JP5558845B2 - エレベータの省電力制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータの状態に応じて各機器に対する電力供給を遮断して省電力化を図るエレベータの省電力制御システムに関する。
従来、エレベータの運行需要が少ない場合に、ビル管理者などが手動にてエレベータ(乗りかご)の運転を休止させ、電力消費を抑えている。また、複数台のエレベータを有する群管理システムの場合には、エレベータの運行台数を減らすなどして省電力運転に切り換えている。しかし、エレベータの運転を休止したとしても、表示装置などのエレベータの各機器は通電状態にあるため、電力が無駄に消費される問題がある。
そこで、例えば特許文献1に開示されているように、エレベータの運行需要が少ない場合にエレベータの各機器に対する電力供給を遮断してスタンバイ状態にしておき、乗り場呼びボタンが操作されたときに、各機器のスタンバイ状態を解除して運転復帰する方法がある。
また、例えば特許文献2では、運転復帰のトリガとなる乗り場呼びボタンのみ電力供給状態を維持しておき、その他のすべての機器に対する電力供給を遮断する方法を開示している。
特開2005−162441号公報 特開2009−91132号公報
しかしながら、エレベータの各機器に対する電力供給を遮断すると、機器の種類によっては復帰に時間を要するため、直ぐには運転を再開することはできない。
特に、例えばドアユニットのように、他の機器に比べて復帰に時間を要する機器が電力遮断されていると、電力供給を再開しても、ドアが直ぐには開かないため、利用者が迷惑することになる。
本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、利用者に迷惑をかけることなく、各機器に対する電力供給を効率的に遮断して省電力化を図ることのできるエレベータの省電力システムを提供することを目的とする。
本発明は、電力供給を受けて動作する複数の機器を有するエレベータの省電力制御システムにおいて、上記各機器を電力遮断後の復帰に要する時間を条件にして複数のグループに分類したテーブルを記憶する記憶手段と、エレベータの利用状況を検出する利用状況検出手段と、この利用状況検出手段によってエレベータが利用されていない状況が検出されたときに、上記記憶手段に記憶されたテーブルを参照し、予め遮断対象外として設定された機器を除き、上記各機器に対する電力供給をグループ単位で段階的に遮断する電力供給制御手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、エレベータが利用されていない状況に応じて、各機器をグループ単位で段階的に電力遮断することにより、エレベータが利用されていない時間が短い場合には、できるだけ早く通常運転モードに戻して運転を再開でき、エレベータが利用されていない時間が長い場合には、電力遮断する機器を増やして省電力効果を上げることができる。これにより、利用者に迷惑をかけることなく、各機器に対する電力供給を効率的に遮断して省電力化を図ることができる。
図1は本発明の第1の実施形態に係るエレベータの省電力システムの全体構成を示す図である。 図2は同実施形態におけるエレベータの乗りかご内の構成を示す図である。 図3は同実施形態におけるエレベータ制御装置の構成を示すブロック図である。 図4は同実施形態におけるエレベータ制御装置に設けられた省電力管理用のテーブルの一例を示す図である。 図5は同実施形態におけるエレベータ制御装置の省電力時の処理動作を示すフローチャートである。 図6は同実施形態におけるエレベータ制御装置の省電力時の処理動作を示すフローチャートである。 図7は同実施形態におけるエレベータの乗場に設置された表示装置に表示されるメッセージの一例を示す図である。 図8は本発明の第2の実施形態に係るエレベータ制御装置の構成を示すブロック図である。 図9は同実施形態におけるエレベータ制御装置の省電力時の処理動作を示すフローチャートである。 図10は本発明の第3の実施形態に係るエレベータ制御装置の構成を示すブロック図である。 図11は同実施形態におけるエレベータ制御装置と監視センタとの構成を示すブロック図である。 図12は同実施形態におけるエレベータ制御装置のグループ構成の変更処理動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るエレベータの省電力システムの全体構成を示す図である。
本実施形態におけるエレベータの省電力システムは、エレベータ制御装置11と、ドライブ装置12と、モータ13とを備える。エレベータ制御装置11は、エレベータ全体の運転制御を行う装置であり、ここでは省電力を目的として各機器に対する電力供給制御を行う。なお、このエレベータ制御装置11の構成については、後に図3を用いて説明する。
ドライブ装置12は、コンバータ12aとインバータ12bを有し、エレベータ制御装置11の駆動指示に従ってモータ13の駆動に必要な電力を供給する。なお、コンバータ12aは、図示せぬ商用電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換するものである。インバータ12bは、コンバータ102から図示せぬ平滑コンデンサを介して与えられた直流電圧をPWM(Pulse Width Modulation)制御により任意の周波数、電圧値の交流電圧に変換し、これを駆動電力としてモータ13に供給する。
モータ13は、巻上機14の回転軸に連結され、ドライブ装置12からの電力供給によって回転駆動する。巻上機14にはロープ15が巻回されており、そのロープ15の一端にはカウンタウェイト16、他端には乗りかご17が連結されている。これにより、モータ13の回転に伴い、巻上機14に巻回されたロープ15を介してカウンタウェイト16と乗りかご17がつるべ式に昇降動作する。
乗りかご17には、各階床に到着したときに図示せぬ乗場ドアと係合して開閉動作するかごドア18が設けられている。また、この乗りかご17には、かごドア18の戸閉動作を制御するためのドアユニット21、かごドア18が開いた状態で走行することを防止するための安全装置22、かご内の積載荷重を検知するための荷重センサ23などが設けられている。これらは伝送ケーブル24を介してエレベータ制御装置11と電気的に接続されている。
図2は同実施形態におけるエレベータの乗りかご17内の構成を示す図である。
乗りかご17内には、出入り口にかごドア18が開閉自在に設けられて、そのかごドア18の隣には表示装置32と操作パネル31が設けられている。
表示装置32は、LCD(Liquid Crystal Display)などからなり、乗りかご17の現在位置(階床数)や運転方向の表示、あるいは、何らかのメッセージを表示するために用いられる。操作パネル31には、行先階指定ボタン31a、戸開ボタン31b、戸閉ボタン31cなどの操作ボタンが設けられている。また、乗りかご17の天井面には、室内を照らす照明機器33や空調用のファン34が設置されている。
これらの機器類についても伝送ケーブル24を介してエレベータ制御装置11と電気的に接続されており、エレベータ制御装置11から必要な電力を受けて動作する。
一方、図1に示すように、各階床の乗場41a,41b,41c…には、それぞれに乗場呼びボタン42a,42b,42c…と、表示装置43a,43b,43c…と、人感センサ44a,44b,44c…とが設けられている。
乗場呼びボタン42a,42b,42c…は、具体的には上方向または下方向の行先方向を指定するための方向ボタンからなる。利用者が乗場呼びボタン42a,42b,42c…のいずれかを押下すると、「乗場呼び」と呼ばれる信号がエレベータ制御装置11に与えられる。エレベータ制御装置11では、この乗場呼びの信号を受け取ると、乗りかご17を該当する階床(乗場呼びボタンが押下された階床)に応答させる。
なお、上記乗りかご17内に設けられた行先階指定ボタン31aが押下された場合には、「かご呼び」と呼ばれる信号がエレベータ制御装置11に与えられる。エレベータ制御装置11では、このかご呼びの信号を受け取ると、乗りかご17を該当する階床(行先階指定ボタンによって指定された行先階)に移動させる。
表示装置43a,43b,43c…は、LCD(Liquid Crystal Display)などからなり、乗りかご17の現在位置(階床数)や運転方向の表示、あるいは、何らかのメッセージを表示するために用いられる。
人感センサ44a,44b,44c…は、乗場41a,41b,41c…に来た利用者を赤外線などの方式により検知する。
これらの機器類は、伝送ケーブル25を介してエレベータ制御装置11と電気的に接続されており、エレベータ制御装置11から必要な電力を受けて動作する。
図3は同実施形態におけるエレベータ制御装置11の構成を示すブロック図である。
エレベータ制御装置11は、制御部51と記憶部52からなる。制御部51には、本発明の省電力システムを実現するための構成要素として、利用状況検出部51a、電力供給制御部51bを備える。
利用状況検出部51aは、エレベータの利用状況を検出する。「エレベータの利用状況」とは、利用者がエレベータを利用している状況のことであり、後述する方法によって検出される。
電力供給制御部51bは、エレベータが利用されていない状況が検出されたときに、後述する省電力管理用のテーブル52aを参照し、予め遮断対象外として設定された機器を除き、各機器に対する電力供給をグループ単位で段階的に遮断する。
記憶部52は、制御部51の処理に必要な各種のデータを記憶しており、ここでは省電力管理用のテーブル52aを有する。この省電力管理用のテーブル52aは、エレベータの各機器を省電力時に電力供給を遮断しない機器と遮断する機器に分け、さらに、電力遮断する機器については、電力遮断後の復帰に要する時間を条件にして複数のグループに分類したテーブルである。
図4に省電力管理用のテーブル52aの一例を示す。
この例では、A,B,C,Dの4つのグループに分けられ、Aグループは常時ONつまり省電力時に電力供給を遮断しない機器を対象としたグループである。Aグループの機器としては、入力装置やセンサ類などがある。
入力装置は、具体的には乗りかご17内に設置された操作パネル31の各ボタン31a,31b,31cや、各階床の乗場41a,41b,41c…に設置された乗場呼びボタン42a,42b,42c…などである。これらは、利用者が来たときに直ぐに反応しなければならないため、常にON状態にある。
センサ類には、各階床の乗場41a,41b,41c…に設置された人感センサ44a,44b,44c…や荷重センサ23の他、図示せぬ地震感知器や監視カメラなども含まれる。このようなセンサ類も、常にON状態にある。
これに対し、B,C,Dのグループは省電力時に電力供給を遮断する機器を対象としている。このうち、Bグループは、電力遮断状態から直ぐに復帰可能な機器を対象としたグループである。このBグループの機器としては、乗りかご17内に設置された表示装置32や、各階床の乗場41a,41b,41c…に設置された表示装置43a,43b,43c…などがある。また、乗りかご17内の照明機器33や空調用のファン34もBグループである。
C,Dグループは、上記Bグループの機器に比べて復帰に時間がかかる機器を対象としたグループである。例えば、上記Bグループの機器の復帰時間が1秒以内であれば、C,Dグループの機器は復帰に1秒以上かかるものである。
Cグループの機器としては、ドライブ装置12内のコンバータ12aやインバータ12bなどがある。コンバータ12aやインバータ12bは、電力を供給しても動作可能な状態になるまでには時間を要する。
Dグループは、上記Cグループと同様に復帰に時間がかかる機器であるが、その中でも早期に必要とする機器を対象としたグループである。つまり、Cグループは、復帰に時間がかかり、かつ、早期に必要としない機器を対象としているのに対し、Dグループは、復帰に時間がかかり、かつ、早期に必要とする機器を対象としている。なお、「早期に必要とする」とは、利用者が来て直ぐに動作する必要があることを意味する。
このDグループの機器としては、ドアユニット21や安全装置22などがある。ドアユニット21がOFFしていると、利用者がボタン操作しても、かごドア18が開閉しないため、早く復帰させる必要がある。また、安全装置22はかごドア18が開いた状態での運転を防止する機器である。したがって、この安全装置22についてもドアユニット21と連動させて早く復帰させる必要がある。
次に、同実施形態の動作について説明する。
図5および図6は同実施形態におけるエレベータ制御装置11の省電力時の処理動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートで示される処理は、コンピュータであるエレベータ制御装置11が所定のプログラムを読み込むことにより実行される。
いま、エレベータが通常運転モードにあり、各機器のそれぞれに所要の電力が供給されているものとする。ここで、エレベータ制御装置11は、所定の時間t1(例えば、1分)の間、エレベータが利用されていない状況(つまり、利用者がいない状態)が続いたことを検出した場合に(ステップA11のYes)、通常運転モードから省電力モードに切り換える(ステップA12)。
「省電力モード」とは、エレベータが利用されている状況での無駄な電力消費を抑えるべく、一時的に運転を休止するモードである。そのとき、主電源自体はONの状態にある。この省電力モードのときに利用者が来た場合には、通常運転モードに切り換えられて通常の運転サービスが再開される。
なお、エレベータの利用状況は、例えば乗場呼びボタン42a,42b,42c…の操作状態から検出できる。すなわち、乗りかご17が任意の階で停止して待機状態になったときに、時間t1の間、乗場呼びボタン42a,42b,42c…のいずれもが押下されなかった場合には、エレベータが利用されていない状況であると判断する。
また、別の方法として、人感センサ44a,44b,44c…を用いることでも良い。すなわち、乗りかご17が任意の階で停止して待機状態になったときに、時間t1の間、人感センサ44a,44b,44c…のいずれも反応しなかった場合には、エレベータが利用されていない状況であると判断する。
また、別の方法として、乗りかご17の底部に設置された荷重センサ23を用いることでも良い。つまり、乗りかご17が任意の階で停止して待機状態になったときに、時間t1の間、荷重センサ23によって積載荷重が検知されなかった場合に、エレベータが利用されていない状況であると判断する。
このようにして、エレベータの利用状況に応じて通常運転モードから省電力モードに切り換えられると、エレベータ制御装置11は、記憶部52に設けられた省電力管理用のテーブル52aを参照して、まず、Aグループに属する機器の電力供給を維持した状態で(ステップA13)、Bグループに属する機器を遮断対象として選出し(ステップA14)、該当する機器の電力供給を遮断する(ステップA15)。
上述したように、Aグループに属する機器には、入力装置(かご内の操作ボタン31a,31b,31cや乗場呼びボタン42a,42b,42c…など)やセンサ類(人感センサ44a,44b,44c…や荷重センサ23など)などがある。これらの機器は直ぐに反応する必要がため、常にON状態にしておく。
また、Bグループに属する機器には、表示装置(かご内の表示装置32や乗場の表示装置43a,43b,43c…など)、照明機器33や空調用のファン34などがある。これらの機器は、電力供給を再開したときに直ぐに復帰できる特性を有する。
なお、各機器に対する電力供給の遮断は、例えば図示せぬ電源ユニットから各機器に繋がる電力供給ラインをスイッチ等により切り離すことで行う。
また、復帰のタイミングは、入力装置(かご内の操作ボタン31a,31b,31cや乗場呼びボタン42a,42b,42c…など)、あるいは、センサ類(人感センサ44a,44b,44c…や荷重センサ23など)が動作したときである。
すなわち、例えば利用者が乗場41aに来たとすると、その乗場41aに設置された操作ボタン42aの押下による乗場呼びが登録されたとき、あるいは、人感センサ44aによって利用者が検知されたときに(ステップA16のYes)、エレベータ制御装置11は、Bグループの機器に対する電力供給を再開して、通常運転モードに切り換える(ステップA17)。
このとき、Bグループ以外の機器はONしているため、Bグループの機器に対して電力供給するだけで、直ぐに通常運転モードに移行できる。また、Bグループの機器は復帰特性が良いため、電力供給を再開したときに直ぐに動作可能な状態となるので、利用者を待たせることもない。
一方、エレベータが利用されていない状況が所定の時間t2(例えば、5分)続いた場合には(ステップA18のYes)、エレベータ制御装置11は、上記Bグループに加え、Cグループに属する機器を遮断対象として選出し(ステップA19)、該当する機器の電力供給を遮断する(ステップA20)。
上述したように、Cグループに属する機器としては、ドライブ装置12内のコンバータ12aやインバータ12bなどである。これらの機器は、復帰に時間がかかる特性を有する。上記Bグループに加え、このCグループに属する機器を電力遮断することで、消費電力をさらに抑えることができる。
ここで、エレベータが利用されている状況が入力装置やセンサ類で検知されると(ステップA21のYes)、エレベータ制御装置11は、B,Cグループの機器に対する電力供給を再開して、通常運転モードに切り換える(ステップA22)。
このとき、Dグループの機器はONしている。Dグループの機器とは、ドアユニット21や安全装置22などである。したがって、ドアユニット21によってかごドア18の開閉動作は通常通り行われるので、利用者を待たせずに乗りかご17内に乗車させることができる。その際、戸開走行を防止するための安全装置22もONしているので、安全性も確保されている。
なお、Cグループの機器はコンバータ12aやインバータ12bなどであり、Bグループの機器に比べて復帰に時間がかかる。しかし、利用者が乗りかご17内に乗り込み、そして、行先階を指定するまでの間に多少の時間があるため、他の機器に比べてコンバータ12aやインバータ12bの復帰が遅れても、利用者を待たすことはない。
一方、エレベータが利用されていない状況がさらに続き、所定の時間t3(例えば、10分)が経過した場合には(ステップA23のYes)、エレベータ制御装置11は、上記B,Cグループに加え、Dグループに属する機器を遮断対象として選出し(ステップA20)、該当する機器の電力供給を遮断する(ステップA21)。
上述したように、Dグループに属する機器には、ドアユニット21や安全装置22などがある。これらの機器は早期使用性の高い機器であるため、最後に電力遮断することが好ましい。この時点で、従来方式と同様に、Aグループの機器を除く各機器のすべての電力供給が遮断された状態になる。
ここで、エレベータが利用されている状況が入力装置やセンサ類で検知されると(ステップA26のYes)、エレベータ制御装置11は、B,C,Dグループの機器に対する電力供給を再開して、通常運転モードに切り換える(ステップA27)。
この場合、すべての機器を復帰させる必要があるため、利用者を少し待たせることになる。そこで、図7に示すように、各階床の乗場41a,41b,41c…に設置された表示装置43a,43b,43c…に、例えば「省電力モードを解除します。しばらくお待ち下さい。」といったようなメッセージを表示して、利用者に状況を説明するようにしてもよい。当然のことながら、このメッセージは、表示装置43a,43b,43c…が復帰したときに表示されることになる。
なお、フローチャート上で処理がエンドに到達した後、実際にはスタートに戻って同様の処理が繰り返させる。その際、上記ステップA26において、利用なしでエンドに進んだ場合には、B,C,Dグループの全ての機器がOFF状態にあるので、上記ステップA17では、Bグループの機器だけでなく、C,Dグループの機器を含めて電力復帰を行うことになる。
このように、通常運転モードから省電力モードに切り換えたときに、すべての機器を一括して電力遮断するではなく、エレベータが利用されていない状況に応じて、各機器をグループ単位で段階的に電力遮断する。これにより、エレベータが利用されていない時間が短い場合には、できるだけ早く通常運転モードに戻して運転を再開することができる。一方、エレベータが利用されていない時間が長い場合には、電力遮断する機器を増やして省電力効果を上げることができる。その際、ドアユニット21や安全装置22などの早期必要性の高い機器については最後に電力遮断することで、利用者に迷惑をかけず、また、安全性を確保して省電力化を図ることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、夜間の時間帯になったときにグループ構成を変更するようにしたものである。
図8は本発明の第2の実施形態に係るエレベータ制御装置11の構成を示すブロック図である。なお、上記第1の実施形態における図3の構成と同じ部分には同一符号を付して、その説明は省略するものとする。
第2の実施形態において、エレベータ制御装置11の制御部51には、グループ構成変更部51cが設けられている。このグループ構成変更部51cは、予め指定された時間帯になったときに、省電力管理用のテーブル52aに予め設定された各機器のグループ構成を当該時間帯用に変更する。
次に、第2の実施形態の動作について説明する。
図9は第2の実施形態におけるエレベータ制御装置11の省電力時の処理動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートで示される処理は、コンピュータであるエレベータ制御装置11が所定のプログラムを読み込むことにより実行される。
今、例えば0時〜6時までの時間帯を夜間の時間帯として、そのときにグループ構成を変更する場合を想定して説明する。
エレベータが利用されていない状況が続き、通常運転モードから省電力モードに切り換えた場合において、エレベータ制御装置11は、まず、現在の時間帯が予め指定された夜間の時間帯であるか否かを判断する(ステップB11)。
夜間の時間帯以外であった場合には(ステップB11のNo)、エレベータ制御装置11は、記憶部52に設けられた省電力管理用のテーブル52aを参照し、Aグループの機器を除く、B〜Dグループの各機器に対する電力供給をグループ単位で段階的に遮断する(ステップB12)。
すなわち、上記第1の実施形態で説明したように、時間t1経過でBグループ→時間t2経過でB+Cグループ→時間t3経過でB+C+Dグループといったように、エレベータが利用されていない時間に応じて各機器に対する電力供給をグループ単位で段階的に遮断していく。
一方、夜間の時間帯であった場合(ステップB11のYes)、エレベータ制御装置11は、省電力管理用のテーブル52aに設定されている各機器のグループ構成を夜間時間帯用に変更する(ステップB13)。
例えば、図4に示した省電力管理用のテーブル52aの例において、BグループとCグループを纏めて、「Aグループ」,「B+Cグループ」,「Dグループ」といった3つのグループ構成に変更する。これは、一般的に夜間の時間帯では利用者が少ないため、省電力を優先して、早めに各機器を電力遮断するためである。
このようにして、夜間の時間帯にグループ構成を変更すると、エレベータ制御装置11は、その変更後のグループ構成に従って、各機器に対する電力供給を段階的に遮断する(ステップB14)。
この場合、「Aグループ」,「B+Cグループ」,「Dグループ」といった3つのグループ構成に変更されていたとすると、時間t1経過した時点で、B+Cグループの2グループの機器が電力遮断されることになる。これにより、Bグループのみを電力遮断するよりも消費電力を抑えることができる。また、エレベータ利用がない状況が続いて、時間t2経過したときには、Dグループの機器が電力遮断される。つまり、この時点でAグループを除く各機器のすべてが電力遮断されることになる。
このように、夜間など、エレベータの利用者が少ない時間帯になったときに、各グループの機器を通常の時間帯よりも早く電力遮断することにより、無駄な電力消費を早い時期に抑えて省電力化を図ることができる。
なお、グループ構成を変更する時間帯は1つに限らず、複数の時間帯を指定しおき、それぞれの時間帯にグループ構成を変更して省電力化を図るようにしても良い。この場合、どのようにグループ構成を変更するのかは、そのときの時間帯のエレベータ環境を考慮して適宜決めておくものとする。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
上記第2の実施形態では、予め指定された時間帯で各機器のグループ構成を自動変更するものとしたが、第3の実施形態では、外部からの変更指示により各機器のグループ構成を変更するようにしたものである。
図10は本発明の第3の実施形態に係るエレベータ制御装置11の構成を示すブロック図である。なお、上記第2の実施形態における図8の構成と同じ部分には同一符号を付して、その説明は省略するものとする。
第3の実施形態では、エレベータ制御装置11の制御部51に設けられたグループ構成変更部51cに、変更指示手段としてのスイッチ60と端末装置61が接続されている。スイッチ60は、エレベータの管理者が各機器のグループ構成を変更する場合に用いる。なお、スイッチ構成については特に限定されるものではなく、省電力管理用のテーブル52aに予め設定された各機器のグループ構成を任意に変更できるものであれば、どのような構成であってもよい。
端末装置61は、エレベータの保守員が保守ツールとして携帯するものであり、保守点検に必要な各種の機能を備えている。この端末装置61をエレベータ制御装置11の制御部51に接続した状態で、端末装置61から変更指示を送ることにより、省電力管理用のテーブル52aに予め設定された各機器のグループ構成を任意に変更する。
また、別の方法として、図11に示すように、遠隔地に設置された監視センタ62からの遠隔操作によりグループ構成を変更することも可能である。
監視センタ62は、通信ネットワークを介してエレベータ制御装置11に接続されており、エレベータの運転状態を遠隔的に監視しているものである。エレベータ制御装置11には、この監視センタ62と通信するための通信装置63が組み込まれており、この通信装置63を介して監視センタ62からの変更指示を受信することで、省電力管理用のテーブル52aに予め設定された各機器のグループ構成を任意に変更する。
次に、第3の実施形態の動作について説明する。
図12は第3の実施形態におけるエレベータ制御装置11のグループ構成の変更処理動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートで示される処理は、コンピュータであるエレベータ制御装置11が所定のプログラムを読み込むことにより実行される。
上述したスイッチ60、端末装置61、監視センタ62のいずれから変更指示があると(ステップC11のYes)、エレベータ制御装置11は、その変更指示に従って省電力管理用のテーブル52aに予め設定された各機器のグループ構成を変更する(ステップC12)。このグループ構成の変更には、例えばBグループとCグループを纏めるなどのグループ数の変更、例えばBグループの機器をCグループに組み替えるなどの変更を含む。
グループ構成を変更すると、エレベータ制御装置11は、その変更内容をテーブル52aに記憶(更新)する(ステップC13)。これにより、以後、変更後のテーブル52aを用いて各機器に対する電力供給が制御されることになる。
このように、外部から任意に各機器のグループ構成を変更することができるので、例えばエレベータ環境が変わり、早めに電力遮断したい機器が増えた場合などでも直ぐに対応することができる。
なお、図4に示したグループ構成は一例であり、本発明はこのグループ構成に限定されるものではない。また、各グループに属する機器についても、図4の例に限るものではない。
要するに、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…エレベータ制御装置、12…ドライブ装置、12a…コンバータ、12b…インバータ、13…モータ、14…巻上機、15…ロープ、16…カウンタウェイト、17…乗りかご、18…かごドア、21…ドアユニット、22…安全装置、23…荷重センサ、24…伝送ケーブル、25…伝送ケーブル、31…操作パネル、31a…行先階指定ボタン、31b…戸開ボタン、31c…戸閉ボタン、32…表示装置、33…照明機器、34…空調用のファン、41a,41b,41c…乗場、42a,42b,42c……乗場呼びボタン、43a,43b,43c…表示装置、51…制御部、52…記憶部、51a…利用状況検出部、51b…電力供給制御部、51c…グループ構成変更部、60…スイッチ、61…端末装置、62…監視センタ、63…監視センタ。

Claims (9)

  1. 電力供給を受けて動作する複数の機器を有するエレベータの省電力制御システムにおいて、
    上記各機器を電力遮断後の復帰に要する時間を条件にして複数のグループに分類したテーブルを記憶する記憶手段と、
    エレベータの利用状況を検出する利用状況検出手段と、
    この利用状況検出手段によってエレベータが利用されていない状況が検出されたときに、上記記憶手段に記憶されたテーブルを参照し、予め遮断対象外として設定された機器を除き、上記各機器に対する電力供給をグループ単位で段階的に遮断する電力供給制御手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータの省電力制御システム。
  2. 上記電力供給制御手段は、
    上記各機器のいずれかの機器が電力遮断されている状態で、上記遮断対象外として設定された機器が動作したときに、当該機器に対する電力供給を再開して動作可能な状態に復帰させることを特徴とする請求項1記載のエレベータの省電力制御システム。
  3. 上記遮断対象外として設定された機器は、少なくとも乗場に設置された呼びボタンを含み、
    上記電力供給制御手段は、
    上記各機器のいずれかの機器が電力遮断されている状態で、上記呼びボタンが操作されたときに、当該機器に対する電力供給を再開して動作可能な状態に復帰させることを特徴とする請求項2記載のエレベータの省電力制御システム。
  4. 上記テーブルには、電力遮断状態から直ぐに復帰可能な機器を対象とした第1のグループと、この第1のグループの機器に比べて復帰に時間がかかる機器を対象とした第2のグループとが設定されており、
    上記電力供給制御手段は、
    エレベータが利用されていない状況が第1の時間続いている場合に、まず、上記第1のグループに属する機器の電力供給を遮断し、同状況が上記第1の時間より長い第2の時間続いている場合に、上記第2のグループに属する機器の電力供給を遮断することを特徴とする請求項1記載のエレベータの省電力制御システム。
  5. 上記テーブルには、上記第2のグループの中で早期に必要としない機器を対象とした第3のグループと、この第3のグループに比べて早期に必要とする機器を対象とした第4のグループが設定されており、
    上記電力供給制御手段は、
    エレベータが利用されていない状況が第1の時間続いている場合に、まず、上記第1のグループに属する機器の電力供給を遮断し、同状況が上記第1の時間より長い第2の時間続いている場合に、上記第2のグループの中で上記第3のグループに属する機器の電力供給を遮断し、同状況が上記第2の時間より長い第3の時間続いている場合に、上記第4のグループに属する機器の電力供給を遮断することを特徴とする請求項4記載のエレベータの省電力制御システム。
  6. 上記テーブルに設定された上記各機器のグループ構成を変更するグループ構成変更手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータの省電力制御システム。
  7. 上記グループ構成変更手段は、予め設定された時間帯になったときに、上記各機器のグループ構成を変更することを特徴とする請求項6記載のエレベータの省電力制御システム。
  8. 上記時間帯として、エレベータの利用者が少ない時間帯が設定されており、
    上記グループ構成変更手段は、
    上記時間帯になったときに、上記各機器を通常の時間帯よりも早く電力遮断するように上記各機器のグループ構成を変更することを特徴とする請求項記載のエレベータの省電力制御システム。
  9. 上記テーブルに設定されたグループ構成の変更指示を行う変更指示手段を備え、
    上記グループ構成変更手段は、
    上記変更指示手段による変更指示に従って、上記各機器のグループ構成を変更することを特徴とする請求項6記載のエレベータの省電力制御システム。
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