JP6313493B1 - 非常用マシンルームレスエレベータ、及び非常用マシンルームレスエレベータの運転方法 - Google Patents

非常用マシンルームレスエレベータ、及び非常用マシンルームレスエレベータの運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 消火活動中に放水等により乗場点検装置が浸水した場合にあっても、エレベータの運転に影響を与えることがなく、消防運転を継続する。【解決手段】 エレベータが設置された建屋の昇降路4の底部側に設置されたメインシーブ6を駆動するメインモータ8と、建屋の最上階フロアレベルよりも上の昇降路4内に設置されたサブシーブ10を駆動するサブモータ12と、メインモータ8を運転制御するメインモータ制御部20と、サブモータ12を運転制御するサブモータ制御部22と、を備え、メインモータ制御部20は、通常運転時には、メインモータ8を使用して乗りかご13の運転を実行し、サブモータ制御部22は、非常運転時には、メインモータ20を停止させ、サブモータ12のみによって乗りかご13の運転を実行する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、非常用マシンルームレスエレベータ、及び非常用マシンルームレスエレベータの運転方法に関する。
通常、所定高さ以上の建築物では、非常用エレベータの設置が義務付けられている。非常用エレベータは、通常時は一般のエレベータとして使用されるが、火災発生時には消火活動に利用される。このため、乗りかごサイズや規格等に様々な規定がされている。特に、従来の非常用エレベータは、機械室を有する場合にのみ認められていた。建築物の最上階に設けられた機械室に制御盤を設置することで、消火時における放水から制御盤が濡れるのを防止して制御盤内部の電子機器を保護している。
最近、建築基準法施行令の一部改正により、機械室を有しないエレベータ(以下、「マシンルームレスエレベータ」と称する)を非常用エレベータとして適用することが可能となった。
特開2012−180136号公報
ところで、マシンルームレスエレベータには、昇降路の最下部に巻上機用のモータを設置したエレベータシステムがある。
しかし、マシンルームレスエレベータを非常用エレベータとして使用する場合、消火活動において、昇降路の最下部に設置された巻上機用のモータが放水により濡れてしまい故障が発生するという不具合が生じる可能性がある。
上記事情に鑑み本発明の実施形態は、消火活動中に放水等により巻上機用のモータが浸水した場合にあっても、エレベータの運転に影響を与えることがなく、非常運転を継続することができる非常用マシンルームレスエレベータ、及び非常用マシンルームレスエレベータの運転方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための第1の態様は、エレベータが設置された建屋の昇降路の底部側に設置されたメインシーブを駆動するメインモータと、前記建屋の最上階フロアレベルよりも上の昇降路内に設置されたサブシーブを駆動するサブモータと、前記メインモータを運転制御するメインモータ制御部と、前記サブモータを運転制御するサブモータ制御部と、を備え、前記メインモータ制御部は、通常運転時には、前記メインモータを使用して乗りかごの運転を実行し、前記サブモータ制御部は、非常運転時には、前記メインモータを停止させ、前記サブモータによって乗りかごの運転を実行する非常用マシンルームレスエレベータである。
第2の態様は、エレベータが設置された建屋の昇降路の底部側に設置されたメインシーブを駆動するメインモータと、前記建屋の最上階フロアレベルよりも上の昇降路内に設置されたサブシーブを駆動するサブモータと、前記メインモータを運転制御するメインモータ制御部と、前記サブモータを運転制御するサブモータ制御部と、前記メインモータの近傍又は前記メインモータ制御部の近傍における昇降路底部側に設置された浸水センサとを備え、前記メインモータ制御部は、通常運転時には、前記メインモータを使用して乗りかごの運転を実行し、前記サブモータ制御部は、非常運転時には、前記浸水センサにより浸水が検出されるまでは、メインモータによる非常運転を実行させ、前記浸水センサによって浸水が検出された場合には、前記メインモータを停止させて前記サブモータによる非常運転に移行する非常用マシンルームレスエレベータである。
第3の態様は、エレベータが設置された建屋の昇降路の底部側に設置されたメインシーブを駆動するメインモータと、前記建屋の最上階フロアレベルよりも上の昇降路内に設置されたサブシーブを駆動するサブモータと、前記メインモータを運転制御するメインモータ制御部と、前記サブモータを制御するサブモータ制御部と、を備え、前記メインモータ制御部及び前記サブモータ制御部は、通常運転時には、前記メインモータと前記サブモータとを同時に使用して乗りかごの運転を実行し、前記サブモータ制御部は、非常運転時には、前記メインモータを停止させ、前記サブモータのみによって乗りかごの運転を実行する非常用マシンルームレスエレベータである。
第4の態様は、エレベータが設置された建屋の昇降路の底部側に設置されたメインシーブを駆動するメインモータと、前記建屋の最上階フロアレベルよりも上の昇降路内に設置されたサブシーブを駆動するサブモータと、前記メインモータを運転制御するメインモータ制御部と、前記サブモータを制御するサブモータ制御部と、前記メインモータの近傍又は前記メインモータ制御部の近傍における昇降路底部側に設置された浸水センサとを備え、前記メインモータ制御部及び前記サブモータ制御部は、通常運転時には、前記メインモータと前記サブモータとを同時に使用して乗りかごの運転を実行し、前記サブモータ制御部は、非常運転時には、前記浸水センサによって浸水が検出されるまでは、メインモータ及びサブモータによる非常運転を実行し、前記浸水センサによって浸水が検出された場合には、前記メインモータを停止させ、前記サブモータのみの非常運転に移行する非常用マシンルームレスエレベータである。
実施形態に係る非常用マシンルームレスエレベータの構成を示すブロック図。 第1実施形態に係る非常用マシンルームレスエレベータの動作を説明するフローチャート。 第2実施形態に係る非常用マシンルームレスエレベータの動作を説明するフローチャート。 第3実施形態に係る非常用マシンルームレスエレベータの動作を説明するフローチャート。 第4実施形態に係る非常用マシンルームレスエレベータの動作を説明するフローチャート。
<第1実施形態>
図1は実施形態に係る非常用マシンルームレスエレベータの構成を示すブロック図、図2は第1実施形態の動作を説明するフローチャートである。なお、図1に示す構成は、以下に示す第1実施形態〜第4実施形態において共通である。
実施形態に係る非常用マシンルームレスエレベータ2は、エレベータが設置された建屋の昇降路4の底部側に設置されたメインシーブ6と、メインシーブ6を駆動するメインモータ8と、建屋の最上階フロアレベルよりも上の昇降路4内に設置されたサブシーブ10と、サブシーブ10を駆動するサブモータ12とを備えている。メインシーブ6とサブシーブ10との間には、乗りかご13を牽引するロープ14が懸架されており、ロープ14の他端側にはカウンタウエイト(C/W)15が取り付けられている。この非常用マシンルームレスエレベータ2は、メインモータ8により乗りかご13の通常運転を実行する(第1実施形態、第2実施形態)。また、この非常用マシンルームレスエレベータ2は、メインモータ8及びサブモータ12とが連動して乗りかご13の通常運転を実行する(第3実施形態、第4実施形態)。一方、この非常用マシンルームレスエレベータ2は、非常時には、メインモータ8を切り離して、サブモータ12のみによって乗りかご13の非常運転を実行する。
メインモータ8はメインモータ制御部20によって運転制御されている。メインモータ制御部20は、火災等が発生していない通常運転時においてメインモータ8の運転制御部として位置付けられており、例えば、メインモータ8近傍の昇降路4の壁面に設置されている。
サブモータ12はサブモータ制御部22によって運転制御されている。サブモータ制御部22は、非常運転制御部として位置づけられており、図2に示すように、運転制御部22aと、信号入力部22bとを備えている。
運転制御部22aは、メインモータ制御部20に対する運転信号、切替部24に対する切替信号、サブモータ12に対する非常運転速度指令等を出力する。
信号入力部22bは、建屋の非常運転信号(火災検出信号)、建屋のスプリンクラー信号、昇降路底部側に設置された浸水センサ25a,25bからの冠水信号、メインモータ8及びメインモータ制御部20に設置された異常検出センサ26a,26bからの異常検出信号、乗りかご内に設けられた復帰スイッチ28からの復帰信号等を入力する。
そして、サブモータ制御部22は、非常運転時にはメインモータ8及びサブモータ12とを連動させて乗りかごを運転制御する。また、浸水センサ25a,25bにより昇降路底部側への浸水が検出され、冠水信号が出力されると、切替部24に対して切替信号を出力して、メインシーブ6とメインモータ8とを切離し、サブモータ12のみによって乗りかご13の運転を実行する。
次に、第1実施形態の動作を図2のフローチャートに基づいて説明する。
火災等が発生していない通常時においては、メインモータ8による通常運転が実行されている(ST2)。通常運転の間、サブモータ制御部22は非常運転信号が入力されるか否かを監視している。火災が発生して非常運転信号がサブモータ制御部22の信号入力部22bに入力されると(ST4YES)、メインモータ8による非常運転が実行される(ST6)。非常運転では、乗りかごの運転速度が制限される。また、一次消防運転では乗場呼びが無効になる。二次消防運転では乗場の戸閉検出が無効となり、乗りかご13又は乗場の扉が閉まらない状態であっても走行可能になる。
非常運転中、サブモータ制御部22は浸水センサ25a,25bからの冠水信号の入力を監視している。消火活動の結果、昇降路底部側に消火で使用された水が溜まり、所定水位以上になり、浸水センサ25a,25bの何れかがONとなると、冠水信号がサブモータ制御部22の信号入力部22bに入力される(ST8YES)。これにより、運転制御部22aから切替部24に切替信号が出力される。切替部24は、メインモータ8に対する運転速度指令の出力を停止するとともに、ON状態にあるメインモータ8の電源を切る。また、サブモータ12をON状態にするとともに、サブモータ12に対して非常運転速度指令を出力する。これにより、サブモータ12のみによる非常運転が開始される(ST10)。
消火活動が終了し、乗りかご13内の復帰スイッチ28が操作された場合には(ST12YES)、メインモータ8による通常運転(ST2)に復帰する。
このように第1実施形態によれば、消火活動中に放水等によりメインモータ8が浸水した場合にあっても、エレベータの運転に影響を与えることがなく、サブモータ12による非常運転を継続することが可能になる。
<第2実施形態>
図3は第2実施形態の動作を説明するフローチャートである。なお、第2実施形態に係る非常用マシンルームレスエレベータの基本構成は図1と同様であるため、図1を援用して説明する。
図3に示すように、サブモータ制御部22では、ステップST14において、スプリンクラー信号の受信が監視されている。火災が発生し、信号入力部22bでスプリンクラー信号が受信されると、運転制御部22aから切替部24に切替信号が出力される。切替部24は、メインモータ8に対する通常運転速度指令の出力を停止するとともに、ON状態にあるメインモータ8の電源を切る。また、サブモータ12をON状態にするとともに、サブモータ12に対して非常運転速度指令を出力する。これにより、サブモータ12のみによる非常運転が開始される(ST10)。
消火活動が終了し、乗りかご13内の復帰スイッチ28が操作された場合には(ST12YES)、メインモータ8による通常運転(ST2)に復帰する。
これにより、サブモータ12のみによる非常運転が開始される(ST10)。
このように第2実施形態によれば、スプリンクラーが作動した時点でメインモータ8を切り離してサブモータ12による非常運転を継続することができるので、通常運転から非常運転への切替処理を迅速かつ適確に行うことができる。
<第3実施形態>
図4は第3実施形態の動作を説明するフローチャートである。なお、第3実施形態に係る非常用マシンルームレスエレベータの基本構成は図1と同様であるため、図1を援用して説明する。
第1実施形態及び第2実施形態において、通常運転時には、メインモータ8による運転を実行する。非常運転時においては、メインモータ8の浸水やメインモータ8が濡れるおそれがない状態ではメインモータ8による非常運転を実行し、浸水や濡れるおそれがある状態ではメインモータ8を停止してサブモータ12による運転を実行している。
第3実施形態では、通常運転時においてもメインモータ8とサブモータ12の両方により同期を取りつつ、エレベータを運転するようにしている。また、非常運転時においては、メインモータ8が浸水するおそれがない状態ではメインモータ8とサブモータ12の両方による非常運転を実行し、浸水や濡れるおそれがある状態ではメインモータ8を切り離してサブモータ12のみによる運転を実行している。
図4のフローチャートを用いて動作を説明する。火災等が発生していない通常時においては、メインモータ8及びサブモータ12により通常運転が実行されている(ST22)。通常運転の間、サブモータ制御部22は非常運転信号が入力されるか否かを監視している。火災が発生して非常運転信号がサブモータ制御部22の信号入力部22bに入力されると(ST24YES)、メインモータ8及びサブモータ12による非常運転が実行される(ST26)。
非常運転中、サブモータ制御部22は浸水センサ25a,25bからの冠水信号の入力を監視している。消火活動の結果、昇降路底部側に消火で使用された水が溜まり、所定水位以上になり、浸水センサ25a,25bの何れかがONとなると、冠水信号がサブモータ制御部22の信号入力部22bに入力される(ST28YES)。これにより、運転制御部22aから切替部24に切替信号が出力される。切替部24は、メインモータ8に対する通常運転速度指令の出力を停止する。また、ON状態にあるメインモータ8の電源を切る。これにより、サブモータ12のみによる非常運転が開始される(ST30)。
消火活動が終了し、乗りかご13内の復帰スイッチ28が操作された場合には(ST32YES)、メインモータ8、サブモータ12による通常運転(ST22)に復帰する。
このように第3実施形態によれば、メインモータ8が浸水するまでは通常運転と同様の非常運転を実行することが可能になる。また、通常運転時においてもメインモータ8とサブモータ12の両方を用いて乗りかご13を運転しているので、メインモータ8の容量(パワー)も通常のモータよりも小さく構成でき、その分、容積も小さいものを採用することができ、設置スペースを削減することができる。
<第4実施形態>
図5は第4実施形態の動作を説明するフローチャートである。なお、第3実施形態に係る非常用マシンルームレスエレベータの基本構成は図1と同様であるため、図1を援用して説明する。また、図4に示す第3実施形態と同様の処理ステップについては同一ステップ番号を付し、その説明も省略する。
第4実施形態では、昇降路底部側のメインモータ8の異常を検出する異常検出センサ26a及びメインモータ制御部20の異常を検出する異常検出センサ26bからの異常検出信号を監視し、異常が無い場合に限り通常運転を再開するように構成している。
メインモータ8の異常検出センサ26aとしては、メインモータ8の過電流検出センサ、絶縁状態が正常であるか否かを検出する絶縁計等で構成できる。また、メインモータ制御部の異常検出センサ26bとしては、メインモータ8に対する正常の出力がされるか否かを検出するもので、故障診断機能を含んでいる。
図5のフローチャートに示すように、復帰信号を受信後(ST34YES)、サブモータ制御部22の信号入力部22bは異常検出信号が有るか否かを監視する。異常検出センサ26a,26bの何れかから異常検出信号が出力されている場合(ST36YES)には、通常運転には移行せず、故障診断モードへ移行する(ST38)。故障診断モードでは、遠隔監視装置による自動故障診断が実行される。または、中央管理室や防災センタに対して異常検出された旨が通知され、専門の保守員による故障診断が実行される。
このように第4実施形態によれば、第3実施形態と同様の効果を奏するとともに、メインモータ8及びメインモータ制御部20が正常である場合に限り、正常運転に復帰するようにしたので、非常運転から通常運転への復帰を、より一層、確実かつ安全に実行させることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2:非常用マシンルームレスエレベータ、4:昇降路、6:メインシーブ、8:メインモータ、10:サブシーブ、12:サブモータ、13:乗りかご、14:ロープ、15:カウンタウエイト(C/W)、20:メインモータ制御部、22:サブモータ制御部、22a:運転制御部、22b:信号入力部、24:切替部、25a,25b:浸水センサ、26a,26b:異常検出センサ、28:復帰スイッチ。

Claims (8)

  1. エレベータが設置された建屋の昇降路の底部側に設置されたメインシーブを駆動するメインモータと、
    前記建屋の最上階フロアレベルよりも上の昇降路内に設置されたサブシーブを駆動するサブモータと、
    前記メインモータを運転制御するメインモータ制御部と、
    前記サブモータを運転制御するサブモータ制御部と、を備え、
    前記メインモータ制御部は、通常運転時には、前記メインモータを使用して乗りかごの運転を実行し、
    前記サブモータ制御部は、非常運転時には、前記メインモータを停止させ、前記サブモータによって乗りかごの運転を実行することを特徴とする非常用マシンルームレスエレベータ。
  2. エレベータが設置された建屋の昇降路の底部側に設置されたメインシーブを駆動するメインモータと、
    前記建屋の最上階フロアレベルよりも上の昇降路内に設置されたサブシーブを駆動するサブモータと、
    前記メインモータを運転制御するメインモータ制御部と、
    前記サブモータを運転制御するサブモータ制御部と、
    前記メインモータの近傍又は前記メインモータ制御部の近傍における昇降路底部側に設置された浸水センサとを備え、
    前記メインモータ制御部は、通常運転時には、前記メインモータを使用して乗りかごの運転を実行し、
    前記サブモータ制御部は、非常運転時には、前記浸水センサにより浸水が検出されるまでは、メインモータによる非常運転を実行させ、前記浸水センサによって浸水が検出された場合には、前記メインモータを停止させて前記サブモータによる非常運転に移行することを特徴とする非常用マシンルームレスエレベータ。
  3. エレベータが設置された建屋の昇降路の底部側に設置されたメインシーブを駆動するメインモータと、
    前記建屋の最上階フロアレベルよりも上の昇降路内に設置されたサブシーブを駆動するサブモータと、
    前記メインモータを運転制御するメインモータ制御部と、
    前記サブモータを制御するサブモータ制御部と、を備え、
    前記メインモータ制御部及び前記サブモータ制御部は、通常運転時には、前記メインモータと前記サブモータとを同時に使用して乗りかごの運転を実行し、
    前記サブモータ制御部は、非常運転時には、前記メインモータを停止させ、前記サブモータのみによって乗りかごの運転を実行することを特徴とする非常用マシンルームレスエレベータ。
  4. エレベータが設置された建屋の昇降路の底部側に設置されたメインシーブを駆動するメインモータと、
    前記建屋の最上階フロアレベルよりも上の昇降路内に設置されたサブシーブを駆動するサブモータと、
    前記メインモータを運転制御するメインモータ制御部と、
    前記サブモータを制御するサブモータ制御部と、
    前記メインモータの近傍又は前記メインモータ制御部の近傍における昇降路底部側に設置された浸水センサとを備え、
    前記メインモータ制御部及び前記サブモータ制御部は、通常運転時には、前記メインモータと前記サブモータとを同時に使用して乗りかごの運転を実行し、
    前記サブモータ制御部は、非常運転時には、前記浸水センサによって浸水が検出されるまでは、メインモータ及びサブモータによる非常運転を実行し、前記浸水センサによって浸水が検出された場合には、前記メインモータを停止させ、前記サブモータのみの非常運転に移行することを特徴とする非常用マシンルームレスエレベータ。
  5. 前記サブモータ制御部は、建屋の火災検出信号又はスプリンクラー信号の入力を監視し、何れかの信号の入力があると、通常運転から非常運転に移行することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の非常用マシンルームレスエレベータ。
  6. 前記メインモータ又は前記メインモータ制御部に異常検出センサを設置し、
    前記サブモータ制御部は、非常運転から通常運転に復帰する際、前記何れかの異常検出センサによって異常が検出された場合には、通常運転に移行せずに故障診断モードに移行することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の非常用マシンルームレスエレベータ。
  7. エレベータが設置された建屋の昇降路の底部側に設置されたメインシーブを駆動するメインモータと、前記建屋の最上階フロアレベルよりも上の昇降路内に設置されたサブシーブを駆動するサブモータとを備え、
    通常運転時には、前記メインモータと前記サブモータとを同時に使用して乗りかごの運転を実行し、
    非常運転時には、前記メインモータを停止して、前記サブモータのみによって乗りかごの運転を実行することを特徴とする非常用マシンルームレスエレベータの運転方法。
  8. エレベータが設置された建屋の昇降路の底部側に設置されたメインシーブを駆動するメインモータと、前記建屋の最上階フロアレベルよりも上の昇降路内に設置されたサブシーブを駆動するサブモータと、前記メインモータの近傍又は前記メインモータを制御するメインモータ制御部の近傍における昇降路底部側に設置された浸水センサとを備え、
    非常運転時において、前記浸水センサによって昇降路底部側の浸水が検出されるまでは、前記メインモータ及び前記サブモータによる非常運転を実行し、前記浸水センサによって浸水が検出された場合には、前記メインモータを停止させ、前記サブモータのみの非常運転に移行することを特徴とする非常用マシンルームレスエレベータの運転方法。
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