JP2018115047A - エレベーターの制御装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベーターの保守作業時において、利用者が誤ってかごに乗り込むことを確実に防止することができるエレベーターの制御装置を得る。
【解決手段】エレベーターのかごに設けられたドア駆動装置と、ドア駆動装置に対する給電を行うドアスイッチと、エレベーターの乗場に設けられた乗場呼びボタンと、ドア駆動装置の動作を制御して、エレベータードアを開閉させる制御部と、を備え、制御部は、エレベーターの運転モードが、保守作業を行う手動運転モードであって、ドアスイッチが投入されている場合に、乗場呼びボタンに対してあらかじめ定められた特定の操作がされたときに、ドア駆動装置の動作を制御して、エレベータードアを開放させるものである。
【選択図】図2

Description

この発明は、エレベーターの保守作業時におけるエレベータードアの開閉を制御するエレベーターの制御装置および制御方法に関する。
エレベーターの保守作業を行う場合には、保守員が例えば制御盤に設けられたメンテナンススイッチを投入し、エレベーターの運転モードを、あらかじめ定められた制御プログラムで通常運転するモードである自動運転モードから、保守員の手動操作によって保守運転するモードである手動運転モードに切り替えている。
このとき、保守員は、エレベーターの利用者が保守作業中のかごに乗り込まないように、エレベータードアを開閉駆動するドア駆動装置に対する給電を行うドアスイッチを遮断するとともに、保守作業において開く可能性のあるエレベータードアの前に安全柵等を設置している。
しかしながら、保守員がドアスイッチを遮断し忘れると、かごがドアゾーンに入った場合に、エレベータードアが自動的に開いてしまう。また、保守作業の開始時や保守作業からの復帰時には、ドアスイッチを投入した状態で作業を行うことがあり、この場合もかごがドアゾーンに入ると、エレベータードアが自動的に開いてしまう。そのため、安全柵等が設置されていないエレベータードアが開くと、利用者がかごに乗り込む恐れがある。
そこで、エレベーターのかごに設けられた報知装置と、かごに設けられたドア駆動装置と、エレベーターの保守員が操作するためのドアスイッチと、ドアスイッチが投入されているときにかごがドアゾーンに位置していると、所定の開放条件に基づいてドア駆動装置を制御し、エレベータードアを開放させる制御手段とを備えたエレベーターの制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このエレベーターの制御装置において、制御手段は、かごがドアゾーンに位置しているときにドアスイッチが遮断状態から投入されると、報知装置から所定の報知を行なわせ、エレベータードアを開放させる。
特開2013−6648号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたエレベーターの制御装置では、報知装置から警告音を出力しているものの、その後エレベータードアが開放されるので、利用者が誤ってかごに乗り込むことを完全に防止することができないという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、エレベーターの保守作業時において、利用者が誤ってかごに乗り込むことを確実に防止することができるエレベーターの制御装置および制御方法を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベーターの制御装置は、エレベーターの保守作業時におけるエレベータードアの開閉を制御するエレベーターの制御装置であって、エレベーターのかごに設けられたドア駆動装置と、ドア駆動装置に対する給電を行うドアスイッチと、エレベーターの乗場に設けられた乗場呼びボタンと、ドア駆動装置の動作を制御して、エレベータードアを開閉させる制御部と、を備え、制御部は、エレベーターの運転モードが、保守作業を行う手動運転モードであって、ドアスイッチが投入されている場合に、乗場呼びボタンに対してあらかじめ定められた特定の操作がされたときに、ドア駆動装置の動作を制御して、エレベータードアを開放させるものである。
この発明に係るエレベーターの制御方法は、エレベーターの保守作業時におけるエレベータードアの開閉を制御するエレベーターの制御方法であって、エレベーターの運転モードが、保守作業を行う手動運転モードであるか否かを判定するステップと、エレベーターのかごに設けられたドア駆動装置に対する給電を行うドアスイッチが投入されているか否かを判定するステップと、エレベーターの乗場に設けられた乗場呼びボタンに対して、あらかじめ定められた特定の操作がされた否かを判定するステップと、ドア駆動装置の動作を制御して、エレベータードアを開放させるステップと、を有するものである。
この発明に係るエレベーターの制御装置および制御方法によれば、エレベーターの運転モードが、保守作業を行う手動運転モードであって、ドアスイッチが投入されている場合に、乗場呼びボタンに対してあらかじめ定められた特定の操作がされたときに、ドア駆動装置により、エレベータードアが開放される。
そのため、エレベーターの保守作業時において、利用者が誤ってかごに乗り込むことを確実に防止することができる。
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置が適用されるエレベーターを示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置における制御部の動作を示すフローチャートである。
以下、この発明に係るエレベーターの制御装置および制御方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明するが、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置が適用されるエレベーターを示す構成図である。図1において、エレベーターの昇降路1の上方には、機械室2が設けられ、エレベーターが設置された建物の各階床には、乗場3が設けられている。また、昇降路1内で、エレベーターのかご4および釣り合いおもり5が、主ロープ6によりつるべ式に懸架されている。
機械室2には、エレベーターの駆動装置を構成する巻上機7が据え付けられている。また、主ロープ6は、その一部が巻上機7の綱車に巻き掛けられている。かご4は、巻上機7の綱車の回転に連動して主ロープ6がその長手方向に移動することにより、主ロープ6の移動方向に応じた方向に、昇降路1内を昇降する。つり合いおもり5は、かご4とは逆方向に昇降路1内を昇降する。また、機械室2には、かご4の走行を含め、エレベーターの運行を制御する制御盤8が据え付けられている。
また、昇降路1には、複数のドアゾーン検知用プレート9が設けられ、かご4には、プレート検知器10が設けられている。ドアゾーン検知装置11は、ドアゾーン検知用プレート9およびプレート検知器10により構成され、かご4がドアゾーンに位置していることを検知する。
また、かご4には、かご出入口を開閉する図示しないかごドアが設置され、各乗場3には、乗場出入口を開閉する図示しない乗場ドアが設置されている。ここで、かごドアおよび乗場ドアにより、エレベータードアが構成されている。なお、乗場3には、乗場ドアを駆動するための電動機等の装置は設けられておらず、かごドアおよび乗場ドアを開閉するドア駆動装置は、かご4に設けられている。
また、かごドアおよび各乗場ドアには、乗場ドアをかごドアの開閉動作に連動させる図示しない連動機構が設けられている。ドアゾーンは、乗場ドアがかごドアに連動して開閉する範囲のことである。すなわち、かご4がある乗場3のドアゾーンに位置している場合に、ドア駆動装置によってかごドアを開閉すると、その乗場3に設置された乗場ドアも、かごドアに連動して開閉する。
ドアゾーン検知装置11は、かご4がドアゾーンに位置していれば、その旨の信号を制御盤8に出力する。具体的には、プレート検知器10によってドアゾーン検知用プレート9の存在が検知されると、プレート検知器10から制御盤8に対して検知信号が送信される。
また、制御盤8には、エレベーターの運転モードを自動運転と手動運転との間で切り替えるメンテナンススイッチ12が設けられている。保守員は、保守作業の開始時に、メンテナンススイッチ12を投入して、エレベーターの運転モードを自動運転モードから手動運転モードに切り替え、保守作業からの復帰時に、メンテナンススイッチ12を遮断して、エレベーターの運転モードを手動運転モードから自動運転モードに切り替える。
また、各乗場3には、乗場呼びを登録するための乗場呼びボタン13が設けられている。エレベーターの利用者は、乗場呼びボタン13を押すことにより、現在の階床に対して所望する行き先階の方向を指定する。
また、かご4内、かご4上および制御盤8には、利用者が操作できない位置に、ドア駆動装置に対する給電を行うドアスイッチ14、15、16がそれぞれ設けられている。ドアスイッチ14、15、16は、投入(オン)状態と遮断(オフ)状態との間で切り替え可能なスイッチである。ドアスイッチ14、15、16は、投入状態であれば、オン信号を制御盤8に出力する。
ここで、エレベーターの運転モードが自動運転モードである場合に、ドアスイッチ14、15、16のすべてが投入されていれば、制御盤8は、かご4がドアゾーンに入ったときに、ドア駆動装置の動作を制御して、エレベータードアを開放させる。
一方、制御盤8は、ドアスイッチ14、15、16のいずれか1つでも遮断されている場合には、かご4がドアゾーンに入っても、ドア駆動装置の動作を規制して、エレベータードアを開放させない。
エレベーターの保守作業時において、保守員は、通常ドアスイッチ14、15、16のいずれかを遮断して作業を行うが、ドアスイッチ14、15、16の遮断を忘れたり、保守作業の開始時や保守作業からの復帰時に、すべてのドアスイッチ14、15、16を投入した状態で作業を行ったりすることがあり、かご4がドアゾーンに入ると、エレベータードアが開く可能性がある。
そこで、この発明の実施の形態1では、メンテナンススイッチ12が投入されている場合には、ドアスイッチ14、15、16がすべて投入されているときであっても、ドア駆動装置の動作を規制して、エレベータードアを開放させないことにより、利用者が誤ってかごに乗り込むことを確実に防止することができるエレベーターの制御装置について説明する。
図2は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置を示すブロック構成図である。図2において、このエレベーターの制御装置は、メンテナンススイッチ12、乗場呼びボタン13、ドアスイッチ14、15、16、ドア駆動装置20、秤装置31、および安全柵組立完了検出スイッチ(安全柵スイッチ)32、および制御部40から構成されている。
ドア駆動装置20は、かご4に設けられ、制御部40からの指示に応じて、エレベータードアを開閉駆動する。秤装置31は、かご4の積載荷重を検出し、検出結果を制御部40に出力する。安全柵スイッチ32は、かご4上の安全柵が組み立てられているか否かを検出し、検出結果を制御部40に出力する。
ここで、制御部40は、メンテナンススイッチ12およびドアスイッチ14、15、16の状態、並びに秤装置31および安全柵スイッチ32の検出結果に基づいて、ドア駆動装置20の動作を制御する。なお、制御部40は、制御盤8に設けられてもよいし、エレベーターに後付けされてもよい。
具体的には、制御部40は、メンテナンススイッチ12が投入されていれば、すべてのドアスイッチ14、15、16が投入されている場合であっても、かご4がドアゾーンに入ったときに、ドア駆動装置20の動作を規制して、エレベータードアを開放させない。
また、制御部40は、メンテナンススイッチ12が投入され、すべてのドアスイッチ14、15、16が投入されている場合に、乗場呼びボタン13に対して、あらかじめ定められた特定の操作がされたときに、ドア駆動装置20の動作を制御して、エレベータードアを開放させる。これにより、保守作業において、かご4内に乗り込みたい場合等、必要に応じてエレベータードアを開くことができる。
なお、乗場呼びボタン13に対する特定の操作としては、例えば、乗場呼びボタン13をあらかじめ定められた時間長押しすることや、乗場呼びボタン13をあらかじめ定められた回数連続して押すこと、上方向および下方向の乗場呼びボタン13を同時に押すこと等が考えられる。
また、制御部40は、エレベータードアを開放させる場合に、エレベータードアを半分開いた位置でいったん停止し、乗場3に設けた図示しないスピーカから「点検中のため段差があります。危険ですのでエレベーターを利用しないようにお願いします」等のアナウンスを流したのちに、エレベータードアを全開させてもよい。
このとき、制御部40は、あらかじめ定められた所定の条件が満たされた場合に限り、乗場呼びボタン13に対して特定の操作がされたときに、ドア駆動装置20の動作を制御して、エレベータードアを開放させてもよい。これは、利用者が乗場呼びボタン13に対する特定の操作を偶然行ってしまった場合に、エレベータードアが開放されることを防止するものである。
ここで、所定の条件は、これらの条件が満たされると、次はエレベータードアを開くであろうという保守作業の流れを考慮して設定される。なお、具体的な所定の条件としては、秤装置31の検出結果から、かご4上またはかご4内に人がいないと判断されたことや、安全柵スイッチ32の検出結果から、かご4上の安全柵がたたまれていること等が考えられる。
また、所定の条件として、別の階床の乗場3において乗場ドアが手動で開放されたことも考えられる。これらの条件は、かご4上から保守員が降りて、保守員が降りた階床とは別の階床の乗場3に移動し、次にエレベータードアを開放してかご4内に乗り込むという保守作業の流れに適合している。
図3は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置における制御部の動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、すべてのドアスイッチ14、15、16が投入されている場合を例に挙げて説明する。
まず、制御部40は、メンテナンススイッチ12が投入されているか否かを判定する(ステップS1)。
ステップS1において、メンテナンススイッチ12が投入されていない(すなわち、No)と判定された場合には、通常運転を行い(ステップS2)、図3の処理を終了する。
一方、ステップS1において、メンテナンススイッチ12が投入されている(すなわち、Yes)と判定された場合には、制御部40は、乗場呼びボタン13に対して特定の操作が行われたか否かを判定する(ステップS3)。
ステップS3において、乗場呼びボタン13に対して特定の操作が行われた(すなわち、Yes)と判定された場合には、制御部40は、所定の条件が満たされているか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4において、所定の条件が満たされている(すなわち、Yes)と判定された場合には、制御部40は、ドア駆動装置20の動作を制御して、エレベータードアを開放させ(ステップS5)、図3の処理を終了する。
一方、ステップS3において、乗場呼びボタン13に対して特定の操作が行われていない(すなわち、No)と判定された場合、およびステップS4において、所定の条件が満たされていない(すなわち、No)と判定された場合には、そのまま図3の処理を終了する。
以上のように、実施の形態1によれば、エレベーターの運転モードが、保守作業を行う手動運転モードであって、ドアスイッチが投入されている場合に、乗場呼びボタンに対してあらかじめ定められた特定の操作がされたときに、ドア駆動装置により、エレベータードアが開放される。
そのため、エレベーターの保守作業時において、利用者が誤ってかごに乗り込むことを確実に防止することができる。
なお、上記実施の形態1では、機械室2が設けられたエレベーターを例に挙げ、機械室2に据え付けられた制御盤8にメンテナンススイッチ12が設けられている場合について説明した。
しかしながら、機械室レス型のエレベーターでは、保守員が乗場3において、携帯端末等を図示しない乗場操作盤と接続して制御盤8と通信し、システム上でソフトウェアによりエレベーターの運転モードを自動運転モードから手動運転モードに切り替えることができる。
そこで、このような場合には、エレベータードアを開放させるための所定の条件として、携帯端末等の接続ケーブルを乗場操作盤から抜き、短絡コネクタを指すことを加えてもよい。また、エレベーターピットに据え付けられた制御盤に、ドア開放許可スイッチを新たに設けて、このスイッチが投入されることを、所定の条件として加えてもよい。
さらに、上述した所定の条件が満たされている状態で、利用者が乗場呼びボタン13に対する特定の操作を偶然行ってしまった場合に、エレベータードアが開放されることを防止するために、例えば乗場操作盤の付近の、利用者が操作できない位置に隠しボタンを設け、このボタンが押されていることを所定の条件として加えてもよい。
1 昇降路、2 機械室、3 乗場、4 かご、5 釣り合いおもり、6 主ロープ、7 巻上機、8 制御盤、9 ドアゾーン検知用プレート、10 プレート検知器、11 ドアゾーン検知装置、12 メンテナンススイッチ、13 乗場呼びボタン、14、15、16 ドアスイッチ、20 ドア駆動装置、31 秤装置、32 安全柵スイッチ、40 制御部。
この発明に係るエレベーターの制御装置は、エレベーターの保守作業時におけるエレベータードアの開閉を制御するエレベーターの制御装置であって、エレベーターのかごに設けられたドア駆動装置と、ドア駆動装置に対する給電を行うドアスイッチと、エレベーターの乗場に設けられた乗場呼びボタンと、ドア駆動装置の動作を制御して、エレベータードアを開閉させる制御部と、を備え、制御部は、エレベーターの運転モードが、保守作業を行う手動運転モードであって、ドアスイッチが投入されている場合に、乗場呼びボタンに対してあらかじめ定められた特定の操作がされ、さらに、保守作業の流れに適合するようあらかじめ定められた所定の条件が満たされたときに、ドア駆動装置の動作を制御して、エレベータードアを開放させるものである。
この発明に係るエレベーターの制御方法は、エレベーターの保守作業時におけるエレベータードアの開閉を制御するエレベーターの制御方法であって、エレベーターの運転モードが、保守作業を行う手動運転モードであるか否かを判定するステップと、エレベーターのかごに設けられたドア駆動装置に対する給電を行うドアスイッチが投入されているか否かを判定するステップと、エレベーターの乗場に設けられた乗場呼びボタンに対して、あらかじめ定められた特定の操作がされた否かを判定し、さらに、保守作業の流れに適合するようあらかじめ定められた所定の条件が満たされたか否かを判定するステップと、ドア駆動装置の動作を制御して、エレベータードアを開放させるステップと、を有するものである。

Claims (4)

  1. エレベーターの保守作業時におけるエレベータードアの開閉を制御するエレベーターの制御装置であって、
    前記エレベーターのかごに設けられたドア駆動装置と、
    前記ドア駆動装置に対する給電を行うドアスイッチと、
    前記エレベーターの乗場に設けられた乗場呼びボタンと、
    前記ドア駆動装置の動作を制御して、前記エレベータードアを開閉させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記エレベーターの運転モードが、保守作業を行う手動運転モードであって、前記ドアスイッチが投入されている場合に、前記乗場呼びボタンに対してあらかじめ定められた特定の操作がされたときに、前記ドア駆動装置の動作を制御して、前記エレベータードアを開放させる
    エレベーターの制御装置。
  2. 前記制御部は、あらかじめ定められた所定の条件が満たされた場合に限り、前記乗場呼びボタンに対して前記特定の操作がされたときに、前記ドア駆動装置の動作を制御して、前記エレベータードアを開放させる
    請求項1に記載のエレベーターの制御装置。
  3. 前記所定の条件は、前記乗場呼びボタンに対して前記特定の操作がされた階床とは別の階床において、前記エレベーターの乗場ドアが開放されたことである
    請求項2に記載のエレベーターの制御装置。
  4. エレベーターの保守作業時におけるエレベータードアの開閉を制御するエレベーターの制御方法であって、
    前記エレベーターの運転モードが、保守作業を行う手動運転モードであるか否かを判定するステップと、
    前記エレベーターのかごに設けられたドア駆動装置に対する給電を行うドアスイッチが投入されているか否かを判定するステップと、
    前記エレベーターの乗場に設けられた乗場呼びボタンに対して、あらかじめ定められた特定の操作がされた否かを判定するステップと、
    前記ドア駆動装置の動作を制御して、前記エレベータードアを開放させるステップと、
    を有するエレベーターの制御方法。
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