JP5158584B2 - エレベータ - Google Patents

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Description

本発明は、省電力を目的としてエレベータ機器への電源供給を遮断する機能を有するエレベータに関する。
従来、エレベータの運行需要が少ない場合は手動で乗りかごの昇降を休止させ、特に群管理制御システムの場合は乗りかごの運行台数を減らす等の省電力運転を行っている。しかし、エレベータの運転を休止したとしてもエレベータ内の各機器は通電状態であるため、そのための電力は消費されるという問題があった。
そこで、例えば特許文献1に開示されるように、エレベータの運行需要に応じて各エレベータ機器の電源をカットしてスタンバイ状態とし、乗り場呼びボタンが操作された場合にスタンバイ状態を解除して通常運転に復帰させるものがある。
特開2005−162441号公報
しかしながら、乗り場呼びボタンが操作されたタイミングでスタンバイ状態を解除して各エレベータ機器の電源を再投入する場合は、各機器が電源確立するまでに時間を要するため、乗り場ボタンの操作から当該ボタンの応答ランプが点灯するまでに時間がかかる。このために利用客へのサービスが低下し、エレベータが故障していると利用客が間違えてしまう恐れもある。
そこで、本発明の目的は、利用客へのサービス低下を招くことなく省電力運転を行なうことが可能になるエレベータを提供することにある。
すなわち、本発明に係わるエレベータは、乗りかごの呼び登録装置を含むエレベータ機器に電源を供給するエレベータ制御装置を備え、運転状態が閑散状態である場合に、エレベータ制御装置による呼び登録装置への電源供給を維持し、その他のエレベータ機器への電源供給を遮断することを特徴とする。
本発明によれば、エレベータの利用客へのサービス低下を招くことなく省電力運転を行なうことができる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの概略を示す図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータは、電動機1、この電動機1を駆動するためのドライブ装置2、エレベータ制御装置3、乗りかご4、この乗りかご4内において行き先階を登録するための行き先階登録装置5、乗り場呼びを登録するための各階床の乗り場呼び登録装置6、伝送路7、各エレベータ機器8を備える。
乗りかご4は電動機1のモータ軸に設けられたシーブ11およびそらせシーブ12に巻き掛けられたロープを介してカウンタウェイト13と連結される。乗りかご4は電動機1の駆動によるシーブ11の回転に伴い、カウンタウェイト13とともに互いに上下反対方向に昇降する。乗りかご4の駆動方式は油圧方式など他の方式であってもよい。
行き先階登録装置5は、乗りかご4の行き先階を登録するための操作釦、操作された操作釦に対応する応答ランプである行き先階表示灯、かご位置表示灯および運転方向表示灯を有する。
また、乗り場呼び登録装置6は、乗り場呼びを登録するための操作釦、操作された操作釦に対応する応答ランプである呼び方向表示灯、かご位置表示灯および運転方向表示灯を有する。
伝送路7は、エレベータ制御装置3からドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6との間の信号の授受を担う通信路である。
各エレベータ機器8は、例えば図示しないかごドア駆動装置、かご内照明装置、かご位置表示のための乗り場インジケータなどである。
また、各階床の乗り場には、案内情報などを表示するための乗り場表示装置14が乗り場インジケータとは別に設けられて、乗り場呼び登録装置6に接続される。また、乗りかご4内には、かご位置や案内情報の表示のためのかご内表示装置15が設けられて行き先階登録装置5に接続される。
エレベータ制御装置3は、通常運転時において、図示しない商用電源を入力として、伝送路7を介してドライブ装置2、行き先階登録装置5、乗り場呼び登録装置6、各エレベータ機器8への通電を行なうことで電源供給を行なう電源制御手段である。
ドライブ装置2は、エレベータ制御装置3からの電源供給にともなって電動機1を駆動させる。また、エレベータ制御装置3は、一定時間が経過しても乗りかご4が戸閉待機している場合には、運転状況が閑散状態であると判別して、運転モードを通常運転モードから省電力運転モードに切替える。
また、エレベータ制御装置3は、運転モードを通常運転モードから省電力運転モードに切替えた後、行き先階登録装置5や乗り場呼び登録装置6が操作されて呼び登録がなされた場合には、運転状況が閑散状態でなくなったとみなし、運転モードを通常運転モードに復帰させる。
また、乗り場呼び登録装置6は、エレベータ制御装置3からの電源供給にしたがって乗り場表示装置14への電源供給を行ない、行き先階登録装置5は、エレベータ制御装置3からの電源供給にしたがってかご内表示装置15への電源供給を行なう。エレベータ制御装置3は、乗り場表示装置14やかご内表示装置15と直接接続するための伝送路7を設け、これらの装置に対し、乗り場呼び登録装置6や行き先階登録装置5を介さずに電源供給を行なってもよい。
次に、図1に示した構成のエレベータの動作について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャートである。
まず、エレベータ制御装置3は、乗りかご4が一定時間以上にわたって戸閉待機している場合には、利用客による運転状況が閑散状態であると判別し(ステップS1のYES)、運転モードを通常運転モードから省電力運転モードに切替え、スタンバイ信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6に出力する(ステップS2)。
ドライブ装置2や各エレベータ機器8は、スタンバイ信号を入力すると自装置の電源を遮断する。また、行き先階登録装置5はスタンバイ信号を入力すると自装置の電源は遮断せずに、かご内表示装置15への電源供給を遮断する。乗り場呼び登録装置6は、スタンバイ信号を入力すると、自装置の電源は遮断せずに接続先の乗り場表示装置14への電源供給を遮断する(ステップS3)。
これにより、エレベータ内の機器のうち行き先階登録装置5と乗り場呼び登録装置6以外の機器への電源供給が遮断され、省電力効果が得られるようになる。一方、行き先階登録装置5と乗り場呼び登録装置6への電源供給は維持されている。これは、これら行き先階登録装置5や乗り場呼び登録装置6の操作釦への操作がなされると、操作釦の応答ランプが直ぐに点灯して呼び登録がなされることを意味する。
具体的には、電源供給の遮断後、乗り場に利用客が訪れ、この利用客により乗り場呼び登録装置6の操作釦が操作されると(ステップS4のYES)、当該乗り場呼び登録装置6は操作された操作釦に対応する呼び方向表示灯を点灯させ(ステップS5)、呼び登録信号をエレベータ制御装置3に出力する。
エレベータ制御装置3は、呼び登録信号を入力すると、運転モードを通常運転モードに切り替え、スタンバイ解除信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5、乗り場呼び登録装置6に出力する(ステップS6)。
ドライブ装置2や各エレベータ機器8は、スタンバイ解除信号を入力すると、自装置への電源供給を再開する。また、行き先階登録装置5はスタンバイ解除信号を入力すると、かご内表示装置15への電源供給を再開する。乗り場呼び登録装置6は、スタンバイ解除信号を入力すると、接続先の乗り場表示装置14への電源供給を再開する(ステップS7)。
また、省電力運転モードの開始時に乗りかご4内に利用客が乗っており、この利用客により行き先階登録装置5の操作釦が操作されると、当該行き先階登録装置5は操作された操作釦に対応する行き先階表示灯を点灯させ、呼び登録信号をエレベータ制御装置3に出力する。以後の処理は前述したステップS6以降の処理と同じである。
以上のように、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御装置3は、運転需要が低い場合に、電源供給対象の各機器のうち、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6への電源供給を維持して、その他の機器への電源供給を遮断する。よって、省電力効果が得られるとともに、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6への操作により速やかに応答ランプが点灯するので、利用客に対して焦燥感を抱かせることを無くすとができ、また、エレベータが故障したとの誤解を与えないで済むようになる。
また、乗り場呼び登録装置6は、前述した電源供給の遮断後に操作釦が押された場合に、エレベータ制御装置3からのスタンバイ解除信号の入力を待たずに接続先の乗り場表示装置14への電源供給を再開してもよく、行き先階登録装置5は、電源供給の遮断後に操作釦が押された場合に、エレベータ制御装置3からのスタンバイ解除信号の入力を待たずにかご内表示装置15への電源供給を再開してもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータの構成のうち、図1に示したものと同一部分の説明は省略する。
図3は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの概略を示す図である。
図3に示すように、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータは、第1の実施形態と比較して、運転状況管理装置16をさらに備える。
運転状況管理装置16は、現在時刻を計時しており、この計時した時刻が省電力運転を行なう時間帯である閑散時間帯の開始時刻、例えば23時00分となると、エレベータ制御装置3に対してエレベータ運転状態が閑散状態である事を示す閑散状態通知信号を出力する。
また、運転状況管理装置16は、現在時刻が閑散時間帯の終了時刻、例えば5時00分となると、エレベータ制御装置3に対してエレベータの運転状態が閑散状態でなくなった事を示す閑散状態終了信号を出力する。
次に、図3に示した構成のエレベータの動作について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータは、現在時刻が開始時刻から終了時刻までの時間に属しておらず、運転状況管理装置16からの閑散状態通知信号をエレベータ制御装置3が入力する前には、前述した第1の実施形態で説明した処理を行なう。
運転状況管理装置16は、現在時刻が省電力運転の開始時刻である23時00分になると(ステップS11のYES)、運転状況管理装置16は、現在時刻が閑散時間帯であると判断し、閑散状態通知信号をエレベータ制御装置3に出力する。
エレベータ制御装置3は、運転状況管理装置16からの閑散状態通知信号を入力すると、運転モードを通常運転モードから省電力運転モードに切替え、スタンバイ信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6に出力する(ステップS12)。
これにより、前述したステップS3での説明と同様に、行き先階登録装置5と乗り場呼び登録装置6への電源供給が維持され、ドライブ装置2、各エレベータ機器8、かご内表示装置15や乗り場表示装置14への電源供給が遮断される(ステップS13)。
ここで、乗り場に利用客が訪れ、この利用客により乗り場呼び登録装置6の操作釦が操作されると(ステップS14のYES)、当該乗り場呼び登録装置6は呼び方向表示灯を点灯させ(ステップS15)、呼び登録信号をエレベータ制御装置3に出力する。
エレベータ制御装置3は、呼び登録信号を入力すると、運転モードを通常運転モードに切り替え、スタンバイ解除信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5、乗り場呼び登録装置6に出力する(ステップS16)。
これにより、前述したステップS7の説明と同様に、ドライブ装置2、各エレベータ機器8、かご内表示装置15、乗り場表示装置14への電源供給が再開される(ステップS17)。
そして、エレベータ制御装置3は、呼びへの応答が終了して戸閉状態となると(ステップS18のYES)、運転モードを通常運転モードから省電力運転モードに再び切替え、スタンバイ信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6に再び出力する(ステップS18→S12)。すると、ステップS13以降の処理が再度なされる。
また、乗り場呼びがない状態で(ステップS14のNO)、運転状況管理装置16は、現在時刻が閑散時間帯の終了時刻である翌日5時00分となると(ステップS19のYES)、閑散状態終了信号をエレベータ制御装置3に出力する。
エレベータ制御装置3は、運転状況管理装置16からの閑散状態終了信号を入力すると、運転モードを通常運転モードに切り替え、スタンバイ解除信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5、乗り場呼び登録装置6に出力する(ステップS20)。
これにより、前述したステップS7の説明と同様に、ドライブ装置2、各エレベータ機器8、かご内表示装置15、乗り場表示装置14への電源供給が再開される(ステップS21)。以降は、運転状況管理装置16からの次の閑散状態通知信号の入力まで前述した第1の実施形態で説明した処理がなされる。
以上のように、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御装置3は、予め定めた時間帯となった場合に、電源供給対象の各機器のうち、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6への電源供給を維持して、その他の機器への電源供給を呼び応答時以外は遮断する。よって、第1の実施形態で説明した効果が得られるだけでなく、前述した時間帯では、操作釦の操作に伴う呼び応答が終了した場合に行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6以外の機器の電源を速やかに遮断できるので、第1の実施形態と比較して省電力効果が向上する。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータの構成は図3に示したものと基本的にほぼ同様であるので同一部分の説明は省略する。
この実施形態では、エレベータ制御装置3は、A号機、B号機、C号機といった3つの号機の群管理制御を行なう。
次に、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータについて説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータは、運転状況管理装置16からの閑散状態通知信号をエレベータ制御装置3が入力する前は、前述した第1の実施形態で説明した処理を行なう。
運転状況管理装置16は、何れか1つの号機のみが呼びに応答して昇降しており、残り2つの号機が戸閉待機したまま一定時間が経過した場合には、運転状況が閑散状態にある時間帯であると判断し(ステップS31のYES)、閑散状態通知信号をエレベータ制御装置3に出力する。
エレベータ制御装置3は、運転状況管理装置16からの閑散状態通知信号を入力すると、運転モードを通常運転モードから省電力運転モードに切替え、スタンバイ信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6に出力する(ステップS32)。
以降、前述した第2の実施形態で説明したステップS13からS17までの処理がなされる(ステップS33〜S37)。
そして、エレベータ制御装置3は、呼びへの応答が終了して戸閉状態となると(ステップS38のYES)、運転モードを通常運転モードから省電力運転モードに再び切替え、スタンバイ信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6に再度出力する(ステップS38→S32)。すると、ステップS33以降の処理が再度なされる。
乗り場呼びがない状態で(ステップS34のNO)、運転状況管理装置16は、前述したように呼びに応答して昇降していた号機の行き先階登録の数および乗り場呼び登録の数が予め定められた数に達した場合には運転状況が閑散状態でなくなったと判断し(ステップS39のYES)、閑散状態終了信号をエレベータ制御装置3に出力する。
エレベータ制御装置3は、運転状況管理装置16からの閑散状態終了信号を入力すると、運転モードを通常運転モードに切り替え、スタンバイ解除信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5、乗り場呼び登録装置6に出力する(ステップS40)。
これにより、前述したステップS7の説明と同様に、ドライブ装置2、各エレベータ機器8、かご内表示装置15、乗り場表示装置14への電源供給が再開される(ステップS41)。以降は、運転状況管理装置16からの次の閑散状態通知信号の入力まで前述した第1の実施形態で説明した処理がなされる。
以上のように、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御装置3は、複数の乗りかごの昇降状態が予め定めた条件を満たした場合に、電源供給対象の各機器のうち、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6への電源供給を維持して、その他の機器への電源供給を呼び応答時以外は遮断する。よって、第1の実施形態で説明した効果が得られるだけでなく、前述した条件下における操作釦の操作に伴う呼び応答が終了した場合に、前述したその他の機器の電源を速やかに遮断できるので、第1の実施形態と比較して省電力効果が向上する。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータの構成のうち、図1に示したものと同一部分の説明は省略する。
図6は、本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータの概略を示す図である。
図6に示すように、本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータは、第1の実施形態と比較して、遠隔監視装置17をさらに備える。
遠隔監視装置17は、外部のエレベータ監視センタと通信回線を介して接続される。エレベータ監視センタは、エレベータの運行状態が閑散状態であって省電力運転モードの開始や終了を要する予め定められた日時や時間帯となると省電力運転モード開始指令信号や省電力運転モード終了指令信号を出力する。
遠隔監視装置17はエレベータ監視センタからの省電力運転モード開始指令信号や省電力運転モード終了指令信号を入力すると、この信号をエレベータ制御装置3に出力する。
次に、図6に示した構成のエレベータの動作について説明する。
図7は、本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータは、遠隔監視装置17からの省電力運転モード開始指令信号をエレベータ制御装置3が入力するまでは、前述した第1の実施形態で説明した処理を行なう。
遠隔監視装置17は、エレベータ監視センタからの省電力運転モード開始指令信号を入力すると、この信号をエレベータ制御装置3に出力する。エレベータ制御装置3は、遠隔監視装置17からの省電力運転モード開始指令信号を入力すると(ステップS51のYES)、運転モードを通常運転モードから省電力運転モードに切替え、スタンバイ信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6に出力する(ステップS52)。
以降、前述した第2の実施形態で説明したステップS13からS17までの処理がなされる(ステップS53〜S57)。
そして、エレベータ制御装置3は、呼びへの応答が終了して戸閉状態となると(ステップS58のYES)、運転モードを通常運転モードから省電力運転モードに再び切替え、スタンバイ信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6に再び出力する(ステップS58→S52)。すると、ステップS53以降の処理が再度なされる。
乗り場呼びがない状態で(ステップS54のNO)、遠隔監視装置17は、エレベータ監視センタからの省電力運転モード終了指令信号を入力すると、この信号をエレベータ制御装置3に出力する。
エレベータ制御装置3は、遠隔監視装置17からの省電力運転モード終了指令信号を入力すると(ステップS59のYES)、運転モードを通常運転モードに切り替え、スタンバイ解除信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5、乗り場呼び登録装置6に出力する(ステップS60)。
これにより、前述したステップS7の説明と同様に、ドライブ装置2、各エレベータ機器8、かご内表示装置15、乗り場表示装置14への電源供給が再開される(ステップS61)。以降は、レベータ監視センタからの次の省電力運転モード開始指令信号の入力まで前述した第1の実施形態で説明した処理がなされる。
以上のように、本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御装置3は、エレベータ監視センタからの指令を入力した場合には、終了指令を入力するまでの間は、電源供給対象の各機器のうち、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6への電源供給を維持して、その他の機器への電源供給を呼び応答時以外は遮断する。よって、第1の実施形態で説明した効果が得られるだけでなく、前述した指令を入力してから終了指令を入力するまでの間は、操作釦の操作による呼び応答時が終了した場合に、前述したその他の機器の電源を速やかに遮断できるので、第1の実施形態と比較して省電力効果が向上する。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータの構成のうち、図1に示したものと同一部分の説明は省略する。
図8は、本発明の第5の実施形態にしたがったエレベータの概略を示す図である。
図8に示すように、本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータは、第1の実施形態と比較して、建物の玄関階のエントランスに玄関ロック装置18をさらに備える。
玄関ロック装置18は、建物内に外来者が自由に出入りできないように設置された図示しないオートドアのドアロックの解除機構を有する解除手段である。
居住者が玄関階のオートドアの前の外来者の建物への入場およびエレベータ利用を認め、住居内の図示しない開錠釦を操作した場合には、玄関ロック装置18は、オートドアのドアロックを解除して、このオートドアが一定時間開扉するように制御するとともに、ドアロックの解除信号をエレベータ制御装置3に出力する。
エレベータ制御装置3は、玄関ロック装置18からの解除信号を入力した場合には、現在の運転モードが通常運転モードであるか省電力運転モードであるかに関わらず、運転モードを通常運転モードとして玄関階の乗り場呼びを自動的に登録する。
次に、図8に示した構成のエレベータの動作について説明する。
図9は、本発明の第5の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャートである。
まず、第1の実施形態で説明したステップS1からステップS3までの処理がなされる。エレベータ制御装置3は、ステップS3の処理による電源遮断後において、乗り場呼びの新たな登録が無い状態で(ステップS4のNO)、玄関ロック装置18からの解除信号を入力した場合には(ステップS71のYES)、運転モードを通常運転モードに切り替え、玄関階の乗り場呼び登録装置6の呼び方向表示灯を点灯させ、スタンバイ解除信号を伝送路7を介してドライブ装置2、各エレベータ機器8、行き先階登録装置5、乗り場呼び登録装置6に出力する(ステップS6)。
これにより、ドライブ装置2、各エレベータ機器8、かご内表示装置15、乗り場表示装置14への電源供給が再開される(ステップS7)。
以上のように、本発明の第5の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御装置3は、行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6への電源供給を維持して、その他の機器への電源供給を遮断した状態で玄関ロック装置18からの解除信号を入力した場合には、その他の機器への電源供給を再開させる。つまり、外来者のためのオートドアの開錠を行なえば、この外来者による玄関階の乗り場呼び登録装置6の操作を経ることなく行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6以外の機器への電源供給が再開されるので、外来者のための乗りかご4の玄関階への応答時間が早まることになる。よって、外来者に対するサービス性が向上する。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータの構成のうち、図1に示したものと同一部分の説明は省略する。
図10は、本発明の第6の実施形態にしたがったエレベータの概略を示す図である。
図10に示すように、本発明の第6の実施形態にしたがったエレベータは、第1の実施形態と比較して、各階床の乗り場に音声を報知するための乗り場アナウンス装置19が設けられて乗り場呼び登録装置6に接続される。また、乗りかご4内には、かご内アナウンス装置20が設けられて行き先階登録装置5に接続される。
この実施形態では、乗り場表示装置14やかご内表示装置15は、運転モードが省電力運転モードに切り替わったり通常運転モードに切り替わったりした場合に、運転モードが切り替わったことを示す文字メッセージを報知する報知手段として機能する。
乗り場アナウンス装置19やかご内アナウンス装置20は、前述したように運転モードが切り替わったことを示す音声メッセージを報知する報知手段である。
また、乗り場呼び登録装置6は、エレベータ制御装置3からの電源供給にしたがって乗り場アナウンス装置19への電源供給を行ない、行き先階登録装置5は、エレベータ制御装置3からの電源供給にしたがってかご内アナウンス装置20への電源供給を行なう。
次に、図10に示した構成のエレベータの動作について説明する。
図11は、本発明の第6の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャートである。
この実施形態では、第1の実施形態で説明したステップS1からS3までの処理がなされる。ただし、行き先階登録装置5は、スタンバイ信号を入力しても、かご内表示装置15およびかご内アナウンス装置20への電源供給は遮断しない。また、乗り場呼び登録装置6は、スタンバイ信号を入力しても、接続先の乗り場表示装置14および乗り場アナウンス装置19への電源供給は遮断しない。
ステップS3の処理による電源遮断後、エレベータ制御装置3は、運転モードが省電力運転モードである旨の情報の出力指令を乗り場呼び登録装置6を介して乗り場表示装置14および乗り場アナウンス装置19に出力し、同じ出力指令を行き先階登録装置5を介してかご内表示装置15およびかご内アナウンス装置20に出力する。
図12は、本発明の第6の実施形態にしたがったエレベータの乗り場表示装置への省電力運転中の表示例を示す図である。
乗り場表示装置14は、出力指令を入力すると、内部メモリから省電力運転中である旨の文字メッセージ、例えば図12に示した「省電力運転中です。お近くのボタンを押してください」を読み出して表示させる。かご内表示装置15も出力指令にしたがって同様の表示を行なう。また、乗り場アナウンス装置19やかご内アナウンス装置20は、出力指令を入力すると、内部メモリから省電力運転中である旨の音声メッセージを読み出して一定時間ごとに出力する(ステップS81)。
以降、前述した第1の実施形態で説明したステップS4からS7の処理がなされる。ステップS7の処理による電源供給の再開後、エレベータ制御装置3は、通常運転に復帰した旨のメッセージの出力指令を乗り場呼び登録装置6を介して乗り場表示装置14および乗り場アナウンス装置19に出力し、同じ出力指令を行き先階登録装置5を介してかご内表示装置15およびかご内アナウンス装置20に出力する。
図13は、本発明の第6の実施形態にしたがったエレベータの乗り場表示装置への通常運転復帰時の表示例を示す図である。
乗り場表示装置14は、出力指令を入力すると、内部メモリから通常運転に復帰した旨の文字メッセージ、例えば図13に示した「省電力運転を終了し、通常運転に復帰しました。」を読み出して表示させる。かご内表示装置15も出力指令にしたがって同様の表示を行なう。また、乗り場アナウンス装置19やかご内アナウンス装置20は、出力指令を入力すると、内部メモリから通常運転に復帰した旨の音声メッセージを読み出して一定時間ごとに出力する(ステップS82)。
以上のように、本発明の第6の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御装置3は、運転モードが省電力運転モードに切り替わったり通常運転モードに切り替わったりすると、この旨を乗り場や乗りかご4内に報知する。よって、利用客は現在の運転モードを容易に認識できるので、例えば行き先階登録装置5および乗り場呼び登録装置6の操作にともなって電源供給が再開するまでに時間を要しても、利用客に不快感を与えないようにすることができる。
(第7の実施形態)
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータの構成は、図10に示したものと基本的にほぼ同様であるので同一部分の説明は省略する。
この実施形態では、省電力運転モードの解除時に、当該省電力運転モードの実行により、通常運転モードの実行時と比較した節電効果を報知する。
図14は、本発明の第7の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャートである。
図15は、本発明の第7の実施形態にしたがったエレベータの乗り場表示装置への省電力効果の表示例を示す図である。
この実施形態では、まず、本発明の第6の実施形態で説明したステップS1からステップS82までの処理がなされる。ただし、エレベータ制御装置3は、ステップS2の処理によるスタンバイ信号の出力時の時刻およびステップS6の処理によるスタンバイ解除信号の出力時の時刻を計時して、内部メモリに記憶する。
そして、エレベータ制御装置3は、前述したスタンバイ信号の出力時の時刻およびスタンバイ解除信号の出力時の時刻までの時間において通常運転モードを実行したと仮定した場合の消費電力量および電力料金を計算し、また、前述したスタンバイ信号の出力時の時刻およびスタンバイ解除信号の出力時の時刻までの時間において実際に実行した省電力運転モードにおける消費電力量および電力料金を計算する。
そして、エレベータ制御装置3は、これらの計算結果をもとに、省電力運転モードの実行時間、当該実行時における通常運転モードの実行時と比較した節約電力量および換算節約金額を計算し、これらの情報の出力指示を乗り場呼び登録装置6を介して乗り場表示装置14および乗り場アナウンス装置19に出力し、同じ出力指令を行き先階登録装置5を介してかご内表示装置15およびかご内アナウンス装置20に出力する。
乗り場表示装置14は出力指令にしたがって、例えば図15に示したように、省電力運転モードの実行時間、節約電力量および換算節約金額を表示させる。かご内表示装置15も出力指令にしたがって同様の表示を行なう。また、乗り場アナウンス装置19やかご内アナウンス装置20は、出力指令にしたがって、前述した省電力運転モードの実行時間、節約電力量および換算節約金額を報知するための音声メッセージを生成して一定時間ごとに出力する(ステップS91)。
以上のように、本発明の第7の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御装置3は、電力運転モードが終了した際に、当該省電力運転モードの実行時間、実行時の節約電力量や換算節約金額といった省電力効果を報知するので、省電力運転のメリットを利用客に伝えられる効果がある。
また、エレベータ制御装置3は、省電力運転モードの実行時の節約電力量や換算節約金額といった省電力効果を示す情報を、建物内の管理室に報知してもよく、この管理室にいる管理者に省電力効果を報知することは一般の利用者に報知する以上の効果がある。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの概略を示す図。 本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの概略を示す図。 本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータの概略を示す図。 本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第5の実施形態にしたがったエレベータの概略を示す図。 本発明の第5の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第6の実施形態にしたがったエレベータの概略を示す図。 本発明の第6の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第6の実施形態にしたがったエレベータの乗り場表示装置への省電力運転中の表示例を示す図。 本発明の第6の実施形態にしたがったエレベータの乗り場表示装置への通常運転復帰時の表示例を示す図。 本発明の第7の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第7の実施形態にしたがったエレベータの乗り場表示装置への省電力効果の表示例を示す図。
符号の説明
1…電動機、2…ドライブ装置、3…エレベータ制御装置、4…乗りかご、5…行き先階登録装置、6…乗り場呼び登録装置、7…伝送路、8…各エレベータ機器、11…シーブ、12…そらせシーブ、13…カウンタウェイト、14…乗り場表示装置、15…かご内表示装置、16…運転状況管理装置、17…遠隔監視装置、18…玄関ロック装置、19…乗り場アナウンス装置、20…かご内アナウンス装置。

Claims (17)

  1. 乗りかごの呼び登録装置と、
    前記呼び登録装置を含むエレベータ機器に電源を供給して当該機器を制御するエレベータ制御装置と、
    運転状態が閑散状態である場合に、前記エレベータ制御装置による、前記エレベータ機器のうち前記呼び登録装置への電源供給を維持し、その他の機器への電源供給を遮断する電源制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータ。
  2. 前記呼び登録装置は、
    各階床の乗り場呼び登録装置および前記乗りかご内の行き先階登録装置の少なくとも一方である
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記電源制御手段は、
    前記乗りかごが戸閉待機した状態で予め定められた時間が経過した場合には、前記エレベータ制御装置による前記呼び登録装置への電源供給を維持して前記その他の機器への電源供給を遮断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  4. 前記電源制御手段は、
    前記電源供給の遮断後に前記運転状態が閑散状態でなくなった場合に、前記エレベータ制御装置による前記その他の機器への電源供給を再開する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  5. 前記電源制御手段は、
    前記電源供給の遮断後に前記呼び登録装置の操作釦が操作された場合に、前記エレベータ制御装置による前記その他の機器への電源供給を再開する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  6. 前記電源制御手段は、
    現在時刻が予め定められた閑散時間帯に含まれる場合に、前記エレベータ制御装置による前記呼び登録装置への電源供給を維持して前記その他の機器への電源供給を遮断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  7. 前記電源制御手段は、
    現在時刻が予め定められた閑散時間帯に含まれる場合に、前記操作釦の操作にともなう呼び応答時以外は前記エレベータ制御装置による前記呼び登録装置への電源供給を維持して前記その他の機器への電源供給を遮断し、当該呼び応答時は前記その他の機器への電源供給を行なう
    ことを特徴とする請求項5に記載のエレベータ。
  8. 前記電源制御手段は、
    前記電源供給の遮断後に現在時刻が前記閑散時間帯と異なる時刻となった場合に、前記エレベータ制御装置による前記その他の機器への電源供給を再開する
    ことを特徴とする請求項7に記載のエレベータ。
  9. 前記エレベータ制御装置は、複数台の乗りかごの昇降を制御しており、
    前記電源制御手段は、
    前記複数台の乗りかごのうち一部の乗りかごが昇降していない状態で予め定められた時間が経過した場合に、前記エレベータ制御装置による前記昇降していない乗りかごに対応する前記エレベータ機器のうち前記呼び登録装置への電源供給を維持して前記その他の機器への電源供給を遮断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  10. 前記エレベータ制御装置は、複数台の乗りかごの昇降を制御しており、
    前記電源制御手段は、
    前記複数台の乗りかごのうち一部の乗りかごが昇降していない状態で予め定められた時間が経過した場合に、前記操作釦の操作にともなう呼び応答時以外は前記エレベータ制御装置による前記昇降していない乗りかごに対応する前記エレベータ機器のうち前記呼び登録装置への電源供給を維持して前記その他の機器への電源供給を遮断し、当該呼び応答時は前記その他の機器への電源供給を行なう
    ことを特徴とする請求項5に記載のエレベータ。
  11. 前記電源制御手段は、
    前記電源供給の遮断後に前記昇降していない乗りかごの呼び登録状態が予め定められた条件を満たした場合に、前記エレベータ制御装置による前記その他の機器への電源供給を再開する
    ことを特徴とする請求項10に記載のエレベータ。
  12. エレベータ監視センタとの通信を行なう遠隔監視装置をさらに備え、
    前記電源制御手段は、前記遠隔監視装置が前記エレベータ監視センタからの省電力運転モード開始指令を受けた場合に、前記呼び登録装置への電源供給を維持して前記その他の機器への電源供給を遮断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  13. エレベータ監視センタとの通信を行なう遠隔監視装置をさらに備え、
    前記電源制御手段は、前記遠隔監視装置が前記エレベータ監視センタからの省電力運転モード開始指令を受けた場合に、前記操作釦の操作にともなう呼び応答時以外は前記呼び登録装置への電源供給を維持して前記その他の機器への電源供給を遮断し、当該呼び応答時は前記その他の機器への電源供給を行なう
    ことを特徴とする請求項5に記載のエレベータ。
  14. 前記電源制御手段は、
    前記電源供給の遮断後に前記遠隔監視装置が前記エレベータ監視センタからの省電力運転モード終了指令を受けた場合に、前記エレベータ制御装置による前記その他の機器への電源供給を再開する
    ことを特徴とする請求項13に記載のエレベータ。
  15. 外来者の建物への入場を許可して前記建物の入退出口のドアロックを解除する解除手段をさらに備え、
    前記電源制御手段は、
    前記その他の機器への電源供給を遮断している状態で前記解除手段が前記ドアロックを解除した場合に、前記その他の機器への電源供給を再開する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  16. 前記電源制御手段が前記その他の機器への電源供給を遮断した場合に省電力運転モードが開始された旨を報知し、前記電源制御手段が前記その他の機器への電源供給を再開した場合に前記省電力運転モードが終了した旨を報知する報知手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項4に記載のエレベータ。
  17. 前記電源制御手段が前記その他の機器への電源供給を再開した場合に、当該その他の機器への電源供給の遮断タイミングから当該電源供給の再開タイミングまでの時間をもとに前記電源供給の遮断による省電力の効果を示す情報を報知する報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載のエレベータ。
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