JP5353543B2 - 電力変換器の制御装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチの開閉により電力変換を行う電力変換器の制御装置及び制御方法に関し、特に、スイッチを開閉するための制御信号のキャリア周波数を時間変化させることでスイッチの開閉により生じるEMI(電磁干渉)ノイズを抑制する技術に関する。
従来、電力変換器のスイッチ開閉により生じるEMIノイズを抑制する技術として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。この特許文献1に記載の技術は、電力変換器のスイッチを開閉するための制御信号のキャリア周波数を時間とともに変化させることで、例えばAM周波数帯といった特定の周波数帯域の全域においてEMIスペクトルを平坦化させてEMIスペクトルのピークレベルを低減させるというものであり、特に、デジタル制御によりキャリア周波数を時間変化させる場合に用いるキャリア周波数の離散値を、各キャリア周波数の値の整数倍である高調波周波数が同一にならないような値とすることで、各キャリア周波数の高調波の重なりによる高レベルのピークが形成されるのを抑制するようにしている。
特開2008−99475号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、例えばAM周波数帯などの特定の周波数帯域全域といった広い帯域においてEMIスペクトルを平坦化させるようにしているが、このような広い帯域に含まれる個々のチャンネル帯域に着目すると、それぞれのチャンネル帯域中のスペクトルは必ずしも平坦になっていないため、あるチャンネル帯域にキャリア周波数の整数倍周波数が含まれる場合、スペクトルにピークが発生し、そのピークに起因するノイズ音が発生するといった問題がある。
本発明は、以上の従来技術の問題点に鑑みて創案されたものであって、電力変換器のスイッチ開閉により生じるEMIノイズをより効果的に抑制できる電力変換器の制御装置及び制御方法を提供することを目的としている。
本発明は、電力変換器のスイッチを開閉するための制御信号のキャリア周波数を、離散的な値を用いて変調周波数fmにて周期的に時間変化させるとともに、キャリア周波数が変化するときの周波数変化量の平均値Δfc_aveと変調周波数fmとの比を、制御信号の波形の周波数スペクトルのピークレベルが最小となるように決定することにより、上述した課題を解決する。
本発明によれば、キャリア周波数が変化するときの周波数変化量の平均値Δfc_aveと変調周波数fmとの比を最適な値に決定することで、広い周波数帯域に含まれる個々のチャンネル帯域中においてもEMIスペクトルを平坦にすることができるので、あるチャンネル帯域中にスペクトルのピークが発生することを有効に抑制して、このようなピークに起因したノイズ音の発生を抑制することができる。
本発明を適用した電動車両の駆動制御システムの構成を示す構成図である。 モータコントローラのキャリア周波数生成部が、キャリア周波数を離散的な値を用いて順次変化させた場合のキャリア周波数の時間変化の様子を示す図である。 駆動制御システムによりモータを駆動した際に測定されたEMIスペクトルを示す図であり、(a)はfm/Δfc_aveの値を2.5を越える値とした場合に測定されたEMIスペクトル、(b)はfm/Δfc_aveの値を約2とした場合に測定されたEMIスペクトル、(c)はfm/Δfc_aveの値を約1.5未満とした場合に測定されたEMIスペクトルである。
以下、本発明の実施形態として、電動車両の駆動制御システムに本発明を適用した例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した電動車両の駆動制御システム1の構成を示す構成図である。本実施形態の駆動制御システム1は、バッテリBやコンデンサCからなる直流電源からの電力をPWMインバータ2にて電力変換して電動車両の車輪を駆動する三相ブラシレス直流モータ(以下、モータと略記する。)3に供給するものであり、PWMインバータ2の動作をモータコントローラ10によりデジタル制御することによって、モータ3を駆動制御するものである。
PWMインバータ2は、モータコントローラ10から出力される制御信号に従ってオン/オフが制御される6個のスイッチング素子Tu+,Tu−,Tv+,Tv−,Tw+,Tw−を備え、これら6個のスイッチング素子のオン/オフの切り替えにより、バッテリB及びコンデンサCからなる直流電源の正極及び負極を、モータ3のU相、V相、W相の各電極に選択的に接続する。このPWMインバータ2が備えるスイッチング素子としては、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transister)等が用いられる。
PWMインバータ2からモータ3のU相、V相、W相の各電極に流れる電流は、電流センサ4a,4b,4cによって検出される。これら電流センサ4a,4b,4cによる電流検出値は、モータコントローラ10に入力される。
モータコントローラ10は、電流指令生成部5、PID制御部6a,6b,6c、キャリア信号生成部7、比較器8a,8b,8c、及びキャリア周波数生成部9を主な構成要素として備える。
電流指令生成部5は、電流センサ4a,4b,4cの検出値が正弦波状の交流電流に変換されるように、正弦波状の電流指令値を生成する。PID制御部6a,6b、6cは、電流センサ4a,4b,4cの検出値が電流指令生成部5が生成した電流指令値に追従するように、電流センサ4a,4b,4cの検出値をPID制御する。キャリア信号生成部7は、三角波状のキャリア信号を生成して比較器8a,8b,8cに出力する。キャリア周波数生成部9は、キャリア信号生成部7が生成するキャリア信号の周波数(キャリア周波数fc)を変化させる。なお、このキャリア周波数生成部9がキャリア周波数を変化させる具体的手法については、詳細を後述する。
比較器8a,8b,8cは、PID制御部6a,6b,6cの出力値とキャリア信号生成部7が生成した三角波状のキャリア信号との大小関係を比較し、その大小関係に応じてPWMインバータ2のスイッチング素子Tu+,Tu−,Tv+,Tv−,Tw+,Tw−のオン/オフを制御する制御信号を生成してPWMインバータ2に出力する。ここで、U相のスイッチング素子Tu+,Tu−の制御を例として比較器8aの動作を具体的に説明すると、比較器8aは、PID制御部6aの出力値が三角波状のキャリア信号よりも大きい場合は、スイッチング素子Tu+をオン状態とし、スイッチング素子Tu−をオフ状態とする制御信号を出力することにより、正の電圧をモータ3のU相に印加する。逆に、PID制御部の出力値6aが三角波状のキャリア信号よりも小さい場合には、スイッチング素子Tu+をオフ状態とし、スイッチングTu−をオン状態とする制御信号を出力することにより、負の電圧をモータ3のU相に印加する。
以上のように構成される電動車両の駆動制御システム1においては、PWMインバータ2が備えるスイッチング素子のオン/オフ切り替えに伴う電磁干渉によって他の電子機器に障害(EMIノイズ)が発生することを防止するために、キャリア周波数生成部9によりキャリア周波数fcを時間とともに変化させることでEMIスペクトルを平坦化し、そのピークレベルを低減させるようにしている。つまり、キャリア周波数fcを時間とともに変化させても、スイッチング素子のオン/オフ切り替え回数の時間平均が変わらないことから、そのときに形成されるEMIスペクトルのエネルギの合計は変化しない。このため、EMIスペクトルが平坦になればなるほど、EMIスペクトルのピークレベルが低減されることになる。
ところで、上記構成の電動車両の駆動制御システム1は、モータコントローラ10を用いたデジタル制御によりモータ3を駆動制御する構成であるため、モータコントローラ10のキャリア周波数生成部9がキャリア周波数fcを変化させる場合、キャリア周波数fcは離散的な値で変化することになる。キャリア周波数fcを離散的な値で時間とともに変化させた場合のEMIスペクトルは、そのときに用いるキャリア周波数fcの離散的な値をそれぞれ用いて、キャリア周波数fc一定の条件のもとで動作させた場合に形成される各EMIスペクトルを平均した値とほぼ一致する。ここで、キャリア周波数fcを一定とした場合のEMIスペクトルは、キャリア周波数fcの整数倍の周波数にピークを示すスペクトルとなる。
以上の点を考慮して、上述した特許文献1に記載されている従来の技術では、キャリア周波数fcを時間変化させる場合に用いるキャリア周波数fcの離散値として、各キャリア周波数fcの高調波周波数が同一にならないような値を選択することで、各キャリア周波数fcの高調波の重なりによる高レベルのピークが形成されるのを抑制するようにしている。このように、特許文献1に記載の技術では、キャリア周波数fcの時間変化に用いる周波数値をうまく選択することで、例えばAM周波数帯域の全域といった広い帯域においてEMIスペクトルを平坦しているが、それはAM周波数帯域に含まれる全チャンネル帯域中のEMIスペクトルのエネルギをできる限り均一になるようにしているのであり、各チャンネル帯域毎に見るとEMIスペクトルは必ずしも平坦になっていない。そのため、例えばAM周波数帯域の中の或るチャンネル帯域にキャリア周波数fcを変化させるのに用いる周波数値の整数倍の周波数が含まれる場合、そこにはEMIスペクトルのピークが観測されることになり、そのピークに起因するノイズ音がAMラジオのスピーカから発生して、それがラジオ聴取に悪影響を及ぼす可能性がある。
そこで、本実施形態の駆動制御システムでは、モータコントローラ10のキャリア周波数生成部9によりキャリア周波数fcを時間とともに変化させる際に、キャリア周波数fc変化に用いる離散的な周波数値の整数倍の周波数に起因するピークのスペクトルを全てのチャンネル帯域中で平坦化できるように、キャリア周波数fcを変化させるようにしている。特に本実施形態の駆動制御システムは、キャリア周波数fcが変化するときの周波数変化量の平均値Δfc_aveとキャリア周波数fcを時間変化させる際の変調周波数fmとの比(fm/Δfc_ave)がEMIスペクトルの平坦性に相関を持つことに着目し、このfm/Δfc_aveの値を制御信号の波形の周波数スペクトルのピークレベルが最小になるように決定してキャリア周波数fcを変化させることで、例えばAM周波数帯域といった広い周波数帯域に含まれる個々のチャンネル帯域の全てにおいてEMIスペクトルを平坦化させるようにしている点を主要な特徴としている。以下、この本実施形態の駆動制御システムにおいて特徴的な制御の内容について、さらに詳しく説明する。
図2は、図1に示した構成の駆動制御システムにおいて、モータコントローラ10のキャリア周波数生成部9が、キャリア周波数fcをfc1、fc2、fc3、fc4、fc5(ただし、fc1<fc2<fc3<fc4<fc5)の5つの値で順次変化させた場合のキャリア周波数fcの時間変化の様子を示している。この図2の例において、fc1→fc2→fc3→fc4→fc5→fc5→fc4→fc3→fc2→fc1までのキャリア周波数fcの変化が変調周期1周期Tmである。変調周波数fmは変調周期Tmの逆数であり、fm=1/Tmである。
また、各キャリア周波数fcの逆数であるキャリア周期Tcを、Tc1=1/fc1、Tc2=1/fc2、Tc3=1/fc3、Tc4=1/fc4、Tc5=/fc5とし、変調周期Tm中における各キャリア周波数fcの継続時間を、各キャリア周期Tcのm倍(mは整数)であるとすると、変調周期Tmは、Tm=2・m・(Tc1+Tc2+Tc3+Tc4+Tc5)となる。
また、キャリア周波数fcが変化するときの周波数変化量Δfcを、図2に示すように、Δfc12=fc2−fc1、Δfc23=fc3−fc2、Δfc34=fc4−fc3、Δfc45=fc5−fc4と定義すると、その平均値Δfc_aveは、Δfc_ave=(Δfc12+Δfc23+Δfc34+Δfc45)/4となる。
図3は、図1に示した構成の駆動制御システムによりモータ3を駆動した際に測定されたEMIスペクトルを示している。ここでは、モータコントローラ10のキャリア周波数生成部9が、キャリア周波数fcを複数の離散的な値を用いて図2に示すように最小値から最大値まで変化させ、その後、最大値から最小値まで変化させるという周期的な変化をさせている。図3(a)〜(c)のうち、(b)に示すEMIスペクトルは、変調周波数fmと周波数変化量Δfcの平均値Δfc_aveとの比(fm/Δfc_ave)の値が約2となるようにキャリア周波数fcを周期的に変化させた場合に測定されたEMIスペクトルであり、(a)に示すEMIスペクトルは、fm/Δfc_aveの値が(b)の場合よりも大きな値、具体的には2.5を越える値となるようにキャリア周波数fcを周期的に変化させた場合に測定されたEMIスペクトルであり、(c)に示すEMIスペクトルは、逆にfm/Δfc_aveの値が(b)の場合よりも小さな値、具体的には1.5未満となるようにキャリア周波数fcを周期的に変化させた場合に測定されたEMIスペクトルである。なお、図3(a)〜(c)のEMIスペクトルを測定した際のキャリア周波数fc変化に用いた周波数値及び変化の順序は同一である。つまり、Δfc_aveは同一であり、各キャリア周波数の繰返し回数、すなわち図2の説明で示した整数mをそれぞれ異なる値とすることで変調周期fmを変化させて、fm/Δfc_aveの値を異ならせるようにしている。
図3(a)〜(c)に示した各EMIスペクトルを比較すると、(a)に示したスペクトルと(b)に示したスペクトルでは、ともに変調周期fmの値の間隔の細かいピークが観測されるが、(a)よりも(b)の方が変調周期fmが短いため、ピークの間隔が狭くなっている。スペクトルのエネルギの合計は同一であるから、(b)の方がピークの間隔が狭くなっている分、各ピークレベルが低減されて、スペクトルが平坦化されている。一方、(c)に示したスペクトルでは、変調周期fm間隔での細かなピークではなく、キャリア周波数fc変化に用いた周波数値の高調波周波数(fc値の整数倍の周波数)にピークが目立っており、このピークによりスペクトルの平坦化が阻害されている。
以上のことから、fm/Δfc_aveの値とEMIスペクトルの平坦性には相関があり、fm/Δfc_aveの値を最適化しながらキャリア周波数fcを変化させることで、制御信号の波形の周波数スペクトルのピークレベルを効果的に低く抑えて、EMIスペクトルを平坦化できることが分る。具体的には、fm/Δfc_aveの値が1.5〜2.5の範囲内となるようにキャリア周波数fcを変化させることにより、制御信号の波形の周波数スペクトルのピークレベルを最小として、例えばAM周波数帯域といった広い周波数帯域に含まれる個々のチャンネル帯域の全てにおいてEMIスペクトルを平坦化させることが可能となる。
fm/Δfc_aveの値の最適化は、例えば、上述したようにΔfc_aveを固定とし、整数mの値を調整することにより変調周期fmを変化させて、Δfc_aveに対して下記式(1)の関係を満足する値となるようにすることで、容易に実現することができる。
1.5×Δfc_ave≦fm≦2.5×Δfc_ave ・・・(1)
また、キャリア周波数fc変化に用いる周波数値を調整してΔfc_aveを変化させることにより、fm/Δfc_aveの値を最適化するようにしてもよい。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態の電動車両の駆動制御システムによれば、モータコントローラ10のキャリア周波数生成部9が、PWMインバータ2が備えるスイッチング素子のオン/オフを制御する制御信号のキャリア周波数fcを時間とともに変化させる際に、キャリア周波数fcが変化するときの周波数変化量の平均値Δfc_aveとキャリア周波数fcを時間変化させる際の変調周波数fmとの比(fm/Δfc_ave)の値を、制御信号の波形の周波数スペクトルのピークレベルが最小になるように決定してキャリア周波数fcを変化させるようにしている。これにより、本実施形態の駆動制御システムによれば、広い周波数帯域に含まれる個々のチャンネル帯域、具体的には、例えばAMラジオ放送の1チャンネル分の帯域中においてもEMIスペクトルを平坦化させることができ、ラジオ放送を聴取する際にラジオ受信機のスピーカからEMIによるノイズ音が発生するといった不都合を有効に抑制することができる。
また、本実施形態の駆動制御システムによれば、Δfc_aveと変調周波数fmとが、1.5×Δfc_ave≦fm≦2.5×Δfc_aveの関係を満足するように、キャリア周波数fcを時間変化させる構成とすることで、整数mを調整して変調周期fmを変化させるといった極めた簡単な制御によりfm/Δfc_aveの値を最適化して、上述した効果を発揮させることができる。
また、本実施形態の駆動制御システムによれば、キャリア周波数fcとして用いる離散的な値を、最小値から最大値まで増加させた後、最大値から最小値まで減少させる周期的な変化によりキャリア周波数fcを時間変化させる構成とすることで、fm/Δfc_aveの変化を最小限にすることができ、fm/Δfc_aveの最適値に対するズレを抑制して、上述した効果を有効に発揮させることができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の一適用例を例示的に示したものであり、本発明の技術的範囲が以上の実施形態として開示した内容に限定されることを意図するものではない。つまり、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、この開示から容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含むものである。
1 駆動制御システム
2 PWMインバータ
10 モータコントローラ
7 キャリア信号生成部
8a,8b,8c 比較器
9 キャリア周波数生成部

Claims (4)

  1. スイッチの開閉により、入力される電力を所望の形態に変換する電力変換器の制御装置において、
    前記電力変換器のスイッチを開閉するための制御信号を生成する制御信号生成手段と、
    前記制御信号のキャリア周波数を、離散的な値を用いて変調周波数fmにて周期的に時間変化させるキャリア周波数変更手段とを備え、
    前記キャリア周波数変更手段は、前記キャリア周波数が変化するときの周波数変化量の平均値Δfc_aveと前記変調周波数fmとの比を、前記制御信号の波形の周波数スペクトルのピークレベルが最小となるように決定して、前記キャリア周波数を変化させることを特徴とする電力変換器の制御装置。
  2. 前記キャリア周波数変更手段は、前記キャリア周波数が変化するときの周波数変化量の平均値Δfc_aveと前記変調周波数fmとが、
    1.5×Δfc_ave≦fm≦2.5×Δfc_ave
    の関係を満足するように、前記キャリア周波数を変化させることを特徴とする請求項1に記載の電力変換器の制御装置。
  3. 前記キャリア周波数変更手段は、前記キャリア周波数として用いる離散的な値を、最小値から最大値まで増加させた後、最大値から最小値まで減少させる周期的な変化により前記キャリア周波数を変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換器の制御装置。
  4. スイッチの開閉により、入力される電力を所望の形態に変換する電力変換器に対して、前記スイッチを開閉するための制御信号を出力して前記電力変換器を制御する制御方法であって、
    前記制御信号のキャリア周波数を、離散的な値を用いて変調周波数fmにて周期的に時間変化させるとともに、前記キャリア周波数が変化するときの周波数変化量の平均値Δfc_aveと前記変調周波数fmとの比を、前記制御信号の波形の周波数スペクトルのピークレベルが最小となるように決定することを特徴とする電力変換器の制御方法。
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