JP5239235B2 - 電力変換装置および電力変換方法 - Google Patents

電力変換装置および電力変換方法 Download PDF

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Description

本発明は、モータ制御などに使用される電力変換装置および電力変換方法に関する。
従来の電力変換装置は、スイッチの開閉によって発生する電磁ノイズを低減するために、PWM(Pulse-Width Modulation)制御における搬送波周波数を離散的かつ正弦波状に変化させている。これにより、電磁ノイズを広周波数帯域で拡散させることができ、電磁ノイズのピークレベルを低減している。
特開平7−99795号公報
しかしながら、従来技術は搬送波周波数を離散的に変化させているため、電磁ノイズが搬送波の周波数の高次高調波に集中するので、電磁ノイズを十分に低減することができないといった間題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、搬送波周波数が離散的に変化する場合に、電磁ノイズをより低減することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明に係る電力変換装置は、1変調周期において、搬送波の周波数を変化させるときに、増加時の周波数と減少時の周波数とが異なるように搬送波の周波数を変化させるようにした。
本発明によれば、1変調周期における搬送波の周波数を異なるようにしたので、搬送波の周波数が高次高調波に集中せず、分散させることができるので、電磁ノイズを低減することができる。
本発明に係る電力変換装置の一例として、直流電源の出力をPWM変調することにより正弦波状の交流電力をモータに供給するインバータを備えるインバータシステムについて説明する。以下に、本発明の第1乃至第3の実施形態に係るインバータシステムについて、図1乃至図10を参照して説明する。
本発明の実施形態となるインバータシステム1について、図1乃至図5を参照して説明する。
(電力変換装置の制御装置の構成)
以下、図1を参照して、インバータシステム1の構成と動作について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態となるインバータシステム1の構成を示す図である。インバータシステム1は、図1に示すように、PWMインバータ2、三相ブラシレス直流モータ(以下、モータとする。)3、電流センサ4a、4b、4cを含む電流検出部4、制御装置10、電源BおよびコンデンサCを主な構成要素として備える。また、制御装置10は、電流指令生成部5、PID(Proportional-Integral-Derivative)制御部6a、6b、6c、搬送波信号生成部7、比較器8a、8b、8cおよび搬送波周波数生成部9を主な構成要素として備える。
上記PWMインバータ2は、比較器8a、8b、8cの出力に従って電池BおよびコンデンサCの電力をモータ3のU相、V相、W相へと供給するために、6個の開閉手段であるスイッチング素子Tu+、Tu−、Tv+、Tv−、Tw+、Tw−を備え、これらのスイッチング素子はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体素子により構成されている。
上記電流センサ4a、4b、4cはそれぞれ、PWMインバータ2からモータ3に供給されるU相、V相、W相の電流値を検出し、上記電流指令生成部5は、電流センサ4a、4b、4cの電流検出値が正弦波状の交流電流に変換されるように、正弦波状の電流指令値を生成する。上記PID制御部6a、6b、6cは、電流センサ4a、4b、4cの電流検出値が、電流指令生成部5が生成した電流指令値と同じになるようにフィードバック制御している。
搬送波周波数生成部9は、搬送波信号生成部7で生成された搬送波信号の周波数fc(以下、キャリア周波数fcとする。)を変化させる。そして、搬送波信号生成部7は、キャリア周波数fcを有する三角波状の搬送波信号を比較器8a、8b、8cに出力する。
比較器8a、8b、8cは、PID制御部6a、6b、6cの出力値と三角波状の搬送波信号の大小関係を比較し、その大小関係に応じてPWMインバータ2のスイッチング素子Tu+、Tu−、Tv+、Tv−、Tw+、Tw−のオン/オフを制御する信号をPWMインバータ2に入力する。U相のスイッチング素子Tu+、Tu−の制御を例として比較器8aの動作を具体的に説明すれば、比較器8aは、PID制御部6aの出力値が三角波状の搬送波信号よりも大きい場合、Tu+、Tu−をそれぞれオン状態およびオフ状態に制御することにより正の電圧をモータ3のU相に印加し、逆にPID制御部6aの出力値が三角波状搬送波信号よりも小さい場合には、Tu+、Tu−をそれぞれオフ状態およびオン状態に制御することにより、負の電圧をモータ3のU相に印加する。
図2は、図1に示すインバータシステム1の制御ブロック図である。モータ3と、電流センサ4a、4b、4cからなる電流検出部4と、速度指令値とモータ3の速度検出値からPID制御によって電流指令値を算出する速度制御器21と、当該電流指令値と電流検出部4で検出された電流検出値から電圧指令値を生成する電流制御器22と、当該電圧指令値に基づいてスイッチング素子をオン/オフさせて、三相交流電力をモータ3に出力するインバータ回路23とからなる。なお、電流制御器22は、PID制御部6a、6b、6cを含み、インバータ回路23は、搬送波信号生成部7、比較器8a、8b、8c、搬送波周波数生成部9およびPWMインバータ2を含む。
ここで、図2に示す電流制御ループと速度制御ループについて説明する。電流制御ループは、電流指令値と電流検出値に基づき電流制御器22から出力された電圧指令値に基づいてインバータ回路23からモータ3へ供給された電流を検出し、電流検出値を電流制御器22に入力するループである。速度制御ループは、速度指令値と速度検出値に基づき速度制御器21から出力された電流指令値に基づいて電流制御ループを通じて駆動されたモータ3の回転速度を検出し、速度検出値を速度制御器21に入力するループである。また、電流制御ループの周期は、搬送波信号生成部7で生成された搬送波信号の周期Tc(以下、キャリア周期Tcとする。)と一致する。なお、キャリア周期Tcはキャリア周波数fcの逆数である。そのため、後述するキャリア周波数fcの離散的な値の継続時間T(図3参照)は、キャリア周期Tc未満にすることはできない。
(キャリア周波数fcの時間変化)
次に、本発明の第1の実施形態に係るキャリア周波数fcの時間変化について説明する。図3はデジタル制御における従来のキャリア周波数fcの時間変化を示す図、図4は第1の実施形態に係るキャリア周波数fcの時間変化を示す図、図5はキャリア周波数fcの値の個数を変化させた場合に形成される電磁ノイズの説明図である。なお、図3および図4において、キャリア周波数fcの時間変化を4変調周期分表している。
図3に示すように、キャリア周波数fcを周期的に時間変化させることで、所定のキャリア周波数fcのm次高調波の周波数m・fcに発生していたノイズレベルの高いスペクトル成分を、キャリア周波数fcの時間変化の周波数帯域(例えば、図3ではfc1〜fc5)のm次周波数帯域(例えば、m・fc1〜m・fc5)で拡散させて、ノイズのピークレベルを低減させている。
しかし、デジタル制御におけるキャリア周波数fcの時間変化は、図3に示すように、離散的な値しか用いることができないため、キャリア周波数fcの値の個数が少なくなると、ノイズのエネルギは、上記のm次周波数帯域m・fc1〜m・fc5で十分に拡散されず、離散的なキャリア周波数fcの値fc1、fc2、fc3、fc4およびfc5のm次周波数、すなわち、m・fc1、m・fc2、m・fc3、m・fc4およびm・fc5に集中し、ノイズのピークレベルを十分に低減させることができない(図5の破線の山部参照)。これは、上記の周波数帯域fc1〜fc5のm次周波数帯域m・fc1〜m・fc5に発生するノイズレベルの合計、すなわち、ノイズのエネルギの合計は、キャリア周波数fcを時間変化させても、させなくても変化しないためである。
一方、図3に示したキャリア周波数fcの時間変化において、離散的なキャリア周波数fcの値fc1、fc2、fc3、fc4およびfc5以外の周波数は用いられていない。そのため、fc1、fc2、fc3、fc4およびfc5以外の周波数の値のm次周波数に対するノイズレベルは低くなっている(図5の破線の谷部参照)。
つまり、上記ピークレベルが最も低減されるのは、上記エネルギの合計が上記m次周波数帯域m・fc1〜m・fc5内で均一に分布した場合である。すなわち、キャリア周波数fcをfc1〜fc5の周波数帯域で連続的に時間変化させた場合のノイズレベル(図5の平均レベル)が、最も低減可能なピークレベルということになる。これから、キャリア周波数fcの時間変化において、離散的なキャリア周波数fcの値の個数を多くすれば、最も低減可能なピークレベルである平均レベルに近づくことができ、ピークレベルを低減することができる。
そこで、キャリア周波数fcの値の継続時間T(図3参照)を短縮し、キャリア周波数fcの値の個数を多くすることが考えられるが、上記の通り、継続時間Tは、キャリア周波数fcの逆数であるキャリア周期Tc未満とすることができない。また、キャリア周波数fcの時間変化の1周期(以下、1変調周期とする。)を長くし、キャリア周波数fcの値の個数を多くすることも考えられるが、変調周期が長くなると、一般的にビートノイズが発生する。例えば、AMラジオ放送の搬送波とキャリア周波数fcのm次高調波の周波数m・fcの差が緩慢に変化することにより、AMラジオ放送の搬送波とキャリア周波数fcのm次高調波の周波数m・fcの差が、キャリア周波数fcの時間変化に対応した音の変化、つまりビートノイズとして聴こえる。当該ビートノイズは、人の聴覚には気になる音として認識される。
従って、第1の実施形態の電力変換装置では、図4に示すように、1変調周期中において、キャリア周波数を増加させて変化させたときと減少させて変化させた時に、異なる周波数が存在するようにキャリア周波数fcを時間変化させるようにした。
第1の実施形態では、キャリア周波数fcの値として、fc1〜fc10までの10個の異なった値を用いている。そして、キャリア周波数fcの値fc1〜fc10が1変調周期内で1度だけ用いられている。これから、スイッチング素子の開閉によって発生するノイズにおける、キャリア周波数fcのm次高調波の周波数m・fcに対するノイズレベルの高いスペクトル成分を、離散的なキャリア周波数fcの値fc1、fc2、fc3、fc4、fc5、fc6、fc7、fc8、fc9およびfc10のm次周波数、すなわち、m・fc1、m・fc2、m・fc3、m・fc4、m・fc5、m・fc6、m・fc7、m・fc8、m・fc9およびm・fc10に拡散させることができ、ノイズのピークレベルをより低減させることができる(図5の実線の山部参照)。なお、1変調周期で用いられるキャリア周波数fcの逆数の総和は、所定の1変調周期よりも短くなるように選択される。
以上より、第1の実施形態では、キャリア周期を増加及び減少させて変化させた時に、少なくとも異なる周波数が存在するようにキャリア周波数fcを変化させることで、キャリア周波数fcの時間変化の1変調周期を長くすること無く、また継続時間Tを短縮させること無く、1変調周期あたりの周波数の値の個数を多くすることが可能となり、ノイズのピークレベルをより低減することができる。
次に、第2の実施形態の電力変換装置について、第1の実施形態の電力変換装置2の制御装置10と異なる点を中心に図6乃至図7を参照して説明する。なお、第2の実施形態について、第1の実施形態と同様の構成には同じ番号を付し、説明を省略し、第2の実施形態の制御装置が、第1の実施形態の制御装置10と異なる点は、搬送波周波数生成部9で変化させたキャリア周波数fcの時間変化が異なる点である。
図6は、第2の実施形態に係るキャリア周波数fcの時間変化を示す図である。図6では、第1の実施形態と同様に、キャリア周波数fcの値として、最小値fc1から最大値fc10まで10個の異なった値を用いている。第2の実施形態は、第1の実施形態と異なり、キャリア周波数fcの増加時、キャリア周波数fcの値を昇順に並べた配列における奇数番目の周波数値(fc1、fc3、fc5、fc7およびfc9)を用いて、キャリア周波数fcを最小値fc1から順番に増加させている。更に、キャリア周波数fcの減少時、偶数番目の周波数値(fc2、fc4、fc6、fc8およびfc10)を用いて、キャリア周波数fcを最大値fc10から順番に減少させている。このように、キャリア周波数fcを最大値fc10と最小値fc1の間で時間変化させる場合に、急激な変化を抑制することができる。キャリア周波数fcが急激に変化すると、システムによっては制御特性やその他の特性に影響を与える可能性があったが、これにより、キャリア周波数fcの時間変化を全体的に緩やかな変化にすることができ、キャリア周波数fcの時間変化に伴う制御特性をはじめとする他の諸特性、例えば、電流変動(電流リップル)等の影響を抑制することも可能となる。
図7は、図6に示すキャリア周波数fcの時間変化を実現するフローチャートである。図7の紙面に向かって左側の図は、図6のキャリア周波数fcの時間変化を形成する制御処理の流れを示し、図7の紙面に向かって右側の図は、制御処理に用いられる周波数マップを示している。
ここで、周波数マップとは、第2の実施形態におけるキャリア周波数fcの値を昇順に並べた配列である、キャリア周波数fcの時間変化の順番を表す配列番号fc(0)〜fc(9)に対応させて上記の周波数値fc1、fc2、fc3、fc4、fc5、fc6、fc7、fc8、fc9およびfc10を予め格納したデータベースである。そして、図7右図に示すように、配列番号fc(0)〜fc(9)の順に、キャリア周波数fcの増加時に用いる周波数値fc1、fc3、fc5、fc7、fc9、減少時に用いる周波数値fc10、fc8、fc6、fc4、fc2が格納されている。
第2の実施形態のキャリア周波数fcの時間変化を形成する制御処理は、図7左図に示すように、まず、初期のカウンタのカウント値kを0に設定する。これにより、キャリア周波数fcの値として、配列番号fc(0)の周波数値fc1が設定される(ステップS1)。次に、周波数値fc1を用いてPWM演算処理を実行する(ステップS2)。その後、カウント値kを1増加させる(ステップS3)。次に、カウント値kがキャリア周波数fcの値の個数、すなわち、周波数マップの配列の個数n未満か否か判断する(ステップS4)。カウント値kが個数n未満であれば(ステップS4でYes)、キャリア周波数fcの値として、図7右図に示した周波数マップから配列番号fc(k)に対応する周波数値を読み込む(ステップS5)。その後、ステップS2の制御処理に戻り、配列番号fc(k)に対応する周波数値を用いてPWM演算処理を実行する。以下、ステップS2〜ステップS5の制御処理を繰り返し実行する。これにより、キャリア周波数fcの値が配列番号fc(0)に対応する周波数値fc1から配列番号fc(9)に対応する周波数値fc2まで変化する。一方、ステップS4の制御処理において、カウント値kが周波数マップの配列の個数n以上の場合(ステップS4でNo)、ステップS1の制御処理に戻り、カウント値kを0に設定する。これにより、キャリア周波数fcの値として、配列番号fc(0)の周波数値fc1が設定される(ステップS1)。このようにして、キャリア周波数fcの増加時および減少時に、キャリア周期Tc以上で近い値に設定された所定の継続時間Tを超過して同一の値が存在しないように、キャリア周波数fcを変化させていることから、1変調周期あたりのキャリア周波数fcの値の個数を多くすることができる、図6に示したキャリア周波数fcの時間変化を自動的に実現することが可能となる。
次に、第3の実施形態の電力変換装置について、第1および第2の実施形態の電力変換装置と異なる点を中心に図8乃至図10を参照して説明する。なお、第3の実施形態について、第1および第2の実施形態と同様の構成には同じ番号を付す。第3の実施形態の制御装置が、第1の実施形態の制御装置10と異なるのは、搬送波周波数生成部9で変化させたキャリア周波数fcの時間変化が異なることである。そして、第2の実施形態の制御装置と異なる点は、周波数マップを用いない制御処理を実行している点である。
図8は、第3の実施形態に係るキャリア周波数の時間変化を示す図である。図8では、第2の実施形態と同様に、キャリア周波数fcの値として、最小値fcminから最大値fcmaxまで10個の異なった値を用いている。上述のように、第3の実施形態の電力変換装置は、周波数マップを用いていないため、キャリア周波数fcの10個の値は、最小値fcminと最大値fcmaxから算出される。具体的には、所定の周波数差Δfc0、最小値fcminおよび最大値fcmaxを予め設定する。キャリア周波数fcを、fcmin+i×2Δfc0(i:1、2、・・)で算出された値fcaに離散的に増加させる。更に、fca=fcmin+i×2Δfc0>fcmaxとなった後、キャリア周波数fcを、fca−(j+1/2)×2Δfc0(j:0、1、・・)で算出された値に離散的に減少させる。なお、周波数差Δfc0は、キャリア周波数fcの値の個数をn(n:整数)とすると、Δfc0=(fcmax−fcmin)/(n−1)となる。よって、j=0の場合、キャリア周波数fcの値は、最大値fcmaxとなる。その後、fca−(j+1/2)×2Δfc0=fcmax−j×2Δfc0<fcminとなった場合、キャリア周波数fcの値をfcminにする。これにより、図8に示したように、キャリア周波数fcを最大値fcmaxと最小値fcminの間で時間変化させる場合に急激な変化を抑制することができ、第2の実施形態と同様の効果を取得することができる。
図9は、図8に示すキャリア周波数fcの時間変化を実現するフローチャートである。図9に示すように、第3の実施形態では、第2の実施形態と異なり、周波数マップを用いていない。よって、キャリア周波数fcの時間変化を簡単な構成で実現している。第3の実施形態のキャリア周波数fcの時間変化を形成する制御処理は、図9に示すように、キャリア周波数fcの初期値を最小値fcminに設定する(ステップS1)。また、キャリア周波数fcの初期値と次の値との差Δfcを、所定の周波数差Δfc0の2倍の値に設定する(ステップS1)。次に、最小値fcminを用いてPWM演算処理を実行する(ステップS2)。その後、キャリア周波数fcの値にΔfcを加える。上記より、Δfc=2Δfc0であるため、キャリア周波数fcの値はfcmin+2Δfc0となる(ステップS3)。次に、キャリア周波数fcの値がfcmin−Δfc0より大きく、fcmax+Δfc0よりも小さい値か否か判断する(ステップS4)。キャリア周波数fcの値がfcmin−Δfc0より大きく、fcmax+Δfc0よりも小さい値であれば(ステップS4でYes)、ステップS2に戻り、キャリア周波数fcの値fcmin+2Δfc0を用いてPWM演算処理を実行する。
以下、ステップS2〜ステップS4の制御処理を繰り返し実行する。キャリア周波数fcの値がfcmax+Δfc0より大きくなった場合(ステップS4でNo)、キャリア周波数fcの値をfc−(1/2)Δfc=fc−Δfc0に設定する(ステップS5)。ここで、(1/2)Δfc=Δfc0を減ずるのは、Δfc0だけずらすことで、キャリア周波数fcの増加時と減少時で異なる値を用いるためである。次に、キャリア周波数fcの値と次の値との差Δfcの符号を反転する(ステップS6)。これにより、キャリア周波数fcの時間変化が増加から減少に変わる。その後、ステップS2に戻り、このときのキャリア周波数fcの値を用いてPWM演算処理を実行する。以下、ステップS2〜ステップS4の制御処理を繰り返し実行する。これにより、キャリア周波数fcの値は2Δfc0ずつ減少する。その後、キャリア周波数fcの値がfcmin−Δfcより小さくなった場合(ステップS4でNo)、キャリア周波数fcの値をfc−(1/2)Δfc=fc+Δfc0に設定する(ステップS5)。これにより、キャリア周波数fcの値はfcminに戻ることとなる。次に、キャリア周波数fcの値と次の値との差Δfcの符号を反転する(ステップS6)。これにより、キャリア周波数fcの時間変化が減少から増加に変わる。
このような構成を有することで、第2の実施形態と異なり、周波数マップを用いていないため、周波数マップ用の記憶媒体、例えば半導体メモリの容量が不要となり、ハード構成を簡素化することができる。更に、キャリア周波数fcの増加時および減少時、所定の周波数差Δfc0の2倍の周波数毎に離散的に変化させ、増加時から減少時または減少時から増加時に切り替わる時だけ、所定の周波数差Δfc0で変化させているので、その都度簡単な計算でキャリア周波数fcの値を容易に自動的に算出することができる。
図10は、キャリア周波数fcの値の個数の違いによるノイズの実測データを比較する図である。図10では、キャリア周波数fcの値の個数を5個とした場合および個数を10個とした場合のノイズの実測データの比較である。ここで、キャリア周波数fcは三角波状に変化させ、キャリア周波数fcの値の個数が5個の場合は、図3に示したように、キャリア周波数fcの増加時および減少時に同一の値を用いた。一方、キャリア周波数fcの値の個数が10個の場合は、図8に示したように、キャリア周波数fcの増加時および減少時に、キャリア周期Tc以上で近い値に設定された所定の継続時間Tを超過して同一の値が存在しないように、キャリア周波数fcを変化させて、1変調周期あたりのキャリア周波数fcの値の個数を多くしている。よって、図10に示すように、キャリア周波数fcの値の個数が少ない場合のノイズのピークレベルより、キャリア周波数fcの値の個数が多い場合のノイズのピークレベルの方が低減されている。
なお、以上に述べた実施形態は、本発明の実施の一例であり、本発明の範囲はこれらに限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載した範囲内で、他の様々な実施形態に適用可能である。例えば、第1乃至第3の実施形態では、直流電源の出力をPWM変調することにより正弦波状の交流電力をモータ3に供給するPWMインバータ2を備えるインバータシステム1を例に説明したが、これに限定されるものではなく、スイッチングにより電力の形態を変換させる他のシステムに適用しても、同様の効果が得られる。例えば、Hブリッジ構成にてモータを駆動する構成や、図11に示されるような、指令値入力11からの信号に基づいて、キャリア周波数が可変された搬送波信号を出力するCPU12と、単体スイッチ15の開閉を制御するスイッチング信号を単体スイッチ15に出力するドライブ回路13と、単体スイッチ15の開閉動作にて、電圧源+Vから電圧を印加される負荷14とからなる構成にも適用できる。
また、第2の実施形態では、キャリア周波数fcの増加時、キャリア周波数fcの値を昇順に並べた配列における奇数番目の周波数値(fc1、fc3、fc5、fc7およびfc9)を用いて、キャリア周波数fcを最小値fc1から順番に増加させ、キャリア周波数fcの減少時、偶数番目の周波数値(fc2、fc4、fc6、fc8およびfc10)を用いて、キャリア周波数fcを最大値fc10から順番に減少させているが、これに限定されるものではなく、キャリア周波数fcの増加時、偶数番目の周波数値を用い、キャリア周波数fcの減少時、奇数番目の周波数値を用いても良い。
また、第2の実施形態では、周波数マップの周波数値fc1、fc2、fc3、fc4、fc5、fc6、fc7、fc8、fc9およびfc10の各関係を示していないが、各周波数値の差を等しくしても良い。
また、第3の実施形態では、所定の周波数差Δfc0=(fcmax−fcmin)/(n−1)としているが、これに限定されるものではなく、任意の値に設定しても良い。
本発明の第1の実施形態となるインバータシステムの構成を示す図 図1に示すインバータシステムの制御ブロック図 デジタル制御における従来のキャリア周波数の時間変化を示す図 第1の実施形態に係るキャリア周波数の時間変化を示す図 キャリア周波数の値の個数を変化させた場合に形成される電磁ノイズの説明図 第2の実施形態に係るキャリア周波数の時間変化を示す図 図6に示すキャリア周波数の時間変化を実現するフローチャート 第3の実施形態に係るキャリア周波数の時間変化を示す図 図8に示すキャリア周波数の時間変化を実現するフローチャート キャリア周波数の値の個数の違いによるノイズの実測データを比較する図 単体スイッチによる負荷駆動の構成を示す図
符号の説明
1:インバータシステム
2:PWMインバータ
21:速度制御器
22:電流制御器
23:インバータ回路
3:三相ブラシレス直流モータ(モータ)
4:電流検出部
4a〜4c:電流センサ
5:電流指令生成部
6a〜6c:PID制御部
7:搬送波信号生成部
8a〜8c:比較器
9:搬送波周波数生成部
10:制御装置
B:電源
C:コンデンサ

Claims (12)

  1. 指令値を出力する指令値出力部と、
    搬送波を生成する搬送波生成部と、
    前記搬送波の周波数を離散的かつ周期的に増加及び減少させて変化させる周波数変化部と、
    前記指令値と前記搬送波とを比較し、当該比較結果に応じた制御信号を生成する制御信号生成部と、
    前記制御信号に基づいた出力値を出力する出力部と、を傭える電力変換装置であって、
    前記周波数変化部は、前記搬送波の周波数を増加させて変化させるときと周波数を減少させて変化させるときとを周期的に時間変化させ、その1変調周期において、増加時の周波数と減少時の周波数とが異なるように前記周波数を変化させることを特徴とする電力変換装置。
  2. 講求項1記載の電力変換装置であって、
    前記周波数変化部は、
    前記搬送波の周波数を増加させて変化させるときに、前記搬送波の周波数の値を昇順に並べた配列における奇数番目の前記搬送波の周波数の値になるように変化させ、
    前記搬送波の周波数を減少させて変化させるときに、前記配列における偶数番目の前記搬送波の周波数となるように変化させる電力変換装置。
  3. 請求項1記載の電力変換装置であって、
    前記周波数変化部は、
    前記搬送波の周波数を増加させて変化させるときに、前記搬送波の周波数の値を昇順に並べた配列における偶数番目の前記搬送波の周波数の値になるように変化させ、
    前記搬送波の周波数を減少させて変化させるときに、前記配列における奇数番目の前記搬送波の周波数となるように変化させる電力変換装置。
  4. 請求項2または請求項3記載の電力変換装置であって、
    前記周波数変化部は、前記搬送波の周波数を変化させるときに、順番に変化させる電力変換装置。
  5. 請求項4記載の電力変換装置であって、
    前記配列に含まれる全ての前記搬送波の周波数の値は、隣接する前記搬送波の周波数の差が等しい電力変換装置。
  6. 請求項1記載の電力変換装置であって、
    前記周波数変化部は、
    前記搬送波の周波数の最小値をfcminと、最大値をfcmaxと、所定の周波数差を△fc0と、任意の整数をi(i=1、2、・・)、j(j=1、2、・・)とした場合、
    前記搬送波の周波数の増加時、fcmin+i×2△fc0で算出された値fcaに離散的に増加させた後、
    前記値fcaが最大値fcmaxを超過した場合、前記搬送波の周波数の値を最大値fcmaxにした後、fcmax−j×2△fc0で算出された値に離散的に減少させる電力変換装置。
  7. 指令値を出力するステップと、
    搬送波を生成するステップと、
    搬送波の周波数を周期的に増加及び減少させて変化させるステップと、
    指令値と搬送波とを比較し、当該比較結果に応じた制御信号を生成するステップと、
    制御信号に基づいて、所定出力値を出力するステップと、を備える電力変換方法であって、
    搬送波の周波数を増加させて変化させるときと周波数を減少させて変化させるときとを周期的に時間変化させ、その1変調周期において、増加時の周波数と減少時の周波数とが異なるように搬送波の周波数を変化させることを特徴とする電力変換方法。
  8. 請求項7記載の電力変換方法であって、
    前記搬送波の周波数を増加させて変化させるときに、前記搬送波の周波数の値を昇順に並べた配列における奇数番目の前記搬送波の周波数の値になるように変化させるステップと、
    前記搬送波の周波数を減少させて変化させるときに、前記配列における偶数番目の前記搬送波の周波数となるように変化させるステップと、を有する電力変換方法。
  9. 請求項7記載の電力変換方法であって、
    前記搬送波の周波数を増加させて変化させるときに、前記搬送波の周波数の値を昇順に並べた配列における偶数番目の前記搬送波の周波数の値になるように変化させるステップと、
    前記搬送波の周波数を減少させて変化させるときに、前記配列における奇数番目の前記搬送波の周波数となるように変化させるステップと、を有する電力変換方法。
  10. 請求項8または請求項9記載の電力変換方法であって、
    増加又は減少させて前記搬送波の周波数を変化させるときに、順番に変化させる電力変換方法。
  11. 請求項10記載の電力変換装置であって、
    前記配列に含まれる全ての前記搬送波の周波数の値は、隣接する前記搬送波の周波数の差が等しい電力変換方法。
  12. 請求項7記載の電力変換方法であって、
    前記搬送波の周波数の最小値をfcminと、最大値をfcmaxと、所定の周波数差を△fc0と、任意の整数をi(i=1、2、・・)、j(j=1、2、・・)とした場合、
    前記搬送波の周波数の増加時、fcmin+i×2△fc0で算出された値fcaに離散的に増加させた後、
    前記値fcaが最大値fcmaxを超過した場合、前記搬送波の周波数の値を最大値fcmaxにした後、fcmax−j×2△fc0で算出された値に離散的に減少させる電力変換方法。
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