JP2010163221A - エレベータ及びエレベータの制御方法 - Google Patents

エレベータ及びエレベータの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】新たにパーキング運転装置といった乗りかごを特定階へ移動させる手段を設けることなく、既存の特定階移動手段を用いて簡易、確実に乗りかごを避難階へと避難させることのできるエレベータ及びエレベータの制御方法を提供する。
【解決手段】乗客が乗る乗りかご2と、乗りかご2を特定階に移動させる指示を出す特定階移動手段5と、特定階移動手段5からの入力回数に基づいて乗りかごを特定階にまで移動させる制御部7とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、エレベータ及びエレベータの制御方法に関する。
例えば、台風や洪水によってエレベータが設置された建物への雨水等の浸水が生じた場合に、エレベータに設けられているパーキング運転装置を用いて乗りかごを特定階にまで移動させ、その階床に乗りかごを止めておく。このような運転を行うことによって、台風等による雨水等が昇降路内に落下し乗りかご上に設置された機器を浸水させたり、或いは、乗りかごが洪水の水に浸かることを避けることができる。
このパーキング運転装置は、例えば、以下の特許文献1に開示されているように各階に設けられたり、或いは、特許文献2に開示されているように基準階にのみ設けられる。
また、特許文献2において、基準階にのみパーキング運転装置を設置したのは、以下の理由からである。すなわち、特許文献1に示されるように各階にパーキング運転装置を設置しその操作をした階床に乗りかごを休止させることとすると、その操作は必ず休止階において行わなければならない。従って、例えば、乗りかごを最上階に休止させた場合には操作後に操作者は階段で移動しなければならず、特に何基ものエレベータが設置されている場合には操作者の負担が大きくなってしまうためである。
特開平3−18071号公報 特開平7−277611号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、乗りかごを避難階に移動させるために各階にパーキング運転装置を設置しなければならず、その設置費用、或いは改造費用が嵩むという不都合がある。また、上述したように避難階へ乗りかごを避難(移動)させるためには、操作者が避難階まで出向いた上でその階に乗りかごを避難停止させ、自分は階段で降りてこなければならず、手間がかかる。
また、特許文献2に記載された発明では、基準階にのみパーキング運転装置を設けているので上記特許文献1のような不都合はないものの、乗りかごを避難階に移動させるためには一旦乗りかごを基準階へと呼び寄せなければならない。一般的に基準階は1階に設けられていることが多く、台風等の災害の際には基準階へ乗りかごを呼び寄せることができないことも予想される。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、新たにパーキング運転装置といった乗りかごを特定階へ移動させる手段を設けることなく、既存の特定階移動手段を用いて簡易、確実に乗りかごを避難階へと避難させることのできるエレベータ及びエレベータの制御方法を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、エレベータにおいて、乗客が乗る乗りかごと、乗りかごを特定階に移動させる指示を出す特定階移動手段と、特定階移動手段からの入力回数に基づいて乗りかごを特定階にまで移動させる制御部とを備える。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、エレベータの制御方法において、特定階移動手段への入力の有無を判断するステップと、特定階移動手段からの入力が通常運転の指示であるか否かを判断するステップと、特定階移動手段からの入力が通常運転の指示ではない場合に、特定階移動手段への入力回数により乗りかごを避難階へと移動させるか、休止階へ移動させるかを判断するステップと、判断に基づいて、避難階、或いは休止階へ乗りかごを移動させるステップとを備える。
本発明の実施の形態に係る第3の特徴は、エレベータの制御方法において、第1の特定階移動手段からの入力に基づいて乗りかごが特定階へと移動した後に、第2の特定階移動手段への入力の有無を判断するステップと、判断時における第1の特定階移動手段からの入力に基づくエレベータの状態を確認するステップと、第2の特定階移動手段に付与されている優先度を確認するステップと、第2の特定階移動手段と第1の特定階移動手段との優先度を比較するステップと、第2の特定階移動手段の優先度が第1の特定階移動手段の優先度よりも高い場合に、さらに第2の特定階移動手段からの入力が避難階への移動指示であるか否かを判断するステップと、第2の特定階移動手段からの入力が避難階への移動指示である場合には、その指示に基づいて乗りかごを避難階へ移動させるステップと、第2の特定階移動手段からの入力が休止階への移動指示である場合には、その指示を受け付けずに第1の特定階移動手段からの入力に基づくエレベータの状態としておくステップとを備える。
本発明の実施の形態に係る第4の特徴は、エレベータの制御方法において、第1の特定階移動手段からの入力に基づいて乗りかごが避難階へと移動した後に、第2の特定階移動手段への入力の有無を判断するステップと、第2の特定階移動手段からの入力が通常運転の指示であるか否かを判断するステップと、第2の特定階移動手段からの入力が通常運転の指示である場合に、ピットの浸水検知手段の確認を行うステップと、浸水検知手段の確認によって、ピットが浸水状態にあるか否かを判断するステップと、ピットが浸水状態であると判断された場合に、さらにピットが冠水状態にあるか否かを判断するステップと、ピットが浸水状態であると判断された場合には、乗りかごに対してピット浸水管制運転を行うステップと、ピットが冠水状態であると判断された場合には、現在のエレベータの状態を維持し、第1の特定階移動手段からの入力に基づく乗りかごの避難階停止を行うステップとを備える。
本発明によれば、新たにパーキング運転装置といった乗りかごを特定階へ移動させる手段を設けることなく、既存の特定階移動手段を用いて簡易、確実に乗りかごを避難階へと避難させることのできるエレベータ及びエレベータの制御方法を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるエレベータの全体構成を示す全体図である。 本発明の実施の形態に係る制御部の内部構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるエレベータの制御方法の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるエレベータの制御方法の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるエレベータの全体構成を示す全体図である。 第3の実施の形態におけるエレベータの制御方法の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の、及び後述する第2の実施の形態におけるエレベータの全体構成を示す全体図である。エレベータ1は、ワイヤーロープRの一端に乗りかご2が、また、ワイヤーロープRの他端には釣り合い重りWが連結されている。また、ワイヤーロープRは巻上機Mのシーブに巻き掛けられている。この巻上機MがワイヤーロープRを巻き上げたり降ろしたりすることで昇降路内を乗りかご2と釣り合い重りWとが昇降し、指定された階床Fに止まる。
なお、図1では階床Fは3階分しか示されていないが、階床Fは何階分設けられていても良い。また、一番下の階床Fは便宜上このエレベータ1が設置されている建物の基準となる階床(基準階)F1とする。
乗りかご2内には、エレベータドア側壁面にエレベータ操作盤3が設けられている。このエレベータ操作盤3には乗客が所望の行き先階へ行くために押す行き先階ボタンやエレベータドアの開閉を行うための開閉ボタン、乗りかご2を基準階F1に移動させるホームランディングスイッチ等が設けられている。
また、基準階F1を含む各階床Fには、乗りかご2を呼ぶための乗場呼びボタンを備える乗場呼び操作盤4が設けられている。
基準階F1の乗場呼び操作盤4の下には、エレベータ1を通常運転、或いは、特定階へと移動させる運転を行うための特定階移動手段5が設けられている。この特定階移動手段5は、基準階F1にのみ設けられている。従って、特定階移動手段5を操作する操作者は、特定階移動手段5を操作するために基準階である基準階F1以外の階床に出向く必要はなく、基準階F1に設けられた特定階移動手段5を操作すれば足りる。
特定階移動手段5は、例えば、パーキング運転スイッチ、ホームランディングスイッチ、或いは、エレベータ1に対する遠隔操作を行う際に使用されるスイッチ等、これらスイッチを操作するだけで乗りかご2を特定階へと移動させることのできる手段であればどのようなものであっても良い。このうち、パーキング運転スイッチは、深夜等、エレベータが利用されない時間帯に基準階へと乗りかごを停止させておくスイッチである。また、ホームランディングスイッチは、直近のかご呼びに応答した後、予め定められた時間新たなかご呼び登録がされなかった場合に無方向待機状態となった乗りかごを基準階へ移動させ戸閉状態で待機させるためのスイッチである。遠隔操作スイッチは、例えば通信ネットワークを介してエレベータから遠隔の場所からエレベータの操作を行うことのできるスイッチであり、特に操作者等が避難した後にエレベータの操作を行う際に威力を発揮する。
また、特定階移動手段5はもともと各エレベータ1に設けられている、例として挙げた既存のスイッチであり、新たにエレベータ1に取り付けたものではない。エレベータには様々なスイッチが設けられているが、中でもパーキング運転スイッチやホームランディングスイッチといった乗りかごを特定階へ移動させる機能を有するスイッチを利用する。
なお、以下、「特定階」と表わした場合には、パーキング運転スイッチやホームランディングスイッチが元来持つ機能を発揮させる場合に乗りかごを移動させる「基準階」、及び台風等の雨水等から乗りかごを避難させる階床である「避難階」のいずれも含むものとする。そして、それぞれの機能に従って、「基準階」或いは「避難階」と表わす。
乗りかご2内、乗場呼び操作盤4、或いは、遠隔操作スイッチの場合にはその操作盤には、エレベータ1が通常運転ではなく特定階へ移動する運転を行っていることを報知する報知手段6が設けられている。特に、通常運転モードから特定階へ移動する運転モードへと切り替わったことを操作者に報知する。この報知手段6の例としては、例えば、音声による案内を行うスピーカや画面、或いは、単にランプが点滅(フリッカー)する装置等が考えられる。
但し、特定階移動手段5の操作者、或いは乗客に対して乗りかご2を特定階へ移動する運転を行っている旨を知らせることができるものであればどのような形態のものであっても良い。また、図1に示すエレベータ1では、報知手段6は乗場呼び操作盤4、乗りかご2の壁面にそれぞれ設けられているが、どの位置に設けられていても良い。
エレベータ操作盤3、乗場呼び操作盤4、或いは特定階移動手段5からの操作指示は、制御部7に送信され、その指示に基づいて例えば、駆動部8を介して巻上機Mを制御する。これによって乗りかご2の昇降路内における運転が制御される。その他、ここでは特に説明しないが、エレベータ1に関する制御は全てこの制御部7によって行われる。
図2は、制御部7の内部構成を示すブロック図である。制御部7は、例えば特定階移動手段5からの入力を受信する受信手段7aと、例えば特定階移動手段5からの入力開始からの時間を計測する計時手段7bと、特定階移動手段5からの入力回数を計測する計数手段7cと、特定階移動手段5からの入力指示に基づいて乗りかご2を基準階、或いは避難階へと移動させるための判断を行い乗りかご2の特定階への移動を指示する判断・指示手段7dと、指示内容を巻上機Mに対して等に送信する送信手段7eとから構成される。
なお、以下では、エレベータ1の運転制御をエレベータの運転制御プログラムを利用することによって行う例を挙げて説明を行う。運転制御プログラムを利用する場合は、図示しない記憶手段や、或いは制御部7とは別体として存在するリムーバブルディスクに格納されているプログラムが図示しないCPUに読み込まれ実行されることにより、エレベータ運転制御手段が制御部7に実装されることになる。図2に示すブロック図は、この実装されたエレベータ運転制御手段を表わしたものである。また、エレベータの運転制御プログラムを利用せず、例えばエレベータの運転制御を行う回路等を組みこの制御部7内にエレベータ運転制御手段として独自に設けて運転制御を行っても良く、いずれの態様であっても構わない。
次に、第1の実施の形態におけるエレベータ1の制御方法について、図3のフローチャートを用いつつ制御部7内部の各手段の働きをも併せて説明する。
エレベータ1の制御方法は、まず特定階移動手段5への入力の有無が判断される(ST1)。すなわち、特定階移動手段5が操作されるとその信号は、受信手段7aを介して判断・指示手段7dに送信される。特定階移動手段5が操作されない場合には、その状態で待機する。
例えば、特定階移動手段5が一般的なパーキング運転スイッチである場合には、通常「運転」と「休止」との2つのスイッチが設けられている。通常運転が行われる際には「運転」側へスイッチが回された状態になる。一方、例えば、1日の運転が終了し、基準階に乗りかご2を休止させる場合には、「休止」側へとスイッチが入りこの操作により乗りかご2は基準階に止まった状態となる。以下、特定階移動手段5はパーキング運転スイッチである場合を例に挙げて説明を進める。
特定階移動手段5への入力があった場合に(ST1のYes)、次にその入力による指示が通常運転を行う旨であるか否かが判断される(ST2)。この入力による指示が通常運転を行う旨である場合(パーキング運転スイッチが「運転」側へ回された場合)には(ST2のYes)、判断・指示手段7dはこの指示に基づいてエレベータ1に対して通常運転を行うようにエレベータ1を制御する(ST3)。
一方、特定階移動手段5への入力が通常運転を行うようにとの指示ではなかった場合(パーキング運転スイッチが「休止」側へ回された場合)(ST2のNo)には、さらに所定時間内に所定回数、特定階移動手段5が「休止」側へ回されたかを判断する(ST4)。ここで、所定時間は、特定階移動手段5を操作する操作者が特定階移動手段5を操作する時間であり、その時間は例えば、5秒というように任意に設定することができる。設定された時間は、判断・指示手段7d内に記憶される。なお、ここでは特に記憶手段を独立して設けず判断・指示手段7d内に記憶させる形態を採用しているが、制御部7内に独立して記憶手段を設け、この記憶手段に記憶させることとしても良い。
また、判断・指示手段7d内には、特定階移動手段5が「休止」側へ回された回数、すなわち、エレベータ1を休止運転させる指示を行った回数に応じてエレベータ1をどのように制御するかについての情報も記憶されている。第1の実施の形態におけるエレベータの制御方法においては、例えば、1回特定階移動手段5が「休止」側へ回された場合にはパーキング運転の制御を行い、乗りかご2を基準階へと移動させる。また、操作者によって2回、特定階移動手段5が「休止」側へ回された場合(「休止」のスイッチが2回ONになった場合)には、乗りかご2を避難階へと移動させる制御を行う。
ここで基準階は、本発明の実施の形態においては階床F1としているが、どの階床Fを基準階とするかは任意であり、基準階の情報も判断・指示手段7d内に記憶されている。また、避難階についてもエレベータ1が設置されている建物等の状況に応じて任意の階床Fを避難階と設定することが可能であり、この情報も判断・指示手段7d内に記憶されている。
所定時間内に、例えば、2回特定階移動手段5が「休止」側へ回された場合には(ST4のYes)、判断・指示手段7dは、この入力は乗りかご2を避難階へと移動させるために操作者に特定階移動手段5を操作されたものと判断する。ここで、特定階移動手段5を2回「休止」側へ回す、ということは、もともと「運転」側にある特定階移動手段5を「休止」→「運転」→「休止」というように操作することをいう。
このような入力があった場合は、判断・指示手段7dは「避難運転モード」として乗りかご2を運転制御するように送信手段7eを介して駆動部8等に指示を出す。上述したように避難階は任意に設定することができるが、例えばエレベータ1が設置されている建物の最上階へと乗りかご2を移動させるように制御する。
詳しくは、まずエレベータ1の運転モードが「通常運転モード」から「避難運転モード」へと切り替わったことを操作者に報知するべく、報知手段に指示を出す(ST5)。報知手段は、それぞれの機能に従って、例えば音声によって運転モードが切り替わったことを報知する。
その上で、乗りかご2が避難階へと昇降路内を上昇していく間に例えば、エレベータ操作盤3或いは、乗場呼び操作盤4を介して入力された「呼び」に応答する(ST6)。これは、既に乗りかご2内に乗っている乗客や乗りかご2が避難階へ移動する際の進行方向に向けて移動したい乗客の便宜を図るためである。避難階へと到着すると(ST7)、乗りかご2は、内部の乗客をその避難階にて降ろすために予め設定された時間のみエレベータドアを開く戸開動作を行う(ST8)。
その上で、新規の呼び登録受付を禁止し(ST9)、避難階において乗りかご2を止めて、エレベータ1の運転を停止する(ST10)。
一方、所定時間内に、例えば、1回特定階移動手段5が「休止」側へ回された場合には、予め定められた所定回数、特定階移動手段5を操作したことにはならないので(ST4のNo)、判断・指示手段7dは、この入力は避難運転モードではなく、パーキング運転スイッチ本来の乗りかご2を休止階へと移動させるために操作されたものと判断する。ここで、特定階移動手段5を1回「休止」側へ回す、ということは、もともと「運転」側にある特定階移動手段5を「運転」側から「休止」側へ1回回す操作を行うことをいう。
そこで、判断・指示手段7dは「休止運転モード」として乗りかご2を運転制御するように送信手段7eを介して駆動部8等に指示を出す。上述したように基準階は任意に設定することができるが、例えばエレベータ1が設置されている建物の1階(基準階F1)へと乗りかご2を移動させるように制御する。
詳しくは、エレベータ1の運転モードが「通常運転モード」から「休止運転モード」へと切り替わったことを操作者に報知するべく、報知手段に指示を出す(ST11)。報知手段は、それぞれの機能に従って、例えば音声によって運転モードが切り替わったことを報知する。
その上で、第1の実施の形態においては基準階F1を1階と規定されているので、乗りかご2が基準階へと昇降路内を下降していく間に例えば、エレベータ操作盤3或いは、乗場呼び操作盤4を介して入力された「呼び」に応答する(ST12)。これは、既に乗りかご2内に乗っている乗客や乗りかご2が基準階へ移動する際の進行方向に向けて移動したい乗客の便宜を図るためである。基準階へと着床すると(ST13)、乗りかご2は、内部の乗客をその基準階にて降ろすために予め設定された時間のみエレベータドアを開く戸開動作を行う(ST14)。
その上で、新規の呼び登録受付を禁止し(ST15)、基準階において乗りかご2を止め、エレベータ1の運転を停止する(ST16)。
以上のようなエレベータの構成及び運転制御方法を採用することによって、新たにパーキング運転装置といった乗りかごを特定階へ移動させる手段を設けることなく、既存の特定階移動手段を用いて簡易、確実に乗りかごを避難階へと避難させることのできるエレベータ及びエレベータの制御方法を提供することができる。
特にエレベータ運転制御プログラムを利用することによって、特定階移動手段を新たに設ける必要はなく、既存の特定階移動手段からの入力をもってエレベータの運転制御を行うことができる。
(第2の実施の形態)
次に本発明における第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
第2の実施の形態においては、特定階移動手段5が複数設けられている場合に、いずれの特定階移動手段5の入力に従ってエレベータの運転制御を行うか、という制御方法の例である。このため、第2の実施の形態における特定階移動手段5にはそれぞれ「優先度」が付与されている。以下、図4のフローチャートを利用しつつ説明する。
なお、前提として、2種類の特定階移動手段5が設けられているものとする。いずれの特定階移動手段5であっても良いが、第2の実施の形態においては第1の特定階移動手段としてパーキング運転スイッチ5aが、第2の特定階移動手段として遠隔操作によって制御部7へと指示を出す遠隔操作スイッチ5bが選択されている。また、パーキング運転スイッチ5aへの入力によって、既に乗りかご2は避難階に停止しているものとする。
まず、特定階移動手段5、ここではパーキング運転スイッチ5a以外の特定階移動手段5(遠隔操作スイッチ5b)への入力がなされたか否かが判断される(ST21)。すなわち、通常その入力を受け付けている第1の特定階移動手段ではなく、第2の特定階移動手段からの入力が行われたか否かが判断される。判断・指示手段7dは、遠隔操作スイッチ5bからの入力を受信しない場合(第2の特定階移動手段からの入力がない場合)には(ST21のNo)、パーキング運転スイッチ5aによる乗りかご2の避難階停止の状態を維持する。
遠隔操作スイッチ5bからの入力があった場合には(ST21のYes)、判断・指示手段7dは現在のエレベータ1の状態を確認する(ST22)。上述したように、第2の実施の形態においては、第1の特定階移動手段であるパーキング運転スイッチ5aの指示によって乗りかご2は避難階に停止した状態にある。また、併せてこの状態を作出させた特定階移動手段(第1の特定階移動手段であるパーキング運転スイッチ5a)の優先度も確認する。
次に、新たにエレベータ1に対して運転制御を指示してきた第2の特定階移動手段である遠隔操作スイッチ5bに付与されている優先度を確認する(ST23)。上述したように、各特定階移動手段5に対しては予め優先度が付与されており、低い優先度が付与されている特定階移動手段は、より高い優先度が付与されている特定階移動手段からの指示に対抗することはできず、エレベータ1は高い優先度が付与されている特定階移動手段からの指示に従うことになる。
そこで、現在のエレベータ1の状態を作出した第1の特定階移動手段(パーキング運転スイッチ)5aに付与されている優先度と新たに入力があった第2の特定階移動手段5b(遠隔操作スイッチ)の優先度を比較する(ST24)。判断・指示手段7dが比較の結果、第2の特定階移動手段5bの優先度が第1の特定階移動手段5aの優先度よりも低い(高くない)と判断した場合には(ST24のNo)、第1の特定階移動手段5aからの指示通り現在のエレベータ1の状態を維持する(ST25)。ここでは、乗りかご2は避難階に停止した状態である。
一方、第2の特定階移動手段5bの優先度が第1の特定階移動手段5aの優先度よりも高いと判断された場合には(ST24のYes)、さらにその第2の特定階移動手段5bからの指示は避難階への移動指示であるか否かが判断される(ST26)。例えば、第2の特定階移動手段5bからの入力信号が乗りかご2の基準階への移動であった場合には(ST26のNo)、雨水等によりエレベータ1が浸水する危険性を回避する点を重視して、現在のエレベータ1の状態、すなわち避難階に乗りかご2を停止させたままとする(ST25)。
なお、ここではこのような運転制御方法を採用したが、安全を確認するステップを経てあくまでも優先度の高い第2の特定階移動手段5bからの指示に従う、といったエレベータの運転制御方法を採用することも可能である。
上述したように、第2の実施の形態においては、第1の特定階移動手段5aが乗りかご2を避難階へと移動させその位置で停止している状態を前提としたが、これまでのエレベータの運転制御方法の説明により乗りかご2はいずれにしてもより安全な避難階に停止することができる。一方、第1の特定階移動手段5aが乗りかご2を基準階F1に停止させる指示を出していた場合には、これまでの運転制御方法では乗りかご2は避難階へは移動しない。
そこで、再度現在のエレベータ1の状態を確認する。具体的には、乗りかご2が避難階に停止しているか否かである(ST27)。乗りかご2が避難階に停止していれば(ST27のYes)、第1の特定階移動手段5aからの入力指示と重複した指示を第2の特定階移動手段5bが出したことになるため、この場合は特に乗りかご2を移動させる必要はなく、現在のエレベータ1の状態を維持する(ST25)。
さらに、ステップ27において乗りかご2が避難階に停止していないと判断された場合には(ST27のNo)、第2の特定階移動手段5bによる避難階への移動指示に従って乗りかご2を避難階へと移動させる。
この場合は、判断・指示手段7dは「避難運転モード」として乗りかご2を運転制御するように送信手段7eを介して駆動部8等に指示を出す。まず、判断・指示手段7dが報知手段6に「避難運転モード」にて運転モードへと切り替わったことを報知させる(ST28)。乗りかご2が避難階へと昇降路内を上昇していく間に例えば、エレベータ操作盤3或いは、乗場呼び操作盤4を介して入力された「呼び」に応答する(ST29)。避難階へと着床すると(ST30)、乗りかご2は、予め設定された時間のみエレベータドアを開く戸開動作を行う(ST31)。第2の実施の形態においては原則として乗りかご2内には乗客は乗っていないと考えられるが、例えば、第2の特定階移動手段5bがホームランディングスイッチであった場合は、乗りかご2内部において操作者がホームランディングスイッチを操作している。従ってその操作者をその避難階にて降ろすために一旦戸開動が行われる。
その上で、新規の呼び登録受付を禁止し(ST32)、避難階において乗りかご2を止めて、エレベータ1の運転を停止する(ST33)。
以上のようなエレベータの構成及び運転制御方法を採用することによって、新たにパーキング運転装置といった乗りかごを特定階へ移動させる手段を設けることなく、既存の特定階移動手段を用いて簡易、確実に乗りかごを避難階へと避難させることのできるエレベータ及びエレベータの制御方法を提供することができる。
特にエレベータ運転制御プログラムを利用することによって、特定階移動手段を新たに設ける必要はなく、既存の特定階移動手段からの入力をもってエレベータの運転制御を行うことができる。
なお、上述した第2の実施の形態においては、「優先度」を特定階移動手段5ごとに付与していたが、この「優先度」を複数の特定階移動手段5ではなく乗りかごの行き先である特定階(基準階や避難階)に付与することも可能である。
(第3の実施の形態)
次に本発明における第3の実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態において、上述の第1、或いは第2の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
第3の実施の形態においては、上述した第1或いは、第2の実施の形態において説明したエレベータの制御方法にピット浸水管制運転を付加した制御方法を説明する。
図5は、第3の実施の形態におけるエレベータの全体構成を示す全体図である。このエレベータ10において乗りかご2が移動する昇降路内の最下階より下に、図示しない緩衝器等を備えるピット11が設けられている。なおこのピット11は、上述した第1或いは、第2の実施の形態における全体構成を示す図1には示されていないが、エレベータ1には備えられていないわけではなく図示を省略したたけであり、実際にはエレベータ1にもピット11が設けられている。
このピット11には、ピット浸水管制運転を行うための浸水検知手段12が設けられている。ピット浸水管制運転とは、台風等の災害によりピット内に雨水等が入って浸水状態となった場合に、例えば乗りかごを最下階まで昇降させず、特定の階以上の階の間においてのみエレベータ運転を行う運転方法である。ここでピット11内が浸水状態にあるか否かを判断するには、例えば、ピット11内に溜まった雨水等の量を検出する浸水検知手段12を用い、この浸水検知手段12の検出結果からピット11内の状態が把握される。
第3の実施の形態におけるエレベータ10の運転制御方法について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。なお、前提として既に乗りかご2に対しては第1の特定階移動手段からの入力に従って避難運転についての制御が制御部7によって行われ、乗りかご2は避難階に停止した状態にあることとする。
まず第2の特定階移動手段への入力の有無が判断・指示手段7dによって判断される(ST31)。第2の特定階移動手段への入力がないと判断された場合には(ST31のNo)、そのまま、すなわち、乗りかご2が避難階に停止させておいた状態のまま待機する。
判断・指示手段7dが第2の特定階移動手段への入力があったと判断した場合には(ST31のYes)、さらにその指示が通常運転への移行を示す指示であるか否かを判断する(ST32)。通常運転への移行を示す指示でない場合には(ST32のNo)、避難階へ避難して停止している乗りかご2をその位置にそのまま留め置くといった、避難運転モードにある現在のエレベータの状態を維持する(ST33)。
一方、通常運転への移行を示す指示である場合には(ST32のYes)、判断・指示手段7dはさらにピット11内に設けられている浸水検知手段12の状態を確認する(ST34)。浸水検知手段12は、例えば、「浸水」と「冠水」の2種類の状態を把握するための雨水の量を検出することができる。なお、ここで「浸水」とは、エレベータ10が設置されている建物に台風等による雨水等が侵入してきた状態を、また、「冠水」とは、例えば緩衝器等、ピット11内に設置されているエレベータ10を構成する機器が侵入してきた雨水等を被る状態を表わす。従って、ピット11内の雨水等の量は、「浸水」よりも「冠水」の方が多い。
判断・指示手段7dが浸水検知手段12を確認し、ピット11内の雨水等の量から浸水しているか否かを判断する(ST35)。その結果、ピット11内は浸水していないと判断できた場合には(ST35のNo)、指示通り避難運転モードを解除し通常運転を開始する(ST36)。実際に通常運転を開始する前には、避難運転モードから通常運転モードへと切り替わったことを操作者等に報知するべく、判断・指示手段7dから報知手段6へと指示が出される(ST37)。
浸水検知手段12を確認した結果、ピット11内が浸水状態であると判断された場合には(ST35のYes)、さらにピット11内が冠水状態にあるか否かを判断する(ST38)。判断・指示手段7dは浸水検知手段12からの情報を基に、ピット11内が冠水状態にあるか否かを判断した結果、冠水状態にまでは至っていない、と判断した場合には(ST38のNo)、上述したピット浸水管制運転を行う(ST39)。ピット浸水管制運転が開始される前には、避難運転モードからピット浸水管制運転モードへと切り替わったことを操作者等に報知するべく、判断・指示手段7dから報知手段6へと指示が出される(ST40)。
一方、ピット11内が冠水状態にあると判断された場合には(ST38のYes)、乗りかご2を昇降させず、避難階に停止させたままという状態を維持する制御を行う(ST41)。
以上のような制御を行うことで、新たにパーキング運転装置といった乗りかごを特定階へ移動させる手段を設けることなく、既存の特定階移動手段を用いて簡易、確実に乗りかごを避難階へと避難させることのできるエレベータ及びエレベータの制御方法を提供することができる。
特に避難運転モードから通常運転モードへと移行する際に、新たにピット浸水管制運転を行うか否かの判断を行うこととすることで、浸水状態にあるピット内に乗りかごを入れ乗りかごに浸水させるといった、二次被害を確実に回避することができる。
なお、この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 エレベータ
2 乗りかご
3 エレベータ操作盤
4 乗場呼び操作盤
5 特定階移動手段
6 報知手段
7 制御部
7a 受信手段
7b 計時手段
7c 計数手段
7d 判断・指示手段
7e 送信手段
8 駆動部
10 エレベータ
11 ピット
12 浸水検知手段
F 階床
F1 基準階
M 巻上機
R ワイヤロープ
W 釣り合い重り

Claims (8)

  1. 乗客が乗る乗りかごと、
    前記乗りかごを特定階に移動させる指示を出す特定階移動手段と、
    前記特定階移動手段からの入力回数に基づいて前記乗りかごを特定階にまで移動させる制御部と、
    を備えることを特徴とするエレベータ。
  2. 前記特定階移動手段は、パーキングスイッチ、ホームランディングスイッチまたは、遠隔スイッチの少なくともいずれか1つであることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記制御部は、前記特定階移動手段からの入力回数を計数する計数手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータ。
  4. 前記エレベータにはさらに、通常運転から特定階移動運転へと運転切り替えがなされたことを知らせる報知手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のエレベータ。
  5. 前記エレベータにはさらに、前記エレベータが設置されている建物の浸水状態を判断する浸水検知手段をピット内に備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のエレベータ。
  6. 特定階移動手段への入力の有無を判断するステップと、
    前記特定階移動手段からの入力が通常運転の指示であるか否かを判断するステップと、
    前記特定階移動手段からの入力が通常運転の指示ではない場合に、前記特定階移動手段への入力回数により乗りかごを避難階へと移動させるか、休止階へ移動させるかを判断するステップと、
    前記判断に基づいて、避難階、或いは休止階へ前記乗りかごを移動させるステップと、
    を備えることを特徴とするエレベータの制御方法。
  7. 第1の特定階移動手段からの入力に基づいて乗りかごが特定階へと移動した後に、第2の特定階移動手段への入力の有無を判断するステップと、
    前記判断時における第1の特定階移動手段からの入力に基づくエレベータの状態を確認するステップと、
    前記第2の特定階移動手段に付与されている優先度を確認するステップと、
    前記第2の特定階移動手段と前記第1の特定階移動手段との優先度を比較するステップと、
    前記第2の特定階移動手段の優先度が前記第1の特定階移動手段の優先度よりも高い場合に、さらに前記第2の特定階移動手段からの入力が避難階への移動指示であるか否かを判断するステップと、
    前記第2の特定階移動手段からの入力が避難階への移動指示である場合には、その指示に基づいて前記乗りかごを避難階へ移動させるステップと、
    前記第2の特定階移動手段からの入力が休止階への移動指示である場合には、その指示を受け付けずに前記第1の特定階移動手段からの入力に基づくエレベータの状態としておくステップと、
    を備えることを特徴とするエレベータの制御方法。
  8. 第1の特定階移動手段からの入力に基づいて乗りかごが避難階へと移動した後に、第2の特定階移動手段への入力の有無を判断するステップと、
    前記第2の特定階移動手段からの入力が通常運転の指示であるか否かを判断するステップと、
    前記第2の特定階移動手段からの入力が通常運転の指示である場合に、ピットの浸水検知手段の確認を行うステップと、
    前記浸水検知手段の確認によって、前記ピットが浸水状態にあるか否かを判断するステップと、
    前記ピットが浸水状態であると判断された場合に、さらに前記ピットが冠水状態にあるか否かを判断するステップと、
    前記ピットが浸水状態であると判断された場合には、乗りかごに対してピット浸水管制運転を行うステップと、
    前記ピットが冠水状態であると判断された場合には、現在のエレベータの状態を維持し、前記第1の特定階移動手段からの入力に基づく前記乗りかごの避難階停止を行うステップと、
    を備えることを特徴とするエレベータの制御方法。
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