JP2007228706A - スピンドルモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁シートを省略しながらコイルの引出線とハウジングとの接触を防ぐことができる新規な構造を有するスピンドルモータを提供する。
【解決手段】スピンドルモータのステータ15は磁性鋼板を積層してなるスタータコア16と、スタータコア16にインシュレータを介して巻回されたコイル17とを有し、コイル17の引出線17aはハウジング23の取付板22に固定されたフレキシブル回路基板27の電気接続部28に半田付によって接続される。フレキシブル回路基板27は、可撓性の基材が電気接続部28よりもハウジングの円筒部21へ延びる延長部27aを有し、延長部27aはコイルの引出線17aとハウジング23との接触を防ぐ絶縁シートとして機能する舌部27bを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロータマグネットと間隙を隔てて対向するように配置されたステータが固定された円筒部とその軸方向一端側から径方向外側へ延びる取付部とを有するハウジングを備え、ハウジングに固定されたフレキシブル回路基板にステータのコイルが接続されたスピンドルモータに関する。詳しくは、コイルの引出線とハウジングとの絶縁構造の改良に関する。
このような構造を有するスピンドルモータとして、例えばDLP(Digital Light Processing)方式の単板式プロジェクタに使用されるカラーホイール回転駆動用のモータがある(例えば特許文献1及び2参照)。ハウジングに固定されたフレキシブル回路基板(FPCと呼称されることが多い)は、ステータのコイルの引出線を外部の駆動回路(コイルの励磁電流供給回路)と接続するために使用される。
図5は、従来例に係るスピンドルモータの概略構造を示す断面図である。このスピンドルモータのロータ(回転側)は、カラーホイール等の回転駆動対象物が固定されるロータハブ101と、その中心に締結された回転軸102と、円筒状のヨーク103を介してロータハブ101に固定されたロータマグネット104とを有する。ロータマグネット104と間隙を隔てて対向するように配置されたステータ105は、磁性鋼板を積層してなるスタータコア106と、その複数箇所(複数極)にインシュレータ(絶縁部材)を介して巻回されたコイル107を有する。
図5に示すように、このスピンドルモータは、略円筒状のブッシュ111と、その下端部が嵌め込まれて固定される取付板(取付部)112からなるハウジング113を備えている。ブッシュ111の外周部にステータ105のスタータコア106が外嵌固定され、ブッシュ111の内側には回転軸102のすべり軸受を構成する含油焼結合金製のスリーブ108が内嵌固定されている。
ブッシュ111の下端開口はキャップ114で密閉され、キャップ114の内側中心部には回転軸102の下端面を受けるスラスト軸受を構成する樹脂プレート115が設けられている。また、スリーブ108の下端面とキャップ114の内側との間に円環状の抜け止め部材116が設けられている。この抜け止め部材116は、回転軸102の下端面近傍の外周面に形成された円周溝に弾性変形によって係合する。
また、ハウジング113の取付板112の上面にフレキシブル回路基板(FPC)117が貼付され、その上面端部に導電パターンとコイル107の引出線107aとの電気接続部118が設けられている。コイル107の引出線107aは、電気接続部118でフレキシブル回路基板117の導電パターンに半田付によって電気的に接続され、フレキシブル回路基板117を介して外部の駆動回路(コイルの励磁電流供給回路)と接続される。
図5に示すように、コイル107の引出線107aとブッシュ111との接触を防ぐ絶縁シート119がブッシュ111に装着されている。この絶縁シート119はPET(ポリエチレンテレフタレート)シートを円環形状に打ち抜いたものであり、その外周部がコイル107の引出線107aに接触することによって、引出線107aとブッシュ111との接触を防いでいる。
特開2002−58225号公報 特開2005−151695号公報
上記のような従来構造のスピンドルモータにおいて、コスト低減の要求に応えるために、材料費や組立工数の低減を図ることが必要である。また、従来から使用されている絶縁シート119は、引出線107aをフレキシブル回路基板の電気接続部118に半田付する際に、半田付の熱によって変形し、絶縁シートとしての役目を十分に果たすことができなくなるおそれがある。
本発明は、上記のような課題に鑑み、従来使用されていた絶縁シートを省略してコスト低減に寄与しながら、代替構造によってコイルの引出線とハウジングとの接触を防ぐことができるスピンドルモータを提供することを目的とする。
本発明によるスピンドルモータの構成は、ロータマグネットを有するロータと、前記ロータマグネットと間隙を隔てて対向するように配置されたステータと、前記ステータが固定された円筒部とその軸方向一端側から径方向外側へ延びる取付部とを有するハウジングと、前記ハウジングに固定されたフレキシブル回路基板とを備えたスピンドルモータであって、前記ステータは磁性鋼板を積層してなるスタータコアと、前記スタータコアにインシュレータを介して巻回されたコイルとを有し、前記フレキシブル回路基板は、可撓性の基材に形成された導電パターンと前記コイルの引出線との電気接続部を有し、前記基材は前記電気接続部よりも前記ハウジングの円筒部へ延びる延長部を有し、前記延長部は前記コイルの引出線と前記ハウジングとの接触を防ぐ絶縁シートとして機能する舌部を有することを特徴とする(請求項1)。
このような構成によれば、従来使用されていた絶縁シートを省略することができる。フレキシブル回路基板の基材の延長部に設けられた舌部が同様の機能を発揮し、コイルの引出線とハウジングとの接触を防ぐことができる。しかも、フレキシブル回路基板の基材には耐熱性に優れたポリイミド樹脂フィルムが使用されているので、従来のPET製の絶縁シートに比べて半田付の熱による変形が生じにくい。
好ましい構成として、前記フレキシブル回路基板の延長部は、前記ハウジングの円筒部を周方向に沿って囲む円環形状を有する(請求項2)。これにより、フレキシブル回路基板の延長部をハウジングに対して容易に固定することができる。この円環形状の部分が舌部を構成してもよいし、円環形状を有する延長部の内周縁の一部分が中心に向かって延びて前記舌部を形成してもよい(請求項3)。
また、前記舌部が前記ハウジングの円筒部の軸方向に折れ曲がるように、前記舌部に1本又は複数本の径方向の切れ目が形成されていることが好ましい(請求項4)。これにより、フレキシブル回路基板の舌部をハウジングの円筒部に沿うように折り曲げ(立ち上げ)、コイルの引出線とハウジングとの接触を一層確実に防ぐことができる。
別の好ましい構成として、前記フレキシブル回路基板の円環形状を有する延長部が、前記ステータと前記ハウジングの取付部との間に配置されている(請求項5)。これにより、フレキシブル回路基板の延長部がハウジングに対して一層確実に固定される。
更に別の好ましい構成として、前記舌部の内周縁が、前記引出線の前記コイル側端部よりも径方向内側に位置する(請求項6)。これにより、コイルの引出線とハウジングとの接触を一層確実に防ぐことができる。
更に別の好ましい構成として、前記ハウジングは、前記円筒部に相当するブッシュと前記取付部に相当する取付板とが結合してなる(請求項7)。この場合に、前記フレキシブル回路基板が前記取付板に固定され、前記フレキシブル回路基板の舌部が前記ブッシュと前記取付板との結合部を跨ぐように設けられていることが好ましい(請求項8)。ブッシュと取付板との結合部に突出部や角部が生じやすいので、この部分をフレキシブル回路基板の舌部が覆うことにより、コイルの引出線との接触を確実に防ぐことができる。
本発明によれば、従来使用されていた絶縁シートを省略してコスト低減に寄与しながら、フレキシブル回路基板の基材の延長部に設けられた舌部に同様の機能を発揮させ、コイルの引出線とハウジングとの接触を防ぐことができる。これにより、材料費や組立工数の低減を実現することができる。
また、フレキシブル回路基板の基材に使用されているポリイミド樹脂は耐熱性に優れているので半田付の熱による変形が生じにくく、絶縁性能の信頼性が向上する。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。なお、以下の説明において各部材の位置関係や方向を上下左右で説明するときは、あくまで図面における位置関係や方向を意味し、実際の機器に組み込まれたときの位置関係や方向を意味するわけではない。
図1は、本発明の実施例1に係るスピンドルモータの概略構造を示す断面図である。このスピンドルモータは、DLP方式の単板式プロジェクタに使用されるカラーホイール回転駆動用のモータであり、カラーホイールが載置固定されるアルミニウム製のロータハブ11の中心に回転軸(シャフト)12が締結され、ロータハブ11の下面外周部には略円筒状のロータヨーク13が固定されている。ロータヨーク13の内周面には円筒状のロータマグネット14が固定されている。ロータマグネット14と間隙を隔てて対向するようにステータ(電機子)15が配置され、ブッシュ21の外周面に固定されている。
ブッシュ21は略円筒形状を有し、その下部が取付板(取付部)22の開口部に嵌め込まれるようにして固定されている。ブッシュ21と取付板22とを合わせてハウジング23ということにする。ブッシュ21の外周面に固定されたステータ15は磁性鋼板を積層してなるスタータコア16と、その複数箇所(複数極)にインシュレータ(絶縁のための樹脂成形品、図示せず)を介して巻回されたコイル17とを有する。
また、円筒状のブッシュ21の内側には回転軸12のすべり軸受を構成する含油焼結合金製のスリーブ18が内嵌固定されている。ブッシュ21の下端開口はキャップ24で密閉され、キャップ24の内側中心部には回転軸12の下端面を受けるスラスト軸受を構成する樹脂プレート25が設けられている。また、スリーブ18の下端面とキャップ24の内側との間に円環状の抜け止め部材26が介装されている。この抜け止め部材26は、回転軸12の下端面近傍の外周面に形成された円周溝に弾性変形によって係合している。
ハウジング23の取付板22の上面には、フレキシブル回路基板(FPC)27が貼付されている。フレキシブル回路基板27は、ポリイミド樹脂フィルムである可撓性の基材の表面に導電パターンを形成したものであり、図1の構成では、導電パターンが形成された面を上面にして、基材の下面が取付板22の上面に貼付されている。
図2は、本実施例におけるフレキシブル回路基板27の形状の例を示す平面図である。図2(a)に示す例が図1に対応しており、図2(b)は変形例を示している。フレキシブル回路基板27の表面(図1の上面)には、導電パターン29と、その端部に形成された電気接続部28が設けられている。電気接続部28は、コイル17の引出線17aと導電パターン29とを電気的に接続するための半田付ランドである。コイル17の引出線17aは、電気接続部28でフレキシブル回路基板27の導電パターンに電気的に接続され、フレキシブル回路基板27を介して外部の駆動回路(コイルの励磁電流供給回路)と接続される。
フレキシブル回路基板27は、図1及び図2に示すように、電気接続部28よりもブッシュ21(ハウジング23の円筒部)へ延びる基材だけの延長部27aを有する。図2(a)に示す例では、フレキシブル回路基板27の延長部27aはブッシュ21を周方向に沿って囲む円環形状を有し、その内周縁の一部分が中心に向かって延びて舌部27bを形成している。この舌部27bは、図1の断面に示すように、コイル17の引出線17aがブッシュ21(及び取付板22からなるハウジング23)と接触するのを防ぐ絶縁シートとして機能する。また、舌部27bには3本の径方向の切れ目27cが形成されている。これによって、舌部27bがブッシュ21の軸方向(図1では上下方向)に折れ曲がりやすくなっている。
図2(b)に示す変形例のように、円環形状の延長部27aの内周縁の全周に舌部27bを形成するようにしてもよい。この場合も、複数の径方向の切れ目27cを舌部27bに形成することによって、舌部27bがブッシュ21の軸方向に折れ曲がることが可能になる。
また、図1に示されているように、円環形状の延長部27aはステータ15とハウジング23(取付板22)との間に配置され、舌部27bの内周縁は、引出線17aのコイル17側端部よりも径方向内側に位置している。これにより、コイル17の引出線17aとハウジングとの接触を一層確実に防ぐことができる。更に、舌部27bは、ブッシュ21と取付板22との結合部を跨ぐ(覆う)ように設けられている。これにより、ブッシュ21と取付板22との結合部におけるブッシュ21の角部とコイルの引出線との接触を確実に防ぐことができる。
なお、フレキシブル回路基板27の基材には耐熱性に優れたポリイミド樹脂フィルムが使用されているので、コイル17の引出線17aを電気接続部28に半田付で接続する際に、その熱で変形することがない。したがって、コイル17の引出線17aとブッシュ21(及び取付板22からなるハウジング23)との接触がフレキシブル回路基板27の延長部27a(舌部27b)によって確実に防がれる。
図3は、本発明の実施例2に係るスピンドルモータの概略構造を示す断面図である。上述の実施例1ではハウジング23を構成するブッシュ21が取付板22に対して下から嵌め込まれ、取付板22の上面にフレキシブル回路基板27が貼付されているが、本実施例のスピンドルモータの構造では、ブッシュ21が取付板22に対して上から嵌め込まれ、取付板22の下面にフレキシブル回路基板31が貼付されている。その他の構造は実施例1の構造と同様である。
図4は、本実施例におけるフレキシブル回路基板31の形状の例を示す平面図である。このフレキシブル回路基板31は、図2(a)に示した実施例1のフレキシブル回路基板27と同様に、導電パターン33と、その端部に形成された電気接続部32を備え、電気接続部32よりもブッシュ21(ハウジング23の円筒部)へ延びる基材だけの延長部31aを有する。
延長部31aは円環形状を有し、その内周縁の一部から比較的長い舌部31bが中心に向かって延びている。その根元部分の両側には切れ目31cが形成され、舌部31bが破線で示す部分から折れ曲がるようになっている。また、舌部31bの根元近くには、コイル17の引出線17aを通す開口31dが形成されている。
図3の断面図において、フレキシブル回路基板31は導電パターンが形成された面を下面にして、基材の上面が取付板22の下面に貼付されている。また、取付板22にはコイル17の引出線17aとフレキシブル回路基板31の舌部31bを通す開口22aが形成されている。フレキシブル回路基板31の舌部31bは、取付板22の下面から開口22aを通って取付板22の上面側へ渡り、そしてブッシュ21に向かって斜め上方へ延びている。この舌部31bは、実施例1の場合と同様に、コイル17の引出線17aがブッシュ21(及び取付板22からなるハウジング23)と接触するのを防ぐ絶縁シートとして機能する。
コイル17の引出線17aは、コイル17からフレキシブル回路基板31の舌部31bの上面に沿って斜め下方へ延び、舌部31bに設けられた開口31dを通って舌部31bの下面に渡り、舌部31bの下面に沿って電気接続部32へ導かれる。そして、実施例1の場合と同様に、コイル17の引出線17aは半田付によってフレキシブル回路基板31の電気接続部32で導電パターンに接続される。
この実施例でも、耐熱性に優れたポリイミド樹脂フィルムで構成されたフレキシブル回路基板31の基材の延長部31a(舌部31b)の働きによって、コイル17の引出線17aとブッシュ21(及び取付板22からなるハウジング23)との接触を確実に防ぐことができる。
以上に説明した実施例及び変形例に限らず、本発明は種々の形態で実施することができる。本発明は、スピンドルモータを構成するステータのコイルの引出線が金属のハウジング(ブッシュ及び取付板)に接触してショートし、又は絶縁不良になることを防ぐ構造に関するものであり、ロータ、ステータ、軸受構造等の他の構造については、上記の実施例の構造に限る必要はない。また、フレキシブル回路基板の延長部及び舌部の形状についても、図示した例に限らず適宜変形して実施することが可能である。各部材の材料や形状、組立方法等についても特に制限する必要はない。
本発明の実施例1に係るスピンドルモータの概略構造を示す断面図である。 実施例1におけるフレキシブル回路基板の形状の例を示す平面図である。 本発明の実施例2に係るスピンドルモータの概略構造を示す断面図である。 実施例2におけるフレキシブル回路基板の形状の例を示す平面図である。 従来例に係るスピンドルモータの概略構造を示す断面図である。
符号の説明
11 ロータハブ
12 回転軸
13 ロータヨーク
14 ロータマグネット
15 ステータ
16 スタータコア
17 コイル
21 ブッシュ(ハウジングの円筒部)
22 取付板(ハウジングの取付部)
23 ハウジング
27、31 フレキシブル回路基板
27a、31a 延長部
27b、31b 舌部
27c 切れ目
28、32 電気接続部
29、33 導電パターン

Claims (8)

  1. ロータマグネットを有するロータと、前記ロータマグネットと間隙を隔てて対向するように配置されたステータと、前記ステータが固定された円筒部とその軸方向一端側から径方向外側へ延びる取付部とを有するハウジングと、前記ハウジングに固定されたフレキシブル回路基板とを備えたスピンドルモータであって、
    前記ステータは磁性鋼板を積層してなるスタータコアと、前記スタータコアにインシュレータを介して巻回されたコイルとを有し、
    前記フレキシブル回路基板は、可撓性の基材に形成された導電パターンと前記コイルの引出線との電気接続部を有し、前記基材は前記電気接続部よりも前記ハウジングの円筒部へ延びる延長部を有し、前記延長部は前記コイルの引出線と前記ハウジングとの接触を防ぐ絶縁シートとして機能する舌部を有することを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 前記フレキシブル回路基板の延長部は、前記ハウジングの円筒部を周方向に沿って囲む円環形状を有することを特徴とする
    請求項1記載のスピンドルモータ。
  3. 前記フレキシブル回路基板の円環形状を有する延長部の内周縁の一部分が中心に向かって延びて前記舌部を形成していることを特徴とする
    請求項2記載のスピンドルモータ。
  4. 前記舌部が前記ハウジングの円筒部の軸方向に折れ曲がるように、前記舌部に1本又は複数本の径方向の切れ目が形成されていることを特徴とする
    請求項1、2又は3記載のスピンドルモータ。
  5. 前記フレキシブル回路基板の円環形状を有する延長部が、前記ステータと前記ハウジングの取付部との間に配置されていることを特徴とする
    請求項2、3又は4記載のスピンドルモータ。
  6. 前記舌部の内周縁が、前記引出線の前記コイル側端部よりも径方向内側に位置することを特徴とする
    請求項1から5のいずれか1項記載のスピンドルモータ。
  7. 前記ハウジングは、前記円筒部に相当するブッシュと前記取付部に相当する取付板とが結合してなることを特徴とする
    請求項1から6のいずれか1項記載のスピンドルモータ。
  8. 前記フレキシブル回路基板が前記取付板に固定され、前記フレキシブル回路基板の舌部が前記ブッシュと前記取付板との結合部を跨ぐように設けられていることを特徴とする
    請求項7記載のスピンドルモータ。
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