JP7068873B2 - 電力変換器 - Google Patents

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本発明は、電力変換器に関する。
従来、電動機(モータ)の駆動装置として用いられるインバータ等の電力変換器は、電圧源を入力として用いることが多かった。これは、電流源電源を用いるよりも、電圧源電源を用いる方が比較的容易であるためである。
近年、磁界または電界を用いて送電側と受電側との間で電力の授受を行う無線電力伝送(ワイヤレス電力伝送)の技術が着目されている。ワイヤレス電力伝送において、受電側は、定常状態では電流源電源を用いるものとして扱うことができる。
ワイヤレス電力伝送は、例えば電気自動車(EV:Electric Vehicle)に適用され得る。ワイヤレス電力伝送を使用するEVは、ケーブルを用いずに無線で電力を得ることが可能である。ここで、ホイール側に駆動源(電動機、モータ)を配置し、車体側からホイール側に電力を伝送して駆動源を動作させるシステム(インホイールモータシステム)がある。例えば非特許文献1および非特許文献2は、ワイヤレスインホイールモータ駆動システムについて記載する。
山本 岳、他3名、"ワイヤレスインホイールモータの送電電圧および負荷電圧制御による電力伝送効率最大化の検討"、電気学会論文誌D No.2 p118-p125 郡司 大輔、他3名、"磁界共振結合ワイヤレス電力伝送における二次側コンバータを用いた負荷電圧制御手法の実験検証"、2014年電子情報通信学会ソサイエティ大会 BI-8-4 p61-p62
例えばインホイールモータシステムにおいて、受電側の回路が配置される空間は限られている。しかし、非特許文献1の図3に示されるように、受電側の回路は10個の半導体スイッチを含む。そのため、電流源電源を用いると扱われる受電側の回路について、更なる小型化への要求があった。
前記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、回路を小型化した電力変換器を提供することにある。
前記課題を解決するため、本実施形態に係る電力変換器は、単相交流電流源からの電流を入力とする単相ハーフブリッジ回路と、前記電流の極性を検出する電流検出器と、前記単相ハーフブリッジ回路が備える直列に接続された第1のコンデンサおよび第2のコンデンサの中間点と異なる端子間の電圧を検出する電圧検出器と、前記単相ハーフブリッジ回路と並列に設けられた単相フルブリッジ回路と、前記電流検出器が検出した極性、前記電圧検出器が検出した電圧、および、直流電圧指令値に基づいて、前記単相ハーフブリッジ回路のスイッチングを制御する整流制御器と、三相モータのトルク指令値に基づいて、前記単相フルブリッジ回路のスイッチングを制御するベクトル制御器と、を備え、前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサの中間点が、前記単相交流電流源の一端と接続されて、前記単相フルブリッジ回路の2つの出力、および、前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサの中間点が、前記三相モータに接続され、前記整流制御器は、前記電圧検出器が検出した電圧と前記直流電圧指令値との差分を算出して、前記電流検出器が検出した極性と前記差分に基づく極性とに基づいて、前記単相ハーフブリッジ回路のスイッチングを制御する
また、本実施形態に係る電力変換器において、前記単相ハーフブリッジ回路は、前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサと並列に設けられた、直列に接続された第1のスイッチおよび第2のスイッチを備え、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチの中間点は、前記単相交流電流源の他端と接続されることが好ましい。
本実施形態に係る電力変換器によれば、回路を小型化した電力変換器を提供することができる。
本実施形態の電力変換器の構成図である。 本実施形態における、整流制御器の構成図である。 本実施形態における、三相モータへの入力波形を例示する図である。 比較例の電力変換器の構成図である。
(全体構成)
図1は、本実施形態に係る電力変換器30の構成図である。本実施形態において、電力変換器30は車両に適用されて、インホイールモータシステムの受電側のシステムの一部として機能する。ここで、電力変換器30は車両への適用に限定されるものではない。例えば、電力変換器30は、一般的な多相モータの駆動装置への適用も可能である。
電力変換器30は、単相交流電流源1と、電流検出器2と、電圧検出器5と、単相ハーフブリッジ回路8と、単相フルブリッジ回路9と、整流制御器71と、ベクトル制御器10と、を備える。電力変換器30の出力(後述する第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4の中間点、および、単相フルブリッジ回路9の2つの出力)は、車輪に内蔵された三相モータ12に入力される。つまり、本実施形態において、電力変換器30は三相モータ12を回転させて車両を移動させる。また、本実施形態において、電力変換器30は車両の車輪側に装備される。本実施形態において、電力変換器30は、磁界を用いた共振現象を利用した方式を用いて無線で受電する。電力変換器30は、定常状態において、受電した電力を単相交流電流源1と扱うことができる。
単相交流電流源1は、単相交流電力を単相ハーフブリッジ回路8に供給する電流源である。上記の通り、本実施形態において、電力変換器30が受電した電力が単相交流電流源1と扱われる。
電流検出器2は、単相交流電流源1からの電流I1の極性IQを検出する。図1に示すように、単相交流電流源1から、後述する第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4の中間点へ流れる場合に、電流I1の極性IQは正である。また、逆向きの場合に、電流I1の極性IQは負である。電流検出器2は例えば電流センサである。電流センサの種類は限定されない。
単相ハーフブリッジ回路8は、単相交流電流源1からの電流I1を入力として、直流電圧を出力するコンバータとして機能する。単相ハーフブリッジ回路8は、直列に接続された第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4と、直列に接続された第1のスイッチ81および第2のスイッチ82と、が並列に設けられて構成される。単相交流電流源1の一端は、第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4の中間点と接続される。また、単相交流電流源1の他端は、第1のスイッチ81および第2のスイッチ82の中間点と接続される。また、第1のコンデンサ3の第2のコンデンサ4との中間点と逆側の端子は、第1のスイッチ81の第2のスイッチ82との中間点と逆側の端子と接続されている(図1のノードa)。また、第2のコンデンサ4の第1のコンデンサ3との中間点と逆側の端子は、第2のスイッチ82の第1のスイッチ81との中間点と逆側の端子と接続されている(図1のノードb)。第1のスイッチ81および第2のスイッチ82は、例えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)である。
電圧検出器5は、直列に接続された第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4の中間点と異なる端子間の電圧を検出する。すなわち、電圧検出器5は、図1のノードaとノードbとの間の電圧を検出する。電圧検出器5は例えば電圧センサである。電圧センサの種類は限定されない。
単相フルブリッジ回路9は、単相ハーフブリッジ回路8と並列に設けられる。単相フルブリッジ回路9は、単相ハーフブリッジ回路8からの直流電圧を入力として、2つの交流信号を出力するインバータとして機能する。単相フルブリッジ回路9は、直列に接続された第3のスイッチ91および第4のスイッチ92と、直列に接続された第5のスイッチ93および第6のスイッチ94と、が並列に設けられて構成される。第3のスイッチ91の第4のスイッチ92との中間点と逆側の端子、および第5のスイッチ93の第6のスイッチ94との中間点と逆側の端子は、第1のコンデンサ3の第2のコンデンサ4との中間点と逆側の端子(図1のノードa)と接続されている。第4のスイッチ92の第3のスイッチ91との中間点と逆側の端子、および第6のスイッチ94の第5のスイッチ93との中間点と逆側の端子は、第2のコンデンサ4の第1のコンデンサ3との中間点と逆側の端子(図1のノードb)と接続されている。第3のスイッチ91、第4のスイッチ92、第5のスイッチ93および第6のスイッチ94は、例えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタである。
整流制御器71は、電流検出器2が検出した電流I1の極性IQ、電圧検出器5が検出したノードaとノードbとの間の電圧、および、直流電圧指令値6に基づいて、単相ハーフブリッジ回路8のスイッチングを制御する。ここで、直流電圧指令値6は、例えば電力変換器30を含むシステム全体の制御装置によって生成されてもよい。整流制御器71は、ノードaとノードbとの間の電圧が、直流電圧指令値6に基づく一定の値となるように、単相ハーフブリッジ回路8の第1のスイッチ81および第2のスイッチ82のオンまたはオフを制御する。整流制御器71の制御の詳細については後述する。
ここで、整流制御器71は、1以上のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号処理装置、プログラマブルロジックデバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、これらの任意の組み合わせを含んでもよい。
ベクトル制御器10は、三相モータ12のトルク指令値11に基づいて、単相フルブリッジ回路9のスイッチングを制御する。ここで、トルク指令値11は、例えば電力変換器30を含むシステム全体の制御装置によって生成されてもよい。
ここで、図1に示すように、単相フルブリッジ回路9の2つの出力(交流信号)、および、第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4の中間点が、三相モータ12に接続される。第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4の中間点には、単相交流電流源1からの交流信号が入力される。つまり、単相交流電流源1からの交流信号が三相モータ12へ供給される一つの信号となる。また、単相フルブリッジ回路9の2つの出力は、ベクトル制御器10によって、単相交流電流源1からの交流信号と適切な位相差を有するように調整される。ここで、単相交流電流源1からの交流信号の周波数は例えば数十[kHz](一例として85[kHz])である。ベクトル制御器10は、例えばキャリア周波数を数[kHz]とする公知の制御を実行してもよい。
また、第1のコンデンサ3の容量は、第2のコンデンサ4の容量と同じ(または略同じ)に設定される。このことにより、第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4の中間点において、中性点がとられる。ここで、第1のコンデンサ3と第2のコンデンサ4とは、容量が同じ(または略同じ)であれば、それぞれ、複数のコンデンサで構成されてもよい。
図2は、整流制御器71の構成図である。整流制御器71は、比較器711と、ゲート信号発生器712と、を備える。ここで、図2において、図1と同じ要素には同じ符号が付されており、詳細な説明は省略する。
比較器711は、電圧検出器5によって検出されたノードaとノードbとの間の電圧(以下において「電圧検出器5が検出した電圧」ともいう)と、直流電圧指令値6と、を比較する。つまり、比較器711は、電圧検出器5が検出した電圧と直流電圧指令値6との差分を算出する。比較器711は、差分に基づいて、信号Vdchをゲート信号発生器712に出力する。信号Vdchは二値(ハイレベルHおよびローレベルL)のデジタル信号である。ハイレベルHは正に、ローレベルLは負に対応させることができる。つまり、信号Vdchは上記の差分に基づく極性である。比較器711は、検出電圧が直流電圧指令値6以上である場合に、正(ハイレベルH)の信号Vdchを出力する。また、比較器711は、検出電圧が直流電圧指令値6未満である場合に、負(ローレベルL)の信号Vdchを出力する。
ゲート信号発生器712は、電流検出器2が検出した極性IQと、信号Vdchと、に基づいて、単相ハーフブリッジ回路8のスイッチングを制御する。ゲート信号発生器712は、第1のスイッチ81のオンまたはオフを切り替える制御信号u1および第2のスイッチ82のオンまたはオフを切り替える制御信号u2を出力する。制御信号u1および制御信号u2は、二値(ハイレベルHおよびローレベルL)のデジタル信号である。制御信号u1および制御信号u2は、極性IQと信号Vdchとに基づいて、正(ハイレベルH)または負(ローレベルL)に設定される。本実施形態において、制御信号u1は、制御信号u2を反転させた信号になる。例えば、制御信号u1が正のとき、制御信号u2は負である。
ゲート信号発生器712は、以下のように、制御信号u1および制御信号u2を設定する。まず、ゲート信号発生器712は、極性IQが正で、信号Vdchが正の場合に、制御信号u2を正(制御信号u1を負)にする。つまり、極性IQが正で、信号Vdchが正の場合に、第2のスイッチ82がオン(第1のスイッチ81がオフ)になって第2のコンデンサ4は充電される。
また、ゲート信号発生器712は、極性IQが正で、信号Vdchが負の場合に、制御信号u1を正(制御信号u2を負)にする。つまり、極性IQが正で、信号Vdchが負の場合に、第1のスイッチ81がオン(第2のスイッチ82がオフ)になって第1のコンデンサ3が放電される。
また、ゲート信号発生器712は、極性IQが負で、信号Vdchが正の場合に、制御信号u1を正(制御信号u2を負)にする。つまり、極性IQが負で、信号Vdchが正の場合に、第1のスイッチ81がオン(第2のスイッチ82がオフ)になって第1のコンデンサ3が充電される。
また、ゲート信号発生器712は、極性IQが負で、信号Vdchが負の場合に、制御信号u2を正(制御信号u1を負)にする。つまり、極性IQが負で、信号Vdchが負の場合に、第2のスイッチ82がオン(第1のスイッチ81がオフ)になって第2のコンデンサ4が放電される
このように、整流制御器71が第1のスイッチ81および第2のスイッチ82をオンまたはオフにすることによって、ノードaとノードbとの間の電圧は、直流電圧指令値6に基づく一定の値に制御される。
図3は、本実施形態の電力変換器30からの、三相モータ12への入力波形のシミュレーション結果を例示する図である。上記のように、電力変換器30の第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4の中間点が三相モータ12と接続されて、単相交流電流源1からの交流信号が三相モータ12の1つの相(例えばu相)の信号として供給される。また、電力変換器30の単相フルブリッジ回路9の2つの出力が、三相モータ12の残りの2つの相(例えばv相およびw相)の信号として供給される。図3に示すように、本実施形態の電力変換器30は、三相モータ12を駆動させるための信号を生成して供給できる。
(比較例)
ここで、図4を参照して、比較例の電力変換器30Aを示しながら、本実施形態に係る電力変換器30の効果について説明する。
図4は、比較例の電力変換器30Aの構成図である。比較例の電力変換器30Aは、図1の電力変換器30の単相ハーフブリッジ回路8に代えて、コンバータ18および平滑コンデンサ14を備える。また、比較例の電力変換器30Aは、図1の電力変換器30の単相フルブリッジ回路9に代えて、三相モータ12に3つの駆動信号を供給する三相インバータ19を備える。その他の要素については図1と同様であるため、詳細な説明を省略する。
コンバータ18は、入力側が単相交流電流源1の両端に接続されて、出力側が平滑コンデンサ14の両端に並列に接続される、交流直流変換器である。コンバータ18は、複数のスイッチを備える。比較例において、コンバータ18は、フルブリッジの4つのスイッチ131、132、133および134で構成される。スイッチ131、132、133および134は、例えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタである。
平滑コンデンサ14は、上記のように、コンバータ18の出力と並列に接続される。平滑コンデンサ14の直流電圧は、三相インバータ19に入力される。
整流制御器71Aは、電流検出器2が検出した電流I1の極性、電圧検出器5が検出したノードaとノードbとの間の電圧、および、直流電圧指令値6に基づいて、コンバータ18のスイッチングを制御する。整流制御器71Aは、平滑コンデンサ14の電圧が一定の値になるように、スイッチ131、132、133および134のオンまたはオフを制御する。
三相インバータ19は、上記のように、平滑コンデンサ14の直流電圧を入力として、三相交流信号を生成して出力し、三相モータ12を駆動する。三相インバータ19は、6つのスイッチ151、152、161、162、171および172で構成される。スイッチ151、152、161、162、171および172は、例えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタである。
ベクトル制御器10Aは、トルク指令値11に基づいて、三相インバータ19のスイッチングを制御する。ベクトル制御器10Aは公知の制御(例えば三相のインバータのPWM制御)を実行してもよい。
図4に示すように、比較例の電力変換器30Aは、10個のスイッチ(コンバータ18が4つおよび三相インバータ19が6つ)を含む。これに対し、図1に示すように、本実施形態に係る電力変換器30は、6個のスイッチで構成される。よって、必要なスイッチの数が減少することによって、本実施形態の電力変換器30は回路が小型化している。
以上のように、本実施形態に係る電力変換器30は、単相交流電流源1からの電流I1を入力とする単相ハーフブリッジ回路8を備える。また、電力変換器30は、電流I1の極性IQを検出する電流検出器2を備える。また、電力変換器30は、単相ハーフブリッジ回路8が備える直列に接続された第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4の中間点と異なる端子間の電圧(ノードaとノードbとの間の電圧)を検出する電圧検出器5を備える。また、電力変換器30は、単相ハーフブリッジ回路8と並列に設けられた単相フルブリッジ回路9を備える。また、電力変換器30は、電流検出器2が検出した極性IQ、電圧検出器5が検出した電圧、および、直流電圧指令値6に基づいて、単相ハーフブリッジ回路8のスイッチングを制御する整流制御器71を備える。また、電力変換器30は、三相モータ12のトルク指令値11に基づいて、単相フルブリッジ回路9のスイッチングを制御するベクトル制御器10を備える。そして、第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4の中間点が単相交流電流源1の一端と接続されて、単相フルブリッジ回路9の2つの出力、および、第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4の中間点が、三相モータ12に接続される。以上のような構成により、電力変換器30は、スイッチの数を例えば比較例の電力変換器30Aよりも減らすことができ、回路を小型化することができる。
本発明を諸図面および実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形または修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形および修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
上記の実施形態において、電圧検出器5は図1のノードaとノードbとの間の電圧を検出する。ここで、電圧検出器5は、第1のコンデンサ3および第2のコンデンサ4の中間点とノードaとの間の第1の電圧、および、同中間点とノードbとの間の第2の電圧を検出してもよい。そして、整流制御器71は、電圧検出器5によって検出された第1の電圧および第2の電圧に基づいて、これらの電圧が略等しくなるように、制御信号u1および制御信号u2を設定してもよい。
1 単相交流電流源
2 電流検出器
3 第1のコンデンサ
4 第2のコンデンサ
5 電圧検出器
6 直流電圧指令値
8 単相ハーフブリッジ回路
9 単相フルブリッジ回路
10 ベクトル制御器
11 トルク指令値
12 三相モータ
14 平滑コンデンサ
18 コンバータ
19 三相インバータ
30 電力変換器
30A 電力変換器
71 整流制御器
81 第1のスイッチ
82 第2のスイッチ
91 第3のスイッチ
92 第4のスイッチ
93 第5のスイッチ
94 第6のスイッチ
131 スイッチ
132 スイッチ
133 スイッチ
134 スイッチ
151 スイッチ
152 スイッチ
161 スイッチ
162 スイッチ
171 スイッチ
172 スイッチ
711 比較器
712 ゲート信号発生器

Claims (2)

  1. 単相交流電流源からの電流を入力とする単相ハーフブリッジ回路と、
    前記電流の極性を検出する電流検出器と、
    前記単相ハーフブリッジ回路が備える直列に接続された第1のコンデンサおよび第2のコンデンサの中間点と異なる端子間の電圧を検出する電圧検出器と、
    前記単相ハーフブリッジ回路と並列に設けられた単相フルブリッジ回路と、
    前記電流検出器が検出した極性、前記電圧検出器が検出した電圧、および、直流電圧指令値に基づいて、前記単相ハーフブリッジ回路のスイッチングを制御する整流制御器と、
    三相モータのトルク指令値に基づいて、前記単相フルブリッジ回路のスイッチングを制御するベクトル制御器と、を備え、
    前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサの中間点が、前記単相交流電流源の一端と接続されて、
    前記単相フルブリッジ回路の2つの出力、および、前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサの中間点が、前記三相モータに接続され、
    前記整流制御器は、
    前記電圧検出器が検出した電圧と前記直流電圧指令値との差分を算出して、
    前記電流検出器が検出した極性と前記差分に基づく極性とに基づいて、前記単相ハーフブリッジ回路のスイッチングを制御する、電力変換器。
  2. 前記単相ハーフブリッジ回路は、前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサと並列に設けられた、直列に接続された第1のスイッチおよび第2のスイッチを備え、
    前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチの中間点は、前記単相交流電流源の他端と接続される、請求項1に記載の電力変換器。
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