JP2000209804A - モ―タ - Google Patents

モ―タ

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JP2000209804A
JP2000209804A JP11004705A JP470599A JP2000209804A JP 2000209804 A JP2000209804 A JP 2000209804A JP 11004705 A JP11004705 A JP 11004705A JP 470599 A JP470599 A JP 470599A JP 2000209804 A JP2000209804 A JP 2000209804A
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Japan
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hole
motor
motor bracket
circuit board
coil
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JP11004705A
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Shigeji Sumi
茂治 角
Akira Inui
昭 乾
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Nidec Corp
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Nidec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステータの引出線をモータブラケットの内部
から外部への導出の各作業を容易に行えるとともに、モ
ータブラケットとステータ間に十分な電気的耐圧を得ら
れる構成を備えたモータを提供すること。 【解決手段】モータブラケット2の外面に、ステータへ
給電するための回路基板28が固着され、ステータのコ
イルの引出線11aは、モータブラケット2に設けられ
た貫通孔2aを通してモータブラケット2の内面から回
路基板28へ電気的に接続されたモータにおいて、回路
基板28は、貫通孔2aを閉塞する基板本体部29と、
基板本体部29で貫通孔2aのほぼ中央に位置しコイル
の引出線11aが挿通される挿通孔34とを有し、貫通
孔2aは、回路基板28の基板本体部29により閉塞さ
れ、コイルの引出線11aは、挿通孔34を通して回路
基板28に電気的に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ内部から外
部へステータのコイルを引出す構成のモータに関し、主
としてフロッピー(登録商標)ディスクなどの記録ディ
スク駆動装置に、その記録ディスクの回転駆動用として
組み込まれる、モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ハードディスク、フロッピーデ
ィスク、光磁気ディスク、CD−ROMなどの記録ディ
スク駆動装置における記録ディスクの回転駆動用として
一般的に用いられるモータとしては、図4,5に示すよ
うな構成のものが存在する。図4はそのモータの縦断面
図であり、図5はそのモータの下面から見た底面図であ
る。図4,5に示すようにその装置(図示せず)の筐体
に固定されるモータブラケットaが、円板状の金属製プ
レートの中央部に円筒形状の軸受支持部材bを固着して
構成される。軸受支持部材bには、駆動用のロータマグ
ネットcを有するロータハブdが軸受手段eを介して回
転自在に支持されている。ロータマグネットcには、所
定の間隙で対向するステータfがその軸受支持部材bに
装着されている。ステータfは、鋼板を積層したコアf1
にコイルf2を巻装して構成され、コイルに通電するこ
とで磁界を発生させるもので、このコイルf2の端部
(以下、引出線という)gは、モータブラケットaに穿
設された貫通孔(以下、引出線用孔という)hを介して
モータ外部に導出されるとともに、モータブラケットa
の下面(モータ外部)に粘着されたフレキシブル回路基
板(以下、FPCという)kに半田付けにより電気的接
続されて、ステータfへの給電回路が形成されている。
記録ディスク(図示せず)は、ロータハブcに装着され
たクランプマグネットmの上面に磁気吸着されて固定さ
れる。
【0003】ところで、近年では、その記録ディスク駆
動装置が搭載される、例えばノート型パソコンなどの小
型化および薄型化が益々促進される傾向にあり、それに
伴って、これらの機器に記録ディスクの回転駆動用とし
て搭載されるモータに対しても一層の小型化および薄型
化が要求されている。このような要求を満足させるため
に、種々の工夫がなされているが、上記モータでは、例
えばステータfのコアf1を薄くするなどの対策が施さ
れている。その結果、コアf1と軸受支持部材bとはそ
れらの接触面積が小さくなることから互いの結合度の低
下を招き、それらの間の空間に接着剤nを充填して補強
するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
接着剤nは、モータブラケットaの引出線用孔hから外
部に流れ出ないように留意しながら塗布する必要がある
ので、接着剤塗布の作業性が悪く、ときには接着剤の流
出に起因する製品不良が発生することもある。更に、引
出線用孔hは、接着剤の流出を可及的に抑制するため
に、複数ある引出線gを一まとめにして導出できる程度
に小さな孔径にし、且つ孔縁部をプレス時に立ち上げて
形成されている。このような構成では、各引出線gを引
出線用孔hに通す作業が困難であるだけでなく、引出線
gの被覆部が引出線用孔hの孔縁部に接触或いは擦れて
剥がれたりするので、モータブラケットaと引出線g間
の耐電圧が低下する問題(電気的耐圧不良)もある。更
に、接着剤nは、その一部がモータブラケットaの引出
線用孔hから流出することから、硬化したときに引出線
用孔を完全に塞ぐことができないので、モータブラケッ
トaとスタータfとの間には、シール効果と電気的耐圧不
良の防止を目的として、絶縁紙(図示せず)を介在させ
ており、この絶縁紙の取付作業にも手間がかかる。
【0005】そこで本発明は、上記従来の課題に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、ステータの
引出線をモータブラケットの内部から外部への導出の各
作業を容易に行えるとともに、モータブラケットとステ
ータ間に十分な電気的耐圧を得られる構成を備えたモー
タを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のモータは、装置に固定されるモータブ
ラケットと、このモータブラケットに対して軸受手段を
介して回転自在に支持されたロータと、前記モータブラ
ケットに固定されたステータと、このステータに対向
し、かつ前記ロータに固定された駆動用マグネットと、
を有するモータであって、前記モータブラケットの外面
には、前記ステータへ給電するための回路基板が固着さ
れ、前記ステータのコイルの端部は、前記モータブラケ
ットに設けられた貫通孔を通して前記モータブラケット
の内面から前記回路基板へ電気的に接続されたモータに
おいて、前記回路基板は、前記貫通孔を閉塞する基板本
体部と、前記基板本体部で前記貫通孔のほぼ中央に位置
し前記コイルの端部が挿通される挿通孔とを有し、前記
貫通孔は、前記回路基板の基板本体部により閉塞され、
前記コイルの端部は、前記挿通孔を通して前記回路基板
に電気的に接続された構成とする。この構成のモータ
は、インナーロータ形モータ、アウターロータ形モー
タ、面対向形モータの何れのタイプのモータにも適用で
きる。
【0007】この構成によれば、ステータのコイルの端
部をモータブラケットの外面に引き出す際に、そのコイ
ルの端部が、モータブラケットの貫通孔のほぼ中央に位
置し、この貫通孔の孔縁部に接触することなく行えるた
め、コイルの電気的耐圧不良を防止できる。このこと
は、コイルとモータブラケットとの接触による耐圧不良
防止のための、絶縁紙等の絶縁対策が不要となる利点が
ある。
【0008】また、このモータは、より詳細には、モー
タブラケットとステータとの間に接着剤が充填された構
成である。この接着剤は、ステータの固定のためであっ
たり、ステータ又はモータブラケットにて発生する振動
を抑制するために用いられる。
【0009】この構成によれば、モータブラケットとス
テータとの間に接着剤が充填されその貫通孔に流れ込ん
だとしても、貫通孔には回路基板により閉塞されている
ので、その貫通孔から接着剤が流出することを防止でき
ると共に、その塗布作業が良好となる。
【0010】また、このモータは、より詳細には、前記
回路基板は、可撓性を有するもの、即ちフレキシブル回
路基板といわれるものであって、前記挿通孔に対向する
側辺部においてこの挿通孔と基板本体部の縁部とを結ぶ
切り目を有し、前記コイルの端部が前記基板本体部の縁
部から前記切り目を通して前記挿通孔に案内される構成
である。
【0011】この構成によれば、フレキシブル回路基板
の挿通孔にコイルの端部に収容するのに、その切り目か
ら案内するようにすればいので、容易にその挿通孔に収
容できる。
【0012】また、このモータは、より詳細には、前記
フレキシブル回路基板は、前記貫通孔に重ならない位置
に前記切り目から連続して前記基板本体部の縁部に向け
てその切り目の幅より大きい幅のコイル案内部を有する
構成である。 このコイル案内部とは、例えば、切り目
の端部を頂点とするV字形状や、U字形状のようなもの
をいう。コイル案内部が貫通孔に重ならない位置にする
のは、コイル案内部が貫通孔に重なるとそこから接着剤
が流出するのを防止するためである。
【0013】この構成によれば、フレキシブル回路基板
の挿通孔にコイルの端部に収容する前にその切り目に案
内するのに、コイル案内部の幅が切り目より大きい、即
ちコイルの線径より十分大きいため、コイルの端部を、
コイル案内部に容易に案内できる。従って、コイルの端
部を挿通孔に収容する作業は、コイルの端部をコイル案
内部から切り目を通じて挿通孔へ案内するので極めて容
易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照しながら詳述する。
【0015】図1は図4,5で説明したモータと同じ用
途であって本発明の一実施形態に係るモータを示す縦断
面図である。図1において、装置(図示せず)の筐体に
固定されるモータブラケット2は、円板状の金属製プレ
ートの中央部に穿孔された取付孔4にほぼ円筒形状とな
った軸受支持部材3が嵌合固着された構成になってい
る。軸受支持部材3の外周部中央には、鋼板を積層して
なるコア10にコイル11が巻装されてなるステータ9
が、軸受支持部材3の外周部に一体形成された円鍔状の
支持突片12に載置して位置決めした状態で外嵌固定さ
れている。
【0016】記録ディスク(図示せず)を一体的に回転
駆動するためのロータ7は、軸受支持部材3に対しこれ
の内部に同心状に配置されて滑り軸受(軸受手段)8を
介し回転自在に支持されたロータシャフト13と、ほぼ
円板形状であってその中央をロータシャフト13の上端
部が圧入手段で固着されたハブ14と、ハブ14の下面
に突出した円環状の係止突部19に外嵌されてハブ14
の下面外周縁に接合されたカップ状のロータホルダ18
と、このロータホルダ18の上面に載置してハブ14の
外周端面に外嵌固定されたクランプマグネット20とを
備えて構成されている。ロータホルダ18の内周面に
は、駆動用であるロータマグネット21がステータ9に
対しモータの径方向外方において所定の間隙を存して相
対向する配置で内嵌固定されている。このようなモータ
をアウターロータ形モータという。
【0017】上記ロータハブ7におけるハブ14の上面
は、記録ディスク(図示せず)の載置面になっており、
これに載置された記録ディスクはクランプマグネット2
0の吸着によって固定される。従って、ロータシャフト
13とハブ14およびクランプマグネット20とは記録
ディスクが着脱自在に装着されるターンテーブルとして
機能する。なお、モータブラケット2に取り付けられた
ストッパー部材22は、記録ディスクの回転駆動時にお
けるロータホルダ18の浮き上がり抜けてしまうのを防
止する。
【0018】軸受支持部材3の下面開口はスラストプレ
ート23により閉塞され、このスラストプレート23の
上面にはスラスト受け板24が設けられている。軸受手
段としての滑り軸受8およびこれに回転自在に支持され
ているロータシャフト13はスラスト受け板24に当接
してスラスト支持されている。なお、滑り軸受8の上面
は軸受支持部材3に嵌め込まれたワッシャ27により保
持されている。
【0019】モータブラケット2には、コイル11の引
出線11aをフレキシブル回路基板28に電気的接続す
る目的で外部に導出するための引出線用孔2aが穿設さ
れており、この引出線用孔2aは、モータブラケット2
の下面に粘着剤により固着されたFPC28によって閉
塞されている。図2は上記FPC28の取付部分の底面
図を示し、同図に明示するように、FPC28は、矩形
状の基板本体部29から帯状引出し部30が一体に延出
した形状になっている。帯状引出し部30から基板本体
部29に向けて形成された複数の配線部31の各々の先
端部には、引出線11aの先端を半田33付けするため
の接続用ランド32が設けられている。FPC28の裏
面には、基板本体部29と帯状引出し部30とにそれぞ
れ粘着剤があり、粘着前はそれらに別々に粘着剤の保護
シールが設けられている。ステータ9には、駆動電源
(図示せず)からFPC28および引出線11aからな
る給電回路を介して通電される。
【0020】更に、図2に示すように、FPC28に
は、複数本(この実施形態では4本を例示)の引出線1
1aを一まとめに束ねるようにして挿通させることがで
きる程度の小さな孔径に形成された挿通孔34と、この
挿通孔34に対向する側辺部に形成されたV字形状のガ
イド用切欠き(コイル案内部)37と、このガイド用切
欠き37の尖った頂点と挿通孔34との間を結ぶ切り目
38とを有している。この切れ目38は、挿通孔34と
側辺部である基板本体部29の縁部とを結ぶもので、こ
の縁部で引出線用孔2aに重ならない位置にこの切れ目
38の端部を頂点としてガイド用切欠き37があり、こ
のガイド用切欠き37の幅は切れ目38より大きい。こ
れらの機能については後述する。おな、モータブラケッ
ト2の引出線用孔2aは複数本の引出線11aの線径の
合計と比較して十分に大きな孔面積を有する形状に形成
されている。
【0021】このモータは、外部の駆動電源からFPC
28および引出線11aを通じてステータ9のコイル1
1に通電されることにより、ステータ9とロータマグネ
ット21間に磁気作用が生じて、ロータハブ7がロータ
シャフト13を回転支軸として回転するものである。こ
れにより、ロータハブ7のハブ14の上面であるディス
ク載置面上に載置されてクランプマグネット20により
吸着固定されている記録ディスクは、ロータハブ7と一
体的に回転駆動される。
【0022】つぎに、上記モータの要部の組立手順につ
いて説明する。モータブラケット2の外面にはFPC2
8が粘着されている。ステータ9は、各引出線11aを
引出線用孔2aを通してモータブラケット2の内部から
外部に導き出しFPC28の挿通孔34に収容された状
態で軸受支持部材3に固定される。ここで、引出線用孔
2aは上述のように従来のものに比較して十分に大きな
孔面積に形成されているため、上記引出線11aのコイ
ル引出線用孔2aへの挿通作業は極めて容易に行うこと
ができる。更に、引出線用孔2aのほぼ中央にFPC2
8の挿通孔34が位置するので、引出線11aはガイド
用切欠き37から切り目38を通すと、自ずとその引出
線用孔2aの孔縁部に接触しないよう離間させることが
でき、引出線11aとモータブラケット2との電気的耐
圧を向上させて組み込むことができる。
【0023】その後、モータブラケット2の外部に導き
出した各引出線11aをFPC28の接続用ランド32
に半田33付けするが、ステータ9を軸受支持部材3に
嵌合する前に引出線11aを挿通孔34に挿通する。こ
の時、FPC28はモータブラケット2に粘着され引出
線用孔2aを塞いでおり、引出線11aはそのガイド用
切欠き37及び切り目38を通じて挿通孔に案内され
る。この状態では、基板本体部29の帯状引出し部30
のみ粘着されており基板本体部29は粘着されていない
(保護シールを有する)。これにより、FPC28にお
ける挿通孔34の側辺部が切り目38を境に両側に分離
され、引出線11aをガイド用切欠き37に押し込むと
切り目38に達し、そのまま押し込むと切り目38から
挿通孔34内へ収容される。そして、FPC28の基板
本体部29の保護シールを剥がしてモータブラケット2
の外面に貼り付ける。その後、モータブラケット2にお
ける軸受支持部材3の支持突片12の付近に接着剤を塗
布してステータ9を固定する。この時、引出線用孔2a
は既にFPC28により封止されているので、接着剤は
流出しない。そして、引出線11aを接続用ランド32
に半田付けして電気的に接続が完了する。
【0024】従って、挿通孔34が全ての引出線11a
をまとめて挿通させることができる程度の小さな孔径に
形成されているにも拘わらず、引出線11aの挿通孔3
4ヘの挿通作業を容易、且つ迅速に行え、組込後に引出
線11aとモータブラケット2の引出線用孔2aとが接
触して耐圧不良を起こすこともない。しかも、引出線用
孔2aは、FPC28によって閉塞されていることと、
挿通孔34の孔径は小さく引出線11aの収容後はほと
んど隙間がないことから、接着剤の流出の恐れはない。
【0025】なお、上記実施形態では、FPC28とし
て、平面視矩形状のものを例示して説明したが、これに
限るものではなく平面視半円形の帯状または平面視円環
状のFPCであっても、本発明を支障なく適用できる。
また、本発明は、実施形態に例示したモータ以外の構成
を有するモータ、例えばインナーロータ形モータ、面対
向形モータにも適用することができるのは勿論である。
【0026】
【発明の効果】請求項1によれば、ステータのコイルの
端部をモータブラケットの外面に引き出すのに、そのコ
イルの端部が、モータブラケットの貫通孔のほぼ中央に
位置し、この貫通孔の孔縁部に接触することなく行える
ため、コイルの電気的耐圧不良を防止できる。このこと
は、コイルとモータブラケットとの接触による耐圧不良
防止のための、絶縁紙等の絶縁対策が不要となる利点が
ある。
【0027】請求項2によれば、モータブラケットとス
テータとの間に接着剤が充填されその貫通孔に流れ込ん
だとしても、貫通孔には回路基板により閉塞されている
ので、その貫通孔から接着剤が流出することを防止でき
ると共に、その塗布作業が良好となる。
【0028】請求項3によれば、フレキシブル回路基板
の挿通孔にコイルの端部に収容するのに、その切り目か
ら案内するようにすればいので、容易にその挿通孔に収
容できる。
【0029】請求項4によれば、フレキシブル回路基板
の挿通孔にコイルの端部に収容する前でその切り目に案
内するのに、コイル案内部の幅が切り目より大きい、即
ちコイルの線径より十分大きいため、コイルの端部を、
コイル案内部に容易に案内できる。従って、コイルの端
部を挿通孔に収容する作業は、コイルの端部をコイル案
内部から切り目を通じて挿通孔へ案内するので極めて容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るモータを示す縦断面
図である。
【図2】同上モータにおけるFPCの取付部分の底面図
である。
【図3】同上FPCの挿通孔に引出線を挿通させる状態
を示す斜視図である。
【図4】従来のモータを示す縦断面図である。
【図5】同上モータの底面図である。
【符号の説明】
1 モータブラケット 2a 引出線用孔 7 ロータ 8 滑り軸受 9 ステータ 11a 引出線 21 ロータマグネット 28 フレキシブル回路基板(FPC) 34 挿通孔 37 ガイド用切欠き 38 切り目 39 接着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置に固定されるモータブラケットと、 このモータブラケットに対して軸受手段を介して回転自
    在に支持されたロータと、 前記モータブラケットに固定されたステータと、 このステータに対向し、かつ前記ロータに固定された駆
    動用マグネットと、を有するモータであって、 前記モータブラケットの外面には、前記ステータへ給電
    するための回路基板が固着され、前記ステータのコイル
    の端部は、前記モータブラケットに設けられた貫通孔を
    通して前記モータブラケットの内面から前記回路基板へ
    電気的に接続されたモータにおいて、 前記回路基板は、前記貫通孔を閉塞する基板本体部と、
    前記基板本体部で前記貫通孔のほぼ中央に位置し前記コ
    イルの端部が挿通される挿通孔とを有し、 前記貫通孔は、前記回路基板の基板本体部により閉塞さ
    れ、前記コイルの端部は、前記挿通孔を通して前記回路
    基板に電気的に接続されたことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記モータブラケットとステータとの間
    に接着剤が充填されている請求項1に記載のモータ。
  3. 【請求項3】 前記回路基板は、可撓性を有するもので
    あって、前記挿通孔に対向する側辺部においてこの挿通
    孔と基板本体部の縁部とを結ぶ切り目を有し、前記コイ
    ルの端部が前記基板本体部の縁部から前記切り目を通し
    て前記挿通孔に案内される請求項1又は2に記載のモー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記回路基板は、前記貫通孔に重ならな
    い位置に前記切り目から連続して前記基板本体部の縁部
    に向けてその切り目の幅より大きい幅のコイル案内部を
    有する請求項3に記載のモータ。
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