JP2003202425A - 光ファイバ切断機およびこれを用いた光ファイバ切断方法 - Google Patents

光ファイバ切断機およびこれを用いた光ファイバ切断方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバの強度を低下させることなく、容
易に光ファイバを切断する光ファイバ切断機およびこれ
を用いた光ファイバ切断方法を提供する。 【解決手段】 被覆部ホルダ21と、裸線部ホルダ22
と、切断刃24とを備え、裸線部ホルダ22および切断
刃ホルダ25にはそれぞれ、両者が対向する面に磁性体
または磁石が配置されている光ファイバ切断機。裸線部
ホルダ22または切断刃ホルダ25に磁性体または磁力
の異なる複数の磁石を等間隔に配置する。裸線部1aに
切断刃24によりクラックを形成すると同時に、磁石3
3と第1の磁石35および第2の磁石36との反発力に
より光ファイバ1に張力を加えて、光ファイバ1を切断
する光ファイバ切断方法。磁石33と第1の磁石35ま
たは第2の磁石36との反発力によって光ファイバに加
える張力を、漸次大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバどうし
を付き合わせて融着接続するに際して、接続対象となる
光ファイバの先端部を切断するための光ファイバ切断機
およびこれを用いた光ファイバ切断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバどうしを付き合わせて
融着接続するには、接続対象となる光ファイバの端部を
切断して口出部をそれぞれ形成した上で、双方の光ファ
イバの先端どうしを突き合せて融着接続することが一般
的である。このような、光ファイバの融着接続におい
て、接続後の接続損失が生じないようにするためには、
光ファイバの切断面を光軸に対して直角で、かつ鏡面状
に切断しなければならない。このような切断を行なう器
具として、光ファイバ切断機が既に実用化されている。
【0003】図14は、従来の光ファイバ切断機の第1
の例を示す概略正面図である(例えば、特許文献1参
照)。この例の光ファイバ切断機を用いて光ファイバ1
を切断するには、まず、端末の被覆層を除去した裸線部
1aを、クランプ2、3で固定する。次いで、切断刃4
を光ファイバ1の光軸に対して垂直に、光ファイバ1の
下方より接触させて、裸線部1aの表面にクラックを形
成する。次いで、裸線部1aを、クラックの反対側、す
なわち裸線部1aの上方より光ファイバ1の光軸に対し
て垂直に、枕5で押圧して押し曲げることによりクラッ
クを成長させ、切断する。
【0004】図15は、従来の光ファイバ切断機の第2
の例を示す概略正面図である(例えば、特許文献2参
照)。この例の光ファイバ切断機を用いて光ファイバ1
を切断するには、まず、端末の被覆層を除去した裸線部
1aを、一定の張力(200gf程度)を加えた状態
で、クランプ2、3で固定する。次いで、切断刃4を光
ファイバ1の光軸に対して垂直に、光ファイバ1の前方
より接触させて、裸線部1aの表面にクラックを形成す
る。すると、裸線部1aに加えられた張力により、クラ
ックが拡大し、裸線部1aが切断される。
【0005】図16は、従来の光ファイバ切断機の第3
の例を示す概略正面図である(例えば、特許文献3参
照)。この例の光ファイバ切断機を用いて光ファイバ1
を切断するには、まず、光ファイバ1の端末の被覆層を
除去し、裸線部1aを露出する。次いで、スライダ6を
操作して切断刃7を裸線部1aの前方に位置するように
セットする。次いで、裸線部クランプ8および被覆部ク
ランプ9を開放して、裸線部1aを図示略の固定溝に、
光ファイバ1の被覆部を図示略の案内溝にそれぞれ嵌合
する。次いで、被覆部クランプ9を閉じ、被覆部クラン
プ台10を切断刃7に近接する方向に押しやって所定の
位置で止め、この状態で裸線部クランプ8を閉じる。こ
のとき、被覆部クランプ台10は内蔵されているスプリ
ング11により、切断刃7から離反する方向に復元しよ
うとするため、光ファイバ1には一定の張力がかけられ
る。次いで、切断刃7を光ファイバ1の光軸に対して垂
直に、光ファイバ1の前方より接触させて、裸線部1a
の表面にクラックを形成する。このとき、切断刃7が裸
線部1aに接触し、水平方にスライドするに伴って、プ
ランジャ12の先端を傾斜面13に当接する。これによ
り、光ファイバ1の張力も漸次増加し、裸線部1aに形
成されたクラックが拡大し、裸線部1aが切断される。
【0006】
【特許文献1】特開昭60−184207号公報
【特許文献2】特開昭61−232404号公報
【特許文献3】特開平7−80798号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
の光ファイバ切断機の第1の例では、裸線部1aの切断
されない部分もクランプ3で把持するため、裸線部1a
に微小な傷を付けることがあった。その結果として、光
ファイバ1の強度低下を招くという問題があった。ま
た、上述の従来の光ファイバ切断機の第2の例では、得
られる切断面の平滑性に欠けるという問題があった。ま
た、上述の従来の光ファイバ切断機の第3の例では、裸
線部1aにクラックを形成する際に、プランジャ12が
傾斜面13に接触し、その時の振動が切断刃7に伝わ
り、裸線部1aに形成されるクラックが安定せず、良好
な切断面が得られないという問題があった。また、裸線
部クランプ8および被覆部クランプ9を閉じて、光ファ
イバ1を固定する際に、両手で作業を行なわなければな
らず、作業効率が非常に悪いという問題があった。さら
に、被覆部クランプ台10を切断刃7に近接する方向に
押しやることを作業者が忘れた場合、裸線部1aにクラ
ックを形成する際に、光ファイバ1に張力が加えられな
いため、裸線部1aを切断できないという問題があっ
た。
【0008】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、光ファイバの強度を低下させることなく、容易に光
ファイバを切断する光ファイバ切断機およびこれを用い
た光ファイバ切断方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題は、光ファイバ
端末の被覆部を固定する被覆部ホルダと、光ファイバの
裸線部を固定する裸線部ホルダと、前記被覆部ホルダと
前記裸線部ホルダとの間の裸線部を切断する切断刃とを
備えた光ファイバ切断機であって、前記裸線部ホルダお
よび前記切断刃を固定する切断刃ホルダにはそれぞれ、
両者が対向する面に磁性体または磁石が配置されている
光ファイバ切断機によって解決できる。前記裸線部ホル
ダまたは前記切断刃ホルダには、磁性体または磁力の異
なる複数の磁石がある間隔に、配置されていることが好
ましい。
【0010】前記課題は、光ファイバ端末の被覆部を固
定する被覆部ホルダと、光ファイバの裸線部を固定する
裸線部ホルダと、前記被覆部ホルダと前記裸線部ホルダ
との間の裸線部を切断する切断刃とを備えた光ファイバ
切断機であって、前記被覆部ホルダおよび前記切断刃を
固定する切断刃ホルダにはそれぞれ、両者が対向する面
に磁性体または磁石が配置されている光ファイバ切断機
によって解決できる。前記被覆部ホルダまたは前記切断
刃ホルダには、磁性体または磁力の異なる複数の磁石が
ある間隔に、配置されていることが好ましい。
【0011】前記課題は、光ファイバ端末の被覆部を固
定する被覆部ホルダと、該被覆部ホルダに隣接して設け
られた第1の裸線部ホルダおよび該第1の裸線部ホルダ
と離間して設けられた第2の裸線部ホルダからなる裸線
部ホルダと、該第1の裸線部ホルダと該第2の裸線部ホ
ルダとの間の裸線部を切断する切断刃とを備えた光ファ
イバ切断機であって、前記裸線部ホルダおよび前記切断
刃を固定する切断刃ホルダにはそれぞれ、両者が対向す
る面に磁性体または磁石が配置されている光ファイバ切
断機によって解決できる。前記裸線部ホルダまたは前記
切断刃ホルダには、磁性体または磁力の異なる複数の磁
石が、配置されていることが好ましい。
【0012】前記課題は、光ファイバ端末の被覆部を固
定する被覆部ホルダと、該被覆部ホルダに隣接して設け
られた第1の裸線部ホルダおよび該第1の裸線部ホルダ
と離間して設けられた第2の裸線部ホルダからなる裸線
部ホルダと、該第1の裸線部ホルダと該第2の裸線部ホ
ルダとの間の裸線部を切断する切断刃とを備えた光ファ
イバ切断機であって、前記被覆部ホルダおよび前記切断
刃を固定する切断刃ホルダにはそれぞれ、両者が対向す
る面に磁性体または磁石が配置されている光ファイバ切
断機によって解決できる。前記被覆部ホルダまたは前記
切断刃ホルダには、磁性体または磁力の異なる複数の磁
石が、配置されていることが好ましい。前記課題は、光
ファイバ端末の被覆部を固定する被覆部ホルダと、光フ
ァイバの裸線部を固定する裸線部ホルダと、前記被覆部
ホルダと前記裸線部ホルダとの間の裸線部を切断する切
断刃とを備えた光ファイバ切断機であって、前記被覆部
ホルダを固定する基体には、前記裸線部ホルダが回転自
在に固定され、前記切断刃を固定する切断刃ホルダの前
記裸線部ホルダと対向する面には極性の異なる2つの磁
性体または磁石が所定の間隔をおいて配置され、前記裸
線部ホルダの前記切断刃ホルダと対向する面には1つの
磁性体または磁石が配置されている光ファイバ切断機。
によって解決できる。
【0013】前記課題は、上記光ファイバ切断機を用い
て光ファイバを切断する際、光ファイバの裸線部に前記
切断刃によりクラックを形成すると同時に、前記被覆部
ホルダに設けた磁石と前記切断刃ホルダに設けた磁石と
の反発力により光ファイバに張力を加えて、該光ファイ
バを切断する光ファイバ切断方法によって解決できる。
前記被覆部ホルダに設けた磁石と前記切断刃ホルダに設
けた磁石との反発力によって光ファイバに加える張力
を、漸次大きくすることが好ましい。前記課題は、上記
光ファイバ切断機を用いて光ファイバを切断する際、光
ファイバの裸線部に前記切断刃によりクラックを形成す
ると同時に、前記裸線部ホルダに設けた磁石と前記切断
刃ホルダに設けた磁石との反発力により光ファイバに張
力を加えて、該光ファイバを切断する光ファイバ切断方
法によって解決できる。前記裸線部ホルダに設けた磁石
と前記切断刃ホルダに設けた磁石との反発力によって光
ファイバに加える張力を、漸次大きくすることが好まし
い。
【0014】前記課題は、上記光ファイバ切断機を用い
て光ファイバを切断する際、光ファイバの裸線部に前記
切断刃によりクラックを形成すると同時に、前記被覆部
ホルダに設けた磁石と前記切断刃ホルダに設けた磁石と
の引力により光ファイバに張力を加えて、該光ファイバ
を切断する光ファイバ切断方法によって解決できる。前
記被覆部ホルダに設けた磁石と前記切断刃ホルダに設け
た磁石との引力によって光ファイバに加える張力を、漸
次大きくすることが好ましい。前記課題は、上記光ファ
イバ切断機を用いて光ファイバを切断する際、光ファイ
バの裸線部に前記切断刃によりクラックを形成すると同
時に、前記裸線部ホルダに設けた磁石と前記切断刃ホル
ダに設けた磁石との引力により光ファイバに張力を加え
て、該光ファイバを切断する光ファイバ切断方法によっ
て解決できる。前記裸線部ホルダに設けた磁石と前記切
断刃ホルダに設けた磁石との引力によって光ファイバに
加える張力を、漸次大きくすることが好ましい。前記課
題は、上記光ファイバ切断機を用いて光ファイバを切断
する際、前記切断刃を移動させて光ファイバの裸線部に
クラックを形成すると同時に、前記裸線部ホルダと前記
切断刃ホルダとの間において、光ファイバに、前記裸線
部ホルダの自重による張力を加えて、該光ファイバを切
断する光ファイバ切断方法によって解決できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明の光ファイバ切断機の第1の実施形態を
示す概略構成図であり、図1(a)は平面図、図1
(b)は正面図である。この実施形態の光ファイバ切断
機は、光ファイバ1の被覆部1bを固定する被覆部ホル
ダ21と、裸線部1aを固定する裸線部ホルダ22と、
裸線部ホルダ22を光ファイバ1の光軸方向に移動可能
とする裸線部スライダ23と、裸線部1aを切断する円
盤状の切断刃24と、切断刃24を固定する切断刃ホル
ダ25と、切断刃ホルダ25を光ファイバ1に対して垂
直方向に移動可能とする切断刃スライダ26と、切断刃
スライダ26を光ファイバ1に対して垂直方向に移動可
能に固定している軌条27と、これらの部品が、その上
面に取り付けられた基体28とから概略構成されてい
る。また、被覆部ホルダ21と裸線部ホルダ22とは、
切断刃24を挟んで、切断刃24の左右両側に対向し
て、これらの長手方向が、光ファイバ切断機の長手方向
に対して平行に基体28上に設けられている。
【0016】被覆部ホルダ21は、被覆部クランプ台2
9と、この被覆部クランプ台29に対して開閉自在にヒ
ンジ接合された被覆部クランプ30とから概略構成され
ている。また、被覆部クランプ台29には、光ファイバ
切断機の長手方向に対して平行に、光ファイバ1の被覆
部1bを固定するための溝(図示略)が形成されてい
る。また、被覆部クランプ30には、光ファイバ1の被
覆部1bを押圧し、被覆部クランプ台29に形成された
溝に固定するためのゴムなどの弾性部材からなる当接部
30aが、光ファイバ切断機の長手方向に対して平行に
設けられている。
【0017】裸線部ホルダ22は、裸線部クランプ台3
1と、この裸線部クランプ台31に対して開閉自在にヒ
ンジ接合された裸線部クランプ32とから概略構成され
ている。また、裸線部クランプ台31には、光ファイバ
切断機の長手方向に対して平行に、光ファイバ1の裸線
部1aを固定するためのゴムなどの弾性部材(図示略)
が形成されている。また、裸線部クランプ32には、光
ファイバ1の裸線部1aを押圧し、裸線部クランプ台3
1に形成された溝に固定するためのゴムなどの弾性部材
からなる当接部32aが、光ファイバ切断機の長手方向
に対して平行に設けられている。
【0018】上記の被覆部クランプ台29に形成された
溝に光ファイバ1を収容すれば、光ファイバ1を、光フ
ァイバ切断機の短手方向および切断刃24に対して垂直
に固定することができる。
【0019】また、裸線部クランプ台31の切断刃ホル
ダ25と対向する面のほぼ中央部には、磁石33が配置
されている。また、切断刃ホルダ25の裸線部クランプ
台31と対向する面には、鉄などの金属からなる磁性体
34、第1の磁石35および第2の磁石36が等間隔に
配置されている。また、第1の磁石35の磁力と第2の
磁石36の磁力を比較すると、第2の磁石36の方が強
くなっている。また、磁石33と、第1の磁石35およ
び第2の磁石36との対向する面では、磁石33と第1
の磁石35および第2の磁石36とが同極性となるよう
に配置されている。
【0020】図2は、裸線部クランプ台31に配置され
た磁石と、切断刃ホルダ25に配置された磁石との関係
の第1の例を示す概略構成図である。磁石33は、その
N極が切断刃ホルダ25と対向する面にあるように配置
されている。第1の磁石35および第2の磁石36は、
そのN極が裸線部クランプ台31と対向する面にあるよ
うに配置されている。
【0021】図3は、裸線部クランプ台31に配置され
た磁石と、切断刃ホルダ25に配置された磁石との関係
の第2の例を示す概略構成図である。磁石33は、その
S極が切断刃ホルダ25と対向する面にあるように配置
されている。第1の磁石35および第2の磁石36は、
そのS極が裸線部クランプ台31と対向する面にあるよ
うに配置されている。
【0022】図4は、裸線部クランプ台31に配置され
た磁石と、切断刃ホルダ25に配置された磁石との関係
の第3の例を示す概略構成図である。磁石33は、その
N極が切断刃ホルダ25と対向する面にあるように配置
されている。第1の磁石35および第2の磁石36は、
そのN極が裸線部クランプ台31と対向する面にあるよ
うに配置されている。また、この例では、磁性体34の
替わりに、第3の磁石37が用いられている。そして、
第3の磁石37は、そのS極が裸線部クランプ台31と
対向する面にあるように配置されている。
【0023】図5は、裸線部クランプ台31に配置され
た磁石と、切断刃ホルダ25に配置された磁石との関係
の第4の例を示す概略構成図である。磁石33は、その
S極が切断刃ホルダ25と対向する面にあるように配置
されている。第1の磁石35および第2の磁石36は、
そのS極が裸線部クランプ台31と対向する面にあるよ
うに配置されている。また、この例では、磁性体34の
替わりに、第3の磁石37が用いられている。そして、
第3の磁石37は、そのN極が裸線部クランプ台31と
対向する面にあるように配置されている。
【0024】以下、図1を用いて、この実施形態におけ
る光ファイバ切断機の動作を説明しながら、光ファイバ
切断機の構成を明らかにする。まず、光ファイバ1の端
末の被覆層を除去し、裸線部1aを露出する。次いで、
切断刃ホルダ25を、切断刃スライダ26ごと軌条27
上を図中の矢印と反対方向に移動させて、磁石33と磁
性体34が対向する位置に配置する。このとき、裸線部
ホルダ22が、裸線部スライダ23ごと、磁石33と磁
性体34との間に作用する引力により、光ファイバ1の
光軸方向に、切断刃ホルダ25に引き寄せられる。次い
で、この状態のまま、被覆部クランプ30および裸線部
クランプ32を開放して、被覆部クランプ台29の溝に
被覆部1bを収容し、裸線部クランプ台31のゴムなど
の弾性部材上に裸線部1aを収容する。次いで、被覆部
クランプ30を閉じて、被覆部クランプ30の当接部3
0aで被覆部1bを押圧し、被覆部1bを固定する。次
いで、裸線部クランプ32を閉じて、裸線部クランプ3
2の当接部32aで裸線部1aを押圧し、裸線部1aを
固定する。この時点ではまだ、光ファイバ1には張力が
加えられていない。
【0025】次いで、切断刃ホルダ25を、切断刃スラ
イダ26ごと軌条27上を図中の矢印方向(光ファイバ
1の光軸に対して垂直方向)に移動させる。切断刃24
が、下方より裸線部1aに接触するのとほぼ同時に、磁
石33と第1の磁石35との間に作用する反発力によ
り、裸線部ホルダ22には、光ファイバ1の光軸方向に
切断刃ホルダ25から離される方向に比較的弱い力が加
えられる。これにより、光ファイバ1には、光軸方向に
比較的弱い張力(80gf程度)が加えられる。また、
切断刃24が裸線部1aに接触することにより、裸線部
1aの表面にクラックが形成される。このとき、裸線部
1aに加えられている程度の張力では、クラックを拡大
し、裸線部1aを切断することはできない。
【0026】さらに、切断刃24を、光ファイバ1の光
軸に対して垂直方向に移動させると、磁石33と第2の
磁石36との間に作用する反発力により、裸線部ホルダ
22には、光ファイバ1の光軸方向に切断刃ホルダ25
から離される方向に比較的強い力が加えられる。これに
より、光ファイバ1には、光軸方向に比較的強い張力
(200gf程度)が加えられる。そして、裸線部1a
の表面に形成されたクラックが拡大し、裸線部1aが切
断される。
【0027】図6は、切断刃を光ファイバの光軸に対し
て垂直方向に移動させた際に、光ファイバに加えられる
張力の変化を示す図である。以下、図6を用いて、この
実施形態の光ファイバ切断機を用いて光ファイバを切断
する際に、光ファイバに加えられる張力の変化を説明す
る。において、切断刃ホルダ25は初期位置にあり、
切断刃ホルダ25に設けられた第3の磁石37のN極
と、裸線部ホルダ22に設けられた磁石33のS極の間
に引力が作用している。裸線部ホルダ22の裸線部クラ
ンプ32の中心回りに働く引力によるモーメントは、裸
線部ホルダ22の自重によるモーメントより大きい。ゆ
えに、光ファイバ1に与えられる張力は0gfである。
〜において、第3の磁石37と磁石33との間に作
用する引力が減少し、裸線部ホルダ22の自重により、
光ファイバ1に加えられる張力が支配的になる。〜
において、裸線部ホルダ22の自重のみにより、光ファ
イバ1に張力が加えられる。〜において、第1の磁
石35と磁石33との間に作用する反発力が増加し始
め、裸線部ホルダ22の自重と合わせて、光ファイバ1
に張力が加えられ、において、光ファイバ1に80g
fの張力が加えられる。〜において、第1の磁石3
5と磁石33との間に作用する反発力が減少し始め、裸
線部ホルダ22の自重により、光ファイバ1に加えられ
る張力が支配的になる。〜において、裸線部ホルダ
22の自重のみにより、光ファイバ1に張力が加えられ
る。〜において、第2の磁石36と磁石33との間
に作用する反発力が増加し始め、裸線部ホルダ22の自
重と合わせて、光ファイバ1に張力が加えられる。に
おいて、光ファイバ1に200gfの張力が加えられ、
光ファイバ1が破断する。
【0028】図7は、本発明の光ファイバ切断機の第2
の実施形態を示す概略構成図であり、図7(a)は平面
図、図7(b)は正面図である。図7において、図1に
示した第1の実施形態の構成要素と同じ構成要素には同
一符号を付して、その説明を省略する。この実施形態の
光ファイバ切断機には、被覆部ホルダ21に、被覆部ホ
ルダ21を光ファイバ1の光軸方向に移動可能とする被
覆部スライダ38が設けられている。また、被覆部クラ
ンプ台29の切断刃ホルダ25と対向する面のほぼ中央
部には、磁石33が配置されている。また、切断刃ホル
ダ25の被覆部クランプ台29と対向する面には、磁性
体34、第1の磁石35および第2の磁石36が等間隔
に配置されている。また、磁石33と、第1の磁石35
および第2の磁石36との対向する面では、磁石33と
第1の磁石35および第2の磁石36とが同極性となる
ように配置されている。
【0029】以下、図7を用いて、この実施形態におけ
る光ファイバ切断機の動作を説明しながら、光ファイバ
切断機の構成を明らかにする。まず、切断刃24を図中
の矢印と反対方向に移動させて、磁石33と磁性体34
が対向する位置に配置する。このとき、被覆部ホルダ2
1が、被覆部スライダ38ごと、光ファイバ1の光軸方
向に、切断刃ホルダ25に引き寄せられる。次いで、こ
の状態のまま、被覆部ホルダ21に被覆部1bを固定
し、裸線部ホルダ22に裸線部1aを固定する。
【0030】次いで、切断刃24を図中の矢印方向(光
ファイバ1の光軸に対して垂直方向)に移動させる。切
断刃24が、下方より裸線部1aに接触するのとほぼ同
時に、磁石33と第1の磁石35との間に作用する反発
力により、被覆部ホルダ21には、光ファイバ1の光軸
方向に切断刃ホルダ25から離される方向に比較的弱い
力が加えられる。これにより、光ファイバ1には、光軸
方向に比較的弱い張力が加えられる。さらに、切断刃2
4を、光ファイバ1の光軸に対して垂直方向に移動させ
ると、磁石33と第2の磁石36との間に作用する反発
力により、被覆部ホルダ21には、光ファイバ1の光軸
方向に切断刃ホルダ25から離される方向に比較的強い
力が加えられる。これにより、光ファイバ1には、光軸
方向に比較的強い張力が加えられる。そして、裸線部1
aの表面に形成されたクラックが拡大し、裸線部1aが
切断される。また、続いて、光ファイバ1をこの光ファ
イバ切断機にセットし、切断する際には、切断刃24
を、磁石33と磁性体34が対向する位置に戻せば、裸
線部クランプ22も自動的に初期位置に戻る。
【0031】図8は、本発明の光ファイバ切断機の第3
の実施形態を示す概略構成図であり、図8(a)は平面
図、図8(b)は正面図である。図8において、図1に
示した第1の実施形態の構成要素と同じ構成要素には同
一符号を付して、その説明を省略する。この実施形態の
光ファイバ切断機では、裸線部クランプ台31の切断刃
ホルダ25と対向する面には、磁性体34、第1の磁石
35および第2の磁石36が等間隔に配置されている。
また、切断刃ホルダ25の裸線部クランプ台31と対向
する面のほぼ中央部には、磁石33が配置されている。
また、磁石33と、第1の磁石35および第2の磁石3
6との対向する面では、磁石33と第1の磁石35およ
び第2の磁石36とが同極性となるように配置されてい
る。
【0032】以下、図8を用いて、この実施形態におけ
る光ファイバ切断機の動作を説明しながら、光ファイバ
切断機の構成を明らかにする。まず、切断刃24を図中
の矢印と反対方向に移動させて、磁石33と磁性体34
が対向する位置に配置する。このとき、裸線部ホルダ2
2が、光ファイバ1の光軸方向に、切断刃ホルダ25に
引き寄せられる。次いで、この状態のまま、被覆部ホル
ダ21に被覆部1bを固定し、裸線部ホルダ22に裸線
部1aを固定する。
【0033】次いで、切断刃24を図中の矢印方向(光
ファイバ1の光軸に対して垂直方向)に移動させる。切
断刃24が、下方より裸線部1aに接触するのとほぼ同
時に、磁石33と第1の磁石35との間に作用する反発
力により、裸線部ホルダ22には、光ファイバ1の光軸
方向に切断刃ホルダ25から離される方向に比較的弱い
力が加えられる。これにより、光ファイバ1には、光軸
方向に比較的弱い張力が加えられる。さらに、切断刃2
4を、光ファイバ1の光軸に対して垂直方向に移動させ
ると、磁石33と第2の磁石36との間に作用する反発
力により、裸線部ホルダ22には、光ファイバ1の光軸
方向に切断刃ホルダ25から離される方向に比較的強い
力が加えられる。これにより、光ファイバ1には、光軸
方向に比較的強い張力が加えられる。そして、裸線部1
aの表面に形成されたクラックが拡大し、裸線部1aが
切断される。
【0034】図9は、本発明の光ファイバ切断機の第4
の実施形態を示す概略構成図であり、図9(a)は平面
図、図9(b)は正面図である。図9において、図1に
示した第1の実施形態の構成要素と同じ構成要素には同
一符号を付して、その説明を省略する。この実施形態の
光ファイバ切断機では、切断刃ホルダ25の光ファイバ
切断機の長手方向に対して垂直方向に(光ファイバ1の
光軸に対して垂直方向に)わたって、凹溝25aが形成
されている。また、凹溝25aを形成することによっ
て、切断刃ホルダ25には、突条25bが形成されてい
る。また、裸線部クランプ台31には、切断刃ホルダ2
5の凹溝25aおよび突条25bと隙間をもって嵌め合
わせるために、凹溝31aおよび突条31bが、光ファ
イバ切断機の長手方向に対して垂直方向にわたって形成
されている。これら凹溝25aおよび突条25b、凹溝
31aおよび突条31bによって、切断刃ホルダ25
が、光ファイバ1の光軸に対して垂直方向に移動可能
に、裸線部クランプ台31に隙間をもって嵌め合わされ
ている。また、突条31bの突条25bと対向する面の
ほぼ中央部には、磁石33が配置されている。また、突
条25bの突条31bと対向する面には、第1の磁石3
5、第2の磁石36および第3の磁石37が等間隔に配
置されている。また、磁石33と、第1の磁石35、第
2の磁石36および第3の磁石37との対向する面で
は、磁石33と第1の磁石35および第2の磁石36と
が、それぞれ異なる極性となるように、磁石33と第3
の磁石37とが同極性となるように配置されている。
【0035】以下、図9を用いて、この実施形態におけ
る光ファイバ切断機の動作を説明しながら、光ファイバ
切断機の構成を明らかにする。まず、切断刃24を図中
の矢印と反対方向に移動させて、磁石33と第3の磁石
37が対向する位置に配置する。このとき、磁石33と
第3の磁石37との間に作用する反発力により、裸線部
ホルダ22が、光ファイバ1の光軸方向に、切断刃ホル
ダ25に近寄る。次いで、この状態のまま、被覆部ホル
ダ21に被覆部1bを固定し、裸線部ホルダ22に裸線
部1aを固定する。
【0036】次いで、切断刃24を図中の矢印方向(光
ファイバ1の光軸に対して垂直方向)に移動させる。切
断刃24が、下方より裸線部1aに接触するのとほぼ同
時に、磁石33と第1の磁石35との間に作用する引力
により、裸線部クランプ台31の突条31bが、切断刃
ホルダ25の突条25bに引き寄せられる。その結果と
して、裸線部ホルダ22には、光ファイバ1の光軸方向
に切断刃ホルダ25から離される方向に比較的弱い力が
加えられる。これにより、光ファイバ1には、光軸方向
に比較的弱い張力が加えられる。さらに、切断刃24
を、光ファイバ1の光軸に対して垂直方向に移動させる
と、磁石33と第2の磁石36との間に作用する引力に
より、裸線部クランプ台31の突条31bが、切断刃ホ
ルダ25の突条25bに引き寄せられる。これにより、
裸線部ホルダ22には、光ファイバ1の光軸方向に切断
刃ホルダ25から離される方向に比較的強い力が加えら
れる。これにより、光ファイバ1には、光軸方向に比較
的強い張力が加えられる。そして、裸線部1aの表面に
形成されたクラックが拡大し、裸線部1aが切断され
る。
【0037】図10は、本発明の光ファイバ切断機の第
5の実施形態を示す概略構成図であり、図10(a)は
平面図、図10(b)は正面図である。図10におい
て、図1に示した第1の実施形態の構成要素と同じ構成
要素には同一符号を付して、その説明を省略する。この
実施形態の光ファイバ切断機では、光ファイバホルダ3
9が、被覆部クランプ台29の上面に固定されるように
なっている。光ファイバホルダ39は、光ファイバ切断
機の長手方向に対して平行に形成され、光ファイバ1を
保持するための溝を有するベースと、このベースに対し
て開閉自在にヒンジ接合された押え蓋とから概略構成さ
れている。また、磁石33と、第1の磁石35および第
2の磁石36との対向する面では、磁石33と第1の磁
石35および第2の磁石36とが同極性となるように配
置されている。
【0038】以下、図10を用いて、この実施形態にお
ける光ファイバ切断機の動作を説明しながら、光ファイ
バ切断機の構成を明らかにする。まず、切断刃24を図
中の矢印と反対方向に移動させて、磁石33と磁性体3
4が対向する位置に配置する。このとき、裸線部ホルダ
22が、光ファイバ1の光軸方向に、切断刃ホルダ25
に引き寄せられる。次いで、光ファイバ1の被覆部1b
を光ファイバホルダ39で把持する。次いで、光ファイ
バホルダ39を、被覆部クランプ台29の上面に固定す
る。次いで、この状態のまま、裸線部ホルダ22に裸線
部1aを固定する。
【0039】次いで、切断刃24を図中の矢印方向(光
ファイバ1の光軸に対して垂直方向)に移動させる。切
断刃24が、下方より裸線部1aに接触するのとほぼ同
時に、磁石33と第1の磁石35との間に作用する反発
力により、裸線部ホルダ22には、光ファイバ1の光軸
方向に切断刃ホルダ25から離される方向に比較的弱い
力が加えられる。これにより、光ファイバ1には、光軸
方向に比較的弱い張力が加えられる。さらに、切断刃2
4を、光ファイバ1の光軸に対して垂直方向に移動させ
ると、磁石33と第2の磁石36との間に作用する反発
力により、裸線部ホルダ22には、光ファイバ1の光軸
方向に切断刃ホルダ25から離される方向に比較的強い
力が加えられる。これにより、光ファイバ1には、光軸
方向に比較的強い張力が加えられる。そして、裸線部1
aの表面に形成されたクラックが拡大し、裸線部1aが
切断される。
【0040】図11は、本発明の光ファイバ切断機の第
6の実施形態を示す概略構成図であり、図11(a)は
平面図、図11(b)は正面図である。図11におい
て、図1に示した第1の実施形態の構成要素と同じ構成
要素には同一符号を付して、その説明を省略する。この
実施形態の光ファイバ切断機では、被覆部クランプ台2
9の上面には、光ファイバホルダ39が固定され、この
光ファイバホルダ39に隣接するように第1の裸線部ホ
ルダ41が設けられている。また、第1の裸線部ホルダ
41と所定の間隔をおいて、図1に示した第1の実施形
態の裸線部ホルダ22と同様な、第2の裸線部ホルダ4
2が設けられている。第1の裸線部ホルダ41には、被
覆部クランプ台29に対して開閉自在にヒンジ接合され
た裸線部クランプ41aが設けられている。また、第1
の裸線部ホルダ41には、光ファイバ切断機の長手方向
に対して平行に、光ファイバ1の裸線部1aを固定する
ためのゴムなどの弾性部材(図示略)が形成されてい
る。また、裸線部クランプ41aには、光ファイバ1の
裸線部1aを押圧し、被覆部クランプ台29の上面に形
成された溝に固定するためのゴムなどの弾性部材からな
る当接部41bが、光ファイバ切断機の長手方向に対し
て平行に設けられている。また、磁石33と、第1の磁
石35および第2の磁石36との対向する面では、磁石
33と第1の磁石35および第2の磁石36とが同極性
となるように配置されている。
【0041】以下、図11を用いて、この実施形態にお
ける光ファイバ切断機の動作を説明しながら、光ファイ
バ切断機の構成を明らかにする。まず、切断刃24を図
中の矢印と反対方向に移動させて、磁石33と磁性体3
4が対向する位置に配置する。このとき、第2の裸線部
ホルダ42が、光ファイバ1の光軸方向に、切断刃ホル
ダ25に引き寄せられる。次いで、光ファイバ1の被覆
部1bを光ファイバホルダ39で把持する。次いで、光
ファイバホルダ39を、被覆部クランプ台29の上面に
固定する。次いで、この状態のまま、第1の裸線部ホル
ダ41および第2の裸線部ホルダ42に裸線部1aを固
定する。
【0042】次いで、切断刃24を図中の矢印方向(光
ファイバ1の光軸に対して垂直方向)に移動させる。切
断刃24が、下方より裸線部1aに接触するのとほぼ同
時に、磁石33と第1の磁石35との間に作用する反発
力により、裸線部ホルダ22には、光ファイバ1の光軸
方向に切断刃ホルダ25から離される方向に比較的弱い
力が加えられる。これにより、光ファイバ1には、光軸
方向に比較的弱い張力が加えられる。さらに、切断刃2
4を、光ファイバ1の光軸に対して垂直方向に移動させ
ると、磁石33と第2の磁石36との間に作用する反発
力により、第2の裸線部ホルダ42には、光ファイバ1
の光軸方向に切断刃ホルダ25から離される方向に比較
的強い力が加えられる。これにより、光ファイバ1に
は、光軸方向に比較的強い張力が加えられる。そして、
裸線部1aの表面に形成されたクラックが拡大し、裸線
部1aが切断される。
【0043】なお、この実施形態では、切断刃ホルダ2
5および第2の裸線部ホルダ42にはそれぞれ、両者が
対向する面に磁石が配置されている例を示したが、本発
明の光ファイバ切断機にあっては、切断刃ホルダ25お
よび第1の裸線部ホルダ41のそれぞれに、両者が対向
する面に磁石が配置されていてもよい。
【0044】図12は、本発明の光ファイバ切断機の第
7の実施形態を示す概略構成図であり、図12(a)は
平面図、図12(b)は正面図である。図12におい
て、図1に示した第1の実施形態の構成要素と同じ構成
要素には同一符号を付して、その説明を省略する。この
実施形態の光ファイバ切断機では、被覆部ホルダ29を
固定する基体28に、裸線部ホルダ22がヒンジ22a
によって回転自在に固定され、切断刃ホルダ25の裸線
部ホルダ22と対向する面には、第2の磁石36と第3
の磁石37が所定の間隔をおいて配置され、裸線部ホル
ダ22の切断刃ホルダ25と対向する面には磁石33が
配置されている。また、磁石33と、第2の磁石36お
よび第3の磁石37との対向する面では、磁石33と第
2の磁石36とが極性が異なり、磁石33と第3の磁石
37とが同極性となるように配置されている。
【0045】図13は、切断刃を光ファイバの光軸に対
して垂直方向に移動させた際に、光ファイバに加えられ
る張力の変化を示す図である。以下、図13を用いて、
この実施形態の光ファイバ切断機を用いて光ファイバを
切断する際に、光ファイバに加えられる張力の変化を説
明する。において、切断刃ホルダ25は初期位置にあ
り、切断刃ホルダ25に設けられた第3の磁石37のN
極と、裸線部ホルダ22に設けられた磁石33のS極の
間に引力が作用している。裸線部ホルダ22の裸線部ク
ランプ32の中心回りに働く引力によるモーメントは、
裸線部ホルダ22の自重によるモーメントより大きい。
ゆえに、光ファイバ1に与えられる張力は0gfであ
る。〜において、第3の磁石37と磁石33との間
に作用する引力が減少し、裸線部ホルダ22の自重によ
り、光ファイバ1に加えられる張力が支配的になる。
〜において、裸線部ホルダ22の自重のみにより、光
ファイバ1に張力が加えられる。〜において、第2
の磁石36と磁石33との間に作用する反発力が増加し
始め、裸線部ホルダ22の自重と合わせて、光ファイバ
1に張力が加えられる。において、光ファイバ1に2
00gfの張力が加えられ、光ファイバ1が破断する。
【0046】この実施形態の光ファイバ切断機では、上
述の第1の実施形態と異なり、光ファイバ1に、裸線部
ホルダ22の自重による80gfの張力が加えられる時
間が長い。したがって、光ファイバ1にクラックを形成
するタイミングと、光ファイバ1に80gfの張力が加
えられるタイミングを合致させることが容易となり、よ
り安定に光ファイバ1にクラックを形成することができ
る。
【0047】このように、本発明の光ファイバ切断機に
よれば、光ファイバの光軸方向に張力を加えることがで
きるため、光ファイバの表面に形成されたクラックに、
曲げ力を加えることなく、光ファイバを切断することが
できる。したがって、光ファイバが傷付くことがない。
また、得られた光ファイバの切断面は、光軸に対して直
角で、かつ鏡面状となる。また、光ファイバに張力を加
えた状態で、光ファイバにクラックを形成する際に、光
ファイバ切断機の張力印加機構の振動が切断刃に伝わる
ことがないから、光ファイバにクラックが安定に形成さ
れ、切断面が良好になる。また、被覆部ホルダまたは裸
線部ホルダが、磁力によって切断刃ホルダに引き寄せら
れるから、光ファイバを固定する際に、作業者が、被覆
部ホルダまたは裸線部ホルダを切断刃ホルダに接近させ
る必要がない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バ切断機によれば、光ファイバの光軸方向に張力を加え
ることができるため、光ファイバの表面に形成されたク
ラックに、曲げ力を加えることなく、光ファイバを切断
することができる。したがって、光ファイバが傷付くこ
とがない。また、安定に、良好な切断面が得られる。ま
た、本発明の光ファイバ切断方法によれば、光ファイバ
に張力を加える際に、振動が切断刃に伝わることがない
から、光ファイバの表面には安定にクラックが形成さ
れ、結果として光ファイバの切断面が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ファイバ切断機の第1の実施形態
を示す概略構成図であり、図1(a)は平面図、図1
(b)は正面図である。
【図2】 裸線部クランプ台に配置された磁石と、切断
刃ホルダに配置された磁石との関係の第1の例を示す概
略構成図である。
【図3】 裸線部クランプ台に配置された磁石と、切断
刃ホルダに配置された磁石との関係の第2の例を示す概
略構成図である。
【図4】 裸線部クランプ台に配置された磁石と、切断
刃ホルダに配置された磁石との関係の第3の例を示す概
略構成図である。
【図5】 裸線部クランプ台に配置された磁石と、切断
刃ホルダに配置された磁石との関係の第4の例を示す概
略構成図である。
【図6】 切断刃を光ファイバの光軸に対して垂直方向
に移動させた際に、光ファイバに加えられる張力の変化
を示す図である。
【図7】 本発明の光ファイバ切断機の第2の実施形態
を示す概略構成図であり、図7(a)は平面図、図7
(b)は正面図である。
【図8】 本発明の光ファイバ切断機の第3の実施形態
を示す概略構成図であり、図8(a)は平面図、図8
(b)は正面図である。
【図9】 本発明の光ファイバ切断機の第4の実施形態
を示す概略構成図であり、図9(a)は平面図、図9
(b)は正面図である。
【図10】 本発明の光ファイバ切断機の第5の実施形
態を示す概略構成図であり、図10(a)は平面図、図
10(b)は正面図である。
【図11】 本発明の光ファイバ切断機の第6の実施形
態を示す概略構成図であり、図11(a)は平面図、図
11(b)は正面図である。
【図12】 本発明の光ファイバ切断機の第7の実施形
態を示す概略構成図であり、図12(a)は平面図、図
12(b)は正面図である。
【図13】 切断刃を光ファイバの光軸に対して垂直方
向に移動させた際に、光ファイバに加えられる張力の変
化を示す図である。
【図14】 従来の光ファイバ切断機の第1の例を示す
概略正面図である。
【図15】 従来の光ファイバ切断機の第2の例を示す
概略正面図である。
【図16】 従来の光ファイバ切断機の第3の例を示す
概略正面図である。
【符号の説明】
1・・・光ファイバ、1a・・・裸線部、1b・・・被覆部、2
1・・・被覆部ホルダ、22・・・裸線部ホルダ、22a・・・
ヒンジ、23・・・裸線部スライダ、24・・・切断刃、25
・・・切断刃ホルダ、26・・・切断刃スライダ、27・・・軌
条、28・・・基体、29・・・被覆部クランプ台、30,4
1a・・・被覆部クランプ、30a,41b・・・当接部、3
1・・・裸線部クランプ台、32・・・裸線部クランプ、32
a・・・当接部、33・・・磁石、34・・・磁性体、35・・・第
1の磁石、36・・・第2の磁石、37・・・第3の磁石、3
8・・・被覆部スライダ、39・・・光ファイバホルダ、41
・・・第1の裸線部ホルダ、42・・・第2の裸線部ホルダ
フロントページの続き (72)発明者 高橋 建次 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H038 CA01 CA14

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ端末の被覆部を固定する被覆
    部ホルダと、光ファイバの裸線部を固定する裸線部ホル
    ダと、前記被覆部ホルダと前記裸線部ホルダとの間の裸
    線部を切断する切断刃とを備えた光ファイバ切断機であ
    って、 前記裸線部ホルダおよび前記切断刃を固定する切断刃ホ
    ルダにはそれぞれ、両者が対向する面に磁性体または磁
    石が配置されていることを特徴とする光ファイバ切断
    機。
  2. 【請求項2】 前記裸線部ホルダまたは前記切断刃ホル
    ダには、磁性体または磁力の異なる複数の磁石が、配置
    されていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ
    切断機。
  3. 【請求項3】 光ファイバ端末の被覆部を固定する被覆
    部ホルダと、光ファイバの裸線部を固定する裸線部ホル
    ダと、前記被覆部ホルダと前記裸線部ホルダとの間の裸
    線部を切断する切断刃とを備えた光ファイバ切断機であ
    って、 前記被覆部ホルダおよび前記切断刃を固定する切断刃ホ
    ルダにはそれぞれ、両者が対向する面に磁性体または磁
    石が配置されていることを特徴とする光ファイバ切断
    機。
  4. 【請求項4】 前記被覆部ホルダまたは前記切断刃ホル
    ダには、磁性体または磁力の異なる複数の磁石が、配置
    されていることを特徴とする請求項3記載の光ファイバ
    切断機。
  5. 【請求項5】 光ファイバ端末の被覆部を固定する被覆
    部ホルダと、該被覆部ホルダに隣接して設けられた第1
    の裸線部ホルダおよび該第1の裸線部ホルダと離間して
    設けられた第2の裸線部ホルダからなる裸線部ホルダ
    と、該第1の裸線部ホルダと該第2の裸線部ホルダとの
    間の裸線部を切断する切断刃とを備えた光ファイバ切断
    機であって、 前記裸線部ホルダおよび前記切断刃を固定する切断刃ホ
    ルダにはそれぞれ、両者が対向する面に磁性体または磁
    石が配置されていることを特徴とする光ファイバ切断
    機。
  6. 【請求項6】 前記裸線部ホルダまたは前記切断刃ホル
    ダには、磁性体または磁力の異なる複数の磁石が、配置
    されていることを特徴とする請求項5記載の光ファイバ
    切断機。
  7. 【請求項7】 光ファイバ端末の被覆部を固定する被覆
    部ホルダと、該被覆部ホルダに隣接して設けられた第1
    の裸線部ホルダおよび該第1の裸線部ホルダと離間して
    設けられた第2の裸線部ホルダからなる裸線部ホルダ
    と、該第1の裸線部ホルダと該第2の裸線部ホルダとの
    間の裸線部を切断する切断刃とを備えた光ファイバ切断
    機であって、 前記被覆部ホルダおよび前記切断刃を固定する切断刃ホ
    ルダにはそれぞれ、両者が対向する面に磁性体または磁
    石が配置されていることを特徴とする光ファイバ切断
    機。
  8. 【請求項8】 前記被覆部ホルダまたは前記切断刃ホル
    ダには、磁性体または磁力の異なる複数の磁石が、配置
    されていることを特徴とする請求項7記載の光ファイバ
    切断機。
  9. 【請求項9】 光ファイバ端末の被覆部を固定する被覆
    部ホルダと、光ファイバの裸線部を固定する裸線部ホル
    ダと、前記被覆部ホルダと前記裸線部ホルダとの間の裸
    線部を切断する切断刃とを備えた光ファイバ切断機であ
    って、 前記被覆部ホルダを固定する基体には、前記裸線部ホル
    ダが回転自在に固定され、前記切断刃を固定する切断刃
    ホルダの前記裸線部ホルダと対向する面には極性の異な
    る2つの磁性体または磁石が所定の間隔をおいて配置さ
    れ、前記裸線部ホルダの前記切断刃ホルダと対向する面
    には1つの磁性体または磁石が配置されていることを特
    徴とする光ファイバ切断機。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし8のいずれかに記載の
    光ファイバ切断機を用いて光ファイバを切断する際、 光ファイバの裸線部に前記切断刃によりクラックを形成
    すると同時に、前記被覆部ホルダに設けた磁石と前記切
    断刃ホルダに設けた磁石との反発力により光ファイバに
    張力を加えて、該光ファイバを切断することを特徴とす
    る光ファイバ切断方法。
  11. 【請求項11】 前記被覆部ホルダに設けた磁石と前記
    切断刃ホルダに設けた磁石との反発力によって光ファイ
    バに加える張力を、漸次大きくすることを特徴とする請
    求項10記載の光ファイバ切断方法。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし8のいずれかに記載の
    光ファイバ切断機を用いて光ファイバを切断する際、 光ファイバの裸線部に前記切断刃によりクラックを形成
    すると同時に、前記裸線部ホルダに設けた磁石と前記切
    断刃ホルダに設けた磁石との反発力により光ファイバに
    張力を加えて、該光ファイバを切断することを特徴とす
    る光ファイバ切断方法。
  13. 【請求項13】 前記裸線部ホルダに設けた磁石と前記
    切断刃ホルダに設けた磁石との反発力によって光ファイ
    バに加える張力を、漸次大きくすることを特徴とする請
    求項12記載の光ファイバ切断方法。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし8のいずれかに記載の
    光ファイバ切断機を用いて光ファイバを切断する際、 光ファイバの裸線部に前記切断刃によりクラックを形成
    すると同時に、前記被覆部ホルダに設けた磁石と前記切
    断刃ホルダに設けた磁石との引力により光ファイバに張
    力を加えて、該光ファイバを切断することを特徴とする
    光ファイバ切断方法。
  15. 【請求項15】 前記被覆部ホルダに設けた磁石と前記
    切断刃ホルダに設けた磁石との引力によって光ファイバ
    に加える張力を、漸次大きくすることを特徴とする請求
    項14記載の光ファイバ切断方法。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし8のいずれかに記載の
    光ファイバ切断機を用いて光ファイバを切断する際、 光ファイバの裸線部に前記切断刃によりクラックを形成
    すると同時に、前記裸線部ホルダに設けた磁石と前記切
    断刃ホルダに設けた磁石との引力により光ファイバに張
    力を加えて、該光ファイバを切断することを特徴とする
    光ファイバ切断方法。
  17. 【請求項17】 前記裸線部ホルダに設けた磁石と前記
    切断刃ホルダに設けた磁石との引力によって光ファイバ
    に加える張力を、漸次大きくすることを特徴とする請求
    項16記載の光ファイバ切断方法。
  18. 【請求項18】 請求項9記載の光ファイバ切断機を用
    いて光ファイバを切断する際、 前記切断刃を移動させて光ファイバの裸線部にクラック
    を形成すると同時に、前記裸線部ホルダと前記切断刃ホ
    ルダとの間において、光ファイバに、前記裸線部ホルダ
    の自重による張力を加えて、該光ファイバを切断するこ
    とを特徴とする光ファイバ切断方法。
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