JPH0678557A - パルス幅変調回路 - Google Patents
パルス幅変調回路Info
- Publication number
- JPH0678557A JPH0678557A JP4221844A JP22184492A JPH0678557A JP H0678557 A JPH0678557 A JP H0678557A JP 4221844 A JP4221844 A JP 4221844A JP 22184492 A JP22184492 A JP 22184492A JP H0678557 A JPH0678557 A JP H0678557A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- amplitude
- pulse width
- square wave
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】パルス幅変調された電圧の印加を受ける電動機
からの異音の発生を防止する。 【構成】制限器2により振幅制限された電流制御器1の
出力信号SI とキャリヤ信号SC との振幅比較を行う比
較器3と、前記信号SC を形成するキャリヤ発生器5と
から成るパルス幅変調回路において、該キャリヤ発生器
5を前記信号SC の基準信号をなす三角波の発生器5a
と、所定の波高値と時間幅と正負極性とを有し且つ前記
三角波の各周期最大振幅点等の所定の位置にて該三角波
に加算されるパルス状方形波の発生器5b とにより構成
する。なお前記三角波と方形波との合成波の最大振幅
を、制限器2の正負両極性域における前記信号SI に対
する振幅制限レベルLu とLd より大となす如く前記方
形波の波高値を決定するものとする。
からの異音の発生を防止する。 【構成】制限器2により振幅制限された電流制御器1の
出力信号SI とキャリヤ信号SC との振幅比較を行う比
較器3と、前記信号SC を形成するキャリヤ発生器5と
から成るパルス幅変調回路において、該キャリヤ発生器
5を前記信号SC の基準信号をなす三角波の発生器5a
と、所定の波高値と時間幅と正負極性とを有し且つ前記
三角波の各周期最大振幅点等の所定の位置にて該三角波
に加算されるパルス状方形波の発生器5b とにより構成
する。なお前記三角波と方形波との合成波の最大振幅
を、制限器2の正負両極性域における前記信号SI に対
する振幅制限レベルLu とLd より大となす如く前記方
形波の波高値を決定するものとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス幅変調方式によ
り制御され且つ電動機をその制御対象となすインバータ
等の変換装置におけるパルス幅変調回路に関する。
り制御され且つ電動機をその制御対象となすインバータ
等の変換装置におけるパルス幅変調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種パルス幅変調回路として
は、図4の回路図に例示する如き制御系に適用され図5
の動作波形図に例示する如く機能するものが知られてい
る。ここに、図4は電動機の可変速制御系における電流
制御系に対しパルス幅変調制御を適用した場合を示すも
のであり、1は電流制御器(以下ACRと称す)であっ
て電流指令IS と該指令に対応する電動機6の入力電流
の検出値IL との差電流を入力としPI演算等の所要の
電流調整演算を行うものであり、2は制限器(以下リミ
ッタと称す)であって前記ACRの出力過大時にはこれ
をその正負両極性域においてそれぞれ制限レベルLu と
Ld とにより振幅制限するものであり、更に10はキャ
リヤ発生器であって三角波をそのキャリヤ信号SC とし
て出力する三角波発生器5aから成るものである。
は、図4の回路図に例示する如き制御系に適用され図5
の動作波形図に例示する如く機能するものが知られてい
る。ここに、図4は電動機の可変速制御系における電流
制御系に対しパルス幅変調制御を適用した場合を示すも
のであり、1は電流制御器(以下ACRと称す)であっ
て電流指令IS と該指令に対応する電動機6の入力電流
の検出値IL との差電流を入力としPI演算等の所要の
電流調整演算を行うものであり、2は制限器(以下リミ
ッタと称す)であって前記ACRの出力過大時にはこれ
をその正負両極性域においてそれぞれ制限レベルLu と
Ld とにより振幅制限するものであり、更に10はキャ
リヤ発生器であって三角波をそのキャリヤ信号SC とし
て出力する三角波発生器5aから成るものである。
【0003】次に、3は比較器であって前記のリミッタ
を経由したACRの出力信号SI と前記のキャリヤ信号
SC との振幅比較を行いその結果に従ってH又はL何れ
かの出力レベルをとりパルス列をなす変調信号SP を出
力するものであり、また4は増幅器であって該信号SP
の指示に従い断続動作する主回路用スイッチング素子等
を含むものであり、CTは前記電動機の入力電流検出用
の変流器である。
を経由したACRの出力信号SI と前記のキャリヤ信号
SC との振幅比較を行いその結果に従ってH又はL何れ
かの出力レベルをとりパルス列をなす変調信号SP を出
力するものであり、また4は増幅器であって該信号SP
の指示に従い断続動作する主回路用スイッチング素子等
を含むものであり、CTは前記電動機の入力電流検出用
の変流器である。
【0004】ここに、前記の比較器3とキャリヤ発生器
10とは前記の電流制御系におけるパルス幅変調回路を
形成するものとなる。また図5は、前記の信号SC によ
る信号SI のパルス幅変調模様を該信号SIの略1周期
にわたり位相角θに関して示すものであり、図5(イ)
は前記両信号SC ,SI の対θ関係を示し、同図(ロ)
は前記信号SP の対θ関係を示す。ここに該信号SP は
比較器3において前記の信号SI がSC よりも大となる
場合に所定のH又はLレベルとなる如く形成されるもの
である。
10とは前記の電流制御系におけるパルス幅変調回路を
形成するものとなる。また図5は、前記の信号SC によ
る信号SI のパルス幅変調模様を該信号SIの略1周期
にわたり位相角θに関して示すものであり、図5(イ)
は前記両信号SC ,SI の対θ関係を示し、同図(ロ)
は前記信号SP の対θ関係を示す。ここに該信号SP は
比較器3において前記の信号SI がSC よりも大となる
場合に所定のH又はLレベルとなる如く形成されるもの
である。
【0005】なお、前記リミッタの正負両極性域におけ
る入力制限レベルLu とLd とにより前記ACRの出力
信号はその振幅の大なる部分(図示点線部)が振幅制限
され図示実線のSI の如くなって前記リミッタより出力
される。また該両制限レベルはキャリヤ信号SC による
パルス幅変調域を最大となすために通常は該信号SCの
振幅以上の値に設定されている。
る入力制限レベルLu とLd とにより前記ACRの出力
信号はその振幅の大なる部分(図示点線部)が振幅制限
され図示実線のSI の如くなって前記リミッタより出力
される。また該両制限レベルはキャリヤ信号SC による
パルス幅変調域を最大となすために通常は該信号SCの
振幅以上の値に設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の如き従来のパル
ス幅変調回路においては、図5に示す如くパルス幅変調
される前記信号SI の振幅が図示両制限レベルLu 或い
はLd より大となれば該超過部分に対応して形成される
前記信号SP のパルス幅は前記キャリヤ信号SCの周期
より大となる。即ち、該信号SC と前記信号SI との連
続的な振幅比較の結果として形成されてパルス列をなし
前記の主回路用スイッチング素子に対するスイッチング
動作を指示する前記変調信号SP にはそのパルス幅にお
いて該信号SC の周期より大なるパルス成分が断続的に
含まれることになる。
ス幅変調回路においては、図5に示す如くパルス幅変調
される前記信号SI の振幅が図示両制限レベルLu 或い
はLd より大となれば該超過部分に対応して形成される
前記信号SP のパルス幅は前記キャリヤ信号SCの周期
より大となる。即ち、該信号SC と前記信号SI との連
続的な振幅比較の結果として形成されてパルス列をなし
前記の主回路用スイッチング素子に対するスイッチング
動作を指示する前記変調信号SP にはそのパルス幅にお
いて該信号SC の周期より大なるパルス成分が断続的に
含まれることになる。
【0007】しかしながら、前記スイッチング素子の動
作により形成され前記信号SP におけると同様の長周期
パルス成分を断続的に含む主回路出力電圧が前記電動機
6に印加された場合には、該電動機より異音が発生する
ことがある。上記に鑑み本発明は、パルス幅変調制御に
おけるキャリヤ信号の波形変更により前記の如き電動機
異音の発生防止を図るパルス幅変調回路の提供を目的と
するものである。
作により形成され前記信号SP におけると同様の長周期
パルス成分を断続的に含む主回路出力電圧が前記電動機
6に印加された場合には、該電動機より異音が発生する
ことがある。上記に鑑み本発明は、パルス幅変調制御に
おけるキャリヤ信号の波形変更により前記の如き電動機
異音の発生防止を図るパルス幅変調回路の提供を目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のパルス幅変調回路は、三角波等のキャリヤ信
号の発生手段と、所要の出力に対応した正弦波等の制御
信号と前記のキャリヤ信号との振幅比較を行う比較手段
とから成り、該比較手段の比較結果に従いその制御対象
となる主回路スイッチング素子の導通状態をその導通時
点と導通幅とにおいて指定するパルス幅変調回路におい
て、所定の波高値と時間幅と正負の極性とを有するパル
ス状方形波を発生させると共に該方形波を前記キャリヤ
信号の各周期における最大振幅点等の所定の位置におい
て重畳させる如く機能する方形波発生手段を設け、該方
形波と前記三角波等の基準信号との合成信号を以て新た
なキャリヤ信号となし前記制御信号の振幅が該基準信号
による基準変調域を超過する場合にあっても前記スイッ
チング素子が該基準信号と同一周期のスイッチング動作
を行い得るようになすものとする。
に本発明のパルス幅変調回路は、三角波等のキャリヤ信
号の発生手段と、所要の出力に対応した正弦波等の制御
信号と前記のキャリヤ信号との振幅比較を行う比較手段
とから成り、該比較手段の比較結果に従いその制御対象
となる主回路スイッチング素子の導通状態をその導通時
点と導通幅とにおいて指定するパルス幅変調回路におい
て、所定の波高値と時間幅と正負の極性とを有するパル
ス状方形波を発生させると共に該方形波を前記キャリヤ
信号の各周期における最大振幅点等の所定の位置におい
て重畳させる如く機能する方形波発生手段を設け、該方
形波と前記三角波等の基準信号との合成信号を以て新た
なキャリヤ信号となし前記制御信号の振幅が該基準信号
による基準変調域を超過する場合にあっても前記スイッ
チング素子が該基準信号と同一周期のスイッチング動作
を行い得るようになすものとする。
【0009】
【作用】前記の如き電動機異音の発生は、パルス幅変調
されパルス列をなす電動機印加電圧中にそのパルス幅に
おいて該パルス幅変調用のキャリヤ信号の周期より大な
る長周期パルス成分が断続的に含まれ、前記の電動機印
加電圧におけるキャリヤ周波数成分の分布における不均
一が発生する事に起因する。
されパルス列をなす電動機印加電圧中にそのパルス幅に
おいて該パルス幅変調用のキャリヤ信号の周期より大な
る長周期パルス成分が断続的に含まれ、前記の電動機印
加電圧におけるキャリヤ周波数成分の分布における不均
一が発生する事に起因する。
【0010】更に上記の如き長周期パルス成分の断続的
な含有は、前記の電動機印加電圧に対応して形成される
制御信号の振幅が大となり該振幅が前記キャリヤ信号に
よる基準変調域を該キャリヤ信号の複数の周期にわたっ
て超過するため、該超過期間においては前記両信号間の
振幅大小関係の反転,従って該振幅大小関係を判定する
比較器の出力反転が生じないことに起因する。
な含有は、前記の電動機印加電圧に対応して形成される
制御信号の振幅が大となり該振幅が前記キャリヤ信号に
よる基準変調域を該キャリヤ信号の複数の周期にわたっ
て超過するため、該超過期間においては前記両信号間の
振幅大小関係の反転,従って該振幅大小関係を判定する
比較器の出力反転が生じないことに起因する。
【0011】従って、前記制御信号の振幅増大時におい
ても、前記キャリヤ信号の各周期において前記両信号間
の振幅大小関係の反転が必ず発生するように該キャリヤ
信号の振幅選定を行うことにより前記の如き長周期パル
ス成分の断続的な発生とこれに伴う前記電動機異音の発
生とを防止することが可能となる。上記に従い本発明
は、三角波等をその基準信号となすキャリヤ信号に対し
その最大振幅点等の所定の位置において所定の波高値と
時間幅と正負極性とを有するパルス状方形波を重畳させ
る如く機能する方形波発生手段を設け、前記三角波等の
基準信号とパルス状方形波との合成波を以て新たなキャ
リヤ信号となし、該基準信号による基準変調域より大な
る値となされた振幅制限値をその最大変動値となす前記
制御信号に対して前記の新たなキャリヤ信号がその各周
期において最低限前記の方形波の時間幅だけはその振幅
において大となし、前記両信号間の振幅大小関係の反転
が必ず発生するように回路構成を行い、前記の如き長周
期パルス成分の断続的な発生を防止するものである。な
お前記方形波の時間幅は前記異音の低減のため極力小と
なす必要がある。
ても、前記キャリヤ信号の各周期において前記両信号間
の振幅大小関係の反転が必ず発生するように該キャリヤ
信号の振幅選定を行うことにより前記の如き長周期パル
ス成分の断続的な発生とこれに伴う前記電動機異音の発
生とを防止することが可能となる。上記に従い本発明
は、三角波等をその基準信号となすキャリヤ信号に対し
その最大振幅点等の所定の位置において所定の波高値と
時間幅と正負極性とを有するパルス状方形波を重畳させ
る如く機能する方形波発生手段を設け、前記三角波等の
基準信号とパルス状方形波との合成波を以て新たなキャ
リヤ信号となし、該基準信号による基準変調域より大な
る値となされた振幅制限値をその最大変動値となす前記
制御信号に対して前記の新たなキャリヤ信号がその各周
期において最低限前記の方形波の時間幅だけはその振幅
において大となし、前記両信号間の振幅大小関係の反転
が必ず発生するように回路構成を行い、前記の如き長周
期パルス成分の断続的な発生を防止するものである。な
お前記方形波の時間幅は前記異音の低減のため極力小と
なす必要がある。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図1に示す回路図と、
該図1に対応する図2の動作波形図(1)と、同じく図
3の動作波形図(2)とに従って説明する。なお図1に
おいては図4に示す従来技術の実施例の場合と同一機能
の構成要素に対しては同一の表示符号を付している。
該図1に対応する図2の動作波形図(1)と、同じく図
3の動作波形図(2)とに従って説明する。なお図1に
おいては図4に示す従来技術の実施例の場合と同一機能
の構成要素に対しては同一の表示符号を付している。
【0013】図1は、図4の回路図における三角波発生
器5aに方形波発生器5b を加え該両者を以てキャリヤ
発生器5となし、且つ該両発生器の出力信号の和を以て
図示制御信号SI と振幅比較すべき新たなキャリヤ信号
SC となしたものである。図2は、前記の三角波発生器
5aにより出力される基準信号としての三角波の各周期
最大振幅点において前記方形波発生器5b により出力さ
れ所定の波高値と時間幅と正負の極性とを有するパルス
状方形波を重畳させて形成した新たなキャリヤ信号SC
の動作波形図であり、前記方形波の重畳によって該信号
SC の最大振幅は前記制御信号SI の振幅制限レベルL
u 或いはLd よりその各周期において大となされてい
る。
器5aに方形波発生器5b を加え該両者を以てキャリヤ
発生器5となし、且つ該両発生器の出力信号の和を以て
図示制御信号SI と振幅比較すべき新たなキャリヤ信号
SC となしたものである。図2は、前記の三角波発生器
5aにより出力される基準信号としての三角波の各周期
最大振幅点において前記方形波発生器5b により出力さ
れ所定の波高値と時間幅と正負の極性とを有するパルス
状方形波を重畳させて形成した新たなキャリヤ信号SC
の動作波形図であり、前記方形波の重畳によって該信号
SC の最大振幅は前記制御信号SI の振幅制限レベルL
u 或いはLd よりその各周期において大となされてい
る。
【0014】図3は前記図5に対応するものであり、図
3(イ)は図2に示すキャリヤ信号SC と正弦波状に変
化する前記制御信号SI との振幅比較模様を示す。な
お、該制御信号SI は前記両振幅制限レベルLu ,Ld
とにより図示の如く振幅制限されている。また図3
(ロ)は図3(イ)に示す振幅比較により得られた前記
信号SP の出力模様を示す。図2に示す如きキャリヤ信
号SC の振幅増大によって該信号SC の各周期毎に前記
信号SP は前記方形波のパルス幅に対応する断続点を有
するものとなり、従って該信号SP により駆動される前
記主回路スイッチング素子の断続によって得られる前記
電動機印加電圧におけるキャリヤ周波数成分の分布の均
一化が図られ、前記の如き電動機異音の発生は防止され
る。
3(イ)は図2に示すキャリヤ信号SC と正弦波状に変
化する前記制御信号SI との振幅比較模様を示す。な
お、該制御信号SI は前記両振幅制限レベルLu ,Ld
とにより図示の如く振幅制限されている。また図3
(ロ)は図3(イ)に示す振幅比較により得られた前記
信号SP の出力模様を示す。図2に示す如きキャリヤ信
号SC の振幅増大によって該信号SC の各周期毎に前記
信号SP は前記方形波のパルス幅に対応する断続点を有
するものとなり、従って該信号SP により駆動される前
記主回路スイッチング素子の断続によって得られる前記
電動機印加電圧におけるキャリヤ周波数成分の分布の均
一化が図られ、前記の如き電動機異音の発生は防止され
る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、三角波等のキャリヤ信
号と所要の出力に対応した正弦波等の制御信号との振幅
比較の結果に従いその制御対象となる主回路スイッチン
グ素子の導通状態をその導通時点と導通幅とにおいて指
定するパルス幅変調回路において、所定の波高値と時間
幅と正負の極性とを有するパルス状方形波を発生させる
と共に該方形波を前記キャリヤ信号の最大振幅点等の所
定の位置において重畳させる如く機能する方形波発生手
段を設け、該方形波と前記三角波等の基準信号との合成
信号を以て新たなキャリヤ信号となし、前記制御信号の
振幅が該基準信号による基準変調域を超過する場合にあ
っても前記スイッチング素子が該基準信号と同一周期に
て所定時間幅を有して前記主回路の断続動作を行い得る
ようになすことにより、該主回路断続により得られた負
荷電動機への印加電圧におけるキャリヤ周波数成分の分
布の均一化を図り該電動機からの異音発生を防止するこ
とが可能となる。
号と所要の出力に対応した正弦波等の制御信号との振幅
比較の結果に従いその制御対象となる主回路スイッチン
グ素子の導通状態をその導通時点と導通幅とにおいて指
定するパルス幅変調回路において、所定の波高値と時間
幅と正負の極性とを有するパルス状方形波を発生させる
と共に該方形波を前記キャリヤ信号の最大振幅点等の所
定の位置において重畳させる如く機能する方形波発生手
段を設け、該方形波と前記三角波等の基準信号との合成
信号を以て新たなキャリヤ信号となし、前記制御信号の
振幅が該基準信号による基準変調域を超過する場合にあ
っても前記スイッチング素子が該基準信号と同一周期に
て所定時間幅を有して前記主回路の断続動作を行い得る
ようになすことにより、該主回路断続により得られた負
荷電動機への印加電圧におけるキャリヤ周波数成分の分
布の均一化を図り該電動機からの異音発生を防止するこ
とが可能となる。
【図1】本発明の実施例を示す回路図
【図2】図1に対応する動作波形図(1)
【図3】図1に対応する動作波形図(2)
【図4】従来技術の実施例を示す回路図
【図5】図4に対応する動作波形図
1 電流制限器(ACR) 2 制限器(リミッタ) 3 比較器 4 増幅器 5 キャリヤ発生器 5a 三角波発生器 5b 方形波発生器 6 電動機 10 キャリヤ発生器 CT 変流器
Claims (1)
- 【請求項1】三角波等のキャリヤ信号の発生手段と、所
要の出力に対応した正弦波等の制御信号と前記キャリヤ
信号との振幅比較を行う比較手段とから成り、該比較手
段の比較結果に従ってその制御対象となる主回路スイッ
チング素子の導通状態をその導通時点と導通幅とにおい
て指定するパルス幅変調回路において、所定の波高値と
時間幅と正負の極性とを有するパルス状方形波を発生さ
せると共に該方形波を前記キャリヤ信号の各周期におけ
る最大振幅点等の所定の位置において重畳させる如く機
能する方形波発生手段を設け、該方形波と前記三角波等
の基準信号との合成信号を以て新たなキャリヤ信号とな
し、前記制御信号の振幅が該基準信号による基準変調域
を超過する場合にあっても前記スイッチング素子が該基
準信号と同一周期のスイッチング動作を行い得るように
なしたことを特徴とするパルス幅変調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4221844A JPH0678557A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | パルス幅変調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4221844A JPH0678557A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | パルス幅変調回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678557A true JPH0678557A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16773079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4221844A Pending JPH0678557A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | パルス幅変調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0678557A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6897190B2 (en) | 2002-02-28 | 2005-05-24 | The Procter & Gamble Company | Detergent compositions including dispersible polyolefin wax and method for using same |
JP2009232515A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Sanyo Electric Co Ltd | モータ駆動回路 |
JP2014147294A (ja) * | 2014-05-22 | 2014-08-14 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換制御装置、電動機および車両駆動システム |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP4221844A patent/JPH0678557A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6897190B2 (en) | 2002-02-28 | 2005-05-24 | The Procter & Gamble Company | Detergent compositions including dispersible polyolefin wax and method for using same |
JP2009232515A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Sanyo Electric Co Ltd | モータ駆動回路 |
JP2014147294A (ja) * | 2014-05-22 | 2014-08-14 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換制御装置、電動機および車両駆動システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6107776A (en) | Inverter control device | |
US6023417A (en) | Generalized discontinuous pulse width modulator | |
US5068777A (en) | Pulse width modulation type inverter having temperature compensation | |
US4377779A (en) | Pulse width modulated inverter machine drive | |
KR910001047B1 (ko) | Pwm 인버터 장치 | |
JP2765315B2 (ja) | 電力変換装置及びこれを利用した電気車の制御装置 | |
JPH05227796A (ja) | 電力変換器の制御装置 | |
JPS6331476A (ja) | Pwmインバ−タの制御方法および装置 | |
JPH09308256A (ja) | Pwmインバータ装置 | |
US6009007A (en) | Pulse-density-modulated controller with dynamic sequence | |
JPH07227085A (ja) | 電力変換装置 | |
JPH0678557A (ja) | パルス幅変調回路 | |
JPS59104824A (ja) | 三角波発生器 | |
JPH04200294A (ja) | インバータ装置 | |
JP5205709B2 (ja) | 電力変換装置の制御装置および制御方法 | |
CA1296386C (en) | Power converter control circuit | |
JP3286046B2 (ja) | 電力変換装置の制御方法 | |
JP2003125597A (ja) | 電気車の制御装置 | |
JP2021083241A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2734070B2 (ja) | インバータ駆動電動機の可聴電磁音低減方法 | |
JPH0549286A (ja) | Pwm波形生成方法及びインバータ装置 | |
JP2712418B2 (ja) | パルス幅変調形インバータ装置 | |
JPS5889070A (ja) | Pwmインバータの制御方法および装置 | |
JP2681883B2 (ja) | インバータ装置 | |
JPH02237469A (ja) | Pwm制御による電源装置 |