JP5218816B2 - モータおよび記録ディスク駆動装置 - Google Patents

モータおよび記録ディスク駆動装置 Download PDF

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Description

本発明は、電動式のモータ、および、当該モータを備える記録ディスク駆動装置に関する。
従来より、ハードディスク装置等の記録ディスク駆動装置では、記録ディスクを回転駆動するスピンドルモータ(以下、単に「モータ」という。)がハウジング内に設けられており、ハウジングの外部に配置されてモータに対する電力供給やモータの制御に利用される配線基板と、ハウジング内部のモータの電機子とが電気的に接続される。このようなモータでは、ハウジングの下面(すなわち、電機子が取り付けられる内底面とは反対側の外底面)に形成された凹部に配線基板の一部を配置することにより、モータおよび記録ディスク駆動装置の薄型化が図られている。
この場合、電機子の導線は、配線基板の一部が配置される凹部にてハウジングを貫通する孔を介してハウジングの下面へと引き出され、ハウジングの貫通孔に重なるように設けられた配線基板の貫通孔を経由して配線基板の下面へと引き出された上で、配線基板の下面に設けられた電極に接続される。
特許文献1のディスク駆動装置では、このような配線基板としてフレキシブル回路基板が利用されており、当該フレキシブル回路基板は、段差を有するハウジングの下面に沿ってハウジングに貼り付けられる。当該ディスク駆動装置では、電機子のコイル線を引き出す案内孔が、ハウジングの一部であるスピンドルモータのブラケットの底壁部に形成されており、ブラケットの下面に貼り付けられたフレキシブル回路基板のランド部の中央には、上記案内孔に連通するコイル線挿入孔が設けられている。そして、案内孔およびコイル線挿入孔を介して外部に引き出されたコイル線がランド部にはんだ付けされる際に、はんだによりコイル線挿入孔が閉塞されてハウジング内部が封止されることにより、外部の空気がハウジング内部の清浄な空間に入り込むことが防止される。
特開2001−67775号公報
ところで、特許文献1のように電機子からの導線が挿入される貫通孔をはんだにて閉塞することによりハウジング内部を封止する場合、はんだの経時変化等により封止の信頼性が低下するおそれがある。このため、フレキシブル配線基板の一部が配置されるハウジングの凹部に接着剤等の流動性樹脂材料を充填して硬化させることにより、ハウジング内部を封止することも行われている。接着剤による封止が行われる際には、凹部が上側を向くようにハウジング(または、モータのベース部となるブラケット)が反転された状態で流動性を有する接着剤が凹部に付与される。
一方、フレキシブル配線基板は、上記凹部から外側の領域に向かって伸びており、当該外側の領域にて他の回路基板等に接続される。上述のように、凹部に流動性を有する接着剤が付与された場合、接着剤がフレキシブル配線基板に沿って凹部から外側の領域へと流れ出してしまい、フレキシブル配線基板の外部との接続用の端子等が覆われて接続不良が生じる可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、モータのベース部の下面に形成された凹部に対する流動性樹脂材料の付与時に、流動性樹脂材料が周辺領域に流れ出すことを防止することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、電動式のモータであって、ステータ部と、中心軸を中心として前記ステータ部に対して回転可能に支持されるロータ部とを備え、前記ステータ部が、前記中心軸を中心とする電機子と、前記ロータ部の前記中心軸方向の下側に位置するとともに前記中心軸方向に貫通する貫通孔が形成されたベース部と、前記ベース部の下面に取り付けられ、前記電機子からの導線が前記貫通孔を経由して接続される接続部および前記接続部から伸びる帯状の引出部を有する配線基板とを備え、前記ベース部の前記下面が、前記中心軸を中心とする中央領域と、前記中央領域の周囲において前記中央領域よりも前記中心軸方向の上側に位置する周辺領域と、前記中央領域内に形成されるとともに前記配線基板の前記接続部が収容される凹部と、前記凹部と前記周辺領域とを結ぶとともに前記接続部から前記周辺領域へと伸びる前記引出部が配置される溝部とを有し、前記溝部が、前記引出部が配置される底面と、前記中心軸を中心とする周方向における前記底面の一方側において前記底面から前記周方向に離れるに従って漸次前記中心軸方向の下側へと向かう傾斜面とを有し、前記凹部内において、少なくとも前記接続部の接続箇所から前記凹部と前記溝部との境界に至る領域が硬化した流動性樹脂材料により覆われる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータであって、前記溝部の前記傾斜面が、前記底面の前記一方側から前記溝部の前記中心軸方向における下側のエッジへと至る前記溝部の側面である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のモータであって、前記溝部の前記底面と前記側面との間の角度が95°以上175°以下である。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のモータであって、前記溝部が、前記傾斜面の前記周方向における前記一方側から前記溝部の前記中心軸方向における下側のエッジへと至る側壁をさらに有する。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のモータであって、前記溝部が、前記周方向における前記底面の他方側において前記底面から離れるに従って漸次前記中心軸方向の下側へと向かうもう1つの傾斜面をさらに有する。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のモータであって、前記溝部の両側面間の距離が、前記中心軸を中心とする径方向の外側端部から内側に向かうに従って漸次減少する。
請求項7に記載の発明は、電動式のモータであって、ステータ部と、中心軸を中心として前記ステータ部に対して回転可能に支持されるロータ部とを備え、前記ステータ部が、前記中心軸を中心とする電機子と、前記ロータ部の前記中心軸方向の下側に位置するとともに前記中心軸方向に貫通する貫通孔が形成されたベース部と、前記ベース部の下面に取り付けられ、前記電機子からの導線が前記貫通孔を経由して接続される接続部および前記接続部から伸びる帯状の引出部を有する配線基板とを備え、前記ベース部の前記下面が、前記中心軸を中心とする中央領域と、前記中央領域の周囲において前記中央領域よりも前記中心軸方向の上側に位置する周辺領域と、前記中央領域内に形成されるとともに前記配線基板の前記接続部が収容される凹部と、前記凹部と前記周辺領域とを結ぶとともに前記接続部から前記周辺領域へと伸びる前記引出部が配置される溝部とを有し、前記凹部内において、少なくとも前記接続部の接続箇所から前記凹部と前記溝部との境界に至る領域が硬化した流動性樹脂材料により覆われ、前記溝部の両側面間の距離が、前記中心軸を中心とする径方向の外側端部から内側に向かうに従って漸次減少する。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のモータであって、前記溝部の前記両側面間の距離が、前記外側端部から内側端部に至るほぼ全長に亘って漸次減少する。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のモータであって、前記溝部の各側面と前記各側面に対向する前記引出部の側面との間の平面視における角度の平均が10°以上90°未満である。
請求項10に記載の発明は、電動式のモータであって、ステータ部と、中心軸を中心として前記ステータ部に対して回転可能に支持されるロータ部とを備え、前記ステータ部が、前記中心軸を中心とする電機子と、前記ロータ部の前記中心軸方向の下側に位置するとともに前記中心軸方向に貫通する貫通孔が形成されたベース部と、前記ベース部の下面に取り付けられ、前記電機子からの導線が前記貫通孔を経由して接続される接続部および前記接続部から伸びる帯状の引出部を有する配線基板とを備え、前記ベース部の前記下面が、前記中心軸を中心とする中央領域と、前記中央領域の周囲において前記中央領域よりも前記中心軸方向の上側に位置する周辺領域と、前記中央領域内に形成されるとともに前記配線基板の前記接続部が収容される凹部と、前記凹部と前記周辺領域とを結ぶとともに前記接続部から前記周辺領域へと伸びる前記引出部が配置される溝部とを有し、前記凹部内において、少なくとも前記接続部の接続箇所から前記凹部と前記溝部との境界に至る領域が硬化した流動性樹脂材料により覆われ、前記溝部の底面が、前記引出部の両側面と前記溝部の両側面との間に窪み部または前記中央領域よりも高さが低い突起部を有し、前記流動樹脂材料が、前記溝部内に位置し、前記樹脂材料が、前記溝部内において前記窪み部の外周面または前記突起部の頂部よりも径方向内側に配置される
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のモータであって、前記窪み部または前記突起部が前記溝部の前記両側面の一方から他方まで連続している。
請求項12に記載の発明は、請求項1ないし11のいずれかに記載のモータであって、前記周辺領域が、前記溝部よりも前記中心軸方向における上側に位置する。
請求項13に記載の発明は、請求項1ないし12のいずれかに記載のモータであって、前記流動性樹脂材料が熱硬化性接着剤である。
請求項14に記載の発明は、記録ディスク駆動装置であって、情報を記録する記録ディ
スクを回転する請求項1ないし13のいずれかに記載のモータと、前記記録ディスクに対
する情報の読み出しまたは書き込みを行うアクセス部と、前記モータおよび前記アクセス
部を収容するハウジングとを備える。
請求項15に記載の発明は、請求項10ないし請求項13のいずれかに記載のモータであって、前記引出部が、前記窪み部または前記突起部を覆う。
本発明では、モータのベース部の下面に形成された凹部に対する流動性樹脂材料の付与時に、流動性樹脂材料が周辺領域に流れ出すことを防止することができる。請求項2および6の発明では、流動性樹脂材料が周辺領域に流れ出すことをより確実に防止することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電動式のスピンドルモータ1(以下、「モータ1」という。)を備える記録ディスク駆動装置60の内部構成を示す縦断面図である。記録ディスク駆動装置60はいわゆるハードディスク装置であり、情報を記録する円板状の記録ディスク62、記録ディスク62に対する情報の書き込みおよび読み出しを行うアクセス部63、記録ディスク62を保持して回転する電動式のモータ1、並びに、記録ディスク62、アクセス部63およびモータ1を内部空間610に収容するハウジング61を備える。
図1に示すように、ハウジング61は、上部に開口を有するとともにモータ1およびアクセス部63が内側の底部に取り付けられる無蓋箱状の第1ハウジング部材611、並びに、第1ハウジング部材611の開口を覆うことにより内部空間610を形成する板状の第2ハウジング部材612を備える。記録ディスク駆動装置60では、第1ハウジング部材611に第2ハウジング部材612が接合されてハウジング61が形成され、内部空間610は塵や埃が極度に少ない清浄な空間とされる。
記録ディスク62は、モータ1の上側に載置されてクランパ621によりモータ1に固定される。アクセス部63は、記録ディスク62に近接して情報の読み出しおよび書き込みを磁気的に行うヘッド631、ヘッド631を支持するアーム632、並びに、アーム632を移動することによりヘッド631を記録ディスク62およびモータ1に対して相対的に移動するヘッド移動機構633を有する。これらの構成により、ヘッド631は回転する記録ディスク62に近接した状態で記録ディスク62の所要の位置にアクセスし、情報の書き込みおよび読み出しを行う。
図2は、記録ディスク駆動装置60にて記録ディスク62の回転に使用されるモータ1を示す縦断面図である。図2では、モータ1の中心軸J1(後述するステータ部2およびロータ部3の中心軸でもある。)を含む面における断面を示すが、切断面よりも奥側に位置する構成についても、その一部を破線にて描いている。
図2に示すように、モータ1はアウターロータ型のモータであり、固定組立体であるステータ部2、および、回転組立体であるロータ部3を備える。ロータ部3は、作動流体である潤滑油による流体動圧を利用する軸受機構を介して、中心軸J1を中心としてステータ部2に対して回転可能に支持される。以下の説明では、中心軸J1に沿ってロータ部3側を上側、ステータ部2側を下側として説明するが、中心軸J1は必ずしも重力方向と一致する必要はない。
ロータ部3は、記録ディスク62(図1参照)が固定されるとともにロータ部3の各部を保持する略円板状のロータハブ31、ロータハブ31の外周縁から中心軸J1方向の下側(すなわち、ステータ部2側)に向けて突出する略円筒状のヨーク34、ヨーク34の内周面に固定されて中心軸J1の周囲に配置される界磁用磁石32、中心軸J1を中心とする略円柱状であってロータハブ31から下側に向けて突出するシャフト33、および、シャフト33の下端に取り付けられる略円板状のスラストプレート35を備える。界磁用磁石32は、多極着磁された略円筒状の磁石であり、ステータ部2の電機子24との間にて中心軸J1を中心とする回転力(トルク)を発生する。
ステータ部2は、第1ハウジング部材611(図1参照)の一部であるとともにステータ部2の各部を保持するベース部であるベースプレート21、ロータ部3を回転可能に支持する軸受機構の一部であって中心軸J1を中心とする略円筒状のスリーブ部であるスリーブユニット22、スリーブユニット22の周囲においてベースプレート21に取り付けられる電機子24、および、ベースプレート21の下面211(すなわち、図2中における下側の面であり、電機子24が取り付けられる面とは反対側の面)に取り付けられるとともに電機子24に電気的に接続される薄板状のフレキシブル配線基板25を備える。
スリーブユニット22は、中心軸J1を中心とする略円筒状であって潤滑油を介してロータ部3のシャフト33が挿入されるスリーブ本体221、スリーブ本体221の外周面に固定された有底円筒状のスリーブハウジング222、および、スリーブ本体221の上側に配置される略円筒状のシール部材223を備える。スリーブ本体221は多孔質部材であり、スリーブハウジング222およびシール部材223はスリーブ本体221に含浸された潤滑油を保持する役割を果たす。スリーブユニット22の下部は、ベースプレート21の中央部に形成された開口に圧入されて固定される。
電機子24は、中心軸J1を中心として放射状に配置された複数のティース243を備えるステータコア241、および、複数のティース243に導線を巻回することにより形成された複数のコイル242を備える。電機子24から導き出された導線は、ベースプレート21およびフレキシブル配線基板25をそれぞれ中心軸J1方向に貫通する貫通孔212,250を経由してハウジング61の外部へと引き出され、フレキシブル配線基板25の下面251(すなわち、図2中における下側の面)に設けられている電極にはんだ接合される。フレキシブル配線基板25は、ベースプレート21の下面211に粘着剤等の接着剤(本実施の形態では、感圧性接着剤(PSA:Pressure-Sensitive-Adhesive))を介して貼り付けられており、フレキシブル配線基板25の一部は樹脂層26により覆われている。
図3は、ステータ部2の中心軸J1近傍を拡大して示す底面図である。以下の説明では、図3に示すベースプレート21の下面211の中心軸J1を中心とする円環状の領域213(すなわち、図2中において電機子24とは反対側に位置する領域)を、「中央領域213」という。また、ベースプレート21の下面211の中央領域213の周囲の領域を、「周辺領域214」という。図2に示すように、周辺領域214は、中央領域213の径方向の外側にて中央領域213から連続するとともに中心軸J1から離れるに従って中心軸J1方向の上側(すなわち、ロータ部3側)に向かう環状の傾斜領域2141、および、傾斜領域2141の径方向の外側にて傾斜領域2141から連続するとともに中心軸J1に略垂直な水平領域2142を有する。
また、図3に示すように、中央領域213の外周縁よりも内側には、中心軸J1方向において上側(すなわち、ロータ部3側)へと凹む凹部215が形成されている。凹部215は、平面視において中心軸J1を中心とする扇型の中央部が欠如した形状(以下、「扇状」という。)を有し、凹部215の周囲は凸部2131によりほぼ囲まれている。凹部215の径方向の内側および外側における凸部2131との間の境界は、中心軸J1を中心とする略円弧状であり、凸部2131の凹部215外側に位置する部位には、凹部215から中心軸J1を中心とする径方向に伸びるとともに凹部215と周辺領域214とを結ぶ溝部216が形成されている。
図2に示すように、溝部216の底面(すなわち、図2中における上側の面)は、凹部215の底面と中心軸J1方向において同じ位置に位置しており、周辺領域214の傾斜領域2141および水平領域2142は、溝部216よりも中心軸J1方向の上側に位置している。また、図3に示すように、溝部216の幅(すなわち、中心軸J1を中心とする径方向に垂直な方向の幅)は、凹部215の幅よりも狭く、径方向に関しておよそ一定とされる。なお、図3では省略されているが、凹部215と溝部216との境界近傍、および、溝部216と周辺領域214との境界近傍では、溝部216の両側面が微小な面取り形状とされており、両境界近傍における溝部216の幅は、溝部216の径方向の中央部における幅に比べて僅かに大きくなっている。
凸部2131は、中心軸J1を中心とする円環の周方向の一部が欠如した形状(いわゆる、部分円環状)を有するとともに扇状の凹部215の径方向の内側および周方向の両側を囲む部分円環部2132、および、部分円環部2132から凹部215の径方向の外側に沿って突出するとともに凹部215の外側において溝部216との接続部を除く部位を囲む略円弧状の2つの腕部2133を備える。中央領域213では、凸部2131が凹部215を周方向の両側から囲む馬蹄形状となっており、2つの腕部2133は、後述する凹部215への流動性樹脂材料の付与の際に、流動性樹脂材料の周辺領域214への流出を防止する堰部の役割を果たす。
このように、ロータ部3の中心軸J1方向の下側に位置するベースプレート21では、下面211が、平面視において電機子24と重なる中央領域213、中央領域213の周囲において中央領域213よりも中心軸J1方向の上側に位置する周辺領域214、中央領域213内に形成された凹部215、および、凹部215と周辺領域214とを結ぶ溝部216を有する。
図3に示すように、フレキシブル配線基板25は、電機子24からの導線が接続される接続箇所である電極255が設けられた接続部252、他の回路基板(たとえば、モータ1を駆動および制御するための回路基板)等との接続に利用される外部接続用の端子が設けられた外部端子部254、および、接続部252の電極からの配線を外部端子部254の端子へと引き出す帯状の引出部253を備える。図2および図3に示すように、ステータ部2では、フレキシブル配線基板25の接続部252がベースプレート21の下面211の凹部215に収容され、外部端子部254が周辺領域214の傾斜領域2141および水平領域2142(図2参照)に配置される。そして、フレキシブル配線基板25において接続部252から周辺領域214とへ伸びる引出部253が、溝部216内に配置される。
図4は、ベースプレート21を図3中のA−Aの位置にて切断した断面図であり、図4では、ベースプレート21の下面211が図中の上側に位置するようにベースプレート21の上下を反転して描いている(図10、図12および図13においても同様)。図4に示すように、フレキシブル配線基板25の引出部253が配置される溝部216の底面2161(すなわち、溝部216を構成する面のうち中心軸J1方向の上側の面であり、図4中では溝部216の下側に描かれている。)は、中央領域213の凹部215(図3参照)および溝部216を除く領域よりも中心軸J1方向の上側に位置している。また、溝部216の両側面2162(すなわち、中心軸J1を中心とする周方向における底面2161の一方側および他方側のそれぞれから溝部216の中心軸J1方向の下側のエッジ2168へと至る面)はそれぞれ、周方向において底面2161から離れるに従って漸次中心軸J1方向の下側へと向かう傾斜面となっている。溝部216の底面2161と両側の側面2162のそれぞれとの間の角度θ1は、95°以上175°以下とされる。
溝部216では、溝部216の底面2161に貼り付けられたフレキシブル配線基板25の引出部253と、溝部216の両側面2162とが離間しており、引出部253と溝部216の側面2162との間の距離w(すなわち、引出部253の側面と当該側面に対向する溝部216の側面2162との間の最短距離であり、図4の場合、溝部216の側面2162と底面2161との境界から引出部253の側面と溝部216の底面2161との境界に至る距離)は、引出部253の厚さtの1.5倍以上5倍以下とされることが好ましい。
モータ1では、上記距離wは0.15mm以上1.5mm以下、厚さtは0.1mm以上0.3mm以下とされることが好ましい。また、フレキシブル配線基板25の引出部253の幅は1.5mm以上3.5mm以下、溝部216の深さは0.3mm以上0.9mm以下、溝部216の長さは1.7mm以上5.0mm以下とされることが好ましく、中央領域213の径は15mm以上30mm以下とされることが好ましい。本実施の形態では、距離wは0.3mm、厚さtは0.18mmとされる。また、フレキシブル配線基板25の引出部253の幅は2.54mm、溝部216の深さは0.6mm、溝部216の長さは3.0mm、中央領域213の径は22mmとされる。
図3に示すように、ベースプレート21の凹部215内では、図中において平行斜線を付して示すように、フレキシブル配線基板25の接続部252全体が樹脂層26により覆われている。上述のように、フレキシブル配線基板25は、接着剤によりベースプレート21の下面211に貼り付けられているため、フレキシブル配線基板25の接続部252は、接続部252と凹部215の底面との間(すなわち、ベースプレート21との間)に介在する接着剤、および、樹脂層26により凹部215内に固定されることとなる。また、上記接着剤および樹脂層26により、ベースプレート21を貫通する貫通孔212(図2参照)、および、フレキシブル配線基板25をそれぞれ貫通する貫通孔250が閉塞され、ハウジング61の内部空間610(図1参照)が封止される。
樹脂層26が形成される際には、凹部215が重力方向の上側に向かって開口するようにベースプレート21が上下反転した状態で保持され(すなわち、モータ1の中心軸J1方向の下側が重力方向の上側を向くように保持され)、フレキシブル配線基板25の接続部252が収容された状態の凹部215に、流動性を有する樹脂材料(以下、単に「流動性樹脂材料」という。)が付与される。そして、流動性樹脂材料が硬化することにより樹脂層26が形成される。本実施の形態では、流動性樹脂材料として熱硬化性接着剤が利用され、熱硬化性接着剤が凹部215に付与された後に加熱されることにより、フレキシブル配線基板25の接続部252を覆う樹脂層26(すなわち、硬化した熱硬化性接着剤)が形成される。
モータ1では、図2に示すように、樹脂層26の高さは凹部215の深さよりも小さくされるため、樹脂層26が中央領域213の凹部215および溝部216を除く領域よりも下側(すなわち、ロータ部3から離れる側)に突出することが防止される。これにより、モータ1および記録ディスク駆動装置60の薄型化が実現される。
樹脂層26の形成では、加熱により熱硬化性接着剤の粘度が硬化前に一旦低下するため、溝部216に生じる毛細管力(特に、溝部216の側面2162および底面2161、並びに、フレキシブル配線基板25の引出部253の側面2531により囲まれる空間に生じる毛細管力)により熱硬化性接着剤が溝部216へと流れ込む。本実施の形態では、最も粘度が低下した状態における熱硬化性接着剤の粘度は、0.5(Pa・s)以上13(Pa・s)以下とされる。溝部216に流れ込んだ熱硬化性接着剤の先端は、図3に示すように、溝部216と周辺領域214との境界に至ることなく、溝部216の中央近傍に位置しており、熱硬化性接着剤が硬化して樹脂層26が形成されることにより、溝部216内において、フレキシブル配線基板25の引出部253の一部(すなわち、接続部252に近い部位)が樹脂層26により覆われて溝部216内に固定される。このように、引出部253の接続部252に近い部分が樹脂層26に覆われて溝部216内に固定されることにより、フレキシブル配線基板25とベースプレート21との接着力が向上し、フレキシブル配線基板25がベースプレート21から剥離してしまうことが防止される。
ところで、ベースプレートの溝部の両側面が溝部の底面に垂直であって、かつ、溝部の幅が径方向に関しておよそ一定であるモータ(以下、「比較例のモータ」という。)を想定すると、比較例のモータでは、溝部に強い毛細管力が発生するため、樹脂層の形成の際に溝部に多量の熱硬化性接着剤が流れ込み、溝部から周辺領域へと流れ出してしまうおそれがある。そして、溝部から流れ出した熱硬化性接着剤が、中央領域よりもロータ部側に位置する周辺領域の傾斜領域を流れ下り、水平領域に配置されたフレキシブル配線基板の外部端子部に達すると、外部接続用の端子が覆われて接続不良が生じるおそれもある。
これに対し、第1の実施の形態に係るモータ1では、溝部216の底面2161の周方向の両側に、周方向において底面2161から離れるに従って漸次中心軸J1方向の下側へと向かう傾斜面である側面2162が設けられることにより、溝部216における毛細管力の発生が抑制される。その結果、モータ1のベースプレート21の下面211に形成された凹部215に対する熱硬化性接着剤の付与時に、熱硬化性接着剤が溝部216を介して周辺領域214に流れ出すことを防止することができる。
溝部216では、底面2161と両側面2162のそれぞれとの間の角度θ1を95°以上とすることにより、θ1が95°未満の場合に比べて、溝部216における毛細管力の発生がより確実に抑制され、熱硬化性接着剤が溝部216を介して周辺領域214に流れ出すことがより確実に防止される。また、溝部216の底面2161と両側面2162のそれぞれとの間の角度θ1を175°以下とすることにより、溝部216の最大幅(すなわち、溝部216の両側面2162の間の底面2161とは反対側における幅)が必要以上に大きくなることが防止される。その結果、溝部216に収容されたフレキシブル配線基板25の引出部253が、外部との接触等により損傷することが防止される。
モータ1では、フレキシブル配線基板25の引出部253と溝部216の側面2162との間の距離wが、引出部253の厚さtの1.5倍以上とされることにより、引出部253と溝部216の側面2162との間における毛細管力の発生が抑制される。これにより、熱硬化性接着剤が引出部253と溝部216の側面2162との間を介して周辺領域214に流れ出すことを防止することができる。また、フレキシブル配線基板25の引出部253と溝部216の側面2162との間の距離wが、引出部253の厚さtの5倍以下とされることにより、溝部216の最大幅が必要以上に大きくなることが防止され、記録ディスク駆動装置60の組立時等に、引出部253が外部の物体との接触等により損傷することがより確実に防止される。
上述のように、モータ1では、ベースプレート21の凹部215に対する熱硬化性接着剤の付与時に、熱硬化性接着剤が溝部216を介して周辺領域214に流れ出すことを防止することができる。このため、上記モータ1の構造は、周辺領域214が溝部216よりも中心軸J1方向の上側に位置しており、仮に溝部から熱硬化性接着剤が流れ出した場合に熱硬化性接着剤が周辺領域に広がってしまう構造を有するモータに特に適している。
溝部216では、両側面2162が、底面2161から離れるに従って中心軸J1方向の下側へと向かう傾斜面とされることがより好ましいが、フレキシブル配線基板25の形状や熱硬化性接着剤の塗布領域の位置や形状に合わせて、一方の側面2162のみが、底面2161から離れるに従って中心軸J1方向の下側へと向かう傾斜面とされ、他方の側面2162は、底面2161に略垂直とされてもよい。この場合であっても、溝部216に生じる毛細管力(特に、溝部216の底面2161および傾斜面である一方の側面2162、並びに、フレキシブル配線基板25の引出部253の側面2531により囲まれる空間に生じる毛細管力)の発生が抑制され、熱硬化性接着剤が溝部216を介して周辺領域214に流れ出すことを防止することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るモータについて説明する。図5.Aは、第2の実施の形態に係るモータ1aのベースプレート21の部分断面図であり、第1の実施の形態に係るモータ1の図4に対応する。図5.Aに示すように、モータ1aでは、図3および図4に示す溝部216とは形状が異なる溝部216aがベースプレート21の下面211に設けられる。その他の構造は図2および図3に示すモータ1の構造と同様であり、以下の説明では対応する構成に同符号を付す。
図5.Aに示すように、モータ1aでは、ベースプレート21の下面211において、中央領域213に設けられた凹部215と周辺領域214(図2および図3参照)とを結ぶ溝部216aの両側面2162がそれぞれ、中心軸J1を中心とする周方向における底面2161の一方側および他方側のそれぞれにおいて底面2161から周方向に離れるに従って漸次中心軸J1方向の下側へと向かう平面である傾斜面2162a、および、傾斜面2162aの底面2161とは反対側から溝部216aの中心軸J1方向の下側のエッジ2168へと至る平面である側壁2162bを備える。両傾斜面2162aのそれぞれと溝部216aの底面2161との間の角度は、95°以上175°以下とされ、また、両側壁2162bは底面2161に略垂直とされる。
第2の実施の形態に係るモータ1aでは、溝部216aの底面2161の周方向の両側に、周方向において底面2161から離れるに従って漸次中心軸J1方向の下側へと向かう傾斜面2162aが設けられることにより、第1の実施の形態と同様に、溝部216aにおける毛細管力の発生が抑制される。その結果、熱硬化性接着剤が溝部216aを介して周辺領域214(図3参照)に流れ出すことを防止することができる。
溝部216aでは、各側壁2162bが底面2161に対して傾斜する面とされてもよい。また、溝部216aでは、底面2161の両側に傾斜面2162aが設けられることがより好ましいが、フレキシブル配線基板25の形状や熱硬化性接着剤の塗布領域の位置や形状に合わせて、周方向における底面2161の一方側においてのみ底面2161と側壁2162bとの間に傾斜面2162aが設けられ、周方向における底面2161の他方側においては底面2161と側壁2162bとが直接接続されてもよい。この場合であっても、溝部216aの傾斜面2162aが設けられる側における毛細管力の発生が抑制され、熱硬化性接着剤が溝部216aを介して周辺領域214に流れ出すことを防止することができる。
図5.Bは、溝部216aの他の例を示すベースプレート21の部分断面図である。図5.Bに示すように、溝部216aでは、底面2161の両側の傾斜面2162aが、中心軸J1方向の上側(すなわち、図5.B中における下側)に向かって凸となる曲面とされてもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態に係るモータについて説明する。図6は、第3の実施の形態に係るモータ1bのステータ部2の中心軸J1近傍を拡大して示す底面図である。図6に示すように、モータ1bでは、図3に示す溝部216とは形状が異なる溝部216bがベースプレート21の下面211に設けられる。その他の構造は図2および図3に示すモータ1の構造と同様であり、以下の説明では対応する構成に同符号を付す。
図7は、モータ1bの凹部215近傍を拡大して示す底面図であり、図の理解を容易にするために、樹脂層26の図示を省略している(図8.A、図8.B、図9および図11においても同様)。図7に示すように、モータ1bでは、ベースプレート21の下面211において、中央領域213に設けられた凹部215と周辺領域214とを結ぶ溝部216bの両側面2162がそれぞれ、溝部216bの底面2161に略垂直とされる。また、溝部216bの幅(すなわち、中心軸J1を中心とする径方向に垂直な方向における両側面2162間の距離)は、径方向に沿う溝部216bのほぼ全長に亘り、中心軸J1に向かうに従って漸次減少する。換言すれば、溝部216bの両側面2162間の距離は、溝部216bの径方向の外側端部から内側端部に至るほぼ全長(すなわち、両端部の面取り部を除く全長)に亘って漸次減少する。
溝部216bでは、凹部215と溝部216bとの境界近傍、および、溝部216bと周辺領域214との境界2163近傍において、溝部216bの両側面2162が微小な面取り形状とされており、上記両境界近傍以外の部位(すなわち、面取り形状とされている両境界近傍の部位の間に位置する部位)は、平面視においてほぼ直線状となっている。以下の説明では、側面2162において、平面視にてほぼ直線状となっている当該部位を、「平面部2164」という。
溝部216b内では、フレキシブル配線基板25の引出部253の幅方向の両側面2531が、溝部216bの中心線2165(すなわち、中心軸J1から溝部216bの幅方向の中央を通るように径方向に伸びる仮想的な線)と略平行とされる。そして、溝部216bの各側面2162の平面部2164と各側面2162に対向する引出部253の側面2531との間の平面視における角度θ2が、10°以上90°未満とされ、より好ましくは10°以上80°以下とされる。本実施の形態では、θ2は45°とされる。
図6に示すように、モータ1bでは、第1の実施の形態と同様に、ベースプレート21の凹部215内にフレキシブル配線基板25の接続部252が収容されており、接続部252は、凹部215の底面との間に介在する接着剤によりベースプレート21に貼り付けられている。また、凹部215内に付与された流動性樹脂材料である熱硬化性接着剤が硬化することにより形成された樹脂層26により、フレキシブル配線基板25の接続部252全体が覆われている。
樹脂層26の形成に際しては、凹部215から溝部216bへと流れ込んだ熱硬化性接着剤が、溝部216bの中央近傍まで到達した状態で硬化することにより、フレキシブル配線基板25の引出部253の一部(すなわち、接続部252に近い部位)も樹脂層26により覆われて溝部216b内に固定される。これにより、フレキシブル配線基板25とベースプレート21との接着力が向上し、フレキシブル配線基板25がベースプレート21から剥離してしまうことが防止される。
第3の実施の形態に係るモータ1bでは、溝部216bの両側面2162間の平面視における距離が、溝部216bの径方向の外側端部から内側端部に至るほぼ全長に亘って漸次減少する。このため、溝部216bの側面2162と引出部253の側面2531との間において熱硬化性接着剤に表面張力が働き、その結果、モータ1bのベースプレート21の下面211に形成された凹部215に対する熱硬化性接着剤の付与時に、熱硬化性接着剤が溝部216bを介して周辺領域214に流れ出すことを防止することができる。
溝部216bでは、両側面2162のそれぞれにおいて、側面2162の平面部2164と引出部253の側面2531との間の平面視における角度θ2が10°以上とされることにより、溝部216bの幅を周辺領域214に向かって十分に大きくすることができるため、溝部216bにおける毛細管力の発生がより一層抑制される。さらには、上記角度θ2が90°未満(より好ましくは、80°以下)とされることにより、溝部216bの幅が必要以上に大きくなることが防止され、これにより、溝部216bに収容されたフレキシブル配線基板25の引出部253が、外部の物体との接触等により損傷することがより確実に防止される。
溝部216bの各側面2162では、平面部2164に代えて、図8.Aに示すように、平面視において溝部216bの中心線2165に向かって凸状の曲線状となる曲面部2164aが設けられてもよい。この場合であっても、溝部216bの両側面2162間の距離が、溝部216bの径方向の外側端部から内側端部に至るほぼ全長に亘って漸次減少することにより、熱硬化性接着剤が溝部216bを介して周辺領域214に流れ出すことを防止することができる。
このように、溝部216bの側面2162に曲面部2164aが設けられる場合、溝部216bの両側面2162のそれぞれにおいて、側面2162の曲面部2164aと引出部253の側面2531との間の平面視における角度の平均(すなわち、曲面部2164aと引出部253の側面2531との間の角度を径方向において平均したもの)が10°以上とされることにより、熱硬化性接着剤の流れ出しがさらに確実に防止され、また、上記角度の平均が90°未満(より好ましくは、80°以下)とされることにより、溝部216bに収容されたフレキシブル配線基板25の引出部253の損傷がより確実に防止される。
第3の実施の形態に係るモータ1bでは、溝部216bの両側面2162間の距離は、必ずしも、溝部216bの外側端部から内側端部に至るほぼ全長に亘って漸次減少する必要はなく、当該外側端部から内側に向かうに従って所定の範囲内において(例えば、溝部216bと周辺領域214との境界2163から凹部215に向かって1mm以上の範囲において)漸次減少していればよい。例えば、図8.Bに示すように、溝部216bの両側面2162が、平面視において引出部253の側面2531に向かって凸となる半円周状とされてもよい。このような形状であっても、熱硬化性接着剤が周辺領域214へ流れ出すことを防止することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態に係るモータについて説明する。図9は、第4の実施の形態に係るモータ1cのベースプレート21の下面211に設けられた凹部215近傍を拡大して示す底面図である。図9に示すように、モータ1cでは、図3に示す溝部216とは形状が異なる溝部216cがベースプレート21の下面211に設けられる。その他の構造は図2および図3に示すモータ1の構造と同様であり、以下の説明では対応する構成に同符号を付す。
図9に示すように、モータ1cでは、第3の実施の形態と同様に、溝部216cの両側面2162の間の平面視における距離は、溝部216cの径方向の外側端部から内側端部に至るほぼ全長に亘って漸次減少する。また、溝部216cでは、凹部215と溝部216cとの境界近傍、および、溝部216cと周辺領域214との境界2163近傍において、溝部216cの両側面2162が微小な面取り形状とされており、上記両境界近傍以外の部位(すなわち、面取り形状とされている両境界近傍の部位の間に位置する部位)が平面部2164となっている。
図10は、ベースプレート21を図9中のB−Bの位置にて切断した部分断面図であり、図10では、溝部216cの一方の側面2162の平面部2164(図9参照)に垂直な断面を描いている。図10に示すように、溝部216cの側面2162は、周方向において底面2161から離れるに従って中心軸J1方向の下側(すなわち、図10中の上側)へと向かう傾斜面となっており、側面2162の平面部2164に垂直な断面において、溝部216cの底面2161と側面2162との間の角度θ3が、第1の実施の形態と同様に、95°以上175°以下とされる。これにより、第1の実施の形態と同様に、図9に示す凹部215に付与された熱硬化性接着剤が溝部216cを介して周辺領域214に流れ出すことを防止することができるとともに、溝部216cに収容されたフレキシブル配線基板25の引出部253が、外部との接触等により損傷することが防止される。
また、溝部216cでは、両側面2162間の距離が、溝部216cの径方向の外側端部から内側端部に至るほぼ全長に亘って漸次減少することにより、第3の実施の形態と同様に、熱硬化性接着剤が溝部216cを介して周辺領域214に流れ出すことをより確実に防止することができる。
さらには、溝部216cの両側面2162のそれぞれにおいて、側面2162の平面部2164(正確には、平面部2164と底面2161との境界)と引出部253の側面2531との間の平面視における角度θ4が10°以上90°未満(より好ましくは、10°以上80°以下)とされることにより、第3の実施の形態と同様に、熱硬化性接着剤の流れ出しがさらに確実に防止されるとともにフレキシブル配線基板25の引出部253が、外部との接触等により損傷することがより確実に防止される。
モータ1cでは、第3の実施の形態と同様に、溝部216cの各側面2162において、平面部2164に代えて溝部216cに向かって凸状となる曲面部が設けられてもよく(図8.A参照)、この場合においても、溝部216cの両側面2162間の距離が外側端部から内側端部に至るほぼ全長に亘って漸次減少することにより、熱硬化性接着剤が溝部216cを介して周辺領域214に流れ出すことがさらに確実に防止される。また、溝部216cの両側面2162のそれぞれにおいて、側面2162の曲面部(正確には、曲面部と底面2161との境界)と引出部253の側面2531との間の平面視における角度の平均が10°以上90°未満(より好ましくは、10°以上80°以下)とされることにより、熱硬化性接着剤の流れ出しがさらに確実に防止されるとともにフレキシブル配線基板25の引出部253の損傷がさらに確実に防止される。
また、モータ1cでは、第3の実施の形態と同様に、溝部216cの両側面2162間の距離は、必ずしも、溝部216cの外側端部から内側端部に至るほぼ全長に亘って漸次減少する必要はなく、当該外側端部から内側に向かうに従って所定の範囲内において(例えば、溝部216cと周辺領域214との境界2163から凹部215に向かって1mm以上の範囲において)漸次減少していればよい。これにより、熱硬化性接着剤が周辺領域214へ流れ出すことを防止することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態に係るモータについて説明する。図11は、第5の実施の形態に係るモータ1dのベースプレート21の下面211に設けられた凹部215近傍を拡大して示す底面図である。図11に示すように、モータ1dでは、図3に示す溝部216とは形状が異なる溝部216dがベースプレート21の下面211に設けられる。その他の構造は図2および図3に示すモータ1の構造と同様であり、以下の説明では対応する構成に同符号を付す。
図11に示すように、溝部216dの幅(すなわち、中心軸J1を中心とする径方向に垂直な方向の幅)は径方向に関しておよそ一定とされ、また、溝部216dの両側面2162はそれぞれ、溝部216dの底面2161に略垂直とされる。
図12は、ベースプレート21を図11中のC−Cの位置にて切断した部分断面図であり、図の理解を容易にするために、切断面よりも奥側に位置する構成についてもその一部を破線にて描いている(図13においても同様)。図11および図12に示すように、モータ1dでは、溝部216dの底面2161が、底面2161から中心軸J1方向の上側(すなわち、ロータ部3側であり、図12中における下側)へと窪む窪み部2166を有する。これにより、凹部215への熱硬化性接着剤の付与の際に、凹部215から溝部216dへと流れ込んだ熱硬化性接着剤(図12において平行斜線を付す。)が窪み部2166にて貯溜され、その結果、熱硬化性接着剤が溝部216dを介して周辺領域214に流れ出すことを防止することができる。
また、溝部216dでは、図11に示すように、窪み部2166が溝部216dの両側面2162の一方から他方まで連続する。これにより、溝部216dに流れ込んだ熱硬化性接着剤を窪み部2166にてさらに確実に貯溜することができ、その結果、熱硬化性接着剤が溝部216dを介して周辺領域214に流れ出すことをより確実に防止することができる。
次に、本発明の第6の実施の形態に係るモータについて説明する。図13は、第6の実施の形態に係るモータ1eのベースプレート21の一部を示す断面図であり、図12に対応する。図13に示すように、モータ1eでは、溝部216eの底面2161が、図12に示す窪み部2166に代えて、中心軸J1方向の下側(すなわち、ロータ部3とは反対側であり、図13中における上側)に突出する突起部2167を有する。その他の構造は図11と同様であり、以下の説明では対応する構成に同符号を付す。
モータ1eでは、凹部215への熱硬化性接着剤の付与の際に、凹部215(図11参照)から溝部216eへと流れ込んだ熱硬化性接着剤(図13において平行斜線を付す。)が突起部2167により堰き止められることにより、熱硬化性接着剤が溝部216eを介して周辺領域214に流れ出すことが防止される。また、突起部2167は、図13に示すように、溝部216eの底面2161から見て中央領域213よりも高さが低く、突起部2167の先端部は、中央領域213よりも中心軸J1方向の下側(すなわち、図13中における上側)に突出しない。さらには、突起部2167の先端部に当接するフレキシブル配線基板25の引出部253も、中央領域213よりも下側に突出しないため、モータ1eが厚くなってしまうことが防止される。
さらに、溝部216eでは、突起部2167が溝部216eの両側面2162の一方から他方まで連続する(図11参照)。これにより、溝部216eに流れ込んだ熱硬化性接着剤を突起部2167によりさらに確実に堰き止めることができ、その結果、熱硬化性接着剤が溝部216eを介して周辺領域214に流れ出すことをより確実に防止することができる。
第5の実施の形態に係るモータ1dでは、図11および図12に示す窪み部2166は必ずしも溝部216dの両側面2162の一方から他方まで連続している必要はなく、溝部216dの両側面2162とフレキシブル配線基板25の引出部253の両側面2531との間(すなわち、溝部216dの底面2161において、互いに対向する2組の側面2162と側面2531との間の2つの領域)に設けられていればよい。これにより、熱硬化性接着剤が溝部216dを介して周辺領域214に流れ出すことを防止することができる。
また、第6の実施の形態に係るモータ1eでも同様に、図13に示す突起部2167は、必ずしも溝部216eの両側面2162(図11参照)の一方から他方まで連続している必要はなく、溝部216eの両側面2162とフレキシブル配線基板25の引出部253の両側面2531(図11参照)との間に設けられていればよい。これにより、熱硬化性接着剤が溝部216eを介して周辺領域214に流れ出すことを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
フレキシブル配線基板25の接続部252の凹部215内への固定は、例えば、接続部252の全体を覆う樹脂層26のみにより実現されてもよい。この場合、樹脂層26により、ベースプレート21およびフレキシブル配線基板25をそれぞれ貫通する貫通孔212,250が閉塞されてハウジング61の内部空間610が封止される。また、接続部252は、接続部252と凹部215の底面との間に介在する接着剤のみにより、あるいは、主に当該接着剤により凹部215内に固定されてもよい。この場合、樹脂層26が、少なくとも接続部252の電機子24との接続箇所である電極255(図3参照)から、ベースプレート21の凹部215と溝部との境界に至る領域に設けられて接続部252を覆うことによりハウジング61の内部空間610が封止される。
上記実施の形態に係るモータでは、流動性樹脂材料として、例えば、紫外線硬化性接着剤が凹部215に付与されて樹脂層26が形成されてもよい。この場合、紫外線の照射により紫外線硬化性接着剤の粘度が硬化前に一旦低下するが、上述のモータでは、凹部215に付与された紫外線硬化性接着剤が溝部を介して周辺領域214に流れ出すことを防止することができる。このように、流動性樹脂材料の流出を防止することができる上記モータの構造は、硬化前に粘度が一旦低下する熱硬化性接着剤や紫外線硬化性接着剤が凹部215に付与される場合に特に適しているといえる。なお、モータでは、流動性樹脂材料として、熱硬化性接着剤と紫外線硬化性接着剤とを混合したものが利用されてもよく、熱硬化性接着剤や紫外線硬化性接着剤以外の樹脂材料が利用されてもよい。
また、上記モータでは、フレキシブル配線基板25に代えて、リジッド配線基板がベースプレート21の下面211に取り付けられてもよい。この場合、リジッド配線基板のベースプレート21に対する取り付けは、例えば、ベースプレート21の下面211とリジッド配線基板との間に接着剤を塗布することなく、リジッド配線基板に形成された突起をベースプレート21に形成された取付穴に嵌合することにより実現されてもよい。なお、ここでいう配線基板とは、基板上に配線およびチップ等が設けられたいわゆる回路基板も含む。
ベースプレート21の下面211では、周辺領域214は、必ずしも溝部よりも中心軸J1方向の上側である必要はなく、中央領域213(すなわち、ベースプレート21の下面211のうち、凹部215が形成される最下面)よりも中心軸J1方向の上側であればよい。例えば、周辺領域214は、溝部の底面2161と中心軸J1方向において同じ位置に位置する水平面とされてもよい。
上記実施の形態に係るモータでは、ステータ部2の各部を保持するベース部は、必ずしも第1ハウジング部材611の一部であるベースプレート21とされる必要はなく、第1ハウジング部材611とは独立して形成されて第1ハウジング部材611に取り付けられることによりハウジング61の一部となるブラケットとされてもよい。
また、モータは、必ずしも界磁用磁石32が電機子24の外側に配置されたアウターロータ型である必要はなく、界磁用磁石32が電機子24の内側に配置されたインナーロータ型であってもよい。
上述のモータは、記録ディスクに対する情報の読み出しおよび書き込みの一方または両方、すなわち、読み出しまたは書き込みを行うアクセス部を有する記録ディスク駆動装置に適している。また、当該モータを備える記録ディスク駆動装置60は、磁気ディスクのみならず、光ディスク、光磁気ディスク等の他のディスク状の記録媒体を駆動する装置として利用することもできる。さらには、上記モータは、記録ディスク駆動装置以外の他の様々な装置において利用されてよい。
第1の実施の形態に係る記録ディスク駆動装置の縦断面図である。 モータの縦断面図である。 ステータ部の中心軸近傍を拡大して示す底面図である。 ベースプレートの部分断面図である。 第2の実施の形態に係るモータのベースプレートの部分断面図である。 溝部の他の例を示すベースプレートの部分断面図である。 第3の実施の形態に係るモータの中心軸近傍を拡大して示す底面図である。 凹部近傍を拡大して示す底面図である。 凹部近傍を拡大して示す底面図である。 凹部近傍を拡大して示す底面図である。 第4の実施の形態に係るモータの凹部近傍を拡大して示す底面図である。 ベースプレートの部分断面図である。 第5の実施の形態に係るモータの凹部近傍を拡大して示す底面図である。 ベースプレートの部分断面図である。 第6の実施の形態に係るモータのベースプレートの部分断面図である。
符号の説明
1,1a〜1e モータ
2 ステータ部
3 ロータ部
21 ベースプレート
24 電機子
25 フレキシブル配線基板
31 ロータハブ
60 記録ディスク駆動装置
61 ハウジング
62 記録ディスク
63 アクセス部
211 下面
212 貫通孔
213 中央領域
214 周辺領域
215 凹部
216,216a〜216e 溝部
252 接続部
253 引出部
255 電極
2161 底面
2162 側面
2162a 傾斜面
2162b 側壁
2166 窪み部
2167 突起部
2168 エッジ
2531 側面
J1 中心軸

Claims (15)

  1. 電動式のモータであって、
    ステータ部と、
    中心軸を中心として前記ステータ部に対して回転可能に支持されるロータ部と、
    を備え、
    前記ステータ部が、
    前記中心軸を中心とする電機子と、
    前記ロータ部の前記中心軸方向の下側に位置するとともに前記中心軸方向に貫通する貫通孔が形成されたベース部と、
    前記ベース部の下面に取り付けられ、前記電機子からの導線が前記貫通孔を経由して接続される接続部および前記接続部から伸びる帯状の引出部を有する配線基板と、
    を備え、
    前記ベース部の前記下面が、
    前記中心軸を中心とする中央領域と、
    前記中央領域の周囲において前記中央領域よりも前記中心軸方向の上側に位置する周辺領域と、
    前記中央領域内に形成されるとともに前記配線基板の前記接続部が収容される凹部と、
    前記凹部と前記周辺領域とを結ぶとともに前記接続部から前記周辺領域へと伸びる前記引出部が配置される溝部と、
    を有し、
    前記溝部が、
    前記引出部が配置される底面と、
    前記中心軸を中心とする周方向における前記底面の一方側において前記底面から前記周方向に離れるに従って漸次前記中心軸方向の下側へと向かう傾斜面と、
    を有し、
    前記凹部内において、少なくとも前記接続部の接続箇所から前記凹部と前記溝部との境界に至る領域が硬化した流動性樹脂材料により覆われることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータであって、
    前記溝部の前記傾斜面が、前記底面の前記一方側から前記溝部の前記中心軸方向における下側のエッジへと至る前記溝部の側面であることを特徴とするモータ。
  3. 請求項2に記載のモータであって、
    前記溝部の前記底面と前記側面との間の角度が95°以上175°以下であることを特徴とするモータ。
  4. 請求項1に記載のモータであって、
    前記溝部が、前記傾斜面の前記周方向における前記一方側から前記溝部の前記中心軸方向における下側のエッジへと至る側壁をさらに有することを特徴とするモータ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のモータであって、
    前記溝部が、前記周方向における前記底面の他方側において前記底面から離れるに従って漸次前記中心軸方向の下側へと向かうもう1つの傾斜面をさらに有することを特徴とするモータ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のモータであって、
    前記溝部の両側面間の距離が、前記中心軸を中心とする径方向の外側端部から内側に向かうに従って漸次減少することを特徴とするモータ。
  7. 電動式のモータであって、
    ステータ部と、
    中心軸を中心として前記ステータ部に対して回転可能に支持されるロータ部と、
    を備え、
    前記ステータ部が、
    前記中心軸を中心とする電機子と、
    前記ロータ部の前記中心軸方向の下側に位置するとともに前記中心軸方向に貫通する貫通孔が形成されたベース部と、
    前記ベース部の下面に取り付けられ、前記電機子からの導線が前記貫通孔を経由して接続される接続部および前記接続部から伸びる帯状の引出部を有する配線基板と、
    を備え、
    前記ベース部の前記下面が、
    前記中心軸を中心とする中央領域と、
    前記中央領域の周囲において前記中央領域よりも前記中心軸方向の上側に位置する周辺領域と、
    前記中央領域内に形成されるとともに前記配線基板の前記接続部が収容される凹部と、
    前記凹部と前記周辺領域とを結ぶとともに前記接続部から前記周辺領域へと伸びる前記引出部が配置される溝部と、
    を有し、
    前記凹部内において、少なくとも前記接続部の接続箇所から前記凹部と前記溝部との境界に至る領域が硬化した流動性樹脂材料により覆われ、
    前記溝部の両側面間の距離が、前記中心軸を中心とする径方向の外側端部から内側に向かうに従って漸次減少することを特徴とするモータ。
  8. 請求項7に記載のモータであって、
    前記溝部の前記両側面間の距離が、前記外側端部から内側端部に至るほぼ全長に亘って漸次減少することを特徴とするモータ。
  9. 請求項8に記載のモータであって、
    前記溝部の各側面と前記各側面に対向する前記引出部の側面との間の平面視における角度の平均が10°以上90°未満であることを特徴とするモータ。
  10. 電動式のモータであって、
    ステータ部と、
    中心軸を中心として前記ステータ部に対して回転可能に支持されるロータ部と、
    を備え、
    前記ステータ部が、
    前記中心軸を中心とする電機子と、
    前記ロータ部の前記中心軸方向の下側に位置するとともに前記中心軸方向に貫通する貫通孔が形成されたベース部と、
    前記ベース部の下面に取り付けられ、前記電機子からの導線が前記貫通孔を経由して接続される接続部および前記接続部から伸びる帯状の引出部を有する配線基板と、
    を備え、
    前記ベース部の前記下面が、
    前記中心軸を中心とする中央領域と、
    前記中央領域の周囲において前記中央領域よりも前記中心軸方向の上側に位置する周辺領域と、
    前記中央領域内に形成されるとともに前記配線基板の前記接続部が収容される凹部と、
    前記凹部と前記周辺領域とを結ぶとともに前記接続部から前記周辺領域へと伸びる前記引出部が配置される溝部と、
    を有し、
    前記凹部内において、少なくとも前記接続部の接続箇所から前記凹部と前記溝部との境界に至る領域が硬化した流動性樹脂材料により覆われ、
    前記溝部の底面が、前記引出部の両側面と前記溝部の両側面との間に窪み部または前記中央領域よりも高さが低い突起部を有し、
    前記流動樹脂材料が、前記溝部内に位置し、
    前記樹脂材料が、前記溝部内において前記窪み部の外周面または前記突起部の頂部よりも径方向内側に配置されることを特徴とするモータ。
  11. 請求項10に記載のモータであって、
    前記窪み部または前記突起部が前記溝部の前記両側面の一方から他方まで連続していることを特徴とするモータ。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載のモータであって、
    前記周辺領域が、前記溝部よりも前記中心軸方向における上側に位置することを特徴とするモータ。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載のモータであって、
    前記流動性樹脂材料が熱硬化性接着剤であることを特徴とするモータ。
  14. 記録ディスク駆動装置であって、
    情報を記録する記録ディスクを回転する請求項1ないし13のいずれかに記載のモータと、
    前記記録ディスクに対する情報の読み出しまたは書き込みを行うアクセス部と、
    前記モータおよび前記アクセス部を収容するハウジングと、
    を備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
  15. 請求項10ないし請求項13のいずれかに記載のモータであって、
    前記引出部が、前記窪み部または前記突起部を覆うことを特徴とするモータ。
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