JP2015119517A - シーリングファン用のモータおよびシーリングファン - Google Patents

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Seiichi Oyama
誠一 大山
伸光 千代松
Nobumitsu Chiyomatsu
伸光 千代松
和洋 小野
Kazuhiro Ono
和洋 小野
佳士 松本
Keishi Matsumoto
佳士 松本
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Abstract

【課題】配線と回路基板との間で断線が発生しづらくしたシーリングファン用のモータを提供する。
【解決手段】静止部30は、上下方向に伸びる中心軸に沿って配置されるシャフト31と、シャフトに対して直接または間接的に固定される電機子32と、電機子に電力を供給する回路基板34と、を有する。回転部20は、上ロータホルダ部材211と下ロータホルダ部材212で構成され、電機子を上下から覆うロータホルダ21と、ロータホルダの内周面に円環状に配置されるロータマグネット22と、を有する。軸受部40は、電機子の軸方向上側においてシャフトと上ロータホルダ部材との間に配置される上軸受部材41と、電機子の軸方向下側においてシャフトと下ロータホルダ部材との間に配置される下軸受部材42と、を有する。回路基板34は、ロータホルダの内部に位置し、電機子よりも軸方向上側に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、天井から吊り下げられるシーリングファンに用いられるモータおよびシーリングファンに関するものである。
従来のシーリングファンは、特開2008-128027号公報の図16に開示されているように、モータのケーブルは、電機子の軸方向下側まで引き出された後、径方向外側、および軸方向上側に曲げられ、回路基板と接続されていた。
特開2008-128027号公報
ところで、特許文献1に示すようなシーリングファンの場合、モータのケーブルには曲げられることによるストレスがかかり、モータの回転に伴う振動等により、基板との接続箇所等でケーブルが断線するおそれがあった。そのため、従来のシーリングファンでは、コネクタにて接続する等、断線対策をする必要があった。
本発明は、シーリングファンに用いられるモータに関して、配線と回路基板との間で断線が発生しづらくすることを主たる目的としている。
本発明の例示的なシーリングファン用のモータは、静止部と、回転部と、軸受部と、を有し、静止部は、上下方向に伸びる中心軸に沿って配置されるシャフトと、シャフトに対して直接または間接的に固定される電機子と、電機子に電力を供給する回路基板と、を有し、回転部は、上ロータホルダ部材と下ロータホルダ部材で構成され、電機子を上下から覆うロータホルダと、径方向において電機子と対向し、ロータホルダの内周面に円環状に配置されるロータマグネットと、を有し、軸受部は、静止部に対して回転部を回転可能に支持し、電機子の軸方向上側においてシャフトと上ロータホルダ部材との間に配置される上軸受部材と、電機子の軸方向下側においてシャフトと下ロータホルダ部材との間に配置される下軸受部材と、を有し、回路基板は、ロータホルダの内部に位置し、電機子よりも軸方向上側に位置している。
本発明によれば、配線の接続箇所において断線しづらいシーリングファン用のモータを提供することができる。その結果、シーリングファンを長寿命にすることができる。
図1は、第1の実施形態におけるモータ1を中心軸J1を含む平面で切断した縦断面図である。 図2は、第1の実施形態におけるモータ1のスペーサ33近傍を拡大した縦断面図である。 図3は、第1の実施形態におけるスペーサ33の平面図である。 図4は、第1の実施形態におけるシーリングファン6を、中心軸J1を含む平面で切断した縦断面図である。 図5は、図4におけるシーリングファン6の変形例である、シーリングファン6aを、中心軸J1を含む平面で切断した縦断面図である。
本明細書では、図1に示すモータ1の中心軸J1方向における上側を単に「上側」と呼
び、下側を単に「下側」と呼ぶ。すなわち、中心軸J1は上下方向を向く。また、中心軸
J1に平行な方向を「軸方向」と呼び、中心軸J1を中心とする径方向を単に「径方向」
と呼び、中心軸J1を中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態におけるモータ1を、中心軸J1を含む平面で切断した縦断面図である。モータ1は、いわゆる羽根63等が取り付けられる前のDCモータである。モータ1に羽根63が取り付けられることにより、シーリングファン6が完成する。
<モータ>
モータ1は、回転体である回転部20と、静止体である静止部30と、静止部30に対して回転部20を回転可能に支持する軸受部40と、を含む。回転部20は、ロータホルダ21と、回転子22と、を含む。ロータホルダ21は、上ロータホルダ部材211と、下ロータホルダ部材212と、で構成される。上ロータホルダ部材211、および下ロータホルダ部材212は、それぞれ、後述する軸受部40に締結される軸受保持部2111,2121と、軸受保持部2111,2121から径方向外側に伸びる平板部2112,2122と、平板部2112,2122の外側から軸方向に伸びる円筒部2113,2123と、を有する。上ロータホルダ部材211および、下ロータホルダ部材212は、それぞれ、磁性体で構成される。上ロータホルダ部材211および、下ロータホルダ部材212は、プレス法により、得られる。また、上ロータホルダ部材211は、下端部において円筒部から径方向外方に向けて伸びる上フランジ2114を有する。下ロータホルダ部材212は、上端部において円筒部から径方向外方に向けて伸びる下フランジ2124を有する。上フランジ部2114の下面と下フランジ部2124の上面とは、軸方向において接触した状態でバーリングカシメにて接合されている。上フランジ部2114と下フランジ部2124の接合方法に関してはバーリングカシメに限定されず、ビス、接着剤、溶接やカシメ等を用いてもよい。
バーリングカシメについて詳述する。下ロータホルダ部材212において、下フランジ2124から上方に向かって、円筒状であるバーリング部2125が伸びている。バーリング部2125は、上フランジ2114の貫通孔を通過して上方に突出している。バーリング部2125の突出している箇所を径方向外方に広げるように塑性変形させることによって、上フランジ2114と下フランジ2124とを固定している。これにより、上ロータホルダ部材211と、下ロータホルダ部材212とが固定され、ロータホルダ21となる。
回転子22は、略円筒状であり、下ロータホルダ部材212の円筒部2123の内側に固定される。本実施形態において、回転子22は、略円筒状のマグネットである。ただし、回転子22は、略円筒状に限定されない。例えば、複数の円弧状のマグネットが円環状になるように下ロータホルダ部材212の円筒部2123の内側に配置されていても良い。また、回転子22は、上ロータホルダ部材211の円筒部2113の内周面に固定されていてもよい。ただし、後述する回路基板34との関係上、下ロータホルダ部材212に固定されることが望ましい。
ここで、後述する電機子32と回転子22との間で磁気的な相互作用により効率よくトルクを得るためには、回転子22から発生する磁束が可能な限り電機子32に巻かれたコイルを貫通するのが好ましい。そのため、回転子22からの漏洩磁束を限りなく少なくするのが好ましい。そこで、本実施形態においては、下ロータホルダ部材212に固定された回転子22の上端は、軸方向において上フランジ2114および下フランジ2124の接合面付近に位置している。また、後述するように、回路基板34上には、AC-DCコンバータ341などの大きい電子部品が実装される。したがって、本実施形態においては、上ロータホルダ部材211の円筒部2113よりも、下ロータホルダ部材212の円筒部2123のほうが軸方向長さが短い。また、電機子32および回転子22は、ロータホルダ21の軸方向中央位置よりも下側に位置する。
静止部30は、シャフト31と、電機子32と、スペーサ33と、回路基板34と、を含む。シャフト31は、上下方向に伸びる中心軸J1に沿って配置される。シャフト31の外周面には、電機子32が、回転子22と径方向において対向する状態で直接的に固定されている。具体的には、電機子32の内周面に、シャフト31が圧入される。なお、電機子32は、他の部材を介して間接的にシャフト31に固定されても良い。また、電機子32は、上ロータホルダ部材211と下ロータホルダ部材212とで上下から覆われている。本実施形態においては、シャフト31は、上端から下端まで軸方向に貫通する孔310を有する、中空シャフトである。シャフト31は、孔310とそれぞれ連通する第1横穴311、第2横穴312を有する。第1横穴311は、後述する上軸受部材41よりも軸方向上側に配置される。また、第2横穴312は、上軸受部材41よりも軸方向下側、かつ、回路基板34よりも軸方向上側に位置する。ただし、これに限られず、シャフト31に設けられた孔が軸方向に貫通していなくてもよいし、シャフト31に孔がなくてもよい。また、横穴の位置は適宜変更されてよい。
電機子32は、磁性鋼鈑を積層されてなるステータコア321を有する。ステータコア321は、環状のコアバック部322と、コアバック部322から径方向外側へ伸びる複数のティース323とを有する。各ティース323には、それぞれ導線が巻回されコイル324が形成される。本実施形態におけるモータは、3相モータであり、U相、V相、W相の3相を有する。各相の導線の端部は、回路基板34上に設けられたランドに、半田付けにより接続される。
ステータコア321と、導線およびコイル324との間には絶縁材料製である絶縁部325が形成され、絶縁される。絶縁部325は、射出成型により得られるインシュレータや、粉体塗装、電着塗装等により設けられる。
電機子32の軸方向上側には、スペーサ33が配置される。スペーサ33は、全体として、平面視において略星形状である。
図2は、第1の実施形態におけるモータ1のスペーサ33近傍を拡大した縦断面図である。図3は、第1の実施形態におけるスペーサ33の平面図である。図2および図3を参照してスペーサ33は平面視において略Y字形状である基板支持部331を有する。また、スペーサ33は、基板支持部331から軸方向上側に突出する基板支持凸部332を有する。
スペーサ33は、平面視において略Y字形状である電機子支持部333を有する。電機子支持部333は、その径方向外側において、軸方向下側に突出する突起である電機子支持凸部334を有する。
スペーサ33の中央は、シャフト31と接触する。ただし、スペーサ33とシャフト31とは接触せず、間隙を介して対向していてもよい。電機子32のコアバック部322には、周方向に間隔を置いて軸方向に窪む開口326が設けられている。本実施形態においては、電機子支持部333と、開口326がそれぞれ3箇所に配置されている。また、電機子支持凸部333と、開口326とは、それぞれに対応する位置に配置されている。電機子支持凸部334が、開口326内に挿入または圧入されることにより、電機子32に対してスペーサ33が位置決めされる。この際、電機子支持部333の下面は、コアバック部322の上面と接触する。電機子32に対してスペーサ33を位置決めし、固定する際には、接着剤やねじなどの固定手段を用いてもよい。また、突起に代えて、これらの固定手段を電機子支持凸部としてもよい。なお、本実施形態においては、開口326は軸方向に貫通しているが、貫通しない凹部であってもよい。
回路基板34は、スペーサ33の軸方向上側に配置される。回路基板34は略円板形状である。回路基板34の外径は、電機子32の外径よりも大きい。回路基板34の上面には、AC-DCコンバータ341が実装される。AC-DCコンバータ341は、配線5を介して供給されるAC電源を、DC電源に変換する。また、回路基板34の下面のうち、回転子22に近接する位置には、ホール素子342が実装される。ホール素子342は、モータ1の駆動時に回転子22の回転を検出する。ここで、本実施形態では、回路基板34の外径は、電機子32の外径よりも大きいため、ホール素子342をより径方向外側、すなわち、回転子22に近接して配置することができる。ただし、ホール素子342は、必ずしも回路基板34の下面に実装されていなくてもよく、回転子22の回転を検出できる位置であればよい。
また、回路基板34には、駆動制御回路用の制御ICが実装される。電源から供給された電力は、配線5を通じて回路基板34上の駆動制御回路に制御され、電機子32のコイル324に電流が供給される。これにより、電機子32の径方向外周面に磁束が発生し、回転子22との間で磁気的な相互作用により、電機子32と回転子22との間で、中心軸J1を中心とするトルクが発生する。
回路基板34には、3箇所に開口343が配置される。スペーサ33の基板支持凸部332は、開口343に挿入される。これにより、回路基板34は、スペーサ33を介して、電機子32に対して位置決めされ、支持される。この際、基板支持部331は、その上面において回路基板の下面と接して支持する。なお、スペーサ33に対して回路基板34を固定する際には、接着剤やねじなどの固定手段を用いてもよい。また、基板支持凸部332に代えて、これらの固定手段を基板支持凸部としてもよい。
ここで、回路基板34の上面と上ロータホルダ211の円板部2112との距離は、回路基板34の下面と、電機子32との距離よりも大きい。これにより、回路基板34の上面には、比較的大きな電子部品であるAC-DCコンバータを実装することが可能である。また、ホール素子342を回転子22に近接して配置することが可能である。
また、スペーサ33の基板支持部331は、電機子支持部333よりも径方向外側に位置している。すなわち、電機子32のステータコア321のコアバック部322に開口326を設けることにより、ステータコア321のティース部323に設ける場合と比較して、磁気特性の悪化を防ぐことができる。したがって、電機子支持部333は径方向内側、すなわち、コアバック部322に配置することが望ましい。他方で、回路基板34には、AC-DCコンバータ341等の大型の電子部品、または多数の電子部品を実装する必要があることから、回路基板34の径を大きくすることが実装面積確保の観点からは望ましい。ここで、回路基板34の径を大きくすると、モータ駆動時において回路基板34が振動する可能性がある。この問題に対して、基板支持部331を径方向外側に配置し、回路基板34の縁近傍で支持することにより、回路基板34の振動を抑制することができる。以上のことから、スペーサ33の基板支持部331は、電機子支持部333よりも径方向外側に位置することが望ましい。
軸受部40は上軸受部材41と、下軸受部材42とを有する。上軸受部材41、下軸受部材42は、それぞれ玉軸受であり、内輪および、外輪を有する。上軸受部材41の外輪の外周面は、上ロータホルダ部材211の軸受保持部2111の内周面と対向し、固定されている。換言すれば、上軸受部材41は、電機子22の軸方向上側に配置される。また、上軸受部材41の内輪は、シャフト31の外周面に固定されている。本実施形態においては、シャフト31は、上軸受部材41の内輪に圧入されている。換言すれば、上軸受部材41は、シャフト31と上ロータホルダ部材211との間に配置される。
下軸受部材42の外輪の外周面は、下ロータホルダ部材221の軸受保持部2211の内周面と対向し、固定されている。換言すれば、下軸受部材42は、電機子22の軸方向下側に配置される。また、下軸受部材41の内輪は、シャフト31の外周面に固定されている。本実施形態においては、シャフト31は、下軸受部材42の内輪に圧入されている。換言すれば、下軸受部材42は、シャフト31と下ロータホルダ部材212との間に配置される。
上軸受部材41および下軸受部材42により、ロータホルダ21の内側は閉じられた空間となる。したがって、ロータホルダ21の内側に塵埃が侵入しづらい。これにより、回路基板34上に電子部品を実装したとしても、塵埃により短絡、断線等する可能性を低減することができる。
なお、本実施形態は、上軸受部材41および下軸受部材42を玉軸受としたが、これに限られるものではない。例えば、ころ軸受などの他の転がり軸受でもよいし、焼結含油軸受や流体動圧軸受などのすべり軸受や、磁気軸受など他の種類の軸受を用いてもよい。また、上軸受部材と下軸受部材とで、軸受の種類が違ってもよい。
上述の通り、ロータホルダ21の内側は閉じられた空間となり、回路基板34はロータホルダ21の内部に位置する。そのため、回路基板34に電力を供給するために配線5を通す通路が必要となる。本実施形態においては、シャフト31が中空シャフトである。また、シャフト31は、中空シャフトと連通し、上軸受部材41よりも軸方向下側、かつ、回路基板34よりも軸方向上側に位置する第2横穴312を有する。したがって、配線5は、第1横穴311からシャフト31の孔310を通って、第2横穴312へ至り、ロータホルダ21の内側に引き出される。なお、本実施形態では、孔310、第1横穴311、第2横穴312を全て穴として説明しているが、変形例として溝を用いても良い。
そして、配線5は、回路基板34の上面に接続される。本実施形態においては、半田付けにより接続される。ただし、本発明ではこれに限らず、コネクタ等により接続されてもよい。
ここで、モータ1が駆動される際、回転部20の回転に起因する振動により、配線5や導線が断線や短絡するおそれがある。本実施形態においては、電機子32と回路基板34とを、スペーサ33を介在させることにより、極力近く配置することができる。したがって、従来のモータと比較して、断線・短絡する要素を減らすことができる。
また、第2横穴312から引き出された配線5は、回路基板34の上面に直接接続することができる。したがって、配線5にストレスがかかる要素を減らすことができる。そのため、従来のモータと比較して、断線・短絡する要素を減らすことができる。
さらに、本実施形態においては、配線5を短くすることができる。
<シーリングファン>
図4はシーリングファン6の全体を示す図である。図4を参照して、シーリングファン6は、モータ1と、上カバー部61と、下カバー部62と、羽根63と、を有する。上カバー部61は、回転部20の上側を覆う有蓋円筒形状の部材である。上カバー部61は、シャフト31の外周面に固定される。
下カバー部62は、回転部20の下側を覆うすり鉢状の部材である。本実施形態においては、下カバー部62は、下フランジ2124に固定され、回転部20とともに回転する。ただし、下カバー部62は、シャフト31に固定されていてもよい。この際、シャフト31が中空であれば、配線を下カバー部62まで引き出すことができる。したがって、下カバー部62にリモコン受信部や、照明などを取り付けることもできる。
羽根63は、上フランジ2114に固定される。本実施形態においては、下カバー部62と一体に設けられる。したがって本実施形態においては、上フランジ2114が、保持部となる。ただし、羽根63は下カバー部62と別体であってもよい。
図5は、羽根63と下カバー部62とが別体である実施形態である。本実施形態では、シャフト31が図4の実施形態と比較して軸方向下側まで突出している。そして、下カバー部62は、シャフト31に固定されており、回転部20とともに回転しない。このように構成することにより、シャフト31の孔310を利用して下カバー部62まで配線5を引き出すことができる。その結果、下カバー部62の内側に補助基板64を収容することができる。この補助基板64に受信装置等を実装すれば、リモートコントローラ等により、シーリングファン6aを制御することも可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、上ロータホルダ部材211および下ロータホルダ部材212のそれぞれから径方向外方に突出する上フランジ2111および下フランジ2141が突出していると説明したが、上ロータホルダ部材211と下ロータホルダ部材214とが、固定されていれば、上フランジ2114もしくは下フランジ2124のいずれか一方のみが形成されていれば良い。つまり、上フランジ2114もしくは下フランジ2124のいずれか一方のみが形成されていればよい。
また、スペーサの形状は星形状としたが、これに限られるものではない。例えば、円環状、三角形状等でもよい。また、基板支持部、電機子支持部の数は3である必要はなく、1、2あるいは4以上であってもよい。
なお、回転子は、磁性板を積層したロータコアであってもよい。この場合、モータの駆
動電源は交流電源であり、モータは、誘導モータとなる。
上記実施形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
本発明は、シーリングファンもしくはシーリングファン用のモータとして利用することができる。
1 モータ
5 配線
6 シーリングファン
20 回転部
21 ロータホルダ
22 回転子(ロータマグネット)
30 静止部
31 シャフト
32 電機子
33 スペーサ
34 回路基板
40 軸受部
41 上軸受部材
42 下軸受部材
62 下カバー部
63 羽根
211 上ロータホルダ部材
212 下ロータホルダ部材
2113 (上ロータホルダ部材の)円筒部
2114 上フランジ部
2123 (下ロータホルダ部材の)円筒部
2124 下フランジ部
321 コアバック部
322 ティース
325 絶縁部
331 基板支持部
332 基板支持凸部
333 電機子支持部
334 電機子支持凸部
341 AC-DCコンバータ
342 ホール素子
J1 中心軸

Claims (18)

  1. シーリングファン用のモータは、静止部と、回転部と、軸受部と、を有し、
    前記静止部は、
    上下方向に伸びる中心軸に沿って配置されるシャフトと、
    前記シャフトに対して直接または間接的に固定される電機子と、
    前記電機子に電力を供給する回路基板と、を有し、
    前記回転部は、
    上ロータホルダ部材と下ロータホルダ部材で構成され、前記電機子を上下から覆うロータホルダと、
    径方向において前記電機子と対向し、前記ロータホルダの内周面に円環状に配置されるロータマグネットと、を有し、
    前記軸受部は、前記静止部に対して前記回転部を回転可能に支持し、
    前記電機子の軸方向上側において前記シャフトと前記上ロータホルダ部材との間に配置される上軸受部材と、
    前記電機子の軸方向下側において前記シャフトと前記下ロータホルダ部材との間に配置される下軸受部材と、を有し、
    前記回路基板は、前記ロータホルダの内部に位置し、前記電機子よりも軸方向上側に位置している。
  2. 前記回路基板の上側の面には、AC-DCコンバータが実装されている、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記回路基板には、ホール素子が実装されている、請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記回路基板は、前記電機子に対して、スペーサを介して支持されている、請求項1から3のいずれかに記載のモータ。
  5. 前記電機子は、
    環状のコアバック部と、前記コアバック部から径方向に伸びる複数のティースとを有するステータコアと、
    前記ステータコアの前記ティースに巻回されてなるコイルと、
    前記ステータコアと前記コイルとを絶縁する絶縁部と、を有し、
    前記スペーサは、前記ステータコアの前記コアバック部の上面と接する電機子支持部を有している、請求項4に記載のモータ。
  6. 前記コアバック部には、軸方向に窪む開口が設けられ、
    前記スペーサは前記開口に挿入される電機子支持凸部を有する、請求項5に記載のモータ。
  7. 前記スペーサは、前記電機子支持部よりも径方向外側に位置し、その上面において前記回路基板を支持する基板支持部を有する、請求項5または6に記載のモータ。
  8. 前記電機子および前記ロータマグネットは、前記ロータホルダの軸方向中央位置よりも下側に位置する、請求項1から7のいずれかに記載のモータ。
  9. 前記シャフトは軸方向に貫通する中空シャフトである、請求項1から8のいずれかに記載のモータ。
  10. 前記シャフトは、前記下軸受部材よりも軸方向下側に突出する、請求項1から9のいずれかに記載のモータ。
  11. 前記回路基板は、前記電機子の径方向外端よりも径方向外側に位置する、請求項1から10のいずれかに記載のモータ。
  12. 前記回路基板の上面と前記上ロータホルダとの距離は、前記回路基板の下面と前記電機子との距離よりも大きい、請求項1から11のいずれかに記載のモータ。
  13. 前記上ロータホルダ部材の円筒部よりも、前記下ロータホルダ部材の円筒部の方が、軸方向長さが短い、請求項1から12のいずれかに記載のモータ。
  14. 前記下ロータホルダ部材の円筒部の内側に前記回転子が保持される、請求項1から13のいずれかに記載のモータ。
  15. 前記上ロータホルダの下端には径方向外側に伸びる上フランジ部が形成され、または、前記下ロータホルダの上端には、径方向外側に伸びる下フランジ部が形成され、
    前記上フランジ部または前記下フランジ部の少なくとも一方において、直接又は間接的に羽根が保持される保持部を有する、請求項1から14のいずれかに記載のモータ。
  16. 請求項15に記載のモータと、
    前記保持部に保持される羽根と、を備える、シーリングファン。
  17. 前記モータの下側を覆う下カバー部をさらに有し、前記下カバー部は前記モータとともに回転する、請求項16に記載のシーリングファン。
  18. 前記モータの下側を覆う下カバー部をさらに有し、前記下カバー部は前記モータとともに回転しない、請求項16に記載のシーリングファン。
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