JP7149770B2 - 電力変換装置及び、これを用いたインバータ装置 - Google Patents

電力変換装置及び、これを用いたインバータ装置 Download PDF

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本発明は交流電圧を直流電圧に変換する電力変換装置及び、これを用いたインバータ装置に関する。
三相交流電源を受電しモータ等の負荷へ電力変換を行うインバータ装置では、電源の三相交流電圧を整流回路により一旦直流電圧へ変換した後、インバータにより負荷(例えば、交流モータ)が必要とする交流電圧を生成することが一般的である。
このインバータ装置において、整流回路が生成する直流電圧は電源の三相交流電圧の振幅によって決まる。したがって、インバータ装置を構成する半導体部品や受動部品の耐圧はこの電圧に基づいて決定される。
ところで、電源の三相交流電圧は国や地域で異なり、例えば日本では三相200V、中国では三相380Vである。したがって、複数の国や地域にインバータ装置を導入する場合、各部品の耐圧が異なるため、同電力容量でも別設計のインバータ装置が必要になる。このため、必要な部品点数が増加し、部品管理費等のコストが増大する課題がある。
この課題に対する解決策として、三相倍電圧整流を行う電力変換装置の利用が考えられる。倍電圧整流を行う電力変換装置によって、例えば三相200V受電の場合、インバータの直流電圧を三相400V受電相当に昇圧することができる。したがって、異なる三相交流電圧に対してインバータ装置を共通化でき、装置全体の低コストが期待できる。
このような電力変換装置としては、特許文献1に記載の回路方式が提案されている。この電力変換装置では、ダイオードブリッジ(整流回路)と並列に3組の双方向スイッチ回路の一方を接続し、もう一方をインバータ直流部の2直列されたリンクコンデンサ(平滑コンデンサ)の中点に接続している。この双方向スイッチ回路を三相交流電圧に基づいてスイッチングすることにより、直流電圧の倍電圧化が可能になる。
特開2013-247789号公報
特許文献1に記載された装置では、双方向スイッチ回路が必要となる。そのため、多数のスイッチング素子が必要となる。また、双方向スイッチ回路を構成するスイッチング素子の駆動にはドライバを必要とするため、スイッチング素子が増えると、ドライバも増えることになり、装置全体の構成が複雑になる。また、一般に、スイッチング素子は高価であり、スイッチング素子を多く使用すると装置全体のコストが高くなる。
この発明は上述した事情を鑑みてなされたものであり,スイッチング素子の数を少なくし三相交流電圧から倍電圧の直流電圧を供給できる電力変換装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一例を挙げると、三相交流電源の交流電圧を直流電圧に整流する第1整流回路と、該第1整流回路の直流出力側と負荷側との間に接続された第1リンクコンデンサおよび第2リンクコンデンサと、前記第1整流回路と並列に前記三相交流電源に接続された第2整流回路と、前記第2整流回路の直流出力側に第1スイッチング素子と第2スイッチング素子を直列接続したハーフブリッジと、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子の中点と前記第1リンクコンデンサと前記第2リンクコンデンサの中点とを接続し、さらに前記三相交流電源の三相交流電圧を検出する交流電圧センサと、該交流電圧センサの検出値に基づき前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のスイッチング制御を行う制御回路とを備えている電力変換装置であって、前記交流電圧センサは前記三相交流電圧の線間電圧を検出し、前記制御回路は該線間電圧に基づいて前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子を制御する電力変換装置である
本発明によれば、少ないスイッチング素子により三相交流電圧を倍電圧化する電力変換装置を提供することができる。
本発明の実施例1における電力変換装置の回路構成を示す図である。 実施例1における制御部の構成を示す図である。 実施例1における制御フローチャートを示す図である。 実施例1における電力変換装置の各電圧・電流波形例を示す図である。 実施例1における電力変換装置の一部が故障した場合の回路構成の一例を示す図である。 図5における電力変換装置の各電圧・電流波形例を示す図である。 本発明の実施例2における電力変換装置の回路構成を示す図である。 実施例2における直流電圧制御部の構成を示す図である。 実施例2における直流電圧指令値の回転数特性の一例を示す図である。 実施例2における制御フローチャートを示す図である。 実施例2における電力変換装置の各電圧・電流波形例を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例1における電力変換装置100の回路構成を示す。電力変換装置100は、交流電圧を直流電圧に整流する第1の整流回路である第1ダイオードブリッジ101aと、第1リンクコンデンサ102aと、第2リンクコンデンサ102bと、第2の整流回路である第2ダイオードブリッジ101bと、ハーフブリッジ103と、三相交流電源110の交流電圧を検出する交流電圧センサ105と、交流電圧センサ105の出力を取り込みハーフブリッジ103のスイッチング素子を制御する制御回路104とを備える。ハーフブリッジ103は、第1スイッチング素子103aと第2スイッチング素子103bとを直列接続した構成である。
電力変換装置100は三相交流電源110から電力を受け、第1リンクコンデンサ102aと第2リンクコンデンサ102bの両端部(直流リンク部111)に直流電力を供給するものである。
第1ダイオードブリッジ101aと第2ダイオードブリッジ101bは、入力側が三相交流電源110に接続される。第1ダイオードブリッジ101aの出力側は電力変換装置100の直流リンク部111に接続され、直流リンク部111に接続される第1リンクコンデンサ102aと第2リンクコンデンサ102bが並列に接続される。第2ダイオードブリッジ101bの出力側は、ハーフブリッジ103が接続される。ハーフブリッジ103の中点(すなわち、第1スイッチング素子103aと第2スイッチング素子103bの中点)と、第1リンクコンデンサ102aと第2リンクコンデンサ102bの中点とは導線により接続される。
この構成により,ハーフブリッジ103における第1スイッチング素子103aと第2スイッチング素子103bのスイッチング制御によって、第1リンクコンデンサ102aと第2リンクコンデンサ102bへの充電を制御することができる。この制御は、制御回路104が行う。直流リンク部111の後段には、インバータなど他の電力変換装置や負荷が接続される。
制御回路104は、信号線106を介して入力される交流電圧センサ105が検出した三相交流電源110の各相電圧情報に基づき、ハーフブリッジ103(第1スイッチング素子103aと第2スイッチング素子103b)を駆動するゲート信号を生成し、信号線107を介してハーフブリッジ103へ送信する。
なお、図1では整流回路としてダイオードブリッジを採用したが、整流回路はこれに限るものではない。すなわち、三相交流電圧を直流電圧に整流する整流回路であれば採用できる。また、スイッチング素子は、ゲート信号により導通(オン)、非導通(オフ)を制御可能な半導体素子であれば良い。例えば、スイッチング素子としては、パワートランジスタ(MOSFET、IGBT、等)、サイリスタなどの半導体を使用できる。また、信号線106および信号線107は有線や無線などあらゆる通信手段を用いて良い。さらに、図1の実施例では、各相電圧を検出する交流電圧センサ105を使用しているが、これに限らず線間電圧を検出しても良い。
次に、図1の実施例における制御回路104の具体的な構成を図2により説明する。
三相交流電源110の各相をU相、V相、W相とする。図1の交流電圧センサ105は、三相交流電源110のU相電圧201u、V相電圧201v、W相電圧201wを検出する。これらの検出値は、図2の線間電圧演算器202に入力される。線間電圧演算器202では、各相電圧の情報から、UV相の線間電圧203uv、VW相の線間電圧203vw、WU相の線間電圧203wuを生成する。生成された各線間電圧の情報は、線間電圧比較器204に入力される。線間電圧比較器204は、各線間電圧の絶対値を比較し、その時刻で線間電圧が最大となる相を選定する。ここで、線間電圧比較器204は、線間電圧が最大となる相が他相へ遷移したとき、相遷移信号205をゲート信号生成器206へ出力する。ゲート信号生成器206は、線間電圧の絶対値が最大となる相が他の相に遷移したことを示す相遷移信号205に基づいて、各スイッチング素子(第1スイッチング素子103a、第2スイッチング素子103b)のゲート信号207を生成し、出力する。
第1リンクコンデンサ102aおよび第2リンクコンデンサ102bの充電は、線間電圧が各リンクコンデンサの電圧以上となる期間に行われる。定常状態においては、充電は各線間電圧の絶対値が最大をとる近傍の期間に生じる。したがって、各線間電圧は1電気角周期で2回絶対値が最大(正の最大と負の最大)となるため、全部で6通りの充電モードがある。本実施例では、この6通りのモードに対応して、制御回路104がハーフブリッジ103を構成する各スイッチング素子を制御する。この制御の詳細は後述する。
このような制御により、第1リンクコンデンサ102aと第2リンクコンデンサ102bへの充電を、線間電圧が最大となる相が遷移するときに切り替えながら行っている。そのため、各リンクコンデンサを交互に充電できる。その結果、2個のリンクコンデンサの両端部(直流リンク部111)には合計電圧となる直流電圧を得ることができる。また、制御回路104の制御において、ハーフブリッジ103の各スイッチング素子を共に非導通(オフ)に制御した場合は、第1ダイオードブリッジ101aによる全波整流電圧が得られる。そのため、図1の実施例では、全波整流電圧と、その2倍の直流電圧の2段階の電圧を供給することができる。
なお、図2の例では相電圧から線間電圧を求めているが、これに限らず、交流電圧センサ105が直接線間電圧を検出し、その検出結果を制御回路104の線間電圧比較器204に入力しても良い。また、線間電圧を比較することでゲート信号207を生成しているが、相電圧を比較することでゲート信号207を生成しても良い。
次に、図3のフローチャート図により、図1の実施例における処理手順を説明する。図3のフローチャートに基づく動作は以下の通りである。
ステップ301では、電力変換装置100を制御する制御回路104において設定した演算周期に基づき演算を開始する。
この処理開始により、ステップ302では、前回演算周期でのハーフブリッジ103の各スイッチング素子のスイッチング状態(すなわち、オン、オフ状態)を呼び出す。次に、ステップ303に進み、相遷移信号205が入力されたか判定する。
ステップ303で相遷移信号205が入力された場合(YES)であれば、ステップ304に進む。ステップ304では、2つのスイッチング素子のスイッチング状態を遷移する。すなわち、ハーフブリッジ103の第1スイッチング素子103aと第2スイッチング素子103bのオン・オフ状態を交代させる。
ステップ303で相遷移信号205が入力されていない場合(NO)であれば、ステップ306に進む。ステップ306では、ステップ302で呼び出したスイッチング状態を維持する。
このようにして、ステップ305までの手順で一連の処理を終了する(ステップ306)。この一連の処理は、予め定めた演算周期ごとに実施される。
次に、図4と図1を用いて、図1の実施例における制御回路により実行される各スイッチング素子の各モードにおける動作と、電流経路を詳細に説明する。
図4は、実施例1における各電圧・電流波形を示している。図4に示す波形は、三相交流電源110のUV相の線間電圧401uv、VW相の線間電圧401vw、WU相の線間電圧401wu、ハーフブリッジ103の第1スイッチング素子103aのゲート電圧402a、第2スイッチング素子103bのゲート電圧402b、第1リンクコンデンサ電圧403a、第2リンクコンデンサ電圧403b、直流電圧404、U相電流405である。図4の上部のM1からM6は、それぞれ第1モードから第6モードを示す。
まず、第1モード(M1)は、3つの線間電圧(UV相の線間電圧401uv、VW相の線間電圧401vw、WU相の線間電圧401wu)のうち、UV相の線間電圧401uvの絶対値が最大(正の最大)となる期間である。第1モードにおいて、制御回路104は、第1スイッチング素子103aをオン(導通)し、第2スイッチング素子103bはオフ(非導通)に制御する。その結果、この第1モード(M1)の期間において、電流は、U相から第2ダイオードブリッジ101b、第1スイッチング素子103aを通り、第2リンクコンデンサ102bへ流れ、第1ダイオードブリッジ101aを通りV相から三相交流電源110に流れる。したがって、この第1モード期間中は、第2リンクコンデンサ102bが充電され、第2リンクコンデンサ電圧403bが増加する。
第2モード(M2)は、WU相の線間電圧401wuの絶対値が最大(負の最大)となる期間である。第1モードから第2モードへ遷移するとき、制御回路104は、ハーフブリッジ103の第1スイッチング素子103aをオフとし、第2スイッチング素子103bをオンに制御する。その結果、第2モード(M2)の期間において、電流は、U相から第1ダイオードブリッジ101aを通り、第1リンクコンデンサ102aへ流れ、第2スイッチング素子103b、第2ダイオードブリッジ101bを通り、W相から三相交流電源110に流れる。したがって、第2モードの期間中は第1リンクコンデンサ102aが充電され、第1リンクコンデンサ電圧403aが増加する。
第3モード(M3)は、VW相の線間電圧401vwの絶対値が最大(正の最大)となる期間である。第2モードから第3モードへ遷移するとき、制御回路104は、ハーフブリッジ103の第1スイッチング素子103aをオン、第2スイッチング素子103bをオフに制御する。その結果、第3モード(M3)の期間において、電流は、V相から第2ダイオードブリッジ101b、ハーフブリッジ103の第1スイッチング素子103aを通り、第2リンクコンデンサ102bへ流れ、第1ダイオードブリッジ101aを通り、W相から三相交流電源110に流れる。したがって、第3モードの期間中は、第2リンクコンデンサ102bが充電され、第2リンクコンデンサ電圧403bが増加する。
第4モード(M4)は、UV相の線間電圧401uvの絶対値が最大(負の最大)となる期間である。第3モードから第4モードへ遷移するとき、制御回路104は、ハーフブリッジ103の第1スイッチング素子103aをオフ、第2スイッチング素子103bをオンに制御する。その結果、第4モード(M4)の期間において、電流は、V相から第1ダイオードブリッジ101aを通り、第1リンクコンデンサ102aへ流れ、第2スイッチング素子103b、第2ダイオードブリッジ101bを通り、U相から三相交流電源110へ流れる。したがって、第4モードの期間中は、第1リンクコンデンサ102aが充電され、第1リンクコンデンサ電圧403aが増加する。
第5モード(M5)は、WU相の線間電圧401wuの絶対値が最大(正の最大)となる期間である。第4モードから第5モードへ遷移するとき、制御回路104は、ハーフブリッジ103の第1スイッチング素子103aをオン、第2スイッチング素子103bをオフに制御する。その結果、第5モード(M5)の期間において、電流は、W相から第2ダイオードブリッジ101b、第1スイッチング素子103aを通り、第2リンクコンデンサ102bへ流れ、第1ダイオードブリッジ101aを通り、U相から三相交流電源110に流れる。したがって、第5モードの期間中は、第2リンクコンデンサ102bが充電され、第2リンクコンデンサ電圧403bが増加する。
第6モード(M6)は、VW相の線間電圧401vwの絶対値が最大(負の最大)となる期間である。第5モードから第6モードへ遷移するとき、制御回路104は、ハーフブリッジ103の第1スイッチング素子103aをオフ、第2スイッチング素子103bをオンに制御する。その結果、第6モード(M6)の期間において、電流は、W相から第1ダイオードブリッジ101aを通り、第1リンクコンデンサ102aへ流れ、第2スイッチング素子103b、第2ダイオードブリッジ101bを通り、V相から三相交流電源110へ流れる。したがって、第6モードの期間中は、第1リンクコンデンサ102aが充電され、第1リンクコンデンサ電圧403aが増加する。
第6モードの次は再び第1モードに戻る。制御回路104は、第1から第6の各モードに対応して、各スイッチング素子のオン、オフ制御を繰り返し行う。
以上の動作により、リンクコンデンサを充電する線間電圧の切替わりとハーフブリッジ103のスイッチング状態とを同期することにより、直列接続された第1リンクコンデンサ102aと第2リンクコンデンサ102bへ交互に充電することができる。したがって,2つのコンデンサの合計電圧から成る直流電圧404を従来の全波整流電圧から2倍化することができる。
この一連の動作において、U相電流405は一般的なダイオード整流時の電流と同等の波形であり、電力変換装置100によって電源に高調波を発生させることはない。さらに、ハーフブリッジ103を構成する第1スイッチング素子103aと第2スイッチング素子103bには単方向にしか電流が流れない。したがって、双方向スイッチ回路を削除できる。
この実施例では、ダイオードブリッジと、2個のスイッチング素子とを追加するだけで、直流倍電圧を得ることができるので、装置構成が簡単となる。また、スイッチング素子などの構成部品が少ないので、低コスト化が実現できる。
なお,上記実施例ではハーフブリッジ103のスイッチング状態を線間電圧の絶対値の大小関係のみで決定していたが、ターンオフのタイミングをスイッチング素子に流れる電流に基づいて決めても良い。2つのリンクコンデンサへの充電はコンデンサ電圧が線間電圧とほぼ等しくなると終了し、スイッチング素子に電流が流れなくなる。これを検出し、スイッチング素子をオフすることで、ゼロ電流スイッチングが可能となり損失を低減できる。
(整流回路の一部のダイオードが故障した場合の運転)
上記実施例1(図1、図2)においては、ダイオードブリッジの一部のダイオードがオープンとなる故障をした場合でも、動作を継続することができる。次に、図5と図6とを用いてこの動作を説明する。
図5は、図1の実施例において、第1ダイオードブリッジ101aのU相に接続されるダイオード1001がオープン故障した状態を示す。そして、図6は、図5の場合における動作波形を示している。
図5の故障の場合、第1ダイオードブリッジ101aが備えるダイオード1001がオープン故障しているため、第1モード~第6モードのうち第2モードで第1リンクコンデンサ102aの充電が行われない。ダイオード1001はU相と接続されており、第2モードではU相からダイオード1001を通って第1リンクコンデンサ102aに電流が流れるモードであるため、U相電流405が流れない。しかし、同様にU相から電流が流れる第1モードにおいてはU相電流405が流れる。第1モードでは、U相から第2ダイオードブリッジ101bとハーフブリッジ103を通って、第2リンクコンデンサ102bに電流が流れるモードである。したがって、ダイオード1001を通らずに第2リンクコンデンサ102bを充電できる。なお、第1ダイオードブリッジの他のダイオードが故障した場合でも同様に運転を継続することができる。
このように、図1の実施例では、ダイオードブリッジの内の1個のダイオードがオープン故障した場合であっても、リンクコンデンサに電流が流れる経路が形成されるので、直流電圧を供給することが可能となる。
次に、図7~図11を用いて、実施例2における電力変換装置の構成を説明する。なお、以下の説明において、実施例1の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。上述した実施例1では、全波整流電圧と、その2倍の直流電圧を供給可能な電力変換装置を示したが、実施例2の電力変換装置は、全波整流電圧からその倍電圧までの任意の直流電圧を供給可能なように改良した電力変換装置である。
図7は、実施例2における電力変換装置100の回路構成である。図7では、図1の電力変換装置100の構成に加えて、直流電圧を検出する直流電圧センサ501を備えている。この検出した直流電圧情報は信号線502を介して制御回路104に入力される。制御回路104では、目的とする直流電圧指令と検出した直流電圧との差が無くなるように、ハーフブリッジ103の備える各スイッチング素子の導通期間(デューティ比)を制御することで、直流電圧を全波整流電圧からその倍の電圧までの任意の直流電圧を供給する制御を可能とする。つまり、上記した三相交流の電圧波形から決まる第1から第6の各モードにおいて、各モードで導通する期間を、検出した直流電圧と目的とする直流電圧指令との差がなくなるように制御することにより、目的とする直流電圧を得ることができる。
図8は、図7の制御回路104の具体的な構成を示す。図8において、ハーフブリッジ103、各相電圧201u~201w、線間電圧演算器202、各線間電圧203uv~203wu、線間電圧比較器204、相遷移信号205、ゲート信号生成器206、およびゲート信号207は、実施例1(図2)で説明したものと同様である。
図8において、制御回路104に入力された直流電圧指令601と、直流電圧センサ501で検出した直流電圧602との直流電圧差分603をデューティ比演算器604に入力する。デューティ比演算器604は、ハーフブリッジ103が備える各スイッチング素子のオン状態の継続期間を決定するためのデューティ比指令値605を演算する。この指令値はゲート信号生成器206に入力される。ゲート信号生成器206は,相遷移信号205によって各スイッチング素子のターンオン時刻を決定し、デューティ比指令値605に基づき各スイッチング素子のターンオフ時刻を決定する。これにより、各リンクコンデンサの充電電流を制御することができ、直流電圧を目的値に制御することができる。
図9は、電力変換装置の直流電圧を供給する各リンクコンデンサの後段に、三相PWMインバータが接続され、負荷としてモータが接続されたインバータ装置を想定した直流電圧指令値701の決定方法の一例を示したグラフである。
図9では、横軸にモータ回転数(以下、回転数と呼称)、縦軸に直流電圧をとっている。回転数が第一所定値702以下となる領域では、直流電圧指令値701を全波整流電圧703とする。すなわち、ハーフブリッジ103の各スイッチング素子をオフ(非導通)にする。この領域では,モータの誘起電圧が高回転な領域と比較して低くなるため、必要なインバータの出力電圧も低くなる。したがって、ハーフブリッジ103のスイッチングを停止し、電力変換装置の出力側の直流電圧を全波整流電圧703にしても必要な電圧を出力できる。これにより、ハーフブリッジ103のスイッチング損失や電流経路上の半導体素子(スイッチング素子とダイオード)数の低減による導通損失の低減が期待でき電力変換装置100を高効率化できる。
次に、回転数が第一所定値702よりも大きく、第二所定値704以下となる領域では、直流電圧指令値701を回転数に応じて変化させる。回転数が高くなると、それに応じて誘起電圧も高くなる。したがって、インバータの出力電圧を高くする必要がある。この出力電圧は、直流電圧と変調率で上限が決まり、それ以上の電圧が必要になる場合、一般的に弱め界磁制御によって回転数を増加させる。弱め界磁制御では、モータへ無効電流を注入することによって誘起電圧を打ち消し、低い直流電圧で高回転を実現できる。しかし、無効電流が流れることで導通損失が増加するため、効率が低下する。そこで、上述のように回転数の増加に従って電力変換装置100の直流電圧指令値701を高くすることで、弱め界磁制御せずに回転数を増加でき、電力変換装置100を高効率化できる。
回転数が第二所定値704よりも大きくなる領域では、直流電圧指令値701を倍電圧値705とする。この領域では、ハーフブリッジ103のデューティ比を0.5に固定し、直流電圧を倍電圧値705に固定する。
以上の動作により、広い回転数領域で電力変換装置100を高効率に駆動することができる。また、回転数が第二所定値704以下の領域では、モータに印加されるパルス電圧の振幅を小さくできるため、モータの劣化を抑制できる。
なお,図9では第一所定値702から第二所定値704までの領域で直流電圧指令値701を回転数と比例して変化させているが、これに限らず他の変化の仕方としても良い。また、図9では直流電圧指令値701を回転数に応じて決定しているが、負荷に応じて決定しても良い。
図10は、実施例2(図7)における制御フローチャートを示す図である。図10に基づく動作は以下の通りである。
ステップ801~ステップ804の処理動作は、上記した図3のステップ301~ステップ304と同様の処理であるので、説明は省略する。
ステップ803で遷移信号が入力されていない場合(NOの場合)は、ステップ805に進む。このステップ805では、ハーフブリッジ103においてオンとするスイッチング素子があるか否かを判定する。
ステップ805でオンとするスイッチング素子がない場合(NOの場合)、ステップ807に進み、ステップ807では、ステップ802で呼び出したスイッチング状態を維持する。
ステップ805でオンとするスイッチング素子がある場合(YESの場合)、ステップ806に進む。ステップ806では、現在のスイッチング状態に遷移してからのオン時間がデューティ比指令値605により定められるオン時間未満であるか否かを判定する。YESの場合、ステップ808に進む。ステップ808では、スイッチング素子をすべてオフに制御する。
ステップ806でオンとするスイッチング素子がない場合(NOの場合)、ステップ807に遷移する。
ステップ806でYESであれば、ハーフブリッジ103の2つのスイッチング素子をオフにする(ステップ808)。
ステップ808までの手順で一連の処理を終了する(ステップ809)。
次に、図11を用いて、図7の実施例における電力変換装置100の動作を詳細に説明する。図11は、実施例2における各電圧・電流波形を示している。図11の波形において、第1モード(M1)~第6モード(M6)における各リンクコンデンサに流れる電流経路は実施例1(図1)の場合と同様である。そのため、図11における各モードの動作説明は図4の場合と同じなので省略する。
実施例2(図7)では、制御回路104は、ハーフブリッジ103の第1スイッチング素子103aのゲート電圧402aと第2スイッチング素子103bのゲート電圧402bがオンとなる期間(デューティ比)を図3で示したものと比較し、例えば小さくなるように制御する。具体的には、制御回路104は、直流電圧センサ501の出力が目標とする直流電圧指令と一致するように、第1スイッチング素子103aと第2スイッチング素子103bのオン期間(デューティ比)を制御する。
このような制御によって、各リンクコンデンサに流れる充電電流を操作することで直流電圧を目標値に制御している。例えば、図11のU相電流405を見ると,図3の場合に比べて、スイッチングによって各モードの電流導通期間が短くなっていることが分かる。実施例2の場合、直流電圧は、デューティ比0で全波整流電圧、デューティ比0.5で全波整流電圧の2倍電圧とすることができる。
なお、図11の波形では,第1スイッチング素子103aのゲート電圧402aと第2スイッチング素子103bのゲート電圧402bを等しく与えているが、これに限らず各々別個にゲート電圧を与えても良い。例えば、第1リンクコンデンサ102aと第2リンクコンデンサ102bのコンデンサ容量は、個体差や劣化によって必ずしも等しくないため、各リンクコンデンサへの充電電流を各々制御し別個にゲート電圧を与える方法が考えられる。これによりリンクコンデンサの容量のばらつきがあっても安定した動作を実現することができる。
(電力変換装置を一体型インバータ装置に実装)
本発明の実施例である電力変換装置100は、機電一体型インバータ装置に搭載することができる。機電一体型インバータ装置とは、図1に示した直流リンク部の後段に三相インバータが接続され、さらに三相インバータの出力にモータが接続されており、これらの筐体が一体化したものである。機電一体型インバータ装置に上述した電力変換装置100を適用することによって、異なる電源電圧仕様に対して、インバータだけでなくモータの仕様も共通化することができるので、装置全体の低コスト化が期待できる。
110…三相交流電源
101a…第1ダイオードブリッジ
101b…第2ダイオードブリッジ
102a…第1リンクコンデンサ
102b…第2リンクコンデンサ
103…ハーフブリッジ
103a…第1スイッチング素子
103b…第2スイッチング素子
104…制御回路
105…交流電圧センサ

Claims (8)

  1. 三相交流電源の交流電圧を直流電圧に整流する第1整流回路と、該第1整流回路の直流出力側と負荷側との間に接続された第1リンクコンデンサおよび第2リンクコンデンサと、前記第1整流回路と並列に前記三相交流電源に接続された第2整流回路と、前記第2整流回路の直流出力側に第1スイッチング素子と第2スイッチング素子を直列接続したハーフブリッジと前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子の中点と前記第1リンクコンデンサと前記第2リンクコンデンサの中点とを接続し、さらに前記三相交流電源の三相交流電圧を検出する交流電圧センサと、該交流電圧センサの検出値に基づき前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のスイッチング制御を行う制御回路とを備えている電力変換装置であって、前記交流電圧センサは前記三相交流電圧の線間電圧を検出し、前記制御回路は該線間電圧に基づいて前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子を制御する電力変換装置。
  2. 請求項1に記載に記載された電力変換装置において、前記制御回路は、前記線間電圧に基づいて前記三相交流電源のいずれかの相の電圧の絶対値が最大となる期間に、その相を導通させるように前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子を制御する電力変換装置。
  3. 請求項1記載された電力変換装置において、前記第1整流回路と前記第2整流回路をダイオードブリッジにより構成した電力変換装置。
  4. 請求項3に記載された電力変換装置において、前記ダイオードブリッジを構成するダイオードのいずれか1個が故障した場合に、故障したダイオードが接続される前記三相交流電源の相から継続して前記第1リンクコンデンサと前記第2リンクコンデンサのうちいずれかを充電する電力変換装置。
  5. 三相交流電源を直流電圧に変換する電力変換装置と、該直流電圧を交流電圧に変換して負荷に供給するインバータとを備えたインバータ装置において、該電力変換装置として請求項1に記載の電力変換装置を採用したインバータ装置。
  6. 請求項5に記載されたインバータ装置において、前記負荷がモータであり、前記電力変換装置と、前記インバータと、前記モータとを一つの筐体内に実装したインバータ装置。
  7. 三相交流電源の交流電圧を直流電圧に整流する第1整流回路と、該第1整流回路の直流出力側と負荷側との間に接続された第1リンクコンデンサおよび第2リンクコンデンサと、前記第1整流回路と並列に前記三相交流電源に接続された第2整流回路と、前記第2整流回路の直流出力側に第1スイッチング素子と第2スイッチング素子を直列接続したハーフブリッジと前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子の中点と前記第1リンクコンデンサと前記第2リンクコンデンサの中点とを接続し、さらに前記三相交流電源の三相交流電圧を検出する交流電圧センサと、該交流電圧センサの検出値に基づき前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のスイッチング制御を行う制御回路とを備えており、前記第1リンクコンデンサと前記第2リンクコンデンサの両端の直流電圧を検出する直流電圧検出センサを設け、前記制御回路は、該直流電圧検出センサの検出値に基づいて、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のデューティ比を調節することにより直流電圧指令に一致するように制御することを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項7に記載された電力変換装置において、前記制御回路は、前記デューティ比を前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とで異なるよう個別に制御する電力変換装置。
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