことは言うまでもない。
【0082】ところで、上記した実施の形態1の説明で
は、光ファイバ把持具20の裏面21に窪部24が設け
られ、光ファイバ加工装置の装着面11に位置決め用突
起12が設けられている場合を説明したが、本発明はこ
の構成に限定されるものではない。例えば、光ファイバ
把持具20の裏面21に位置決め用突起を設け、この位
置決め用突起に対応する窪部または貫通穴を光ファイバ
加工装置の装着面上に設ける構成でも同様の効果を得る
ことができる。この場合、装着面11を平坦に形成する
ことが出来るので、従来の光ファイバ把持具も加工装置
の装着面上に装着することが可能となる。
【0083】また、上記した実施の形態1の説明では、
光ファイバ把持具における押圧板27の数は1個の場合
を説明したが、本発明はこの構成に限定されるものでは
なく、例えば、光ファイバを装着する長手方向に沿って
押圧板が複数個配置された構成の光ファイバ把持具でも
良い。
【0084】さらにまた、光ファイバ把持具に形成され
た窪部の形状は上記した窪部形状に限定される訳ではな
く、例えば、貫通孔であっても同様の効果を得ることが
できる。
【0085】また上記した説明では、位置決め用突起の
間隔が、光ファイバ把持具20における案内レール22
の内壁面23の間隔と等しい場合であったが、案内レー
ルの内壁面の間隔と同じに形成しなくとも良い。例え
ば、窪部の位置に対応して位置決め用突起を装着面上に
形成すれば良い。
【0086】また、押圧板27と基台25の上面との距
離L1(図4を参照)は、光ファイバの径によって決定
されるものである。光ファイバの径に対応した距離L1
の光ファイバ把持具を複数個準備しておくことで、各種
の光ファイバに対応することができる。しかしながら、
いずれの光ファイバ把持具においても、V溝28に光フ
ァイバ30を設置した時の、装着面11から光ファイバ
30のコア中心までの距離が一定値となるように作られ
ているものとする。
【0087】実施の形態2 上記した実施の形態1の光ファイバ把持具20では、1
本の光ファイバ30を把持するためのものであったが、
この発明はこれに限定される訳ではなく、例えば、一本
の光ファイバに変えて、複数本の光ファイバが横一列に
配列され束になった構成の光ファイバリボンを把持する
場合にも適用可能である。
【0088】以下では、光ファイバリボンを把持するた
めの光ファイバ把持具について説明する。
【0089】図19はこの発明の実施の形態2に係る光
ファイバ把持具を装着した光ファイバ加工装置の正面
図、図20はこの光ファイバ把持具を装着した光ファイ
バ加工装置の状態を示す平面図、図21は図20におけ
る光ファイバ把持具のB−B拡大側面図、そして図22
はこの光ファイバ把持具の底面図である。
【0090】図19〜図21に示すように、光ファイバ
リボン130は、複数本の光ファイバが横一列に配置さ
れ1つの束として形成されたものである。光ファイバ加
工装置により加工される光ファイバリボン130は、光
ファイバの把持具120により把持される。
【0091】図19〜図22に示す実施の形態2に係る
光ファイバ把持具120は、実施の形態1の場合と同様
に、全体として略直方体を呈する基台125と押圧板1
27とから構成されている。この押圧板127は、ヒン
ジピン126を介して基台125の表面に対して開閉自
在に設けられている。また、押圧板127は、基台12
5に埋め込まれている一対の磁石M(図21を参照)に
対応して設けられた磁性体と、弾性部材としてのゴム板
129と、基台125に対して押圧板127を開閉自在
にするためのヒンジピン126とから構成されている。
【0092】そして、基台125の表面には、溝128
が形成されている。この溝128の長さは、光ファイバ
リボンの幅に対応して形成されている。そして、この溝
128の中に、光ファイバ加工装置の加工対称となる光
ファイバリボン130を載置する。
【0093】また、図21にその一部が示されているよ
うに、基台125の側縁部表面には、一対の磁石Mが埋
設されその表面は露出している。この磁石Mは、押圧板
127が閉じられた際に押圧板127内の磁性体部分に
対応して設けられている。従って、溝128に光ファイ
バリボン130を配置して押圧板127を閉じると、こ
の押圧板127の内面が基台125の磁石Mによって吸
着され、光ファイバリボン130は把持されることにな
る。また、押圧板127を閉じる際に光ファイバリボン
130に傷が付かないように保護するために、押圧板1
27の裏面にゴム板129が設けられている。
【0094】図22に示すように、光ファイバ把持具1
20を構成する基台125の裏面121には、実施の形
態1の場合と同様に、その長手方向に沿った両側縁部
に、光ファイバ加工装置110の装着面111に設けら
れた位置決め用突起112(図6を参照)を案内するた
めの案内レール122が凸状に形成されている。
【0095】また、この裏面121には、一対の位置決
め用突起112に対応した一対の窪部124(貫通穴で
も良い)が形成されている。この窪部124の入り口部
は、一対の位置決め用突起112を容易に案内するため
に、実施の形態1の場合と同様に、テーパ状に形成され
ている(図21を参照)。
【0096】一方、光ファイバ把持具120が装着され
る光ファイバ加工装置110の装着面111には、実施
の形態1の場合と同様に、一対の窪部124に対応した
一対の位置決め用突起112が突設されている(図6を
参照)。
【0097】この位置決め用突起112の間隔は、実施
の形態1の場合と同様に、光ファイバ把持具120にお
ける案内レール122の内壁面123の間隔に対応して
おり、且つ、一対の窪部124の位置に対応して基台1
25の長手方向の中心線に対して対称または非対称の位
置に設けられている。
【0098】従って、光ファイバ把持具120を光ファ
イバ加工装置110の装着面111上に装着する際に
は、対向する一対の案内レール122の内壁123に、
一対の位置決め用突起112を当て、光ファイバ把持具
120を移動させて、位置決め用突起112に対応する
窪部124内に確実に挿入されるように案内することが
できる。実施の形態2の光ファイバ把持具を装着する光
ファイバ加工装置は、実施の形態1と同様に、図10〜
図18に示したものがある。しかし、本発明の光ファイ
バ把持具は、上記した光ファイバ加工装置以外のものに
も適用可能であることは言うまでもない。
【0099】この位置決め用突起112が窪部124に
挿入された時に、光ファイバ把持具120は、加工装置
110の装着面111上の所定位置に確実に固定され
る。
【0100】また、位置決め用突起112の形状は、実
施の形態1の場合と同様に、図10の(a)〜(f)に
示したように、その先端が半球状(b)及び平面状
(b)、あるいは、その全体が半球状(c)及び三角柱
状(d)、また、その断面形状が長楕円形状(e)及び
長方形状の角柱(f)、あるいは三角錐の形状(g)を
持つ位置決め用突起でも良い。また、上記以外の他の形
状でも良い。
【0101】ところで、上記した説明では、位置決め用
突起112及び対応する窪部124の数は、上記した一
対の場合に限られるものではない。例えば、1個の場合
でも良く、また3個以上の任意の数でも良い。但し、1
個の場合は、図10に示した断面形状が長楕円形状
(e)及び長方形状の角柱(f)にする必要がある。
【0102】また例えば、図8に示すように、光ファイ
バ加工装置110―1の装着面111―1が所定の角度
で傾斜している場合は、位置決め用突起112―1もそ
の傾斜角度に合わせて装着面111―1上で傾斜させて
形成することで、光ファイバ把持具120―1の装着、
取り出し作業を容易に行うことが出来る。傾斜角度は、
装着面111―1に対して30〜90度の傾斜角度が好
ましい。
【0103】ところで、上記した実施の形態2の説明で
は、光ファイバ把持具120の裏面121に窪部124
が、装着面111に位置決め用突起112が設けられて
いる場合を説明したが、本発明はこの構成に限定される
ものではない。例えば、光ファイバ把持具120の裏面
121に位置決め用突起を設け、この位置決め用突起に
対応する窪部あるいは貫通穴を光ファイバ加工装置の装
着面上に設ける構成でも同様の効果を得ることができ
る。この場合、装着面111を平坦に形成することが出
来るので、従来の光ファイバ把持具も装着面上に装着す
ることが出来る。
【0104】また、上記した実施の形態2の説明では光
ファイバ把持具における押圧板127の数が1個の場合
を説明したが、本発明はこの構成に限定されるものでは
なく、例えば、光ファイバリボンを装着する長手方向に
沿って押圧板が複数個設けられた構成の光ファイバ把持
具でも良い。さらにまた、光ファイバ把持具に形成され
た窪部の形状は上記した窪部形状に限定される訳ではな
く、例えば、貫通孔であっても同様の効果を得ることが
出来る。
【0105】また上記した実施の形態2の説明では、位
置決め用突起の間隔が、光ファイバ把持具120におけ
る案内レール122の内壁面123の間隔と等しい場合
であったが、案内レールの内壁面の間隔と等しく形成し
なくとも良い。例えば、窪部の位置に対応して位置決め
用突起を加工装置の装着面上に形成すれば良い。
【0106】また、押圧板127と基台125の上面と
の距離L2(図21を参照)は、光ファイバリボンの厚
さによって決定されるものである。光ファイバリボンの
厚さに対応した距離L2の光ファイバ把持具を複数個準
備しておくことで、各種の光ファイバリボンに対応する
ことができる。しかしながら、いずれの光ファイバ把持
具においても、溝128に光ファイバリボン130を設
置した時の、装着面111から光ファイバリボン130
のコア中心までの距離が一定値となるように作られてい
るものとする。
【0107】上記したように、本発明の位置決め機構を
備えた光ファイバ把持具及び光ファイバ加工装置では、
少なくとも一本の光ファイバを把持した光ファイバ把持
具の裏面に形成された案内レールに、装着面上の位置決
め用突起の先端を係合させながら、この光ファイバ把持
具を装着面に対して平行に所定の装着位置まで順次進行
させる。これにより、突起の頭部が光ファイバ把持具の
突起案内レールの内面に摺接しながら、この突起の位置
が突起受け入れ用の窪部に達したとき、双方が一体に嵌
合され、光ファイバ把持具が所定の装着位置に装着され
る。
【0108】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の光
ファイバ把持具及び光ファイバ加工装置は、位置決め用
突起を介して、光ファイバ加工装置の装着面から所定の
高さを維持しながら装着面に装着されるので、装着が完
了する直前まで光ファイバの側面あるいは先端の切断面
が周囲の部品等に接触、衝突することを回避することが
でき、装着面上の所定の位置に正確かつ容易に装着する
ことが可能となる。従って、光ファイバの表面や切断面
に傷を付けることはなく、またゴミが付着することもな
いので、光ファイバ間を接続した場合の接続損失が高く
なることを防止できるという効果がある。
【0109】また、本発明の光ファイバ把持具を用いる
ことで、光ファイバや光ファイバリボンを光ファイバ加
工装置上に固定するための特別の固定手段を必要としな
い。従って、光ファイバ加工装置に、容易にかつ正確に
光ファイバ、光ファイバリボンを装着することが出来る
という効果がある。
【0110】そして、光ファイバ把持具に光ファイバを
保持した状態で、端末処理装置や測定装置等の光ファイ
バ加工装置に対して光ファイバをセットする場合、位置
決め用窪部(孔)と位置決め用ピンとの係合により位置
決めするので、光ファイバは常に一定の位置にセットさ
れ、光ファイバ加工装置に対する光ファイバ把持具の装
着を正確にかつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る光ファイバ把持
具の斜視図である。
【図2】実施の形態1に係る光ファイバ把持具の平面図
である。
【図3】実施の形態1に係る光ファイバ把持具を光ファ
イバ加工装置の装着面に装着する状態を示す正面図であ
る。
【図4】図3における光ファイバ把持具のA−A拡大側
面図である。
【図5】実施の形態1に係る光ファイバ把持具を加工装
置に装着した状態を示す平面図である。
【図6】実施の形態1に係る光ファイバ把持具を光ファ
イバ加工装置の装着面上に装着した状態を示す平面図で
ある。
【図7】他の構成の光ファイバ把持具を光ファイバ加工
装置の装着面上に装着する状態を示した正面図である。
【図8】図7に示した光ファイバ把持具を光ファイバ加
工装置の装着面上に装着した状態を示した正面図であ
る。
【図9】傾斜した位置決め用突起を備えた装着面を示す
斜視図である。
【図10】この発明の光ファイバ把持具、あるいは、光
ファイバ加工装置の装着面上に設けられる位置決め用突
起(ピン)の様々な形状を示した図である。
【図11】光ファイバ把持具を光ファイバ切断装置に装
着したときの状態を示す説明図である。
【図12】光ファイバ融着接続装置に光ファイバ把持具
を装着した状態を示す説明図である。
【図13】位置決め用突起を有する装着面を備えた高強
度被覆除去機を示した斜視図である。
【図14】光ファイバ把持具を装着した高強度クリーバ
の状態を示す斜視図である。
【図15】光ファイバ把持具を超音波洗浄装置に装着し
た状態を示す斜視図である。
【図16】光ファイバ把持具を測定装置に接続するとき
に使用するアダプタの構成を示す斜視図である。
【図17】他の形状の位置決め用突起を有する装着面を
備えた高強度被覆除去機を示した斜視図である。
【図18】他の形状の位置決め用突起を有する装着面を
備えた超音波洗浄機を示した斜視図である。
【図19】この発明の実施の形態2に係る光ファイバ把
持具を装着した光ファイバ加工装置の状態を示す正面図
である。
【図20】この発明の実施の形態2に係る光ファイバ把
持具を装着した光ファイバ加工装置の平面図である。
【図21】図20に示した光ファイバ把持具のB−B拡
大側面図である。
【図22】実施の形態2に係る光ファイバ把持具の底面
図である。
【図23】従来の光ファイバ把持具の構成を示す正面図
である。
【図24】従来の光ファイバ把持具の構成を示す図であ
る。
【図25】光ファイバ把持具を固定する構成を示す説明
図である。
【図26】従来のアダプタの構成を示す説明図である。
【図27】従来のアダプタの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10,10―1,110,110―1 光ファイバ加工
装置 11,11―1,111,111―1 光ファイバ加工
装置の装着面 12,12―1,12−3,112,112―1 位置
決め用突起 13,13―1 ストッパー 20,20―1,120,120―1 光ファイバ把持
具(光ファイバホルダー) 21,121 基台の裏面 22,122 案内レール 23,123 案内レールの内壁 24,124 窪部 25,125 基台 26,126 ヒンジピン 27,127 押圧板 28 V溝 29,129 弾性部材(ゴム板) 30 光ファイバ 51 アダプタ 55A アダプタ本体 55B 蓋部材 53A、53B 収納部 57A,57B 把持溝 59 係合挿入部 128 溝 130 光ファイバリボン M 磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 建次 千葉県佐倉市六崎1440 株式会社フジクラ 佐倉事業所内 (72)発明者 春木 健一郎 千葉県佐倉市六崎1440 株式会社フジクラ 佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H036 JA02 KA01 KA02 KA04 LA03 LA08 MA13

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ加工装置の装着面上に設けら
    れた位置決め用突起に対応して設けられ、かつ前記位置
    決め用突起を挿入するための穴部を備え、光ファイバを
    把持して前記装着面上に装着される光ファイバ把持具。
  2. 【請求項2】 光ファイバ加工装置の装着面上に設けら
    れた位置決め用突起を案内するための案内レールをさら
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ把
    持具。
  3. 【請求項3】 一本の光ファイバを装着するためのV溝
    及び複数の光ファイバから構成されたリボン形状の光フ
    ァイバを配置するための溝のいずれか1つが形成された
    基台と、前記光ファイバを押さえるための開閉自在に設
    けられた押圧板と、 をさらに備えた請求項1または請求項2記載の光ファイ
    バ把持具。
  4. 【請求項4】 前記光ファイバを把持するために前記押
    圧板を閉じた時、前記基台と前記押圧板とが互いに吸着
    し、前記光ファイバを把持するために前記基台に磁石を
    設け、また前記磁石に対応する前記押圧板の部分は磁性
    体物質で形成したことを特徴とする請求項3記載の光フ
    ァイバ把持具。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバを保護するため、前記押
    圧板に接触する前記押圧板の部分にゴム板が設けられて
    いる事を特徴とする請求項4記載の光ファイバ把持具。
  6. 【請求項6】 前記案内レールは、前記光ファイバ把持
    具の裏面の両縁部に突出され、かつ、前記光ファイバ把
    持具内に把持される前記光ファイバの長手方向に形成さ
    れていることを特徴とする請求項2記載の光ファイバ把
    持具。
  7. 【請求項7】 前記裏面における、前記案内レールによ
    り挟まれた箇所に前記穴部が形成されていることを特徴
    とする請求項6記載の光ファイバ把持具。
  8. 【請求項8】 前記穴部は、貫通穴および窪部のいずれ
    かであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ把
    持具。
  9. 【請求項9】 前記穴部の数は、前記位置決め用突起の
    数に対応していることを特徴とする請求項1から請求項
    8のうちのいずれか1項記載の光ファイバ把持具。
  10. 【請求項10】 前記光ファイバ把持具の表面に対する
    前記穴部の傾斜角度は30〜90度の範囲で形成され、
    かつ、前記光ファイバ加工装置の前記装着面に対する前
    記位置決め用突起の傾斜角度に対応して、前記穴部は形
    成されていることを特徴とする請求項1から請求項8の
    いずれか1項記載の光ファイバ把持具。
  11. 【請求項11】 複数個の前記押圧板を備えたことを特
    徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項記載の光
    ファイバ把持具。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれか1
    項に記載の光ファイバ把持具内の前記穴部に対応し、前
    記穴部内に挿入するための突起部を、前記光ファイバ把
    持具を搭載する搭載面に備え、前記光ファイバを固定し
    た前記光ファイバ把持具を装着して、前記光ファイバに
    対する処理加工を行うための光ファイバ加工装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項11のいずれか1
    項に記載の光ファイバ把持具の両縁部を案内するための
    案内レールを、前記搭載面上にさらに備えたことを特徴
    とする請求項12記載の光ファイバ加工装置。
  14. 【請求項14】 装着時に、請求項1から請求項11の
    いずれか1項に記載の光ファイバ把持具の先端部を、前
    記光ファイバ把持具の装着時に止めるためのストッパー
    をさらに備えたことを特徴とする請求項12または請求
    項13のいずれか1項に記載の光ファイバ加工装置。
  15. 【請求項15】 光ファイバ加工装置の装着面上に設け
    られた位置決め用の穴部に対応して設けられ、かつ前記
    位置決め用の穴部に挿入するための位置決め用突起を備
    え、光ファイバを把持して前記装着面上に装着される光
    ファイバ把持具。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の光ファイバ把持具
    内の前記位置決め用突起に対応し、前記位置決め用突起
    を挿入するための穴部を、前記光ファイバ把持具を搭載
    する搭載面に備え、前記光ファイバを固定した前記光フ
    ァイバ把持具を装着して、前記光ファイバに対する処理
    加工を行うための光ファイバ加工装置。
  17. 【請求項17】 光ファイバを装着した光ファイバ把持
    具を着脱可能であり、前記光ファイバ把持具を収納自在
    の装着部と、 光ファイバの先端部を把持自在の把持溝と、 計測装置への係合挿入部と、 前記装着部に、前記光ファイバ把持具の位置決め孔と係
    合自在の位置決めピンと、 を備えた光ファイバアダプタ。
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