JP2012111630A - エレベータ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、保守作業時において階段で移動する必要性のない保守運転制御を行うことができるエレベータを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の実施形態に係るエレベータは、第1の運行モードと、第1の運行モードよりも運行が制限される第2の運行モードとにより乗りかご3の運行を行う運行制御部1と、乗場呼びを登録する乗場呼び登録部2aと、かご呼びを登録するかご内行先階登録部7aと、第1の運行モードと第2の運行モードの切り替えを行う点検スイッチ8と、を備え、運行制御部1は、第2の運行モードにより乗りかご3の運行が行われている場合においてかご呼びがなされた場合、乗りかご3をかご呼びにより指定された指定階に移動させ、その後、最下階にて乗場呼びがなされた場合、乗りかご3を最下階に移動させる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の実施形態に係るエレベータは、第1の運行モードと、第1の運行モードよりも運行が制限される第2の運行モードとにより乗りかご3の運行を行う運行制御部1と、乗場呼びを登録する乗場呼び登録部2aと、かご呼びを登録するかご内行先階登録部7aと、第1の運行モードと第2の運行モードの切り替えを行う点検スイッチ8と、を備え、運行制御部1は、第2の運行モードにより乗りかご3の運行が行われている場合においてかご呼びがなされた場合、乗りかご3をかご呼びにより指定された指定階に移動させ、その後、最下階にて乗場呼びがなされた場合、乗りかご3を最下階に移動させる。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、ピット内でエレベータの保守作業を行う際に、より効率的な保守運転制御を行うことが可能なエレベータに関する。
従来のエレベータは、エレベータの利用者へ通常のサービスを行う運転モードである通常運転モードと、エレベータの各機器、装置を保守・点検する際にエレベータの保守員等が使用する運転モードである保守運転モードを有している。
昇降路内の下方に設けられるピット内で保守作業を行う場合には、通常、最下階の乗場からピット内に降りるため、最下階よりも上方の階にかごを移動させ、停止させている。その後、かご内に設けられた点検スイッチによりエレベータの運転モードを保守運転モードに切り替えている。
保守運転モードは一般の利用者は利用できないように制御されているため、乗場呼びボタンやかご呼びボタンによる呼び登録は受け付けられない状態となっている。そのため、保守員は上方階にてかごを停止させた後は、かごを停止させた階から最下階まで階段を利用して移動している。
そしてピット内での作業が終了すると、保守員等は、かごの運転モードを通常運転モードに切り替えるため、再び階段を利用してかごの停止階まで移動している。
上記のように従来のエレベータにおける保守運転モードでは、通常運転モードから保守運転モード、保守運転モードから通常運転モードに切り替える際には、階段を利用した移動が多くなり、保守員の手間がかかってしまう。
そこで本発明は、保守作業時において階段の移動が必要ない保守運転制御を行うことができるエレベータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態に係るエレベータは、エレベータの運行を制御する運行制御部と、前記運行制御部によって前記エレベータの運行を制御される第1の運行モードと、前記運行制御部によって前記エレベータの運行を制御され、前記第1の運行モードよりも運行が制限される第2の運行モードと、昇降路内を昇降する乗りかごと、乗場に設けられ、乗場呼びを登録する乗場呼び登録部と、前記乗りかご内に設けられ、前記乗りかごの行先階を指定しかご呼びを登録するかご内行先階登録部と、 前記乗りかごの位置を検出するかご位置検出部と、前記乗りかごに設けられ前記第1の運行モードと前記第2の運行モードの切替えを行う点検スイッチと、前記乗場呼び登録部または前記かご内行先階登録部または前記かご位置検出部または前記点検スイッチの少なくともいずれかからの出力信号を受け取り、エレベータの運行状態を判定する運行モード判定部と、を備えることを特徴とする。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るエレベータの構成を示す模式図である。図2は本発明の第1の実施形態に係るエレベータの運行モードの切替手順を示すフローチャートである。
図1は本発明の第1の実施形態に係るエレベータの構成を示す模式図である。図2は本発明の第1の実施形態に係るエレベータの運行モードの切替手順を示すフローチャートである。
まず、図1を用いて本実施形態に係るエレベータの構成について説明する。
本実施形態に係るエレベータは、図示しない昇降路もしくは図示しない機械室にエレベータの運行を制御する運行制御部1を備えている。この運行制御部1はCPU、ROM、RAMを含むマイコンにより構成される。運行制御部1は通常時のエレベータの運転制御や、非常時の管制運転制御などを行っている。
建物各階の乗場には乗場操作盤2が設置されており、この乗場操作盤2には利用者による乗場呼びを登録する乗場呼び登録部2aと、昇降路内を昇降する乗りかご3の位置や、その他の情報、例えばエレベータが運行休止中である旨等を表示する乗場表示部2bが備えられている。
次に乗りかご3の構成について説明する。
乗りかご3内にはかご内操作盤7が設置され、このかご内操作盤7には、利用者によるかご呼びを登録するかご内行先階登録部7aと、乗りかご3の位置やその他の情報を表示するかご内表示部7bが備えられている。
また、運行制御部1と乗りかご3とはテールコード4によって接続されており、テールコード4は、運行制御部1と乗りかご3との間で信号伝達や電力供給を行うものである。
また、乗りかご3を昇降させる巻上機5には、乗りかご3の走行位置や、停止位置を検出するかご位置検出部6が備えられている。
さらに、運行制御部1は利用客に対して通常のサービスを行う第1の運行モード(以下、通常運行モードという。)と、エレベータの保守時に通常運行モードよりも運行を制限する第2の運行モード(以下、保守運行モードという。)を有している。
乗りかご3内には、エレベータの保守員等が点検作業する際にエレベータの運行モードを通常運行モードから保守運行モードに切り替えるためのかご内点検スイッチ8が備えられている。
かご内点検スイッチ8の情報はテールコード4を介して運行制御部1へ入力されるように設定されている。かご内点検スイッチ8からの情報に基づいて、運行制御部1はエレベータの運行を通常運行モードにより行うか、保守運行モードにより行うかを決定する。保守運行モードとは、保守員等がエレベータの各機器、装置を点検、修理を行う際に使用する運行モードであり、保守運行モード中は最下階以外での乗場呼び登録及び所定時間経過後のかご呼び登録は受け付けない。
次に、運行制御部1の構成について説明する。
運行制御部1には、かご位置検出部6と接続され、かご位置検出部6から出力された信号をかご位置データとして変換し、記憶するかご位置データ変換部9を備えている。
また、運行制御部1には、乗場呼び登録部2aからの出力信号と、かご内行先階登録部7aからの出力信号と、かご位置データ変換部9により変換されたかご位置データと、かご内点検スイッチ8からの出力信号とからエレベータの運行状態を判定する判定部10を備えている。
次に、本実施形態におけるエレベータの保守員等による通常運行モードから保守運行モードへの切り替えの手順について、図2のフローチャートを用いて説明する。
以下、本実施形態では、既に乗りかご3が最下階に停止しており、保守員も最下階にいる場合を前提として具体的に説明する。
乗りかご3が最下階に停止していることをかご位置検出部6が検出すると、かご位置検出部6はその検出信号をかご位置データ変換部9に出力する(S1)。かご位置検出部6から検出信号を入力されたかご位置データ変換部9は、その検出信号をかご位置データに変換し、変換したかご位置データを判定部10へ出力する(S2)。乗りかご3が最下階に停止していることを示すかご位置データが判定部10に入力されると、判定部10は乗りかごが最下階に停止していると判定する(S3)。
判定部10が乗りかご3が最下階に停止していると判定している間、判定部10はかご内点検スイッチ8からの出力信号を受信しているか否かを判定する(S4)。判定部10がかご内点検スイッチ8からの出力信号を受信していないと判定した場合(S4のNO)、運行制御部1は通常運行モードを維持する。
一方、保守員によりかご内点検スイッチ8がオンされ、判定部10がかご内点検スイッチ8からの出力信号を受け取ったこと、すなわちかご内点検スイッチ8がオンされたことを判定すると(S4のYES)、運行制御部1は運行モードを保守運行モードに切り替える(S5)。このままでは、乗りかご3は最下階にて停止していることから、保守員はピット内に降りることはできないため、乗りかご3を最下階より上方階へ移動させる必要がある。
ここで、運行モードが保守運行モードに切り替わった後、判定部10は所定時間内にかご内行先階登録部7aによって最下階以外の階床が行先階として指定されたかを判定する(S6)。ここで、所定時間内に指定されたかを判定することとしたのは、保守運行モード中は保守運行モードに切り替わった後、所定時間経過後はかご呼び登録を受け付けないように設定されているためである。
また、最下階以外の階床を指定する場合、誤操作による階床指定を防ぐため、一定時間指定階のかご呼びボタンを押し続ける構成、もしくは最下階のかご呼びボタンと同時に指定階のかご呼びボタンを押す構成などにすることも可能である。
なお、最下階以外の階床が行先階として指定されない場合(S6のNO)、運行制御部1は最下階にて乗りかご3の停止を維持する。
最下階以外の階床が保守員によって指定された場合(S6のYES)、かご内行先階登録部7aから判定部10へ行先階登録信号が出力され、判定部10は保守員がピット内で作業をおこなうものと判定し、乗りかご3を指定された階床へ移動させることを判定する。そして、その判定結果に基づいて運行制御部1は乗りかご3を指定階まで移動させる(S7)。なお、保守員は、かご内行先階登録部7aによって最下階以外の階床を指定した後、乗りかご3が戸閉する前に、乗りかご3から最下階乗場に降車する。すなわち、ステップ8(S7)では乗りかご3のみが指定階まで移動する。
そして、乗りかご3が指定階へ移動すると、最下階乗場にいる保守員は、そのまま、ピット内に降りることが可能となる。
その後、判定部10は最下階にて乗場呼び登録部2aからの出力信号を受信しているかどうか判定する(S8)。
例えば、ピット内での作業終了後、保守員は最下階の乗場呼び登録部2aにより乗場呼びを登録すると、判定部10は乗場呼び登録信号を受信したことを判定する(S8のYES)。乗場呼び登録信号を受信したことを判定すると、運行制御部1は保守作業が終了したと判定し、乗りかご3を再度、最下階に移動させる(S9)。
なお、最下階の乗場呼び登録部2aからの乗場呼び登録信号を受信していない場合(S8のNO)、運行制御部1は指定階にて乗りかご3の停止を維持する。
乗りかご3が最下階に着床した場合、判定部10はかご内点検スイッチ8からの出力信号が継続しているかを判定する(S10)。保守員が最下階に着床した乗りかご3に乗車し、かご内点検スイッチ8をオフすると、判定部10はかご内点検スイッチ8からの出力信号が遮断されたと判定し(S10のNO)、判定部10は運行モードを保守運行モードから通常運行モードに切り替えることを判定し、運行制御部1は運行モードを通常運行モードに切り替える(S11)。
なお、判定部10がかご内点検スイッチ8からの出力信号を継続して受信していると判定している場合(S10のYES)、運行制御部1は保守運行モードを維持する。
以上のように、本実施形態によれば、ピット内で保守作業を行う際に、容易に保守運転モードと通常運転モードの切り替えができ、保守員の作業時間を短縮できるエレベータの運行制御を行うことができる。
本実施形態においては、ステップ7(S7)にて、運行制御部1は乗りかご3を指定階まで移動させるものとしたが、このとき、確実に保守員が最下階の乗場に降りている状態で指定階まで移動させるために、判定部10が乗りかご3内に人が乗っていないことを判定した後に、指定階まで移動させる構成としてもよい。
具体的には、乗りかご3内の荷重を検出する荷重検出装置を乗りかご3等に設けて、荷重検出装置からの出力信号を判定部10が受信し、かご内荷重を判定する構成とする。これにより、判定部10は乗りかご3内に人が乗っていないことを判定した後に、乗りかご3を指定階まで移動させることを判定することができる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態について説明する。
次に第2の実施形態について説明する。
図3は第2の実施形態に係るエレベータの構成を示す模式図である。図4は第2の実施形態に係るエレベータの運行モードの切替手順を示すフローチャートである。
第2の実施形態におけるエレベータは、第1の実施形態に係るエレベータの構成に、詳細を後述する乗場ドアスイッチ及びピット安全スイッチを付加した構成となっている。その他の構成については同様のため、重複する部分については一部説明を省略する。
まず、本実施形態におけるエレベータの構成について説明する。
最下階の乗場には、最下階の乗場ドアの開閉状態を検出する最下階乗場ドアスイッチ11が設けられており、乗場ドアが戸閉状態の場合はオン、戸開状態の場合はオフするように設置されている。
また、ピット内にはエレベータの運行を完全に休止させるピット安全スイッチ12が設置されている。エレベータの運行を完全に休止させた状態を、本実施形態では運行休止モードという。
最下階乗場ドアスイッチ11及びピット安全スイッチ12はそれぞれ判定部10に接続されている。本実施形態における判定部10は、最下階乗場ドアスイッチ11とピット安全スイッチ12とからの出力信号を受信した順序を判定するように設定されている。
また、通常運行モード中であっても、保守運行モード中であっても、乗場ドアが戸開している場合には、エレベータの運行は行われないように制御されている。
次に本実施形態におけるエレベータの保守員等による通常運行モードから保守運行モードへの切り替えの手順について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、第1の実施形態における手順と重複する部分は説明を省略する。
第1の実施形態におけるステップ7(S7)までの手順は同様であるため説明を省略する。乗りかご3が指定階まで移動すると、保守員はピット内に降りるためにまず、最下階乗場ドアを戸開する必要がある。よって保守員は最下階乗場ドアを手動で戸開する(S21)。そのとき、最下階乗場ドアスイッチ11がオフされ、判定部10は最下階乗場ドアが戸開されたことを判定する(S22)。
次に、乗場ドアが戸開されている状態すなわち最下階乗場ドアスイッチ11がオフされている間に、保守員はピット内に入り、ピット内に設けられたピット安全スイッチ12をカットする(S23)。ピット安全スイッチ12がカットされると、エレベータの運行が運行休止モードに切り替わる。
なおここで、戸開中にピット安全スイッチ12をカットするのは、一旦乗場ドアが戸閉すると、未だ保守運行モード中であることから最下階での乗場呼び登録によりエレベータの運行が開始する可能性があるため、乗場ドアが戸開状態のままで、運行を制限している状態で、ピット安全スイッチ12をカットし、エレベータの運行を完全に休止させる運行休止モードに切り替えてから、乗場ドアを戸閉させるためである。
次に、保守員はピット安全スイッチ12をカットした後、最下階乗場ドアを戸閉し、最下階乗場ドアスイッチ11をオンさせる(S24)。この状態になると、エレベータの運行は完全に休止しているので、保守員はピット内にて安全に保守作業を行うことができる。
ピット内にて保守作業が終了すると、保守員はまず、最下階乗場ドアを戸開し、最下階乗場ドアスイッチ11をオフさせる(S25)。そして、最下階乗場ドアスイッチ11がオフしている間に、ピット安全スイッチ12をオンさせて、運行休止モードから保守運行モードに切り替える(S26)。保守運行モード中は、最下階の乗場呼びに応答してしまうことになるが、この場合は、最下階乗場スイッチ11がオフしているため、エレベータが運行することはない。
そして、ピット安全スイッチ12をオンさせた後、保守員はそのまま最下階乗場ドア戸開状態中に、ピット内から最下階乗場に移動する。そして、最下階乗場に移動した後、保守員は最下階乗場ドアを戸閉し、乗場ドア安全スイッチ11をオンさせて保守作業を終了する(S27)。
保守運行モード中に最下階乗場ドアが戸閉し、最下階乗場ドアスイッチ11がオンしたことを判定部10が判定した場合、判定部10は、以上のステップ21(S21)からステップ27(S27)までの手順が正常に行われたかどうかを判定する(S28)。本実施形態では、上述の通り、ステップ21(S21)からステップ27(S27)までの手順が正常に行われているため、判定部10は、ステップ21(S21)からステップ27(S27)までの手順が正常に行われたことを判定し(S28のYES)、運行制御部1は保守運行モードから通常運行モードに切り替える(S29)。
一方、ステップ21(S21)からステップ27(S27)までの手順が正常に行われない場合、すなわち、上記手順に関係なく最下階乗場ドアスイッチ11がオンする場合も考えられる。このような場合、判定部10がステップ21(S21)からステップ27(S27)までの手順が正常に行われなかったと判定し(S28のNO)、運行制御部1は運行休止モードもしくは保守運行モードを維持する(S30)。
以上のように、本実施形態によれば、ピット内で保守作業を行う際に、容易に保守運転モードと通常運転モードの切り替えができ、保守員の作業時間を短縮できるエレベータの運行制御を行うことができる。さらに、通常モードに切り替える際に、より安全に運行休止モードから保守運行モードへの切り替え、保守運行モードから通常運行モードへの切り替えを行うことが可能となる。
1…運行制御部
2…乗場操作盤
2a…乗場呼び登録部
2b…乗場表示部
3…乗りかご
4…テールコード
5…巻上機
6…かご位置検出部
7…かご内操作盤
7a…かご内行先階登録部
7b…かご内表示部
8…かご内点検スイッチ
9…かご位置データ変換部
10…判定部
11…最下階乗場ドアスイッチ
12…ピット安全スイッチ
2…乗場操作盤
2a…乗場呼び登録部
2b…乗場表示部
3…乗りかご
4…テールコード
5…巻上機
6…かご位置検出部
7…かご内操作盤
7a…かご内行先階登録部
7b…かご内表示部
8…かご内点検スイッチ
9…かご位置データ変換部
10…判定部
11…最下階乗場ドアスイッチ
12…ピット安全スイッチ
Claims (3)
- 昇降路内を昇降する乗りかごと、
第1の運行モードと、前記第1の運行モードよりも運行が制限される第2の運行モードとにより前記乗りかごの運行を行う運行制御部と、
乗場に設けられ、乗場呼びを登録する乗場呼び登録部と、
前記乗りかご内に設けられ、かご呼びを登録するかご内行先階登録部と、
前記乗りかごに設けられ前記第1の運行モードと前記第2の運行モードの切り替えを行う点検スイッチと、
を備え、
前記運行制御部は、前記第2の運行モードにより前記乗りかごの運行が行われている場合においてかご呼びがなされた場合、前記乗りかごを前記かご呼びにより指定された指定階に移動させ、その後、最下階にて乗場呼びがなされた場合、前記乗りかごを前記最下階に移動させることを特徴とするエレベータ。 - 前記乗りかご内の荷重を検出する荷重検出装置をさらに備え、
前記運行制御部は、前記第2の運行モードにより前記乗りかごの運行が行われている場合になされる前記かご呼びの際に、前記荷重検出装置から入力される荷重により前記乗りかご内に乗客がいないと判定した場合、前記乗りかごを前記指定階に移動させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。 - 昇降路内を昇降する乗りかごと、
第1の運行モードと、前記第1の運行モードよりも運行が制限される第2の運行モードとにより前記乗りかごの運行を行う運行制御部と、
乗場に設けられ、乗場呼びを登録する乗場呼び登録部と、
前記乗りかご内に設けられ、かご呼びを登録するかご内行先階登録部と、
前記乗りかごに設けられ前記第1の運行モードと前記第2の運行モードの切り替えを行う点検スイッチと、
前記乗場に設けられた乗場ドアの開閉状態を検出する乗場ドアスイッチと、
前記昇降路内のピット内に設けられ前記第2の運行モードと前記乗りかごの運行を休止させる第3の運行モードとの切り替えを行うピット安全スイッチと、
を備え、
前記運行制御部は、前記乗場呼び登録部からの情報、前記かご内行先階登録部からの情報、前記点検スイッチからの情報、前記乗場ドアスイッチから情報及び前記ピット安全スイッチからの情報に基づき、前記第1の運行モードから前記第2の運行モードへの切り替えおよび前記第2の運行モードと前記第3の運行モードとの切り替え手順が正常に行われたことを判断した場合に、前記第2の運行モードから前記第1の運行モードに切り替え、かつ前記第2の運行モードと前記第3の運行モードとの切り替えは前記乗場ドアスイッチからの検出信号により前記乗場ドアが開状態にある場合に行われることを特徴とするエレベータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010264635A JP2012111630A (ja) | 2010-11-29 | 2010-11-29 | エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010264635A JP2012111630A (ja) | 2010-11-29 | 2010-11-29 | エレベータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012111630A true JP2012111630A (ja) | 2012-06-14 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010264635A Pending JP2012111630A (ja) | 2010-11-29 | 2010-11-29 | エレベータ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2012111630A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016188140A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | フジテック株式会社 | エレベータの制御システム |
JP6081559B1 (ja) * | 2015-12-04 | 2017-02-15 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータのピット点検運転用安全装置 |
-
2010
- 2010-11-29 JP JP2010264635A patent/JP2012111630A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016188140A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | フジテック株式会社 | エレベータの制御システム |
JP6081559B1 (ja) * | 2015-12-04 | 2017-02-15 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータのピット点検運転用安全装置 |
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