JP2011116527A - エレベータの節電システムおよび節電方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】エレベータの待機電力をより一層低減し、省エネルギーを図る。
【解決手段】エレベータの使用頻度が低い閑散時等に、電力変換器および変換器制御装置の電源を遮断するとともに、各階の乗場呼び装置101〜10nのうち、乗りかご7が待機している階を除く階については、乗場呼び釦151〜15nはすぐに応答できるようにしながら、乗場表示装置161〜16nや乗場通信装置131〜13nを休止状態に保ち、乗場呼びの発生で、これら乗場表示装置や乗場通信装置を復帰させる。
【選択図】図1
【解決手段】エレベータの使用頻度が低い閑散時等に、電力変換器および変換器制御装置の電源を遮断するとともに、各階の乗場呼び装置101〜10nのうち、乗りかご7が待機している階を除く階については、乗場呼び釦151〜15nはすぐに応答できるようにしながら、乗場表示装置161〜16nや乗場通信装置131〜13nを休止状態に保ち、乗場呼びの発生で、これら乗場表示装置や乗場通信装置を復帰させる。
【選択図】図1
Description
本発明はエレベータの節電システムおよび節電方法に関し、特にエレベータ需要の閑散時における待機電力の低減を図る節電システムおよび節電方法に関する。
マンションに使われるエレベータは比較的稼働率が低く、待機状態が長いため、エレベータの更なる省エネルギーには待機電力の低減が効果的である。待機電力低減のための手段として、例えば、特許文献1あるいは特許文献2では、乗場及びかご呼び装置を除いて駆動装置や制御装置の電源を遮断している。
また、乗場呼び釦の待機時の消費電力低減に関して、特許文献3のように、待機時に照明をオフさせるとともに、乗場呼び装置に人検知センサを具備し、その検知信号により呼び釦の周囲を点灯させる例もある。
また、特許文献4のように、待機中における商用電源から供給される電力低減のために、通常運転時の電源からの給電を低減するための蓄電装置から、乗場呼び装置に給電する例がある。
さらに、特許文献5のように、群管理エレベータにおいて、休止中のエレベータの乗場インジケータを消灯するものがある。
特許文献1−5の例では、エレベータ需要の閑散時に、乗場呼び装置やかご呼び装置を除いて駆動装置及び制御装置の電源を遮断して待機電力低減を図っている。しかし、昨今増加している高層マンションなど階数が多い場合には、単独では消費電力の小さい乗場呼び装置であっても、数が多いため無視できない電力になってしまう。
また、乗場呼び装置は、表示装置での消費電力も大きいが、エレベータ全体の制御を行うエレベータ制御装置との通信を行なうための例えば通信装置やマイコン等を有しており、待機中も電力を消費している。
本発明が解決しようとする第1の課題は、一層の省エネルギーを図ることができるエレベータの節電システムまたは節電方法を提供することである。
また、本発明が解決しようとする第2の課題は、利用者に対するサービス性をできるだけ損なうことなく、一層の省エネルギーを図ることができるエレベータの節電システムまたは節電方法を提供することである。
本発明の望ましい実施態様においては、エレベータを駆動する駆動源に電力を供給する電力変換装置、前記電力変換装置を制御する変換器制御装置、登録された乗場呼びおよびかご呼びに応じた階間の運行を含むエレベータの制御を担うエレベータ制御装置、各乗場で乗場呼びを受付け、受付けた乗場呼びを前記エレベータ制御装置に伝送する乗場通信装置を含む乗場呼び装置、および、乗りかご内に配置され、行先階を指示するかご呼びを受付け、受付けたかご呼びを前記エレベータ制御装置に伝送するかご通信装置を含むかご呼び装置を備えたエレベータの節電方法であって、エレベータに対する節電指令に応じて節電モードに入り、前記電力変換装置、前記変換器制御装置、および前記乗場通信装置の電源を遮断し、前記節電モードにおいて、乗場呼び釦が操作されたとき、当該乗場の独自の電源を利用して乗場呼び装置内で前記乗場呼びを登録し、前記乗場呼び装置内での前記乗場呼びの登録に応じて、前記乗場通信装置の電源を復帰させ、前記乗場呼び装置内で登録した乗場呼びを、復帰した前記乗場通信装置を通して前記エレベータ制御装置に伝送するとともに、前記エレベータ制御装置が、前記伝送された乗場呼びを受信したとき、前記電力変換装置および前記変換器制御装置の電源を復帰させることを特徴とする。
また、具体的な実施態様においては、エレベータに対する前記節電指令に応じて、少なくともエレベータ待機階を除いて、他の複数階の前記乗場通信装置の電源を遮断することを特徴とする。
さらに、より具体的な実施態様においては、需要の閑散時にエレベータを節電モード(待機状態)とする際に、前記電力変換装置、変換器制御装置の電源を遮断するとともに、かごの待機階を除いて、各階の乗場呼び装置も節電モードとして休止させる。
乗場呼び装置の休止中は、表示及び通信を停止させるが、各乗場呼び装置には、休止中であっても、利用者が現われ、乗場呼び釦を押した場合には、即座に対応できるような独自の電源あるいは蓄電部を持たせておき、通信を復帰させる。
さらに、各階乗場呼び装置は、通常時には、前記エレベータ制御装置を介して電源から給電され、節電モード(待機中)には、各階において、エレベータ制御装置を介しての給電路を遮断させる。
本発明の望ましい実施態様によれば、乗場呼び装置における通信装置の待機電力を低減することができ、エレベータの一層の省エネルギー化が可能となる。
また、本発明の他の望ましい実施態様によれば、閑散時に現れた利用者に対するサービス性をできるだけ損なうことなく、一層の省エネルギーを図ることができるエレベータの節電システムまたは節電方法を提供することができる。
本発明のその他の目的と特徴は、以下に述べる実施例の説明の中で明らかにする。
以下本発明の詳細について図面を用いながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施例によるエレベータの節電システムの構成図である。
電源3から開閉器4及び電力変換器5を介してモータ及び巻上機6に電力が供給される。乗りかご7と釣り合いおもり9がロープ8で吊り下げられており、巻上機6により駆動される。ここでは、電力変換器5は、整流回路、平滑コンデンサ、及び逆変換回路(インバータ)からなる構成例を示している。この電力変換器5は、駆動制御部21により駆動制御される。実際の電力変換器5は、この他に電流センサ、回生時の直流過電圧を抑制するための放電回路、及びノイズフィルタなどもあるが図示は省略している。
エレベータシステム全体の制御はエレベータ制御装置2で行われ、乗場待ち客による乗場呼び装置100(101〜10n)の乗場呼び釦15、およびかご内乗客によるかご呼び装置71の行先呼びの登録に応じて乗りかご7を運転する。ここで、運転制御に必要な速度センサ、電流センサは省略している。
エレベータ制御装置2は、電源スイッチ201、制御用電源202、制御回路203、駆動用電源スイッチ204、駆動用電源205、駆動制御回路スイッチ206及び駆動制御回路207を備えている。
駆動制御部21は、駆動用電源205から給電され、駆動制御回路207からの指令により、エレベータ運転に応じて電力変換器5を制御する。この意味において、駆動用電源205、駆動制御回路207、および駆動制御部21とで、電力変換器5を制御する変換器制御装置を構成している。尚、これに限られず、電力変換器5を制御する駆動制御部21のみを変換器制御装置としてもよい。すなわち、変換器制御装置は、少なくとも駆動制御部21を含むものであれば良い。
また、乗場・かご給電部22から、各階(1〜n階)の乗場呼び装置101〜10n及びかご7内のかご呼び装置71に給電される。
エレベータ制御装置2と各階乗場呼び装置101〜10nとの間の通信は、通信制御部23と、各階乗場の乗場通信装置131〜13nによって行われる。乗りかご7内には、行先呼び釦、扉開閉釦、かご通信装置や表示装置などからなるかご呼び装置71があり、かごとの通信及び給電はテールコード72を介して行われる。
図2は、本発明の第1の実施例によるエレベータの節電システムにおける各階乗場呼び装置100の構成図である。乗場呼び装置100においては、乗場呼び釦15、表示装置16、および乗場通信装置13が、乗場制御部11によって制御される。また、乗場呼び装置100への給電は、乗場・かご給電部22(図1)からの給電が、乗場給電スイッチ12の入り切りにより制御される。また、乗場通信装置13は、乗場制御部11から通信スイッチ14によりオン/オフを制御される。乗場制御部11は、乗場制御回路111からスイッチ制御部112を介して各スイッチを制御する。
乗場呼び装置100には蓄電部17があり、乗場給電スイッチ12をオフして乗場・かご給電部22(図1)からの給電が停止している状態でも、乗場呼び釦15の操作に応答できるようになっている。
乗場制御部11では、蓄電部17と発電部18の存在により、乗場給電スイッチ12が遮断されていても、乗場制御部11の最小限の機能を保持している。すなわち、乗場呼び釦15の操作があると、これを乗場呼び装置100内で自己保持(登録)するとともに、乗場給電スイッチ12、通信スイッチ14および表示装置16の電源スイッチ113を投入する。これによって、平常時と同様に、エレベータ制御装置2(図1)への乗場呼びの伝送および乗場の表示装置16の表示機能を回復する。
蓄電部17は、乗場・かご給電部(制御用主電源)22からの給電により充電する構成であるが、発電部18を持つことで、主電源からの給電電力を低減することが可能となっている。発電部18としては、例えば、乗場の光を利用した太陽光発電など様々な手段が考えられる。
また、この乗場にかご7が到着したことをかご検出装置19により判定できる機能を有している。かご検出装置19は、例えば、乗場のドアが開いたときに入る接点スイッチなど、ほとんど電力を消費しない構成としている。
図3は、本発明の第1の実施例における閑散時に休止に入る処理フローである。ここでは、乗りかご7が1階で待機している場合を例にして説明する。ステップ301で、閑散時と判断した場合には、ステップ302において、開閉器4を開放して電力変換器5への給電を停止し、さらにエレベータ制御装置2の駆動用電源スイッチ204及び駆動制御回路207の電源スイッチ206をオフすることで駆動制御部21を停止する。これらの動作は、電力変換器5と変換器制御装置の電源の遮断に相当する。エレベータが待機の状態では、巻上機6への電力供給は止まっているが、電力変換器5には平滑コンデンサの放電抵抗などがあるため、運転中に比べれば僅かではあるが、電力消費しているため、開閉器4を開放することで省エネルギーの効果がある。
次に、ステップ303において、エレベータ制御装置2から通信制御部23を介して、かごが待機していない2〜n階の乗場呼び装置(図1の102〜10n)の乗場通信装置13(図1の132〜13n)に休止指令を発する。この指令を受けて、ステップ304では、2〜n階の乗場呼び装置102〜10nは休止状態となる。すなわち、表示装置16をオフとし、乗場給電スイッチ12(図1の122〜12n)を切り、乗場・かご給電部(制御用主電源)22からの給電を停止する。また、通信スイッチ14を切り乗場通信装置13を停止させる。
一方、かごが待機している階の乗場呼び装置100は、表示装置16を消灯するが、乗場通信装置13の電源スイッチである通信スイッチ14をONして置き、乗場呼び釦15が押された場合には、すぐにドアを開くようにして、利用者が待たされることが無いようにしておく。
この実施例では、かごが待機している階のみ、乗場通信装置13の通信スイッチ14をONして置くが、基準階(通常1階)その他、利用の出現可能性が高いなどの特定の階も、乗場通信装置13の通信スイッチ14をONして置くことで利用者の待つ時間を短縮できる確率が上がる。
エレベータの走行時の消費電力に比べると、乗場呼び装置の消費電力は10分の1程度であり、表示装置を消灯することにより更にその半分程度と微小であるが、数十階の高層マンションで待機時間が長くなると消費電力量は無視できない大きさになる。
この実施例によれば、乗場呼び装置のうち、かご待機階を除いて乗場通信装置も停止させることによって、待機時の消費電力を低減でき、エレベータの省エネルギー化が図れる。
図4は、本発明の第1の実施例における休止から復帰する処理フローである。
図3の場合と同じく、かごが1階に待機した状態で、2〜n階の乗場呼び装置102〜10nが休止しているステップ401の状態を例にする。ここで、ステップ402において、k階に、下方の階に移動する利用者が現れ、下降方向の乗場呼び釦15kを押したとする。k階の乗場呼び装置10kは休止しているが、ステップ403において、乗場呼び釦15kは、蓄電部17によりすぐに応答して、釦の応答灯を点灯させ、呼びが受け付けられたことを利用者に知らせる。ステップ404では、k階乗場呼び装置10kの乗場制御部11kは、通信スイッチ14kを投入して乗場通信装置13kを復帰させ、k階で下降呼び情報を通信制御部23を介してエレベータ制御装置2へ伝送する。また、ステップ405では、k階乗場呼び装置10kは給電スイッチ12kを投入して乗場・かご給電部(制御用主電源)22からの給電を復旧し、さらにステップ406において、表示装置16kを復帰させる。
ここで、乗場通信装置13kを休止していた影響で、利用者が乗場呼び釦15kを押してから、通信を再開し、表示装置16kが復帰して、例えば乗りかごがどの階にあるかを表示するまでに時間差がある。しかし、ステップ403で、押された乗場呼び釦15kはすぐに応答灯を点灯しているため、利用者は、即刻、制御装置が反応しているものと理解し、サービス性を損なうことはない。
一方、エレベータ制御装置2では、ステップ403での、k階乗場呼び装置からの呼び情報に応じて、ステップ407で、駆動制御部21を復帰させ、開閉器4を投入する。これは、電力変換器5と変換器制御装置の復帰に相当する。
なお、ここで、電力変換器5を構成するスイッチング素子に絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)を用いた場合には、ゲート・エミッタ間に逆バイアスをかけずに電圧を印加した場合には、点弧してしまう可能性もある。このため、先に駆動制御部21を復帰させてから開閉器4を投入することにした。IGBTの場合にはスイッチングをしない状態では、ゲートへの電荷の充放電は行われないので、駆動制御部21での電力消費は通常時に比べて小さい。したがって、待機中に駆動制御部21を停止しなくてもよいが、駆動制御部21内の電源回路等で損失が生じる。ここでは、より一層の待機電力低減を図るために、駆動制御部21も停止することにした。
開閉器4の投入により、ステップ408にて電力変換器5の平滑コンデンサが充電されるが、平滑コンデンサに電圧が印加されていない状態で、電源を接続すると突入電流が発生してコンデンサ及び開閉器の寿命低下あるいは破損を引き起こす可能性がある。そのため、開閉器4の投入時は、ある程度まで直流電圧が印加されるまでは抵抗を介して電源を接続するなどの初期充電回路が具備されている(図の簡略化のため省略)。
その後、ステップ409において、エレベータ制御装置2は、平滑コンデンサの充電完了を検知して電力変換器5の運転指令を出し、ステップ410で、駆動制御部21を介して電力変換器5が駆動されてかご7がk階へ向けて運転される。ステップ411でかごがk階に到着してドアを開けば、利用者がかごに乗り込むことができる。
ここまでの過程で、k階の乗場呼び装置10kが待機状態となっていない場合に比べて、乗場通信装置13kの復帰の分だけかかる時間は長くなる。しかし、開閉器4が開いた状態から投入し、電力変換器5への給電が復帰して待機していた1階からk階までのかご7の移動時間を含めた総待ち時間に比べると、待ち時間の増加は微々たる値であり、利用者への影響は小さい。
なお、ここで、かごが待機していた階である1階についても乗場呼び装置101を休止させると、待機電力を一層低減できるが、乗場通信装置131を停止させると、待機階で乗場呼びがあった場合に、利用者がエレベータに乗り込めるまでの時間の増大は、影響が大きい。特に、最近マンション等で、防犯のためにドアの一部が窓になっているエレベータも多く、この場合には、その階にかごがあるのが見えるため、すぐに乗れない利用者が不審や不安を感じる可能性が高い。そこで、本実施例においては、かご待機階については乗場呼び装置101を休止させない構成とした。
本実施例においては、図4で示したように、1階でかごが待機している状態でk階で呼びがあって、1階からk階までかごが移動してk階から利用者が乗り込んで所望の階に移動したとしても、他の階の乗場呼び装置102〜10n(10kを除く)は、乗場通信装置132〜13n(13kを除く)が停止しているため、エレベータ制御装置2との情報伝送は行われない。また、本実施例では、表示装置162〜16n(16kを除く)も復帰させていない。これによって、利用者が現れる可能性が極めて低い閑散時に、より節電効果を高めることができる。この場合に、利用者が現れたとしても、マンションの場合には、利用者のほとんどが住人であるため、入居時などに説明を受けていれば、違和感無く受け入れることができる。
また、k階から乗り込んだ乗客が、かごが待機していた階(この例では1階)以外の行先階に到着した場合に、その到着階は、かご検出装置19により乗場呼び装置100を復帰させ、その階での乗場呼びに備えることができる。その後、呼びがなく閑散状態になった場合には、再び、図3に示す流れに従って休止状態に入る。その際、かごを基準階(例えば1階)に戻しても良いし、かごを基準階に戻さずに到着階で待機させたまま、1〜n階のうち、かご待機階のみ除いて、あるいは、かご待機階と基準階とを除いて、乗場呼び装置100を休止させる。
なお、各乗場呼び装置は、休止指令が入ると乗場通信装置を休止させるため、エレベータ制御装置2からの指令を受け取ることができないが、休止指令を、休止時間も含めた指令とする等により、指定された休止時間後には、各階の乗場呼び装置を自動的に復帰させることも可能である。
本発明の第2の実施例を図5及び図6を用いて説明する。
図5は、本発明の第2の実施例によるエレベータの節電システムの構成図である。なお、エレベータ全体の構成は図1と同じ部分は同符号で示し、異なる部分のみ説明する。ここでは、通信を給電に重畳させる方法(例えば電力線搬送)を用いている。このため、図1では乗場・かご給電部(制御用主電源)22と通信制御部23とに分かれていたものが、図5では一括して給電通信部24と表している。給電通信部24から各階乗場呼び装置101〜10nへの配線は、図1では別々であったのに対して、図5では一括している。さらに、乗りかご7への配線72も同様である。
図6は、本発明の第2の実施例における乗場呼び装置の構成図である。図2との違いは、乗場制御部11の中に、給電に重畳された通信を行う乗場通信部114を設けて、乗場制御部11が乗場制御及び通信を担う点である。乗場給電スイッチ12をオフすることで自動的に通信もオフされ、逆にオンすることで通信も復帰する。このような構成とすることで、待機電力の低減を図れるとともに、各乗場呼び装置への配線も低減することができる。
なお、閑散時に休止に入る処理フローは、図3において、2〜n階の乗場呼び装置が休止するステップ304で、給電スイッチ12を切ると自動的に通信機能も停止することを除けば、同じであるため、図示は省略する。また、休止状態から復帰への流れについても、図4において、ステップ404での通信スイッチ14を投入しての呼び情報の伝送と、ステップ405での乗場呼び装置の給電スイッチ12の投入とが、同時に行われる他は違いがないので図示は省略する。
本発明の第3の実施例を図7及び図8を用いて説明する。ここでも同様に同じ部分は同一符号で示し、説明は省略する。
図7は、本発明の第3の実施例によるエレベータの節電システムの構成図であり、図8は、同じく乗場呼び装置の構成図である。図7及び図8では、図1及び図2と異なる点は、通信制御部23、乗場通信装置131〜13n及び乗りかご7への通信に無線を適用していることである。
この実施例についても、休止に入る流れ及び休止から復帰する流れは図3及び図4と同じであるため説明は省略する。
本発明の第4の実施例を図9を用いて説明する。
図9は、本発明の第4の実施例によるエレベータの節電システムの構成図である。この例では、乗場呼び装置100の構成は、図8と同様に通信に無線を用いているが、乗りかご7への通信は一般的な有線方式を用いている。また、各階乗場呼び装置との通信は通信制御部23から近距離無線装置23A〜23Hまでは有線で行い、近距離無線装置23A〜23Hと各階乗場呼び装置13A1〜13Hnとの通信は近距離無線で行う。図9の例では、1台の近距離無線装置で5階分の乗場呼び装置との通信を行っている。例えば、1〜5階は、近距離無線装置23Aと各階の乗場通信装置13A1〜13A5との間で情報伝送し、6〜10階は近距離無線装置23Bと各階の乗場通信装置13B1〜13B5との間で情報伝送を行い、同様にして、36階〜40階は近距離無線装置23Hと各階の乗場通信装置13H1〜13H5との間で情報伝送を行う。ここで、近距離無線装置23Aと23Bとでは、違う周波数にするなどにより混信を防いでいる。なお、十分に離れている場合、例えば23Aと23Hとでは同じ周波数でもよい。
ここで、乗りかご7が1階に待機している場合には、近距離無線装置23A及び1階〜5階の乗場呼び装置10A1〜10A5の乗場通信装置13A1〜13A5については休止させず、6階より上の乗場呼び装置10B1〜10H5の乗場通信装置13B1〜13H5については休止させる。なお、表示装置16については全階ともに停止していてよく、停止させるほうが待機電力を一層低減できる。
この場合に、待機している例えば1階を除く2〜5階の乗場通信装置(図示していない13A2〜13A5)を停止した方が待機電力の低減になる。しかし、この構成の場合には各階の乗場通信装置13からの呼び情報は近距離無線装置(例えば23A)を介して伝送されるため、図1の例に比べて中継している分だけ通信に時間がかかり、休止状態から情報伝送までの遅れが大きくなる可能性が高い。したがって、1階に乗りかごが待機している時に、例えば20階で呼ばれてかご7が上昇始めるとほぼ同時に、3階で上昇方向の乗場呼び釦が押されたとしても、3階の乗場呼び装置が休止から復帰しているうちに、かごが3階を通過してしまうことが懸念される。階数が多い場合には、エレベータの定格速度も高いため、乗場呼び装置の復帰遅れをできるだけ少なくすることが必要であるため、この実施例では、1〜5階の通信は休止させないようにしている。
以上、ここではエレベータの駆動システムとして図1に示すような開閉器4、電力変換装置5及び巻上機6の簡単な構成を一例にしたが、複数の開閉器を用いた場合にも適用できるのはいうまでもない。
また、ここでは閑散時の待機電力低減について説明したが、強制的な省エネルギー運転でエレベータを停止させるときでも適用でき、同様の効果が得られる。
さらには、各乗場呼び装置で、その階の乗場呼びあるいはその階へのかご到着を判定できるため、閑散時に限らず、常にある一定時間、乗客の出入りがない階、すなわち乗場呼び釦が押されず、かつ、かご検出装置19も動作しない状態が続いたことで、乗場呼び装置を休止状態とすることもでき、一層の省エネルギーが達成できる。
なお、ここではエレベータの駆動として電動機により巻上機を駆動する例を示したが、油圧式など様々な駆動方式でも適用できる。
また、かご内の装置に関しては、特に説明をしなかったが、閑散時にはかご内を消灯するなど従来からとられている節電方法を行えばよい。かご呼び装置に関してもかご内に確実に乗客が居ない場合には休止してもよいが、乗場呼び装置100が複数存在するのに対して、かごは1箇所のみなので休止による効果が小さいため、休止させない構成としてもよい。
100,101〜10k〜10n:乗場呼び装置、11:乗場制御部、12:乗場給電スイッチ、13:乗場通信装置、14:乗場通信スイッチ、15:乗場呼び釦、16:乗場表示装置、17:蓄電部、18:乗場発電部、19:かご検出装置、2:エレベータ制御装置、21:駆動制御部、22:乗場・かご給電部(制御用主電源)、23:通信制御部、24:給電通信部、3:電源、4:開閉器、5:電力変換器、6:巻上機、7:乗りかご、71:かご呼び装置、72:テールコード、8:ロープ、9:釣り合いおもり。
Claims (10)
- エレベータを駆動する駆動源に電力を供給する電力変換器、
前記電力変換器を制御する変換器制御装置、
登録された乗場呼びおよびかご呼びに応じた階間の運行を含むエレベータの制御を担うエレベータ制御装置、
各乗場で乗場呼びを受付け、受付けた乗場呼びを前記エレベータ制御装置に伝送する乗場通信装置を含む乗場呼び装置、および
乗りかご内に配置され、行先階を指示するかご呼びを受付け、受付けたかご呼びを前記エレベータ制御装置に伝送するかご通信装置を含むかご呼び装置を備えたエレベータの節電システムであって、
前記エレベータ制御装置は、エレベータに対する節電指令に応じて節電モードに入り、前記電力変換器および前記変換器制御装置の電源を遮断する電源遮断部を備え、
前記乗場呼び装置は、エレベータに対する前記節電指令に応じて節電モードに入り、前記乗場通信装置の電源を遮断する通信電源遮断部を備え、
前記乗場呼び装置は、前記節電モードにおいて、当該乗場の乗場呼び釦が操作されたとき独自の電源を利用して乗場呼び装置内で前記乗場呼びを登録する乗場呼び登録装置、並びに前記乗場呼びの登録に応じて前記乗場通信装置の電源を復帰させる通信電源復帰装置とを備え、前記登録した乗場呼びを前記エレベータ制御装置に伝送し、
前記エレベータ制御装置は、前記節電モードにおいて伝送された前記乗場呼びを受信したとき、前記電力変換器および前記変換器制御装置の電源を復帰させる復帰制御部を備えたことを特徴とするエレベータの節電システム。 - 請求項1において、前記通信電源遮断部は、エレベータに対する前記節電指令に応じて、少なくともエレベータ待機階を除いて、他の複数階の前記乗場通信装置の電源を遮断するように構成されたものであることを特徴とするエレベータの節電システム。
- 請求項2において、前記通信電源遮断部は、エレベータに対する前記節電指令に応じて、少なくとも基準階を除いて、他の複数階の前記乗場通信装置の電源を遮断するように構成されたものであることを特徴とするエレベータの節電システム。
- 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記エレベータ制御装置が、前記節電指令を前記乗場呼び装置に伝送し、前記節電指令を受信した前記乗場呼び装置が、当該乗場の前記乗場通信装置の電源を遮断することを特徴とするエレベータの節電システム。
- 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記乗場呼び装置は、該当階にかごが居ることを検出するかご検出装置を備え、
前記通信電源復帰装置は、前記かご検出装置によりかごが居ることを検出したとき当該乗場の前記乗場通信装置の電源を復帰させることを特徴とするエレベータの節電システム。 - 請求項1〜5のいずれかにおいて、隣接する複数階からなるグループで前記エレベータ制御装置と通信する階床グループ通信装置を備え、前記節電指令に応じて、かごの待機階を含む階床グループの前記階床グループ通信装置を除いて、その他の前記階床グループ通信装置の電源を遮断することを特徴とするエレベータの節電システム。
- 請求項1〜6のいずれかにおいて、前記乗場呼び装置は、前記節電指令に応じて節電モードに入り、前記かごの現在位置を乗場に表示するかご位置表示装置の電源を遮断する表示電源遮断部を備えたことを特徴とするエレベータの節電システム。
- 請求項1〜7のいずれかにおいて、前記乗場呼び装置は、通常時に前記エレベータ制御装置を介して給電され、前記節電モードに入ったとき、独自の電源を利用して、前記エレベータ制御装置からの給電路を遮断する電源遮断部を備えたことを特徴とするエレベータの節電システム。
- エレベータを駆動する駆動源に電力を供給する電力変換器、
前記電力変換器を制御する変換器制御装置、
登録された乗場呼びおよびかご呼びに応じた階間の運行を含むエレベータの制御を担うエレベータ制御装置、
各乗場で乗場呼びを受付け、受付けた乗場呼びを前記エレベータ制御装置に伝送する乗場通信装置を含む乗場呼び装置、および
乗りかご内に配置され、行先階を指示するかご呼びを受付け、受付けたかご呼びを前記エレベータ制御装置に伝送するかご通信装置を含むかご呼び装置を備えたエレベータの節電方法であって、
エレベータに対する節電指令に応じて節電モードに入り、前記電力変換器、前記変換器制御装置、および前記乗場通信装置の電源を遮断するステップと、
前記節電モードにおいて、乗場呼び釦が操作されたとき、当該乗場の独自の電源を利用して乗場呼び装置内で前記乗場呼びを登録するステップと、
前記乗場呼び装置内での前記乗場呼びの登録に応じて、前記乗場通信装置の電源を復帰させるステップと、
前記乗場呼び装置内で登録した乗場呼びを、復帰した前記乗場通信装置を通して前記エレベータ制御装置に伝送するステップと、
前記エレベータ制御装置が、前記伝送された乗場呼びを受信したとき、前記電力変換器および前記変換器制御装置の電源を復帰させるステップを備えたことを特徴とするエレベータの節電方法。 - 請求項9において、エレベータに対する前記節電指令に応じて、少なくともエレベータ待機階を除いて、他の複数階の前記乗場通信装置の電源を遮断するステップを備えたことを特徴とするエレベータの節電方法。
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