JP5205709B2 - 電力変換装置の制御装置および制御方法 - Google Patents
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Description
Modulation)変調することにより、交流電圧を出力する電力変換装置の制御装置および制御方法に関する。
本発明に係る第1の実施形態となる電力変換装置を、図1〜8を参照して説明する。
(電力変換装置の制御装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置の制御装置1を説明する図である。第1の実施形態に係る電力変換装置は、図1に示すようにインバータ回路2、モータ3、電流検出部4および制御装置1を構成要素として備える。また、制御装置1は、電流指令発生部5と、電流制御部7と、PWM発生部8と、スイッチング周波数変更手段であるキャリア信号発生部9およびキャリア周波数可変部10と、を構成要素として備えている。
Control Oscillatorとする。)を用いることにより、キャリア信号を発生させる。キャリア信号は、キャリア周波数を有する三角波である。
Gate Bipolar Transistor)等の半導体素子により構成されている。電流検出部4は、上述したように、インバータ回路2からモータ3に供給されるU相、V相、W相の電流値を検出する電流検出器42と、電流検出器42で検出された電流値を座標変換する座標変換器41から構成されている。電流検出器42は、3個の電流センサ42a、42b、42cを有している。また、6個のスイッチング素子23はPWM発生部8(図3参照)の比較器82(図3参照)のON、OFF信号に従って、電池21およびコンデンサ22からなる直流電源の正極または負極を選択し、選択した電極とモータ3のU相、V相、W相の各電極とを導電し、モータ3へ電力を供給する。
(キャリア周波数の波形について)
図6は、第1の実施形態に係るキャリア周波数の時間変化と高調波スペクトルを説明する図である。図6(a)はキャリア周波数の1周期分の時間変化を示す図、図6(b)は高調波スペクトルを示す図である。図6(a)では、キャリア周波数可変部10からキャリア信号発生部9へ入力される上記電圧波形に基づいて、VCOを用いて発生させたキャリア信号のキャリア周波数と時間の関係を示している。第1の実施形態では、第1の周波数帯域f1〜f2(f1<f2)内および第2の周波数帯域f3〜f4(f3<f4)内で、キャリア周波数を三角波状に変化させている。
(キャリア周波数可変部10の構成)
図8は、図1に示すキャリア周波数可変部10の構成を説明する図である。図8(a)は、キャリア周波数可変部10の構成を示す図、図8(b)は、第1の発振器11の出力波形を示す図、図8(c)は、第2の発振器12の出力波形を示す図、図8(d)は、加算器13の出力波形を示す図である。なお、図8(b)、図8(c)および図8(d)は1周期分を示している。図8(a)に示すように、キャリア周波数可変部10は、第1の発振器11、第2の発振器12および加算器13から構成されている。第1の発振器11は、図8(b)に示す所定の周期を有し、正負の電圧値からなる三角波を出力する。一方、第2の発振器12は、図8(b)に示す三角波の周期と等しい周期を有する図8(c)に示す方形波を出力する。加算器13は、第1の発振器11からの出力波形と、第2の発振器12からの出力波形を加算して、図8(d)に示す波形を出力する。第1の発振器11からの出力波形と、第2の発振器12からの出力波形は、周期が等しく、各々半周期で対称な形状をしている。キャリア周波数可変部10の加算器13は、図8(d)に示す電圧波形をキャリア信号発生部9に出力する。キャリア信号発生部9は、上記電圧波形に基づいて、VCOを用いて、キャリア信号を発生させる。これより、キャリア信号発生部9から出力されるキャリア信号のキャリア周波数を、上記電圧波形に基づいて、容易に変化させることができる。
次に、第2の実施形態に係る電力変換装置について、第1の実施形態に係る電力変換装置と異なる点を中心に図9乃至11を参照して説明する。また、第2の実施形態に係る電力変換装置について、第1の実施形態に係る電力変換装置と同様の構造には同じ番号を付し、説明を省略する。なお、第2の実施形態に係る電力変換装置の構成は、第1の実施形態に係る電力変換装置とほとんど同じである。第2の実施形態に係る電力変換装置が、第1の実施形態と相違する点は、制御装置200がキャリア周波数可変部210を備えていることだけである。よって、第2の実施形態に係る電力変換装置も、第1の実施形態と同様の効果を取得できる。
(キャリア周波数可変部200の制御処理)
図10は、図9に示すキャリア周波数可変部210の制御処理を示すフローチャート図、図11は、図10に示すフローチャートで作成された波形を説明する図である。ここで、図10では、キャリア周波数可変部210がディジタル演算を実行して、キャリア信号発生部9に出力する電圧波形を生成する場合に、キャリア周波数可変部210が実行する制御処理の流れを示している。
であるか否か判別する(ステップS3)。カウンタtがt≦m/2であると判別した場合(ステップS3でYes)、電圧vを電圧値v1から電圧値v2へ向かって増加するように、電圧変化幅ΔにΔv1をセットし(ステップS4)、電圧vに電圧変化幅Δを加算するとともに、カウンタtに1を加算する(ステップS7)。
であるか否か判別し(ステップS3)、カウンタtがt≦m/2でないと判別した場合(ステップS3でNo)、カウンタtがt≦
mであるか否か判別する(ステップS5)。カウンタtがt≦
mであると判別した場合(ステップS5でYes)、電圧vを電圧値v2から電圧値v1へ向かって減少するように、電圧変化幅Δに−Δv1をセットし(ステップS6)、電圧vに電圧変化幅Δを加算するとともに、カウンタtに1を加算する(ステップS7)。
であるか否か判別し(ステップS3)、カウンタtがt≦m/2でないと判別した場合(ステップS3でNo)、更に、カウンタtがt≦
mであるか否か判別し(ステップS5)、カウンタtがt≦
mでないと判別した場合(ステップS5でNo)、電圧vに電圧値v4をセットし、カウンタtに1を加算する(ステップS8)。電圧vが、電圧値v4または電圧値v3(ピーク)であるか否かを判別する(ステップS9)。上記のとおり、ステップS8で電圧vは電圧値v4がセットされているので、電圧vが電圧値v4であると判別し(ステップS9でYes)、カウンタtがt≦3m/2
であるか否か判別する(ステップS10)。カウンタtがt≦3m/2であると判別した場合(ステップS10でYes)、電圧vを電圧値v4から電圧値v3へ向かって減少するように、電圧変化幅Δに−Δv2をセットし(ステップS11)、電圧vに電圧変化幅Δを加算するとともに、カウンタtに1を加算する(ステップS14)。
であるか否か判別し(ステップS10)、カウンタtがt≦3m/2でないと判別した場合(ステップS10でNo)、カウンタtがt≦2
mであるか否か判別する(ステップS12)。カウンタtがt≦2
mであると判別した場合(ステップS12でYes)、電圧vを電圧値v3から電圧値v4へ向かって増加するように、電圧変化幅ΔにΔv2をセットし(ステップS13)、電圧vに電圧変化幅Δを加算するとともに、カウンタtに1を加算する(ステップS14)。
であるか否か判別し(ステップS10)、カウンタtがt≦3m/2でないと判別した場合(ステップS10でNo)、更に、カウンタtがt≦2
mであるか否か判別し(ステップS12)、カウンタtがt≦2
mでないと判別した場合(ステップS12でNo)、電圧vに電圧値v1をセットし、カウンタtに1をセットする(ステップS1)。
次に、第3の実施形態に係る電力変換装置について、第1の実施形態に係る電力変換装置と異なる点を中心に図12を参照して説明する。また、第3の実施形態に係る電力変換装置について、第1の実施形態に係る電力変換装置と同様の構造には同じ番号を付し、説明を省略する。なお、第3の実施形態に係る電力変換装置の構成は、第1の実施形態に係る電力変換装置とほとんど同じである。第3の実施形態に係る電力変換装置が、第1の実施形態と相違する点は、キャリア周波数可変部10の代わりに、キャリア周波数可変部310を備えていることだけである。よって、第3の実施形態に係る電力変換装置も、第1の実施形態と同様の効果を取得できる。
(キャリア周波数可変部310の構成)
以下、第3の実施形態に係る電力変換装置に含まれるキャリア周波数可変部310の構成について説明する。図12は、本発明の第3の実施形態に係るキャリア周波数可変部310を説明する図である。図12(a)は、キャリア周波数可変部310の構成を示す図、図12(b)は、第1の周期信号発生器311の出力波形を示す図、図12(c)は、第2の周期信号発生器312の出力波形を示す図、図12(d)は、スイッチ313を切り替えるタイミングを示す図、図12(e)は、スイッチ313の出力波形を示す図である。なお、図12(b)、図12(c)、図12(d)および図12(e)は1周期分を示している。図12(a)に示すように、キャリア周波数可変部310は、第1の周期信号発生器311、第2の周期信号発生器312および切替手段であるスイッチ313から構成されている。ここで、第1の周期信号発生器311は、図12(b)に示す所定の周期を有する三角波を出力する。一方、第2の周期信号発生器312は、図12(b)に示す三角波の周期と等しい周期を有し、第1の周期信号発生器311の出力波形の上限値よりも高い下限値を備える、図12(c)に示す三角波を出力する。スイッチ313は、第1の周期信号発生器311の出力波形と、第2の周期信号発生器312の出力波形を切り替えて、図12(e)に示す電圧波形を生成し、キャリア信号発生部9に出力している。そして、スイッチ313を切り替える周期(タイミング)は、図12(d)に示すように、第1の周期信号発生器311および第2の周期信号発生器312の周期のn倍と等しくしている。このように構成することで、第1の周期信号発生器311の出力波形の下限値、すなわち、第2の周期信号発生器312の出力波形の上限値に合わせて、スイッチ313を切り替えることができる。これより、第1の周波数帯域f1〜f2から第2の周波数帯域f3〜f4へ変化させるとき、第1の周波数帯域f1〜f2の下限値f1から第2の周波数帯域f3〜f4の上限値f4へ変化するキャリア周波数の波形を容易に実現することができる。
次に、第4の実施形態に係る電力変換装置について、第3の実施形態に係る電力変換装置と異なる点を中心に図13乃至図15を参照して説明する。また、第4の実施形態に係る電力変換装置について、第1および第3の実施形態に係る電力変換装置と同様の構造には同じ番号を付し、説明を省略する。第4の実施形態に係る電力変換装置が第3の実施形態と相違する点は、制御装置400が受信チャンネル検出手段420とキャリア周波数可変部410を備えていることだけである。よって、第4の実施形態に係る電力変換装置も、第3の実施形態と同様の効果を取得できる。
(キャリア周波数可変部410の構成)
図13は、本発明の第4の実施形態に係る電力変換装置の制御装置400を説明する図、図14は、図13に示すキャリア周波数可変部410の構成を説明する図である。図13に示す電力変換装置の制御装置400は、キャリア周波数可変部410および受信チャンネル検出手段420を備えている。受信チャンネル検出手段420は、電力変換装置の近傍にある図示しない受信機の受信チャンネルを検出している。
次に、第5の実施形態に係る電力変換装置について、第4の実施形態に係る電力変換装置と異なる点を中心に図16乃至図19を参照して説明する。また、第5の実施形態に係る電力変換装置について、第1および第4の実施形態に係る電力変換装置と同様の構造には同じ番号を付し、説明を省略する。第5の実施形態に係る電力変換装置が、第4の実施形態と相違する点は、制御装置500が周波数可変マップを記録したキャリア周波数可変部510を備えていることだけである。よって、第5の実施形態に係る電力変換装置も、第4の実施形態と同様の効果を取得できる。
(キャリア周波数可変部510の構成)
図16は本発明の第5の実施形態に係る電力変換装置の制御装置500を説明する図である。図16に示すように、制御装置500は、周波数可変マップを記録したキャリア周波数可変部510を備えている。キャリア周波数可変部510は、受信チャンネル検出手段420で検出された受信チャンネルに対応する周波数可変マップに基づいて、キャリア周波数を変化させるために出力する電圧波形を生成する。具体的には、キャリア周波数可変部510は、図17に示すように、受信チャンネルに対応した電圧の変化を周波数可変マップとして記録している。
5 電流指令発生部、7 電流制御部、8 PWM発生部、
9 キャリア信号発生部、10 キャリア周波数可変部、11 第1の発振器、
12 第2の発振器、13 加算器、21 電池、22 コンデンサ、
23 開閉手段であるスイッチング素子、31、32 波形、
41 座標変換器、42 電流検出器、42a、42b、42c 電流センサ、61 第1のノイズレベル、62 第2のノイズレベル、
63 第3のノイズレベル、64 第1のノイズレベル、
65 第2のノイズレベル、66 第3のノイズレベル、71 演算部、
72 比例制御部、81 座標変換部、82 比較器、
200 制御装置、210 キャリア周波数可変部、
310 キャリア周波数可変部、311 第1の周期信号発生器、
312 第2の周期信号発生器、313 切替手段であるスイッチ、
400 制御装置、410 キャリア周波数可変部、
411 第1の周期信号発生器、412 第2の周期信号発生器、
413 算出部、420 受信チャンネル検出手段、
461 第1のノイズレベル、462 第2のノイズレベル、
463 第3のノイズレベル、500 制御装置、
510 キャリア周波数可変部
Claims (21)
- 内蔵する開閉手段の開閉により、入力される電力を所望の形態に変換して出力する電力変換装置の制御装置において、
前記開閉手段を開閉するための制御信号の周波数を時間とともに変化させるスイッチング周波数変更手段を備え、
前記スイッチング周波数変更手段は、前記制御信号の前記周波数を、第1の周波数帯域f1〜f2(f1<f2)内および第2の周波数帯域f3〜f4(f3<f4)内で周期的に変化させるとともに、第3の周波数帯域f2〜f3(f2<f3)内で所定の傾き(Δf/Δt)を有する直線状に変化させ、
前記第3の周波数帯域の整数倍の周波数帯域に発生するノイズレベルを、前記傾き(Δf/Δt)によって調整することを特徴とする電力変換装置の制御装置。 - 前記第3の周波数帯域における単位時間当たりの前記周波数の変化率(f3−f2)/Δtが最大となるようΔtを小さくすることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置の制御装置。
- 前記電力変換装置の近傍にある受信機の受信チャンネルを検出する受信チャンネル検出手段を備え、
前記スイッチング周波数変更手段は、前記受信チャンネルに基づいて、前記第1の周波数帯域乃至前記第3の周波数帯域を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置の制御装置。 - 前記スイッチング周波数変更手段は、キャリア周波数可変手段およびキャリア信号発生手段から構成され、
前記キャリア信号発生手段は、前記キャリア周波数可変手段からの電圧波形に基づいて、前記周波数を有する前記制御信号を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電力変換装置の制御装置。 - 前記キャリア周波数可変手段は、所定の周期を有し、正負の電圧値からなる波形を出力する第1の発振器と、
前記第1の発振器の出力波形の周期と等しい周期を有する方形波を出力する第2の発振器と、
前記第1の発振器の出力波形と前記第2の発振器の出力波形を加算して、前記電圧波形を生成する加算器とを備えることを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置の制御装置。 - 前記第1の発振器の出力波形は、三角波であることを特徴とする請求項5に記載の電力変換装置の制御装置。
- 前記キャリア周波数可変手段は、所定の周期を有し、正の下限値を備える三角波を出力する第1の周期信号発生器と、
前記第1の周期信号発生器の三角波の周期と等しい周期を有し、前記第1の周期信号発生器の三角波の上限値より大きい下限値を備える三角波を出力する第2の周期信号発生器と、
前記第1の周期信号発生器の三角波と前記第2の周期信号発生器の三角波を切り替えて、前記電圧波形を生成する切替手段とを備えることを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置の制御装置。 - 前記キャリア周波数可変手段は、ディジタル演算制御処理によって、前記電圧波形を生成することを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置の制御装置。
- 前記スイッチング周波数変更手段は、キャリア周波数可変手段およびキャリア信号発生手段から構成され、
前記キャリア信号発生手段は、前記キャリア周波数可変手段からの電圧波形に基づいて、前記周波数を有する前記制御信号を生成し、
前記キャリア周波数可変手段は、所定の周期を有し、正の下限値を備える三角波を出力する第1の周期信号発生器と、
前記第1の周期信号発生器の三角波の周期と等しい周期を有し、前記第1の周期信号発生器の三角波の上限値より大きい下限値を備える三角波を出力する第2の周期信号発生器と、
前記第1の周期信号発生器の三角波と前記第2の周期信号発生器の三角波を切り替えて、前記電圧波形を生成する切替手段と、
前記受信チャンネルに基づいて、前記第1の周期信号発生器の三角波の上限値および下限値と、前記第2の周期信号発生器の上限値および下限値を算出する算出手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置の制御装置。 - 前記スイッチング周波数変更手段は、周波数可変マップを記録したキャリア周波数可変手段と、キャリア信号発生手段とから構成され、
前記キャリア信号発生手段は、前記キャリア周波数可変手段からの電圧波形に基づいて、前記周波数を有する前記制御信号を生成し、
前記周波数可変マップは、カウンタに対応付けて記録された所定の電圧値を、前記受信チャンネル毎に記録したデータベースであり、
前記キャリア周波数可変手段は、前記周波数可変マップを用いて、前記受信チャンネルに基づく前記電圧波形を生成することを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置の制御装置。 - 前記周波数可変マップは、前記所定の電圧値を前記カウンタ毎にランダムに変化させて記録したデータベースであることを特徴とする請求項10に記載の電力変換装置の制御装置。
- 内蔵する開閉手段の開閉により、入力される電力を所望の形態に変換して出力する電力変換装置の制御方法において、
前記開閉手段を開閉するための制御信号の周波数を時間とともに変化させるスイッチング周波数変更手段により、前記制御信号の前記周波数を、第1の周波数帯域f1〜f2(f1<f2)内および第2の周波数帯域f3〜f4(f3<f4)内で周期的に変化させるとともに、第3の周波数帯域f2〜f3(f2<f3)内で所定の傾き(Δf/Δt)を有する直線状に変化させて、
前記第3の周波数帯域の整数倍の周波数帯域に発生するノイズレベルを、前記傾き(Δf/Δt)によって調整することを特徴とする電力変換装置の制御方法。 - 前記第3の周波数帯域における単位時間当たりの前記周波数の変化率(f3−f2)/Δtが最大となるようΔtを小さくすることを特徴とする請求項12に記載の電力変換装置の制御方法。
- 前記スイッチング周波数変更手段により、前記電力変換装置の近傍にある受信機の受信チャンネルに基づいて、前記第1の周波数帯域乃至前記第3の周波数帯域を決定することを特徴とする請求項12または13に記載の電力変換装置の制御方法。
- 前記スイッチング周波数変更手段に含まれたキャリア信号発生手段により、前記スイッチング周波数変更手段に含まれた前記キャリア周波数可変手段からの電圧波形に基づいて、前記周波数を有する前記制御信号を生成することを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載の電力変換装置の制御方法。
- 前記キャリア周波数可変手段の第1の発振器により、所定の周期を有し、正負の電圧値からなる三角波を出力し、
前記キャリア周波数可変手段の第2の発振器により、前記第1の発振器の出力波形の周期と等しい周期を有する方形波を出力し、
前記キャリア周波数可変手段の加算器により、前記第1の発振器の出力波形と前記第2の発振器の出力波形を加算して、前記電圧波形を生成することを特徴とする請求項15に記載の電力変換装置の制御方法。 - 前記キャリア周波数可変手段の第1の周期信号発生器により、所定の周期を有し、正の下限値を備える三角波を出力し、
前記キャリア周波数可変手段の第2の周期信号発生器により、前記第1の周期信号発生器の三角波の周期と等しい周期を有し、前記第1の周期信号発生器の三角波の上限値より大きい下限値を備える三角波を出力し、
前記キャリア周波数可変手段の切替手段により、前記第1の周期信号発生器の三角波と前記第2の周期信号発生器の三角波を切り替えて、前記電圧波形を生成することを特徴とする請求項15に記載の電力変換装置の制御方法。 - 前記キャリア周波数可変手段により、ディジタル演算制御処理によって、前記電圧波形を生成することを特徴とする請求項15に記載の電力変換装置の制御方法。
- 前記スイッチング周波数変更手段に含まれたキャリア信号発生手段により、前記スイッチング周波数変更手段に含まれた前記キャリア周波数可変手段からの電圧波形に基づいて、前記周波数を有する前記制御信号を生成し、
前記キャリア周波数可変手段の第1の周期信号発生器により、所定の周期を有し、正の下限値を備える三角波を出力し、
前記キャリア周波数可変手段の第2の周期信号発生器により、前記第1の周期信号発生器の三角波の周期と等しい周期を有し、前記第1の周期信号発生器の三角波の上限値より大きい下限値を備える三角波を出力し、
前記キャリア周波数可変手段の切替手段により、前記第1の周期信号発生器の三角波と前記第2の周期信号発生器の三角波を切り替えて、前記電圧波形を生成し、
前記キャリア周波数可変手段の算出手段により、前記受信チャンネルに基づいて、前記第1の周期信号発生器の三角波の上限値および下限値と、前記第2の周期信号発生器の上限値および下限値を算出することを特徴とする請求項14に記載の電力変換装置の制御方法。 - 前記スイッチング周波数変更手段に含まれたキャリア信号発生手段により、前記スイッチング周波数変更手段に含まれたキャリア信号発生手段からの前記電圧波形に基づいて、前記周波数を有する前記制御信号を生成し、
前記キャリア周波数可変手段により、カウンタに対応付けて記録された所定の電圧値を、前記受信チャンネル毎に記録したデータベースである周波数可変マップを用いて、前記受信チャンネルに基づく前記電圧波形を生成することを特徴とする請求項14に記載の電力変換装置の制御方法。 - 前記キャリア周波数可変手段により、前記周波数可変マップの前記所定の電圧値を前記カウンタ毎にランダムに変化させて記録することを特徴とする請求項20に記載の電力変換装置の制御方法。
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